JP3040969B2 - フライパン揺動装置 - Google Patents

フライパン揺動装置

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JP3040969B2
JP3040969B2 JP9345430A JP34543097A JP3040969B2 JP 3040969 B2 JP3040969 B2 JP 3040969B2 JP 9345430 A JP9345430 A JP 9345430A JP 34543097 A JP34543097 A JP 34543097A JP 3040969 B2 JP3040969 B2 JP 3040969B2
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JP
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frying pan
swinging device
support shaft
spherical bearing
universal joint
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JP9345430A
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JPH11169301A (ja
Inventor
英文 渡部
Original Assignee
大英技研株式会社
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Publication date
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  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライパンをその
中央部を中心に円運動をするように揺動させて例えば薄
焼き玉子やクレープなどをつくるためのフライパン揺動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば薄焼き玉子やクレープなど
の作り方の一例を説明すると、図5に示すように、ガス
レンジなどで加熱したフライパンF上に溶き玉子や溶い
た小麦粉などの液状生地aを適量注入し、フライパンF
の把手Faを把持して手作業でフライパンFをその中央
部を中心に円運動をするように揺動させることにより、
液状生地aを円形に広げて作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような作り方で
は、フライパンFを持ち上げて揺動させる必要があるた
め、力作業となり、手首が腱鞘炎になりやすく、従業員
に過度の労力を強いることになる。また、フライパンF
をその中央部を中心に円運動をするように揺動させるの
に熟練を要し、アルバイト従業員などの素人では、フラ
イパンF上の液状生地aを円形に広げることが難しい。
【0004】本発明は、上記欠点に鑑み、例えば薄焼き
玉子やクレープなどを所望通りに簡単に作ることができ
るフライパン揺動装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を実施の形態に対応する図面に基づいて
説明すると、請求項1記載の発明は、ヒータ13付きフ
ライパンFの下面中央部に垂下固着した支軸6が機枠1
に球面揺転自在に保持された球面軸受7の挿通孔7aに
挿通支持されると共に、該支軸6の下端部が前記球面軸
受7の下方に該球面軸受7と同心状に配置した回転体3
の外周部に自在継手8を介して連結されていることを特
徴としている。
【0006】上記構成において、例えば薄焼き玉子やク
レープなどを作る場合には、ヒータ13により加熱した
フライパンF上に溶き玉子や溶いた小麦粉などの液状生
地aを適量注入し、回転体3を回転させればよい。これ
によって、回転体3に自在継手8を介して連結されてい
る支軸6が球面軸受7を中心に傾斜状態で旋回されるこ
とにより、該支軸6の上端に固着した前記フライパンF
が前記球面軸受7を中心とする一定の円軌道に沿って揺
動され、そのフライパンF上の液状生地aが円形に広げ
られて、薄焼き玉子やクレープなどを所望通りに作るこ
とができる。
【0007】この場合、フライパンFが支軸6を介して
機枠1及び回転体3に支持されているので、該フライパ
ンFを揺動の際に従来のように持ち上げる必要がなく、
従業員に過度の労力を強いることがない。また、前記回
転体3を回転させることにより、前記フライパンFが前
記支軸6を支持する球面軸受7を中心とする一定の円軌
道に沿って揺動されるので、そのフライパンF上に注入
された液状生地aを確実に円形に広げて、薄焼き玉子や
クレープなどを所望通りに作ることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記自在継手8が、前記回転体3にその径
方向に沿って位置変更可能に連結されていることを特徴
としている。
【0009】上記構成によれば、自在継手8の位置を回
転体3の径方向に沿って変更することにより、フライパ
ンF上に注入される液状生地aの性状に合わせて、その
フライパンFの揺動角度を自在に調節することができ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記ヒート13付きフライパンF
の上方に生地供給ホッパー2が配置されていることを特
徴としている。
【0011】上記構成によれば、生地供給ホッパー2か
らフライパンF上に液状生地aを適量ずつ供給すること
により、例えば薄焼き玉子やクレープなどを大きさをそ
えて量産することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、前記支軸6と機枠10
との間にばね31が張設されていることを特徴としてい
る。
【0013】上記構成によれば、支軸6と機枠10との
間に張設したばね31により、支軸6の伴回りを防止
し、フライパンFの揺動を円滑に行わせることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の実施の一形
態であるフライパン揺動装置を示すものであって、機枠
1の上部にフライパンFと該フライパンF上に溶き玉子
や溶いた小麦粉などの液状生地aを供給するための生地
供給ホッパー2とが設けられると共に、機枠1の下部に
回転円板(回転体)3を回転させる可変制御式駆動モー
タ4と制御ボックス5とが設けられ、前記フライパンF
の下面中央部に垂下固着した支軸6が回転円板3の上方
に同心状に配置した球面軸受7の挿通孔7aに挿通支持
されると共に、該支軸6の下端部が回転円板3の外周部
に自在継手8を介して連結されている。
【0015】前記機枠1は、脚部9aを備えた起立板9
を有し、該起立板9の一側面上端から側方に延びる支持
枠10に前記球面軸受7が球面揺転自在に保持されてい
る。
【0016】前記フライパンFは、上面中央部に凹部1
1aを形成したフライパン本体11と、該フライパン本
体11の下面開口部を塞ぐ底板12とを有し、フライパ
ン本体11内に電気ヒータ13が配線され、フライパン
本体11の側面に温度センサー14が設けられている。
なお、15,16は電気ヒータ13及び温度センサー1
4を制御ボックス5に接続する電気コードである。な
お、電気ヒータ13に代えてガスヒータを用いてもよ
い。
【0017】前記生地供給ホッパー2は、前記起立板9
の上部に上下方向に沿って所定間隔をおいて貫設された
複数の貫通孔17のうち、適当な貫通孔17に挿通した
ボルト18により起立板9の他側面に止着した連結片1
9から上方に延びる略L字状支持枠20の先端に固着さ
れて、フライパンFの凹部11aに対向して配置されて
おり、該ホッパー2の下端供給口に設けた開閉バルブ2
1を開閉することにより、ホッパー2内の液状生地aを
フライパンFの凹部11a内に適量ずつ注入することが
できる。なお、前記ボルト18を適当な貫通孔17に移
し換えることにより、生地供給ホッパー2とフライパン
Fとの間の間隔H(図2参照)を調整することができ
る。
【0018】前記制御ボックス5の正面には、駆動モー
タ4及び電気ヒータ13の電源スイッチ23,24と、
電気ヒータ13の加熱温度や駆動モータ4の駆動時間
(タイマー)及び回転速度を設定するための設定釦25
と、加熱温度や駆動時間及び回転速度を表示するための
表示部26とが設けられている。
【0019】前記自在継手8は、互いに回転可能に嵌合
する球体8aとカバー8bとを有し、球体8aに固着し
た支持板8cが回転円板3上に載置されると共に、該支
持板8cに突設したボルト8dが回転円板3にその径方
向に沿って貫設した長孔3aに挿通され、且つ、ボルト
8dに螺合するナット8eを回転円板3の下面に圧接さ
せることにより、前記球体8aが回転円板3に固定さ
れ、前記カバー8bが支軸6の下端部に止着されてい
る。
【0020】前記支軸6の上部に外嵌させたボス28に
突設した前後2本の突起部29と前記支持枠10に突設
した前後2本の突起部30との間に一対のばね31が張
設されており、この両ばね31により、支軸6の伴回り
を防止し、フライパンFの揺動を円滑に行わせることが
できる。
【0021】上記構成において、例えば薄焼き玉子やク
レープなどを作る場合には、設定釦25により電気ヒー
タ13の加熱温度や駆動モータ4の駆動時間及び回転速
度を設定し、電源スイッチ24をオン状態にして電気ヒ
ータ13によりフライパンFを所定温度に加熱すると共
に、生地供給ホッパー2の開閉バルブ21を開閉して、
該ホッパー2内の溶き玉子や溶いた小麦粉などの液状生
地aをフライパンFの凹部11a内に適量注入し、電源
スイッチ23をオン状態にして回転円板3を設定した回
転速度で設定時間だけ回転させればよい。これによっ
て、支軸6が球面軸受7を中心に傾斜状態で旋回され
て、フライパンFが球面軸受7を中心とする一定の円軌
道に沿って揺動され(図2仮想線参照)、フライパンF
上の液状生地aが円形に広げられて、薄焼き玉子やクレ
ープなどを所望通りに作ることができる。
【0022】図4に示すように、前記自在継手8のナッ
ト8eを緩めてボルト8dを長孔3aに沿って移動させ
ることにより、回転円板3の中心から自在継手8までの
距離Lを変更し、これによって、フライパンF上に注入
される液状生地aの性状に合わせて、そのフライパンF
の揺動角度α(図2参照)を自在に調節することができ
る。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、フライパ
ンが支軸を介して機枠及び回転体に支持されているの
で、該フライパンを揺動の際に従来のように持ち上げる
必要がなく、従業員に過度の労力を強いることがない。
また、前記回転体を回転させることにより、前記フライ
パンが前記支軸を支持する球面軸受を中心とする一定の
円軌道に沿って揺動されるので、そのフライパン上に注
入された液状生地を確実に円形に広げて、薄焼き玉子や
クレープなどを所望通りに作ることができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、自在継手の
位置を回転体の径方向に沿って変更することにより、フ
ライパン上に注入される液状生地の性状に合わせて、そ
のフライパンの揺動角度を自在に調節することができ
る。
【0025】請求項3記載の発明によれば、生地供給ホ
ッパーからフライパン上に液状生地を適量ずつ供給する
ことにより、例えば薄焼き玉子やクレープなどを大きさ
をそえて量産することができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、支軸と機枠
との間に張設したばねにより、支軸の伴回りを防止し、
フライパンの揺動を円滑に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態であるフライパン揺動
装置を示す斜視図である。
【図2】 同一部切り欠き正面図である。
【図3】 同側面図である。
【図4】 同回転円板の平面図である。
【図5】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 生地供給ホッパー 3 回転円板(回転体) 6 支軸 7 球面軸受 7a 球面軸受の挿通孔 8 自在継手 13 電気ヒータ 31 ばね F フライパン a 液状生地

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ付きフライパンの下面中央部に垂
    下固着した支軸が機枠に球面揺転自在に保持された球面
    軸受の挿通孔に挿通支持されると共に、該支軸の下端部
    が前記球面軸受の下方に該球面軸受と同心状に配置した
    回転体の外周部に自在継手を介して連結されていること
    を特徴とするフライパン揺動装置。
  2. 【請求項2】 前記自在継手が、前記回転体にその径方
    向に沿って位置変更可能に連結されていることを特徴と
    する請求項1記載のフライパン揺動装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒート付きフライパンの上方に生地
    供給ホッパーが配置されていることを特徴とする請求項
    1または2記載のフライパン揺動装置。
  4. 【請求項4】 前記支軸と機枠との間にばねが張設され
    ていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載のフライパン揺動装置。
JP9345430A 1997-12-15 1997-12-15 フライパン揺動装置 Expired - Lifetime JP3040969B2 (ja)

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JPH11169301A JPH11169301A (ja) 1999-06-29
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US6927366B2 (en) * 2003-10-10 2005-08-09 Rks Design, Inc. Cooking apparatus
ITPI20040091A1 (it) * 2004-12-07 2005-03-07 Marco Bianchi Distributore per prodotto alimentare caldo
JP5896399B2 (ja) * 2011-09-28 2016-03-30 株式会社ミルクワークス 鍋動作装置
JP5938541B2 (ja) * 2011-09-28 2016-06-22 株式会社ミルクワークス 自動調理システム

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