JP6927868B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、穀粒内部品質測定装置を備えるコンバインに関する。
揚穀搬送装置から穀粒タンクの内部に投入される穀粒の内部品質を測定する穀粒内部品質測定装置を備えるコンバインが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4484206号公報
穀粒内部品質測定装置は、穀粒タンクの外部又は内部に配置することが可能であるが、穀粒タンクの内部に穀粒内部品質測定装置を配置すると、揚穀搬送装置から投入される穀粒の衝突荷重や、タンク内に堆積される穀粒の押圧力により、穀粒内部品質測定装置の姿勢が変化するだけでなく、穀粒内部品質測定装置の姿勢変化に起因し、穀粒タンクの穀粒内部品質測定装置を支持する部位が変形する虞があった。特に、穀粒タンクの天井板で穀粒内部品質測定装置を吊持すると、穀粒内部品質測定装置の姿勢変化や天井板の変形が顕著になる虞があった。
そこで、穀粒タンクの天井板に形成される開口部から穀粒内部品質測定装置をタンク内空間に挿入し、該挿入した穀粒内部品質測定装置を天井板で吊持するにあたり、穀粒内部品質測定装置の側面や背面を穀粒タンクの壁部に隙間なく配置(当接状態で配置)することで、穀粒内部品質測定装置の姿勢変化を抑制することが考えられるが、穀粒タンクの壁部は、通常、天井板を連結(ボルト、ねじ(ビスを含む)、リベット、溶着等)するために、上端部からタンク内方に屈曲する屈曲部を有しているので、穀粒内部品質測定装置の側面や背面を穀粒タンクの壁部に隙間なく配置するには、屈曲部に切欠き部を形成する必要がある。
しかしながら、壁部の屈曲部は、穀粒タンクの強度を高める機能も兼ね備えているので、屈曲部に切欠き部を形成すると、穀粒タンクの強度を損なう虞があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、タンク内空間に穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記タンク内空間に穀粒を投入する揚穀搬送装置と、前記タンク内空間に投入される穀粒の内部品質を測定する穀粒内部品質測定装置と、を備えるコンバインであって、前記穀粒内部品質測定装置は、前記穀粒タンクの天井板に形成される開口部から前記タンク内空間に挿入され、且つ前記天井板に吊持される状態で前記タンク内空間に配置され、前記穀粒タンクは、上下方向に沿う壁部の上端部からタンク内方に屈曲する屈曲部を有し、さらに、前記穀粒内部品質測定装置は、その上端部から外側方に延出し、少なくとも一部が前記屈曲部に上方から重合する状態で前記天井板に連結されるフランジ部と、前記壁部と所定の間隔を介して対向する面に設けられ、前記壁部に当接することで前記間隔を維持する当接部材と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のコンバインであって、前記穀粒タンクは、前記壁部を補強する補強部材を備え、前記当接部材は、前記壁部における前記補強部材の近傍位置、又は前記補強部材に直接当接することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、穀粒内部品質測定装置は、その上端部から外側方に延出し、少なくとも一部が穀粒タンクの屈曲部に上方から重合する状態で穀粒タンクの天井板に連結されるフランジ部と、穀粒タンクの壁部と所定の間隔を介して対向する面に設けられ、壁部に当接することで間隔を維持する当接部材と、を備えるので、揚穀搬送装置から投入される穀粒の衝突荷重や、タンク内に堆積される穀粒の押圧力が作用しても、フランジ部を介した屈曲部による支持や、当接部材を介した壁部による支持を受けることにより、穀粒内部品質測定装置の姿勢変化を抑制できるだけでなく、姿勢変化に起因する穀粒タンクの変形も防止できる。また、屈曲部に切欠き部を形成する必要が無いので、穀粒タンクの強度を損なうことなく、強度的に強い屈曲部を利用して穀粒内部品質測定装置を強固に支持することができる。
また、請求項2の発明によれば、当接部材は、壁部における補強部材の近傍位置、又は補強部材に直接当接するので、穀粒内部品質測定装置の姿勢変化や、姿勢変化に起因する穀粒タンクの変形をより確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るコンバインの右側面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの平面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの脱穀部の内部を示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの穀粒タンクの内部を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの穀粒タンクの内部を示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの穀粒タンクの内部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの穀粒タンクの要部平面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの穀粒内部品質測定装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの穀粒内部品質測定装置の取付構造を示す図であり、(a)は穀粒内部品質測定装置の挿入時を示す穀粒タンク内部の要部右側面図、(b)は穀粒内部品質測定装置の固定状態を示す穀粒タンク内部の要部右側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、茎稈を刈り取る刈取部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、選別された穀粒を貯留する穀粒タンク4と、穀粒タンク4内の穀粒を機外に搬出するオーガ5と、脱穀済の排稈を後処理する後処理部6と、オペレータが乗車する運転部7と、クローラ式の走行部1aと、を備える。
図3に示すように、脱穀部3は、刈取部2で刈り取った茎稈を脱穀部3に供給する脱穀フィードチェーン8と、脱穀済の排稈を脱穀フィードチェーン8から受け取って後処理部6に供給する排藁チェーン9と、脱穀フィードチェーン8で搬送される茎稈から穀粒を脱穀する扱室10と、扱室10から漏下する処理物を一番物と二番物に選別しつつ藁屑等の塵埃を機外に排出する選別室11と、一番物を回収する一番ラセン12と、一番ラセン12が回収した一番物を揚上搬送して穀粒タンク4内に投入する揚穀搬送装置13と、二番物を回収する二番ラセン14と、二番ラセン14が回収した二番物をは選別室11の上流側又は扱室10に還元する二番還元装置15と、を備える。
図4〜図6に示すように、穀粒タンク4は、平面視において前壁16、後壁17、左側壁18及び右側壁19で囲まれるタンク内空間Sを有し、該タンク内空間Sに穀粒が貯留される。左側壁18の上部には、穀粒投入口18aが形成されており、揚穀搬送装置13は、この穀粒投入口18aを介してタンク内空間Sに穀粒を投入する。図6に示すように、本実施形態の揚穀搬送装置13は、平面視において左側壁18の前側から右側壁19の後側に向かって穀粒を投入する。投入された穀粒は、図4及び図5に示すように、タンク内空間Sにおいて右側及び後側が高くなり、左側及び前側が低くなる状態で堆積する。
なお、揚穀搬送装置13は、平面視において左側壁18の後側から右側壁19の前側に向かって穀粒を投入するようにしてもよい。このように投入された穀粒は、タンク内空間Sにおいて右側及び前側が高くなり、左側及び後側が低くなる状態で堆積する。
図6に示すように、穀粒タンク4の底部には、前後方向に沿う横ラセン20が設けられている。横ラセン20は、エンジン動力で回転駆動すると、穀粒タンク4内の穀粒を後方に搬送する。オーガ5は、横ラセン20と連動するように構成されており、横ラセン20によって後方に搬送された穀粒は、オーガ5を介して機外に搬出される。
図6に示すように、前壁16、後壁17、左側壁18及び右側壁19の上端部には、タンク内方に屈曲する屈曲部21が形成されている。屈曲部21は、穀粒タンク4の天井板22を固定するために設けられており、本実施形態では、屈曲部21にボルトB1を介して天井板22が締結される。本実施形態の天井板22は、第1天井板22aと、該第1天井板22aの後端部に連結される第2天井板22bと、を備えて構成されており、第1天井板22aは、全体的に水平面であるが、第2天井板22bは、第1天井板22aの後端部から後方に向かって下り傾斜となる傾斜面部22cと、該傾斜面部22cの後端部から後方に向かって水平に延びる水平面部22dと、を有する。なお、天井板22の固定は、ボルトB1による固定に限定されず、ねじ(ビスを含む)、リベット、溶着などによる固定であってもよい。
図4及び図5に示すように、本実施形態の穀粒タンク4は、後壁17を補強する補強部材23〜25を備える。補強部材23〜25には、後壁17の上下方向中間部に左右方向に沿って設けられる第1の補強部材23と、後壁17の下端部に左右方向に沿って設けられる第2の補強部材24と、補強部材23、24の中間部同士を繋ぐように上下方向に沿って設けられる第3の補強部材25と、が含まれている。
図4〜図9に示すように、穀粒タンク4のタンク内空間Sには、投入される穀粒の内部品質を測定する穀粒内部品質測定装置30が配置されている。本実施形態の穀粒内部品質測定装置30は、タンク内空間Sに投入される穀粒を装置内部に導入する穀粒導入口31と、装置内部に導入された穀粒の内部品質を測定する測定部32と、装置内部に導入された穀粒を排出する穀粒排出口33と、穀粒導入口31及び穀粒排出口33が形成される正面部34と、正面部34と対向する背面部35と、正面部34と背面部35とを連結する一対の側面部36、37と、装置上部を覆う上面部38と、装置下部を覆う下面部39と、を備える。
本実施形態の測定部32は、モータ動力等で回転駆動する一対の電極ローラ32aを備え、一対の電極ローラ32a間で穀粒を圧砕しつつ、一対の電極ローラ32a間の抵抗値変化に基づいて穀粒の水分量を測定するが、測定対象は、穀粒の水分量に限らず、水分量以外の内部品質(例えば、タンパク質量、アミロース量など)であってもよい。
本実施形態の穀粒内部品質測定装置30は、穀粒タンク4の天井板22(第2天井板22b)に形成される開口部22eからタンク内空間Sに挿入され、且つ天井板22に吊持される状態でタンク内空間Sに配置される。タンク内空間Sにおける穀粒内部品質測定装置30の位置は、揚穀搬送装置13による穀粒の投入軌跡上であり、本実施形態では、平面視においてタンク内空間Sの右後隅部に穀粒内部品質測定装置30が配置されている。なお、揚穀搬送装置13が平面視において左側壁18の後側から右側壁19の前側に向かって穀粒を投入する場合は、平面視においてタンク内空間Sの右前隅部に穀粒内部品質測定装置30を配置することが好ましい。
図6に示すように、穀粒内部品質測定装置30は、平面視において正面部34及び一方の側面部36が穀粒投入口18aと対向し、背面部35及び他方の側面部37が穀粒投入口18aと対向しないようにタンク内空間Sに配置されている。これにより、揚穀搬送装置13の穀粒投入軌跡上に穀粒導入口31を位置させ、穀粒内部品質測定装置30内に穀粒を導入することが可能になる。
図8及び図9に示すように、穀粒内部品質測定装置30は、上面部38から外側方に延出し、天井板22に上方から重合する状態で天井板22にボルトB2を介して連結されるフランジ部38aを備える。穀粒内部品質測定装置30が挿入される天井板22の開口部22eは、第2天井板22bの水平面部22dと傾斜面部22cとに跨って形成されており、これに対応してフランジ部38aには、第2天井板22bの水平面部22dに上方から重合する水平重合部38bと、傾斜面部22cに上方から重合する傾斜重合部38cと、が形成されている。
フランジ部38aの水平重合部38bの一部は、第2天井板22cを介して前述した屈曲部21に上方から重合するとともに、ボルトB2を介して屈曲部21に固定されている。このような穀粒内部品質測定装置30の取付構造によれば、揚穀搬送装置13から投入される穀粒の衝突荷重や、穀粒タンク4内に堆積される穀粒の押圧力が作用しても、天井板22及び屈曲部21による支持を受けることで、穀粒内部品質測定装置30の姿勢変化を抑制し、該姿勢変化に起因する天井板22の変形も防止することが可能になる。
一方、フランジ部38aの傾斜重合部38cの一部は、揚穀搬送装置13からタンク内空間Sに投入される穀粒を穀粒内部品質測定装置30の穀粒導入口31に導く傾斜ガイドとして機能するようになっている。つまり、揚穀搬送装置13からタンク内空間Sに投入される穀粒が傾斜重合部38cの下面に当たると、跳ね返った穀粒が穀粒内部品質測定装置30の穀粒導入口31に導かれるように傾斜重合部38cの傾斜角度が設定されている。また、傾斜重合部38cの下面には、緩衝材が設けられ、該緩衝材で穀粒の衝突エネルギーを吸収することにより、穀粒内部品質測定装置30に作用する穀粒の衝突荷重を低減している。
図4〜図9に示すように、穀粒内部品質測定装置30が挿入される天井板22の開口部22eは、屈曲部21と重合する位置を避けて形成されている。そのため開口部22eから挿入される穀粒内部品質測定装置30の背面部35と穀粒タンク4の後壁17との間には、所定間隔W1の隙間C1が発生し、穀粒内部品質測定装置30の他方の側面部37と穀粒タンク4の右側壁19との間には、所定間隔W2の隙間C2が発生する。隙間C1、C2のうち、隙間C1は、穀粒の衝突荷重によって穀粒内部品質測定装置30が移動しようとする方向にあるため、穀粒内部品質測定装置30の姿勢変化を許容する虞がある。また、隙間C2は、図6に示すように、揚穀搬送装置13からタンク内空間Sに投入される穀粒を直接受け入れるだけでなく、右側壁19に当たった穀粒も受け入れるので、穀粒が堆積し易い空間となる。
そこで、穀粒内部品質測定装置30の背面部35には、穀粒タンク4の後壁17に当接することで隙間C1の間隔W1を維持する当接部材40が設けられている。本実施形態の当接部材40は、穀粒内部品質測定装置30の背面部35に接合される一対の接合部40aと、一対の接合部40aから後方に延出する一対の延出部40bと、一対の延出部40bの先端同士を連結する連結部40cと、を有しており、連結部40cが穀粒タンク4の後壁17に当接することで隙間C1の間隔W1を維持する。このような当接部材40によれば、穀粒内部品質測定装置30の姿勢変化をより抑制できるだけでなく、該姿勢変化に起因する穀粒タンク4の変形も確実に防止することが可能になる。
本実施形態の当接部材40は、前述した補強部材23〜25の近傍位置で後壁17に当接するように穀粒内部品質測定装置30の背面部35に設けられている。このようにすると、穀粒内部品質測定装置30の姿勢変化や、該姿勢変化に起因する穀粒タンク4の変形をより確実に防止することが可能になる。なお、当接部材40は、補強部材23〜25に直接当接するように設けてもよい。
また、本実施形態では、穀粒内部品質測定装置30の上面部38に当接部材40と同一形状の部材を設け、把手部材41として機能させる。このようにすると、穀粒内部品質測定装置30の着脱作業が容易になるだけでなく、部材の共通化によりコストダウンが図れる。
穀粒内部品質測定装置30には、タンク内空間Sに配置される穀粒内部品質測定装置30の穀粒による埋没を事前に検出し、穀粒内部品質測定装置30の測定(例えば電極ローラ32aの回転駆動)を停止させるための測定停止用穀粒センサ42が設けられている。具体的には、タンク内空間Sにおける堆積穀粒の上端位置が穀粒導入口31の高さに達する直前に穀粒を検出するために、穀粒導入口31よりも低く、かつ測定部32よりも高い位置に測定停止用穀粒センサ42が設けられる。本実施形態の測定停止用穀粒センサ42は、堆積した穀粒の圧力で凹み方向に弾性変形するダイヤフラム(円形ゴム板)と、凹み方向に弾性変形するダイヤフラムに押圧されてオフからオンに切り換わるマイクロスイッチと、を備える接触式のスイッチで構成されている。なお、測定停止用穀粒センサ42は、接触式のスイッチに限定されない。例えば、静電容量の変化に基づいて穀粒の接触又は近接を検出する静電容量センサや、赤外線を投受光する投光素子及び受光素子を有し、受光素子の受光状態の変化に基づいて穀粒の接触又は近接を検出する光学式センサを測定停止用穀粒センサ42として用いることができる。
測定停止用穀粒センサ42は、穀粒投入口18aと対向しない穀粒内部品質測定装置30の他方の側面部37に取り付けられる。このようにすると、揚穀搬送装置13から穀粒タンク4の内部に投入される穀粒が測定停止用穀粒センサ42に直接当たることを回避し、誤検出を防止できる。また、穀粒内部品質測定装置30の他方の側面部37に取り付けられた測定停止用穀粒センサ42は、穀粒が堆積しやすい隙間C2に配置されるので、穀粒の堆積レベルを精度良く安定して検出することが可能になる。なお、測定停止用穀粒センサ42は、穀粒投入口18aと対向しない穀粒内部品質測定装置30の背面部35に取り付けてもよい。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、穀粒内部品質測定装置30は、その上端部から外側方に延出し、少なくとも一部が穀粒タンク4の屈曲部21に上方から重合する状態で穀粒タンク4の天井板22に連結されるフランジ部38aと、穀粒タンク4の後壁17と所定の間隔W1を介して対向する背面部35に設けられ、後壁17に当接することで間隔W1を維持する当接部材40と、を備えるので、揚穀搬送装置13から投入される穀粒の衝突荷重や、タンク内に堆積される穀粒の押圧力が作用しても、フランジ部38aを介した屈曲部21による支持や、当接部材40を介した後壁17による支持を受けることにより、穀粒内部品質測定装置40の姿勢変化を抑制できるだけでなく、姿勢変化に起因する穀粒タンク4の変形も防止できる。また、屈曲部21に切欠き部を形成する必要が無いので、穀粒タンク4の強度を損なうことなく、強度的に強い屈曲部21を利用して穀粒内部品質測定装置30を強固に支持することができる。
また、当接部材40は、後壁17における補強部材23の近傍位置に当接するので、穀粒内部品質測定装置40の姿勢変化や、姿勢変化に起因する穀粒タンク4の変形をより確実に防止することができる。
1 コンバイン
4 穀粒タンク
13 揚穀搬送装置
16 前壁
17 後壁
18 左側壁
18a 穀粒投入口
19 右側壁
21 屈曲部
22 天井板
22e 開口部
23 補強部材
24 補強部材
25 補強部材
30 穀粒内部品質測定装置
31 穀粒導入口
32 測定部
33 穀粒排出口
34 正面部
35 背面部
36 一方の側面部
37 他方の側面部
38 上面部
38a フランジ部
40 当接部材
42 測定停止用穀粒センサ

Claims (2)

  1. タンク内空間に穀粒を貯留する穀粒タンクと、
    前記タンク内空間に穀粒を投入する揚穀搬送装置と、
    前記タンク内空間に投入される穀粒の内部品質を測定する穀粒内部品質測定装置と、を備えるコンバインであって、
    前記穀粒内部品質測定装置は、前記穀粒タンクの天井板に形成される開口部から前記タンク内空間に挿入され、且つ前記天井板に吊持される状態で前記タンク内空間に配置され、
    前記穀粒タンクは、上下方向に沿う壁部の上端部からタンク内方に屈曲する屈曲部を有し、
    さらに、前記穀粒内部品質測定装置は、
    その上端部から外側方に延出し、少なくとも一部が前記屈曲部に上方から重合する状態で前記天井板に連結されるフランジ部と、
    前記壁部と所定の間隔を介して対向する面に設けられ、前記壁部に当接することで前記間隔を維持する当接部材と、を備えることを特徴とするコンバイン。
  2. 前記穀粒タンクは、前記壁部を補強する補強部材を備え、
    前記当接部材は、前記壁部における前記補強部材の近傍位置、又は前記補強部材に直接当接することを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
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