JP6926356B2 - アオリ固定式積荷枠。 - Google Patents
アオリ固定式積荷枠。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6926356B2 JP6926356B2 JP2019181730A JP2019181730A JP6926356B2 JP 6926356 B2 JP6926356 B2 JP 6926356B2 JP 2019181730 A JP2019181730 A JP 2019181730A JP 2019181730 A JP2019181730 A JP 2019181730A JP 6926356 B2 JP6926356 B2 JP 6926356B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilt
- frame
- loading
- loading platform
- cargo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
本発明はそうした改造を不要とするため、左、右、後の周囲三方の開閉式のアオリが構成するトラックの荷台上において、少なくとも四本の柱を閉鎖したアオリに沿って荷台上に分散して直立させ、該各柱と桟及び桟同士が進行方向の縦横等に接触した部分を強固に連結固着した結果、荷台上に置いた積荷としての耐加重材質の枠体たる積荷枠として、その積荷枠には、閉鎖したアオリ上端に当接する接触部とアオリの内面の凹部の上端に上部が当接する突出部を設けて、アオリを閉鎖固定すれば前記両当接が各緊締されて走行時の積荷枠の左右上下の不要な移動を阻止して積荷枠が固定され、前記他端部をフック状とした締め具が積荷枠と閉鎖したアオリの上端間を緊結すれば、積荷枠の不要な移動をより阻止し、さらに軽トラック等においては、運転室外上部後方の左右に常備された上方向への両突起部の前後を上からはさむ安定部を両突起部の上位置にある横方向の桟に設ければ、安定部とその両突起部は前記固定により走行中の振動によっても乖離せず、よって両突起部は歯止めとなって、積荷枠の不要な前後方向への移動をさらに阻止し、走行中の積荷枠をより固定化させるのである。
メーカー毎にやや異なる前記上方向への両突起部の位置に対応して両突起部に対する前記安定部の取り付け位置や、メーカー毎に異なるアオリの内面凹部形状に対応して突出部の設定位置を後記の緩緊移動調整により、積荷枠をいずれのメーカーの荷台にも装着可能としてアオリの三方閉鎖固定により積荷枠を固定すれば、軽トラックのメーカー各社共通の積荷枠としての一括生産が可能となり生産効率が高まる。
なお、突出部の機能は走行時の積荷枠の上方への衝動移動を阻止するものであり、そのためには水平方向のアオリの内面凹部に対応して突出部の形状を水平方向に長くしてその上部が凹部の上端に当接して走行時の突き上げ衝動を緩衝させるとして、強度の突き上げ衝動を想定すれば、水平方向に70mm程度に長くしてアオリの内面の凹部の上端に凡そ沿う形状とすれば走行時のその突き上げ衝動を緩衝するのである。
また同様にアオリ内面の凹部の上端に当接する突出部を移動調整可能とするためには、突出部を外面に有するバンドが柱又は桟を内に周回してその両端の孔にボルトを貫通してナットがボルトの両側から締め込むと両端が寄せ付けられてバンドは突出部の上部を柱又は桟の適宜の位置に調整して緊締固定してアオリ内面凹部の上端に当接させ、緩めるとその位置をずらせるとして突出部の位置を変更可能とし、および締め具の基端が積荷枠に取り付きフック状の他端が延伸して閉鎖したアオリの上端を引っ掛けて、基端と他端の両端間を短縮すれば積荷枠とその上端間が緊結し、両端間を延長すればアオリの開放を可能とするには、柱又は桟に設けた孔を貫通したボルトに嵌合したナットを基端として、フック状の他端がアオリの上端を引っ掛け、前記ナットを締め込んでいけば該上端と積荷枠が緊結され、ナットを緩めれば基端と他端間は延長されてそのフック状の他端をアオリの上端から取り除けるのでアオリの開放を可能とするのである。
または、延伸したフック状の他端がアオリの上端を引っ掛け、二股に分かれた基端部が双方から柱又は桟を内に周回して、該両基端部に設けた双方の孔を貫通したボルトに両側からナットを締め込んで両基端部を引き寄せると上端と積荷枠が緊結され、ナットを緩めれば基端と他端間は延長されてそのフック状の他端はアオリの上端から取り除けるのでアオリの開放を可能とするとしたものである。
さらに、単管パイプと連結クランプによる組み合わせ、あるいは耐荷重強度の軽量素材とその連結クランプによる組み合わせや角パイプとその連結クランプによる組み合わせ等とすれば、クランプの緩緊により積荷枠の各桟の高低と柱の前後位置も容易に変更可能であるから、積載物に対応して適宜の積荷枠形状に変更できる。
変更不要の箇所は溶接固着としてもよい。
建設作業の足場にも用いられる単管パイプとその連結クランプによる組み合わせは、耐荷重性に優れるため本発明の積荷枠としても適性があり、一方、省スペース化を望む流通段階業者や販売店に対応して、嵩張る形状の積荷枠を柱と桟とクランプに分解したセットとして、販売後の組み立てとすればよい。
その他、耐荷重強度の軽量素材も分解可能の同様のセットとしてもよい。
これは軽トラック製造各社いずれも、アオリ開閉部の蝶番が各200KGを超える耐荷重対応としており、左右アオリの計6箇所以上の開閉部蝶番の耐荷重合計が前記軽トラック重量720KGに優るゆえであり、アオリ内面の凹凸を荷台面と平行の水平方向にしてアオリを耐荷重強度化しており、そのアオリの内面の凹部の上端と突出部上部との当接摩擦抵抗値合計が軽トラック重量に優る突出部形状とするため、突出部の当接上部を水平方向に実務的に約70mmと長くしてアオリの内面の凹部上端に当接した場合、前記吊り上げとそれに伴うアオリの変形の防止を実現できた。
一方、該積荷枠の自重は比較的重い単管パイプとクランプ連結による組み合わせとしても70KG程度を超えず、ウインチで吊り上げる実証からも前記左右アオリの緊締による接触部や突出部の当接の合計摩擦抵抗の効果で積荷枠の緊締固定のみでも走行時の衝動を吸収制御して、該積荷枠は安定装着されるのである。
以上、そうした前記回復可能サイズ内であれば軽トラックではアオリの閉鎖のみで走行時の積荷枠の充分な固定効果が得られるのである。
3 柱
5 積荷枠
6 締め具
7 締付具
9 後輪右タイヤ
11 荷台
12 運転室
21 左アオリ
22 後アオリ
23 右アオリ
31 突出部
32 接触部
41 上縦桟
42 下縦桟
60 ボルト基端部
61 ナット
62 他端
101 天井突起
231 アオリ上端
232 内面凹部
311 突出部上端
411 上前横桟
412 上後横桟
413 下後横桟
2321 内面凹部上端
4111 安定部
Claims (3)
- 左、右、後の周囲三方の開閉式のアオリが構成するトラックの荷台上において、少なくとも四本の柱が分散して閉鎖したアオリに沿って直立し、その各柱に接する桟や桟同士が固着して耐荷重の枠体として荷台上に置かれたものを積荷枠として、閉鎖したアオリの上端に当接する接触部と及びアオリの内面の凹部に突出する突出部を該積荷枠に設けて、アオリを閉鎖固定すれば前記接触部がアオリの上端に緊締当接し、および前記突出部の上部がアオリ内面の凹部の上端に緊締当接し、
柱又は桟に設けた孔を貫通したボルトに嵌合したナットを基端とする締め具のフック状の他端が延伸して閉鎖したアオリの上端を引っ掛けて、基端と他端の両端間を短縮すれば積荷枠とその上端間が緊結し、両端間を延長すればアオリの開放を可能として、
走行時の該積荷枠の不要な移動が阻止され及び荷台からの積荷枠の分離が不可能となり、アオリが開放されれば前記緊締が解除されて積荷枠は荷台上から分離が可能となることにより、耐荷重の枠体の荷台への設置工作を不要とした積荷枠。 - 基端が積荷枠に取り付いた締め具のフック状の他端が閉鎖したアオリの上端を引っ掛けて、その両端間を短縮すれば積荷枠とその上端間が緊結し、両端間を延長すればアオリの開放を可能とする請求項1記載の積荷枠。
- 運転室外上部後方の左右に突起部を有するトラックにおいて、その突起部の前後を上から挟む安定部を桟に設けて、積荷枠の不要な前後移動をより阻止して安定させる請求項1又は請求項2に記載の積荷枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019181730A JP6926356B2 (ja) | 2019-09-10 | 2019-09-10 | アオリ固定式積荷枠。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019181730A JP6926356B2 (ja) | 2019-09-10 | 2019-09-10 | アオリ固定式積荷枠。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021041908A JP2021041908A (ja) | 2021-03-18 |
JP6926356B2 true JP6926356B2 (ja) | 2021-08-25 |
Family
ID=74862029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019181730A Active JP6926356B2 (ja) | 2019-09-10 | 2019-09-10 | アオリ固定式積荷枠。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6926356B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7138268B2 (ja) * | 2020-10-13 | 2022-09-16 | 馨 林谷 | アオリ固定ゲート式積荷枠。 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0268230U (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-23 | ||
JPH02100938U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-10 | ||
JP6647695B2 (ja) * | 2017-02-09 | 2020-02-14 | 株式会社オートグランド スーパーセブン | 平ボディ型トラックのあおりに取り付ける支柱起立用のベース金具 |
-
2019
- 2019-09-10 JP JP2019181730A patent/JP6926356B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021041908A (ja) | 2021-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4824391B2 (ja) | キャブと荷物運搬ベッド間の車両フレームの壁構造物 | |
US20170043699A1 (en) | Pickup truck storage device | |
WO2017110735A1 (ja) | 車両の下部構造 | |
JP6926356B2 (ja) | アオリ固定式積荷枠。 | |
KR101856446B1 (ko) | 화물차량용 적재함의 설치방법 | |
WO2015033385A1 (ja) | 車輌の荷台用パネルロック装置 | |
US7571952B1 (en) | Protection screen and truck equipped with it | |
KR20180078137A (ko) | 소형 픽업트럭의 적재함 시공방법 및 그에 따라 제조된 소형 픽업트럭의 적재함 | |
JP4915871B2 (ja) | トラック積載装置、トラック積載方法 | |
JP2022064259A (ja) | アオリ固定ゲート式積荷枠。 | |
US11383778B2 (en) | Device for supporting a two-wheeled vehicle on a structural part | |
WO2016076045A1 (ja) | 車両用リヤゲート | |
JP3146424U (ja) | 荷台カバー用止め金具 | |
US7401849B2 (en) | Tower structure supporting bed on frame | |
JP7410067B2 (ja) | 係止部材設置装置 | |
JP4402167B1 (ja) | ダンプトラック | |
KR102609637B1 (ko) | 화물트럭 적재함용 화물 고정 브라켓 | |
KR102611948B1 (ko) | 픽업 차량용 롤바 | |
JP7463319B2 (ja) | 車両用積載物固定具、車両用固定具付き積載物、および車両への積載物固定方法 | |
JP2009203682A (ja) | 作業機械のフック構造 | |
JP6904748B2 (ja) | 転落防止具 | |
JP3235238U (ja) | 貨物自動車用の積載装置 | |
JP7371993B1 (ja) | 運搬車両及びアオリ水平維持具 | |
JP7555512B1 (ja) | 幌カバー付軽トラック | |
US6772984B2 (en) | Method and apparatus for buttress stabilization |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191009 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200827 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210427 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6926356 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |