JP6926082B2 - 人工雪製造設備及び人工雪製造設備から人工雪を排出するための方法 - Google Patents

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Description

本技術は、一般に、雪を生成するプロセスに関係し、より具体的には、人工雪製造システムから雪を排出及び分配するための方法及び装備に関する。
人工雪製造技術は、水の沸点が周囲の圧力に伴って変化するという事実に関する物理法則に依存している。基本的に、人工雪製造プロセスのために、0℃よりも低い温度での水の沸点に対応する真空圧力は、水からの気化潜熱を吸収する水蒸気を生成する。水の温度は水が凍結するまで下がり、存在する真空圧力に対応する過冷却温度に達する。
真空圧力のもとで水を凍結させる技術は、冷却用途及び凍結乾燥用途などの様々な産業分野で十分に確立されている。しかしながら、現在、この技術を用いて雪を生成する既存の商業設備/システムは2つしかない。既存のシステムは、ループ内で圧送する氷スラリーを生成する。上記氷スラリーループから水が除去されて雪を生成する。上述したシステムの主な問題は、システムには氷スラリーループ内での凍結防止を保護する物が必要となることである。使用される凍結防止保護は、通常、グリコール又はNaCl溶液の形態であり、それらは、両方とも雪とともに部分的に排出され、それにより環境を汚染する。第2の問題は、ベタ雪が生成されるだけで、生成された雪の品質を事実上制御できないということである。
上述したような真空技術を用いて氷粒子又は雪を生成するための基本的なシステムは、例えば、US6038869、WO8203679及びWO-2006090387に開示されている。これらのシステムは、氷スラリーを生成し、生成された氷スラリーからその目的用途に応じたプロセス内で、後に水が除去可能であり又は水が除去される。水が除去されたとき、雪は、依然として湿っていて、密度が高い「春雪」に似ている。人工雪を製造するためにこのような方法を使用すると、雪の品質を制御することができず、この場合も上述した氷スラリーループ内での環境に不利な凍結防止を保護する物の必要性がある。
関連技術
文献DE917491、SE85551及びUS1976204は、氷を生成するためのシステムを開示している。上記システムは、全て、蒸発器容器内の真空を維持するのに役立つ氷プラグを形成するためにスクリューを使用する。雪を生成するために上記システムが代わりに使用された場合、結果として得られる雪の機械的特性が壊され、生成された雪の密度のような雪の品質を制御することができない。
上述した問題に対する改善された解決策を提供することが一般的な目的である。
特に、機械特性又は密度に関するような、所望の品質の雪を生成するための改良された方法を提案することが目的である。
特に、本発明の別の目的は、機械的特性又は密度に関するような所望の品質の雪を生成するための装備を提案することである。
これらの及び他の目的は、添付の特許請求の範囲によって規定される技術によって満たされる。
技術は、一般に、真空圧力のもとで水を凍結させる公知の技術を用いて生成された雪から高品質の雪を提供する方法に関する。
技術の基本的な態様では、蒸発器容器を有する人工雪製造設備から人工雪を排出する改良された方法が提供される。雪は、蒸発器容器内に真空圧力を維持することによって水を真空圧力のもとで凍結させかつ水からの蒸発潜熱を吸収する水蒸気を生成する技術によって生成される。それにより水温は、水が凍結して存在する真空圧力に対応する過冷却温度に達するまで低下する。基本的な構成では、方法は、生成された雪を第1のパイプスクリューコンベヤによって蒸発器の底部から取り出すことと、第1のスクリューコンベヤから取り出した雪を、制御された第1の弁を通って第2のパイプスクリューコンベヤに搬送することと、雪を、第2のスクリューコンベヤから同様に制御された第2の弁を通って大気に排出することとを含む。
この技術のさらなる態様によれば、蒸発器容器と、蒸発器容器の内部に真空圧力を発生させかつ維持するために蒸発器容器に接続されるとともに凝縮器に接続された真空発生装置とを含む、人工雪を排出するための人工雪製造設備が提供される。給水ライン及び少なくとも1つの水ノズルを通って蒸発器容器内に水を分配するための給水装置が備わり、蒸発器容器内で生成された雪を蒸発器容器から排出する手段が備わる。基本的な構成では、設備は、蒸発器容器の下部と連通して、雪を下部から受け取る第1のパイプスクリューコンベヤと、第1のパイプスクリューコンベヤの出口端と制御された第1の弁を介して連通し、第1のパイプスクリューコンベヤの動作時、第1のパイプスクリューコンベヤから雪を選択的に受け取る第2のパイプスクリューコンベヤと、制御された第2の弁であって、第2のパイプスクリューコンベヤの出口端を周囲大気と連通させ、第2の弁の動作時に、第2のパイプコンベヤからの生成された雪を選択的に排出する制御された第2の弁とを含む。
この技術のさらなる態様によれば、真空圧力のもとで水を凍結させる技術によって雪を生成する、人工雪製造設備から排出される人工的に生成された雪の品質を制御するための改良された方法が提案される。上記真空圧力は真空容器内で維持され、水からの気化潜熱を吸収する水蒸気が生成され、水温は、水が凍結して存在する真空圧力に対応する過冷却温度に達するまで低下する。基本的な構成では、蒸発器容器内への水流は、蒸発器容器内の真空圧力の関数として制御され、又は代わりに蒸発器容器内の真空圧力は、蒸発器容器への水流の関数として制御され、部分的に凍結した水滴を生成して密度が高くなり、又は完全に凍結して密度が低くなる。
本技術の基本的な思想の好ましい詳しい発展及びその実施形態は、従属する従属請求項に記載されている。
上述したものに加えて、本技術によって提供される利点は、本技術の実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって容易に理解されるであろう。
本発明並びにそのさらなる目的及び利点は、添付の図面と併せて以下の説明を参照することによって最もよく理解される。
現在提案された技術による人工雪製造設備の実施形態の概略図である。 図1の人工雪製造設備から人工雪を排出する方法の概略フロー図である。
技術は、添付図面に例示されている、人工雪製造設備及び人工雪製造設備から人工雪を排出する方法の例示的な実施形態を参照して説明される。実施形態は、人工雪を製造するための用途における、特にスキー用途向けの技術の原理の使用を例示するのに役立つ。しかしながら、例示は、技術の実施形態を説明する目的に役立つが、技術を、その詳細又は特定の適用分野に限定することを意図しないことが強調される。
導入部に表したように、真空圧力のもとで水を凍結させる一般的技術は、数十年前から公知であり、主に氷を生成するために又は一般的な冷却目的で使用されてきた。最近、同じ一般的技術の開発において、特にクロスカントリースキー及びアルペンスキーのようなスキー用途向けの人工雪を生成するための装備が開発されている。この従来技術における人工雪製造装備の主な問題点は、湿って密度が高い雪のみを生成することであり、この雪は、春型雪と呼ぶことができ、密度が600〜700kg/mである。
この技術分野で遭遇しかつ冒頭でも簡単に述べたこのような欠点及び問題を克服するために、本技術は、以下に、生成された人工雪の品質を最適化するための新規な取り組みを提案する。提案された方法及び設備の独特の特徴は、既存の技術に勝る本質的な利点を提供する。方法により、特に生成された雪の密度に関して、以前よりもはるかに品質が高い人工雪を生成することが可能となる。これにより、次に、生成された雪の品質を連続的に制御する可能性の改善などのさらなる利点がもたらされる。
以下、本技術は、添付した図1〜図2に例示された技術の典型的な実施形態を参照して説明される。図1は、本技術に用いる基本的な人工雪製造設備20の典型的な実施形態を非常に概略的に示す。設備20は、真空圧力のもとで、特に0℃よりも低い温度での水の沸点に対応する真空圧下で水を凍結させる、前述した従来技術に基づいて人工雪Sを生成し又は製造する。設備は、蒸発器容器1と、真空ポンプのような真空発生装置2とを含み、真空発生装置は、蒸発器容器の内部に凝縮器への真空圧力を生成し及び維持すべく一端が蒸発器容器に接続され、他端が凝縮器3に接続されている。給水部12が備わり、給水ライン11及び少なくとも1つの水ノズル10を通って蒸発器容器1内へ水を供給し、かつ蒸発器容器1内に水を分配する。蒸発器容器1内で生成された雪をそこから排出するための手段も必要である。これまで説明した設備は、既知の技術に基づいている。
しかしながら、このような既知の技術とは明らかに対照的に、現在提案されている設備は、蒸発器容器1内で生成された雪Sをその品質を損なうことなく蒸発器容器1から周囲大気に排出する独特な手段構成4〜7を含む。上記雪排出手段は、蒸発器容器1の下部1Aに連通して生成された雪Sをそこから受け取る第1のパイプスクリューコンベヤ4を含む。第1のパイプスクリューコンベヤ4は、上記容器1の底部にある適切な寸法とされた開口部(詳細には図示しない)を介して蒸発器容器1と連通していることを理解されたい。パイプスクリューコンベヤは、モータ17によって選択的に作動し、モータは、円筒形パイプ型のコンベヤケース4C内に回転可能に軸支されたスクリュー羽根4Bに駆動的に接続されている。
第1のパイプスクリューコンベヤ4の出口端4Aが、制御された第1の弁6を通って第2のパイプスクリューコンベヤ5と連通している。第1の弁6は、スライド弁又は仕切り弁のような任意の適切な種類とされ、2つのパイプスクリューコンベヤ4、5の間で生成された雪Sの供給を制御する。第1の弁6の他に、それぞれ後述する第2の弁7及び第3の弁8もまた、任意の適切な方法で、好ましくはPLCベース制御システムに連結できる、電気式の弁制御装置によって遠隔的に制御することができる。第2のパイプスクリューコンベヤ5は、第1のパイプスクリューコンベヤ4が作動して第1の弁6を開いたとき、生成された雪Sを第1のパイプスクリューコンベヤ4から選択的に受け取ることを理解されたい。
第2のパイプスクリューコンベヤ5も同様にモータ18によって選択的に作動され、モータは、円筒形パイプ型のコンベヤケース5C内に回転可能に軸支された、スクリュー羽根5Bに駆動的に接続されている。出口端5Dにおいて、第2のパイプスクリューコンベヤ5は、好ましくは第1の弁6と同じタイプである制御された第2の弁7と連通している。第2のパイプスクリューコンベヤ5は、第2の弁7によって周囲大気と連通して、第2のパイプコンベヤ5の作動時、生成された雪Sを第2のパイプコンベヤ5から選択的に排出する。
人工雪製造設備20は、好ましくは、第2のパイプスクリューコンベヤ5からの分岐点9を備えてもよい。第2のパイプスクリューコンベヤ5は、上記分岐点9を介して第3の制御された弁8によって蒸発器容器1に接続されており、それによって少なくとも第2のパイプスクリューコンベヤ5に蒸発器容器1と同様の真空圧力を選択的に伝達する。これにより、生成された雪Sの品質、主に密度を、生成された雪Sが設備20から排出されるまで、可能な限り良好に維持することが可能になる。
蒸発器容器1は高い真空を保持するように構成され、容器1は、これが必要な真空圧力レベルに対処する限り、様々な分野での真空圧力用途から周知のように、多数の異なる材料の何れか1つから製造することができる。設備20に最適な効果を与えるために、蒸発器容器1の高さは、その内部に発生する真空圧力と、少なくとも1つの水ノズル10から噴霧されることによって蒸発器容器に入る水滴15のサイズ及び温度との関数として決めることが好ましい。これは、液滴15が容器1の底部1Aに達する前に凍結させることを保証するためである。さらに、蒸発器容器1には、周囲温度の加温効果を最小限に抑えるために、絶縁層13が備わることが好ましく、周囲温度は、さもなければ雪が生成されて蒸発器容器1から分配される前に短時間保存されたとき、容器1の内部を温めることがある。
以下に、図1に概略的に示されるような、蒸発器容器1を含み、人工雪製造設備20から人工雪Sを排出する、提案された方法又はプロセスを説明し、方法において雪は、水を凍結させる技術によって真空圧力のもとで生成される。蒸発器容器1内に真空圧力が維持され、水から水蒸気が生成されて蒸発潜熱に相応する熱が水から奪われ、それにより水の温度は、水が凍結するまで低下し、また、そのときの真空圧力に対応する過冷却温度に達する。この方法/プロセスは、図2の概略フロー図を参照して、一般に工程毎に説明される。シーケンスの工程S1にて、真空ポンプ又は同等の装置2が始動し、蒸発器容器1内で適切な真空圧力レベルが得られたとき、1つ又は複数のノズル10を通る水噴霧が起動する。工程S2にて、蒸発器容器1内の一定レベルの雪に達する前であって、蒸発器1からの雪の排出が始まる前に、第1の弁及び第2の弁6、7を閉じる。一方、第3の弁8は、開いて、少なくとも第2のパイプスクリューコンベヤ5内に、蒸発器容器1内の真空圧力レベルと同様又は本質的に同じ真空圧力レベルを選択的に生成する。蒸発器容器1及び第2のパイプスクリューコンベヤ5内で上記の等しい真空圧力レベルが得られると、工程S3にて、第3の弁8は再び閉じることができる。
適切なかつ予め定めた量の雪Sが蒸発器容器1内で生成されると、雪は、容器1の底部1A内の他に容器の図示しない底部開口の下にある第1のパイプスクリューコンベヤ4内にも集まり、工程S4にて第1の弁6を開く。次いで、続くシーケンスの工程S5にて、第1のパイプスクリューコンベヤ及び第2のパイプスクリューコンベヤは、本質的に同じ毎分回転数で動作するように作動する。この作動は、生成された雪Sを第1のパイプスクリューコンベヤ4によって蒸発器容器1の上記底部1Aから最初に取り出すのに役立つ。引き出された雪は、次いで、第1のパイプスクリューコンベヤ4から制御された第1の弁6を通って第2のパイプスクリューコンベヤ5に運ばれ、第2のパイプスクリューコンベヤは、次に生成された雪Sをその出口端5Aに向かって運ぶ。
次いで、シーケンスの工程S6にて、生成された雪Sが上記出口端5A及び第2の弁7に到達すると、両方のパイプスクリューコンベヤ4、5を停止させる。工程S7にて、次いで第1の弁6を閉じて第2の弁7を開き、最後に工程S8にて、第2のパイプスクリューコンベヤ5が再始動して、雪を、第2のパイプスクリューコンベヤ6から上記第2の弁7を通って大気へ排出する。次いで、工程S9にて、今や空となった第2のパイプスクリューコンベヤ6を非作動/停止させて、第2の弁7を閉じることによって、シーケンスが完了する。次いで、プロセスは、工程S2からの新しいシーケンスを開始する準備が整う。真空圧力及び雪生成を連続的に維持するために、2つのパイプコンベヤスクリュー4及び5並びに2つの弁6及び7は、異なる関連シーケンス工程によって表される、決定されたプログラムに従って動作する。
さらなる態様では、技術は、人工的に生成された雪の品質を制御する方法にも関する。雪の品質(密度)は、蒸発器容器1に入るとき所定のサイズを有する液滴の形態である水流、蒸発器容器1の高さ及び真空圧力の関数である。水流及び真空圧力を制御することによって、水滴は部分的に凍結して密度がより高くなり、又は完全に凍結して密度がより低くなる。真空発生装置2は、所定の一定速度で動作するとき、所定の質量の雪/氷をトン/時で、又は所定の密度の雪を所定の体積m/時で生成することができる。所定の密度の雪を生成するために、真空発生装置2を一定速度で動作させて、水ノズル10を通って蒸発器容器1内に入る水量が増えるとき、真空発生装置2は、蒸発器容器1内の全ての水蒸気を圧縮して排出できるとは限らない。真空圧力は、次いで、蒸発器容器1への水流の比が増えるにつれて、(大気圧に向かって)上昇し、容器に入る水滴は部分的にのみ凍結する。こうして、水流が増えると、水滴が全く凍結しなくなるまで、水滴内での凍結がより少なくなる。従って、提案された方法により、水滴が蒸発器容器1の底部に達する前に、全く凍結していない水滴から完全に凍結している水滴へのプロセスを制御することが可能になる。密度の制御は、一定の水流を有する真空圧力を大気圧に向かって上げるという意味で逆にすることもできる。換言すれば、密度の制御は、蒸発器容器1への水流を蒸発器容器内の真空圧力の関数として制御し、又は蒸発器容器内の真空圧力を蒸発器容器内への水流の関数として制御することによって行ない、もって部分的に凍結した水滴を生成する結果密度がより大きくなり、又は完全に凍結して密度がより小さくなる。この後者の代替案は、m/時あたりの生成量に関する性能が低下することを除いて、同じ結果をもたらす。
現在提案されている実用的な実施形態を具体的に参照して、提案された新しい技術を上述した。しかしながら、技術は、上記実施形態に決して限定されず、具体的な条件を含む具体的な用途向けの代替の実施形態にも同様に適することに留意されたい。同じように、他の形式のコンベヤ、弁及び真空発生器を、本明細書で具体的に説明しているものの代わりに使用することも可能である。さらに、技術は、スキー用の雪を生成するための用途を参照して説明及び図示しているが、そのような特定の用途に限定されないことも強調されるべきである。本発明の基本原理は、人工雪製造設備の他に他の形式の人工雪製造用途にも適用することができる。
本技術は、例示的な実施例とみなされるべき実施形態に関連して説明されている。当業者であれば、本技術は、開示された実施形態に限定されず、様々な変更及び均等な構成を包含する意図であることを理解する。本技術は、同様に、本明細書に説明しかつ図示した特徴の任意の実現可能な組み合わせを包含する。本技術の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。

Claims (7)

  1. 蒸発器容器(1)を含む人工雪製造設備(20)から人工雪(S)を排出する方法であって、前記方法は、前記蒸発器容器(1)内で水を凍結させることにより雪を生成する工程を備え、前記工程は、前記蒸発器容器(1)内の圧力を0℃よりも低い温度での沸点圧力よりも低い真空圧力に維持するとともに、前記蒸発器容器内に水を噴射することにより行われ、これにより前記蒸発器容器内に噴射された水が蒸発し、水の非蒸発部分が蒸発潜熱により冷却されて過冷却状態となってその後凍結するものにおいて、
    前記方法は、
    前記生成された雪を第1のパイプスクリューコンベヤ(4)によって前記蒸発器容器(1)の底部(1A)から取り出すことと、
    前記第1のパイプスクリューコンベヤ(4)から取り出した前記雪を、制御された第1の弁(6)を通して第2のパイプスクリューコンベヤ(5)に搬送することと、
    前記雪を、前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)ら、制御された第2の弁(7)を通して大気に排出することと、それにより
    前記蒸発器容器(1)内の真空圧力と同様の真空圧力が、前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)からの分岐部(9)を介して前記第2のパイプスクリューコンベヤを前記蒸発器容器に接続する制御された第3の弁(8)を通して、少なくとも前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)内に選択的に生成されることと
    によって特徴付けられる、方法。
  2. 生成された雪(S)が前記蒸発器容器(1)内で所定高さに達する前に、前記第1の弁(6)及び前記第2の弁(7)を閉じかつ前記第3の弁(8)を開くこと(工程S2)と、
    前記蒸発器容器(1)内及び前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)内に等しい圧力が存在するとき、前記第3の弁(8)を閉じること(工程S3)と、
    前記蒸発器容器(1)内に設定量の雪(S)が生成されたとき、前記第1の弁を開くこと(工程S4)と、
    前記第1のパイプスクリューコンベヤ(4)及び前記第2のパイプスクリューコンベヤ()を作動させること(工程S5)と、
    生成された雪が前記第2の弁に達したとき、両方のパイプスクリューコンベヤを停止させること(工程S6)と、
    前記第1の弁を閉じかつ前記第2の弁を開くこと(工程S7)と、
    生成された雪を前記第2の弁を通して大気に排出するために前記第2のパイプスクリューコンベヤを始動させること(工程S8)と
    によって特徴付けられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)が空になったとき、前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)を停止させ、次いで前記第2の弁(7)を閉じること(工程S9)によって特徴付けられる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のパイプスクリューコンベヤ(4)及び前記第2のパイプスクリューコンベヤ()は同じ毎分回転数で動作するように作動することを特徴とする、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 人工雪(S)を排出するための人工雪製造設備(20)であって、蒸発器容器(1)と、前記蒸発器容器内に真空圧力を生成及び維持するために前記蒸発器容器に接続されるとともに凝縮器(3)に接続された真空発生装置(2)と、給水ライン(11)及び少なくとも1つの水ノズル(10)を通して前記蒸発器容器内に水を分配するための給水装置(12)と、前記蒸発器容器内で生成された雪を前記蒸発器容器から排出するための手段(4〜7)とを含む前記人工雪製造設備(20)において、
    前記蒸発器容器(1)の下部(1A)と連通して、生成された雪(S)を前記下部から受け取る第1のパイプスクリューコンベヤ(4)と、
    前記第1のパイプスクリューコンベヤの出口端(4A)と制御された第1の弁(6)を介して連通し、前記第1のパイプスクリューコンベヤが動作するとき、前記第1のパイプスクリューコンベヤから生成された雪を選択的に受け取る第2のパイプスクリューコンベヤ(4)と、
    制御された第2の弁(7)であって、前記第2のパイプスクリューコンベヤの出口端(5A)を周囲大気と連通させ、前記第2の弁の動作時に、前記第2のパイプスクリューコンベヤからの生成された雪を選択的に排出する制御された第2の弁(7)と、
    前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)を制御された第3の弁(8)を通して蒸発器容器(1)に接続し、それにより前記蒸発器容器内の真空圧力と同様の真空圧力を、少なくとも前記第2のパイプスクリューコンベヤ(5)に選択的に連通させる分岐部(9)と
    を備えたことを特徴とする人工雪製造設備。
  6. 前記蒸発器容器(1)の高さは、前記蒸発器容器(1)内に生成される真空圧力と、前記少なくとも1つの水ノズル(10)から前記蒸発器容器に入る水滴(15)のサイズ及び温度との関数であることを特徴とする、請求項5に記載の人工雪製造設備(20)。
  7. 前記蒸発器容器(1)は、周囲温度の加温効果を最小にするために絶縁層(13)を有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の人工雪製造設備(20)。
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