JP6925966B2 - 農業管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、業管理システムに関する。
稲や麦などの穀物は、コンバインで収穫して一時的にグレンタンクに保管した後、グレンタンクに一時的に保管した穀物は、コンテナ等の収容器に排出する。コンバインにおける穀物を排出する排出作業においては、どの収容器に穀物を排出したかを把握する必要がある、即ち、穀物の排出先を把握する必要がある。
特許文献1の農業管理システムでは、収容器に当該収容器を識別するQRコード(登録商標)を取付け、排出作業の時にQRコード(登録商標)を携帯端末で読み込むことによって、穀物の排出先を把握している。
特開2016−66293号公報
上述した農業管理システムでは、QRコード(登録商標)を読み込むことによって穀物の排出先を把握することができるため、非常に便利なシステムである。しかしながら、QRコード(登録商標)と収容器との名称とを事前に登録する必要があった。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、収容器を簡単に特定することができる業管理システムを提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。農業管理システムは、収穫物と通信装置とがそれぞれ収容可能とされた複数の収容器と、前記収穫物を前記収容器に収容する収容先に設けられ、当該収容器に収容された前記通信装置から第1識別情報を受信する第1受信装置と、前記収容器に収容された前記収穫物が運搬される搬送先に設けられ、当該収容器に収容された前記通信装置から第2識別情報を受信する第2受信装置と、前記第1識別情報及び前記第2識別情報に基づいて前記収容器を特定する管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記第1受信装置が受信した前記第1識別情報を第1情報として取得する第1取得部と、前記第2受信装置が受信した前記第2識別情報を第2情報として取得する第2取得部と、複数の前記第1情報に対して、前記第2情報が一致するかに基づいて、識別対象の収容器を特定する容器特定部と、を備えている。
前記第1取得部は、前記第1識別情報に加え、当該第1識別情報に対応して前記収容器への排出時に得られた前記収穫物に関する特性情報を前記第1情報として取得し、前記第2取得部は、前記第2識別情報に加え、当該第2識別情報に対応して前記搬送先で得られた前記収穫物に関する特性情報を前記第2情報として取得し、前記容器特定部は、複数の前記第1情報の中に前記第2情報と一致するものがあるか、及び前記第1情報の特性情報と前記第2情報の特性情報とが所定範囲内にあるかに基づいて、識別対象の収容器を特定する。
本発明によれば、収容器を簡単に特定することができる。
収容器の管理システムを適用した農業管理システムを示す図である。 コンバインと収容器との関係を示す図である。 RFIDタグをコンテナに取付けた図で、左側はコンテナの平面図、右側はコンテナの断面図を示している。 RFIDリーダをコンバインに取付けた図である。 RFIDリーダをリフレクタに取付けた図である。 識別情報、穀物特性情報、容器情報の関係を示す図である。 収容先における第1情報を示す図である。 搬送先における第2情報を示す図である。 収容先における第1情報であって穀物特性情報を含む第1情報を示す図である。 搬送先における第2情報であって穀物特性情報を含む第2情報を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、収容器の管理システムを適用した農業管理システムの概略図を示している。
収容器の管理システムは、収容物を入れる収容器を管理するシステムであり、少なくとも野菜類、穀物類、いも類、種類等の収穫物(農作物)を管理する農業管理システムに適用可能である。以下、説明の便宜上、収穫物は、稲、麦などの穀物類であるとして説明を進める。当然の如く、収穫物(農作物)は限定されない。
図1に示すように、農業管理システムは、通信装置10を備えている。通信装置10は、少なくとも識別情報を送信可能な装置である。識別情報は、個別に割り当てられた番号等である。通信装置10は、収穫物を収容する収容器11に設けられている。
まず、収容器11について説明する。
収容器11は、フレキシブルコンテナバッグ(以降、フレコンという)、コンテナ等である。フレキシブルコンテナバッグは、変形自在な材料であって化学繊維等で構成されている。また、コンテナは、金属等で構成されている。この実施形態では、収容器11はコンテナである。
図3に示すように、収容器11は、穀物等の収穫物を収容する収容部12を有している。収容部12は、底部13と、周部14とを有している。底部13は、例えば、平面視で矩形状の板材で構成されている。周部14は、底部13を取り囲んでいて、当該底部13の縁部から起立している。周部14で囲まれた部分が、収穫物を挿入する開口部15である。
周部14は、縦壁14aと、横壁14bとを含んでいる。縦壁14aは、底部12の4つの縁部のうち、互いに対向する2つの縁部又は当該縁部近傍から起立する板材である。横壁14bは、縦壁14aが設けられていない残りの2つの縁部又は当該縁部近傍から起立し且つ縦壁14aに交差する板材である。説明の便宜上、縦壁14aにおいて、底部12の左の縁部又は縁部近傍から立ち上がる縦壁14aのことを第1縦壁14a1といい、底部12の右の縁部又は縁部近傍から立ち上がる縦壁14aのことを第2縦壁14a2という。また、横壁14bにおいて、底部12の奥の縁部又は縁部近傍から立ち上がる横壁14bのことを第1横壁14b1といい、底部12の手前の縁部又は縁部近傍から立ち上がる横壁14のことを第2横壁14b2という。
第1縦壁14a1は、第1横壁14b1の左部と第2横壁14b2の左部とを連結している。第1縦壁14a1は、第1横壁14b1及び第2横壁14b2に直交している。第2縦壁14a2は、第1横壁14b1の右部と第2横壁14b2の右部とを連結している。第2縦壁14a2は、第1横壁14b1及び第2横壁14b2に直交している。開口部15は、第1縦壁14a1、第2縦壁14a2、第1横壁14b1、第2横壁14b2により構成されている。したがって、開口部15に穀物を挿入することによって、穀物を収容することができる。
通信装置10は、例えば、RFIDタグ(Radio Frequency Identification)である。通信装置10は、パッシブ型のRFIDであっても、アクティブ型のRFIDであってもよい。また、通信装置10は、RFIDタグに限定されず、到達距離が数mの短距離無線に準拠した送信器、IEEE802.15.nの近距離無線に準拠した送信器等であってもよい。この実施形態では、通信装置10がRFIDタグであるとして説明を進めるが、上述した他の機器に読み替えても適用可能である。
通信装置10は、識別情報を記憶する記憶部101と、出力部(以下、送信部という)102とを有している。記憶部101及び送信部102は筐体に格納されている。記憶部101は、例えば、不揮発性のメモリ等で構成されている。
通信装置10、即ち、記憶部101及び送信部102を格納する筐体は、収容器11に設けられている。図3に示すように、1個の収容器11に対して複数の通信装置10が設けられている。この実施形態では、1個の収容器11に1個の通信装置10ではなく、複数の通信装置10が設けられている。複数の通信装置10は、周部14に設けられている。詳しくは、複数の通信装置10は、縦壁14aに設けられた1以上の通信装置10a(縦装置10aという)と、横壁14bに設けられた1以上の通信装置10b(横装置10bという)とを含んでいる。
この実施形態では、縦装置10aは、第1縦壁14a1に設けられた第1縦装置10a1と、第2縦壁14a2に設けられた第2縦装置10a2とを含んでいる。横装置10bは、第1横壁14b1に設けられた第1横装置10b1と、第2横壁14b2に設けられた第2横装置10b2とを含んでいる。即ち、第1縦壁14a1、第2縦壁14a2、第1横壁14b1、第2横壁14b2のそれぞれに、1個の通信装置10(第1縦装置10a1、第2縦装置10a2、第1横装置10b1、第2横装置10b2)が取り付けられている。
即ち、複数の通信装置10(第1縦装置10a1、第2縦装置10a2、第1横装置10b1、第2横装置10b2)がそれぞれ、収容器11の開口部15の近傍の部位、即ち、収容器11の周壁14(第1縦壁14a1、第2縦壁14a2、第1横壁14b1、第2横壁14b2)の上部に設けられている。
第1縦装置10a1と、第2縦装置10a2とは、第1横壁14b1の中央部と第2横壁14b2の中央部を結ぶ中央線L1に対して対称に配置されている。第1横装置10b1と、第2縦装置10b2とは、第1縦壁14a1の中央部と第2縦壁14a2の中央部を結ぶ中央線L2に対して対称に配置されている。
図1に示すように、農業管理システムは、第1受信装置20を備えている。第1受信装置20は、通信装置10から送信された識別情報を受信可能な装置である。この実施形態では、第1受信装置20は、RFIDリーダである。第1受信装置20は、通信装置10等の外部に電波(信号)を出力して、当該通信装置10から送信された識別情報を受信する。
第1受信装置20は、収穫物を排出する装置(以降、収穫物排出装置)40に設けられている。
収穫物排出装置40は、少なくとも収容器11に収穫した収穫物を排出する装置である。例えば、収穫物排出装置40は、穀物を収穫することができ、且つ、収穫した穀物を排出することができるコンバインである。コンバインを例にとり、収穫物排出装置40について説明する。
図1、2に示すように、コンバイン40は、機体41と、走行装置42と、運転席43と、原動機44と、グレンタンク45と、刈取装置(収穫部)46と、測定装置47と、制御装置48と、脱穀装置(図示省略)と、排出部49とを有している。また、コンバイン40は、通信部16と、記憶部51とを有している。走行装置42は機体の下部に設けられている。運転席43、原動機44、脱穀装置及びグレンタンク45は機体41に設けられている。刈取装置46は、機体41の前部に設けられている。刈取装置46は、穀物を刈り取る装置である。脱穀装置は、刈り取った穀物を脱穀する装置である。グレンタンク45は、脱穀された穀物を貯留するタンクである。走行装置42は、クローラ装置から構成されていて、運転席43の近傍に配置した操作部材を操作することによって、前進、後進、旋回(ターン)等を行うことができる。走行装置42は、クローラ装置で構成しているがこれに限定されず、前輪、後進等を有する装置であってもよい。制御装置48は、原動機44を制御したり、脱穀装置を制御したり、刈取装置46を制御する装置である。記憶部51は、不揮発性のメモリ等であって様々な情報を記憶する。
測定装置47は、収穫物の特性を測定可能な装置であって、例えば、収穫物の特性として、穀物の水分量、タンパク量などを測定する装置である。具体的には、測定装置47は、穀物に含まれる水分量を測定する水分測定部47aと、穀物のタンパク量を測定する食味測定部47bとを有している。水分測定部47a及び食味測定部47bは、グレンタンク45の内部、又は、グレンタンク45の周囲に設けられている。
食味測定部47bは、グレンタンク45に入る穀物に対して近赤外線(近赤外線光)を照射して、透過光の分光分析に基づいて吸収スペクトルを解析し、その解析結果により、穀物に含まれるタンパク質等の成分量(タンパク質含有率)、即ち、タンパク量を求める。水分測定部47aは、穀物の誘電率を用いて当該穀物の水分量を測定したり、或いは、穀物の電気抵抗を用いて当該穀物の水分量(水分含有率)を測定したり、穀物に赤外線或いはマイクロ波等を照射することで水分量を測定するセンサ等である。水分検出装置13は、水分を検出するものであればどのような装置であってもよい。
なお、測定装置47は、穀物の収穫量を測定する収穫量測定部47cを含んでいてもよい。収穫量測定部47cは、グレンタンク45の下部に設けられている。収穫量測定部47cは、グレンタンク45の重量を測定して当該グレンタンク45の重量を収穫量に換算するロードセル等で構成されている。以下、説明の便宜上、穀物の水分量、タンパク量、収穫量のことを穀物特性情報という。
排出部49は、グレンタンク45に貯留された穀物を外部に排出するもので、例えば、縦送り部49aと、横送り部49bとを有している。縦送り部49aは機体41の幅方向及び上下方向に揺動自在に支持されていて、所定の位置で停止させて、横送り部49bの先端部に設けられた排出口49b1から穀物を排出する。
第1受信装置20は、排出部49に設けられている。横送り部49bの先端部、即ち、排出口49b1の近傍に設けられている。図4Aに示すように、横送り部49bの先端部には下向きに開放された筒体49b2が設けられ、筒体49b2の内面により排出口49b1が形成されている。第1受信装置20は、筒体49b2の外面に取付けられている。
なお、図4Bに示すように、筒体49b2に金属製のリフレクタ50を設け、リフレクタ50の内部に第1受信装置20を設けてもよい。リフレクタ50は、四角錐の形状であって、横送り部49bに装着された第1壁50aと、第1壁50bと離間して設けられた第2壁50bと、第1壁50aの幅方向一端と第2壁50bの幅方向一端とを連結する第3壁部50cと、第1壁50aの幅方向一端と第2壁50bの幅方向一端とを連結する第4壁部50dと、を有している。第3壁部50c及び第4壁部50dは下方にいくにしたがって幅方向に広がる傾斜面を含んでいる。第1受信装置20は、第3壁部50c及び第4壁部50dが連結する頂 部の近傍に設けられている。
通信部16には、第1受信装置20が接続されている。また、通信部16には、測定装置47(食味測定部47b、水分測定部47a及び収穫量測定部47c)に接続されている。通信部16は、近距離、又は、長距離の通信を行う装置で構成されている。例えば、通信部16は、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、Bluetooth(登録商標)等により無線通信を行う通信モジュール、携帯電話通信網により無線通信を行う通信モジュール、データ通信網により無線通信を行う通信モジュールのいずれかである。通信部16は、第1受信装置20が受信した識別情報、測定装置47が測定した穀物特性情報等を外部に送信することができる。
さて、コンバイン40で収穫した穀物を収容器11に排出する排出作業では、まず、コンバイン40のリモコン等を操作することによって、縦送り部49aを介して横送り部49bを上、下、左、右に移動する。そして、図3及び図4Aに示すように、横送り部49bの先端部(排出口49b1)を、穀物を排出する排出先の収容器11の上方に位置させる。つまり、コンバイン40による排出作業時には、横送り部49bの先端部が収容器11の開口部15の上方、即ち、収容器11の周壁14(第1縦壁14a1、第2縦壁14a2、第1横壁14b1、第2横壁14b2)の上方に位置させる。その後、例えば、リモコン55に設けられた排出開始ボタンを操作することによって、排出部49から収容器11への穀物の排出が開始される。また、リモコン55に設けられた排出終了ボタンを操作することによって、排出部49から収容器11への穀物の排出を停止(終了)することができる。
したがって、排出作業においては、第1受信装置20は、周壁14に設けた複数の通信装置10(第1縦装置10a1、第2縦装置10a2、第1横装置10b1、第2横装置10b2)から識別情報を受信することができる。
また、リモコン55において、排出開始ボタンを操作した信号及び排出終了ボタンを操作した信号はコンバイン40(制御装置48)に送信される。そのため、第1受信装置20において、排出開始から排出終了までに受信した識別情報を把握することができる。
図5に示すように、コンバイン40における穀物の収穫作業時には、測定装置47で取得した穀物特性情報(穀物の水分量、タンパク量、収穫量)が、コンバイン40の記憶部51に記憶される。なお、穀物特性情報を示す値は、開始から終了において、測定装置47が測定した値の平均であってもよいし、所定時間毎に測定装置47が測定した値であってもよいし、測定装置47が測定した値に対して正規化等を行った値であってもよいし、その他の値であってもよく限定されない。
また、開始から終了までの間に第1受信装置20が受信した識別情報が、コンバイン40の記憶部51に記憶される。なお、上述した実施形態では、排出作業の開始から終了までの間に得た情報(穀物の特性情報、識別情報)を、コンバイン40の記憶部51に記憶するとしているが、通信部16を用いて逐次、外部に送信してもよい。
さて、収容器11に収容された穀物は、トラック等の運搬車によって穀物処理設備100に運搬される。穀物処理設備100は、例えば、穀物を乾燥することが可能な処理設備であって、穀物を受ける荷受け機104、穀物を乾燥する乾燥機105、穀物を放冷する放冷タンク106、穀物の籾摺りを行う籾摺機107、穀物の色彩選別を行う色選機108、穀物の計量を行う計量器109等である。なお、処理装置202は、上述したものに限定されず、穀物処理設備100において、荷受け機104、乾燥機105、放冷タンク106、籾摺機107、色選機108、計量器109のすべてが設置されている必要はなく、穀物の処理に応じて穀物処理設備100に設置する装置を選択すればよい。
穀物処理設備100には、通信装置10から送信された識別情報を受信可能な第2受信装置70が設けられている。例えば、第2受信装置70は、穀物処理設備100の建屋、出入口、荷受け機104、乾燥機105等のいずれかに設けられている。この実施形態では、第2受信装置70は、RFIDリーダである。第2受信装置70は、通信装置10等の外部に電波(信号)を出力して、当該通信装置10から送信された識別情報を受信する。
図1に示すように、管理装置60は、収容器11を特定することが可能である。管理装置60は、記憶部62と、情報取得部80を備えている。記憶部62は、様々な情報を記憶するもので、不揮発性のメモリ等から構成されている。情報取得部80は、管理装置60に設けられた電気・電子部品、当該管理装置60に格納されたプログラム等から構成されている。
情報取得部80は、収容器11に収容した収容物に関する関連情報を取得する。収容物とは、収容器11の内部に設けられた物であって、例えば、底部13と周部14とに囲まれることにより構成された収容部12に位置している。この実施形態では、収容物は、通信装置10及び穀物である。情報取得部80は、収容物の1つである通信装置10に関係する情報を関連情報として取得する。
また、情報取得部80は、収容器11に収容物を収納した収容先での関連情報(第1情報)と、収容物を収容した収容器11を搬送した搬送先での関連情報(第2情報)とを取得する。具体的には、情報取得部80は、収容器11に収容物を収容した収容先における関連情報である第1情報を取得する第1取得部80Aと、収容物を収容した収容器11を搬送した搬送先における関連情報である第2情報を取得する第2取得部80Bとを有している。
以下、第1取得部80A、第2取得部80B、第1情報、第2情報の取得について詳しく説明する。なお、説明の便宜上、第1受信装置20が受信した通信装置10の識別情報のことを「第1識別情報」といい、第2受信装置70が受信した通信装置10の識別情報のことを「第2識別情報」という。
上述したように、コンバイン40における穀物の収穫作業時には、第1識別情報、穀物特性情報がコンバイン40の記憶部51に記憶される。コンバイン40の通信部16は、定期的又は不定期に、第1識別情報、穀物特性情報を管理装置60に送信する。管理装置60が第1識別情報、穀物特性情報を受信すると、第1取得部80Aは、第1識別情報、穀物特性情報のうち、受信した第1識別情報を第1情報として取得する。
なお、第1取得部80Aが、コンバイン40の通信部16に対して関連情報の送信を要求し、当該通信部16が要求に応答して関連情報として第1識別情報を管理装置60に送信し、当該管理装置60が第1識別情報を受信した場合に、当該第1取得部80Aは受信した第1識別情報を第1情報として取得してもよい。
また、コンバイン40の通信部16が第1識別情報、穀物特性情報を管理装置60に送信していたが、携帯端末30を経由して、管理装置60に第1識別情報、穀物特性情報を管理装置60に送信してもよい。この場合も第1取得部80Aは、コンバイン40及び携帯端末30を経由して送信された第1識別情報を第1情報として取得する。図5に示すように、第1取得部80Aが取得した第1識別情報(第1情報)は、記憶部62に記憶される。
穀物が収容器11に収容されると、運搬車によって収穫作業を行った収容先から、搬送先である穀物処理設備100に搬送される。収容器11を搭載した運搬車が穀物処理設備100に到着すると、当該穀物処理設備100に設けられた第2受信装置70が通信装置10の第2識別情報を受信する。第2識別情報は、穀物処理設備100に設けられた通信装置112又は携帯端末30を経由して管理装置60に送信される。管理装置60が第2識別情報を受信すると、第2取得部80Bは、受信した第2識別情報を第2情報として取得する。
管理装置60は、容器特定部81を備えている。容器特定部81は、管理装置60に設けられた電気・電子部品、当該管理装置60に格納されたプログラム等から構成されている。容器特定部81は、情報取得部80で取得した関連情報に基づいて、収容器11を特定する。容器特定部81は、例えば、複数の収容器11が存在するなかで、どの収容器11が収容先から搬送先に搬送されたかを特定することができる。
詳しくは、容器特定部81は、情報取得部80の第1取得部80Aが取得した第1情報と、情報取得部80の第2取得部80Bが取得した第2情報とに基づいて収容器11を特定する。
図6Aは、収容先における第1情報を示し、図6Bは、搬送先における第2情報を示している。図6A及び図6Bに示す第1情報及び第2情報は記憶部62に記憶されている。
容器特定部81は、例えば、第2取得部80Bが第2情報を取得した時点で、記憶部62の第1情報を参照し、複数の第1情報の中に第2情報と一致する第1情報が存在するか否かを判断する。
例えば、容器特定部81は、複数の第1情報の中に第2情報と一致する第1情報が存在する場合、当該第1情報及び第2情報に対応する収容器11が穀物処理設備100に搬入されたと判断することができる。一方、複数の第1情報の中に第2情報と一致する第1情報が存在しない場合、当該第2情報に対応する収容器11は穀物処理設備100に搬入されていないと判断することができる。例えば、図6Bに示すように、第2受信装置70で受信した第2情報が「010」、「011」、「012」、「013」である場合、図6Aに示すように、当該第2情報と一致する第1情報が記憶されているため、容器特定部81は、第1情報及び第2情報によって「010」、「011」、「012」、「013」に対応する収容器11が穀物処理設備100に現時点(第2情報を受信した時点)で搬入されたと判断することができる。一方、第1受信装置20が受信した第1情報が「100」、「101」、「102」、「103」であるのに対し、当該第1情報に一致する第2情報は存在していない。そのため、容器特定部81は、第1情報及び第2情報によって「100」、「101」、「102」、「103」に対応する収容器11は、穀物処理設備100に搬入されていないと判断することができる。
なお、受信装置20が通信装置10の第1識別情報を受信した時間、コンバイン40の通信部16が第1識別情報を送信した時間、第1取得部80Aが第1識別情報を受信した時間等の時間情報を第1識別情報と共に第1情報として記憶部62に記憶しておく。そのうえで、容器特定部81は、第2識別情報(第2情報)を取得した時点(現在)から遡って所定時間内(6時間、12時間、24時間等)に記憶部62に記憶された第1情報を抽出し、当該第1情報の中に、第2識別情報(第2情報)と一致する第1情報が存在するか否かを判断してもよい。つまり、第1情報に第1識別情報と共に時間情報を含ませることで、第2情報を取得した時点で、当該第2情報に一致する第1情報が存在するか否かで収容器11を特定してもよい。
従来では、まず、穀物等を収容器11に収容する前に、収容器11にQRコード(登録商標)を取付け、取付後にQRコード(登録商標)と収容器11の名称とを登録する。登録作業を行った後は、穀物を収容器11に入れる作業時に、QRコード(登録商標)を読み込むことで、収容器11を穀物処理設備100に搬送した後も、QRコード(登録商標)と登録時の名称との対応関係から収容器11を特定している。一方、管理装置60によれば、情報取得部80と容器特定部81とを備えていることから、従来のように登録を行わなくても、収容器11に設けた収容物の関連情報によって、複数の収容器11の中から、どの収容物11に穀物を入れたかを把握することができる。
容器特定部81は、情報取得部80が取得した複数の関連情報に基づいて、収容器11を特定する。情報取得部80は、収容器11に収容物を収容した収容先における関連情報を第1情報として取得する第1取得部80Aと、収容物を収容した収容器11を搬送した搬送先における関連情報を第2情報として取得する第2取得部80Bとを有し、容器特定部81は、第1情報と第2情報とに基づいて収容器11を特定する。
例えば、穀物を収容器11に入れた収容先において、収容器11の内部に取付けた通信装置10の識別情報(第1情報)を第1取得部80Aによって取得しておく一方で、収容器11を搬送した穀物処理設備100等の搬送先において、収容器11の内部に取付けた通信装置10の識別情報(第2情報)を第2取得部80Bによって取得しておくことによって、収容先から搬送先までの物流過程における収容器11の動きを第1情報及び第2情報によって把握することができる。
また、収容器11は、収容物として少なくとも通信装置10を収容可能であり、情報取得部80は、関連情報として通信装置10の識別情報を取得し、容器特定情報81は、通信装置10の識別情報に基づいて、収容器11を特定する。これによれば、管理者又は作業者等が、収容器11を購入後等に、任意の通信装置10を収容器11の内部に収容するだけで、通信装置10と収容器11とを対応付ける登録作業を行わなくても、収容器11を識別することができる。言い換えれば、従来のように、収容器11の識別するための専用のQRコード(登録商標)を収容器11毎に購入して、QRコード(登録商標)を収容器11に取付けた後、収容器11とQRコード(登録商標)との関連性を教師するデータを作成しなくてもよい。
上述した実施形態では、複数の通信装置10を収容器11に収容して、複数の通信装置10の識別情報を関連情報として、複数の通信装置10を取付けた収容器11を特定していたが、穀物等の収穫物に関する情報を関連情報とし、当該関連情報に基づいて収容器11を特定してもよい。穀物処理設備100は、測定装置110を備えている。測定装置110は、収穫物の特性を測定可能な装置であって、例えば、収穫物の特性として、穀物の水分量、タンパク量などを測定する装置である。具体的には、測定装置110は、穀物に含まれる水分量を測定する水分測定部110aと、穀物のタンパク量を測定する食味測定部110bと、収穫量を測定する収穫量測定部110cを有している。測定装置110が測定した穀物特性情報(穀物の水分量、タンパク量、収穫量)、収穫情報は、穀物処理設備100に設けられた通信装置112又は携帯端末30を経由して管理装置60に送信される。
さて、コンバイン40の通信部16又は携帯端末30から送信された第1識別情報、穀物特性情報を管理装置60が受信すると、図7Aに示すように、第1取得部80Aは、管理装置60が受信した第1識別情報、穀物特性情報を第1情報として取得する。
穀物処理設備100から送信された第2識別情報、穀物特性情報を管理装置60が受信すると、図7Bに示すように、第1取得部80Aは、管理装置60が受信した第2識別情報、穀物特性情報を第2情報として取得する。
容器特定部81は、例えば、第2取得部80Bが第2情報の第2識別情報を取得した時点で、記憶部62の第1情報の第1識別情報を参照し、第1識別情報の中に第2識別情報と一致する第1識別情報が存在するか否かを判断する。
容器特定部81は、複数の第1識別情報の中に第2識別情報と一致する第1識別情報が存在する場合、第1識別情報に対応する穀物特性情報(水分量、タンパク量)と、第2識別情報に対応する穀物特性情報(水分量、タンパク量)とを比較して、互いの穀物特性情報が所定範囲内であるか否かを判断する。所定範囲内とは、測定装置47や測定装置110の測定誤差であり、第1識別情報に対応する穀物特性情報と、第2識別情報に対応する穀物特性情報とを比較したときに、両者が所定範囲内に入っている場合は同一のものであるとみなすことができる。
容器特定部81は、第1識別情報に対応する穀物特性情報(水分量、タンパク量)と、第2識別情報に対応する穀物特性情報(水分量、タンパク量)とが所定範囲内(測定誤差内)である場合は、第1識別情報及び第2識別情報に対応する収容器11が穀物処理設備100に搬入されたと判断することができる。一方、容器特定部81は、第1識別情報に対応する穀物特性情報と、第2識別情報に対応する穀物特性情報とが所定範囲内でない場合は、第1識別情報及び第2識別情報に対応する収容器11は、穀物処理設備100に搬入されていないと判断することができる。
図7A及び図7Bに示すように、第2識別情報が「010」、「011」、「012」、「013」である場合、排出作業時の第1識別情報の中に第2識別情報と一致する第1識別情報「010」、「011」、「012」、「013」が存在する。ここで、第1識別情報に対応する穀物特性情報と、第2識別情報に対応する穀物特性情報とが一致するため、当該第2識別情報に対応する収容器11が穀物処理設備100に到着したと判断することができる。
以上によれば、収容器11は、収容物として穀物などの収穫物を収容可能であり、情報取得部80は、関連情報として収穫物の特性情報を取得し、容器特定情報81は、関連情報として、情報取得部80が取得した収穫特性情報等の特性情報及び識別情報に基づいて、収容器11を特定する。容器特定部81は、情報取得部80が取得した複数の識別情報と、特性情報との関係に基づいて、収容器11を特定する。これによれば、収容器11に入れた収穫物の特性情報が収容器11を識別するための情報になるため、より正確に収容器11を特定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
上述した実施形態では、収容器の管理システム(収容器の管理装置)を適用した農業管理システムを例にとり説明したが、農業管理システムに限定されない。収容器の管理システムは、例えば、作業場で収容器に様々な収容物を収容して所定の場所に搬送するような作業管理システムに適用したり、工場で製造した商品を収容器に入れて、出荷先に搬送するような商品物流システムにも適用可能である。
10 通信装置
11 収容器
12 収容部
16 通信部
101 記憶部
102 出力部(送信部)
20 受信装置
21 運搬車
30 携帯端末
40 収穫物排出装置
47 測定装置
47a 水分測定部
47b 食味測定部
47c 収穫量測定部
48 制御装置
49 排出部
50 リフレクタ
60 管理装置
61 識別情報取得部
62 記憶部
63 容器情報取得部
70 第2受信装置
100 穀物処理設備
101 荷受け機
102 乾燥機
103 放冷タンク
104 籾摺機
105 色選機
106 計量器
110 測定装置
110a 水分測定部
110b 食味測定部
110c 収穫量測定部
112 通信装置

Claims (2)

  1. 収穫物と通信装置とがそれぞれ収容可能とされた複数の収容器と、
    前記収穫物を前記収容器に収容する収容先に設けられ、当該収容器に収容された前記通信装置から第1識別情報を受信する第1受信装置と、
    前記収容器に収容された前記収穫物が運搬される搬送先に設けられ、当該収容器に収容された前記通信装置から第2識別情報を受信する第2受信装置と、
    前記第1識別情報及び前記第2識別情報に基づいて前記収容器を特定する管理装置と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記第1受信装置が受信した前記第1識別情報を第1情報として取得する第1取得部と、
    前記第2受信装置が受信した前記第2識別情報を第2情報として取得する第2取得部と、
    複数の前記第1情報に対して、前記第2情報が一致するかに基づいて、識別対象の収容器を特定する容器特定部と、
    を備えている農業管理システム。
  2. 前記第1取得部は、前記第1識別情報に加え、当該第1識別情報に対応して前記収容器への排出時に得られた前記収穫物に関する特性情報を前記第1情報として取得し、
    前記第2取得部は、前記第2識別情報に加え、当該第2識別情報に対応して前記搬送先で得られた前記収穫物に関する特性情報を前記第2情報として取得し、
    前記容器特定部は、複数の前記第1情報の中に前記第2情報と一致するものがあるか、及び前記第1情報の特性情報と前記第2情報の特性情報とが所定範囲内にあるかに基づいて、識別対象の収容器を特定する請求項1に記載の農業管理システム。
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