JP6925738B2 - ステアリングロック構造 - Google Patents

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Description

この発明は、舵角センサが一体に組み込まれるステアリングロック構造に関する。
従来、自動車等の車両において、特許文献1に記載のように、車両の盗難防止のために、コラムチューブをステアリングロックにより保持し、イグニッションスイッチをオフしたときにステアリングを回転しないようにロックすることが行われる。さらに、この種のステアリングロックに、特許文献2に記載のようなステアリングの操作角度を検出する舵角センサを一体的に組み込むことも行われている。
特開2012−96586号公報(段落0024〜0030、図2参照) 特開2015−108592号公報(段落0018〜0021、図3、図4参照)
ところで、上記したステアリングロックに舵角センサを一体的に組み込む場合、図4、図5に示すように、断面円形のコラムチューブ50を保持するステアリングロック本体51に、コラムチューブ50の外周面の曲率よりも大きな曲率の曲面から成るチューブ受け面52を形成し、ステアリングロック本体51に結合されるブラケット53を準備し、このブラケット53のコラムチューブ50の外周面の曲率よりも大きな曲率の曲面と、ステアリングロック本体51のチューブ受け面52との間にコラムチューブ50を挟持した状態で、ブラケット53の両端部をステアリングロック本体51にボルト54により固定することが行われる。
このとき、ステアリングロック本体51によりコラムチューブ50を保持する際のコラムチューブ50の軸との偏心を極力抑えるために、チューブ受け面52に軸方向に平行な2本の断面ほぼ半円状の突条55を形成し、これら両突条55とブラケット53の曲面の一部とのいわゆる3点保持により、コラムチューブ50をステアリングロック本体51に保持することが考えられている。このように3点保持することで、コラムチューブ50の外側面の曲率より大きな曲面から成る1つのチューブ受け面と、コラムチューブ50の外側面の曲率より大きなブラケットの曲面との2点でコラムチューブ50を保持する場合のような偏心を押えることができる。
しかし、この場合、チューブ受け面52に形成された2本の突条55とコラムチューブ50の外周面との接触箇所は、コラムチューブ50の軸方向の直線と平行な線になるため、コラムチューブ50は線接触の状態で保持されることになり、チューブ受け面52とコラムチューブ50の外周面との接触面積が小さく、十分な保持力を得ることができないという問題がある。
本発明は、ステアリングロック本体によりコラムチューブを強固に保持でき、ステアリングロック本体によりコラムチューブを保持する際のコラムシャフトの軸との偏心をなくすことができるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のステアリングロック構造は、コラムシャフトの回転に対応して回転するメインギヤ、および、該メインギヤの回転に連動して回転角度を検出するためのサブギヤを備える舵角センサが一体に組み込まれるステアリングロック構造であって、断面円形のコラムチューブを保持するステアリングロック本体と、前記コラムチューブ内に配置された前記コラムシャフトの軸中心に対して対称位置に、前記コラムシャフトの軸と平行に設定された2本の仮想軸と、前記ステアリングロック本体に形成され、前記両仮想軸それぞれを中心とし、前記コラムチューブの外周面の曲率よりも大きな曲率の2つの曲面を有するコラムチューブ保持部と、前記コラムチューブ保持部に対向配置されて前記コラムチューブの外周面を前記ステアリングロック本体との間で挟持するブラケットとを備えることを特徴としている。
本発明によれば、コラムチューブの外周面の曲率よりも大きな曲率の2つの曲面を有するコラムチューブ保持部がステアリングロック本体に形成され、コラムチューブ保持部に対向配置されるブラケットとステアリングロック本体との間でコラムチューブの外周面が挟持される。このとき、コラムチューブの外周面とコラムチューブ保持部の2つの曲面それぞれとの接触部分が線接触ではなく面接触になる。
したがって、コラムチューブの外周面をステアリングロック本体のコラムチューブ保持部の2つの曲面とブラケットとの間で挟持したときに、コラムチューブ保持部の2つの曲面によりコラムチューブの外周面を面接触状態で保持することができるため、コラムチューブ保持部およびブラケットによりコラムチューブの外周面を挟持して保持したときの保持力を、従来のように線接触状態で保持する場合よりも増大させることができ、コラムチューブを強固に保持することが可能になる。
さらに、コラムチューブ保持部の2つの曲面とブラケットとにより、コラムチューブを3点保持することから、コラムチューブを保持する際の偏心を極力抑えることができる。
本発明のステアリングロック構造の一実施形態の側面図である。 図1の一部を切断した正面図である。 図1におけるコラムチューブ保持部の説明図である。 従来のステアリングロック構造の一部を切断した正面図である。 図4の一部の斜視図である。
本発明に係るステアリングロック構造の一実施形態について、図1ないし図3を参照して詳細に説明する。
本実施形態における舵角センサを一体的に組み込んだステアリングロック構造は図1に示すように構成されている。すなわち、図示省略の車両のステアリングシャフトに断面円形状のコラムチューブ1が連結され、このコラムチューブ1を内嵌した状態で舵角センサ2がコラムチューブ1に取り付けられ、舵角センサ2の後方に延びたコラムチューブ1がステアリングロック本体3およびブラケット4により挟持されて保持されている。なお、図1において、5はブラケットの両端のフランジ部をステアリングロック本体3に固定するためのボルトである。
舵角センサ2は、コラムチューブ1内に配設されたコラムチューブの回転に対応して回転するリング状のメインギヤと、このメインギヤの回転に連動して回転角度を検出するための2個のサブギヤと、信号処理長を行ってステアリングの回転角度を導出する検出回路とを備え、コラムチューブ1(コラムシャフト)の回転がメインギヤに伝達されると、メインギヤに噛合した第1のサブギヤと、この第1サブギヤに噛合した第2サブギヤが回転し、これら第1、第2サブギヤの回転に基づいてコラムチューブ1つまりステアリングの回転角度を導出するための磁気センサおよび検出回路がプリント基板に実装され、該プリント基板および両サブギヤがステアリングロック本体3に内蔵されている。
ここで、ステアリングロック本体3には、イグニッションスイッチのオフ時にコラムチューブの回転を規制してステアリングをロックするモータや、該モータにより駆動される規制体などから成るロック機構が内蔵されている。
また、図2、図3に示すように、ステアリングロック本体3の上部には、コラムチューブ1の外周面の曲率Raよりも大きな曲率Rb(>Ra)の2つの曲面32a,32bを有するコラムチューブ保持部32が形成され、コラムチューブ1の外周面の曲率Raよりも大きな曲率の円弧状を成しコラムチューブ保持部32に対向配置されるブラケット4と、コラムチューブ保持部32との間でコラムチューブ1の外周面が挟持され、ブラケット4の両端のフランジ部がステアリングロック本体3のコラムチューブ保持部32の両側に当接された状態でボルト5により締結されて固定され、ブラケット4およびステアリングロック本体3によりコラムチューブ1が保持される。
このとき、図3に示すように、コラムチューブ1内に配置されたコラムシャフト(図示せず)の軸中心P1に対して対称位置に、コラムシャフトの軸と平行に2本の仮想軸P2,P3が設定され、これら両仮想軸P2,P3それぞれを中心として、コラムチューブ1の外周面の曲率Raよりも大きな曲率Rbの2つの曲面32a,32bが形成されている。
このように、コラムチューブ1の外周面の曲率Raよりも大きな曲率Rbの2つの曲面32a,32bを有するコラムチューブ保持部32をステアリングロック本体3に形成し、コラムチューブ1の外周面の曲率Raよりも大きな曲率の円弧状を成すブラケット4とステアリングロック本体3との間でコラムチューブ1の外周面を挟持することで、コラムチューブ1の外周面とコラムチューブ保持部32の2つの曲面32a,32bそれぞれとの接触部分が線接触ではなく面接触になる。
したがって、上記した実施形態によれば、コラムチューブ1の外周面をステアリングロック本体3のコラムチューブ保持部32の2つの曲面32a,32bとブラケット4との間で挟持したときに、コラムチューブ保持部32の2つの曲面32a,32bによりコラムチューブ1の外周面を面接触状態で保持することができるため、コラムチューブ保持部32およびブラケット4によりコラムチューブ1の外周面を挟持して保持したときの保持力を、従来のように線接触状態で保持する場合よりも増大してコラムチューブ1を強固に保持することできる。
また、コラムチューブ1の外周面の曲率Raよりも大きな曲率Rbを有するコラムチューブ保持部32の2つの曲面32a,32bと、コラムチューブ1の外周面の曲率Raよりも大きな曲率の円弧状を成すブラケット4とにより、コラムチューブ1を3点保持することから、コラムチューブ1を保持する際の偏心を極力抑えることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、ステアリングロック本体3の形状は、図1に示す形状に限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、コラムチューブ1の外周面の曲率Raおよびコラムチューブ保持部32の2つの曲面32a,32bの曲率Rbの具体的な値は特に規定しなかったが、曲面32a,32bの曲率Rbは、コラムチューブ1を保持する際の保持力に応じた接触面積を得るのに最適な値に設定するのが望ましい。
そして、本発明は、舵角センサが一体に組み込まれるステアリングロックを備えた種々の車両に適用することができる。
1 …コラムチューブ
2 …舵角センサ
3 …ステアリングロック本体
4 …ブラケット
32 …コラムチューブ保持部
32a,32b …曲面
Ra,Rb …曲率

Claims (1)

  1. コラムシャフトの回転に対応して回転するメインギヤ、および、該メインギヤの回転に連動して回転角度を検出するためのサブギヤを備える舵角センサが一体に組み込まれるステアリングロック構造であって、
    断面円形のコラムチューブを保持するステアリングロック本体と、
    前記コラムチューブ内に配置された前記コラムシャフトの軸中心に対して対称位置に、前記コラムシャフトの軸と平行に設定された2本の仮想軸と、
    前記ステアリングロック本体に形成され、前記両仮想軸それぞれを中心とし、前記コラムチューブの外周面の曲率よりも大きな曲率の2つの曲面を有するコラムチューブ保持部と、
    前記コラムチューブ保持部に対向配置されて前記コラムチューブの外周面を前記ステアリングロック本体との間で挟持するブラケットと
    を備えることを特徴とするステアリングロック構造。
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