JP6402617B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
EPSは、図示しないステアリングコラムと前記ステアリングコラム内に回転可能に挿入された図示しないステアリングシャフトとを備えており、ステアリングコラムの前部にはステアリングコラムよりも拡径されたセンサハウジング100が一体に連結されている。センサハウジング100には、減速機ハウジング102が図示しないボルトにより固定されている。
減速機ハウジング102の車体前方側上部には、一対の支持部104が形成され、両支持部104には、チルトヒンジ軸106が挿通されている。チルトヒンジ軸106は車体側の図示しないブラケットを介して車体側のメンバに対して固定されている。そして、EPSは、チルトヒンジ軸106の周りにチルト揺動可能にされている。
また、ベアリング残留隙間は過度に詰めすぎると急激に耐久性が悪化するため、全体的に均等に適切な隙間に設定することが好ましい。
図4及び図6に示すように減速機ハウジング16はウォームホイールハウジング35及びウォームハウジング36が一体形成されている。
EPS10はステアリングホイール13のチルト位置を調整する図示しないチルト機構を有している。図1に示すように、チルト機構は前記チルトヒンジ軸19及びコラムブラケット14に加え、コラムブラケット14に設けられるレバー20を有している。
ウォーム減速機32はウォームホイール33及びウォーム34を有している。これらウォームホイール33及びウォーム34はそれぞれ減速機ハウジング16の内部に収容されている。
上記のように構成されたEPS10の作用を説明する。
図7に示すように軸孔35fの上方の一対の肉盗み凹部35dの間には、隔壁35eが設けられていることから、軸受22の径方向の剛性は従来(図8参照)に比して軸受の周方向において均等となる。なお、図7は、図2において転動体Tの中心を通る中心線Hに沿って断面視した場合の略体断面図である。図7に示すように軸孔35fにおいて、肉盗み凹部35d側の方向の剛性は、隔壁35eがあるため、ない場合に比して高くされている。
このため、図2に示すウォームハウジング36の軸孔35fに対して、軸受22を圧入した場合、軸孔35fの周囲の部分の剛性が均等であれば、軸受22周りにおいて十分なベアリング残留(内部)隙間の縮小を行うことができる。
(1)本実施形態の電動パワーステアリング装置では、ステアリングシャフト12が通されるとともに、モータ31により回転されるウォーム34とウォームホイール33とを収容する減速機ハウジング16を備えている。また、減速機ハウジング16のウォームホイール33を収納するウォームホイールハウジング35(収容部)には、チルトヒンジ軸19を支持する支持部18(チルトヒンジ部)が突出された底壁35aを有している。また、底壁35aには、支持部18に中空を形成する肉盗み凹部35dと、ステアリングシャフト12を回転可能に支持する軸受22が圧入された軸孔35f(圧入部)を備え、チルトヒンジ軸19の周りでチルト揺動する。
・前記実施形態では、隔壁35eの頂面(すなわち、ウォームホイール33に対向する面)は、底壁35aの面と面一としたが、隔壁35eの後面を底壁35aよりも肉盗み凹部35d側に凹ませてもよい。この場合においても、軸受22は、その全部の転動体Tの中心を通る中心線Hを想定した場合、該中心線Hが、前記隔壁35eの内部を通過するように軸孔35fに配置されていればよい。
12…ステアリングシャフト、12a…駆動軸、13…ステアリングホイール、
14…コラムブラケット、15…取付ブラケット、16…減速機ハウジング、
17…ボルト、18…支持部(チルトヒンジ部)、18a…貫通孔、
19…チルトヒンジ軸、19a…ブラケット、20…レバー、22…軸受、
23、24…軸受、30…電動アシスト機構、31…モータ、
32…ウォーム減速機、33…ウォームホイール、34…ウォーム、
35…ウォームホイールハウジング(収容部)、35a…底壁、35b…周壁、
35c…連結壁、35d…肉盗み凹部、35e…隔壁、35f…軸孔(圧入部)、
36…ウォームハウジング、37、38…軸受、39…出力軸、
100…センサハウジング、102…減速機ハウジング、102a…軸孔、
103…ウォームホイールハウジング、103a…底壁、103b…周壁、
103c…肉盗み凹部、104…支持部、106…チルトヒンジ軸、
108…駆動軸、110、112、114…軸受、d1…肉厚、d2…肉厚、
O…ステアリングシャフトの軸線(軸孔35fの軸心と一致する)、
H…中心線、M…ウォーム34の軸線、L…径方向線、T…転動体、P…軸線。
Claims (2)
- ステアリングシャフトが通されるとともに、モータにより回転されるウォームと前記ウォームに噛合するウォームホイールとを収容する減速機ハウジングを備え、
前記減速機ハウジングの前記ウォームホイールを収納する収容部には、チルトヒンジ軸を支持するチルトヒンジ部が突出された底壁を有し、
前記底壁には、前記チルトヒンジ部に中空を形成する肉盗み凹部と、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持する軸受が圧入された圧入部を備え、
前記チルトヒンジ軸の周りでチルト揺動する電動パワーステアリング装置において、
前記肉盗み凹部は、隔壁にて2分割されていて、分割された肉盗み凹部は、前記チルトヒンジ軸の軸線と直交する前記圧入部の径方向線を挟むようにして配置されており、
前記軸受は、その厚み方向における中心線であって、前記チルトヒンジ軸の軸線と直交する方向の中心線が前記隔壁内を通過するようにして配置されている電動パワーステアリング装置。 - 前記隔壁の頂面が、前記収容部の底壁の底面と面一となっている請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014258016A JP6402617B2 (ja) | 2014-12-19 | 2014-12-19 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014258016A JP6402617B2 (ja) | 2014-12-19 | 2014-12-19 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016117390A JP2016117390A (ja) | 2016-06-30 |
JP6402617B2 true JP6402617B2 (ja) | 2018-10-10 |
Family
ID=56242366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014258016A Active JP6402617B2 (ja) | 2014-12-19 | 2014-12-19 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6402617B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112022000327T5 (de) | 2021-02-04 | 2023-10-19 | Nsk Ltd. | Lenkvorrichtung |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5978880B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2016-08-24 | 株式会社ジェイテクト | ステアリング装置 |
JP6024673B2 (ja) * | 2012-10-29 | 2016-11-16 | 日本精工株式会社 | 電動式パワーステアリング装置 |
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2014
- 2014-12-19 JP JP2014258016A patent/JP6402617B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112022000327T5 (de) | 2021-02-04 | 2023-10-19 | Nsk Ltd. | Lenkvorrichtung |
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