JP6921954B2 - 熱源装置、情報端末、および制御プログラム - Google Patents

熱源装置、情報端末、および制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6921954B2
JP6921954B2 JP2019526940A JP2019526940A JP6921954B2 JP 6921954 B2 JP6921954 B2 JP 6921954B2 JP 2019526940 A JP2019526940 A JP 2019526940A JP 2019526940 A JP2019526940 A JP 2019526940A JP 6921954 B2 JP6921954 B2 JP 6921954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat source
data
display
information terminal
operation data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019526940A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019004218A1 (ja
Inventor
匡則 江崎
匡則 江崎
山本 学
学 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Publication of JPWO2019004218A1 publication Critical patent/JPWO2019004218A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6921954B2 publication Critical patent/JP6921954B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/56Remote control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/32Responding to malfunctions or emergencies
    • F24F11/38Failure diagnosis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/50Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
    • F24F11/52Indication arrangements, e.g. displays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24DDOMESTIC- OR SPACE-HEATING SYSTEMS, e.g. CENTRAL HEATING SYSTEMS; DOMESTIC HOT-WATER SUPPLY SYSTEMS; ELEMENTS OR COMPONENTS THEREFOR
    • F24D3/00Hot-water central heating systems
    • F24D3/18Hot-water central heating systems using heat pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B13/00Compression machines, plants or systems, with reversible cycle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明の実施形態は、熱媒体を冷却または加熱する熱源装置、情報端末、および制御プログラムに関する。
ヒートポンプ式冷凍サイクルの運転により熱媒体(水やブライン等)を冷却または加熱し、その冷却または加熱した熱媒体を負荷(利用側)へ供給する熱源ユニットが知られている。
この熱源ユニットを管理する管理者やサービスマンは、熱源ユニットの運転状況を定期的または必要に応じて確認する必要がある。
本実施形態の目的は、熱源ユニットの運転状況をユーザに容易かつ的確に知らせることができる熱源装置、情報端末、および制御プログラムを提供することである。
請求項1の熱源装置は、熱媒体を冷却または加熱する熱源ユニットと、無線通信機能を有するデータ記憶用のSDメモリカードと、前記熱源ユニットの運転データを前記SDメモリカードに逐次に記憶するコントローラと、前記熱源ユニットにおいて前記SDメモリカードおよび前記コントローラを収容し、前記SDメモリカードと情報端末との間の無線通信で使用する電波の波長の1/4以上の長さのスリット部を有する金属製の保護筐体と、を備える。前記コントローラは、前記情報端末から無線送信されるデータ要求信号に応じて、前記SDメモリカード内の運転データを同SDメモリカードにより前記情報端末に無線送信することにより、その運転データの時間的変化と時刻との関係を示すグラフを前記情報端末のディスプレイで表示させる。
請求項10の情報端末は、熱媒体を冷却または加熱する熱源ユニットと、データ記憶用のメモリと、前記熱源ユニットの運転データを前記メモリに逐次に記憶するコントローラとを含む熱源装置の管理に用いられるものであって、ディスプレイと、第1制御セクションと、第2制御セクションとを備える。第1制御セクションは、運転状況確認モードが指定された場合に、前記メモリ内の運転データを前記コントローラから無線送信させるためのデータ要求信号を前記コントローラに無線送信する。第2制御セクションは、前記データ要求信号に応じて前記コントローラから無線送信される運転データを取込み、取込んだ運転データの時間的変化と時刻との関係を示すグラフを前記ディスプレイで表示する。
請求項16の制御プログラムは、熱媒体を冷却または加熱する熱源ユニットと、データ記憶用のメモリと、前記熱源ユニットの運転データを前記メモリに逐次に記憶するコントローラとを含む熱源装置の管理に用いる情報端末を、第1制御手段および第2制御手段として機能させる。第1制御手段は、運転状況確認モードが指定された場合に、前記メモリ内の運転データを前記コントローラから無線送信させるためのデータ要求信号を前記コントローラに無線送信する。第2制御手段は、前記データ要求信号に応じて前記コントローラから無線送信される運転データを取込み、取込んだ運転データの時間的変化と時刻との関係を示すグラフを当該情報端末のディスプレイで表示する。
図1は一実施形態の全体的な構成を示す図である。 図2は一実施形態におけるヒートポンプ式冷凍サイクルの構成を示す図である。 図3は一実施形態の要部を示すブロック図である。 図4は一実施形態におけるモジュールコントローラの制御を示すフローチャートである。 図5は一実施形態におけるタブレット端末の制御を示すフローチャートである。 図6は一実施形態における初期画面を示す図である。 図7は一実施形態におけるデータ表示画面を示す図である。 図8は一実施形態におけるトレンドグラフ表示画面を示す図である。 図9は一実施形態におけるユニット別データ表示画面を示す図である。 図10は一実施形態における第1レポート表示画面を示す図である。 図11は一実施形態における第2レポート表示画面を示す図である。 図12は一実施形態における業務報告レポートを示す図である。
以下、熱源装置、情報端末、および制御プログラムの一実施形態について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、複数(例えば8個)の熱源ユニットUC1,UC2,…UCmが配置されている。熱源ユニットUC1は、複数たとえば4つの冷凍サイクルサーキットUC1a,UC1b,UC1c,UC1dにより構成される。熱源ユニットUC2は、複数たとえば4つの冷凍サイクルサーキットUC2a,UC2b,UC2c,UC2dにより構成される。熱源ユニットUC3は、複数たとえば4つの冷凍サイクルサーキットUC3a,UC3b,UC3c,UC3dにより構成される。熱源ユニットUC4は、複数たとえば4つの冷凍サイクルサーキットUC4a,UC4b,UC4c,UC4dにより構成される。
熱源ユニットUC1の冷凍サイクルサーキットUC1aは、圧縮機1、四方弁2、空気熱交換器3a,3b、膨張弁4、水熱交換器5、外気ファン6、外気温度センサ7などを有する。圧縮機1は、冷媒を吸込んで圧縮し吐出する。
図2に示すように、圧縮機1の冷媒吐出口に四方弁2を介して空気熱交換器3a,3bのそれぞれ一端が配管接続され、その空気熱交換器3a,3bのそれぞれ他端に膨張弁4を介して水熱交換器5の冷媒流路5aの一端が配管接続され、その冷媒流路5aの他端に圧縮機1の冷媒吸込口が配管接続されている。これら配管接続により、ヒートポンプ式冷凍サイクルが構成される。空気熱交換器3a,3bは、互いに離間しかつ向き合う状態に配置されている。この空気熱交換器3a,3bの上部の相互間に、上記外気ファン6が吹出し方向を上に向けた状態で配置されている。外気ファン6が運転すると、外気が空気熱交換器3a,3bを通って冷凍サイクルサーキットUC1aの内側に吸い込まれ、吸い込まれた空気が外気ファン6を通って冷凍サイクルサーキットUC1aの上方に排出される。外気温度センサ7は、冷凍サイクルサーキットUC1aが設置されている場所の外気温度を検知する。
水熱交換器5は、上記冷媒流路5aのほかに、水流路5bを有する。この水流路5bと負荷側機器10との間に水循環用の配管11,12が配設され、その配管12に水循環用のポンプ8が配設されている。負荷側機器10は、例えば空調用のファンコイルである。空気熱交換器3a,3bが凝縮器として機能し、水熱交換器5の冷媒流路5aが蒸発器として機能する冷却モードでは、負荷側機器10から水熱交換器5の水流路5bに流入する水が冷媒流路5aの冷媒に熱を奪われて冷水となり、その冷水が負荷側機器10へと送られる。空気熱交換器3a,3bが蒸発器として機能し、水熱交換器5の冷媒流路5aが凝縮器として機能する加熱モードでは、負荷側機器10から水熱交換器5の水流路5bに流入する水が冷媒流路5aの冷媒から熱を奪って温水となり、その温水が負荷側機器10へと送られる。
熱源ユニットUC1における残りの3つの冷凍サイクルサーキットUC1b〜UC1dも、冷凍サイクルサーキットUC1aと同じ構成のヒートポンプ式冷凍サイクル(圧縮機1、四方弁2、空気熱交換器3a,3b、膨張弁4、水熱交換器5)を有するとともに、外気ファン6、外気温度センサ7、ポンプ8を有する。
なお、1つの水熱交換器5を2つの冷凍サイクルサーキットUC1a,UC1bで共用し、もう1つの水熱交換器5を2つの冷凍サイクルサーキットUC1c,UC1dで共用する構成としてもよい。例えば、2つの冷媒流路および1つの水流路が含まれる1つのプレート式熱交換器を冷凍サイクルサーキットUC1a,UC1bで共用し、同じく2つの冷媒流路および1つの水流路が含まれるもう1つのプレート式熱交換器を冷凍サイクルサーキットUC1c,UC1dで共用する。
熱源ユニットUC1以外の他の熱源ユニットUC2〜UCmのそれぞれ冷凍サイクルサーキットも、熱源ユニットUC1の冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1dと同じ構成を有する。
熱源ユニットUC1の冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1dの運転を制御するユニットコントローラ30aが、熱源ユニットUC1の冷凍サイクルサーキットUC1aに搭載されている。熱源ユニットUC2の冷凍サイクルサーキットUC2a〜UC2dの運転を制御するユニットコントローラ30bが、熱源ユニットUC2の冷凍サイクルサーキットUC2aに搭載されている。同様に、熱源ユニットUC3〜UCmの各冷凍サイクルサーキットの運転を制御するユニットコントローラ30c〜30mが、熱源ユニットUC3〜UCmのそれぞれ冷凍サイクルサーキットUC3a〜UCmaに搭載されている。
熱源ユニットUC1〜UCmにより、1つのモジュールMC1が構成される。モジュールMC1の熱源ユニットUC1〜UCmを統括的に制御するモジュールコントローラ20が、熱源ユニットUC1の冷凍サイクルサーキットUC1aに搭載されている。このモジュールコントローラ20に、ユニットコントローラ30aが信号線接続されている。モジュールコントローラ20とユニットコントローラ30b〜30mとの間に、データ送受信用の信号ケーブル31が接続されている。ユニットコントローラ30a〜30mは、モジュールコントローラ20からの指令に応じて熱源ユニットUC1〜UCmの運転をそれぞれ制御するとともに、その熱源ユニットUC1〜UCmの運転データをモジュールコントローラ20に逐次に通知する。
熱源ユニットUC1〜UCmの運転データは、熱源ユニットUC1〜UCmそのもののユニット単位の運転データと、熱源ユニットUC1〜UCmにおける全ての冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1d,UC2a〜UC2d,…UCma〜UCmdの運転データとの総称であって、熱源ユニットUC1〜UCmそのものの時々刻々と変化する運転状況を項目(例えば“運転状態”“運転モード”“設定温度”“外気温度”“入口水温”“出口水温”など)ごとに表わすデータであるとともに、熱源ユニットUC1〜UCmにおける全ての冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1d,UC2a〜UC2d,…UCma〜UCmdの時々刻々と変化する運転状況を項目(例えば“高圧圧力”“低圧圧力”“凝縮温度”“圧縮機の運転状態”“ファンの運転状態”)ごとに表わすデータである。
負荷側機器10の容量が大きい場合、モジュールMC1と同様に熱源ユニットUC1〜UCmを構成要素とするモジュールMC10が増設される。モジュールMC1,MC10,…の設置台数については、負荷の状況に応じて適宜に選定される。
少なくともモジュールMC1,MC10,…およびモジュールコントローラ20により、本実施形態の熱源装置が構成される。
熱源ユニットUC1における冷凍サイクルサーキットUC1aのモジュールコントローラ20に、データ記憶用のメモリとして、情報端末たとえばタブレット端末40との無線通信機能を有するSD(Secure digital)メモリカード21が搭載されている。タブレット端末40は、管理者やサービスマンなどのユーザが片手で持つことが可能な携帯型である。
モジュールコントローラ20、SDメモリカード21、およびタブレット端末40の要部を図3に示す。
SDメモリカード21は、モジュールコントローラ20から電力を受けて動作する例えばFlashAir SDメモリカード(登録商標)であり、記憶セクション21a,受信セクション21b,送信セクション21cを含む。受信セクション21bは、情報端末たとえばタブレット端末40との間でワイヤレスのデータ送受信を行うための無線LAN(Wireless Local Area Network)を構築し、タブレット端末40から無線送信される信号をその無線LANを介して受信し、受信した信号をモジュールコントローラ20に供給する。送信セクション21cは、モジュールコントローラ20から発せられる信号および記憶セクション21a内の運転データを、上記無線LANを介してタブレット端末40に無線送信する。無線LANにおいては、SDメモリカード21がいわゆる親機となり、タブレット端末40がいわゆる子機となる。
モジュールコントローラ20は、モジュールMC1,MC10,…における全ての熱源ユニットUC1〜UCmの運転データを逐次に収集してSDメモリカード21に記憶し、そのSDメモリカード21内の運転データをタブレット端末40からの要求に応じて同SDメモリカード21から同タブレット端末40に無線送信する制御を実行するもので、主要な機能として時計セクション20a,記憶制御セクション20b,通信制御セクション20c,送信制御セクション20dを含む。
時計セクション20aは、現在時刻の時刻データを発する。
記憶制御セクション20bは、モジュールMC1,MC10,…における全ての熱源ユニットUC1〜UCmの運転データをユニットコントローラ30a〜30mを介して収集し、収集した運転データおよび時計セクション20aの時刻データを逐次に対応付けながら、対応付けした運転データおよび時刻データをSDメモリカード21に記憶する。運転データおよび時刻データの記憶量がSDメモリカード21の記憶容量に達した場合、記憶制御セクション20aは、SDメモリカード21内の最も古い運転データおよび時刻データを消去し、最新の運転データおよび時刻データをSDメモリカード21に記憶する。
通信制御セクション20bは、SDメモリカード21の受信セクション21bの動作を常にオンし、タブレット端末40から無線送信されるデータ要求信号をその受信セクション21bで受けた場合に、データ要求信号の発信元のタブレット端末40が予め登録されている情報端末であるか否かを上記データ要求信号に含まれている識別データに基づいて判定し、予め登録されている情報端末であることを条件にSDメモリカード21の送信セクション21cの動作をオン(起動)し、この送信セクション21cの動作オンにより当該モジュールコントローラ20と上記発信元のタブレット端末40との間にデータ送受信用の通信リンクを形成する。
送信制御セクション20cは、通信制御セクション20bによる通信リンクの形成に伴い、SDメモリカード21の記憶セクション21a内の運転データおよび時刻データをSDメモリカード21の送信セクション21cによりタブレット端末40に無線送信する。
なお、モジュールコントローラ20およびSDメモリカード21は、金属製の保護筐体22に収容された状態で熱源ユニットUC1に搭載される。保護筐体22は、熱源ユニットUC1が屋外に設置される場合を考慮し、モジュールコントローラ20およびSDメモリカード21を風雨や塵埃から保護する。ただし、保護筐体22は、SDメモリカード21とタブレット端末40との間の無線通信電波の送受についてはそれを阻害しない形状として、上記無線LANで使用する電波の波長の1/4以上の長さのアンテナ部やスリット部を持つ。このアンテナ部やスリット部の長さは、上記無線LANが例えば2.4GHzや5GHzの電波を使用する場合、6cm以上または2cm以上である。
一方、タブレット端末40は、CPU41、ROM42、RAM(記憶手段)43、タッチパネル式のディスプレイ44、送受信ユニット45などを含み、SDメモリカード21から無線送信される運転データおよび時刻データを送受信ユニット45で受けてRAM43に取込み、取込んだ運転データの時間的変化(推移)と時刻との関係を示すグラフいわゆるトレンドグラフを同取込んだ時刻データの参照に基づいて生成し、生成したトレンドグラフをディスプレイ44で表示する。
上記ROM42は、CPU41の処理に必要なオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラム等の制御プログラムを記憶している。RAM43は、CPU41の処理に必要な各種データを記憶するとともに、上記運転データおよび上記時刻データを記憶する。ディスプレイ44は、例えばカラー液晶型のスクリーン44aおよびそのスクリーン44a上に配置された透明のタッチパネル44bを有し、画像および文字をスクリーン44aでカラー表示するとともに、タッチパネル44bに対する手指のタッチ操作があった場合にそのタッチ操作の位置に対応するスクリーン44aの表示内容を操作入力として取込む。送受信ユニット45は、SDメモリカード21とのワイヤレスのデータ送受信を行う。
上記CPU41は、モジュールMC1,MC10,…における全ての熱源ユニットUC1〜UCmの運転データを収集するための主要な機能として、第1〜第4制御セクション41a〜41dを含む。
第1制御セクション41aは、ディスプレイ44へのタッチ操作によって運転状況確認モードが指定された場合に、モジュールコントローラ20に対するデータ要求信号を送受信ユニット45から無線送信する。
第2制御セクション41bは、上記データ要求信号に応じたモジュールコントローラ20の指示によってSDメモリカード21から無線送信される運転データおよび時刻データを送受信ユニット45で受けてRAM43に取込み、取込んだ運転データの時間的変化(推移)と時刻との関係を示すグラフ(後述のトレンドグラフ300)を同取込んだ時刻データの参照に基づいて生成し、生成したグラフをディスプレイ44で表示する。
第3制御セクション41cは、ディスプレイ44で表示中のグラフ上で任意の時刻がユーザのタッチ操作により指定された場合に、指定された時刻の時刻データが対応付けられている運転データを上記取込んだ運転データの中から抽出し、抽出した運転データの内容(値など)が項目(“運転状態”“運転モード”“設定温度”“外気温度”“入口温度”“出口温度”など)別に並ぶ一覧表(後述の一覧表401,402)をディスプレイ44で表示するとともに、表示中の一覧表における運転データの内容の表示形態(“表示色”“文字の種類”“文字の大きさ”“文字の太さ”“発光”“背景”など)をそれぞれの運転データの内容が予め定められた基準範囲に含まれるものであるか否かに応じて異ならせる。
第4制御セクション41dは、上記第2制御セクション41cで抽出される運転データの内容が文字や画像で表わされる業務報告用のレポートファイルを生成し、生成したレポートファイルをディスプレイ44の表示およびネットワーク接続されている外部プリンタのプリントによりユーザが目視し得る状態に出力する。
このタブレット端末40は、1台または複数台が当該熱源装置の管理用として例えば管理室等に配置されており、管理者やサービスマンなどのユーザが必要時に持ち出すことが可能である。タブレット端末40としては、当該熱源装置の管理用として専用に用意されるタブレット端末でもよいし、ユーザが個人で所有して日常の生活で使用している汎用型のタブレット端末でもよい。タブレット端末40に代えて、いわゆるスマートフォン型の情報端末を用いてもよい。ユーザが個人で所有する汎用型の情報端末は、スマートフォンをはじめとして、電話やパソコンとして多くの人々に普及しているので、ユーザにとって非常に扱い易く、メーカ側や販売店側にとっては専用の情報端末を用意する必要がないのでコスト低減となる。この場合、専用のアプリケーションプログラムをメーカや販売店のWebサイトからユーザが自身の情報端末に自身でダウンロードする運用が考えられる。
つぎに、モジュールコントローラ20が実行する制御を図4のフローチャートを参照しながら説明する。フローチャート中のステップS1,S2…については、単にS1,S2…と略称する。
モジュールコントローラ20は、SDメモリカード21の受信セクション21bの動作をオンするとともに(S1)、モジュールMC1,MC10,…における全ての熱源ユニットUC1〜UCmの運転データを逐次に収集し、収集した運転データ(および時刻データ)をSDメモリカード21に記憶する(S2)。そして、モジュールコントローラ20は、タブレット端末40から無線送信されるデータ要求信号を受信セクション21bで受けているか否かを監視する(S3)。データ要求信号を受けていない場合(S3のNO)、モジュールコントローラ20は、運転データの収集および記憶を繰り返す(S2)。
データ要求信号を受けた場合(S3のYES)、モジュールコントローラ20は、データ要求信号の発信元のタブレット端末40が予め登録された情報端末であるか否かをそのデータ要求信号に含まれている識別データに基づいて判定する(S4)。発信元のタブレット端末40が予め登録された情報端末でない場合(S4のNO)、モジュールコントローラ20は、運転データの収集および記憶を繰り返す(S2)。
発信元のタブレット端末40が予め登録された情報端末である場合(S4のYES)、モジュールコントローラ20は、SDメモリカード21の送信セクション21cの動作をオン(起動)し、これにより上記発信元のタブレット端末40との間にデータ送受信用の通信リンクを形成する(S5)。この通信リンクの形成に伴い、モジュールコントローラ20は、SDメモリカード21に記憶している全ての運転データを同SDメモリカード21を介して上記発信元のタブレット端末40に無線送信し(S6)、その送信の完了を待つ(S7)。送信が完了したとき(S7のYES)、モジュールコントローラ20は、SDメモリカード21の送信セクション21cの動作をオフし、これによりタブレット端末40との通信リンクを解除する(S8)。
タブレット端末40のCPU41が実行する制御を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
モジュールMC1における熱源ユニットUC1〜UCmの運転データを確認したいユーザは、タブレット端末40を持ってモジュールMC1の熱源ユニットUC1に近づき、タブレット端末40のディスプレイ44をタッチ操作して確認モードを指定する。
CPU41は、確認モードの指定があるか否かを判定する(S11)。確認モードの指定がない場合(S11のNO)、CPU41は、S11の判定を繰り返す。確認モードの指定があった場合(S11のYES)、CPU41は、運転状況確認処理用の内蔵のアプリケーションプログラムを起動する(S12)。そして、CPU41は、起動したアプリケーションプログラムに基づき、モジュールMC1,MC10の全ての熱源ユニットUC1〜UCmのうち、どの熱源ユニットに対する運転状況確認処理を開始するかをユーザに指定させるための図6の初期画面100をディスプレイ44で表示する(S13)。初期画面100は、モジュールMC1用の開始釦101の表示、モジュールMC10用の開始釦102の表示、およびキャンセル釦103の表示を含む。
初期画面100のキャンセル釦103がタッチ操作された場合(S14のNO)、CPU210は、起動中のアプリケーションプログラムをシャットダウンして運転状況確認処理を終了する(S21)。この終了後、CPU210は、上記S11の判定に戻る。
初期画面100の開始釦101がタッチ操作された場合(S14のYES)、CPU41は、データ要求信号を無線送信する(S15)。この送信後、CPU41は、モジュールコントローラ20との通信リンクが形成されたかどうかをモジュールコントローラ20からの通知により監視する(S16)。通信リンク形成の通知がない場合(S16のNO)、CPU41は、タイムカウントtを開始し(S17)、そのタイムカウントtと予め定められている設定時間t1とを比較する(S18)。
タイムカウントtが設定時間t1未満の場合(S18のNO)、CPU41は、上記S16の監視および上記S17のタイムカウントtを繰り返す。通信リンク形成の通知がないまま(S16のNO)、タイムカウントtが設定時間t1に達した場合(S18のYES)、CPU41は、起動中のアプリケーションプログラムをシャットダウンして運転状況確認処理を終了する(S21)。この終了後、CPU210は、上記S11の判定に戻る。
タイムカウントtが設定時間t1に達しないうちに(S18のNO)、通信リンク形成の通知を受けた場合(S16のYES)、CPU41は、運転状況確認処理を実行する(S19)。すなわち、CPU41は、SDメモリカード21から送信される運転データを取込んでRAM43に記憶する。
したがって、従来のようにパーソナルコンピュータ等の情報端末をモジュールコントローラ20にケーブル接続するなどの面倒な作業を要することなく、モジュールMC1における熱源ユニットUC1〜UCmの運転データをタブレット端末40に容易かつ迅速に収集することができる。
運転状況確認処理の実行に伴い、CPU41は、タブレット端末40におけるユーザの処理終了操作を監視する(S20)。処理終了操作がない場合(S20のNO)、CPU41は、S19の運転状況確認処理の実行を継続する。処理終了操作があった場合(S20のYES)、CPU41は、運転状況確認処理を終了する(S21)。この終了後、CPU210は、上記S11の判定に戻る。
[データ表示画面200]
運転状況確認処理において、CPU41は、SDメモリカード21から取込んだ運転データに基づいて図7に示すデータ表示画面200を生成し、生成したデータ表示画面200をディスプレイ44で表示する。データ表示画面200は、一覧表201、トレンドグラフ指定釦202、故障履歴指定釦203、消耗品指定釦204、日時ディスプレイ205、クリップ釦206、運転データタブ211、点検タブ212、レポートタブ213などの表示を含む。
一覧表201は、SDメモリカード21から取込んだ運転データのうち、モジュールMC1における熱源ユニットUC1〜UCmの現時点の運転データを種々の項目別に並べて文字表示する。項目として、例えば“運転状態”“運転モード”“設定温度”“外気温度”“入口水温”“出口水温”などがある。
トレンドグラフ指定釦202は、後述するトレンドグラフ表示画面300の指定用である。故障履歴指定釦203は、故障履歴表示画面の指定用である。消耗品指定釦204は、消耗品表示画面の指定用である。日時ディスプレイ205は、現在の年月日・時刻を表示する。運転データタブ211は、当該データ表示画面200の指定用である。点検タブ212は、点検表示画面の指定用である。レポートタブ213は、後述するレポート表示画面500の指定用である。
[トレンドグラフ表示画面300]
データ表示画面200におけるトレンドグラフ指定釦202がタッチ操作された場合、CPU41は、図8に示すように、熱源ユニットUC1の運転データの時間的変化と時刻との関係を示すトレンドグラフ表示画面300を生成し、生成したトレンドグラフ表示画面300をディスプレイ44で表示する。
トレンドグラフ表示画面300は、トレンドグラフ301、複数の熱源ユニット指定釦302、複数の時間指定釦303、複数の目盛サイズ指定釦304の表示を含むとともに、データ表示画面200と同じトレンドグラフ指定釦202、故障履歴指定釦203、消耗品指定釦204、日時ディスプレイ205、クリップ釦206、運転データタブ211、点検タブ212、レポートタブ213などの表示を含む。
CPU41は、ディスプレイ44の表示をデータ表示画面200からトレンドグラフ表示画面300に切換えた時点で、トレンドグラフ指定釦202の表示形態(表示色、文字の種類、文字の大きさ、文字の太さ、発光など)を他の釦の表示形態と異なる状態に設定する。トレンドグラフ指定釦202の表示形態が他の釦の表示形態と異なる状態にあることを図示点々で示している。
トレンドグラフ301は、横軸に時刻目盛りを割り当て、この横軸の左端から立上がる縦軸に数値目盛り例えば温度目盛り“-60〜+140℃”を割り当て、上記横軸の右端から立上がる縦軸に数値目盛り例えば百分率目盛り“0〜100”を割り当て、この両縦軸の相互間に数値表示用の1本または複数本のデータ線301aおよび時刻指定用の1本のカーソル線301bをそれぞれ可動自在に配し、各熱源ユニット指定釦302のタッチ操作により指定される1つの熱源ユニットの運転データのうち、温度目盛りおよび百分率目盛りのいずれかに対応する1つまたは複数の運転データの時間的変化と時刻との関係を、ユーザが目視し得る状態にアナログ的に表示する。
上記1つまたは複数のデータ線301aは、1つまたは複数の項目の運転データの値を各縦軸に沿う方向の高さ位置で示す。上記カーソル線301bは、上方に延びる直線で、かつユーザのタッチ&スライド操作に応じた横軸方向への移動が自在で、横軸における任意の時刻目盛りを指定することができる。
すなわち、データ表示画面200の一覧表201で表示されていた“運転状態”“運転モード”“設定温度”“外気温度”“入口水温”“出口水温”の運転データのうち、“運転状態”“運転モード”を除く“設定温度”“外気温度”“入口水温”“出口水温”の運転データの時間的変化と時刻との関係が、トレンドグラフ301中の複数本のデータ線301aの高さ位置によって一目瞭然に表示される。
図8におけるトレンドグラフ301の横軸の時刻目盛りは、左端が現在時刻“12時47分00秒”より10分前の時刻“12時37分00秒”を示し、右端が現在時刻“12時47分00秒”を示している。カーソル線301bが指定している時刻は、現在時刻“12時47分00秒”より少し前の大よそ時刻“12時46分25秒”である。
ユーザは、トレンドグラフ301を見ることにより、時刻“12時37分00秒”から現在時刻“12時47分00秒”までの10分間における熱源ユニットUC1の運転状況の変化を的確に認識することができる。
各熱源ユニット指定釦302は、熱源ユニットUC1〜UCmのいずれか1つをユーザのタッチ操作に応じて指定するためのもので、熱源ユニットUC1〜UCmと同じm個(8個)が用意されている。
CPU41は、ディスプレイ44の表示をデータ表示画面200からトレンドグラフ表示画面300に切換えた時点で、各熱源ユニット指定釦302へのタッチ操作がなくても1番目の熱源ユニットUC1を自動的に指定し、この指定に伴い、図示点々で示すように熱源ユニットUC1に対応する熱源ユニット指定釦302の表示形態を他の熱源ユニット指定釦302の表示形態と異なる状態に設定する。そして、CPU41は、熱源ユニットUC1の運転データの時間的変化と時刻との関係をトレンドグラフ301で表示する。この表示状態から例えば熱源ユニットUC2に対応する熱源ユニット指定釦302がタッチ操作された場合、CPU41は、2番目の熱源ユニットUC2を指定し、この指定に伴い、熱源ユニットUC2に対応する熱源ユニット指定釦302の表示形態を他の熱源ユニット指定釦302の表示形態と異なる状態に設定する。そして、CPU41は、熱源ユニットUC2の運転データの時間的変化と時刻との関係をトレンドグラフ301で表示する。
各時間指定釦303は、トレンドグラフ301の横軸に割り当てる時刻目盛りの範囲をユーザのタッチ操作に応じて“10分間”“30分間”“1時間”“6時間”“24時間”のいずれかに指定するためのものである。
CPU41は、ディスプレイ44の表示をデータ表示画面200からトレンドグラフ表示画面300に切換えた時点で、各時間指定釦303へのタッチ操作がなくても時刻目盛りの範囲として最小の“10分間”を自動的に指定する。この指定により、10分間の時刻目盛りがトレンドグラフ301の横軸に割り当てられる。この指定に伴い、CPU41は、図示点々で示すように“10分間”に対応する時間指定釦303の表示形態を他の時間指定釦303の表示形態と異なる状態に設定する。ユーザは、トレンドグラフ301を見ることにより、現在時刻より前の10分間における熱源ユニットUC1の運転状況の変化を的確に認識することができる。
“30分間”に対応する時間指定釦303がタッチ操作されると、CPU41は、時刻目盛りの範囲として“30分間”を指定する。この指定により、30分間の時刻目盛りがトレンドグラフ301の横軸に割り当てられる。この指定に伴い、CPU41は、“30分間”に対応する時間指定釦303の表示形態を他の時間指定釦303の表示形態と異なる状態に設定する。ユーザは、トレンドグラフ301を見ることにより、現在時刻より前の30分間における熱源ユニットUC1の運転状況の変化を的確に認識することができる。
各目盛サイズ指定釦304は、トレンドグラフ301の縦軸における目盛り間隔をユーザのタッチ操作に応じて“大”“中”“小”のいずれかに指定するためのものである。“小”の目盛サイズ指定釦304がタッチ操作された場合、CPU41は、目盛り間隔“小”を指定する。この指定に伴い、CPU41は、トレンドグラフ301の縦軸における目盛り間隔を最小に設定するとともに、“小”に対応する目盛サイズ指定釦304の表示形態を他の目盛サイズ指定釦304の表示形態と異なる状態に設定する。各目盛サイズ指定釦304は、トレンドグラフ301の縦軸における目盛り間隔をユーザのタッチ操作に応じて“大”“中”“小”のいずれかに指定するためのものである。“大”の目盛サイズ指定釦304がタッチ操作された場合、CPU41は、目盛り間隔“大”を指定する。この指定に伴い、CPU41は、トレンドグラフ301の縦軸における目盛り間隔を最大に拡げるとともに、“大”に対応する目盛サイズ指定釦304の表示形態を他の目盛サイズ指定釦304の表示形態と異なる状態に設定する。例えば、複数のデータ線301aが互いに近い状態にあって数値の見分けがつき難い場合には、縦軸の目盛り間隔を拡げることで数値の見分けがつき易くなる。
ただし、CPU41は、ディスプレイ44の表示をデータ表示画面200からトレンドグラフ表示画面300に切換えた時点で、各時間指定釦303へのタッチ操作がなくても目盛り間隔“中”を自動的に指定する。この指定に伴い、CPU41は、トレンドグラフ301の縦軸における目盛り間隔を最大と最小の中間の大きさに設定するとともに、“中”に対応する目盛サイズ指定釦304の表示形態を他の目盛サイズ指定釦304の表示形態と異なる状態に設定する。
[ユニット別データ表示画面400]
トレンドグラフ301で表示されている熱源ユニットUC1の運転データのうち、例えば時刻“12時46分25秒”の時点の運転データの内容(詳細な値など)を確認したい場合、ユーザは、手指をカーソル線301bにタッチしかつそのタッチ位置を適宜にスライドすることによりカーソル線301bを図8に示すようにトレンドグラフ301の時刻“12時46分25秒”に合わせる。そして、ユーザは、手指をカーソル線301bから離す等の確定操作を行う。CPU41は、この確定操作に応じて、トレンドグラフ301で表示している熱源ユニットUC1の運転データのうち、カーソル線301bで指定した時刻“12時46分25秒”の時点の運転データを抽出し、抽出した運転データの内容の文字表示を項目名の文字表示と共に含む図9のユニット別データ表示画面400を生成してそれをディスプレイ44で表示する。
ユニット別データ表示画面400は、一覧表401,402を含むとともに、データ表示画面200と同じトレンドグラフ指定釦202、故障履歴指定釦203、消耗品指定釦204、日時ディスプレイ205、クリップ釦206、運転データタブ211、点検タブ212、レポートタブ213などの表示を含む。ディスプレイ44の表示がトレンドグラフ表示画面300からユニット別データ表示画面400に切換わった時点で、日時ディスプレイ205の表示が現在時刻の表示からカーソル線301bの指定時刻“12時46分25秒”の表示に変わる。
一覧表401は、トレンドグラフ表示画面300で表示された熱源ユニットUC1そのものの運転データのうち、カーソル線301bの指定時刻における運転データの内容をそれぞれの項目名と共に文字表示する。項目として、“運転状態”“運転モード”“設定温度”“外気温度”“入口水温”“出口水温”などがある。これら項目のうち、数値の表示を伴う項目“設定温度”“外気温度”“入口水温”“出口水温”がトレンドグラフ表示画面300で表示された運転データの項目に対応し、数値ではない文字の表示を伴う項目“運転状態”“運転モード”はトレンドグラフ表示画面300で表示された運転データの項目に対応しない。ユーザは、一覧表401を見ることにより、カーソル線301bで指定した時刻における熱源ユニットUC1そのものの運転状況を的確に認識することができる。
一覧表402は、トレンドグラフ表示画面300の表示対象となった熱源ユニットUC1の運転データのうち、カーソル301bで指定される時刻における冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1dの運転データ、およびこれら運転データの内容に対する基準範囲を、それぞれの項目名と共に文字表示する。項目として、“高圧圧力”“低圧圧力”“凝縮温度”“圧縮機の運転状態”“ファンの運転状態”などがある。“高圧圧力”“低圧圧力”“凝縮温度”は数値で表わされ、“圧縮機の運転状態”“ファンの運転状態”はON/OFFの文字や回転数の数値で表わされる。
上記基準範囲は、運転に適する範囲(適正範囲ともいう)のことであり、機器故障の予測判定や消耗品交換のタイミングをユーザが検討するための参考となる。この基準範囲は、予め定めた固定値でもよいし、運転状況に応じて適宜に変動する可変値でもよい。例えば、試運転の開始から所定期間の運転状況に対しては重みづけを大きくし、その所定期間が経過した後の運転状況に対しては重みづけを徐々に軽くし、これら重みづけに基づく演算によって基準範囲を逐次に可変設定してもよい。また、例えば、高圧圧力の基準範囲および低圧圧力の基準範囲については、CPU41は、当該熱源装置の据え付け後の試運転時の高圧圧力および低圧圧力を初期データとして取得し、取得した初期データをその後の運転状況に応じて逐次に補正しながら、その補正後のデータを基準範囲として逐次に設定してもよい。運転状況とは、例えば外気温度、負荷側機器10の稼働状況(水熱交換器5への入水温度や水熱交換器5からの出水温度)、圧縮機1の回転数などである。
冷凍サイクルの高圧圧力は、圧縮機1の運転開始直後から徐々に上昇し、運転開始から所定時間後の継続運転中に最も高い圧力となる。CPU41は、この高圧圧力の上昇に伴い、高圧圧力の基準範囲を上昇方向に可変設定するとともに、低圧圧力の基準範囲を下降方向に可変設定してもよい。また、冷凍サイクルの高圧圧力は、圧縮機1の運転停止直後から下降する。CPU41は、この高圧圧力の下降に伴い、高圧圧力の基準範囲を下降方向に可変設定するとともに、低圧圧力の基準範囲を上昇方向に可変設定してもよい。
一覧表402において、“高圧圧力”の基準範囲は例えば“1.0〜1.5”であり、“低圧圧力”の基準範囲は例えば“1.0〜1.5”である。冷凍サイクルサーキットUC1aの実際の高圧圧力“1.53”は基準範囲“1.0〜1.5”から外れるので、冷凍サイクルサーキットUC1aの実際の高圧圧力“1.53”の表示が通常とは異なる表示形態(図示点々)となる。冷凍サイクルサーキットUC1b〜UC1dの実際の高圧圧力“1.16”“1.16”“1.16”は基準範囲“1.0〜1.5”に含まれるので、冷凍サイクルサーキットUC1b〜UC1dの実際の高圧圧力“1.16”“1.16”“1.16”の表示が通常の表示形態となる。冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1dの低圧圧力“1.17”“1.15”“1.17”“1.14”は基準範囲“1.0〜1.5”に含まれるので、冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1dの実際の低圧圧力“1.17”“1.15”“1.17”“1.14”の表示が通常の表示形態となる。
“高圧圧力”と“低圧圧力”は互いに関連するので、その関連性に応じた注意の喚起を表示してもよい。例えば、実際の“高圧圧力”と実際の“低圧圧力”との圧力差が所定値以上の場合に、実際の“高圧圧力”の表示および実際の“低圧圧力”の表示をそれぞれ点滅させる等、ユーザが通常運転とは異なる状態であることを認識しやすくする表示を行ってもよい。
ユーザは、一覧表402を見ることにより、カーソル301bで指定した時刻における冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1dの運転状況を互いに比べながら的確に認識することができる。また、ユーザは、一覧表402を見ることにより、冷凍サイクルサーキットUC1a〜UC1dの運転状況のうち、所定の項目の運転データの内容(値)が基準範囲に含まれるか否かを基準範囲の表示形態から容易に認識し、この認識に基づいて異常が生じた個所または異常が発生しそうな箇所を判断することができる。これにより、機器故障の予測判定や消耗品交換のタイミングをユーザが的確に検討することが可能となる。
トレンドグラフ指定釦202がタッチ操作された場合、CPU41は、ディスプレイ44の表示をユニット別データ表示画面400の表示から1つ前のトレンドグラフ表示画面300の表示に戻す。トレンドグラフ表示画面300の表示に戻すことで、カーソル301bの指定時刻を変更することが可能である。
いずれかの運転データの内容(値)が基準範囲を超えている場合には、トレンドグラフ301上の各データ線301aの該当する時間帯部分の色表示を変えてもよい。ユーザは、このトレンドグラフ301を見ることにより、異常が生じた個所または異常が発生しそうな箇所を判断することができる。
[レポート表示画面500およびレポート表示画面600]
トレンドグラフ表示画面300のレポートタブ213またはユニット別データ表示画面400のレポートタブ213がタッチ操作された場合、CPU41は、カーソル301bで指定された時刻における運転データ(ユニット別データ表示画面400の一覧表401,402で表示される運転データの内容が文字や画像で表わされる業務報告用のレポートファイルを生成し、生成したレポートファイルを図10に示すレポート表示画面(第1レポート表示画面)500と図11に示すレポート表示画面(第2レポート表示画面)600とに分けてディスプレイ44で順次に表示する。
レポート表示画面500は、当該レポートファイルのトップページに相当するもので、運転記録表501、プレビュー釦502、運転データタブ211、点検タブ212、レポートタブ213などの表示を含む。
運転記録表501は、モジュールMC1の所有者に関する各種データ(顧客名・住所)およびモジュールMC1の点検作業に関する各種データ(作業区分・作業日時…)などを文字で見出し的に示す。プレビュー釦502は、第2レポート表示画面600の指定用である。このプレビュー釦502がタッチ操作された場合、CPU41は、図11のレポート表示画面600をディスプレイ44で表示する。
レポート表示画面600は、運転記録表501の内容を主とする各種データを一覧表形式で文字表示する運転記録表ディスプレイ601、上記カーソル301bの指定時刻における運転データ(ユニット別データ表示画面400の一覧表401,402で表示される運転データ)の内容を一覧表形式で文字表示する運転データディスプレイ602、モジュールMC1の点検作業が終了している場合にその点検作業の対象となった項目(点検項目X,Y)および点検の結果“OK”or“NG”を表示する点検項目ディスプレイ603、プリント出力を指定するための出力釦604などの表示を含む。
上記点検項目X,Yの種類および個数については、トレンドグラフ表示画面300,ユニット別データ表示画面400,レポート表示画面500のいずれかの点検タブ212のタッチ操作によって点検表示画面をディスプレイ44で表示し、その点検表示画面に対するタッチ操作により適宜に選定することが可能である。なお、上述の点検項目のうち、重要性の低い項目や、変更の必要のない項目は、前回の出力時と同様の記載を引き継ぐように設定されている。これにより、点検作業者のレポート作成時間を短縮しつつ、レポート作成が可能である。また、点検項目の内容で不明な点等を確認する場合には、項目名部分をタッチ操作することにより、項目説明やヘルプ検索機能を立ち上げることができる。
CPU41は、ディスプレイ44で表示したレポート表示画面500およびレポート表示画面600をRAM43に保存する。
レポート表示画面600の出力釦604がタッチ操作された場合、CPU41は、RAM43内のレポート表示画面500およびレポート表示画面600を図12のように組合せた業務報告レポート700を生成し、生成した業務報告レポート700を当該タブレット端末40にネットワーク接続されている外部プリンタによって1枚または複数枚の用紙にプリントする。
ユーザにとっては、カーソル301bで指定した時刻の運転データの内容が業務報告に適した形式のレポート表示画面500およびレポート表示画面600に自動変換されて表示されることに加え、レポート表示画面500およびレポート表示画面600を組合せた状態の業務報告レポート700を必要に応じてプリント出力できるので、運転状況確認処理を終了した後の業務効率が大幅に向上する。
[SDメモリカード21の効果]
無線通信機能を有するSDメモリカード21をモジュールコントローラ20に後付けする構成なので、各熱源ユニットやモジュールコントローラ20に無線通信機能を持たせる必要がない。よって、各熱源ユニットやモジュールコントローラ20の製造コストを安価にすることができる。機器そのものに無線通信機能を持たせる場合、国毎の電波法に則った認証が必要になるため、機器毎の認証取得コストが必要になるが、本実施形態のように無線通信機能を有するSDメモリカード21を用いることにより、機器毎の電波法関連の認証取得コストを削減することができる。
[点検作業のための各外気ファン6および各ポンプ8の操作]
タブレット端末40は、運転状況確認モードの指定だけでなく、各熱源ユニットの点検作業を実施する場合に、各熱源ユニットにおける外気ファン6およびポンプ8の運転・停止を操作することが可能である。
[アクティベーション機能]
セキュリティの観点から、表示画面200,300,400,500,600を管理者用の様式とサービスマン用の様式とに分けたい場合、および業務報告レポート700を管理者用の様式とサービスマン用の様式とに分けて生成したい場合、が想定される。
この場合、管理者用の表示画面200,300,400,500,600を表示して管理者用の業務報告レポート700を生成する機能と、サービスマン用の表示画面200,300,400,500,600を表示してサービスマン用の業務報告レポート700を生成する機能とを併せ持つアプリケーションプログラムがタブレット端末40のCPU41に搭載される。管理者には管理者専用のアクティベーションコマンドおよびパスワードが供与され、サービスマンにはサービスマン専用のアクティベーションコマンドおよびパスワードが供与される。管理者用のアクティベーションコマンドおよびパスワードが入力された場合、タブレット端末40のCPU41は、管理者用の表示画面200,300,400,500,600を表示しかつ管理者用の業務報告レポート700を生成する。サービスマン用のアクティベーションコマンドおよびパスワードが入力された場合に、タブレット端末40のCPU41は、サービスマン用の表示画面200,300,400,500,600を表示しかつサービスマン用の業務報告レポート700を生成する。
タブレット端末40のCPU41は、アクティベーションコマンドおよびパスワードを入力するための画面を、例えば初期画面100の開始釦101,102のいずれかに対する連続的なタッチ操作に応じて、あるいは初期画面100の空白部分に対する連続的なタッチ操作に応じて、初期画面100上にポップアップ表示する。
[SDメモリカード21の受信セクション21bおよび送信セクション21c]
SDメモリカード21は、モジュールコントローラ20から供給される電力で動作する。SDメモリカード21の受信セクション21bの動作は、各熱源ユニットの少なくとも1つが運転状態にある場合は常にオンする。SDメモリカード21の送信セクション21cの動作は、各熱源ユニットの少なくとも1つが運転状態にあってしかもタブレット端末40との通信リンクが成立した場合のみオンする。通信リンクが成立した場合のみ送信セクション21cの動作がオンするので、データの不要な漏洩を回避できるとともに、SDメモリカード21の消費電力を低減できる。
[変形例]
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
UC1a〜UC1m…冷凍サイクルサーキット、11,12…水循環用の配管、20…モジュールコントローラ、30…ユニットコントローラ、40…タブレット端末(情報端末)、41…CPU、44…タッチパネル式のディスプレイ、44a…スクリーン、44b…タッチパネル

Claims (7)

  1. 熱媒体を冷却または加熱する熱源ユニットと、
    無線通信機能を有するデータ記憶用のSDメモリカードと、
    前記熱源ユニットの運転データを前記SDメモリカードに逐次に記憶するコントローラと、
    前記熱源ユニットにおいて前記SDメモリカードおよび前記コントローラを収容し、前記SDメモリカードと情報端末との間の無線通信で使用する電波の波長の1/4以上の長さのスリット部を有する金属製の保護筐体と、
    を備
    前記コントローラは、前記情報端末から無線送信されるデータ要求信号に応じて、前記SDメモリカード内の運転データを同SDメモリカードにより前記情報端末に無線送信することにより、その運転データの時間的変化と時刻との関係を示すグラフを前記情報端末のディスプレイで表示させる、
    ことを特徴とする熱源装置。
  2. 前記情報端末は、前記ディスプレイで表示中のグラフ上で指定される時刻の運転データの内容を前記ディスプレイで表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の熱源装置。
  3. 前記ディスプレイは、タッチパネル式のディスプレイであり、
    前記情報端末は、前記ディスプレイで表示中のグラフ上でタッチ操作により指定される時刻の運転データを前記取込んだ運転データから抽出し、抽出した運転データの内容を前記ディスプレイで表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の熱源装置。
  4. 前記情報端末は、前記ディスプレイで表示する運転データの内容の表示形態をその運転データの内容が基準範囲に含まれるか否かに応じて異ならせる
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の熱源装置。
  5. 前記基準範囲は、前記熱源ユニットの運転状況に応じて可変であることを特徴とする請求項に記載の熱源装置。
  6. 前記SDメモリカードは、前記運転データを記憶する記憶セクション、前記情報端末から無線送信される信号を受信して前記コントローラに供給する受信セクション、前記コントローラから発せられる信号および前記記憶セクション内の運転データを前記情報端末へ無線送信する送信セクションを含、前記コントローラから供給される電力により動作する、
    前記コントローラは、前記受信セクションの動作を常にオンし、前記情報端末から無線送信されるデータ要求信号をその受信セクションで受けた場合に、そのデータ要求信号の発信元の情報端末が予め登録されている情報端末であるか否かを判定し、この判定結果が肯定であることを条件に前記送信セクションの動作をオンして当該コントローラと前記発信元の情報端末との間にデータ送受信用の通信リンクを形成し、この通信リンクの形成に伴い前記記憶セクション内の運転データを前記送信セクションにより前記情報端末に無線送信する
    ことを特徴とする請求項に記載の熱源装置。
  7. 前記情報端末は、前記抽出した運転データの内容が文字や画像で表わされる業務報告用のレポートファイルを生成し出力する
    ことを特徴とする請求項に記載の熱源装置。
JP2019526940A 2017-06-29 2018-06-26 熱源装置、情報端末、および制御プログラム Active JP6921954B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017126908 2017-06-29
JP2017126908 2017-06-29
PCT/JP2018/024211 WO2019004218A1 (ja) 2017-06-29 2018-06-26 熱源装置、情報端末、および制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019004218A1 JPWO2019004218A1 (ja) 2020-03-19
JP6921954B2 true JP6921954B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=64742375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019526940A Active JP6921954B2 (ja) 2017-06-29 2018-06-26 熱源装置、情報端末、および制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6921954B2 (ja)
KR (1) KR102344944B1 (ja)
WO (1) WO2019004218A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110895013B (zh) * 2019-11-11 2020-11-24 珠海格力电器股份有限公司 水多联系统的控制方法、装置、存储介质及水多联系统
DE112021008007T5 (de) * 2021-07-21 2024-05-16 Mitsubishi Electric Corporation Klimatisierungsverwaltungssystem

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2736149B2 (ja) * 1990-03-23 1998-04-02 株式会社東芝 トレンドグラフ変倍装置
JP2000274773A (ja) * 1999-03-18 2000-10-06 Sharp Corp 空気調和機の制御方法
JP4224275B2 (ja) * 2001-10-12 2009-02-12 株式会社日立ビルシステム 空気調和装置用熱源機の管理装置及び管理方法
JP4823264B2 (ja) * 2008-03-31 2011-11-24 三菱電機株式会社 冷却装置および冷却装置監視システム
JP4966921B2 (ja) * 2008-07-03 2012-07-04 株式会社日立製作所 冷熱供給システムの劣化診断装置、劣化診断方法、及び劣化診断システム
US8538587B2 (en) * 2009-05-21 2013-09-17 Lennox Industries Inc. HVAC system with automated blower capacity dehumidification, a HVAC controller therefor and a method of operation thereof
JP5383525B2 (ja) * 2010-01-15 2014-01-08 アズビル株式会社 施設管理装置及び施設管理方法
JP2013218498A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Toshiba Corp メモリシステム
EP2884760B1 (en) * 2012-08-08 2020-12-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Household electric appliance and household electric system
KR101963615B1 (ko) * 2012-10-10 2019-07-31 엘지전자 주식회사 제어장치 및 그를 포함하는 공기조화기 시스템
JP2016196978A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機の監視システム、モバイル端末及び空気調和機の情報収集アプリケーション

Also Published As

Publication number Publication date
KR20200020907A (ko) 2020-02-26
JPWO2019004218A1 (ja) 2020-03-19
WO2019004218A1 (ja) 2019-01-03
KR102344944B1 (ko) 2021-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2846105B1 (en) Home appliance, home appliance system, and control method thereof
CN108700323B (zh) 空调系统
US10769735B2 (en) Thermostat with user interface features
EP2618230B1 (en) Diagnostic apparatus and method
US11703816B2 (en) Method and apparatus for ensuring air quality in a building, including method and apparatus for controlling a working device using a handheld unit having scanning, networking, display and input capability
EP2435917B1 (en) System and method for monitoring and evaluating equipment operating parameter modifications
JP6921954B2 (ja) 熱源装置、情報端末、および制御プログラム
JP6044527B2 (ja) 空調システム
EP2083226A2 (en) Multi-type air conditioner and operating method for the same including remote controller for assigning names to the indoor units
JP6459728B2 (ja) 空気調和機用のリモコン装置及びこれを備えた空気調和機
CN106152380A (zh) 冷却装置用控制器及冷却装置的控制方法
US8459568B2 (en) Temperature moderation system and method with temperature difference considerations between indoors and outdoors
US20200149771A1 (en) Hvac system with thermostat gateway
US20170307239A1 (en) Location-based information retrieval, viewing, and diagnostics for refrigeration, hvac, and other building systems
EP3018424A1 (en) Control device of indoor unit, air conditioning system equipped therewith, method of controlling indoor unit, and control program
JP2016196978A (ja) 空気調和機の監視システム、モバイル端末及び空気調和機の情報収集アプリケーション
JP6580049B2 (ja) 走査、ネットワーク化、表示、及び入力の能力を有する手持ち式ユニットを使用して作業デバイスを制御するための方法及び装置を含む、建造物内の空気品質を確保するための方法及び装置
JP2018044735A (ja) 空調装置又は冷凍装置
JP6362677B2 (ja) コントローラ、ホームシステム、環境制御方法、及び、プログラム
JP6688954B2 (ja) メッセージ受信装置及び画面遷移方法
JP2003148790A (ja) 空気調和機
KR20080022959A (ko) 공기조화기의 자동안내 시스템 및 그 동작방법
WO2021234810A1 (ja) 空気調和システムおよびデータ提供方法
JPWO2019239507A1 (ja) 空調システム及びシステムコントローラ
KR102485728B1 (ko) 공기조화기 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191007

AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20200114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6921954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150