JP6920258B2 - 車両用操作ペダル装置 - Google Patents
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Description
先ず、本実施形態に係るブレーキペダル装置1の概略構成について、図1、図2を参照しつつ詳細に説明する。
次に、上述したブレーキペダル装置1において、操作ペダル20の踏込み操作が行われた場合の各部の動きについて説明する。
上述したように、ブレーキペダル装置1においては、第2軸穴15の近傍に、後退防止開口16及び移動許容部17が形成されている。第2軸穴15近傍の構成について、上述した図1に加えて、図3及び図4を参照しつつ詳細に説明する。
次に、車両衝突時におけるブレーキペダル装置1の動作について、図3を参照しつつ詳細に説明する。車両衝突等によって車両前方側から大荷重が入力された場合、ダッシュパネルPは、入力された大荷重によって車両後方側へ変位する。一方、インパネリインフォースメントIは、車両前方側から大荷重が入力された場合であっても、車両後方側への変位量はダッシュパネルPと比べて少ない。
次に、中間レバー25の形状について、図5を参照しつつ詳細に説明する。図5に示すように、中間レバー25の下端部25Bには、リンク穴74が貫設されている。リンク穴74には、上記のリンクピン32が挿通する。又、中間レバー25には、その上端部25Aと下端部25Bとの間において、ボスBが設けられている。ボスBは、図4に示すように、中間レバー25を車幅方向で貫通した状態で、中間レバー25に溶接で固定されている。ボスBには、第2支持軸13が挿通する。
上述したようにして、ブレーキペダル装置1において、車両衝突時における操作ペダル20の踏部21の後退防止が機能すると、図3に示すようにして、第2支持軸13が第2軸穴15から後退防止開口16内に位置し、操作ペダル20の踏部21が車両前方側へ移動した状態が維持される。その際、中間レバー25では、上端部25Aと第2支持軸13が衝突用ブラケット60と後退防止開口16の開口縁で車両前方側へ押圧される一方で、上端部25Aと第2支持軸13との間にある連結穴73付近の部位がオペレーティングロッドRで車両後方側へ押圧される。これにより、中間レバー25(の姿勢)が固定され、車両衝突時における操作ペダル20の踏部21の後退防止が確保される。
以上詳細に説明したように、本実施形態のブレーキペダル装置1では、車両衝突時における操作ペダル20の踏部21の後退防止が確保されており、更にダッシュパネルPの後退変位が進むと、中間レバー25が脆弱部80で曲折する塑性変形を起こす。これにより、本実施形態のブレーキペダル装置1は、リンク部材30で連結された操作ペダル20と中間レバー25よりも車両後方側に配置されている衝突用ブラケット60(ひいては、インパネリインフォースメントI)に対する車両衝突時の入力荷重を抑制している。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
11 ペダルブラケットの側板(一対のサポート部材)
12 第1支持軸(第1支持部)
13 第2支持軸(第2支持部、後退防止機構部)
14 第1軸穴(第1支持部)
15 第2軸穴(第2支持部、後退防止機構部)
16 後退防止開口(後退防止機構部)
17 移動許容部(後退防止機構部)
18 保持突起(後退防止機構部)
19 切欠部(後退防止機構部)
20 操作ペダル(第1ペダル)
21 踏部(第1ペダルの踏部)
20A 操作ペダルの上端部(第1ペダルの上端部)
20B 操作ペダルの下端部(第2ペダルの上端部)
25 中間レバー(第2ペダル)
25A 中間レバーの上端部(第2ペダルの上端部)
25B 中間レバーの下端部(第2ペダルの下端部)
25C 脆弱部の湾曲縁辺(脆弱部の縁辺)
25D 中間レバーの第1縁辺(第2ペダルの第1縁辺)
25E 中間レバーの第2縁辺(第2ペダルの第2縁辺)
25F 中間レバーの第3縁辺(第2車両構成部材に当接する側の縁辺)
30 リンク部材
40 筒状部材(後退防止機構部)
60 衝突用ブラケット(第2車両構成部材)
71 連結ピン(連結部)
72 クレビス(連結部)
73 連結穴(連結部)
80 脆弱部
I インパネリインフォースメント(第2車両構成部材)
L1 第1距離(第2ペダルの上端部から脆弱部までの距離)
L2 第2距離(第2ペダルの上端部から連結部までの距離)
P ダッシュパネル(第1車両構成部材)
R オペレーティングロッド
Claims (6)
- 第1車両構成部材に固定された一対のサポート部材と、
下端部と上端部との間に設けられた第1支持部で前記一対のサポート部材に対して回動可能に支持されると共に、該下端部に踏部が設けられ、該踏部が車両前方側へ踏み込まれる第1ペダルと、
下端部と上端部との間に設けられた第2支持部で前記一対のサポート部材に対して回動可能に支持されると共に、該下端部が前記第1ペダルの前記上端部にリンク部材で連結される第2ペダルと、
前記第2ペダルの前記上端部と前記第2支持部との間において、前記第1車両構成部材から車両後方側へ突き出したオペレーティングロッドの先端部を該第2ペダルに対して回動可能に保持する連結部と、
前記第1車両構成部材が車両衝突時に車両後方側へ変位した場合に、前記第2ペダルの前記上端部が、前記第1ペダル及び該第2ペダルよりも車両後方側に配置されている第2車両構成部材に当接することを契機にして、該第1ペダルの前記踏部を前記第1支持部を中心にして車両前方側へ回転させる後退防止機構部と、
前記第2ペダルの前記上端部と前記連結部との間において、該第2ペダルの該上端部に車両前方側へ向けて作用する外力に対する抵抗力が最弱の脆弱部とを備え、
前記第2ペダルの前記上端部が前記第2車両構成部材に当接することによって該第2ペダルの該上端部に作用する荷重が、前記後退防止機構部の作動時よりも大きくなると、該第2ペダルが該脆弱部で曲折する塑性変形が行われることを特徴とする車両用操作ペダル装置。 - 前記第2ペダルの前記上端部は、前記第2車両構成部材に当接する側の縁辺が該第2車両構成部材へ向かって突出した湾出形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用操作ペダル装置。
- 前記第2ペダルの前記上端部から前記脆弱部までの距離は、該第2ペダルの該上端部から前記連結部までの距離の半分より短いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用操作ペダル装置。
- 前記第2ペダルの前記上端部から前記脆弱部までの距離は、該第2ペダルの該上端部から前記連結部までの距離の半分より長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用操作ペダル装置。
- 前記第2ペダルの前記上端部側から前記脆弱部の縁辺に連なる該第2ペダルの第1縁辺と、前記第2ペダルの前記下端部側から該脆弱部の該縁辺に連なる該第2ペダルの第2縁辺とが、車両前後方向へ突出していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の車両用操作ペダル装置。
- 前記第2ペダルの前記第1縁辺と前記第2縁辺は、該第2ペダルの曲折時に引張応力が生じる側にあることを特徴とする請求項5に記載の車両用操作ペダル装置。
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