JP6918454B2 - 現像装置 - Google Patents
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Description
また、本発明の一態様に係る現像装置は、像担持体に形成された静電像を現像する位置に向けてトナーとキャリアを含む現像剤を担持搬送する回転可能な現像スリーブと、前記現像スリーブの内部に非回転に固定して配置され、前記現像スリーブの外周面に現像剤を担持させるための磁界を発生するマグネットと、を備え、前記現像スリーブの外周面には、前記現像スリーブの回転軸線方向に沿って複数の溝部が形成されており、前記現像スリーブの周方向に関して、前記複数の溝部は、前記現像スリーブの外周面の全域に亘って形成されており、それぞれの前記溝部は、前記現像スリーブの周方向における所定の間隔を介して形成されており、それぞれの前記溝部は、前記キャリアと接触する底面部と、前記現像スリーブの周方向における前記底面部の一端と他端のそれぞれに接続する一対の側面部とにより形成されており、前記現像スリーブの回転軸線に直交する断面で見たとき、前記溝部の底面部は、円弧形状であり、r<w<2r,2×r<L,r/2≦s<2rを満たし(ただし、前記キャリアの体積平均粒径をr、前記円弧形状の底面部の弦の長さをw、前記現像スリーブの外周面において前記一対の側面部の間に形成される前記溝部の開口部の幅をL、前記現像スリーブの周方向における前記開口部の一端と他端を通る直線と前記円弧形状の底面部の最下点位置との距離をsとする)、且つ、それぞれの前記側面部は、前記円弧形状の底面部と接続する第一側面部と、前記第一側面部と接続する第二側面部とにより形成されており、前記第一側面部と前記現像スリーブの外接円の接線に垂直な直線とのなす角度をθ1(ただし、θ1は鋭角とする)、前記第二側面部と前記現像スリーブの外接円の接線に垂直な直線とのなす角度をθ2(ただし、θ2は鋭角とする)とした場合、20°≦θ1<45°,45°<θ2≦80°を満たすことを特徴とする。
第1の実施形態について、図1ないし図7を用いて説明する。まず、本実施形態の現像装置を有する画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応して設けられ4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Bkを有する電子写真方式のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、画像形成装置本体に接続された原稿読み取り装置(図示せず)又は画像形成装置本体に対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト機器からの画像信号に応じてトナー像(画像)を記録材Pに形成する。記録材としては、用紙、プラスチックフィルム、布などのシート材が挙げられる。
次に、本実施形態の現像装置4Yについて、図2を用いて説明する。本実施形態では、上述したように、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像装置の構成は全てにおいて同一である。現像装置4Yは、非磁性のトナー粒子(トナー)と磁性を有するキャリア粒子(キャリア)とを主成分として含む二成分現像剤(以下、現像剤)を収容する現像容器108を有する。
SetZero時間:10秒
測定時間:10秒
測定回数:1回
粒子屈折率:1.81
粒子形状:非球形
測定上限:1208μm
測定下限:0.243μm
測定環境:常温常湿環境(23℃、50%RH)
測定フレーム内平均輝度:220〜230
測定フレーム設定:300
SH(スレシュホールド):50、2値化レベル:180
円形度=(4×Area)/(MaxLength2×π)
ここで、「Area」とは二値化されたキャリア粒子像の投影面積であり、「MaxLength」とは該キャリア粒子像の最大径と定義される。
次に、現像スリーブ103について、図3を用いて詳しく説明する。現像スリーブ103は、図3(a)に示すように、表面(現像剤を担持する面)にそれぞれが周方向に交差する方向に形成された複数の溝200を有する、所謂溝スリーブである。本実施形態では、複数の溝200は、それぞれ現像スリーブ103の回転軸線方向と平行に、略等間隔で形成されている。なお、本実施形態の場合、現像スリーブ103の外径(溝と溝との間部分の表面における外径)は200mm、溝の本数は100本である。
底面部201は、略平坦面(平面)である。本実施形態では、底面部201は、溝200の周方向中心位置における現像スリーブ103の外接円αの接線と略平行な平坦面(平面形状)としている。ここで、キャリアの体積平均粒径rをその直径とする仮想円Cを、その中心を底面部201の中心を通る外接円αの法線方向の仮想線β上(仮想線上)に位置させ、且つ、底面部201に接するように配置した場合を考える。この場合に、底面部201が平坦面であるため、仮想円Cは、底面部201と1個所で接する。また、底面部201は、現像スリーブ103の周方向に関する幅(現像スリーブの回転軸線と直交する断面における底面部の長さ)をw、キャリアの体積平均粒径をrとした場合に、r<wを満たすようにしている。より好ましくは、5r/4≦w<2rである。本実施形態では、キャリアの体積平均粒径は上述のように40μmであり、底面部201の幅wは、60μmとした。
溝200は、開口部202の両端を結んだ線γの長さ(現像スリーブの最表面側の開口幅、現像スリーブの回転軸線と直交する断面において側面部間の最表面側の幅)をL(図3(b))とした場合に、2r<Lを満たすようにしている。即ち、開口部202の幅を2×rよりも大きくしている。本実施形態では、L=110mmとしている。また、本実施形態の場合、溝200の深さ(開口部202の両端を結んだ線γと底面部201の最下点位置との距離)をsとすると、r/2≦s<2rを満たすようにしている。本実施形態では、s=50μmとしている。
1対の側面部210は、それぞれ、底面部201の両端部から溝200の開口部202に向けて立ち上がるように形成され、隣り合う溝200同士の間部分203と連続している。また、1対の側面部210は、互いの間隔が底面部201側よりも開口部202側の方が広くなるように、且つ、線対称となるように形成されている。即ち、1対の側面部210は、溝200の周方向中心位置を通る外接円αの法線(仮想線βと同じ)に関して線対称となるように形成されている。
次に、上述のように溝200の各条件を規定した理由について、図4ないし図7を用いて説明する。
まず、底面部201の幅wについて、図4を用いて説明する。図4(a)は、底面部201の幅wがr<wを満たす場合を、図4(b)は、底面部201aの幅wがr≧wである比較例1を、それぞれ示す。図4(a)に示すように、底面部201の幅wがr<wを満たす場合、キャリアC(体積平均粒径rと同じ直径を有する仮想円Cと同じ)が溝200内に詰まりにくい。一方、図4(b)に示すように、底面部201の幅wがr≧wである場合、キャリアCが溝200内に詰まり易い。このため、本実施形態では、底面部201の幅wがr<wを満たすようにしている。
次に、開口部202の幅Lについて、図5を用いて説明する。図5(a)は、開口部202の幅Lが2×r<Lを満たす場合を、図5(b)は、開口部202aの幅Lが2×r≧Lである比較例2を、それぞれ示す。図5(a)に示すように、開口部202の幅Lが2r<Lを満たすことで、溝200に存在するキャリアCが移動し易くなり、同一のキャリアCが溝200内に留まりにくくなる。一方、図5(b)に示すように、開口部202の幅LがL≦2rである場合、キャリアCが溝内に留まり易くなる。このため、本実施形態では、開口部202の幅Lが2×r<Lを満たすようにしている。
本実施形態では、第1領域の上端位置における溝の幅(現像スリーブ周方向の幅)をrよりも大きく、2rよりも小さくしている。こうすることで、搬送性に強く関与する第1領域の間で担持されて搬送されるキャリアの数を現像スリーブの周方向に関して最大でも1個とすることができる。
次に、溝200の深さsについて、図6を用いて説明する。図6(a)は、深さsがs<2×rを満たす場合を、図6(b)は、深さsがs≧2×rである比較例3を、それぞれ示す。図6(a)に示すように、溝200の深さsがs<2×rを満たすことで、溝200内に存在するキャリアCが移動し易くなり、同一のキャリアCが溝200内に留まりにくくなる。一方、図6(b)に示すように、溝200cの深さsが2×r≦sである場合、キャリアCが溝200c内に留まり易くなる。このため、本実施形態では、溝200の深さsがs<2×rを満たすようにしている。
本実施形態では、(第1領域の上端高さ)<r+r/2(1−sinθ)を満たすように構成されている。こうすることで、キャリアが溝部に引っ掛かり易い第1領域は、溝の最下層のキャリアのみとすることができる。このため、溝一本当たりの搬送性が過剰に大きくなってしまうことを抑制することができる。
まず、第1領域211について説明する。本実施例では、溝に担持される最下層キャリアが溝側面と接触する位置近傍における、溝側面の現像スリーブ法線方向とのなす角度θ(Θ1)が、Θ1<45°となっている。この場合、溝200の底面部201側でのキャリアの拘束力を確保できるため、溝によるキャリアの搬送力を安定化することができる。一方、溝に担持される最下層キャリアが溝側面と接触する位置近傍における、溝側面の現像スリーブ法線方向とのなす角度θ(Θ1)が45°≦Θ1である場合を考える。この場合、キャリアが溝内に留まらず滑ってしまうことで溝によるキャリアの搬送力が低下してしまい、現像スリーブ103上の現像剤量が不安定になってしまう可能性がある。そこで、本実施例では、溝に担持される最下層キャリアが溝側面と接触する位置近傍における、溝側面の現像スリーブ法線方向とのなす角度θ(Θ1)を45°よりも小さくしている。
次に、第2領域212について、図7を用いて説明する。図7(a)は、溝の現像スリーブ表層面近傍における傾斜角度θ(Θ2)が、Θ2>45°を満たす場合を、図7(b)は、溝の現像スリーブ表層面近傍が、Θ2≦45°である比較例4を、それぞれ示す。図7(a)に示すように、溝の現像スリーブ表層面近傍が、Θ2>45°を満たす場合、新しいキャリアCが溝200内に進入し易くなり、更には、溝200内に存在していたキャリアCが溝200から外に出やすくなる。このため、溝200内に存在するキャリアCの入れ替えを促進させることができる。一方、図7(b)に示すように、溝の現像スリーブ表層面近傍が、Θ2≦45°である場合、溝200d内に存在するキャリアCが外に出にくくなり、溝200d内に長期間に亘り留まってしまう。この結果、キャリアの劣化が促進されてしまう。このため、本実施形態では、溝の現像スリーブ表層面近傍がΘ2>45°を満たすようにしている。
ここで、本実施形態を満たす実施例(図3(b))、比較例1(図4(b))、比較例2(図5(b))、比較例3(図6(b))、比較例4(図7(b))で説明した現像スリーブを用いて、次のような実験を行った。具体的には、このような各現像スリーブを図1に示したような画像形成装置に組み込んで、A4サイズの用紙に画像を連続形成した。そして、トナーかぶりの様子を調べた。なお、トナーかぶりとは、潜像に対応する領域外にもトナーが付着してしまう現象である。例えば、トナー帯電量が低いと、感光ドラム上の潜像以外の領域にトナーが付着し易くなる、即ち、トナーかぶりが生じ易くなる。そして、トナーかぶりが生じると、これが用紙に転写されて画像不良となる場合がある。
第2の実施形態について、図8を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、現像スリーブ103の溝200の底面部201を平坦面(平面形状)とした。これに対して本実施形態では、現像スリーブ103Aの溝300の底面部301を湾曲面(円弧形状)としている。溝300の構成以外は、第1の実施形態と同じであるため、同一の構成についての説明及び図示は、省略又は簡略にし、以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
底面部301は、現像スリーブ103Aの回転軸線に直交する断面形状が現像スリーブ103Aの径方向内側に凹む湾曲面(円弧)である。本実施形態では、底面部301は、湾曲面の曲率半径は、r/2よりも大きい。なお、rは、キャリアの体積平均粒径である。ここで、キャリアの体積平均粒径rをその直径とする仮想円Cを、その中心を底面部301の中心を通る現像スリーブ103Aの外接円αの法線方向の仮想線β上(仮想線上)に位置させ、且つ、底面部301に接するように配置した場合を考える。この場合に、底面部301は、仮想円Cが、底面部301と1個所で接するように形成されている。また、底面部301は、現像スリーブ103Aの周方向に関する幅をw、キャリアの体積平均粒径をrとした場合に、r<wを満たすようにしている。本実施形態では、wは、現像スリーブ103Aの回転軸線と直交する断面における湾曲面(円弧)の弦の長さである。
溝300は、開口部302の両端を結んだ線γの長さ(現像スリーブの最表面側の開口幅、現像スリーブの回転軸線と直交する断面において側面部間の最表面側の幅)をL(図8(b))とした場合に、2r<Lを満たすようにしている。即ち、開口部302の幅を2×rよりも大きくしている。本実施形態では、L=110mmとしている。開口部302の幅Lは、第1の実施形態と同様に、2×r<L≦3×rとすることが好ましい。
1対の側面部310は、それぞれ、底面部301の両端部から溝300の開口部302に向けて立ち上がるように形成され、隣り合う溝300同士の間部分303と連続している。また、1対の側面部310は、互いの間隔が底面部301側よりも開口部302側の方が広くなるように、且つ、線対称となるように形成されている。即ち、1対の側面部310は、溝300の周方向中心位置を通る外接円αの法線(仮想線βと同じ)に関して線対称となるように形成されている。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に以下の関係を満たす。即ち、第1領域の上端位置における溝の幅(現像スリーブ周方向の幅)をrよりも大きく、2rよりも小さくしている。こうすることで、搬送性に強く関与する第1領域の間で担持されて搬送されるキャリアの数を現像スリーブの周方向に関して最大でも1個とすることができる。
本実施形態では、第1の実施形態と同様に以下の関係を満たす。即ち、(第1領域の上端高さ)<r+r/2(1−sinθ)を満たすように構成されている。こうすることで、キャリアが溝部に引っ掛かり易い第1領域は、溝の最下層のキャリアのみとすることができる。このため、溝一本当たりの搬送性が過剰に大きくなってしまうことを抑制することができる。
Claims (15)
- 像担持体に形成された静電像を現像する位置に向けてトナーとキャリアを含む現像剤を担持搬送する回転可能な現像スリーブと、
前記現像スリーブの内部に非回転に固定して配置され、前記現像スリーブの外周面に現像剤を担持させるための磁界を発生するマグネットと、を備え、
前記現像スリーブの外周面には、前記現像スリーブの回転軸線方向に沿って複数の溝部が形成されており、
前記現像スリーブの周方向に関して、前記複数の溝部は、前記現像スリーブの外周面の全域に亘って形成されており、
それぞれの前記溝部は、前記現像スリーブの周方向における所定の間隔を介して形成されており、
それぞれの前記溝部は、前記キャリアと接触する底面部と、前記現像スリーブの周方向における前記底面部の一端と他端のそれぞれに接続する一対の側面部とにより形成されており、
前記現像スリーブの回転軸線と直交する断面で見たとき、
前記溝部の底面部は、平面形状であり、
r<w<2r,
2×r<L,
r/2≦s<2r
を満たす
(ただし、前記キャリアの体積平均粒径をr、前記平面形状の底面部の長さをw、前記現像スリーブの外周面において前記一対の側面部の間に形成される前記溝部の開口部の幅をL、前記現像スリーブの周方向における前記開口部の一端と他端を通る直線と前記平面形状の底面部の最下点位置との距離をsとする)
ことを特徴とする現像装置。 - それぞれの前記側面部は、前記平面形状の底面部と接続する第一側面部と、前記第一側面部と接続する第二側面部とにより形成されており、
前記第一側面部と前記現像スリーブの外接円の接線に垂直な直線とのなす角度をθ1(ただし、θ1は鋭角とする)、前記第二側面部と前記現像スリーブの外接円の接線に垂直な直線とのなす角度をθ2(ただし、θ2は鋭角とする)とした場合、
20°≦θ1<45°,
45°<θ2≦80°
を満たす
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記現像スリーブの回転軸線に直交する断面で見たとき、
前記平面形状の底面部の最下点位置から、前記第一側面部と前記第二側面部が接続する接続位置までの高さは、r/2以上3r/2未満である
ことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。 - 5r/4≦w<2r
を更に満たす
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の現像装置。 - L<3r
を更に満たす
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記キャリアの体積平均粒径は、20μm以上60μm以下である
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記キャリアの体積平均粒径は、30μm以上50μm以下である
ことを特徴とする請求項6に記載の現像装置。 - 前記キャリアの平均円形度は、0.910以上0.995以下である
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の現像装置。 - 像担持体に形成された静電像を現像する位置に向けてトナーとキャリアを含む現像剤を担持搬送する回転可能な現像スリーブと、
前記現像スリーブの内部に非回転に固定して配置され、前記現像スリーブの外周面に現像剤を担持させるための磁界を発生するマグネットと、を備え、
前記現像スリーブの外周面には、前記現像スリーブの回転軸線方向に沿って複数の溝部が形成されており、
前記現像スリーブの周方向に関して、前記複数の溝部は、前記現像スリーブの外周面の全域に亘って形成されており、
それぞれの前記溝部は、前記現像スリーブの周方向における所定の間隔を介して形成されており、
それぞれの前記溝部は、前記キャリアと接触する底面部と、前記現像スリーブの周方向における前記底面部の一端と他端のそれぞれに接続する一対の側面部とにより形成されており、
前記現像スリーブの回転軸線に直交する断面で見たとき、
前記溝部の底面部は、円弧形状であり、
r<w<2r,
2×r<L,
r/2≦s<2r
を満たし、
(ただし、前記キャリアの体積平均粒径をr、前記円弧形状の底面部の弦の長さをw、前記現像スリーブの外周面において前記一対の側面部の間に形成される前記溝部の開口部の幅をL、前記現像スリーブの周方向における前記開口部の一端と他端を通る直線と前記円弧形状の底面部の最下点位置との距離をsとする)
且つ、
それぞれの前記側面部は、前記円弧形状の底面部と接続する第一側面部と、前記第一側面部と接続する第二側面部とにより形成されており、
前記第一側面部と前記現像スリーブの外接円の接線に垂直な直線とのなす角度をθ 1 (ただし、θ 1 は鋭角とする)、前記第二側面部と前記現像スリーブの外接円の接線に垂直な直線とのなす角度をθ 2 (ただし、θ 2 は鋭角とする)とした場合、
20°≦θ 1 <45°,
45°<θ 2 ≦80°
を満たす
ことを特徴とする現像装置。 - 前記現像スリーブの回転軸線に直交する断面で見たとき、
前記円弧形状の底面部の最下点位置から、前記第一側面部と前記第二側面部が接続する接続位置までの高さは、r/2以上3r/2未満である
ことを特徴とする請求項9に記載の現像装置。 - 5r/4≦w<2r
を更に満たす
ことを特徴とする請求項9または10に記載の現像装置。 - L<3r
を更に満たす
ことを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記キャリアの体積平均粒径は、20μm以上60μm以下である
ことを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記キャリアの体積平均粒径は、30μm以上50μm以下である
ことを特徴とする請求項13に記載の現像装置。 - 前記キャリアの平均円形度は、0.910以上0.995以下である
ことを特徴とする請求項9ないし14のいずれか1項に記載の現像装置。
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