JP6917969B2 - 防災システム - Google Patents

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本発明は、火災発生時の在館者の避難を支援するためのシステムに関する。
従来、火災発生時に煙の拡散を防止するための防排煙設備として、防火戸が知られている。防火戸は、予め関連付けられた火災感知器の作動に連動して閉鎖されることで、防火区画を形成し、煙の拡散を防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−325060号公報
防火戸に限らず一般的な部屋の扉も、火災発生時に閉鎖することで煙の拡散を大幅に抑制できることが知られている。しかし、一般的な部屋の扉の場合、防火戸とは異なり、在館者が手動で閉める必要がある。火災発生時に部屋から避難する者が通過する扉は、急いで通過することから、開けっ放しになることが多く、火元の部屋の扉であれば、煙が広く拡散してしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、煙の拡散を抑制するために有効な扉を閉めることで、在館者の安全を確保することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る防災システムは、建物内で火災が発生した場合に、火点を特定する火点特定手段と、前記特定された火点に基づいて、閉鎖すべき部屋の扉を特定する扉特定手段と、前記特定された扉を閉鎖するよう在館者を促す通知手段とを備える。
好ましい態様において、前記扉特定手段は、閉鎖すべき部屋の扉として、前記特定された火点から避難口又は竪穴区画に至る経路上の扉を特定する。
さらに好ましい態様において、前記通知手段は、前記特定された扉の近傍に設置される警告装置を作動させることで、当該扉を閉鎖するよう前記在館者を促す。
さらに好ましい態様において、前記通知手段は、前記在館者が携帯する端末に前記特定された扉を通知する。
さらに好ましい態様において、前記端末は、前記建物の平面図上に、前記特定された扉の位置を図示する。
本発明に係る防災支援システムによれば、煙の拡散を抑制するために有効な扉を閉めることで、在館者の安全を確保することができる。
防災システム1の構成の一例を示すブロック図 火災受信機5、支援サーバ6及び端末7の構成の一例を示すブロック図 設備配置図の一例を示す図 火災発生時の防災システム1の動作を示すシーケンス図
1.実施形態
1−1.構成
本発明の一実施形態に係る防災システム1について図面を参照して説明する。図1は、この防災システム1の構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、防災システム1は、自動火災報知設備2と防災支援システム3を備える。
自動火災報知設備2は、防火対象物である建物に設置される設備であり、建物の各所に設置される煙感知器4と、建物の防災センタに設置されるR型の火災受信機5を備える。煙感知器4は、信号線を介して火災受信機5と接続され、周囲の煙濃度を測定して、測定した煙濃度を示すアナログ値を火災受信機5に送信する。火災受信機5は、図2に例示するように、火災判定部51、火点特定部52及び火災通知部53の各機能を備える。これらの機能は、メモリに記憶されるプログラムがプロセッサにより実行されることにより実現される。
火災判定部51は、ポーリング/セレクティング方式で各煙感知器4と信号の送受信を行い、煙感知器4により測定された煙濃度が所定の閾値を超え、その継続時間が所定の閾値を超えると、感知器発報状態と判定とする。感知器発報後、一定時間が経過すると、火災が発生したと判定する。また、火災判定部51は、複数の煙感知器4について感知器発報状態と判定した場合や、図示せぬ発信機から発信機信号が受信された場合や、火災受信機5において火災確定操作が行われた場合も、火災が発生したと判定する。
火点特定部52は、火災判定部51により火災が発生したと判定されると、火点を特定する。具体的には、煙感知器4や発信機等の端末機器のアドレスとその設置場所とを対応付ける設備テーブル(図示略)を参照して、作動した端末機器の設置場所を特定する。
火災通知部53は、火点特定部52により火点が特定されると、特定された火点を通知するとともに火災の発生を通知する火災発生信号を支援サーバ6に送信する。
次に、防災支援システム3は、建物内で火災が発生した場合に在館者による初期対応を支援するためのシステムであり、図1に例示するように、支援サーバ6と、建物の在館者により携帯される端末7と、建物の各部屋の扉の近傍に設置され、扉を閉鎖するよう警告する警告装置8を備える。本システムを構成する各装置は、インターネットやLAN等の通信回線9を介して相互に接続される。また、火災受信機5とも接続される。
支援サーバ6は、CPU等のプロセッサと、DRAM等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、ネットワークカードを備える(いずれも図示略)。これらの構成要素のうち、不揮発性メモリは、在館者による発災時初期対応を支援するための支援情報として、ユーザ情報、自衛消防隊体制情報、タスク情報、参加情報、フロアマップ情報及び扉情報を記憶する。これらの情報のうち、ユーザ情報は、端末7の各利用者の属性情報である。具体的には、各利用者について、利用者ID、氏名、電話番号、メールアドレス等の情報を含む。自衛消防隊体制情報は、自衛消防隊の編成表である。具体的には、端末7の各利用者について、利用者ID、所属隊、班、担当エリア等の情報を含む。タスク情報は、自衛消防隊の各班の作業内容を示す情報である。参加情報は、端末7の各利用者の自衛消防活動への参加の可否を示す情報である。フロアマップ情報は、建物内の防災設備の配置図を示す情報である。扉情報は、火災発生時に煙の拡散を抑制するために閉鎖すべき部屋の扉を示す情報である。この情報によって示される扉は、専ら火災の拡大を防ぐための目的で防火区画を形成するように設置される扉(言い換えると、建築基準法で規定される防火戸)ではなく、一般的な部屋の扉である。
支援サーバ6は、図2に例示するように、火災通知部61、扉特定部62、警告装置特定部63、警告装置制御部64及び同期部65の各機能を備える。これらの機能は、不揮発性メモリに記憶される防災支援プログラムがプロセッサにより実行されることにより実現される。
火災通知部61は、火災受信機5から火災発生信号が受信されると、火災受信機5において特定された火点を通知するとともに火災の発生を通知する火災情報を、プッシュ通知として各端末7に送信する。
扉特定部62は、火災受信機5から火災発生信号が受信されると、火災受信機5において特定された火点に基づいて、煙の拡散を抑制するために閉鎖すべき部屋の扉を特定する。具体的には、火点(具体的には、端末機器の設置場所)と扉の扉IDとを対応付ける扉テーブル(図示略)を参照して、通知された火点に対応付けられている扉を特定する。ここで参照される扉テーブルでは、各火点について、閉鎖すべき部屋の扉として、当該火点から避難口又は竪穴区画に至る経路上の扉が予め対応付けられている。したがって、扉特定部62は、火点に応じて閉鎖すべき部屋の扉を特定することができる。また、避難経路上に設置された扉のみを特定することができる。閉鎖すべき扉を特定すると、扉情報を更新して、新たに特定した扉の扉IDを追加する。
警告装置特定部63は、扉特定部62により扉が特定されると、特定された扉の近傍に設置されている警告装置8を特定する。具体的には、扉の扉IDと警告装置8の装置IDとを対応付ける警告装置テーブル(図示略)を参照して、特定された扉の近傍に設置されている警告装置8を特定する。
警告装置制御部64は、警告装置特定部63により警告装置8が特定されると、特定された警告装置8に対して起動信号を送信して作動させる。起動信号を受信した警告装置8は、警告表示を行うとともに警告音を出力し、当該装置の近傍に設置される扉を閉鎖するよう在館者を促す。警告装置8の作動は、支援サーバ6から送信される停止信号が受信されるまで継続される。ここで説明した警告装置制御部64は、本発明に係る通知手段の一例である。
同期部65は、端末7に記憶される支援情報を、自機に記憶される支援情報に同期させる。具体的には、ユーザ情報、自衛消防隊体制情報、タスク情報、参加情報、フロアマップ情報及び扉情報を同期させる。情報の同期は、情報の更新を契機として行われ、同期部65は、情報が更新されると、同期通知を各端末7に送信し、端末7から同期通知に対する応答を受信すると、更新された情報を端末7に送信する。この同期部65は、更新された扉情報を端末7に送信するための手段であり、すなわち、扉特定部62によって特定された扉を端末7に通知するための手段である。したがって、この同期部65は、本発明に係る通知手段の一例に相当する。端末7の利用者は、受信した扉情報を参照することで、火点に応じて閉鎖すべき扉を特定することができる。
次に、端末7は、具体的には、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、ウェアラブル端末等の通信端末である。端末7は、CPU等のプロセッサと、DRAM等の揮発性メモリと、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、ネットワークカードと、液晶ディスプレイ等のディスプレイと、タッチパネルを備える(いずれも図示略)。これらの構成要素のうち、不揮発性メモリは、支援サーバ6と同様に、在館者による発災時初期対応を支援するための支援情報として、ユーザ情報、自衛消防隊体制情報、タスク情報、参加情報、フロアマップ情報及び扉情報を記憶する。これらの情報の内容については上記の通りである。
端末7は、図2に例示するように、情報更新部71、画面生成部72及び表示制御部73の各機能を備える。これらの機能は、不揮発性メモリに記憶される防災支援プログラムがプロセッサにより実行されることにより実現される。
情報更新部71は、支援サーバ6から同期通知が受信されると、支援サーバ6において更新された情報を取得して、不揮発性メモリに記憶する。
画面生成部72は、支援サーバ6から火災情報が受信されると、火災通知画面(図示略)を生成する。この火災通知画面は、火災の発生と火点を通知するとともに、自衛消防活動への参加の可否を確認するための画面である。この画面には参加ボタンと不参加ボタンが表示され、選択されたボタンに応じた参加可否情報が支援サーバ6に送信される。支援サーバ6では、受信した参加可否情報に基づいて参加情報が更新される。
また、画面生成部72は、不揮発性メモリに記憶される支援情報に基づいて各種の画面を生成する。具体的には、利用者により隊員情報の表示が指示されると、ユーザ情報、自衛消防隊体制情報及び参加情報に基づいて隊員一覧画面(図示略)を生成する。この隊員一覧画面には、各隊員について、氏名、役割、顔写真、参加有無等が示される。この隊員一覧画面において、いずれかの隊員が選択されると、画面生成部72は、ユーザ情報、自衛消防隊体制情報及びタスク情報に基づいて、選択された隊員の詳細画面(図示略)を生成する。この隊員詳細画面には、隊員の属性情報、当該隊員の役割に応じた作業内容等が示される。
また、画面生成部72は、利用者によりフロアマップの表示が指示されると、フロアマップ情報及び扉情報に基づいてフロアマップ画面を生成する。図3は、フロアマップ画面を構成する設備配置図の一例を示す図である。同図に例示される設備配置図には、建物の躯体と、当該建物に設置される設備の種類及び位置を示す各種アイコンが示される。この設備配置図に示されるアイコンのうち、アイコンS1は、火点(言い換えると、作動した煙感知器4)を示すアイコンである。このアイコンS1は、放射状に広がる波紋のアニメーションのアイコンである。アイコンS2は、閉鎖すべき部屋の扉を示すアイコンである。このように設備配置図では、建物の平面図上に閉鎖すべき部屋の扉の位置が図示されるため、利用者はこの設備配置図を参照することで、閉鎖すべき扉の位置を容易に把握することができる。
表示制御部73は、画面生成部72により生成された画面をディスプレイに表示させる。
1−2.動作
次に、火災発生時の防災システム1の動作について、図4に示すシーケンス図を参照して説明する。
火災受信機5の火災判定部51が、建物内で火災が発生したと判定すると(ステップSa1)、火災受信機5の火点特定部52は、設備テーブルを参照して火点を特定する(ステップSa2)。火点が特定されると、火災受信機5の火災通知部53は、特定された火点を通知するとともに火災の発生を通知する火災発生信号を支援サーバ6に送信する(ステップSa3)。
支援サーバ6の火災通知部61は、火災受信機5から火災発生信号が受信されると、火災受信機5において特定された火点を通知するとともに火災の発生を通知する火災情報を、プッシュ通知として各端末7に送信する(ステップSa4)。
火災情報が受信された端末7において、防災支援プログラムが起動していない場合には、同プログラムが起動される(ステップSa5)。そして、同プログラムの起動後、端末7の画面生成部72は、火災通知画面を生成し、端末7の表示制御部73は、生成された火災通知画面をディスプレイに表示させる(ステップSa6)。この火災通知画面は、火災の発生と火点を通知するとともに、自衛消防活動への参加の可否を確認するための画面であり、この画面には参加ボタンと不参加ボタンが表示される。表示されるボタンのうち、いずれかが選択されると(ステップSa7)、選択されたボタンに応じた参加可否情報が支援サーバ6に送信される(ステップSa8)。この参加可否情報が受信された支援サーバ6では、受信した参加可否情報に基づいて参加情報が更新される(ステップSa9)。参加情報の更新後、支援サーバ6の同期部65は、端末7に記憶される参加情報を、更新された参加情報に同期させる(ステップSa10)。
火災情報の送信後、支援サーバ6の扉特定部62は、扉テーブルを参照しつつ、火災受信機5において特定された火点に基づいて、煙の拡散を抑制するために閉鎖すべき部屋の扉を特定する(ステップSa11)。閉鎖すべき扉を特定すると、扉情報を更新して、新たに特定した扉の扉IDを追加する(ステップSa12)。扉情報の更新後、支援サーバ6の同期部65は、端末7に記憶される扉情報を、更新された扉情報に同期させる(ステップSa13)。扉情報の同期後、端末7において在館者によりフロアマップの表示が指示されると(ステップSa14)、端末7の画面生成部72は、フロアマップ情報及び扉情報に基づいてフロアマップ画面(図3参照)を生成し、端末7の表示制御部73は、生成されたフロアマップ画面をディスプレイに表示させる(ステップSa15)。このフロアマップ画面を参照することで、在館者は、閉鎖すべき部屋の扉を認識することができる。
閉鎖すべき扉の特定後、支援サーバ6の警告装置特定部63は、警告装置テーブルを参照して、特定された扉の近傍に設置されている警告装置8を特定する(ステップSa16)。警告装置8が特定されると、支援サーバ6の警告装置制御部64は、特定された警告装置8に対して起動信号を送信して作動させる(ステップSa17)。起動信号を受信した警告装置8は、警告表示を行うとともに警告音を出力し、当該装置の近傍に設置される扉を閉鎖するよう在館者を促す(ステップSa18)。この促しを受けて在館者は、当該扉を閉鎖する。警告装置8の作動は、支援サーバ6から送信される停止信号が受信されるまで継続される。
以上が、火災発生時の防災システム1の動作についての説明である。
以上説明した防災システム1によれば、煙の拡散を抑制するために有効な扉を閉めることで、在館者の安全を確保することができる。特に、火点に応じて、避難経路上に設置された扉のみを閉鎖するよう促すことで、効率的に扉の閉鎖を促進することができる。加えて、閉鎖すべき扉を端末7上で地図表示するため、利用者にとって閉鎖すべき扉の位置が把握しやすい。さらに、警告装置8を用いて扉の閉鎖を促すことで、端末7を携帯しない在館者に対しても扉の閉鎖を促すことができる。ただし、扉を閉鎖することで避難経路の安全を確保することができたとしても、出火階から予想外の空間を通じて直上階から上の階に煙が拡散する可能性があることを付言しておく。
2.変形例
上記の実施形態は、下記のように変形してもよい。なお、下記の変形例は互いに組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上記の実施形態では、支援サーバ6から送信される同期通知をトリガとして、支援サーバ6と端末7の間で支援情報の同期が行われているが、端末7から送信される同期要求をトリガとして、当該同期を行うようにしてもよい。その場合、端末7は、定期的に支援サーバ6に対して同期要求を送信する。この同期要求には、端末7が記憶する支援情報の各ファイルのファイル名とバージョン情報が含まれる。この同期要求を受信した支援サーバ6は、端末7に記憶されている支援情報の各ファイルが最新のバージョンであるか否かを判定し、最新のバージョンでないものが含まれている場合には、そのファイルを同期対象として端末7に通知する。この通知を受けた端末7は、同期対象のファイルのダウンロードの要否を確認するための確認画面を表示し、利用者によりダウンロードが指示されると、当該ファイルを支援サーバ6から取得する。
2−2.変形例2
図3に例示されるアイコンS2は、閉鎖すべき扉を示すシンボルの一例である。閉鎖すべき扉は必ずしも絵文字を用いて表現されなくてもよい。
2−3.変形例3
閉鎖すべき扉の位置は必ずしも図示されなくてもよい。図示する代わりに、閉鎖すべき扉の位置を示す文字列を端末7のディスプレイに表示するようにしてもよい。
2−4.変形例4
扉情報の同期対象を、自衛消防活動に参加する在館者の端末7のみに限定することで、自衛消防隊員にのみ閉鎖すべき扉を通知するようにしてもよい。特に自衛消防隊員の中で、避難誘導班と安全防護班に閉鎖すべき扉を通知するようにして、避難誘導班には在館者の避難誘導と併せて退避時に必要な扉を閉鎖させ、安全防護班には排煙や防火区画形成の確認とともに必要な扉を閉鎖させるようにしてもよい。
2−5.変形例5
閉鎖対象の扉には、一般的な部屋の扉だけでなく、一般的な廊下の扉も含まれてもよい。この一般的な廊下の扉とは、専ら火災の拡大を防ぐための目的で防火区画を形成するように設置される扉(言い換えると、建築基準法で規定される防火戸)ではない扉である。加えて、防火戸も閉鎖対象の扉に含めるようにしてもよい。
1…防災システム、2…自動火災報知設備、3…防災支援システム、4…煙感知器、5…火災受信機、6…支援サーバ、7…端末、8…警告装置、9…通信回線、51…火災判定部、52…火点特定部、53…火災通知部、61…火災通知部、62…扉特定部、63…警告装置特定部、64…警告装置制御部、65…同期部、71…情報更新部、72…画面生成部、73…表示制御部、S1、S2…アイコン

Claims (5)

  1. 建物内で火災が発生した場合に、火点を特定する火点特定手段と、
    前記特定された火点に基づいて、閉鎖すべき部屋の扉を特定する扉特定手段と、
    前記特定された扉を閉鎖するよう在館者を促す通知手段と
    を備える防災システム。
  2. 前記扉特定手段は、閉鎖すべき部屋の扉として、前記特定された火点から避難口又は竪穴区画に至る経路上の扉を特定することを特徴とする請求項1に記載の防災システム。
  3. 前記通知手段は、前記特定された扉の近傍に設置される警告装置を作動させることで、当該扉を閉鎖するよう前記在館者を促すことを特徴とする請求項1又は2に記載の防災システム。
  4. 前記通知手段は、前記在館者が携帯する端末に前記特定された扉を通知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の防災システム。
  5. 前記端末は、前記建物の平面図上に、前記特定された扉の位置を図示することを特徴とする請求項4に記載の防災システム。
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