JP6911502B2 - 加熱電極シート、加熱電極シートロール - Google Patents
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Description
従って、加熱電極シートは、その製造後に発熱導体の上から粘着層が設けられた保護シートが貼り付けられて保護されている。
基材層11の厚さとしては、20μm以上300μm以下が一般的である。
このような第一バスバー電極13a及び第二バスバー電極13bは公知の形態を適用することができ、帯状である当該電極の幅は3mm以上15mm以下が一般的である。
本形態ではこのような発熱導体14が、第一バスバー電極13a及び第二バスバー電極13bの長手方向(図1においてはX軸方向)に複数配列されている。
発熱導体14は、加熱電極シート10の厚さ方向において、発熱導体14の一方側(本形態では発熱導体用接着剤層12側)の面を平面視した長さ0.01mあたりの表面積をSB、その反対側の面を平面視した長さ0.01mあたりの表面積STとしたとき、
0μm2<SB−ST≦30000μm2
が成立することが好ましい。ここで「長さ」とは、延びる発熱導体14のある0.01mを取り出したときにおける一端と他端との距離である。より好ましくは、
0μm2<SB−ST≦15000μm2
である。
これによれば、発熱導体14を視認されない幅で作製した際に、断面積を大きくとることができ、さらに高い出力(発熱量)を得ることが可能である。矩形(長方形)を作製することができれば理想ではあるが、エッチングにより作製することはいわゆるサイドエッジの性質上、困難がある。
図6にBで示した、隣り合う発熱導体24の間隔B(発熱導体24における開口部に相当する)は、0.1mm以上5.0mm以下であることが好ましい。より好ましくは0.4mm以上である。
また、当該断面において、上記SB側の辺の長さ(線幅)をWB、及びその反対側(ST側)の辺の長さ(線幅)をWTとしたとき、
WB>WT、
3μm≦WB≦15μm、及び
1μm≦WT≦12μm
が成り立つことが好ましい。
なお、この断面は、その部位において最小断面になるように切断された面とする。また、発熱導体14の表面に凹凸が形成されている場合には当該凹凸を含めた最小面積の断面を考えるものとする。
また、発熱導体14の厚さHは、2μm以上30μm以下であることが好ましい。
ここに用いられる接着剤としては特に限定されることはないが、接着性、耐候性、耐熱性透明性等の観点からポリビニルブチラール樹脂(PVB)を用いることができる。
パネル用接着剤層15の厚さは特に限定されることはないが、発熱導体14の厚さ(図6のH)より厚くなることが好ましい。これにより、パネル用接着剤層15により発熱導体14を保護することができる。より具体的には0.2mm以上1.0mm以下であることが好ましい。
パネル用接着剤層15の中には、必要に応じて、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物等の紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、帯電防止剤等の各種添加剤を添加することができる。
このような保護層としては特に限定されることはないが、透明樹脂板や光学シートの保護に用いられる保護フィルムを用いることができる。これには例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂に剥離可能にアクリル粘着層が形成されたフィルムを挙げることができる。
次いで、図7(b)に示したように、該積層体の金属箔14a上に感光性レジスト層80を塗工形成する。
ここで図7(c)には形成されるべき発熱導体14の位置及び大きさを参考として破線及び薄墨で表している。図7(c)からわかるように、本例では、レジストパターン層80’に形成されたレジストパターン80aの縁から、形成されるべき発熱導体14の縁までの距離がCとなるように構成されている。そしてこのCは5μm以上であることが好ましい。これにより上記した形態の発熱導体14をエッチングにより得ることができる。
すなわち、図8に示したように、複数の加熱電極シート10が連続して帯状に形成され、これが巻かれた加熱電極シートロール20とすることができる。このようにロール状で保管や運搬を行えば、さらに効率よく保管及び移動ができる。そして加熱電極シート10は、この加熱電極シート20を巻き戻しながら打ち抜き等により切り出して作製することができる。
図9、図10からわかるように、通電加熱パネル30は、第一パネル31、第二パネル32、パネル用接着剤層33、加熱電極シート10、及び、電源接続配線34を有して構成されている。加熱電極シート10は上記の通りであるが、保護層16は剥離されている。
ただし必ずしもガラス板である必要はなく、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の樹脂から成る樹脂板であってもよい。ただし、耐候性、耐熱性、透明性等の観点から板ガラスであることが好ましい。
パネル用接着剤層33の厚さは特に限定されることはないが、0.2mm以上1.0mm以下であることが一般的である。
パネル用接着剤層33の中には、必要に応じて、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物等の紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、帯電防止剤等の各種添加剤を添加することができる。
このような電源接続配線34は公知の構成を適用すればよい。
すなわち、図9、図10の形態に於いては、通電加熱パネル30が自動車のフロントパネルの位置に配置される。この際には電源接続配線34に開閉器50を介して電源40が接続され、バスバー電極13を介して発熱導体14を発熱させることができる。本形態においては、電源40としては自動車に既設のバッテリーを用いている。開閉器50を閉じると、電源40から電流が供給される。当該発熱導体14はジュール熱の発熱により第一パネル31、第二パネル32が加熱されるのでフロントパネルとして機能する通電加熱パネル30の温度が上昇し、凍結及び曇りが解消される。
11 基材層
12 発熱導体用接着剤層
13 バスバー電極
14 発熱導体
15 パネル用接着剤層
16 保護層
20 加熱電極シートロール
30 通電加熱パネル
31 第一パネル
32 第二パネル
33 パネル用接着剤層
40 電源
Claims (3)
- 基材層と、
前記基材層の一方の面に配置された発熱導体と、
前記発熱導体を覆うように配置される接着剤層と、
前記接着剤層の面うち、前記基材層が配置された面とは反対側の面に配置された剥離可能な保護シートと、を備え、
前記発熱導体と前記保護シートとの間には前記接着剤層のみが配置されている、加熱電極シート。 - 前記発熱導体と前記基材層との間に発熱導体用接着剤層が設けられている請求項1に記載の加熱電極シート。
- 請求項1又は2に記載の加熱電極シートが複数配列された帯状のシートが巻かれてなる加熱電極シートロール。
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JP2017093097A JP6911502B2 (ja) | 2017-05-09 | 2017-05-09 | 加熱電極シート、加熱電極シートロール |
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JP2018190627A JP2018190627A (ja) | 2018-11-29 |
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