JP6911330B2 - 用紙冷却装置及び画像形成システム - Google Patents

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本発明は、用紙冷却装置及び画像形成システムに関する。
電子写真プロセスによる画像形成では、定着工程において、熱によりトナーを溶融し、用紙に画像(トナー像)を定着することが行われる。画像を用紙に定着した場合には、画像とともに用紙も加熱されるため、定着工程を終了した用紙は高温状態となっていることが多い。このため、高温状態の用紙を冷却するための用紙冷却装置が知られている。用紙冷却装置は、画像形成装置の一部としてその筐体内に内蔵されることもあれば、画像形成装置の下流側に独立した装置として接続されることもある。
例えば特許文献1又は特許文献2には、用紙を冷却する構造を備えた画像形成装置が開示されている。
特開2007−293060号公報 特開2008−102346号公報
しかしながら、従来の冷却構造によれば、用紙から奪った熱が装置本体内部に留まり、装置本体内部の温度が上昇してしまうことで、用紙の冷却を十分に行うことができないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置本体内部の温度の上昇を抑制し、これにより、用紙の冷却を効果的に行うことである。
かかる課題を解決するために、用紙を機内に受け取る受取部から用紙を機外に排出する排出部まで至る用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有する用紙冷却装置を提供する。この場合、用紙冷却部は、用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を装置本体内に開放して他端を装置本体の外部と連通させており、その内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行う。そして、少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が装置本体の外部から空気を吸入して装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が装置本体の内部から空気を吸収して装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、少なくとも2つの冷却部材のうち、冷却能力の高い冷却部材は、排気方向に設定される
また、用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、前記用紙冷却部は、用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、前記用紙冷却部は、用紙の搬送方向に沿って、上流から下流側にかけて配置された3つの冷却部材を備え、最も上流の冷却部材は、前記排気方向に設定される一方、残余の冷却部材は、前記吸気方向に設定されることを特徴とする用紙冷却装置を提供する。
さらに、前記冷却部材毎に設けられ、当該冷却部材の内部における気流方向を設定する複数の送風部と、前記複数の送風部を制御して、前記少なくとも2つの冷却部材における内部の気流方向を切り替える制御部と、を有することが好ましい。
また、用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、前記用紙冷却部は、用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、前記冷却部材毎に設けられ、当該冷却部材の内部における気流方向を設定する複数の送風部と、前記複数の送風部を制御して、前記少なくとも2つの冷却部材における内部の気流方向を切り替える制御部と、をさらに有することを特徴とする用紙冷却装置を提供する
さらに、前記装置本体の内部の温度を検出する温度検出部をさらに有し、前記制御部は、前記温度検出部の検出結果に基づいて、前記少なくとも2つの冷却部材における内部の気流方向を切り替えることものであることが好ましい。
また、用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、前記用紙冷却部は、用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、前記少なくとも2つの冷却部材は、当該冷却部材の冷却能力、熱源までの距離、又は用紙の熱容量に基づいて、前記排気方向及び前記吸気方向の組み合わせが設定されていることを特徴とする用紙冷却装置を提供する。
さらに、前記少なくとも2つの冷却部材は、回転自在に軸支され、用紙を搬送する搬送ローラーをなすことが好ましい。
また、用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、前記用紙冷却部は、用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、前記少なくとも2つの冷却部材は、回転自在に軸支され、用紙を搬送する搬送ローラーをなすことを特徴とする用紙冷却装置を提供する。
また、用紙に画像を転写して当該画像を用紙に定着することにより用紙に画像を形成する画像形成装置と、画像形成装置の下流に接続されて画像形成装置から用紙が供給される、前述の発明に記載の用紙冷却装置と、を有する画像形成システムを提供する。
本発明によれば、装置本体内部の温度の上昇を抑制することができるので、用紙の冷却を効果的に行うことができる。
本実施形態に係る画像形成システムの構成を模式的に示す正面図 用紙冷却部の詳細な構造を示す説明図 本実施形態に係る中間搬送装置の動作を説明するフローチャート 3つの冷却ローラーの内部の気流方向と温度との推移を示す説明図 本実施形態に係る中間搬送装置の別の動作を説明するフローチャート 3つの冷却ローラーの冷却能力が相違する状況を示す説明図
図1は、本実施形態に係る画像形成システムの構成を模式的に示す正面図である。本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置1と、中間搬送装置2と、用紙処理装置3とで構成されている。画像形成装置1、中間搬送装置2及び用紙処理装置3は、この順番で用紙Pの搬送方向の上流側から下流側にかけて連続的に配列されている。
画像形成装置1は、例えば電子写真方式の画像形成装置であり、フルカラーの画像を形成する、いわゆるタンデム型カラー画像形成装置である。画像形成装置1は、原稿読取装置SC、画像形成部10Y,10M,10C,10K、用紙搬送部13、定着装置16、制御部18を主体に構成されている。
原稿読取装置SCは、照明装置により原稿の画像を照明し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部18に入力される。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)の画像を形成する画像形成部10C、ブラック(K)の画像を形成する画像形成部10Kから構成されている。
画像形成部10Yは、感光体ドラム、並びにその周辺に配置された帯電部、光書込部、現像装置及びドラムクリーナーで構成されている。画像形成部10Yにおいて、感光体ドラム上には、イエローに対応する画像(トナー画像)が形成され、感光体ドラム上に形成された画像は、1次転写ローラーにより、無端ベルトである中間転写ベルト11上の所定位置へと転写される。また、残余の画像形成部10M,10C,10Kも、感光体ドラム、並びにその周辺に配置された帯電部、光書込部、現像装置及びドラムクリーナーで構成されており、その詳細については画像形成部10Yと同様である。
中間転写ベルト11上に転写された画像は、2次転写ローラー12により、用紙搬送部13により所定のタイミングで搬送される用紙Pに転写される。
用紙搬送部13は、用紙Pを搬送経路に沿って搬送する。用紙Pは用紙トレイ14に収容されており、当該用紙トレイ14に収容された用紙Pは、給紙部15によって取り込まれ、搬送経路へと送り出される。搬送経路へと送り出された用紙Pは、搬送経路に沿って配置された複数の搬送ローラーにより下流側へと搬送される。
定着装置16は、画像が転写された用紙Pに対して画像を定着させる定着処理を施す装置である。定着装置16は、定着ローラーと、加圧ローラーと、定着ローラーを加熱する加熱ヒーターとを備えている。定着装置16は、用紙Pを搬送するとともに、定着ローラー及び加圧ローラーによる圧力定着及び加熱ヒーターによる熱定着を行うことで、用紙Pに画像を定着させる。
定着処理が施された用紙Pは、定着装置16下流側の搬送経路を経て、中間搬送装置2へと排出される。また、用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、切替ゲートG1が切り替えられ、反転搬送経路へと送り出される。
制御部18は、画像形成装置1を制御するとともに、画像形成システム全体を制御する機能を担っている。制御部18としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータ(プロセッサ)を用いることができる。制御部18は、画像形成部10Y,10M,10C,10K、定着装置16などを制御することにより、用紙Pに画像を形成する。
中間搬送装置2は、上流に接続された装置、本実施形態では画像形成装置1から供給された用紙Pを受け取ると、下流に接続された装置、すなわち用紙処理装置3へと用紙Pを搬送する。また、本実施形態において、中間搬送装置2は、画像形成装置1から供給された用紙Pを冷却する用紙冷却装置としても機能する。
中間搬送装置2において、画像形成装置1から供給された用紙Pは、給紙ローラー(受取部)21により機内へと受け取られると、搬送経路PP1を搬送され、排紙ローラー(排出部)22により機外に排出される。搬送経路PP1は、給紙ローラー21から排紙ローラー22まで至る用紙Pの搬送経路である。
中間搬送装置2は、用紙Pを冷却する用紙冷却部200を備えている。用紙冷却部200は、搬送経路PP1を搬送される用紙Pの表面に当接し、当該用紙Pから熱を奪うことで用紙Pを冷却するものである。
以下、図1及び図2を参照しつつ、用紙冷却部200の構成について説明する。ここで、図2は、用紙冷却部200の詳細な構造を示す説明図である。図2では、後述する第1の冷却ローラー210aを代表的に示しているが、残余の冷却ローラー210b,210cについてもその構成は同様である。
用紙冷却部200は、搬送経路PP1に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備えている。本実施形態において、冷却部材は、用紙Pを搬送する搬送ローラーの機能を備えた冷却ローラーから構成されており、用紙冷却部200は、第1の冷却ローラー210a、第2の冷却ローラー210b及び第3冷却ローラー210cからなる3つの冷却ローラーを備えている。第1の冷却ローラー210a、第2の冷却ローラー210b及び第3冷却ローラー210cは、この順番で搬送経路PP1の上流側から下流側に配置されている。3つの冷却ローラー210a,210b,210cのうち、最も上流の第1の冷却ローラー210aは、画像形成装置1の定着装置16、すなわち、熱源に最も近い冷却ローラーに相当する。
個々の冷却ローラー210a,210b,210cは、中空円筒形状を有しており、一端を装置本体2a内に開放し、他端を装置本体2aの外部と連通させている。個々の冷却ローラー210a,210b,210cは、その内部に空気を流通させることにより、用紙Pの冷却を行うことができる。また、冷却ローラー210a,210b,210cの中空部を介して空気が流れることにより、装置本体2a外部の空気と、装置本体2a内部の空気との交換を行うことができる。
個々の冷却ローラー210a,210b,210cは、装置本体2aの壁面2a1に、回転可能に軸支されている。個々の冷却ローラー210a,210b,210cは、放熱性の観点より、金属製、例えばアルミニウム製のパイプで構成されている。個々の冷却ローラー210a,210b,210cは、その軸方向の長さが、搬送される用紙Pの最大用紙幅をカバーできる程度の大きさに設定されている。3つの冷却ローラー210a,210b,210cは、同一のサイズ、同一の形状、同一の材料で構成されている。すなわち、3つの冷却ローラー210a,210b,210cは、それぞれの冷却能力が同一の関係にある。
また、用紙冷却部200は、冷却ローラー210a,210b,210c毎に設けられ、当該冷却ローラー210a,210b,210cの内部における気流方向を設定する3つのファン(送風部)220a,220b,220cを備えている。個々のファン220a,220b,220cは、例えばシロッコファンであり、回転方向を切り替えることにより、冷却ローラー210a,210b,210cの内部の気流の方向を切り替えることができる。ファン220a,220b,220cが、一方の方向へ回転駆動することで、冷却ローラー210a,210b,210cの内部の気流が、装置本体2aの外部から空気を吸入する吸気方向となり、他方の方向へ回転駆動することで、冷却ローラー210a,210b,210cの内部の気流が、装置本体2aの外部へ空気を排出する排気方向となる。
また、個々の冷却ローラー210a,210b,210cに、用紙Pを搬送するための対向ローラー230a,230b,230cが当接配置されている。対向ローラー230a,230b,230cは、金属製の円筒ローラーの外周に樹脂層が被覆されたローラーであり、用紙Pの搬送力を得られるようになっている。
最上流及び中間に位置する第1及び第2の冷却ローラー210a,210bは、搬送経路PP1を境に上方に配置され、これらに対応する対向ローラー230a,230bは、搬送経路PP1を境に下方に配置される。第1及び第2の冷却ローラー210a,210bは、主として、用紙Pの上面側における冷却を行う。一方、最下流に位置する第3の冷却ローラー210cは、搬送経路PP1を境に下方に配置され、これに対応する対向ローラー230cは、搬送経路PP1を境に上方に配置される。第3の冷却ローラー210cは、主として、用紙Pの下面側における冷却を行う。
中間搬送装置2は、用紙冷却部200を制御する制御部25を備えている。制御部25としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータ(プロセッサ)を用いることができる。制御部25は、3つのファン220a,220b,220cを制御して、3つの冷却ローラー210a,210b,210cにおける内部の気流方向の設定、切り替えを行う。
本実施形態において、初期状態における各冷却ローラー210a,210b,210cにおける内部の気流は、第1及び第2の冷却ローラー210a,210bが排気方向に設定され、残余の第3の冷却ローラー210cが吸気方向に設定される。制御部25は、この設定に基づいて各ファン220a,220b,220cの動作状態を制御する。そして、制御部25は、必要に応じてファン220a,220b,220cの動作状態を切り替えることで、3つの冷却ローラー210a,210b,210cにおける内部の気流方向を切り替える。
制御部25には、この制御を行うために各種の情報が入力されている。温度センサー26は、装置本体2aの内部の温度を検出するものであり(温度検出部)、温度センサー26の検出結果は、制御部25に入力される。また、制御部25は、画像形成装置1の制御部18から種々の情報を取得することができる。この情報としては、中間搬送装置2に供給される用紙Pに関する情報(紙種、坪量など)などが挙げられる。
再び図1を参照するに、用紙処理装置3は、中間搬送装置2から供給された用紙Pに所定の処理を実行する装置である。用紙処理装置3としては、用紙Pに形成された画像の色情報を測定し、画像形成装置1の画像特性を補正するための装置が挙げられる。この用紙処理装置3は、分光測色計といった色を測定する測色装置を備えており、サーモクロミズム現象による影響を抑制するために、中間搬送装置2により用紙Pを冷却することにより適切な計測を行うことができる。
もっとも、用紙処理装置3としては、後処理を行うものであってもよい。後処理としては、用紙Pに各種の折りを施す折り処理、用紙Pにパンチを施すパンチ処理、複数の用紙Pに折りや中とじ、小口断裁を行う製本処理、複数の用紙Pにステープルを行うステープル処理等が挙げられる。
用紙処理装置3は、用紙Pに対して所定の処理を実行し、或いは、後処理を何ら施すことなく、用紙Pを機外に設けられた排紙トレイへと排出する。
図3は、本実施形態に係る中間搬送装置2の動作を説明するフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えばジョブの開始をトリガーとして制御部25により実行される。
まず、ステップ10(S10)において、制御部25は、用紙Pの冷却を開始する。具体的には、制御部25は、ファン220a,220b,220cを制御し、冷却ローラー210a,210b,210cの内部の気流方向を設定する。初期的には、第1及び第2の冷却ローラー210a,210bが排気方向に設定され、残余の第3の冷却ローラー210cが吸気方向に設定される。
ステップ11(S11)において、制御部25は、温度センサー26の検出結果を読み込み、装置本体2aの内部の温度を取得する。
ステップ12(S12)において、制御部25は、装置本体2aの内部の温度が、予め設定された設定値以上であるか否かを判断する。この設定値は、装置本体2a内部の温度の上昇を抑制するための一定の高温状態を規定した値(温度)であり、実験やシミュレーションを通じてその最適値が設定されている。
ステップ12において肯定判定された場合、すなわち、装置本体2aの内部の温度が設定値以上である場合には、ステップ13(S13)に進む。一方、ステップ12において否定判定された場合、すなわち、装置本体2aの内部の温度が設定値よりも低い場合には、ステップ14(S14)に進む。
ステップ13において、制御部25は、ファン220a,220b,220cを制御し、冷却ローラー210a,210b,210cの内部の気流方向を切り替える。この切り替えにより、第1の冷却ローラー210aが排気方向に設定され、残余の第2及び第3の冷却ローラー210b,210cが吸気方向に設定される。
ステップ14において、制御部25は、ジョブが終了したか否かを判断する。ジョブが終了した場合には、ステップ14において肯定判定され、本ルーチンを抜ける(END)。一方、ジョブが終了していない場合には、ステップ14において否定判定され、ステップ12に戻る。
このように本実施形態において、画像形成システムの中間搬送装置2は、用紙Pの搬送経路PP1を内部に備える装置本体2aと、搬送経路PP1を搬送される用紙Pと当接することで用紙Pを冷却する用紙冷却部200と、を有している。
用紙冷却部200は、搬送経路PP1に配置された3つの冷却ローラー210a,210b,210cを備えている。これらの冷却ローラー210a,210b,210cは、中空形状を備え、一端を装置本体2a内に開放して他端を装置本体2aの外部と連通させており、その内部に気流を流通させることにより用紙Pの冷却を行う。この場合、3つの冷却ローラー210a,210b,210cのうち、一つの冷却ローラー(本実施形態では、第3の冷却ローラー210c)は、その内部の気流が装置本体2aの外部から空気を吸入する吸気方向に設定され、他の一つの冷却ローラー(本実施形態では、第1の冷却ローラー210a)は、その内部の気流が装置本体2aの外部へ空気を排出する排気方向に設定されている。
図4は、3つの冷却ローラー210a,210b,210cの内部の気流方向と温度との推移を示す説明図である。同図において、(a)は装置本体2aの入口部(第1の冷却ローラー210aの周囲)における内部の温度を示し、(b)は第1の冷却ローラー210aの表面温度を示す。
同図において、Aは、冷却ローラー210a,210b,210cのうち、第1の冷却ローラー210aを排気方向に設定し、第2及び第3の冷却ローラー210b,210cを吸気方向に設定した状態を示す。また、Bは、冷却ローラー210a,210b,210cのうち、第1及び第2の冷却ローラー210a,210bを排気方向に設定し、第3の冷却ローラー210cを吸気方向に設定した状態を示す。Cは、冷却ローラー210a,210b,210cの全てを排気方向に設定した状態を示し、Dは、冷却ローラー210a,210b,210cの全てを吸気方向に設定した状態を示す。
同図に示すように、3つの冷却ローラー210a,210b,210cの全てを吸気方向に設定した場合には、装置本体2aの温度及び第1の冷却ローラー210aの表面温度が最も高い状態となっている。これは、冷却ローラー210a,210b,210cにおいて吸収された熱が装置本体2a内部に滞留してしまうからである。
また、3つの冷却ローラー210a,210b,210cの全てを排気方向に設定した場合には、装置本体2aの温度及び第1の冷却ローラー210aの表面温度は、全てを吸気方向に設定した場合と比較して温度が低下している。これは、冷却ローラー210a,210b,210cにおいて吸収された熱が装置本体2a内部にそれほど溜まることなく、装置本体2aの外部に排出されるからである。しかしながら、装置本体2aの外部から冷えた空気を取り入れることができないので、装置本体2aの温度及び第1の冷却ローラー210aの表面温度は比較的に高い状態となっている。
一方、3つの冷却ローラー210a,210b,210cにおいて、吸気方向と排気方向とがそれぞれ併存するようなケースでは、全てを吸気方向又は排気方向に設定した場合と比較して、装置本体2aの温度又は第1の冷却ローラー210aの表面温度が低下している。
このように本実施形態の構成によれば、3つの冷却ローラー210a,210b,210cにおいて吸気方向と排気方向とを併存させることで、装置本体2a内部の熱を排出しつつ、外部から冷えた空気を取り入れることができる。これにより、装置本体2a内部の温度の上昇を抑制することができる。その結果、用紙Pの冷却を効果的に行うことができる。
また、本実施形態において、3つの冷却ローラー210a,210b,210cのうち、第1の冷却ローラー210aは、排気方向に設定されている。すなわち、熱源である画像形成装置1に近い、最上流の第1の冷却ローラー210aは、排気方向に設定されている。この場合、最も大きな熱量状態の用紙Pから第1の冷却ローラー210aが奪った熱が、装置本体2aの内部に送られることが抑制される。そのため、図4に示すように、第1の冷却ローラー210aを排気方向に設定することで、装置本体2aの温度及び第1の冷却ローラー210aの表面温度が低下する。これにより、装置本体2a内部の温度の上昇が抑制され、用紙Pの冷却を効果的に行うことができる。
特に、第1の冷却ローラー210aを排気方向に設定し、残余の第2及び第3の冷却ローラー210b,210cを吸気方向に設定する。この場合、最も大きな熱量状態の用紙Pから第1の冷却ローラー210aが奪った熱が装置本体2aの外部へ排出され、残余の第2及び第3の冷却ローラー210b,210cにおいて装置本体2a外部の冷えた空気が取り入れられる。これにより、装置本体2aの温度及び第1の冷却ローラー210aの表面温度が顕著に低下する。その結果、装置本体2a内部の温度の上昇が抑制され、用紙Pの冷却を効果的に行うことができる。
また、本実施形態において、中間搬送装置2は、冷却ローラー210a,210b,210c毎に設けられ、当該冷却ローラー210a,210b,210cの内部における気流方向を設定する3つのファン220a,220b,220cを有している。そして、制御部25は、3つのファン220a,220b,220cを制御して、3つの冷却ローラー210a,210b,210cにおける内部の気流方向を切り替えている。
この構成によれば、3つのファン220a,220b,220cにおける内部の気流方向を切り替えることができるので、装置本体2a内部の温度の上昇を適切に抑制することができる。これにより、用紙Pの冷却を効果的に行うことができる。
また、本実施形態において、中間搬送装置2は、装置本体2aの内部の温度を検出する温度センサー26をさらに有している。この場合、制御部25は、温度センサー26の検出結果に基づいて、3つの冷却ローラー210a,210b,210cにおける内部の気流方向を切り替えている。
この構成によれば、装置本体2a内部の温度に応じて、3つのファン220a,220b,220cの内部の気流方向を切り替えることができる。これにより、装置本体2a内部の温度の上昇を適切に抑制することができる。その結果、用紙Pの冷却を効果的に行うことができる。
上述した本実施形態では、装置本体2a内部の温度に応じて、3つのファン220a,220b,220cの内部の気流方向を切り替えている。しかしながら、装置本体2a内部の温度を直接的にモニタリングせずとも、例えば厚紙などのように熱容量の大きな用紙Pを搬送する場合には、装置本体2a内部の温度が上昇し易い状況を判断することができる。そこで、次に示すような手法で、3つのファン220a,220b,220cにおける内部の気流方向を切り替えてもよい。
図5は、本実施形態に係る中間搬送装置2の別の動作を説明するフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えばジョブの開始をトリガーとして制御部25により実行される。本フローチャートでは、上述した図3のフローチャートのステップ12の処理が、ステップ12a(S12a)の処理に置き換えられている。
ステップ12aにおいて、制御部25は、画像形成装置1から供給される用紙Pの種類が厚紙か否かを判断する。そして、ステップ12aにおいて肯定判定された場合、すなわち、用紙Pの種類が厚紙である場合には、ステップ13に進む。一方、ステップ12aにおいて否定判定された場合、すなわち、用紙Pの種類が厚紙よりも薄い用紙である場合には、ステップ14に進む。
この方法によれば、装置本体2a内部の温度が上昇する状況を判定すると、3つのファン220a,220b,220cにおける内部の気流方向を切り替えることができる。これにより、装置本体2a内部の温度の上昇を適切に抑制することができるので、用紙Pの冷却を効果的に行うことができる。
なお、装置本体2a内部の温度が上昇する状況としては、用紙Pの熱容量から判断する以外にも、ジョブの連続実行時間などを利用してもよい。
また、本実施形態では、3つの冷却ローラー210a,210b,210cについて、冷却能力が同一に設定されている。しかしながら、3つの冷却ローラー210a,210b,210cについて、冷却能力に差異を設けてもよい。
図6は、3つの冷却ローラー210a,210b,210cの冷却能力が相違する状況を示す説明図である。同図(a)に示すように、第2の冷却ローラー210bの径は、第1及び第3の冷却ローラー210a,210cのそれよりも大きく設定されている。この場合、第2の冷却ローラー210bの冷却能力は、第1及び第3の冷却ローラー210a,210cのそれよりも大きくなる。また、同図(b)は、第2の冷却ローラー210bの内部にフィンを設けている。この場合、第2の冷却ローラー210bの冷却能力は、第1及び第3の冷却ローラー210a,210cのそれよりも大きくなる。
このように、3つの冷却ローラー210a,210b,210cの冷却能力が相違する場合には、冷却能力の高い第2の冷却ローラー210bを排気方向に設定することが好ましい。これにより、大きな熱量を奪う第2の冷却ローラー210bから、装置本体2a内部に熱が放出されることが抑制される。これにより、装置本体2a内部の温度の上昇を適切に抑制することができるので、用紙Pの冷却を効果的に行うことができる。
なお、本実施形態では、3つのファン220a,220b,220cにおける内部の気流方向を動的に切り替える方法について説明したが、3つのファン220a,220b,220cに関する内部の気流方向は固定されているものであってもよい。この場合には、上述した通り、冷却ローラーの冷却能力、熱源までの距離、又は用紙Pの熱容量に基づいて、排気方向及び吸気方向の組み合わせを設定すればよい。
また、本実施形態では、冷却部材が冷却ローラーを兼ねて用紙Pの搬送も行っているが、冷却部材は用紙Pの冷却を行う専用の部材であってもよい。また、冷却部材は、用紙Pに対して物理的に接触していなくてよく、用紙Pに対して熱的に接触するような構成であってもよい。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成システムについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。また、画像形成システムに適用された用紙冷却装置それ自体も本発明の一部として機能する。また、本実施形態では、用紙冷却装置が制御部を備える構成であるが、当該用紙冷却装置が画像形成システムの一部をなす場合には、他の装置が備える制御部がその機能を担ってもよい。
1 画像形成装置
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
16 定着装置
2 中間搬送装置
21 給紙ローラー
22 排紙ローラー
25 制御部
26 温度センサー
200 用紙冷却部
210a〜210c 冷却ローラー
220a〜220c ファン
230a〜230c 対向ローラー
PP1 搬送経路

Claims (9)

  1. 用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、
    用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、
    前記用紙冷却部は、
    用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、
    前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、
    前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され
    前記少なくとも2つの冷却部材のうち、冷却能力の高い冷却部材は、前記排気方向に設定されることを特徴とする用紙冷却装置。
  2. 用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、
    用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、
    前記用紙冷却部は、
    用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、
    前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、
    前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、
    前記用紙冷却部は、
    用紙の搬送方向に沿って、上流から下流側にかけて配置された3つの冷却部材を備え、
    最も上流の冷却部材は、前記排気方向に設定される一方、残余の冷却部材は、前記吸気方向に設定されることを特徴とする用紙冷却装置。
  3. 前記冷却部材毎に設けられ、当該冷却部材の内部における気流方向を設定する複数の送風部と、
    前記複数の送風部を制御して、前記少なくとも2つの冷却部材における内部の気流方向を切り替える制御部と、をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載された用紙冷却装置。
  4. 用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、
    用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、
    前記用紙冷却部は、
    用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、
    前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、
    前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、
    前記冷却部材毎に設けられ、当該冷却部材の内部における気流方向を設定する複数の送風部と、
    前記複数の送風部を制御して、前記少なくとも2つの冷却部材における内部の気流方向を切り替える制御部と、をさらに有することを特徴とする用紙冷却装置。
  5. 前記装置本体の内部の温度を検出する温度検出部をさらに有し、
    前記制御部は、前記温度検出部の検出結果に基づいて、前記少なくとも2つの冷却部材における内部の気流方向を切り替えることを特徴とする請求項3または4に記載された用紙冷却装置。
  6. 用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、
    用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、
    前記用紙冷却部は、
    用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、
    前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、
    前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、
    前記少なくとも2つの冷却部材は、当該冷却部材の冷却能力、熱源までの距離、又は用紙の熱容量に基づいて、前記排気方向及び前記吸気方向の組み合わせが設定されていることを特徴とする用紙冷却装置。
  7. 前記少なくとも2つの冷却部材は、回転自在に軸支され、用紙を搬送する搬送ローラーをなすことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載された用紙冷却装置。
  8. 用紙の搬送経路を内部に備える装置本体と、
    用紙の搬送経路を搬送される用紙と熱的に接触することで用紙を冷却する用紙冷却部と、を有し、
    前記用紙冷却部は、
    用紙の搬送経路に配置された、少なくとも2つの冷却部材を備え、
    前記少なくとも2つの冷却部材のそれぞれは、中空形状を備え、一端を前記装置本体内に開放して他端を前記装置本体の外部と連通させており、内部に気流を流通させることにより用紙の冷却を行うものであり、
    前記少なくとも2つの冷却部材のうち、一の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の外部から空気を吸入して前記装置本体の内部に取り入れる吸気方向に設定され、他の冷却部材は、その内部の気流が前記装置本体の内部から空気を吸収して前記装置本体の外部へ排出する排気方向に設定され、
    前記少なくとも2つの冷却部材は、回転自在に軸支され、用紙を搬送する搬送ローラーをなすことを特徴とする用紙冷却装置。
  9. 用紙に画像を転写して当該画像を用紙に定着することにより用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置の下流に接続されて前記画像形成装置から用紙が供給される、請求項1から8のいずれかに記載された用紙冷却装置と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
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