JP6909725B2 - 把手および把手付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、把手付き容器の把手および把手付き容器に関するものである。
近年、食油や調味料や飲料水等を収容あるいは配送するための容器として、大容量の樹脂製容器が広く用いられている。このような容器は、食油等の液体を充填すると高重量となる。このため、持ち運び時等の便宜を目的として、樹脂製容器の胴部に把手が取り付けられた容器が数多く提案されている(例えば、特許文献1〜6参照)。
例えば、特許文献1には、把手の下部取付腕の先端部位に横向き突起(組付部)を二つ設け、その部位のプリフォーム樹脂を最終容器のサイズ以上に膨出させた後に最終容器サイズの位置まで押し戻す操作を行い、把手と容器の組付強度を高める技術が開示されている。
国際公開第2014/092135号 日本国実公平05−020679号公報 日本国特許第3836625号公報 日本国特許第4080604号公報 日本国特許第5041227号公報 日本国特許第5082900号公報
しかしながら、特許文献1に記載の把手付き容器では、樹脂の押し戻し部位にシワが生じる場合があり、落下時にそのシワを起点として容器が割れてしまうことがあった。また、把手の取付腕と容器の側面との間に隙間が発生し、その部位の組付強度が低下してしまう場合があった。
そこで、本発明は、容器本体に対する把手の組付けの強度を高めるとともに組付部位における容器割れの発生を抑制することが可能な把手および把手付き容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の把手は、
容器の側面に前記容器の上下方向に沿って取り付けられる把手であって、
長尺状の把持部と、
前記把持部の上側に設けられた上部取付腕と、
前記把持部の下側に設けられた下部取付腕と、
を備え、
前記上部取付腕の先端側の下面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて傾斜する第一傾斜面が形成され、
前記下部取付腕の先端側の上面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて傾斜する第二傾斜面が形成される。
この構成によれば、例えばブロー成形により把手を容器に取り付ける場合、ブローにより膨らんでいる途中のプリフォームの一部を、上部取付腕の第一傾斜面および下部取付腕の第二傾斜面に沿わせながら上部取付腕および下部取付腕に組付かせることができる。このため、上部取付腕および下部取付腕の先端側において把手(上部取付腕および下部取付腕)と容器との間に生じる隙間を従来より小さくすることができる。これにより、容器に対する把手の組付けの強度を高めることができる。また、ブローにより膨らんでいる途中のプリフォームの一部を上部取付腕および下部取付腕の先端部に対してスムーズに組付けることができ、組付け部位にシワが発生することを従来より抑制することができる。
また、本発明の把手において、
前記下部取付腕の下面側に当該下部取付腕の幅方向へ延在する凸状のリブを有することが好ましい。
この構成によれば、例えばブロー成形により把手を容器に取り付ける場合、下部取付腕の下側方向から膨らんでくるプリフォームが組付け部位に及ぼす影響を凸状のリブによって減少させることができる。このため、把手に対して対向する方向から膨らんでくるプリフォームを下部取付腕に対してスムーズに組付けることができ、下部取付腕に組付く容器にシワを発生し難くすることができる。これにより、組付き部位を起点とする容器割れの発生を抑制することができる。また、容器を下部取付腕の先端部に対してスムーズに組付けることができるので、下部取付腕と容器との間に生じる隙間を小さくすることができ、容器に対する把手の組付けの強度を高めることができる。
また、本発明の把手付き容器は、
有底筒状の容器本体と、
把手と、
を備え、
前記把手は、
長尺状の把持部と、
前記把持部の上側に設けられた上部取付腕と、
前記把持部の下側に設けられた下部取付腕と、
を有するとともに、
前記上部取付腕の先端側の下面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて傾斜する第一傾斜面が形成され、
前記下部取付腕の先端側の上面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて傾斜する第二傾斜面が形成され、
前記容器本体の側面に形成された凹部に前記上部取付腕および前記下部取付腕の先端部がブロー成形によって係合一体化されている。
この構成によれば、ブローによって膨らむプリフォームの一部が、上部取付腕の第一傾斜面に沿いながら上部取付腕に組み付いていき、下部取付腕の第二傾斜面に沿いながら下部取付腕に組付いていき、その結果、把手付き容器が形成されている。このため、上部取付腕および下部取付腕の先端部において把手(上部取付腕および下部取付腕)と容器本体との間に生じる隙間が従来より小さくなる。これにより、容器本体に対する把手の組付けの強度を高めることができる。また、ブローにより膨らんでいる途中のプリフォームの一部を上部取付腕および下部取付腕の先端部に対してスムーズに組付けることができ、組付け部位にシワが発生することを従来より抑制することができる。
また、本発明の把手付き容器において、
前記下部取付腕の下面側に当該下部取付腕の幅方向へ延在する凸状のリブを有することが好ましい。
この構成によれば、ブローによって下部取付腕の下側方向から膨らんでくるプリフォームが組付け部位に及ぼす影響を凸状のリブにより減少させることができる。このため、下側以外の方向から膨らんでくる容器本体を下部取付腕の先端部に対してスムーズに組付けることができ、下部取付腕の先端部に組付く容器本体にシワを発生し難くすることができる。これにより、組付き部位を起点とする容器割れの発生を抑制することができる。また、容器本体を下部取付腕の先端部に対してスムーズに組付けることができるので、下部取付腕と容器本体との間に生じる隙間を小さくすることができ、容器本体に対する把手の組付けの強度を高めることができる。
また、本発明の把手付き容器において、
前記容器本体と前記把手とは、同材料の樹脂で形成されていることが好ましい。
この構成によれば、容器本体と把手とが同材料の樹脂で形成されているので、容器のリサイクル性を向上させることができる。
また、本発明の把手付き容器において、
前記上部取付腕は、容器本体に対して、前記下部取付腕よりも容器本体の中心側に突出していることが好ましい。
この構成によれば、ブローによって膨らむ容器本体が下部取付腕よりも突出した上部取付腕に接触することで、容器本体が下部取付腕に接触し始める時間を遅らせることができる。これにより、ブローによって膨らむプリフォームの一部が下部取付腕に対してスムーズに組付きやすくなる。
本発明によれば、容器本体に対する把手の組付けの強度を高めるとともに組付部位における容器割れの発生を抑制することができる。
(a)は本発明に係る把手付き容器を製造するための金型を示す図であり、(b)は(a)のA−A線における断面図である。 (a)は容器に取り付けられる把手の正面図、(b)は把手の左側面図、(c)は把手の右側面図、(d)は把手の平面図、(e)は把手の底面図である。 (a)は容器に取り付けられる把手の斜視図であり、(b)は把手付き容器を示す図である。 (a)は金型内に把手が配置されるとともにプリフォームが挿入された状態を示す図であり、(b)は(a)のC−C線における断面図である。 プリフォームがブロー成形されている一過程を示す図である。 (a)から(d)は、ブロー成形の際に加圧部材による加圧によりプリフォームと把手とが係合される過程を示す図である。 (a)から(d)は、プリフォームが把手の取付腕に組付く様子を比較するための部分拡大図である。
以下、本実施形態の一例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、把手付き容器を製造するために用いられる把手付き容器用金型1は、半割り金型2を備えている。把手付き容器用金型1は、同様の構造を有する2つの半割り金型2により構成される。図1には、そのうちの一方の半割り金型2が示されている。半割り金型2には、把手付き容器の容器部分の形状を有した凹部(キャビティ)3が形成されている。キャビティ3は容器の外形を形成する内壁面3aを有する。
容器の口部方向(図1(a)において左方向)を上部とすると、キャビティ3の上部には、把手5を配置するための把手配置部6が設けられている。把手配置部6は、後述する把手5の外形に沿った凹形状を有している。図1(a)には、把手配置部6に把手5が配置された際の把手5の外形が破線で示されている。把手5が把手配置部6に配置されたとき、把手5の上部取付腕5a及び下部取付腕5bの先端部は、半割り金型2のキャビティ3内、すなわちキャビティ3の内壁面3aよりも内側に突出した状態で配置される。また、上部取付腕5aの先端面は、下部取付腕5bの先端面よりもキャビティ3の中心軸側に位置されている。把手配置部6には、把手を固定するための固定ピン7a,7bが設けられている。また、半割り金型2の上部には、プリフォームが挿入される挿入部8が設けられている。
図1(b)には把手配置部6に配置された把手5の下部取付腕5bが破線で示されている。半割り金型2において、下部取付腕5bが配置される位置の周囲には、内壁面3aが存在していない開放された空間10が形成されている。この空間10は、キャビティ3を形成している内壁面3aが下部取付腕5bの左右両側において部分的に欠落している領域である。
半割り金型2には、回転軸12の周りを回転可能に構成された加圧部材11が設けられている。加圧部材11の背面(図1(b)において右側の面)には、伸縮可能な油圧式のピストン部材13が加圧部材11の背面に当接して設けられている。ピストン部材13の伸縮によって加圧部材11が押され回転軸12の周りを回転するように構成されている。
加圧部材11の先端部には加圧面11aが形成されている。加圧部材11は、回転軸12の周りを回転したときに、この加圧面11aが把手5の下部取付腕5bの周囲に形成されている空間10を塞ぐように、その形状および位置が設定されている。すなわち、加圧部材11と空間10とは、空間10を塞ぐように加圧部材11の加圧面11aが空間10に入り込む入子構造を有している。
加圧部材11は、その非駆動時には、加圧面11aが内壁面3aよりも外側の位置に配置されるように設定されている。このときピストン部材13は、縮んだ状態に制御される。加圧部材11は、半割り金型2を下方から見て(図1(b)に図示される方向から見て)、回転軸12の周りを時計回りに回転して、図1(b)に示すようにピストン部材13に当接した状態の位置に維持される。
これに対して、加圧部材11の駆動時には、加圧面11aが内壁面3aの一部を形成する位置に配置されるように設定されている。このときピストン部材13は、延びた状態に制御される。加圧部材11は、半割り金型2を下方から見て、延びたピストン部材13に押され回転軸12の周りを反時計回りに回転して、加圧面11aが、下部取付腕5bの周囲に形成されている空間10を覆う状態の位置に維持される。なお、このとき、もう一方の半割り金型2においては、加圧部材11は、半割り金型2を下方から見て、延びたピストン部材13に押され回転軸12の周りを時計回りに回転している。
図2、図3に示すように、把手付き容器20の把手5は、把持部22と、上部取付腕5aおよび下部取付腕5bとを有している。また、把手5は、並設する第一板片22aと第二板片22bとを中間リブ22cで連結した構造を有している。把手5は、図3(b)に示すように、容器本体29の側面に形成された凹部21に、容器本体29の上下方向に沿って取り付けられる。
把持部22は、把手付き容器20を持つ時などに手で把持する部分である。把持部22は、縦長板形状(長尺状)を有しており、把手配置部6の固定ピン7a,7b(図1(a)参照)が挿入される位置決め用の孔23a,23bが形成されている。
把手5の上部取付腕5aは、把持部22の上側(上部)から突出しており、下部取付腕5bは、把持部22の下側(下部)から突出している。上部取付腕5aと下部取付腕5bは、把持部22の同じ一側面から横方向へ並設(連設)するように突出している。本例では、上部取付腕5aは、把持部22の上端から下方へ降りた位置から突出し、下部取付腕5bは、把持部22の下端から突出している。
上部取付腕5aの下面には、先端部から所定の範囲において傾斜面(第一傾斜面の一例)24aが形成されており、下部取付腕5bの上面には、先端部から所定の範囲において傾斜面(第二傾斜面の一例)24bが形成されている。傾斜面24a,24bは、取付腕5a,5bの先端側に近づくにしたがって腕の厚さが徐々に薄くなるような傾きで形成されている。換言すると、傾斜面24a,24bは、把持部22の中心部に向けて傾斜するように形成されている。本例では、傾斜面24a,24bの傾斜角θ1,θ2は、本例では、上部取付腕5aの下面及び下部取付腕5bの上面に対して、それぞれ30〜45度となるように設定されている。また、上部取付腕5aの先端部には、その上方と両側に突出する鍔状の係合部28cが形成されている。係合部28cは、容器本体29と係合する。なお、係合部28bと係合部28cは、本体容器29の中心軸Yと略平行に延在している。これに対し、係合部28aは、本体容器29の内側へ上方に傾斜して突出するように配置されている。
下部取付腕5bの両側の端縁には、その幅を湾曲状に狭くして形成した幅狭部25a,25bが形成されている。また、下部取付腕5bの先端部における両側端縁には、容器本体29と係合する突起状の係合部26a,26bが形成されている。また、下部取付腕5bの先端部における上下端縁には、容器本体29と係合する突起状の係合部28a,28bが形成されている。係合部28aは下部取付腕5bの上端面より斜め上方に、係合部28bは下部取付腕5bの下端面より鉛直下方(垂直下方)に突出している。さらに、下部取付腕5bの下面側における両側端縁には、下部取付腕5bの幅方向へ延在する凸状のリブ27a,27bが形成されている。リブ27a,27bが形成されることで、下部取付腕5bにおける下面側の腕の幅は、上面側の腕の幅よりも広くなっている。リブ27a,27bは、下部取付腕5bの先端部から幅狭部25a,25bの領域に亘って形成されている。
本例では、下部取付腕5bの下壁(第二板片22b)と略等しい若しくは若干薄い厚さのリブ27a,27bが係合部26a,26bの下側の位置から幅狭部25a,25bまでの領域に亘って形成されている。また、本例では把手5の上部取付腕5aが下部取付腕5bよりも幅が狭く形成されているので、図2(d)に示すように把手5の上面視において、下部取付腕5bのリブ27a,27bが上部取付腕5aの両側からはみ出したような状態で見える。
このような構成の把手5は、図3(b)に示すように、上部取付腕5aと下部取付腕5bが容器本体29における凹部21の上部21aおよび下部21bにそれぞれ係合され、容器本体29の内方(上下方向の中心軸Y)に向かうように取り付けられる。取り付けられた把手5は、上部取付腕5aの先端部が下部取付腕5bの先端部よりも容器本体29の内方へ突出した状態となる。把手5が取り付けられた状態において、容器本体29の凹部21を形成する壁面部と把持部22との間に手指を挿入するための空間30が形成される。
次に、図4から図6に基づいて、把手付き容器用金型1を用いた把手付き容器20の製造方法を説明する。
予め、射出成形により、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂を用いて有底筒状のプリフォーム31を形成しておく。また、プリフォーム31とは別に、射出成形により、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂を用いて把手5を形成しておく。なお、本例ではプリフォーム31と把手5は、同材料のポリエチレンテレフタレートで形成するものとする。
図4に示すように、形成しておいた把手5を半割り金型2の把手配置部6に配置し、容器本体29となるプリフォーム31を挿入部8からキャビティ3内に挿入する。
把手5は、位置決め用の孔23a,23bに把手配置部6の固定ピン7a,7bを挿入することにより固定される。把手5の上部取付腕5aと下部取付腕5bとの先端部は、キャビティ3の内壁面3aからキャビティ3内に突出して入り込んだ状態で配置される。プリフォーム31は、キャビティ3の上下方向中心軸に沿ってまっすぐにキャビティ3内に伸びてセットされる。また、プリフォーム31は、ブロー成形の適温に温度調節された状態で挿入される。加圧部材11は、その加圧面11aが内壁面3aよりも外側の位置に配置されている。
続いて、半割り金型2,2の型締を行い、把手付き容器20を形成するためのブロー成形を開始する。
図5に示すように、挿入部8からプリフォーム31内に延伸ロッド41が挿入されるとともに高圧空気が吹き込まれる。延伸ロッド41が下降されることによりプリフォーム31が上下中心軸方向へ伸び、吹き込まれる高圧空気によりプリフォーム31が左右方向へ膨らむ。このとき、延伸ロッド41の下降と同時もしくはそれより遅れて空気が導入されてプリフォーム31が延伸されるように構成されている。このため、プリフォーム31は、上方部分(挿入部8に近い部分)が下方部分に先行して左右方向へ膨らみ、キャビティ3の内壁面3aに当接して張り付いていく。
また、膨らむプリフォーム31は、把手5の上部取付腕5aに上方から覆い被さるように上部取付腕5aに接触していく。また、プリフォーム31は、上部取付腕5aの傾斜面24aに沿いながら膨らみ、上部取付腕5aと係合するとともに、容器本体29における凹部21の上部21a(図3(b)参照)を形成していく。
さらに空気が導入されると、プリフォーム31は、下部取付腕5bに覆い被さるように接触して下部取付腕5bの係合部26a,26b,28a,28b等に係合していく。プリフォーム31は、下部取付腕5bの傾斜面24bに沿いながら膨らみ、下部取付腕5bと係合するとともに、容器本体29における凹部21の下部21bを形成する。
続いて、膨らんだプリフォーム31(容器本体29)と把手5とを確実に係合させるために、把手5の下部取付腕5bと係合する把手係合部が容器本体29に形成される。把手係合部は、膨らんだプリフォーム31の一部分を加圧部材11で加圧して変形させることによって形成される。
図6(a)〜(d)を参照して、加圧部材11により容器本体29(膨らんだプリフォーム31)と把手5とが係合される過程を説明する。
図6(a)に示すように、ブローが開始されていない状態では、加圧部材11は、加圧面11aがキャビティ3の内壁面3aよりも外側の位置に配置されている。また、セットされた把手5の下部取付腕5bの周囲には内壁面3aが欠落している空間10が形成されている。
図6(b)に示すように、ブローによってプリフォーム31が膨らむと、膨らんだプリフォーム31が内壁面3aに張り付き、容器本体29の外形が形成される。また、膨らんだプリフォーム31は、内壁面3aの存在していない空間10に入り込む。このとき、リブ27a,27bが下部取付腕5bの下側方向(図6(b)において表面側方向)から下部取付腕5bに向かって膨らんでくるプリフォーム31の影響を減少させる。この段階では、プリフォーム31は、未だ下部取付腕5bの幅狭部25bには入り込んでいない。そして、加圧部材11は、未だ加圧面11aが内壁面3aよりも外側に配置された状態にある。
図6(c)に示すように、ブローによってプリフォーム31内にさらに空気が吹き込まれると、空間10に入り込んだプリフォーム31は、容器本体29の外形となる位置よりも外側まで膨らむ。膨らんだプリフォーム31は、内壁面3aよりも外側に配置されている加圧部材11の加圧面11aと接触する位置まで達する。このとき油圧式のピストン部材13が駆動されて、加圧部材11が回転動作(図6(c)において反時計回り)を開始する。なお、この動作開始時点において、膨らんで空間10に入り込んだプリフォーム31は、下部取付腕5bの幅狭部25bの表面に接触するまでは入り込んでおらず、幅狭部25bにはプリフォーム31との間に隙間51が存在している。
図6(c)において、加圧部材11が駆動されるタイミングは、ブロー成形が開始されてから所定時間が経過した時点として設定することができる。この所定時間は、膨らんだプリフォーム31が空間10において容器本体29の外形より外側まで膨らみ、膨らんだプリフォーム31が加圧部材11の加圧面11aに接触した(達した)時点としてもよい。また、膨らんだプリフォーム31が容器の外形の位置を越えて外側まで膨らみ出した(達した)時点としてもよい。
図6(d)に示すように、加圧部材11の回転動作により、加圧部材11の加圧面11aは、キャビティ3の内壁面3aの一部(内壁面3aが欠落している空間10の部分)を形成する位置、すなわち容器本体29の外形の位置まで移動される。加圧面11aの移動により、膨らんだプリフォーム31のうち容器本体29の外形より外側まで膨らんだ部分が、容器本体29の外形の位置まで押し戻される。押し戻されたプリフォーム31は、加圧面11aからの加圧により変形し、加圧面11aに当接する部分が容器本体29の外形の形状に形成される。
また、押し戻されたプリフォーム31は、下部取付腕5bの幅狭部25bに向けて押し込まれ、図6(c)の状態で幅狭部25bの周囲に存在していた隙間51に入り込む。加圧面11aは、その移動開始時には図6(c)に示すように傾斜しているが(図において左上がり)、回転移動によって徐々に水平となりプリフォーム31を隙間51へ押し込んでいく。
押し込まれたプリフォーム31は、幅狭部25b側において幅狭部25bの形状に沿って変形し、その部分には下部取付腕5bの先端部に形成されている突起状の係合部26bと係合可能な把手係合部52が形成される。すなわちプリフォーム31には、加圧部材11から圧力が加わることにより、下部取付腕5bの係合部26bと係合する把手係合部52が形成される。これにより、容器本体29(プリフォーム31)と把手5が、確実に係合された状態となる。
以上のようにして、有底筒状を有する容器本体29の側面に上部取付腕5aと下部取付腕5bとが係合された把手付き容器20が製造される。なお、上記形態では、一方側の半割り金型2についてのみ説明したが、他方側の半割り金型2においても同様に加圧部材11が設けられ、同様のブロー成形が行われる。
ところで、ブロー成形によって把手付き容器を製造する場合、ブローされるプリフォームは、キャビティ内に突出して配置される把手の取付腕に接触しながら膨らむ。この場合、プリフォームと取付腕との相互間に摩擦力が生じるために、膨らむプリフォームが取付腕の表面を滑りにくくなる。この滑りにくさは、プリフォームと把手とが摩擦係数の高い同材料で製造された場合に特に生じやすい。このため、膨らんだプリフォームが取付腕の周囲に組付き(回り込み)にくくなり、例えば図7(a)および(c)に示すように、取付腕とプリフォーム(容器本体)との間に比較的大きな隙間53及び55が生じる場合が多い。また、滑りにくいためにプリフォームが部分的に薄肉化してしまうこともある。これにより、把手の組付強度が低下したり容器の成形不良となることもある。
これに対し、本実施形態の把手5および把手付き容器20によれば、膨らむプリフォーム31が接触する上部取付腕5aの下面と下部取付腕5bの上面とに傾斜面24aおよび傾斜面24bがそれぞれ形成されている。このため、ブローにより膨らむプリフォーム31は、摩擦係数が高い同材料からなる把手5が用いられた場合でも傾斜面24aおよび傾斜面24bに沿いながらスムーズに滑り、上部取付腕5aおよび下部取付腕5bに組付いていく。これにより、図7(b)および(d)に示すように、上部取付腕5aとプリフォーム31との間に生じる隙間54および下部取付腕5bとプリフォーム31との間に生じる隙間56を小さくすることができる。よって、容器本体29の側面に対して把手5の表面を広面積で接触させることができ、容器本体29に対する把手5の組付けの強度を高めることができる。また、容器本体29と把手5とを同材料で形成することができるので、把手付き容器20のリサイクル性を向上させることができる。
また、膨らむプリフォームが把手の下部取付腕に係合する場合、プリフォームは下部取付腕に対して一方向から接触して(組付いて)くるのではなく上下左右等の多方向から接触してくる。このため、下部取付腕の先端部位に形成された係合突起(組付部)へのある方向からのプリフォームの巻き込み(組付き)が他の方向からのプリフォームの膨らみによって邪魔され、プリフォームがスムーズに巻き込めない場合がある。
これに対し、本実施形態によれば、下部取付腕5bの下面側における両側端部に下部取付腕5bの幅方向へ延在する凸状のリブ27a,27bが設けられている(図2,3参照)。このため、下部取付腕5bの下側方向から下部取付腕5bに向かって膨らんでくるプリフォーム31が組付け部位に及ぼす影響をリブ27a,27bにより減少させることができる。これにより、下部取付腕5bの幅狭部25a,25bに対して下部取付腕5bの下側方向から進行してくるプリフォーム31の進行を遅らせることができるので、下側以外の方向、例えば両側面方向から膨らんでくるプリフォーム31を幅狭部25a,25bへスムーズに進行させることができる。したがって、加圧部材11によりプリフォーム31を押し戻す際、幅狭部25a,25bに所定量のプリフォーム31を進行させて(準備して)おくことができ、押し戻しにより下部取付腕5bの係合部26a,26bに対してプリフォーム31を確実に係合させることができる。よって、下部取付腕5bと容器本体29との隙間を減少させて、左右方向(容器本体29の径方向)や上下方向へのガタツキを減少させることができ、容器本体29に対する把手5の組付けの強度をさらに高めることができる。
また、下側方向から膨らんでくるプリフォーム31の影響をリブ27a,27bにより低減させることで、幅狭部25a,25bに進行したプリフォーム31に多方向からの応力が加わることを抑制することができる。また、幅狭部25a,25bに進行したプリフォーム31に対し、多方向へ不規則な形態で必要以上に大きく膨張することを抑制することができる。このため、幅狭部25a,25bに進行したプリフォーム31を加圧部材11で押し戻した際に、把手係合部52に生じるシワの形状を緩やかにする(シワができにくくする)ことができる。これにより、把手係合部52等の組付き部位を起点とする容器本体29の割れの発生を抑制することができる。
また、上部取付腕5aの方が下部取付腕5bよりも容器本体29の中心側に突出するように構成されているため、膨らむプリフォーム31が突出している上部取付腕5aに接触することで、その後のプリフォーム31が下部取付腕5bに接触し始める時間を遅らせることができる。これにより、下部取付腕5bに対してプリフォーム31がスムーズに組付きやすくなる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記形態では、把手付き容器20を製造するために加圧部材11およびピストン部材13等の可動部材を用いたが、これに限定されず、可動部材を用いない形態であっても良い。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2015年5月8日出願の日本特許出願・出願番号2015-095716に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
5:把手、5a:上部取付腕、5b:下部取付腕、20:把手付き容器、21:凹部、22:把持部、24a:傾斜面(第一傾斜面の一例)、24b:傾斜面(第二傾斜面の一例)、25a,25b:幅狭部、26a,26b,28a,28b, 28c:係合部、27a,27b:リブ、29:容器本体

Claims (4)

  1. 容器の側面に前記容器の上下方向に沿って取り付けられる把手であって、
    長尺状の把持部と、
    前記把持部の上側に設けられた上部取付腕と、
    前記把持部の下側に設けられた下部取付腕と、
    をモノリシックに備え、
    前記上部取付腕の先端側の部分である第一先端部には、前記容器と係合する第一係合部が形成され、
    前記下部取付腕の先端側の部分である第二先端部には、前記容器と係合する第二係合部が形成され、
    前記第一先端部および前記第二先端部の、前記上下方向と交差する幅方向の長さが、前記把持部の前記幅方向の長さよりもそれぞれ小さく、
    前記上部取付腕の先端側の下面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて所定の第一傾斜角θ1で傾斜する第一傾斜面が形成され、
    前記下部取付腕の先端側の上面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて所定の第二傾斜角θ2で傾斜する第二傾斜面が形成され、
    前記上部取付腕の前記第一傾斜面が形成された部分は、その全部において先端側に近づくにつれて前記上下方向の厚さが徐々に薄くなるように形成され、
    前記下部取付腕の前記第二傾斜面が形成された部分は、その全部において先端側に近づくにつれて前記上下方向の厚さが徐々に薄くなるように形成され
    前記幅方向の前記下部取付腕の端縁には、前記下部取付腕の幅を狭くした幅狭部が形成され、
    前記下部取付腕の下面側の前記幅狭部に、前記幅方向へ延在し、前記幅狭部の領域に亘って形成された凸状のリブを有する、
    把手
  2. 底筒状の容器本体と、
    把手と、
    を備え、
    前記把手は、
    長尺状の把持部と、
    前記把持部の上側に設けられた上部取付腕と、
    前記把持部の下側に設けられた下部取付腕と、
    をモノリシックに有するとともに、
    前記上部取付腕の先端側の部分である第一先端部には、前記容器と係合する第一係合部が形成され、
    前記下部取付腕の先端側の部分である第二先端部には、前記容器と係合する第二係合部が形成され、
    前記第一先端部および前記第二先端部の、前記容器の上下方向と交差する幅方向の長さが、前記把持部の前記幅方向の長さよりもそれぞれ小さく、
    前記上部取付腕の先端側の下面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて所定の第一傾斜角θ1で傾斜する第一傾斜面が形成され、
    前記下部取付腕の先端側の上面の少なくとも一部には、前記把持部の中心部に向けて所定の第二傾斜角θ2で傾斜する第二傾斜面が形成され、
    前記上部取付腕の前記第一傾斜面が形成された部分は、その全部において先端側に近づくにつれて前記上下方向の厚さが徐々に薄くなるように形成され、
    前記下部取付腕の前記第二傾斜面が形成された部分は、その全部において先端側に近づくにつれて前記上下方向の厚さが徐々に薄くなるように形成され
    前記幅方向の前記下部取付腕の端縁には、前記下部取付腕の幅を狭くした幅狭部が形成され、
    前記下部取付腕の下面側の前記幅狭部に、前記幅方向へ延在し、前記幅狭部の領域に亘って形成された凸状のリブを有しており、
    前記容器本体の側面に形成された凹部に前記上部取付腕および前記下部取付腕の先端部がブロー成形によって係合一体化されている、把手付き容器
  3. 記容器本体と前記把手とは、同材料の樹脂で形成されている、請求項に記載の把手付き容器。
  4. 前記上部取付腕は、前記容器本体に対して、前記下部取付腕よりも容器本体の中心側に突出している、請求項3に記載の把手付き容器。
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