JP6909380B2 - ラグスクリューボルトの連結構造及び連結方法 - Google Patents

ラグスクリューボルトの連結構造及び連結方法 Download PDF

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本発明は、木製板体を連結する際に使用するラグスクリューボルトの連結構造及び連結方法に関する。
木製板体を連結する際に使用する従来のラグスクリューボルトは、ボルト頭部に締付工具を装着して板体の下穴にねじ込む構成を成している。特許文献1に記載のラグスクリューボルト(接合金具)は、板体相互の結合強度を確保することができるというもので、ラグスクリューボルトの埋め込み方法について示されている。
特許文献1の埋め込み方法は、軸部の外径よりも小径の下穴を木質部材に穿設する工程と、下穴内に接着剤を充填する工程と、接着剤が充填された下穴に接合金具をねじ込む工程とによる埋め込み方法である。
一方、直交集成板(以下、CLTと称する)を鋼材に連結する構造の木・鋼ハイブリッド構造が知られている。この木・鋼ハイブリッド構造は、CLTがRC造と同等の強度を持ち、RC造より数段軽量になるため、これまで不可能だった中高層ビルやスタジアム等への利用が可能になっている。
このような木・鋼ハイブリッド構造でビル型建物を構築する場合、CLTと鋼材との連結構造が極めて重要になっている。そのため、図8に示すように、鋼製梁Hの上面に頭なしのスタッド10を溶接し、このスタッド10を貫通させる貫通孔Q3を木製板体Q(CLT)に設けておき、この貫通孔Q3をスタッド10に合わせて木製板体Qを落とし込み、スタッド10と貫通孔Q3との隙間にエポキシ樹脂11を充填して木製板体Qと鋼製梁Hとを一体化する連結手段が採用されている。
ところが、エポキシ樹脂の使用に課題があり、これを使用せずに連結する方法が求められている。すなわち、エポキシ樹脂を充填するには、養生作業や充填作業、さらには充填したエポキシ樹脂が硬化するまで待つ時間が必要になるなど、多くの手間や工期を必要とするものであった。しかも、エポキシ樹脂が高価であり、建築コストの増加も招いていた。
そこで、鋼材に溶接するスタッドに代えて、図9に示すラグスクリューボルト20を使用する連結手段が研究された。このラグスクリューボルト20は、ボルトの後端部側に連結ボルトRを連結する雌ネジを形成したボルトで、この連結ボルトRで鋼製梁Hに木製板体Qをねじ止めするものである。
すなわち、木製板体Q(CLT)の連結端部側に下穴Q1を形成し、この下穴Q1にラグスクリューボルト20を埋設しておく。一方、鋼製梁Hの連結部位にボルト挿通孔を開穿し、鋼製梁Hの下面からボルト挿通孔を通した連結ボルトRと、鋼製梁H上面に設置する木製板体Qのラグスクリューボルト20とをねじ止めして鋼製梁Hに木製板体Qを連結するものである。
特開2007-77629号公報
木製板体を連結する特許文献1のラグスクリューボルトは頭部に締付工具を装着し、この締付工具でラグスクリューボルトを木製板体の下穴にねじ込む構造である。そのため木製板体の連結端部には、ラグスクリューボルトをねじ込む下穴と共にラグスクリューボルトの頭部を埋設する座繰りと称する凹部を予め形成する必要がある。
しかも、特許文献1のラグスクリューボルトは、下穴内に接着剤を充填する構造なので、接着剤を充填する充填作業が別途必要になる。しかも、充填する接着剤が少なくならないように、また、下穴内にラグスクリューボルトをねじ込んだときに接着剤が溢れ出ないように適量に調整する必要があるなど、多くの注意や手間を要する。
一方、木・鋼ハイブリッド構造においても、CLTと鋼製梁とをラグスクリューボルトで連結する際に、木製板体Q(CLT)側にラグスクリューボルト20の頭部を埋設する座繰りQ2の形成が必要になっていた(図9参照)。そのため、この座繰りQ2の凹部が深くなると、ラグスクリューボルト20と連結ボルトRとの緊締力が板体Qに伝達され難くなり、この凹部にエポキシ樹脂を充填する必要があった。
このように、従来のラグスクリューボルトを使用する場合に、必ず座繰りと称する凹部が必要になっており、この座繰りがラグスクリューボルトの連結強度を低下させる原因になっていた。そのため、低下した強度を高めるために、接着剤やエポキシ樹脂を充填する必要があることから、養生作業や充填作業、さらには充填した接着剤、エポキシ樹脂が硬化するまでの時間など多くの手間や工期を要するものであった。
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、木製板体を連結するラグスクリューボルトの連結構造において、座繰りや接着剤等を一切必要とせず、しかも、木・鋼ハイブリッド構造に使用するCLTでも十分な強度で簡単に連結することができるラグスクリューボルトの連結構造及び連結方法の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明の第1の手段は、円柱状を成したボルト本体1の後端部4に連結ボルトRをねじ止めする雌ネジ部3を形成し、該後端部4の側面から先端部側にかけてネジ山2を形成したラグスクリューボルトLと、該ラグスクリューボルトLの雌ネジ部3にねじ止めして連結金具Pを連結する連結ボルトRと、該連結ボルトRを挿通する貫通孔P1が形成されラグスクリューボルトLの後端部4に連結する連結金具Pと、を備えたラグスクリューボルトの連結構造においてラグスクリューボルトLは、ボルト本体1のネジ山2の谷径寸法が、CLTからなる木製板体Qの下穴Q1の寸法と一致するように形成された木・鋼ハイブリッド構造用のラグスクリューボルトLとし、木製板体Qの連結端部に開穿した下穴Q1にラグスクリューボルトLのネジ山2をねじ込み、ラグスクリューボルトLの後端部4に連結ボルトRで連結金具Pを連結したときに、ラグスクリューボルトLの後端部4と木製板体Qの連結端部とが連結金具Pに接する位置に固定されると共に、該ラグスクリューボルトLに連結する角形鋼管状の連結金具Pを介して他の部材を連結するように構成したことにある。
第2の手段の前記連結金具Pは角形鋼管状を成し、前記木製板体Qの連結部に前記連結金具Pを埋設する略L字状の切欠部Q3を形成するように構成したことにある。
の手段は、円柱状を成したボルト本体1の後端部4に連結ボルトRをねじ止めする雌ネジ部3を形成し、該後端部4の側面から先端部側にかけてネジ山2を形成し、該ネジ山2を木製板体Qの連結端部に開穿した下穴Q1にねじ込むラグスクリューボルトLの連結方法において、ボルト本体1のネジ山2の谷径寸法は、CLTからなる木製板体Qの下穴Q1の寸法と一致するように形成された木・鋼ハイブリッド構造用のラグスクリューボルトLとし、フランジ付ボルトで形成された連結用のアタッチメント30を、下穴Q1にねじ込む前のラグスクリューボルトLの雌ネジ部3にねじ止めし、該アタッチメント30の頭部に締付工具Tを装着して木製板体Qの連結端部にフランジ31が当接するまでラグスクリューボルトLをねじ込んだ後、ラグスクリューボルトLからアタッチメント30を取り外し、木製板体Qに埋設されたラグスクリューボルトLに角形鋼管状の連結金具Pを連結ボルトRで連結し、該連結金具Pに他の部材を連結する連結方法である。
本発明の請求項1によると、連結金具Pと木製板体Qとが連結ボルトRにて連結されたときに、ラグスクリューボルトLの後端部4と木製板体Qの連結端部とが連結金具Pに接する位置に固定されたことにより、ラグスクリューボルトLを使用して木製板体Qを連結する際に、座繰りQ2や接着剤等を一切必要とせず、しかも、十分な強度で容易に連結することに成功した。
この結果、接着剤やエポキシ樹脂を充填する必要がないので、養生作業や充填作業、さらには充填した接着剤等が硬化するまでの時間など、多くの手間や工期をすべて省くことに成功した。さらに、高価な接着剤やエポキシ樹脂を使用しないので、工事コストも下げることができる。これらのことから、ラグスクリューボルトで木製板体を相互に連結する構造や、木・鋼ハイブリッド構造における連結構造など、多くの連結構造に使用することが可能になる。
さらに、連結金具Pを介して他の部材を連結するように構成しているので、木製板体Qに連結した連結金具Pを利用して他の木製板体Qや部材などと連結する作業が極めて簡略化され、作業時間を大幅に短縮することが可能になった。
また、木製板体QをCLTとしたときに、ボルト本体1のネジ山2の谷径寸法を、木製板体Qの下穴Q1の寸法と一致するように形成することで、ボルト本体1と木製板体Qとの一体化が極めて堅固になり、木製板体QとラグスクリューボルトLとを強固に固定することができる。特に、木製板体QにCLTを使用する木・鋼ハイブリッド構造において、十分な連結強度が得られるものである
しかも、連結金具Pは角形鋼管状を成し、木製板体Qの連結部に連結金具Pを埋設する略L字状の切欠部Q3を形成することにより、木・鋼ハイブリッド構造の木製板体Qに連結した連結金具Pを利用して他の木製板体Qや部材などを自由に且つ強固に連結することができる
請求項2のように、連結金具Pは角形鋼管状を成し、木製板体Qの連結部に連結金具Pを埋設する略L字状の切欠部Q3を形成することにより、木製板体Qに連結した連結金具Pを利用して他の木製板体Qや部材などを自由に且つ強固に連結することができる。
請求項のごとく、ボルト本体1のネジ山2の谷径寸法は、CLTからなる木製板体Qの下穴Q1の寸法と一致するように形成された木・鋼ハイブリッド構造用のラグスクリューボルトLとし、フランジ付ボルトで形成された連結用のアタッチメント30を、下穴Q1にねじ込む前のラグスクリューボルトLの雌ネジ部3にねじ止めし、該アタッチメント30の頭部に締付工具Tを装着して木製板体Qの連結端部にフランジ31が当接するまでラグスクリューボルトLをねじ込むことで、接着剤を用いずにボルト本体1の後端部4と木製板体Qの連結端部とを正確かつ容易に一致させることができる。したがって、木・鋼ハイブリッド構造において、十分な連結強度が得られる
しかも、木製板体Qに固定されたラグスクリューボルトLに連結ボルトRで角形鋼管状の連結金具Pを連結し、該連結金具Pに他の部材を連結する連結方法により、連結金具Pを利用して他の木製板体Qや部材などと連結する作業が極めて簡略化され、木・鋼ハイブリッド構造における作業時間を大幅に短縮することが可能になった。
本発明連結構造の一実施例を示す斜視図である。 本発明のラグスクリューボルトを示す側面図である。 本発明の連結作業を示す側断面図である。 本発明のラグスクリューボルトを木製板体に固定した側断面図である。 本発明連結構造の要部断面図である。 本発明の連結金具にラグスクリューボルトを連結した側断面図である。 本発明連結構造の他の実施例を示す斜視図である。 従来のスタッドで鉄骨梁に直交集成板を連結した側断面図である。 従来のラグスクリューボルトで鉄骨梁に直交集成板を連結した側断面図である。
本発明を図示例に基づいて説明する。本発明のラグスクリューボルトLの構成は、円柱形状を成したボルト本体1の先端部側から後端部4までの側面にネジ山2を形成したもので、所謂、全ネジボルト状を成している(図2参照)。さらに、ボルト本体1の後端部に雌ネジ部3を形成している。そして、木製板体Qの連結端部に開穿した下穴Q1に、このボルト本体1を予めねじ込んでおくものである(図4参照)。このボルト本体1の材質は選択可能であるが、強度の高いボルトを使用するのが好ましい。
図示のボルト本体1は、先端部側にテーパー5を施すことで、下穴Q1への挿入を容易にしている(図2参照)。また、ボルト本体1の先端部側に形成するネジ山2は、このテーパー5に至るまで形成している。
下穴Q1にボルト本体1をねじ込む際に、ボルト本体1の後端部4の位置と、木製板体Qの連結端部の位置、すなわち下穴Q1の開口端部の位置とが一致するまで下穴Q1にねじ込むようにする(図4参照)。
実験によると、木製板体QにラグスクリューボルトLを連結する際に、座繰りQ2を設けず、ボルト本体1の後端部と木製板体Qの連結端部とが直接連結金具Pに接する位置で連結すると、ボルト本体1と木製板体Qと連結金具Pとが堅固に一体化され、エポキシ樹脂を使用せずに十分な連結強度が得られることが分かった(図5参照)。このとき、ボルト本体1のネジ山2の谷径の寸法は、木製板体Qの材質により任意に設定することが可能である。
例えば、木製板体QとしてCLTを使用したときの下穴Q1を研究したところ、下穴Q1の寸法を、ラグスクリューボルトLのネジ山2の谷径寸法と同径に形成したときに、CLTとラグスクリューボルトLとの密着性が高まることが分かった。
従来の木材相互を連結するラグスクリューボルトを仮にM30とし、ネジ山2の谷径が直径25mmの場合、施工上、直径26mmの下穴Q1が良いとされている。一方、木製板体QをCLTとしたときに、ネジ山2の谷径が直径25mmの場合、下穴Q1の径も直径25mmとするものである。この条件におけるラグスクリューボルトLの引張試験によると、強軸、弱軸、板目、いずれも高い連結強度が得られ、ねじ込み作業の問題もなかった。さらに、ラグスクリューボルトLの押し抜きせん断試験を行ったところ、強軸、弱軸、板目、いずれも高いせん断耐力が得られている。
図示の連結金具Pは角形鋼管状を成すと共に、該鋼管の各側面部を貫通する複数の貫通孔P1が形成されている(図6参照)。そして、貫通孔P1の内側から挿入した連結ボルトRをラグスクリューボルトLの後端部4にねじ止めするように構成している。このラグスクリューボルトLは、木製板体Qの下穴Q1に予め埋設しておくので、連結金具PにラグスクリューボルトLを連結すると、木製板体Qの連結端部もまた連結金具Pと接する位置に固定される(図5参照)。
更に、木製板体Qの連結部に、角形鋼管状の連結金具Pを埋め込む略L字状の切欠Q4を予め形成する(図1、図7参照)。そうすると、壁を構成する木製板体Q相互を固定する場合や、この壁に天井用の木製板体Qを連結する場合など、この角形鋼管状の連結金具Pを介して容易に連結することができる(図1参照)。さらに、コンクリートの基礎SにアンカーボルトとしてラグスクリューボルトL埋め込んでおき、基礎Sと壁用の木製板体Qとを連結することも可能になる(図7参照)。
連結金具Pの角形鋼管のサイズは変更可能である。本発明では、ラグスクリューボルトLに連結ボルトRをねじ止めする際に、角形鋼管の内側のスペースを利用して連結ボルトRのねじ止め作業を行う(図6参照)。したがって、連結金具Pを締付工具Tの使用が可能な大きさに形成すると作業の効率化を図ることができる。
本発明ラグスクリューボルトLの連結方法は次のとおりである。まず、フランジ付ボルトで形成された連結用のアタッチメント30を用意する。次に、下穴Q1にねじ込む前のラグスクリューボルトLの雌ネジ部3にこのアタッチメント30をねじ止めする。さらに、この状態のアタッチメント30の頭部に、締付工具Tを装着し、アタッチメント30のフランジ31が木製板体Qの連結端部に当接するまでラグスクリューボルトLを下穴Q1にねじ込む(図3参照)。
次に、下穴Q1にねじ込まれたラグスクリューボルトLからアタッチメント30を取り外すと、フランジ31の作用でボルト本体1の後端部4の位置と木製板体Qの連結端部の位置とが一致した状態になっている(図4参照)。このとき使用するアタッチメント30は、雌ネジ部3から外し易くするために、雌ネジ部3よりも若干小径のフランジ付きボルトが使用される。そして、連結ボルトRで連結金具Pと木製板体Qとを連結する(図5参照)。最後に、この連結金具Pを介して他の木製板体Qや基礎S等に連結するものである(図1、図7参照)。
尚、本発明ボルトの構造、寸法、材質などは図示例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができるものである。
H 鋼製梁
P 連結金具
P1 貫通孔
Q 木製板体
Q1 下穴
Q2 座繰り
Q3 切欠部
R 連結ボルト
S 基礎
T 締付工具
L ラグスクリューボルト
1 ボルト本体
2 ネジ山
3 雌ネジ部
4 後端部
5 テーパー
10 スタッド
11 エポキシ樹脂
20 ラグスクリューボルト
30 アタッチメント
31 フランジ

Claims (3)

  1. 円柱状を成したボルト本体の後端部に連結ボルトをねじ止めする雌ネジ部を形成し、該後端部の側面から先端部側にかけてネジ山を形成したラグスクリューボルトと、該ラグスクリューボルトの雌ネジ部にねじ止めして連結金具を連結する連結ボルトと、該連結ボルトを挿通する貫通孔が形成されラグスクリューボルトの後端部に連結する連結金具と、を備えたラグスクリューボルトの連結構造において
    ラグスクリューボルトは、ボルト本体のネジ山の谷径寸法が、CLTからなる木製板体の下穴の寸法と一致するように形成された木・鋼ハイブリッド構造用のラグスクリューボルトとし、
    木製板体の連結端部に開穿した下穴にラグスクリューボルトのネジ山をねじ込み、ラグスクリューボルトの後端部に連結ボルトで連結金具を連結したときに、ラグスクリューボルトの後端部と木製板体の連結端部とが連結金具に接する位置に固定されると共に、ラグスクリューボルトLに連結する角形鋼管状の連結金具を介して他の部材を連結するように構成したことを特徴とするラグスクリューボルトの連結構造。
  2. 前記連結金具は角形鋼管状を成し、前記木製板体の連結部に前記連結金具を埋設する略L字状の切欠部を形成するように構成した請求項1記載のラグスクリューボルトの連結構造。
  3. 円柱状を成したボルト本体の後端部に連結ボルトをねじ止めする雌ネジ部を形成し、該後端部の側面から先端部側にかけてネジ山を形成し、該ネジ山を木製板体の連結端部に開穿した下穴にねじ込むラグスクリューボルトの連結方法において、
    ボルト本体のネジ山の谷径寸法は、CLTからなる木製板体の下穴の寸法と一致するように形成された木・鋼ハイブリッド構造用のラグスクリューボルトとし、
    フランジ付ボルトで形成された連結用のアタッチメントを、下穴にねじ込む前のラグスクリューボルトの雌ネジ部にねじ止めし、
    該アタッチメントの頭部に締付工具を装着して木製板体の連結端部にフランジが当接するまでラグスクリューボルトをねじ込んだ後、ラグスクリューボルトからアタッチメントを取り外し、木製板体に埋設されたラグスクリューボルトに角形鋼管状の連結金具を連結ボルトで連結し、該連結金具に他の部材を連結することを特徴とするラグスクリューボルトの連結方法。
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