JP6907875B2 - 二重化計装システム - Google Patents

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Description

この発明は、プラント等に用いられる二重化計装システムに関する。
プラントとして例えば発電所では、各種の測定計器により、発電装置などの状態が管理されている。水位や蒸気の圧力を測定するためには、圧力測定計器として圧力発信器が使用される。例えば図6に示すように、圧力発信器110は、配管101を流れる水や蒸気などの測定媒の圧力を検出管101Aを介在して計測する。このとき、配管101の圧力はバルブ102A、102Bから成るバルブ系統102を経て計測される。
圧力発信器110の一例を図7に示す。この圧力発信器110は、既製のものであり、受圧部111、A/D変換部112、演算部113、通信制御部114、表示部115およびアナログ出力部116を備えている。
圧力発信器110の受圧部111は、バルブ102Aを経て配管101の測定媒の圧力を検知する。受圧部111は、検知した圧力を表す圧力信号をA/D変換部112に送る。A/D変換部112は、受圧部111からの圧力信号をデータ化して、デジタルの圧力信号に変換する。A/D変換部112は、変換した圧力信号を演算部113に送る。
演算部113は、圧力信号に対して増幅等の演算を行い、例えば1〜5〔V〕のような、圧力信号が表す圧力を電圧に変換する。演算部113は圧力に対応する電圧を圧力検知信号として、通信制御部114、表示部115およびアナログ出力部116に送る。
通信制御部114は、演算部113から圧力検知信号を受け取ると、この圧力検知信号を例えば計器校正用専用ツールに送信する。なお、計器校正用専用ツールは、計器点検の際に、圧力検知信号を基に演算部113のゼロ調整などを行う。
表示部115は、演算部113から圧力検知信号を受け取ると、この圧力検知信号を基に圧力を表示する。アナログ出力部116は、演算部113から圧力検知信号を受け取ると、この圧力検知信号をアナログの圧力検知信号に変換する。そして、アナログ出力部116は、アナログの圧力検知信号を制御装置に出力する。
圧力発信器110だけを用いるシングル系のための制御装置の一例を図8に示す。図8の制御装置120は、圧力発信器110からの圧力検知信号を基に制御を行うためのものであり、信号入力部121、125と、減算部122と、目標設定部123と、演算部124とを備えている。
信号入力部121は、圧力発信器110からの圧力検知信号を受信するインターフェースである。信号入力部121は、受信した圧力検知信号をデータ化して減算部122に送る。
一方、目標設定部123は管理者によって圧力の目標値等が入力される入力装置である。目標設定部123は入力された目標値を減算部122に送る。減算部122は、信号入力部121からの圧力検知信号が表す圧力と、目標設定部123からの目標値とから偏差Δを演算し、演算結果を演算部124に送る。演算部124は、制御の基幹信号(主信号)と、減算部122からの演算結果である偏差Δとから、積分等の演算を行って、バルブを制御するための制御信号を作成する。演算部124は作成した制御信号を信号入力部125に送る。
信号入力部125は、演算部124からの制御信号を送信するインターフェースである。信号入力部125は、演算部124からの制御信号をアナログの制御信号に変換して操作端130に送信する。操作端130はコントロールドライブ等であり、水位や蒸気の圧力を調整するバルブを、信号入力部125からの制御信号を基に制御する。
ところで、圧力発信器110については、例えば定期的に計器点検を必要とする。この場合、バルブ系統102の開閉を行い、かつ、プロセス測定を停止した状態で計器点検を行う必要がある。つまり、計器点検の際には計測を中断しなければならない。このために、二重化計装システムがある(例えば、特許文献1参照。)。
二重化計装システムの一例を図9に示す。この二重化計装システムは、圧力発信器110AをA側とし、圧力発信器110BをB側とした2つの圧力発信器を用いる。圧力発信器110A、110Bは圧力発信器110と同じである。2つの圧力発信器110A、110Bが用いられるために、二重化計装システムの制御装置140は、信号入力部141A、141B、148、減算部142、145、比較器143、切替え器144、目標設定部146および演算部147を備えている。
信号入力部141A、141B、148は、制御装置120の信号入力部121、125(図8)と同じである。減算部142は、信号入力部141Aからの圧力検知信号と、信号入力部141Bからの圧力検知信号とから偏差Δを演算する。減算部142は、演算結果を比較器143に送る。比較器143は、減算部142からの演算結果である偏差Δが所定範囲内であるかを調べる。比較器143は、偏差Δが所定範囲を超えていると、切替え信号を切替え器144に送る。偏差Δが所定範囲を超えている場合には、圧力発信器等に異常が発生している状態である。
切替え器144は、比較器143からの切替え信号で切替え動作を行う。例えば、切替え器144は、A側の圧力発信器110Aからの圧力検知信号を出力している場合に、切替え信号を受け取ると、切替え動作を行ってB側の圧力発信器110Bからの圧力検知信号を減算部145に出力する。つまり、信号入力部141Aからの圧力検知信号と、信号入力部141Bからの圧力検知信号との偏差Δが所定範囲を超えると、切替え動作を行う仕組みである。
減算部145、目標設定部146、演算部147、信号入力部148は、圧力検知信号を基に制御信号を操作端130に送る回路であるが、先に述べた制御装置120(図8)の減算部122、目標設定部123、演算部124、信号入力部125と同じであるので、これらの説明を省略する。
このように、圧力発信器をA側とB側の二重化系にすることにより、例えばA側の圧力発信器110Aの計器点検を行う際には、B側の圧力発信器110Bを使用してプロセス測定をする。この結果、計測を中断することなく、圧力発信器110Aの点検を行うことが可能になる。圧力発信器110Bの計器点検を行う場合も同様である。
特開平9−83322号公報
しかし、従来の二重化計装システムには次の課題がある。このシステムでは、圧力発信器をA側とB側とによる二重化系にするために、制御装置140に対して、信号入力部141A、141Bと、減算部142と、比較器143と、切替え器144とを追加している。このために、制御装置については、二重化系用の制御回路(制御ロジック)に変更する必要があり、発電所などの設備運転中の回路修正が困難である。
また、圧力発信器がシングル系の場合の制御装置120(図8)を二重化計装システムに変更するためには、圧力発信器110と同等のものを新たに調達し、調達した圧力発信器を追加するための設置工事が必要となる。この結果、作業やコストの負担が大きくなる。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、プロセス測定状態にしたまま圧力発信器の点検を可能にし、また、圧力発信器がシングル系の場合には二重化系のシステムに容易に変更することを可能にする二重化計装システムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、測定媒の圧力を検知して圧力検知信号を出力する圧力発信装置と、前記圧力検知信号を基に操作端を制御する制御装置とを備える二重化計装システムであって、前記圧力発信装置は、前記測定媒の圧力を検知して圧力検知信号を出力する第1および第2の圧力発信器と、プロセス測定時には、前記第1の圧力発信器が出力する圧力検知信号と、前記第2の圧力発信器が出力する圧力検知信号との比較を基に、一方の圧力検知信号を前記制御装置に出力し、計器点検時には、点検の対象である一方の圧力発信器からの圧力検知信号の出力を止めて他方の圧力発信器からの圧力検知信号を前記制御装置に出力する切替え手段と、を備え、前記切替え手段は、点検の対象である圧力発信器からの圧力検知信号の出力を止めることにより、この圧力発信器の計器点検を可能な状態にする、ことを特徴とする二重化計装システムである。
請求項1の発明では、切替え手段は、プロセス測定時には、第1の圧力発信器が出力する圧力検知信号と、第2の圧力発信器が出力する圧力検知信号との比較を基に、一方の圧力検知信号を制御装置に出力する。また、切替え手段は、計器点検時には、点検の対象である一方の圧力発信器からの圧力検知信号の出力を止めて他方の圧力発信器からの圧力検知信号を制御装置に出力する。そして、切替え手段は、点検の対象である圧力発信器からの圧力検知信号の出力を止めることにより、この圧力発信器の計器点検を可能な状態にする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の二重化計装システムにおいて、プロセス測定時には、前記第1および第2の圧力発信器に測定媒を供給し、計器点検時には、点検側の加圧ポンプからの媒体を点検の対象である圧力発信器に供給すると共に別の圧力発信器には測定媒を供給する供給手段、を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、測定媒の圧力を検知して圧力検知信号を出力する圧力発信装置と、前記圧力検知信号を基に操作端を制御する制御装置とを備える二重化計装システムであって、前記圧力発信装置は、前記測定媒の圧力を検知する第1および第2の受圧部と、前記第1および第2の受圧部からの圧力を表す圧力検知信号をそれぞれ作成する第1および第2の演算手段と、プロセス測定時には、一方の圧力検知信号を出力し、計器点検時には、点検の対象である一方の演算手段からの圧力検知信号の出力を止めて他方の演算手段からの圧力検知信号を出力する切替え手段と、前記切替え手段からの圧力検知信号を前記制御装置に出力する変換手段と、を備え、前記切替え手段は、点検の対象である演算手段からの圧力検知信号の出力を止めることにより、点検の対象である受圧部および演算手段の計器点検を可能な状態にする、ことを特徴とする二重化計装システムである。
請求項3の発明では、切替え手段は、プロセス測定時には、一方の圧力検知信号を出力する。また、切替え手段は、計器点検時には、点検の対象である一方の演算手段からの圧力検知信号の出力を止めて他方の演算手段からの圧力検知信号を出力する。そして、切替え手段は、点検の対象である演算手段からの圧力検知信号の出力を止めることにより、点検の対象である受圧部および演算手段の計器点検を可能な状態にする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の二重化計装システムにおいて、前記第1および第2の演算手段が出力するデータ化された圧力検知信号を計器点検側の装置に向けて送信する送信手段、を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3または4に記載の二重化計装システムにおいて、プロセス測定時には、前記第1および第2の受圧部に測定媒を供給し、計器点検時には、点検側の加圧ポンプからの媒体を点検の対象である受圧部に供給すると共に別の受圧部には測定媒を供給する供給手段、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、既製の圧力発信器を用いて圧力発信装置を二重化することができる。これにより、請求項1の発明によれば、計器点検時には、点検の対象である圧力発信器からの圧力検知信号の出力を切替え手段により止めることで、プロセス測定を行いながら、この圧力発信器の計器点検を可能な状態にする。また、請求項1の発明によれば、シングル系統の圧力発信器に替わって圧力発信装置を設置するだけで二重化系に変更することができ、かつ、制御装置として従来のものを利用することができる。
請求項2の発明によれば、計器点検時には、点検側の加圧ポンプからの媒体を点検の対象である圧力発信器に供給すると共に別の圧力発信器には測定媒を供給するので、計器点検時には、プロセス測定を止めることなく計器点検を可能にする。
請求項3の発明によれば、圧力発信装置を二重化することができる。これにより、請求項3の発明によれば、計器点検時には、点検の対象である演算手段からの圧力検知信号の出力を止めることにより、プロセス測定を行いながら、点検の対象である受圧部および演算手段について計器点検を可能な状態にすることができる。また、請求項3の発明によれば、シングル系統の圧力発信器に替わって圧力発信装置を設置するだけで二重化系に変更することができ、かつ、制御装置として従来のものを利用することができる。
請求項4の発明によれば、計器点検側では点検対象の演算手段からのデータ化された圧力検知信号を受信して計器点検に使用することを可能にする。
請求項5の発明によれば、計器点検時には、点検側の加圧ポンプからの媒体を点検の対象である受圧部に供給すると共に別の受圧部には測定媒を供給するので、計器点検時には、プロセス測定を行いながら計器点検を可能にする。
この発明の実施の形態1による二重化計装システムの一例を示す構成図である。 バルブ系統の一例を示す構成図である。 プロセス測定時のバルブの開閉を示す図である。 計器点検時のバルブの開閉を示す図である。 実施の形態2による圧力発信装置の一例を示す構成図である。 圧力発信器の設置状態を示す図である。 圧力発信器の一例を示す構成図である。 制御装置の一例を示す構成図である。 従来の二重化計装システムを示す構成図である。
次に、この発明の各実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による二重化計装システムを図1に示す。この二重化計装システムは、圧力発信装置10と制御装置20とを備えている。
圧力発信装置10は圧力検知が二重化された装置であり、圧力発信器11A、11B、信号入力部11C、11D、減算部11E、比較器11Fおよび切替え器11Gを備えている。
圧力発信器11A、11Bは、水や蒸気などの測定媒の圧力を計測して圧力信号を送信する装置である。こうした圧力発信器11A、11Bは、先に説明した図7の圧力発信器110と同じ既製のものであり、これらの説明を省略する。圧力発信器11A、11Bには、図2に示すようにバルブ系統11が設置されている。バルブ系統11は、第1バルブ1111〜第5バルブ1115を備えている。
バルブ系統11の第1バルブ1111は圧力発信器11Aに接続されている配管に設置され、第2バルブ1112は圧力発信器11Bに接続されている配管に設置されている。圧力発信器11Aに接続されている配管の先端1121と、圧力発信器11Bに接続されている配管の先端1122とには、加圧ポンプ(図示を省略)で加圧された水や水蒸気などの加圧媒体が供給される。加圧ポンプは圧力発信装置10の計器点検の際の校正時に使用される。圧力発信器11Aと第1バルブ1111との間の配管と、圧力発信器11Bと第2バルブ1112との間の配管とには、第3バルブ1113と第4バルブ1114とが直列に接続されて設置されている。さらに、第3バルブ1113と第4バルブ1114との間には、第5バルブ1115が設置され、第5バルブ1115が設置されている配管の先端1123に測定媒が供給される検出管が接続されている。
バルブ系統11では、プロセス測定や計器点検に応じて、第1バルブ1111〜第5バルブ1115の開閉が切り替えられる。例えば図3に示すようにプロセス測定では、第1バルブ1111、第2バルブ1112を閉じ、第3バルブ1113、第4バルブ1114を開き、さらに、第5バルブ1115を開く。これにより、先端1123から圧力発信器11A、11Bの両方に測定媒が供給される。つまり、バルブ系統11は、圧力発信器11A、11Bによるプロセス測定可能な状態にする。
また、図4に示すように計器点検では、第1バルブ1111、第4バルブ1114を閉じ、第2バルブ1112、第3バルブ1113を開き、さらに、第5バルブ1115を開く。これにより、先端1123から圧力発信器11Aに測定媒が供給され、先端1122から圧力発信器11Aに対して加圧媒体が供給される。つまり、バルブ系統11は、圧力発信器11Aによるプロセス測定可能な状態にし、圧力発信器11Bの計器点検可能な状態にする。
また、第1バルブ1111、第4バルブ1114を開き、第2バルブ1112、第3バルブ1113を閉じ、さらに、第5バルブ1115を開く。これにより、先端1123から圧力発信器11Bに測定媒が供給され、先端1121から圧力発信器11Aに対して加圧媒体が供給される。つまり、バルブ系統11は、圧力発信器11Aの計器点検可能な状態にし、圧力発信器11Bによるプロセス測定可能な状態にする。
信号入力部11Cは、圧力発信器11Aからの圧力検知信号を受信するインターフェースである。信号入力部11Cは、受信した圧力検知信号をデータ化して減算部11Eと切替え器11Gに送る。同じく、信号入力部11Dは、圧力発信器11Bからの圧力検知信号を受信するインターフェースである。信号入力部11Dは、受信した圧力検知信号をデータ化して減算部11Eと切替え器11Gとに送る。
減算部11Eは、信号入力部11Cを経た信号入力部11Aからの圧力信号が表す圧力と、信号入力部11Dを経た圧力発信器11Bからの圧力信号が表す圧力とから偏差Δを演算し、演算結果を比較器11Fに送る。比較器11Fは、減算部11Eからの演算結果である偏差Δが所定範囲内であるかを調べる。偏差Δが所定範囲を超えていると、比較器11Fは切替え信号を切替え器11Gに送る。
切替え器11Gは、比較器11Fからの切替え信号により切替え動作を行う。例えば、切替え器11Gは、圧力発信器11Aからの圧力信号を出力している場合に、切替え信号を受け取ると、切替え動作を行って圧力発信器11Bからの圧力信号を制御装置20に送る。つまり、信号入力部11Cからの圧力信号と、信号入力部11Dからの圧力信号との偏差Δが所定範囲を超えて異常な状態になると、切替え動作を行う仕組みである。
切替え器11Gは、プロセス測定時には、信号入力部11Cからの圧力信号または信号入力部11Dからの圧力信号を制御装置20に送る。また、切替え器11Gは、計器点検時には、あらかじめ設定された圧力発信器からの圧力検知信号、例えば圧力発信器11Aからの圧力検知信号を制御装置20に送る。
圧力発信装置10は以上の構成である。次に、制御装置20の構成について説明する。制御装置20は、先の図8の制御装置120と同様に、圧力発信装置10からの圧力検知信号を処理するためのものであり、減算部21と、目標設定部22と、演算部23と、信号入力部24とを備えている。
目標設定部22は管理者によって圧力の目標値等が入力される入力装置である。目標設定部22は入力された目標値を減算部21に送る。減算部21は、圧力発信装置10からの圧力検知信号が表す圧力と、目標設定部22からの目標値とから偏差Δを演算し、演算結果を演算部23に送る。演算部23は、制御の基幹信号(主信号)と減算部21からの演算結果である偏差Δとから、積分等の演算を行って、バルブを制御するための制御信号を作成する。演算部23は作成した制御信号を信号入力部24に送る。
信号入力部24は、演算部23からの制御信号を送信するインターフェースである。信号入力部24は、演算部23からの制御信号をアナログの制御信号に変換して操作端130に送信する。操作端130は、先の図8と同様である。つまり、操作端130は、コントロールドライブ等であり、水位や蒸気の圧力を調整するバルブを、信号入力部125からの制御信号を基に制御する。
以上が実施の形態1による二重化計装システムの構成である。次に、この二重化計装システムの作用について説明する。発電所内でのプロセス測定では、バルブ系統11(図3)の第1バルブ1111、第2バルブ1112が閉じられ、第3バルブ1113、第4バルブ1114が開かれ、さらに、第5バルブ1115が開かれる。これにより、先端1123から圧力発信装置10の圧力発信器11A、11Bの両方に測定媒が供給される。
圧力発信器11A、11Bは測定媒の圧力を検知し、検知した圧力を表す圧力検知信号をそれぞれ生成する。圧力発信器11A、11Bは生成した圧力検知信号を信号入力部11C、11Dに送る。
圧力発信装置10では、信号入力部11Cは受信した圧力検知信号を減算部11Eと切替え器11Gとに送り、信号入力部11Dは受信した圧力検知信号を減算部11Eと切替え器11Gに送る。減算部11Eは、信号入力部11Aからの圧力検知信号が表す圧力と、圧力発信器11Bからの圧力検知信号が表す圧力とから偏差Δを演算し、演算結果を比較器11Fに送る。比較器11Fは偏差Δが所定範囲内であるかを調べる。偏差Δが所定範囲を超えていると、比較器11Fは切替え信号を切替え器11Gに送る。切替え器11Gは切替え信号により切替え動作を行う。例えば、切替え器11Gは、圧力発信器11Aからの圧力検知信号を出力している場合に、切替え信号を受け取ると、切替え動作を行って圧力発信器11Bからの圧力検知信号を制御装置20に送る。
制御装置20では、管理者によって圧力の目標値等が入力される。目標設定部22は入力された目標値を減算部21に送る。減算部21は、圧力発信装置10からの圧力検知信号が表す圧力と、目標設定部22からの目標値とから偏差Δを演算し、演算結果を演算部23に送る。演算部23は、制御の基幹信号(主信号)と減算部21からの演算結果である偏差Δとから、操作端130を制御するための制御信号を作成する。演算部23は作成した制御信号を信号入力部24に送る。信号入力部24は、演算部23からの制御信号をアナログに変換して操作端130に送信する。操作端130は、水位や蒸気の圧力を調整するバルブを、制御信号を基に制御する。
一方、計器点検では、例えばバルブ系統11(図4)の第1バルブ1111、第4バルブ1114が閉じられ、第2バルブ1112、第3バルブ1113が開かれ、さらに、第5バルブ1115が開かれる。これにより、先端1123から圧力発信器11Aに測定媒が供給され、先端1122から圧力発信器11Bに対して、点検側の加圧ポンプからの加圧媒体が供給される。
圧力発信器11Aは測定媒の圧力を検知し、検知した圧力を表す圧力検知信号を生成する。圧力発信器11Aは生成した圧力検知信号を信号入力部11Cに送る。信号入力部11Cは圧力発信器11Aからの圧力信号を減算部11Eと切替え器11Gとに送る。しかし、計器点検時には、切替え器11Gは、あらかじめ設定された圧力発信器からの圧力信号、例えば圧力発信器11Aからの圧力信号を制御装置20に送る。これにより、制御装置20は、圧力発信器11Aからの圧力信号を基に、操作端130を制御するための制御信号を作成し、この制御信号を操作端130に送信する。操作端130は、水位や蒸気の圧力を調整するバルブを、制御信号を基に制御する。この結果、計器点検時でも圧力発信器11Aによるプロセス測定が継続される。
一方、圧力発信器11Bは加圧媒体の圧力を検知し、検知した圧力を表す圧力検知信号を生成する。圧力発信器11Bは生成した圧力検知信号を信号入力部11Dを経て切替え器11Gに送るが、切替え器11Gは、点検の対象である圧力発信器11Bからの圧力検知信号を出力することを止める。これにより、圧力発信器11Bを含むB側系統の計器点検が可能な状態になる。同時に、圧力発信器11Bは、生成した圧力検知信号を計器校正用専用ツールに送信する。計器校正用専用ツールは、圧力発信器11Bからの圧力検知信号を基に、圧力発信器11Bの演算部(図7の演算部113に対応)のゼロ調整などを行う。
以上、説明したように、この実施の形態によれば、現場発信器である圧力発信装置10に二重化計装の機能を新たに付加し、また、圧力発信装置10の二重化機能に併せた、バルブ系統11の接続構造と切替え方法により、柔軟な設備保守ができる。これにより、従来の制御装置120(図8)を利用可能にする。また、今までにないプロセスを連続測定状態としたまま計器点検を可能とする。さらに、既存設備がシングル系の制御であっても、従来の制御装置を利用することで、容易に二重化計装にシステム変更可能とするなど、柔軟な設備管理およびシステム構築の変更ができる。
(実施の形態2)
この実施の形態による二重化計装システムでは、実施の形態1の圧力発信装置10として、図5に示す圧力発信装置30を用いる。なお、この実施の形態では、実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
圧力発信装置30は、受圧部31A、31B、A/D変換部32A、32B、演算部33A、33B、通信制御部34A、34B、切替え部35、表示部36およびアナログ出力部37を備えている。この圧力発信装置30は、図7の圧力発信器110に対して、受圧部31B〜通信制御部34Bと、切替え部35とを追加した構成である。この実施の形態では、受圧部31A〜通信制御部34AをA側系統とし、受圧部31B〜通信制御部34BをB側系統とする。
A側系統では、受圧部31Aは、バルブ1111を経て配管101(図6)の測定媒の圧力を検知する。受圧部31Aは、検知した圧力を表す圧力信号をA/D変換部32Aに送る。A/D変換部32Aは、受圧部31Aからの圧力信号をデータ化してデジタルの圧力信号に変換する。A/D変換部32Aは、データ化した圧力信号を演算部33Aに送る。演算部33Aは、圧力信号に対して増幅等の演算を行い、例えば1〜5〔V〕のような、圧力信号が表す圧力を電圧に変換する。演算部33Aは圧力に対応する電圧を圧力検知信号として、通信制御部34Aに送る。
通信制御部34Aは、演算部33Aからのデータ化された圧力検知信号を受け取ると、この圧力信号を切替え部35に送る。また、通信制御部34Aは、この圧力検知信号を計器校正用専用ツールに送信する。
以上がA側系統の構成である。B側系統では、同様にして、受圧部31Bは、バルブ1112を経て配管101の測定媒の圧力を検知する。受圧部31Bは、検知した圧力を表す圧力信号をA/D変換部32Bに送る。A/D変換部32Bは、受圧部31Bからの圧力信号をデータ化してデジタルの圧力信号に変換する。A/D変換部32Bは、データ化した圧力信号を演算部33Bに送る。演算部33Bは、圧力信号に対して増幅等の演算を行い、例えば1〜5〔V〕のような、圧力信号が表す圧力を電圧に変換する。演算部33Bは圧力に対応する電圧を圧力検知信号として、通信制御部34Bに送る。
通信制御部34Bは、演算部33Bから圧力検知信号を受け取ると、この圧力信号を切替え部35に送る。また、通信制御部34Bは、この圧力検知信号を計器校正用専用ツールに送信する。
切替え部35は、プロセス測定時には、A側系統またはB側系統からの圧力検知信号を切り替えて、どちらか一方を表示部36およびアナログ出力部37に送る。A側系統およびB側系統の切替え動作はあらかじめ設定されている。例えば、切替え部35はA側系統からの圧力検知信号を出力する。
また、切替え部35は次のようにしてもよい。例えば、切替え部35は、通信制御部34Aからの圧力信号が表す圧力と、通信制御部34Bからの圧力信号が表す圧力とから偏差Δを演算する。この後、切替え部35は、偏差Δが所定範囲内であるかを調べる。切替え部35は、偏差Δが所定範囲を超えていると、異常の発生として切替え動作をする。
表示部36は、切替え部35から圧力検知信号を受け取ると、圧力を表示する。アナログ出力部37は、切替え部35から圧力検知信号を受け取ると、この圧力検知信号をアナログに変換して制御装置20に送る。
制御装置20は、実施の形態1で述べた構成であり、この説明を省略する。
以上が実施の形態2による圧力発信装置30の構成である。次に、この圧力発信装置30が用いられている二重化計装システムの作用について説明する。発電所内でのプロセス測定では、バルブ系統11(図3)の第1バルブ1111、第2バルブ1112が閉じられ、第3バルブ1113、第4バルブ1114が開かれ、さらに、第5バルブ1115が開かれる。これにより、先端1123から圧力発信装置30の受圧部31A、31Bの両方に測定媒が供給される。
一方、圧力発信装置30では、あらかじめ切替え部35が例えばA側系統からの圧力検知信号を出力するための切替え動作を行い、通信制御部34Aからの圧力検知信号を表示部36およびアナログ出力部37に送るようにしている。これにより、A側系統を連続測定とし、B側系統を待機とする。
こうした状態で、プロセス測定が行われると、受圧部31A〜通信制御部34Aから成るA側系統からの圧力検知信号が切替え部35を経て表示部36およびアナログ出力部37に送られる。表示部36は、圧力検知信号を基に圧力を表示する。アナログ出力部37は、圧力検知信号をアナログ信号に変換して、制御装置20に送る。
一方、計器点検では、例えばバルブ系統11(図4)の第1バルブ1111、第4バルブ1114が閉じられ、第2バルブ1112、第3バルブ1113が開かれ、さらに、第5バルブ1115が開かれる。これにより、先端1123からA側系統の受圧部31Aに測定媒が供給され、先端1122からB側系統の受圧部31Bに対して加圧媒体が供給される。
圧力発信装置30では、あらかじめ切替え部35が例えばA側系統に切り替えて、通信制御部34Aからの圧力検知信号を表示部36およびアナログ出力部37に送るようにしている。つまり、通信制御部34Bからの圧力検知信号は切替え部35に送られるが、切替え部35Gは、点検の対象であるB側系統からの圧力検知信号を出力することを止める。これにより、受圧部31Bを含むB側系統の計器点検が可能な状態になる。
これにより、A側系統では、先に説明したプロセス測定と同様にして、表示部36が圧力を表示し、アナログ出力部37が圧力検知信号を制御装置20に送る。また、B側系統では、通信制御部34Bが圧力検知信号を計器校正用専用ツールに送信する。計器校正用専用ツールは、通信制御部34Bからの圧力検知信号を基に、受圧部31Bの演算部33Bのゼロ調整などを行う。
以上、説明したように、この実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果を達成することができる。つまり、この実施の形態によれば、圧力発信装置30に二重化計装の機能を新たに付加し、また、圧力発信装置30の二重化機能に併せた、バルブ系統11の接続構造と切替え方法により、柔軟な設備保守ができる。これにより、従来の制御装置120(図8)を利用可能にする。また、今までにないプロセスを連続測定状態としたまま計器点検を可能とする。さらに、既存設備がシングル系の制御であっても、従来の制御装置を利用することで、容易に二重化計装にシステム変更可能とするなど、柔軟な設備管理およびシステム構築の変更ができる。
10 圧力発信装置
11A、11B 圧力発信器
11C、11D 信号入力部
11E 減算部(切替え手段)
11F 比較器(切替え手段)
11G 切替え器(切替え手段)
11 バルブ系統(供給手段)
20 制御装置
21 減算部
22 目標設定部
23 演算部
24 信号入力部
30 圧力発信装置
31A、31B 受圧部
32A、32B A/D変換部(演算手段)
33A、33B 演算部(切替え手段)
34A、34B 通信制御部(送信手段)
35 切替え部(切替え手段)
36 表示部
37 アナログ出力部(変換手段)

Claims (5)

  1. 測定媒の圧力を検知して圧力検知信号を出力する圧力発信装置と、前記圧力検知信号を基に操作端を制御する制御装置とを備える二重化計装システムであって、
    前記圧力発信装置は、
    前記測定媒の圧力を検知して圧力検知信号を出力する第1および第2の圧力発信器と、
    プロセス測定時には、前記第1の圧力発信器が出力する圧力検知信号と、前記第2の圧力発信器が出力する圧力検知信号との比較を基に、一方の圧力検知信号を前記制御装置に出力し、計器点検時には、点検の対象である一方の圧力発信器からの圧力検知信号の出力を止めて他方の圧力発信器からの圧力検知信号を前記制御装置に出力する切替え手段と、
    を備え、
    前記切替え手段は、点検の対象である圧力発信器からの圧力検知信号の出力を止めることにより、この圧力発信器の計器点検を可能な状態にする、
    ことを特徴とする二重化計装システム。
  2. プロセス測定時には、前記第1および第2の圧力発信器に測定媒を供給し、計器点検時には、点検側の加圧ポンプからの媒体を点検の対象である圧力発信器に供給すると共に別の圧力発信器には測定媒を供給する供給手段、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の二重化計装システム。
  3. 測定媒の圧力を検知して圧力検知信号を出力する圧力発信装置と、前記圧力検知信号を基に操作端を制御する制御装置とを備える二重化計装システムであって、
    前記圧力発信装置は、
    前記測定媒の圧力を検知する第1および第2の受圧部と、
    前記第1および第2の受圧部からの圧力を表す圧力検知信号をそれぞれ作成する第1および第2の演算手段と、
    プロセス測定時には、一方の圧力検知信号を出力し、計器点検時には、点検の対象である一方の演算手段からの圧力検知信号の出力を止めて他方の演算手段からの圧力検知信号を出力する切替え手段と、
    前記切替え手段からの圧力検知信号を前記制御装置に出力する変換手段と、
    を備え、
    前記切替え手段は、点検の対象である演算手段からの圧力検知信号の出力を止めることにより、点検の対象である受圧部および演算手段の計器点検を可能な状態にする、
    ことを特徴とする二重化計装システム。
  4. 前記第1および第2の演算手段が出力するデータ化された圧力検知信号を計器点検側の装置に向けて送信する送信手段、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の二重化計装システム。
  5. プロセス測定時には、前記第1および第2の受圧部に測定媒を供給し、計器点検時には、点検側の加圧ポンプからの媒体を点検の対象である受圧部に供給すると共に別の受圧部には測定媒を供給する供給手段、
    を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の二重化計装システム。
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