JP6907317B2 - 酵素を含む洗浄組成物 - Google Patents

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Description

(配列リストの参照)
本願は、参照によって本明細書に組み込まれる、コンピュータで読み取り可能な形式の配列表を含む。
本開示は、グリコシドヒドロラーゼ酵素を含む、洗浄組成物に関する。本開示はまた、このような洗浄組成物の製造方法及び使用方法にも関する。本開示はまた、グリコシドヒドロラーゼ酵素の使用にも関する。
洗剤の配合者は、洗剤組成物の性能を改善することを常に目標としている。具体的な課題の1つは、織物製品などの表面からの微生物由来の特定の汚れの除去である。このような汚れは、べたつきがあり、除去が困難な場合がある。更に、これらの汚れはべたつきがあるため、身体の汚れ及び/又は微粒子汚れを表面に粘着する傾向があり、汚れ除去が困難になり、経時的に蓄積する傾向を有する。このことは、例えば不完全な洗浄が起こり得る襟及びカフ部分で特に顕著な場合がある。
Coutinho,P.M.及びHenrissat,B.,1999,Carbohydrate−active enzymes:an integrated database approach,「Recent Advances In Carbohydrate Bioengineering」,H.J.Gilbert,G.Davies,B.Henrissat及びB.Svensson eds.,The Royal Society of Chemistry,Cambridge,pp.3−12
このような汚れを洗浄する、改良された洗浄組成物が必要とされている。本発明者らは、特定のグリコシドヒドロラーゼを含む、洗浄組成物によって、この問題を改善し得ることを発見した。グリコシルヒドロラーゼは、グリコシル結合の加水分解を触媒し、より小さな糖を放出する酵素である。100より多い分類のグリコシルヒドロラーゼ及び多くの異なる酵素、例えば、洗浄組成物に使用可能なセルラーゼ及びキシログルカナーゼが、この分類のグリコシルヒドロラーゼの範囲内に含まれる。驚くべきことに、特定の具体的なグリコシルヒドロラーゼにより、特に改善された洗浄を提供することができる。
グリコシドヒドロラーゼは、Coutinho,P.M.及びHenrissat,B.,1999,Carbohydrate−active enzymes:an integrated database approach,「Recent Advances In Carbohydrate Bioengineering」,H.J.Gilbert,G.Davies,B.Henrissat及びB.Svensson eds.,The Royal Society of Chemistry,Cambridge,pp.3−12に記載されている。
本発明は、アミラーゼ酵素と、グリコシドヒドロラーゼ活性を有する酵素と、を含む、洗浄組成物及び/又は処理組成物であって、酵素が、グリコシドヒドロラーゼファミリーGH39のメンバーである、組成物を提供する。
グリコシドヒドロラーゼ活性を有する好ましいグリコシドヒドロラーゼ酵素は、配列番号1に対して少なくとも60%の同一性、又は少なくとも65%、又は少なくとも70%、又は少なくとも75%、又は少なくとも80%、又は少なくとも85%、又は少なくとも90%、又は少なくとも95%の同一性、配列番号1に対して100%未満又は最高100%の同一性を有する変異体である。
本発明は、表面、例えば、織物製品を洗浄する方法であって、本明細書に記載の洗浄組成物と水とを混合し、水性液を形成することと、洗濯工程において、表面と水性液とを接触させることと、を含む、方法を提供する。好ましくは、グリコシドヒドロラーゼ酵素は、水性洗浄液中に、活性タンパク質に基づいて0.01ppm〜1000ppmの酵素量で存在する。
本発明はまた、表面、好ましくは布地からの汚れ及び/又は染み除去を強化するための、及び/又は表面からの悪臭の低減のための、アミラーゼ酵素と、ファミリーGH39由来のグリコシドヒドロラーゼから選択されるグリコシドヒドロラーゼ活性を有する酵素と、を含む、組成物であって、好ましくはグリコシドヒドロラーゼが、配列番号1に対して少なくとも60%、又は少なくとも65%、又は少なくとも70%、又は少なくとも75%、又は少なくとも80%、又は少なくとも85%、又は少なくとも90%、又は少なくとも95%の同一性、100%未満又は最高100%の同一性を有する、組成物の、表面、好ましくは布地からの汚れ及び/又は染み除去を強化するための、及び/又は表面からの悪臭の低減のための、使用にも関する。
好ましい組成物は、エンド−α−1,4−ポリガラクトサミニダーゼの分類(EC3.2.1.109)の酵素由来の第2のグリコシルヒドロラーゼを含む。
本開示の組成物及びプロセスの構成要素は、以下により詳細に記載されている。
本明細書で使用するとき、特許請求の範囲で使用されるときの「a」及び「an」という冠詞は、特許請求又は記載されているもののうちの1つ又は2つ以上を意味すると理解される。本明細書で使用するとき、「含む(include)」、「含む(includes)」、及び「含んでいる(including)」という用語は、非限定的であることを意味する。本開示の組成物は、本開示の成分を含み、それらから本質的になり、又はそれらからなることができる。
本明細書では、「実質的に含まない(substantially free of)」又は「実質的に含まない(substantially free from)」という用語が使用され得る。これは、指示される材料が最小限の量であり、組成物の一部を形成するように意図的にその組成物に添加されたものでないこと、又は、好ましくは、分析的に検出可能な濃度で存在しないことを意味する。それは、指示される材料が意図的に含まれる他の材料のうちの1つの中に不純物としてのみ存在する、組成物を含むことを意味する。指示される材料は、あったとしても、組成物の1重量%未満、又は0.1重量%未満、又は0.01重量%未満、又は更には0重量%のレベルで存在してもよい。
本明細書で使用するとき、用語「エーテルアミン」は、用語「ポリエーテルアミン」を含み、1つ以上のエーテル基を有するアミンを含む。
特に明記しない限り、成分又は組成物の濃度は全て、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる成分又は組成物の市販の供給源中に存在し得る不純物、例えば、残留溶媒又は副生成物は除外される。
本明細書における全ての温度は、特に断らない限り、摂氏(℃)を単位とする。特に明記しない限り、本明細書における全ての測定は、20℃にて大気圧下で行う。
本開示の全ての実施形態において、全ての比率(%)は、特に記載のない限り、全組成物の重量に対するものである。別途記載のない限り、全ての比は重量比である。
本明細書の全体を通して記載される全ての最大数値限定は、それよりも小さい全ての数値限定を、かかるより小さい数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているかのように包含するものと理解すべきである。本明細書全体を通して与えられる全ての最小数値限定は、それよりも高い全ての数値限定を、かかるより高い数値限定があたかも本明細書に明示的に記載されているかのように含むことになる。本明細書全体を通して与えられる全ての数値範囲は、かかるより広い数値範囲内に含まれるより狭い全ての数値範囲を、かかるより狭い数値範囲があたかも全て本明細書に明示的に記載されているかのように含むことになる。
本明細書で使用するとき、用語「アルコキシ」は、C1〜C8アルコキシ、及びブチレンオキシド、グリシドールオキシド、エチレンオキシド又はプロピレンオキシドなどの繰り返し単位を有するポリオールのC1〜C8アルコキシ誘導体を含むことを意図する。
本明細書で使用するとき、別途記載のない限り、用語「アルキル」及び「アルキル末端保護」は、C1〜C18アルキル基、又は更にはC1〜C6アルキル基を含むことを意図する。
本明細書で使用するとき、別途記載のない限り、用語「アリール」は、C3〜C12アリール基を含むことを意図する。
本明細書で使用するとき、別途記載のない限り、用語「アリールアルキル」及び「アルカリール」は等価であり、それぞれ、典型的にはC1〜C18アルキル基及び一態様ではC1〜C6アルキル基を有する、芳香族部分に結合しているアルキル部分を含む基を含むことを意図する。
本明細書において、用語「エチレンオキシド」、「プロピレンオキシド」及び「ブチレンオキシド」は、それぞれ、これらの典型的な表記である「EO」、「PO」及び「BO」で示される場合がある。
本明細書で使用するとき、用語「洗浄及び/又は処理組成物」は、別途記載のない限り、顆粒、粉末、液体、ゲル、ペースト、単位用量、バー形態及び/又はフレークタイプの洗浄剤及び/又は布地処理組成物を含み、布地を洗濯するための製品、布地用柔軟化組成物、布地強化組成物、布地フレッシュニング組成物、及び布地をケア及びメンテナンスするための他の製品、並びにこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限らない。このような組成物は、洗浄工程の前に用いるための前処理組成物であっても、すすぎ添加用組成物、並びに漂白添加剤及び/又は「シミ取りスティック」、又は前処理組成物、又は乾燥機添加用シートなどの基材を有する製品などの洗浄助剤であってもよい。
本明細書で使用するとき、「セルロース基材」は、100重量%のセルロース、又は少なくとも20重量%、若しくは少なくとも30重量%、若しくは少なくとも40重量%、若しくは少なくとも50重量%、若しくは更には少なくとも60重量%のセルロースを含む任意の基材を含むことを意図する。セルロースは、木材、綿、亜麻布、黄麻及び麻布に見出すことができる。セルロース基材は、粉末、繊維、パルプの形態、並びに粉末、繊維及びパルプから形成される物品の形態であってよい。セルロース繊維としては、綿、レーヨン(再生セルロース)、アセテート(酢酸セルロース)、トリアセテート(三酢酸セルロース)及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。典型的には、セルロース基材は、綿を含む。セルロース繊維から形成される物品としては、布地などの織物製品が挙げられる。パルプから形成される物品としては、紙が挙げられる。
本明細書で使用するとき、用語「極大吸光係数」は、400ナノメートル〜750ナノメートルの範囲における吸収極大の波長(本明細書では極大波長とも称する)におけるモル吸光係数を表すことを意図する。
本明細書で使用するとき、「平均分子量」は、その分子量分布によって決定される重量平均分子量として報告され、これらの製造プロセスの結果として、本明細書に開示されるポリマーは、そのポリマー部分に、ある分布の繰り返し単位を含んでいてもよい。
本明細書で使用するとき、用語「変異体」とは、野生型又は参照配列とは異なるアミノ酸配列を含有するポリペプチドを指す。変異体ポリペプチドは、参照又は野生型ヌクレオチド配列に対するヌクレオチドの欠失、挿入又は置換によって、上記の野生型又は参照配列とは異なり得る。参照又は野生型配列は、完全長ネイティブポリペプチド配列又は完全長ポリペプチド配列の任意の他の断片であってよい。ポリペプチド変異体は、一般的に、参照配列と少なくとも約70%のアミノ酸配列同一性を有するが、参照配列と75%のアミノ酸配列同一性、参照配列と80%のアミノ酸配列同一性、参照配列と85%のアミノ酸配列同一性、参照配列と86%のアミノ酸配列同一性、参照配列と87%のアミノ酸配列同一性、参照配列と88%のアミノ酸配列同一性、参照配列と89%のアミノ酸配列同一性、参照配列と90%のアミノ酸配列同一性、参照配列と91%のアミノ酸配列同一性、参照配列と92%のアミノ酸配列同一性、参照配列と93%のアミノ酸配列同一性、参照配列と94%のアミノ酸配列同一性、参照配列と95%のアミノ酸配列同一性、参照配列と96%のアミノ酸配列同一性、参照配列と97%のアミノ酸配列同一性、参照配列と98%のアミノ酸配列同一性、参照配列と98.5%のアミノ酸配列同一性、又は参照配列と99%のアミノ酸配列同一性を含んでいてもよい。
本明細書において使用するとき、用語「固体」は、顆粒、粉末、バー及び錠剤の製品形態を含む。
本明細書で使用するとき、用語「流体」は、液体、ゲル、ペースト及び気体の製品形態を含む。
洗浄組成物
本開示は、洗浄組成物及び/又は処理組成物に関する。洗浄組成物は、穏和な液体洗剤組成物、強力液体洗剤組成物、固体、例えば、粉末洗剤、硬質面洗浄組成物、洗濯で一般に使用される洗剤ジェル、漂白組成物、洗濯添加剤、布地強化組成物、シャンプー、ボディソープ、他のパーソナルケア組成物、及びこれらの混合物からなる群から選択されてもよい。洗浄組成物は、硬質面洗浄組成物(食器洗浄組成物など)又は洗濯組成物(強力液体洗剤組成物など)であってよい。
洗浄組成物は、任意の好適な形態であり得る。組成物は、液体、固体又はこれらの組み合わせから選択することができる。本明細書において使用する場合、「液体」は、自由流動性液体、並びにペースト、ゲル、泡、及びムースを含む。液体の非限定的な例には、穏和な及び強力液体洗剤組成物、布地柔軟剤、洗濯で一般に使用される洗剤ゲル、漂白剤及び洗濯添加剤が挙げられる。気体(例えば、懸濁気泡)又は固体(例えば、粒子)は、液体に含まれてもよい。本明細書において使用する場合、「固体」は、粉末、粒塊、及びこれらの混合物を含むが、これらに限定されない。固体の非限定的な例としては、顆粒、マイクロカプセル、ビーズ、ヌードル、及び真珠光沢ボールが挙げられる。固体組成物は、洗浄中の利点、前処理の利点、及び/又は審美的効果であるがこれらに限定されない技術的利点を提供することができる。
洗浄組成物は、錠剤などのユニット化された用量物品の形態、又はパウチの形態であってよい。このようなパウチは、典型的には、組成物を少なくとも部分的に封入する水溶性フィルム、例えば、ポリビニルアルコール水溶性フィルムを含む。好適なフィルムは、MonoSol,LLC(Indiana,USA)から入手可能である。当該組成物は、単一区画パウチに封入しても、又は多区画パウチに封入してもよい。多区画パウチは、少なくとも2つ、少なくとも3つ、又は少なくとも4つの区画を有し得る。多区画パウチは、並べて及び/又は重ねておかれた区画を含むことができる。パウチ内に含まれる組成物は、液体、固体(粉末など)、又はこれらの組み合わせであってよい。
グリコシドヒドロラーゼ酵素
本組成物は、グリコシドヒドロラーゼ活性を有し、GHファミリー39グリコシドヒドロラーゼから選択されるグリコシドヒドロラーゼ酵素を含む。本発明に必須の酵素は、好ましくは、配列番号1に対して少なくとも60%、又は少なくとも65%、又は少なくとも70%、又は少なくとも75%、又は少なくとも80%、又は少なくとも85%、又は少なくとも90%、又は少なくとも95%、又は100%未満又は最高100%の同一性を有するグリコシドヒドロラーゼ酵素を含む。
好ましくは、グリコシドヒドロラーゼは、GHファミリー39由来である。
好ましくは、グリコシドヒドロラーゼ酵素は、微生物の酵素を含む。グリコシドヒドロラーゼ酵素は、真菌又は細菌由来であってよい。細菌グリコシドヒドロラーゼが最も好ましい場合がある。真菌グリコシドヒドロラーゼが最も好ましい場合がある。
グリコシドヒドロラーゼは、Pseudomonas、例えば、Pseudomonas aeruginosaから得ることができる。好適な例は、Baker et al.,(2016)Sci Adv,2に記載され、例えば、Pseudomonas aeruginosa由来の本発明の成熟ポリペプチド配列番号1である。好ましくは、グリコシドヒドロラーゼは、任意選択的に更なるグリコシドヒドロラーゼに加え、PslGhである。
好ましくは、グリコシドヒドロラーゼは、単離されたグリコシドヒドロラーゼである。
好ましくは、グリコシドヒドロラーゼ酵素又はそれぞれのグリコシドヒドロラーゼ酵素は、洗浄組成物中に、活性タンパク質に基づいて、0.001〜1重量%、又は0.005〜0.5重量%、又は0.01〜0.25重量%の量で存在する。
好ましくは、グリコシドヒドロラーゼ酵素は、洗濯水性液中に、活性タンパク質に基づいて0.01ppm〜1000ppmの酵素量で、又は0.05ppm又は0.1ppmから750ppm又は500ppmまでの量で存在する。
本明細書に記載のグリコシドヒドロラーゼを含む組成物はまた、バイオフィルム破壊効果又は汚れ再付着防止効果を生じさせ、また、生じさせるのに有用な場合がある。
アミラーゼ酵素
本組成物は、アミラーゼ酵素を含む。好適なα−アミラーゼとしては、細菌又は真菌起源のものが挙げられる。化学的又は遺伝的に改変された突然変異体(変異体)が含まれる。好ましいアルカリ性α−アミラーゼは、Bacillus株、例えば、Bacillus licheniformis、Bacillus amyloliquefaciens、Bacillus stearothermophilus、Bacillus subtilis、又は他のBacillus sp.、例えば、Bacillus sp.NCIB 12289、NCIB 12512、NCIB 12513、DSM 9375(米国特許第7,153,818号)、DSM 12368、DSMZ no.12649、KSM AP1378(国際公開第97/00324号)、KSM K36又はKSM K38(欧州特許第1,022,334号)に由来する。好ましいアミラーゼとしては、以下が挙げられる:
(a)国際公開第94/02597号、同第94/18314号、同第96/23874号及び同第97/43424号に記載されている変異体、特に、本明細書で配列番号2として列挙されている酵素(国際公開第96/23874号の配列番号2)に対して、以下の位置:15、23、105、106、124、128、133、154、156、181、188、190、197、202、208、209、243、264、304、305、391、408及び444のうちの1つ以上が置換されている変異体。
(b)米国特許第5,856,164号、並びに国際公開第99/23211号、同第96/23873号、同第00/60060号及び同第06/002643号に記載されている変異体、特に、本明細書で配列番号3として列挙されているAA560酵素(国際公開第06/002643号の配列番号12)に対して、以下の位置に1つ以上の置換を有する変異体、
26、30、33、82、37、106、118、128、133、149、150、160、178、182、186、193、203、214、231、256、257、258、269、270、272、283、295、296、298、299、303、304、305、311、314、315、318、319、339、345、361、378、383、419、421、437、441、444、445、446、447、450、461、471、482、484のうちの1つ以上が置換されている変異体、好ましくはD183及びG184の欠失も含有する変異体。
(c)Bacillus SP722由来の野生型酵素である本明細書の配列番号4(国際公開第06/002643号の配列番号4)に対して少なくとも90%の同一性を示す変異体、特に、特に183及び184位に欠失を有する変異体、並びに本明細書に参照により組み込まれる国際公開第00/60060号に記載されている変異体。
(d)Bacillus sp.707(米国特許第6,093,562号の配列番号7)由来の野生型酵素である本明細書の配列番号5と少なくとも95%の同一性を示す変異体、特に以下の変異:M202、M208、S255、R172及び/又はM261のうちの1つ以上含をむもの。好ましくは、当該アミラーゼは、M202L、M202V、M202S、M202T、M202I、M202Q、M202W、S255N及び/又はR172Qのうちの1つ以上を含む。特に好ましいのは、M202L又はM202T変異を含むものである。
(e)国際公開第09/149130号に記載されている変異体、好ましくは、本明細書の配列番号6又は配列番号7(国際公開第09/149130号の配列番号1及び2)と少なくとも90%の同一性を示すもの、Geobacillus Stearophermophilusに由来する野生型酵素又はその切頭バージョン。
(f)欧州特許第2540825号及び同第2357220号、同第2534233号に記載されている変異体。
(g)国際公開第2009100102号及び同第2010115028号に記載されている変異体。
(h)本明細書の配列番号8(国際公開第2016091688号の配列番号1)と少なくとも89%の同一性を示す変異体、特にH183+G184位での欠失及び405、421、422及び/又は428位に追加で1つ以上の変異を含む変異体。
(i)本明細書の配列番号9(国際公開第2014099523号の配列番号3)としてのPaenibacillus curdlanolyticus YK9由来の「PcuAmyl α−アミラーゼ」と少なくとも60%のアミノ酸配列同一性を示す変異体。
(j)本明細書の配列番号10(国際公開第2014164777号の配列番号1)としてのCytophaga sp.由来の「CspAmy2アミラーゼ」と少なくとも60%のアミノ酸配列同一性を示す変異体。
(k)本明細書の配列番号11(国際公開第2009149271号の配列番号1)としてのBacillus subtilisと少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を示す変異体。
(l)受託番号AB051102によるBacillus sp。KSM−K38由来の野生型アミラーゼと少なくとも90%の同一性を示す変異体。
好適な市販のα−アミラーゼとしては、DURAMYL(登録商標)、LIQUEZYME(登録商標)、TERMAMYL(登録商標)、TERMAMYL ULTRA(登録商標)、NATALASE(登録商標)、SUPRAMYL(登録商標)、STAINZYME(登録商標)、STAINZYME PLUS(登録商標)、FUNGAMYL(登録商標)及びBAN(登録商標)(Novozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark))、KEMZYM(登録商標)AT 9000(Biozym Biotech Trading GmbH(Wehlistrasse 27b A−1200 Wien Austria)、RAPIDASE(登録商標)、PURASTAR(登録商標)、ENZYSIZE(登録商標)、OPTISIZE HT PLUS(登録商標)、POWERASE(登録商標)及びPURASTAR OXAM(登録商標)(Genencor International Inc.,(Palo Alto,California)、並びにKAM(登録商標)(花王(103−8210、東京都中央区日本橋茅場町1丁目14−10))が挙げられる。一態様では、好適なアミラーゼとしては、NATALASE(登録商標)、STAINZYME(登録商標)及びSTAINZYME PLUS(登録商標)並びにこれらの混合物が挙げられる。アミラーゼは、好ましくは、組成物の約0.00001重量%〜約2重量%、約0.0001重量%〜約1重量%、又は更には約0.001重量%〜約0.5重量%の酵素タンパク質の量で存在する。
任意選択的な追加のグリコシルヒドロラーゼ
本発明の組成物は、好ましくは、追加のグリコシルヒドロラーゼを含む。好ましい追加のグリコシルヒドロラーゼは、エンド−α−1,4−ポリガラクトサミニダーゼの分類(EC3.2.1.109)の酵素由来のグリコシルヒドロラーゼを含み、好ましくは、配列番号12に対して少なくとも60%又は65%、又はより好ましくは少なくとも70%若しくは75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、最高100%の同一性を有するグリコシルヒドロラーゼを含む。好ましくは、追加のグリコシドヒドロラーゼは、GHファミリー114由来である。
好ましくは、追加のグリコシドヒドロラーゼ酵素は、微生物の酵素であり、真菌又は細菌由来であってよいが、細菌グリコシドヒドロラーゼが最も好ましい。真菌グリコシドヒドロラーゼが最も好ましい場合がある。このような追加のグリコシドヒドロラーゼは、Pseudomonas、例えば、Pseudomonas aeruginosaから得ることができる場合がある。分類EC 3.2.1.109の好適な例は、Baker et al.,(2016)Sci Adv,2に記載され、例えば、Pseudomonas aeruginosa由来の本発明の成熟ポリペプチド配列番号12である。好ましくは、本発明の洗浄組成物中のこのような追加のグリコシドヒドロラーゼは、PelAhである。
添加剤
本明細書に記載の洗浄組成物は、任意選択的に他の添加剤成分、例えば、柔軟剤;追加の酵素;界面活性剤系;布地シェーディング染料;沈着助剤;レオロジー変性剤;ビルダー;キレート剤;ブリーチ;漂白活性化剤、漂白剤;漂白剤前駆体;漂白促進剤;漂白触媒;香料及び/又は香料マイクロカプセル;香料充填ゼオライト;デンプン封入アコード;ポリグリセロールエステル;白色剤;真珠光沢剤;酵素安定剤系;アニオン性染料の定着剤を含む捕捉剤、アニオン性界面活性剤の錯化剤、及びこれらの混合物;光学増白剤又は蛍光剤;汚れ放出ポリマー及び/又は汚れ懸濁ポリマーを含むがこれらに限定されないポリマー;分散剤;消泡剤;非水性溶媒;脂肪酸;泡抑制剤、例えばシリコーン泡抑制剤;カチオンデンプン;スカム分散剤;直接染料;着色剤;乳白剤;酸化防止剤;トルエンスルホネート、クメンスルホネート及びナフタレンスルホネートなどのヒドロトロープ;カラー粒子;着色ビーズ、球体、又は押出物;粘土柔軟化剤、抗細菌剤、第四級アンモニウム化合物を含んでいてもよい。特に、第四級アンモニウム化合物は、布質向上組成物(例えば、布地柔軟剤)のために存在していてもよく、構造NR [式中、Rは、アルキル基又はアリール基である]の正に帯電した多原子イオンである第四級アンモニウムカチオンを含む。
追加の酵素
好ましくは、本発明の組成物は、例えば、リパーゼ、プロテアーゼ、ヌクレアーゼ、ガラクタナーゼ、マンナナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、セルラーゼ、クチナーゼ、及びこれらの混合物から選択される追加の酵素を含む。洗浄組成物は、好ましくは、ヌクレアーゼ、ガラクタナーゼ、マンナナーゼ、及びこれらの混合物から選択される群からの1種類以上の追加の酵素を含む。洗浄組成物は、好ましくは、リパーゼ、プロテアーゼ、ペクチン酸リアーゼ、セルラーゼ、クチナーゼ、及びこれらの混合物の群から選択される群からの1種類以上の追加の酵素を含む。好ましくは、これに加えて、洗浄組成物は、プロテアーゼから選択される1種類以上の追加の酵素を含む。好ましくは、洗浄組成物は、リパーゼから選択される1種類以上の追加の酵素を含む。組成物は、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、キシラナーゼ、ペクチナーゼ、ケラチナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、及びこれらの混合物も含んでいてもよい。当該組成物中に存在する場合、上記の追加の酵素は、当該組成物の約0.00001重量%〜約2重量%、約0.0001重量%〜約1重量%、又は更には約0.001重量%〜約0.5重量%の酵素タンパク質濃度で存在してもよい。
ヌクレアーゼ
好ましい組成では、本組成物は、ヌクレアーゼ酵素を追加で含む。ヌクレアーゼ酵素は、核酸のヌクレオチドサブユニット間のホスホジエステル結合を切断することができる酵素である。好適なヌクレアーゼ酵素は、デオキシリボヌクレアーゼ又はリボヌクレアーゼ酵素、又はこれらの機能的断片であってもよい。機能的断片又は部分とは、DNA骨格におけるホスホジエステル結合の切断を触媒するヌクレアーゼ酵素の部分を意味し、したがって、触媒活性を保持する当該ヌクレアーゼタンパク質の領域である。したがって、それは、その機能が維持されている酵素及び/又は変異体及び/又は誘導体及び/又はホモログの、切頭されているが、機能的なバージョンを含む。
好ましくは、ヌクレアーゼ酵素は、好ましくは、以下の分類のいずれかから選択されるデオキシリボヌクレアーゼである:E.C.3.1.21.x(式中、x=1、2、3、4、5、6、7、8又は9である)、E.C.3.1.22.y(式中、y=1、2、4又は5である)、E.C.3.1.30.z(式中、z=1又は2である)、又はE.C.3.1.31.1、及びこれらの混合物。分類E.C.3.1.21.x由来のヌクレアーゼ酵素、特に、x=1のものが特に好ましい。分類E.C.3.1.22.y中のヌクレアーゼは、5’ヒドロキシルで開裂し、3’ホスホモノエステルを遊離させる。分類E.C.3.1.30.z中の酵素は、DNA及びRNAの両方で作用し、5’−ホスホモノエステルを遊離させるため、好ましい場合がある。分類E.C.3.1.31.2からの好適な例は、米国特許公開第2012/0135498(A)号、例えば、その中の配列番号3に記載されている。このような酵素は、c−LECTAからDENARASE(登録商標)酵素として市販されている。分類E.C.3.1.31.1由来のヌクレアーゼ酵素は、3’ホスホモノエステルを生成する。
好ましくは、ヌクレアーゼ酵素は、微生物の酵素を含む。ヌクレアーゼ酵素は、真菌又は細菌起源であってよい。細菌ヌクレアーゼが最も好ましい場合がある。真菌ヌクレアーゼが最も好ましい場合がある。
微生物ヌクレアーゼは、Bacillus licheniformis又はBacillus subtilisの細菌ヌクレアーゼなどのBacillusから得ることができる。好ましいヌクレアーゼは、Bacillus licheniformis、好ましくはEI−34−6株から得ることができる。好ましいデオキシリボヌクレアーゼは、本明細書における配列番号13に規定するEI−34−6株nucBデオキシリボヌクレアーゼに由来するBacillus licheniformisの変異体、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものである。他の好適なヌクレアーゼは、本明細書における配列番号14に規定されるか、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものである。他の好適なヌクレアーゼは、本明細書における配列番号15に規定されるか、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものである。
真菌ヌクレアーゼは、Aspergillus、例えば、Aspergillus oryzaeから得ることができる。好ましいヌクレアーゼは、本明細書における配列番号16に規定するAspergillus oryzae、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも60%、又は70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものから得ることができる。
別の好適な真菌ヌクレアーゼは、Trichoderma、例えば、Trichoderma harzianumから得ることができる。好ましいヌクレアーゼは、本明細書における配列番号17に規定されるTrichoderma harzianum、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも60%、又は70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものから得ることができる。
他の真菌ヌクレアーゼとしては、Aspergillus oryzae RIB40、Aspergillus oryzae 3.042、Aspergillus flavus NRRL3357、Aspergillus parasiticus SU−1、Aspergillus nomius NRRL13137、Trichoderma reesei QM6a、Trichoderma virens Gv29−8、Oidiodendron maius Zn、Metarhizium guizhouense ARSEF 977、Metarhizium majus ARSEF 297、Metarhizium robertsii ARSEF 23、Metarhizium acridum CQMa 102、Metarhizium brunneum ARSEF 3297、Metarhizium anisopliae、Colletotrichum fioriniae PJ7、Colletotrichum sublineola、richoderma atroviride IMI 206040、Tolypocladium ophioglossoides CBS 100239、Beauveria bassiana ARSEF 2860、Colletotrichum higginsianum、Hirsutella minnesotensis 3608、Scedosporium apiospermum、Phaeomoniella chlamydospora、Fusarium verticillioides 7600、Fusarium oxysporum f.sp.cubense品種4、Colletotrichum graminicola M1.001、Fusarium oxysporum FOSC 3−a、Fusarium avenaceum、Fusarium langsethiae、Grosmannia clavigera kw1407、Claviceps purpurea 20.1、Verticillium longisporum、Fusarium oxysporum f.sp.cubense品種1、Magnaporthe oryzae 70−15、Beauveria bassiana D1−5、Fusarium pseudograminearum CS3096、Neonectria ditissima,Magnaporthiopsis poae ATCC 64411、Cordyceps militaris CM01、Marssonina brunnea f.sp.「multigermtubi」MB_m1、Diaporthe ampelina、Metarhizium album ARSEF 1941、Colletotrichum gloeosporioides Nara gc5、Madurella mycetomatis、Metarhizium brunneum ARSEF 3297、Verticillium alfalfae VaMs.102、Gaeumannomyces graminis変種tritici R3−111a−1、Nectria haematococca mpVI 77−13−4、Verticillium longisporum、Verticillium dahliae VdLs.17、Torrubiella hemipterigena、Verticillium longisporum、Verticillium dahliae VdLs.17、Botrytis cinerea B05.10、Chaetomium globosum CBS 148.51、Metarhizium anisopliae、Stemphylium lycopersici、Sclerotinia borealis F−4157、Metarhizium robertsii ARSEF 23、Myceliophthora thermophila ATCC 42464、Phaeosphaeria nodorum SN15、Phialophora attae、Ustilaginoidea virens、Diplodia seriata、Ophiostoma piceae UAMH 11346、Pseudogymnoascus pannorum VKM F−4515(FW−2607)、Bipolaris oryzae ATCC 44560、Metarhizium guizhouense ARSEF 977、Chaetomium thermophilum変種thermophilum DSM 1495、Pestalotiopsis fici W106−1、Bipolaris zeicola 26−R−13、Setosphaeria turcica Et28A、Arthroderma otae CBS 113480、及びPyrenophora tritici−repentis Pt−1C−BFPのDNA配列によってコードされているヌクレアーゼが挙げられる。
好ましくは、ヌクレアーゼは、単離ヌクレアーゼである。
好ましくは、ヌクレアーゼ酵素は、水溶液中に、0.01ppm〜1000ppmのヌクレアーゼ酵素の量で、又は0.05ppm又は0.1ppmから750ppm又は500ppmまでの量で存在する。
ガラクタナーゼ
好ましくは追加の酵素として、本組成物は、ガラクタナーゼを含む。特に好ましいのは、エンド−β−1,6−ガラクタナーゼ細胞外ポリマー分解酵素である。用語「エンド−β−1,6−ガラクタナーゼ」又は「エンド−β−1,6−ガラクタナーゼ活性を有するポリペプチド」は、3より高い重合度(DP)を有する1,6−3−ガラクトオリゴ糖、及び4−O−メチルグルコシルウロネート又はグルコシルウロネート基を非還元末端に有する酸性誘導体の、加水分解開裂を触媒するグリコシドヒドロラーゼファミリー30由来のエンド−β−1,6−ガラクタナーゼ(EC3.2.1.164)を意味する。本開示の目的のために、エンド−β−1,6−ガラクタナーゼ活性は、アッセイIにおいて、国際公開第2015185689号に記載の手順に従って決定される。分類EC3.2.1.164由来の好適な例は、国際公開第2015185689に記載されており、例えば、その中に記載の成熟ポリペプチド配列番号2である。
好ましくは、ガラクタナーゼ酵素は、グリコシドヒドロラーゼファミリー30から選択される。
好ましくは、エンド−β−1,6−ガラクタナーゼは、微生物の酵素である。エンド−β−1,6−ガラクタナーゼは、真菌又は細菌起源であってよい。細菌エンド−β−1,6−ガラクタナーゼが最も好ましい場合がある。真菌エンド−β−1,6−ガラクタナーが最も好ましい場合がある。
細菌エンド−β−1,6−ガラクタナーゼは、Streptomyces、例えば、Streptomyces davawensisから得ることができる。好ましいエンド−β−1,6−ガラクタナーゼは、本明細書における配列番号18に規定されるStreptomyces davawensis JCM 4913、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも40%、又は50%、又は60%、又は70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものから得ることができる。
他の細菌エンド−β−1,6−ガラクタナーゼとしては、本明細書における配列番号19に規定されるアミノ酸配列を有するStreptomyces avermitilis MA−4680のDNA配列によってコードされるもの、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも40%、又は50%、又は60%、又は70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものが挙げられる。
真菌エンド−β−1,6−ガラクタナーゼは、Trichoderma、例えば、Trichoderma harzianumから得ることができる。好ましいエンド−β−1,6−ガラクタナーゼは、本明細書における配列番号20に規定されるTrichoderma harzianum、又はその変異体、例えば、それに対して少なくとも40%、又は50%、又は60%、又は70%、又は75%、又は80%、又は85%、又は90%、又は95%、96%、97%、98%、99%又は100%の同一性を有するものから得ることができる。
他の真菌エンド−β−1,6−ガラクタナーゼとしては、Ceratocystis fimbriata f.sp.Platani,Muscodor strobelii WG−2009a、Oculimacula yallundae、Trichoderma viride GD36A、Thermomyces stellatus、Myceliophthora thermophiliaのDNA配列によってコードされるものが挙げられる。
好ましくは、ガラクタナーゼは、配列番号18、配列番号19又は配列番号20に示されるアミノ酸配列と少なくとも60%、又は少なくとも80%、又は少なくとも90%、又は少なくとも95%の同一性を有するアミノ酸配列を有する。
好ましくは、ガラクタナーゼは、単離されたガラクタナーゼである。
好ましくは、ガラクタナーゼ酵素は、組成物中に、組成物中の活性タンパク質に基づいて、0.001〜1重量%、又は組成物の重量に基づいて0.005〜0.5重量%、又は0.01〜0.25重量%の量で存在する。好ましくは、ガラクタナーゼ酵素は、洗濯水溶液中に、0.01ppm〜1000ppmのガラクタナーゼ酵素の量で、又は0.05ppm又は0.1ppmから750ppm又は500ppmまでの量で存在する。
マンナナーゼ
好ましくは、本組成物は、マンナナーゼを含む。特に好ましいのは、マンナン、ガラクトマンナン及びグルコマンナンにおける1,4−3−D−マンノシド結合の加水分解を触媒するグリコシドヒドロラーゼファミリー26由来のマンナンエンド−1,4−β−マンノシダーゼ活性(EC3.2.1.78)を有するマンナナーゼである。マンナンエンド−1,4−β−マンノシダーゼの別名は、1,4−3−D−マンナンマンナノヒドロラーゼ、エンド−1,4−3−マンナナーゼ、エンド−β−1,4−マンナーゼ、β−マンナナーゼB、3−1,4−マンナン4−マンナノヒドロラーゼ、エンド−3−マンナナーゼ、及びβ−マンナナーゼである。好ましいマンナナーゼは、グリコシドヒドロラーゼファミリー26のメンバーである。
本開示の目的のために、マンナナーゼ活性は、国際公開第2015040159号の実験の節に記載されている還元エンドアッセイを使用して決定されてもよい。
分類EC3.2.1.78からの好適な例は、国際公開第2015040159号に記載されており、例えば、その中に記載される成熟ポリペプチド配列番号2である。
好ましいマンナナーゼは、Ascobolus stictoideus由来の成熟ポリペプチド配列番号21に対して少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%の配列同一性を有する変異体である。
好ましいマンナナーゼは、Chaetomium virescens由来の成熟ポリペプチド配列番号22に対して少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%の配列同一性を有する変異体である。
好ましいマンナナーゼは、Preussia aemulans由来の成熟ポリペプチド配列番号23に対して少なくとも75%、少なくとも76%、少なくとも77%、少なくとも78%、少なくとも79%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%の配列同一性を有する変異体である。
好ましいマンナナーゼは、Yunnania penicillata由来の成熟ポリペプチド配列番号24に対して少なくとも65%、少なくとも66%、少なくとも67%、少なくとも68%、少なくとも69%、少なくとも70%、少なくとも71%、少なくとも72%、少なくとも73%、少なくとも74%、少なくとも75%、少なくとも76%、少なくとも77%、少なくとも78%、少なくとも79%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%の配列同一性を有する変異体である。
好ましいマンナナーゼは、Myrothecium roridum由来の成熟ポリペプチド配列番号25に対して少なくとも75%、少なくとも76%、少なくとも77%、少なくとも78%、少なくとも79%、少なくとも80%、少なくとも81%、少なくとも82%、少なくとも83%、少なくとも84%、少なくとも85%、少なくとも86%、少なくとも87%、少なくとも88%、少なくとも89%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%の配列同一性を有する変異体である。
好ましくは、マンナナーゼは、単離されたマンナナーゼである。
好ましくは、マンナナーゼ酵素は、組成物中に、組成物中の活性タンパク質に基づいて、0.001〜1重量%、又は組成物の重量に基づいて0.005〜0.5重量%、又は0.01〜0.25重量%の量で存在する。好ましくは、マンナナーゼ酵素は、洗濯水溶液中に、0.01ppm〜1000ppmのマンナナーゼ酵素の量で、又は0.05ppm又は0.1ppmから750ppm又は500ppmまでの量で存在する。
キサンタン分解酵素
組成物は、好ましくはキサンタン分解酵素を含む。キサンタンガムは、細菌のXanthomonas campestrisによって分泌される多糖類である。キサンタンは、五糖サブユニットから構成され、マンノース−(β1,4)−グルクロン酸−(β1,2)−マンノースから構成される三糖類側鎖を有するセルロース骨格が、α1,3結合によって骨格中のグルコース残基に交互に結合した、セルロース骨格を形成している。洗浄組成物は、好ましくは、キサンタンリアーゼ活性及び/又はエンド−β−1,4−グルカナーゼ活性を有するキサンタン分解ポリピチドを含む。キサンタンリアーゼは、キサンタンのβ−D−マンノシルα−β−D−1,4−グルクロノシル結合を切断する酵素であり、好ましくは、Paenibacillus alginolyticus XL−1から単離されたキサンタンリアーゼである。好ましいキサンタン分解酵素は、グリコシルヒドロラーゼファミリー5(GH5)から選択される。
アセチルグルコサミニダーゼ
好ましい組成では、組成物は、アセチルグルコサミニダーゼ酵素、好ましくは、E.C.3.2.1.52由来のβ−N−アセチルグルコサミニダーゼ酵素、好ましくは、配列番号26に対して少なくとも70%、又は少なくとも75%、又は少なくとも80%、又は少なくとも85%、又は少なくとも90%、又は少なくとも95%、又は少なくとも96%、又は少なくとも97%、又は少なくとも98%、又は少なくとも99%、又は少なくとも又は100%の同一性を有する酵素を追加で含んでいてもよい。
プロテアーゼ
好ましくは、当該組成物は、1つ以上のプロテアーゼを含む。好適なプロテアーゼとしては、メタロプロテアーゼ及びセリンプロテアーゼが挙げられ、例えば、サブチリシン(EC 3.4.21.62)などの中性又はアルカリ性微生物セリンプロテアーゼを含む。好適なプロテアーゼとしては、動物、植物又は微生物起源のものが挙げられる。一態様では、このような好適なプロテアーゼは、微生物起源のものであってもよい。好適なプロテアーゼとしては、前述の好適なプロテアーゼの化学的又は遺伝的に改変された突然変異体が挙げられる。一態様では、好適なプロテアーゼは、アルカリ性微生物プロテアーゼ又は/及びトリプシン型プロテアーゼなどのセリンプロテアーゼであってよい。好適な中性又はアルカリ性プロテアーゼの例としては、以下が挙げられる。
(a)サブチリシン(EC 3.4.21.62)、好ましくは、国際公開第2004067737号、同第2015091989号、同第2015091990号、同第2015024739号、同第2015143360号、米国特許第6,312,936(B1)号、同第5,679,630号、同第4,760,025号、同第7,262,042号及び国際公開第09/021867号、独国特許公開第102006022216(A1)号、同第102006022224(A1)号、国際公開第2015089447号、同第2015089441号、同第2016066756号、同第2016066757号、同第2016069557号、同第2016069563号、同第2016069569号に記載されている、Bacillus sp.,例えば、B.lentus、B.alkalophilus、B.subtilis、B.amyloliquefaciens、B.pumilus及びB.gibsonii及びB.akibaii。
(b)国際公開第89/06270号に記載されているFusariumプロテアーゼ、並びに同第05/052161号及び同第05/052146号に記載されているCellumonasに由来するキモトリプシンプロテアーゼを含む、トリプシン(例えば、ブタ又はウシ起源)などのトリプシン型又はキモトリプシン型のプロテアーゼ。
(c)メタロプロテアーゼ、好ましくは、国際公開第07/044993A2号に記載されているBacillus amyloliquefaciens、国際公開第2014194032号、同第2014194054号及び同第2014194117号に記載されるBacillus、Brevibacillus、Thermoactinomyces、Geobacillus、Paenibacillus、Lysinibacillus又はStreptomyces spp.、国際公開第2015193488号に記載されるKribella alluminosa、及び国際公開第2016075078号に記載されるStreptomyces及びLysobacterに由来するもの。
(d)国際公開第92/17577号(Novozymes A/S)に記載されるBacillus sp.TY145、NCIMB 40339由来のサブチラーゼに対して少なくとも90%の同一性を有するプロテアーゼ、同第2015024739号及び同第2016066757号に記載されるこのBacillus sp TY145サブチラーゼの変異体を含む。
好ましいプロテアーゼとしては、Bacillus gibsonii又はBacillus Lentusに由来するものが挙げられる。
好適な市販のプロテアーゼ酵素としては、Novozymes A/S(Denmark)による、Alcalase(登録商標)、Savinase(登録商標)、Primase(登録商標)、Durazym(登録商標)、Polarzyme(登録商標)、Kannase(登録商標)、Liquanase(登録商標)、Liquanase Ultra(登録商標)、Savinase Ultra(登録商標)、Ovozyme(登録商標)、Neutrase(登録商標)、Everlase(登録商標)及びEsperase(登録商標)、Genencor InternationalによってMaxatase(登録商標)、Maxacal(登録商標)、Maxapem(登録商標)、Properase(登録商標)、Purafect(登録商標)、Purafect Prime(登録商標)、Purafect Ox(登録商標)、FN3(登録商標)、FN4(登録商標)、Excellase(登録商標)及びPurafect OXP(登録商標)の商標で販売されるもの、Solvay EnzymesによってOpticlean(登録商標)及びOptimase(登録商標)の商標で販売されるもの、Henkel/Kemiraから入手可能なもの、すなわち、BLAP(S99D+S101R+S103A+V104I+G159Sの変異を有する、米国特許第5,352,604号の図29に示される配列、本明細書では以下BLAPと称する)、BLAP R(S3T+V4I+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP)、BLAP X(S3T+V4I+V205Iを有するBLAP)及びBLAP F49(S3T+V4I+A194P+V199M+V205I+L217Dを有するBLAP)(全てHenkel/Kemiraから)、及びKaoからのKAP(変異A230V+S256G+S259Nを有するBacillus alkalophilus subtilisin)、又は国際公開第2009/149144号、同第2009/149145号、同第2010/56653号、同第2010/56640号、同第2011/072117号、米国特許公開第2011/0237487号、国際公開第2011/140316号、同第2012/151480号、欧州特許第2510092号、同第2566960号又は同第2705145号に開示されているものが挙げられる。
リパーゼ
好ましくは、本組成物は、米国特許第6,939,702(B1)号、及び米国特許公開第2009/0217464号に記載されているものなどの「第1サイクルリパーゼ」を含む1つ以上のリパーゼを含む。好ましいリパーゼは、第1の洗浄リパーゼである。本発明の一実施形態では、当該組成物は、第1の洗浄リパーゼを含む。第1の洗浄リパーゼは、以下のアミノ酸配列を有するポリペプチドであるリパーゼを含む:(a)フミコーラ・ラヌギノサ(Humicola lanuginosa)株DSM4109由来の野生型リパーゼと少なくとも90%の同一性を有するもの、(b)当該野生型リパーゼと比較して、E1若しくはQ249の15A以内の三次元構造の表面における電気的に中性若しくは負に荷電されたアミノ酸の、正に荷電されたアミノ酸による置換を含むもの、及び(c)C末端にペプチド付加を含むもの、及び/又は(d)N末端にペプチド付加を含む、及び/又は(e)以下の制限を満たすもの:i)当該野生型リパーゼのE210位に負のアミノ酸を含むこと、(ii)当該野生型リパーゼの90位〜101位に対応する領域に負に帯電したアミノ酸を含むこと、及び(iii)当該野生型リパーゼのN94に対応する位置に中性又は陰性のアミノ酸を含むか、及び/又は当該野生型リパーゼの90〜101位に対応する領域に負又は中性の正味の電荷を有すること。T231R及びN233R変異のうち1つ以上を含むThermomyces lanuginosus由来の野生型リパーゼの変異体が好ましい。この野生型の配列は、Swissprot受託番号Swiss−Prot O59952の269アミノ酸(アミノ酸23〜291)である(Thermomyces lanuginosus(Humicola lanuginosa)に由来)。好ましいリパーゼとしては、商品名Lipex(登録商標)、Lipolex(登録商標)及びLipoclean(登録商標)として販売されているものが挙げられる。他の好適なリパーゼとしては、欧州特許出願第12001034.3号又は欧州特許第2623586号に記載されているものが挙げられる。
エンドグルカナーゼ
他の好ましい酵素としては、エンド−β−1,4−グルカナーゼ活性を示す微生物由来のエンドグルカナーゼ(E.C.3.2.1.4)が挙げられ、米国特許第7,141,403(B2)号における配列番号2のアミノ酸配列に対して少なくとも90%、94%、97%、更には99%の同一性を有するBacillus属のメンバーに対して内因性である微生物ポリペプチド及びその混合物を含む。好適なエンドグルカナーゼは、商品名Celluclean(登録商標)及びWhitezyme(登録商標)(Novozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark)として販売されている。
ペクチン酸リアーゼ
他の好ましい酵素としては、商品名Pectawash(登録商標)、Pectaway(登録商標)、Xpect(登録商標)として販売されているペクチン酸リアーゼ、並びに商品名Mannaway(登録商標)(全てNovozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark)製)及びPurabrite(登録商標)(Genencor International Inc.(Palo Alto,California))として販売されているマンナナーゼが挙げられる。
界面活性剤系
洗浄組成物は、界面活性剤系を含み得る。洗浄組成物は、洗浄組成物の約1重量%〜約80重量%、又は1重量%〜約60重量%、好ましくは約5重量%〜約50重量%、より好ましくは約8重量%〜約40重量%の界面活性剤系を含み得る。
界面活性剤系で使用するのに適した界面活性剤は、天然源及び/又は再生可能資源に由来してよい。
界面活性剤系は、アニオン性界面活性剤、より好ましくはアルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート、アルキルアルコキシサルフェートからなる群から選択されるアニオン性界面活性剤を含んでもよい。アルキルエトキシサルフェート、パラフィンスルホネート、及びこれらの混合物が好ましい場合があるが、アルキルベンゼンスルホネートが特に好ましい。界面活性剤系は、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、双性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される界面活性剤を更に含み得る。界面活性剤系は、好ましくは、ノニオン性界面活性剤、例えばエトキシル化ノニオン性界面活性剤を含む。界面活性剤系は、両性界面活性剤、例えば、アルキルジメチルアミンオキシドなどのアミンオキシド界面活性剤を含んでもよい。界面活性剤系は、ベタインなどの双性イオン性界面活性剤を含んでいてもよい。
本発明の洗剤組成物にとって最も好ましい界面活性剤系は、全組成物の約1重量%〜約40重量%、好ましくは約6重量%〜35重量%、より好ましくは約8重量%〜約30重量%のアニオン性界面活性剤を含み、好ましくは、アルキルベンゼンスルホネートを含む。好ましい界面活性剤系は、任意選択的に、これに加えて、アルキルアルコキシサルフェート界面活性剤、より好ましくは、アルキルエトキシサルフェートを、任意選択的に、組成物の0.5重量%〜15重量%、好ましくは1重量%〜12重量%、より好ましくは2重量%〜10重量%の両性及び/又は双性界面活性剤、より好ましくは両性、更により好ましくは、アミンオキシド界面活性剤、特に,アルキルジメチルアミンオキシドと組み合わせて含んでいてもよい。
好ましくは、本組成物は、ノニオン性界面活性剤、特にアルコールアルコキシレート、特にアルコールエトキシレートノニオン性界面活性剤を更に含む。最も好ましくは、界面活性剤系は、アニオン性界面活性剤とノニオン性界面活性剤を含み、好ましくはアニオン性界面活性剤とノニオン性界面活性剤の重量比は、25:1〜1:2である。
アニオン性界面活性剤
アニオン性界面活性剤は、塩形態又は酸形態であってもよく、典型的には水溶性ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム又はモノ−、ジ−又はトリ−C2〜C3アルカノールアンモニウム塩の形態であってもよく、ナトリウムカチオンは、選択される通常のものである。
スルホネート界面活性剤
本明細書に用いるのに好適なアニオン性スルホネート塩界面活性剤としては、C8〜C18アルキル又はヒドロキシアルキルスルホネートの水溶性塩、C11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、国際公開第99/05243号、同第99/05242号、同第99/05244号、同第99/05082号、同第99/05084号、同第99/05241号、同第99/07656号、同第00/23549号、及び同第00/23548号に記載される変性アルキルベンゼンスルホネート(MLAS)、メチルエステルスルホネート(MES);及びα−オレフィンスルホネート(AOS)が挙げられる。これらには、パラフィンスルホネートも含まれ、10〜20個の炭素原子を含むパラフィンをスルホネート化することによって得られるモノスルホネート及び/又はジスルホネートであってもよい。スルホネート界面活性剤としては、アルキルグリセリルスルホネート界面活性剤も挙げられ得る。
サルフェート化アニオン性界面活性剤
好ましくは、サルフェート化アニオン性界面活性剤は、アルコキシル化されており、より好ましくは、約0.2〜約4、更により好ましくは約0.3〜約3、更により好ましくは約0.4〜約1.5、特に約0.4〜約1のアルコキシル化度を有するアルコキシル化分枝状サルフェート化アニオン性界面活性剤である。好ましくは、アルコキシ基は、エトキシである。サルフェート化アニオン性界面活性剤がサルフェート化アニオン性界面活性剤の混合物であるとき、アルコキシル化度は、混合物の全ての成分の重量平均アルコキシル化度(重量平均アルコキシル化度)である。重量平均アルコキシル化度の計算には、アルコキシル化基を有しないサルフェート化アニオン性界面活性剤成分の重量も含めなければならない。
重量平均アルコキシ化度=(x1界面活性剤1のアルコキシ化度+x2界面活性剤2のアルコキシ化度+....)/(x1+x2+....)
式中、x1、x2、...は、混合物の各サルフェート化アニオン性界面活性剤のグラム単位の重量であり、アルコキシル化度は、各サルフェート化アニオン性界面活性剤のアルコキシ基の数である。
好ましくは、分枝基はアルキルである。典型的には、アルキルは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、環状アルキル基及びこれらの混合物から選択される。単一又は複数のアルキル分枝が、本発明の洗剤で使用されるサルフェート化アニオン性界面活性剤を製造するために使用される出発アルコールのヒドロカルビル主鎖に存在し得る。最も好ましくは、分枝状サルフェート化アニオン性界面活性剤は、アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート、及びこれらの混合物から選択される。
分枝状サルフェート化アニオン性界面活性剤は、単一のアニオン性界面活性剤であっても、アニオン性界面活性剤の混合物であってもよい。単一の界面活性剤の場合、分枝の割合は、界面活性剤が誘導される元のアルコールにおいて分枝しているヒドロカルビル鎖の重量割合を指す。
界面活性剤混合物の場合、分枝の割合は重量平均であり、以下の式:
分枝の重量平均(%)=[(x1アルコール1中の分枝状アルコール1の重量%+x2アルコール2中の分枝状アルコール2の重量%+....)/(x1+x2+....)]100
[式中、x1、x2、...は、本発明の洗剤のアニオン性界面活性剤のための出発原料として使用したアルコールの全アルコール混合物中の各アルコールのグラム単位の重量である]によって規定される。重量平均分枝化度の計算には、分枝基を有しないアニオン性界面活性剤成分の重量も含めなければならない。
本明細書で使用するのに好適なサルフェート界面活性剤としては、C8〜C18のアルキル若しくはヒドロキシアルキル、サルフェート及び/又はエーテルサルフェートの水溶性塩が挙げられる。好適な対イオンとしては、アルカリ金属カチオン又はアンモニウム若しくは置換アンモニウムが挙げられるが、ナトリウムが好ましい。
サルフェート界面活性剤は、C8〜C18の第一級分枝状及びランダムアルキルサルフェート(AS)、C8〜C18の第二級(2,3)アルキルサルフェート、C8〜C18のアルキルアルコキシサルフェート(AExS)(式中、好ましくは、xは1〜30であり、アルコキシ基はエトキシ、プロポキシ、ブトキシ、又は更にはより高級なアルコキシ基、及びこれらの混合物から選択することができる)から選択することができる。
アルキルサルフェート及びアルキルアルコキシサルフェートは、様々な鎖長、エトキシル化度及び分枝化度で市販されている。市販されているサルフェートとしては、Shell社製のNeodolアルコール、Sasol社製のLial−Isalcheml及びSafol、Procter & Gamble Chemicals社製の天然アルコールをベースにしたものが挙げられる。
好ましいアルキルサルフェートは、アニオン性界面活性剤が、エトキシル化度が約0.2〜約3、より好ましくは約0.3〜約2、更により好ましくは約0.4〜約1.5、特に、約0.4〜約1のアルキルエトキシサルフェートであるものである。これらはまた、分枝化度が約5%〜約40%、更により好ましくは約10%〜35%、特に約20%〜30%である、好ましいアニオン性界面活性剤である。
ノニオン性界面活性剤
好ましくは、界面活性剤系は、組成物の0.1重量%〜40重量%、好ましくは0.2重量%〜20重量%、最も好ましくは0.5重量%〜10重量%の量でノニオン性界面活性剤を含む。好適なノニオン性界面活性剤としては、脂肪族アルコールと1〜25モルのエチレンオキシドとの縮合生成物が挙げられる。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖又は分枝状のいずれかであってもよく、一級であっても二級であってもよく、一般的に8〜22個の炭素原子を含有し得る。特に好ましいのは、10〜18個の炭素原子、好ましくは10〜15個の炭素原子を含有するアルキル基を有するアルコールと、アルコール1モル当たり2〜18モル、好ましくは2〜15モル、より好ましくは5〜12モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。極めて好ましいノニオン性界面活性剤は、ゲルベアルコールと、アルコール1モル当たり2〜18モル、好ましくは2〜15モル、より好ましくは5〜12モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。
本明細書での使用に好適なその他のノニオン性界面活性剤には、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルポリグルコシド、及び脂肪酸グルカミドが挙げられる。
両性界面活性剤(Amphoteric surfactant)
界面活性剤系は、アミンオキシドなどの両性界面活性剤を含み得る。好ましいアミンオキシドは、アルキルジメチルアミンオキシド又はアルキルアミドプロピルジメチルアミンオキシド、より好ましくはアルキルジメチルアミンオキシド、特にココジメチルアミンオキシドである。アミンオキシドは、直鎖又は中鎖分枝状アルキル部分を有し得る。典型的な直鎖アミンオキシドとしては、1つのR1 C8〜18アルキル部分と、C1〜3アルキル基及びC1〜3ヒドロキシアルキル基からなる群から選択される2つのR2及びR3部分とを含有する水溶性アミンオキシドが挙げられる。好ましくは、アミンオキシドは、式R1−N(R2)(R3)O[式中、R1はC8〜18アルキルであり、R2及びR3は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル及び3−ヒドロキシプロピルからなる群から選択される]により特徴付けられる。直鎖アミンオキシド系界面活性剤としては、特に、直鎖C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシド及び直鎖C8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシドを挙げることができる。好ましいアミンオキシドとしては、直鎖C10、直鎖C10〜C12、及び直鎖C12〜C14アルキルジメチルアミンオキシドが挙げられる。本明細書で使用するとき、「中鎖分枝状(mid-branched)」とは、アミンオキシドが、n1個の炭素原子を有する1つのアルキル部分を有し、このアルキル部分における1つのアルキル分枝がn2個の炭素原子を有することを意味する。アルキル分枝は、アルキル部分の窒素のα炭素に位置する。アミンオキシドにおけるこの種の分枝は、当該技術分野において、内部アミンオキシドとしても知られている。n1とn2との合計は、10〜24個の炭素原子、好ましくは12〜20個、より好ましくは10〜16個である。1つのアルキル部分と1つのアルキル分枝とが対称となるように、1つのアルキル部分の炭素原子数(n1)は、1つのアルキル分枝の炭素原子数(n2)とおよそ同じでなければならない。本明細書で使用するとき、「対称」とは、本明細書で使用される中鎖分枝状アミンオキシドの少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも75重量%〜100重量%において、|n1−n2|が5以下、好ましくは4、最も好ましくは0〜4の炭素原子であることを意味する。
アミンオキシドは、C1〜3アルキル、C1〜3ヒドロキシアルキル基、又は平均で約1〜約3個のエチレンオキシド基を含有するポリエチレンオキシド基から独立して選択される2つの部分を更に含んでいてもよい。好ましくは、2つの部分は、C1〜3アルキルから選択され、より好ましくはいずれもC1アルキルとして選択される。
双性イオン性界面活性剤
他の好適な界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミダゾリニウムベタイン、スルホベタイン(INCIスルタイン)並びにホスホベタインなどのベタインが挙げられ、好ましくは次の式(I):
−[CO−X(CH−N(R)(R)−(CH−[CH(OH)−CH−Y− (I)
[式中、
は、飽和又は不飽和C6〜22アルキル残基であり、好ましくはC8〜18アルキル残基、特に飽和C10〜16アルキル残基、例えば飽和C12〜14アルキル残基であり、
Xは、NH、C1〜4アルキル残基Rを有するNR、O又はSであり、
nは、1〜10の数、好ましくは2〜5、特に3であり、
xは、0又は1、好ましくは1であり、
、Rは独立して、ヒドロキシエチル、好ましくはメチルなどのヒドロキシ置換される場合のあるC1〜4アルキル残基であり、
mは、1〜4の数、特に1、2又は3であり、
yは、0又は1であり、
Yは、COO、SO3、OPO(OR)O又はP(O)(OR)Oであり、式中、Rは、水素原子H又はC1〜4アルキル残基である]に合致する。
好ましいベタインは、式(Ia)のアルキルベタイン、式(Ib)のアルキルアミドプロピルベタイン、式(Ic)のスルホベタイン、及び式(Id)のアミドスルホベタイン:
−N(CH−CHCOO (Ia)
−CO−NH(CH−N(CH−CHCOO (Ib)
−N(CH−CHCH(OH)CHSO− (Ic)
−CO−NH−(CH−N(CH−CHCH(OH)CHSO− (Id)、[式中、R1は、式Iと同じ意味である]である。特に好ましいベタインは、カルボベタイン[式中、Y=COO]であり、特に式(Ia)及び(Ib)のカルボベタインであり、式(Ib)のアルキルアミドベタインがより好ましい。
好適なベタイン及びスルホベタインの例は、アーモンドアミドプロピルベタイン、アプリコットアミドプロピルベタイン、アボカドアミドプロピルベタイン、ババスアミドプロピルベタイン、ベヘナミドプロピルベタイン、ベヘニルベタイン、ベタイン、キャノーラミドプロピルベタイン、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、カルニチン、セチルベタイン、コカミドエチルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココベタイン、ココヒドロキシスルタイン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココスルタイン、デシルベタイン、ジヒドロキシエチルオレイルグリシネート、ジヒドロキシエチル大豆グリシネート、ジヒドロキシエチルステアリルグリシネート、ジヒドロキシエチルタローグリシネート、PG−ベタインのプロピルジメチコーン、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、水素添加タローベタイン、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルスルタイン、ミルクアミドプロピルベタイン、ミンクアミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、ミリスチルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルタイン、オレイルベタイン、オリーブアミドプロピルベタイン、ヤシアミドプロピルベタイン、パルミタミドプロピルベタイン、パルミトイルカルニチン、ヤシ仁アミドプロピルベタイン、ポリテトラフルオロエチレンアセトキシプロピルベタイン、リシノール酸アミドプロピルベタイン、セサミドプロピルベタイン、ソイアミドプロピルベタイン、ステアラミドプロピルベタイン、ステアリルベタイン、タローアミドプロピルベタイン、タローアミドプロピルヒドロキシスルタイン、タローベタイン、タロージヒドロキシエチルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、及び小麦胚芽アミドプロピルベタインである[INCIに従って表記]。例えば、好ましいベタインは、ココアミドプロピルベタインである。
脂肪酸
特に液体形態の場合、好ましくは、洗剤組成物は、液体洗剤組成物の1.5重量%〜20重量%、より好ましくは2重量%〜15重量%、更により好ましくは3重量%〜10重量%、最も好ましくは4重量%〜8重量%の石鹸、好ましくは脂肪酸塩、より好ましくは、アミン中和した脂肪酸塩を含み、好ましくは、アミンは、アルカノールアミンであり、より好ましくは、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、又はこれらの混合物から選択され、より好ましくは、モノエタノールアミンである。
香料
本発明の好ましい組成物は、香料を含む。典型的には、組成物は、国際公開第08/87497号に記載されているような群から選択される1つ以上の香料原材料を含む香料を含む。しかし、洗剤において有用ないずれの香料を用いてもよい。香料を本発明の組成物に配合する好ましい方法は、水溶性ヒドロキシ化合物、又はメラミン−ホルムアルデヒド又は変性ポリビニルアルコールのいずれかを含む封入香料粒子を介するものである。一態様では、封入剤は、(a)1つ以上の水溶性ヒドロキシ化合物、好ましくは、デンプンを含む少なくとも部分的に水溶性の固体マトリックスと、(b)この固体マトリックスによって封入された香油とを含む。更なる態様では、香料は、シッフ塩基を形成するように、ポリアミン、好ましくは、ポリエチレンイミンと予め複合化させてもよい。
ポリマー
洗剤組成物は、例えば、洗浄及び/又はケアのための1つ以上のポリマーを含んでもよい。例は、任意選択的に変性されたカルボキシメチルセルロース、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリアクリレート等のポリカルボキシレート、マレイン酸/アクリル酸コポリマー及びラウリルメタクリレート/アクリル酸コポリマー、並びにカルボキシレートポリマーである。
好適なカルボキシレートポリマーとしては、マレアート/アクリレートランダムコポリマー又はポリアクリレートホモポリマーが挙げられる。カルボキシレートポリマーは、4,000Da〜9,000Da又は6,000Da〜9,000Daの分子量を有するポリアクリレートホモポリマーであってもよい。他の好適なカルボキシレートポリマーは、マレイン酸とアクリル酸とのコポリマーであり、4,000Da〜90,000Daの範囲の分子量を有し得る。
他の好適なカルボキシレートポリマーは、(i)50重量%から98重量%未満の、カルボキシル基を含む1つ以上のモノマーに由来する構造単位;(ii)スルホネート部分を含む1つ以上のモノマーから誘導される1重量%から49重量%未満の構造単位;並びに(iii)式(I)及び(II):
式(I):
Figure 0006907317
[式(I)中、Rは、水素原子又はCH基を表し、Rは、CH基、CHCH基又は単結合を表し、Xは、0〜5の数を表すが、ただし、Rが単結合である場合、Xは1〜5の数を表し、Rは、水素原子又はC〜C20有機基である]、
式(II)
Figure 0006907317
[式(II)中、Rは、水素原子又はCH基を表し、Rは、CH基、CHCH基又は単結合を表し、Xは、0〜5の数を表し、Rは、水素原子又はC〜C20有機基である]により表されるエーテル結合含有モノマーから選択される1つ以上のモノマーから誘導される1重量%〜49重量%の構造単位と、を含む、コポリマーである。
本組成物は、以下の一般構造:ビス((CO)(CO)n)(CH)−N−C2x−N−(CH)−ビス((CO)(CO)n)[式中、n=20〜30であり、x=3〜8である]を有する化合物、又はそのサルフェート化若しくはスルホネート化変異体などの1つ以上の両親媒性洗浄ポリマーを含んでいてよい。一態様では、このポリマーをサルフェート化又はスルホネート化して、双性汚れ懸濁ポリマーを得る。
本組成物は、好ましくは、布地及び表面からグリース粒子を除去するように、親水性及び特性が釣り合っている両親媒性アルコキシル化グリース洗浄用ポリマーを含む。好ましい両親媒性アルコキシル化グリース洗浄用ポリマーは、コア構造と、そのコア構造に結合した複数のアルコキシレート基とを含む。これらは、好ましくは内側ポリエチレンオキシドブロック及び外側ポリプロピレンオキシドブロックを有するアルコキシル化ポリアルキレンイミンを含んでいてもよい。典型的には、これらは、0.005〜10重量%、一般的には0.5〜8重量%の量で本発明の組成物に配合され得る。
ポリアクリレートから調製されるものなどのアルコキシル化ポリカルボキシレートは、本明細書において、追加のグリース除去性能を提供するのに有用である。そのような材料は、国際公開第91/08281号及び国際出願PCT90/01815号に記載されている。化学的に、これら材料は、7〜8つのアクリレート単位ごとに1つのエトキシ側鎖を有するポリアクリレートを含む。側鎖は、式−(CHCHO)(CHCH[式中、mは、2〜3であり、nは、6〜12である]のものである。側鎖は、ポリアクリレート「骨格」にエステル結合され、「櫛形」ポリマー型構造を提供する。分子量は変動し得るが、典型的には、約2000〜約50,000の範囲内である。このようなアルコキシル化ポリカルボキシレートは、本明細書における組成物の約0.05重量%〜約10重量%含まれ得る。
本組成物は、ポリエチレングリコールポリマーを含んでいてよく、これらは、混合界面活性剤系を含む組成物において特に好ましい場合がある。好適なポリエチレングリコールポリマーとしては、(i)ポリエチレングリコールを含む親水性骨格、並びに(ii)C4〜C25アルキル基、ポリプロピレン、ポリブチレン、飽和C1〜C6モノカルボン酸のビニルエステル、アクリル酸又はメタクリル酸のC1〜C6アルキルエステル、及びこれらの混合物からなる群から選択される側鎖を含む、ランダムグラフトコポリマーが挙げられる。好適なポリエチレングリコールポリマーは、ランダムグラフト化ポリ酢酸ビニル側鎖を有するポリエチレングリコール骨格を有する。ポリエチレングリコール骨格の平均分子量は、2,000Da〜20,000Da、又は4,000Da〜8,000Daの範囲であり得る。ポリエチレングリコール骨格のポリ酢酸ビニル側鎖に対する分子量比は、1:1〜1:5又は1:1.2〜1:2の範囲であり得る。エチレンオキシド単位当たりのグラフト部位の平均数は、1未満、又は0.8未満であってもよく、エチレンオキシド単位当たりのグラフト部位の平均数は、0.5〜0.9の範囲であってもよく、又はエチレンオキシド単位当たりのグラフト部位の平均数は、0.1〜0.5、又は0.2〜0.4の範囲であってもよい。好適なポリエチレングリコールポリマーは、Sokalan HP22である。
典型的には、これらのポリマーは、存在する場合には、各々、0.005〜10重量%、より典型的には0.05〜8重量%の量で本発明の組成物に組み込まれる。
好ましくは、本組成物は、マレエート/アクリレートランダムコポリマー又はポリアクリレートホモポリマーなどの1つ以上のカルボキシレートポリマーを含む。一態様では、カルボキシレートポリマーは、4,000Da〜9,000Da又は6,000Da〜9,000Daの分子量を有するポリアクリレートホモポリマーである。典型的には、これらは、0.005〜10重量%又は0.05〜8重量%の量で本発明の組成物に配合される。
好ましくは、本発明の組成物は、1種以上の汚れ放出ポリマーを含む。
好適な汚れ放出ポリマーは、Repel−o−texポリマー(例えば、Rhodiaにより供給されているRepel−o−tex SF、SF−2及びSRP6)などのポリエステル汚れ放出ポリマーである。他の好適な汚れ放出ポリマーとしては、Clariantより供給されるTexcare SRA100、SRA300、SRN100、SRN170、SRN240、SRN260、SRN300及びSRN325を含む、Texcareポリマーが挙げられる。他の好適な汚れ放出ポリマーは、Marloquestポリマー、例えば、Sasolにより供給されているMarloquest SLである。
好ましくは、本組成物は、アルキルセルロース、アルキルアルコキシアルキルセルロース、カルボキシアルキルセルロース、アルキルカルボキシアルキルセルロースから選択されるものを含む、1つ以上のセルロース系ポリマーを含む。好ましいセルロース系ポリマーは、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロース、及びこれらの混合物を含む群から選択される。一態様では、カルボキシメチルセルロースは、0.5〜0.9のカルボキシメチル置換度及び100,000Da〜300,000Daの分子量を有する。
組成物は、好ましくは、カチオン変性多糖ポリマーを含む。好ましくは、カチオン性多糖ポリマーは、カチオン変性ヒドロキシエチルセルロース、カチオン変性ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン疎水変性ヒドロキシエチルセルロース、カチオン疎水変性ヒドロキシプロピルセルロース、又はこれらの混合物から選択され、より好ましくは、カチオン変性ヒドロキシエチルセルロース、カチオン疎水変性ヒドロキシエチルセルロース、又はこれらの混合物から選択される。
アミン
本明細書に記載の洗浄組成物は、アミンを含んでもよい。洗浄組成物は、組成物の約0.1重量%〜約10重量%、約0.2重量%〜約5重量%、約0.5重量%〜約4重量%、約0.1重量%〜約4重量%、又は約0.1重量%〜約2重量%のアミンを含んでもよい。当該アミンは、それが使用される洗浄媒体のpHに依存してプロトン化に供され得る。アミンの非限定例としては、限定されるものではないが、エーテルアミン、環状アミン、ポリアミン、オリゴアミン(例えばトリアミン、ジアミン、ペンタアミン、テトラアミン)、又はこれらの組み合わせが挙げられる。本明細書に記載の組成物は、オリゴアミン、エーテルアミン、環状アミン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるアミンを含んでもよい。いくつかの態様では、アミンはアルカノールアミンではない。いくつかの態様では、アミンはポリアルキレンイミンではない。好適なオリゴアミンの例としては、テトラエチレンペンタミン、トリエチレンテトラアミン、ジエチレントリアミン、及びこれらの混合物が挙げられる。エーテルアミン及び環状アミンが特に好ましい場合がある。
布地シェーディング染料
組成物は、布地シェーディング剤を含み得る。好適な布地シェーディング剤としては、染料、染料−粘土複合体、及び顔料が挙げられる。好適な染料としては、低分子染料及びポリマー染料が挙げられる。好適な小分子染料としては、ダイレクトブルー、ダイレクトレッド、ダイレクトバイオレット、アシッドブルー、アッシドレッド、アッシドバイオレット、ベーシックブルー、ベーシックバイオレット及びベーシックレッド、又はこれらの混合物のカラーインデックス(C.I.)分類に区分される染料からなる群から選択される小分子染料が挙げられる。好ましい染料としては、アルコキシル化アゾチオフェン、ソルベントバイオレット13、アシッドバイオレット50及びダイレクトバイオレット9が挙げられる。特に好ましい染料は、ポリマー染料であり、特にポリアルコキシ、最も好ましくはポリエトキシ基を含むポリマー染料であり、例えば、
Figure 0006907317
[式中、指数x及びyは、独立して、1〜10から選択される]である。
移染阻害剤
好適な移染阻害剤としては、ポリアミンN−酸化物ポリマー、N−ビニルピロリドン及びN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルオキサゾリドン、ポリビニルイミダゾール、並びにこれらの混合物が挙げられる。好ましくは、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリ(ビニルピリジンベタイン)、ポリ(ビニルピリジンN−オキシド)、ポリ(ビニルピロリドンービニルイミダゾール)、及びこれらの混合物である。好適な市販の移染阻害剤としては、PVP−K15及びK30(Ashland)、Sokalan(登録商標)HP165、HP50、HP53、HP59、HP56K、HP56、HP66(BASF)、Chromabond(登録商標)S−400、S403E、及びS−100(Ashland)が挙げられる。
キレート剤
組成物は、例えば、ホスホン酸キレート剤、スルホン酸キレート剤、コハク酸キレート剤及び酢酸キレート剤、又はこれらの混合物から選択されるキレート剤を含んでもよい。好適な例としては、HEDP、DTPA、EDTA、MGDA、GLDA、EDDS、及び4,5−ジヒドロキシ−1,3−ベンゼンジスルホン酸及びこれらの塩が挙げられる。
組成物の製造方法
本開示は、本明細書に記載される組成物の製造方法に関する。本発明の組成物は、固体(例えば、顆粒又は錠剤)であっても、又は液体形態であってもよい。組成物が液体形態であることが好ましい場合がある。組成物は、配合者が選択したいずれかのプロセスによって製造されてよく、これにはバッチプロセス、連続ループプロセス、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
液体の形態である場合、本発明の組成物は、水性(典型的には2重量%超、又は更には5若しくは10重量%超の総含水量、最大で90又は最大で80重量%若しくは70重量%の総含水量)であっても、又は非水性(典型的には、2重量%未満の総含水量)であってもよい。典型的には、本発明の組成物は、光学増白剤、DTI、及び任意選択的な更なる添加剤材料の水溶液又は均質な分散液若しくは懸濁液の形態となり、これらの成分の一部は通常固体の形態であってもよく、本発明の組成物の通常液体の成分(アルコールエトキシレートノニオン性液体、水性液体キャリア、及びその他のいずれかの通常液体の任意選択的な成分等)と組み合わせた成分である。このような溶液、分散液又は懸濁液は、許容可能な相安定性を有する。液体の形態であるとき、本発明の洗剤は、好ましくは、20s−1及び21℃において1〜1500センチポアズ(1〜1500mPas)、より好ましくは100〜1000センチポアズ(100〜1000mPas)、最も好ましくは200〜500センチポアズ(200〜500mPas)の粘度を有する。粘度は、従来法によって測定することができる。粘度は、TA instruments製のAR550レオメータを用いて、直径40mm及びギャップサイズ500μmのプレートスチールスピンドルを用いて測定してよい。20s−1における高剪断粘度及び0.05−1における低剪断粘度は、21Cで3分間の対数剪断速度掃引0.1−1〜25−1から得ることができる。本明細書に記載する好ましいレオロジーは、内部構造剤を洗剤成分と共に使用して、又は外部レオロジー変性剤を使用することによって得ることができる。より好ましくは、洗剤液体組成物などの洗剤は、約100センチポアズ〜1500センチポアズ、より好ましくは100〜1000cpsの高剪断速度粘度を有する。洗剤液体組成物などの単位用量洗剤は、400〜1000cpsの高剪断速度粘度を有する。洗濯柔軟化組成物などの洗剤は、典型的には、10〜1000、より好ましくは10〜800cps、最も好ましくは10〜500cpsの高剪断速度粘度を有する。食器手洗い用組成物は、300〜4000cps、より好ましくは300〜1000cpsの高剪断速度粘度を有する。
本明細書における液体の形態の洗浄及び/又は処理組成物は、任意の都合のよい順序でその成分を合わせ、得られた成分の組み合わせを混合、例えば、撹拌して、相安定液体洗剤組成物を形成することによって調製することができる。このような組成物を調製するプロセスでは、例えば、ノニオン性界面活性剤、非界面活性液体キャリア及び他の任意選択的な液体成分などの液体成分の少なくとも大部分、又は更には実質的に全てを含有する液体マトリックスが形成され、当該液体成分は、この液体の組み合わせに剪断撹拌を付与することによって十分に混合されている。例えば、機械的撹拌機による高速撹拌が通常使用され得る。剪断撹拌を維持しつつ、任意のアニオン性界面活性剤及び固体形態の成分の実質的に全てを添加することができる。混合物の撹拌を継続し、必要であればその時点で増強させてよく、液相内の不溶性固相粒子の溶液又は均質な分散液を形成する。固体形態物質の一部又は全てをこの撹拌混合物に添加した後、含める任意の酵素物質の粒子、例えば、酵素粒状体を配合する。上述の組成物調製手順の変形例として、固体成分の1つ以上を、液体成分の1つ以上の微量の部分と予め混合した粒子の溶液又はスラリーとして、撹拌混合物に添加してよい。組成物成分の全てを添加した後、必要な粘度及び相安定特性を有する組成物を形成するのに十分な時間にわたって、混合物の撹拌を継続する。多くの場合、これは約30分〜60分の間の撹拌を伴う。
本発明の組成物中の添加剤成分は、中間精製工程の有無にかかわらず、このような成分を生成する合成製品として当該組成物に配合することができる。精製工程が存在しない場合、使用する混合物は、一般的に、所望の成分又はその混合物(本明細書に示す割合は、別段規定されていない限り、成分自体の重量パーセントに関連する)、更には未反応の出発物質、並びに副反応及び/又は不完全な反応によって形成された不純物を含む。例えば、エトキシル化又は置換された成分に関して、混合物は、異なる程度のエトキシル化/置換を含む可能性がある。
使用方法
本開示は、本開示の洗浄組成物を使用して織物製品などの表面を洗浄する方法に関する。一般に、方法は、洗濯工程において、本明細書に記載の洗浄組成物を水と混合して水性液を形成する工程と、表面、好ましくは織物製品に水性液を接触させる工程と、を含む。標的表面は、油性の汚れ又は身体の汚れを含む場合がある。
本発明はまた、表面、好ましくは布地表面からの染み除去、特に油性の染み除去を強化するための、又は身体汚れ除去強化するための、及び/又は悪臭を低減するための、アミラーゼ酵素と、グリコシドヒドロラーゼ活性を有し、グリコシドヒドロラーゼファミリーGH39のメンバーである酵素と、を含む、組成物の、使用を提供する。好ましくは、グリコシドヒドロラーゼ酵素は、配列番号1に対して少なくとも60%の同一性、又は少なくとも65%、又は少なくとも70%、又は少なくとも75%、又は少なくとも80%、又は少なくとも85%、又は少なくとも90%、又は少なくとも95%、又は100%未満又は最高100%の同一性を有する。典型的には、グリコシドヒドロラーゼ酵素と表面との接触は、洗濯プロセスにおいて、グリコシドヒドロラーゼ酵素又はグリコシドヒドロラーゼ酵素を含む組成物を水と混合し、水性(洗浄)液を与え、これを表面と接触させるものとなる。
本発明の組成物は、典型的には、上述のとおり調製され、これを用い、布地及び/又は硬質表面の洗濯/処理に使用するための水性(洗浄/処理)液を形成することができる。一般的に、有効量のこのような組成物を、例えば従来の布地用自動洗濯機内で水に添加して、このような水性洗濯溶液を形成する。次いで、このようにして形成した水性液を、典型的には撹拌下で、それで洗濯/処理しようとする布地と接触させる。水に添加して水性液洗濯溶液を形成する本明細書の洗剤組成物の有効量は、水性液中に約500〜25,000ppm若しくは500〜15,000ppmの組成物を形成するのに十分な量を含んでいてよく、又は約1,000〜5,000ppm又は3,000ppmの本明細書の洗浄組成物が水性液に供給される。
典型的には、水性液は、水性液中の洗剤の濃度が0.1g/L超〜5g/L、又は1g/L以上4.5g/L以下、又は4.0g/L以下、又は3.5g/L以下、又は3.0g/L以下、又は2.5g/L以下、又は更には2.0g/L以下、又は更には1.5g/L以下になるような量で洗剤を洗浄水と接触させることによって作られる。布地又は織物製品を洗濯する方法は、トップローディング式又はフロントローディング式自動洗濯機で行ってもよく、又は手洗い洗濯用途で用いてもよい。これらの用途では、形成された水性液、及び水性液中の洗濯洗剤組成物の濃度は、主洗濯サイクルのものである。水性液の容積を決定するとき、いかなる任意選択的なすすぐ工程中のいかなる水の投入も含まない。
水性液は、40L以下の水、又は30L以下、又は20L以下、又は10L以下、又は8L以下、又は更には6L以下の水を含んでいてもよい。水性液は、0Lを超えて15Lまで、又は2L以上12L以下、又は更には8L以下の水を含んでいてもよい。典型的には、水性液1L当たり0.01kg〜2kgの布地を当該液中に投入する。典型的には、水性液1L当たり0.01kg以上、又は0.05kg以上、又は0.07kg以上、又は0.10kg以上、又は0.15kg以上、又は0.20kg以上、又は0.25kg以上の布地を当該洗浄液中に投入する。任意選択的に、50g以下、又は45g以下、又は40g以下、又は35g以下、又は30g以下、又は25g以下、又は20g以下、又は更には15g以下、又は更には10g以下の組成物を水に接触させて、水性液を形成する。かかる組成物を、典型的には、溶液中約500ppm〜約15,000ppmの濃度で使用する。水温は、典型的には、約5℃〜約90℃、例えば20℃〜60℃の範囲、好ましくは最高40℃又は30℃であり、布地を洗濯するとき、水と布地との比は、典型的には約1:1〜約30:1である。典型的には、本発明の洗浄組成物を含む洗浄液は、pHが3〜11.5、典型的には7〜11、より通常的には8〜10.5である。
一態様では、かかる方法は、任意選択的に表面又は布地を洗浄及び/又はすすぐ工程と、表面又は布地と本明細書に開示される任意の組成物とを接触させる工程と、任意選択的に表面又は布地を洗浄及び/又はすすぐ工程と、任意選択的な乾燥する工程を含む。
このような表面又は布地の乾燥は、機械乾燥であろうと戸外乾燥であろうと、家庭環境又は工業環境のいずれかで使用される一般的な手段のうちのいずれか1つによって実行することができる。布地は、一般消費者の使用条件又は業務用条件で洗濯することができる任意の布地を含んでいてよく、本発明は、特にポリエステル及びナイロンなどの合成織物製品に好適であり、特に合成及びセルロース系布地及び/又は繊維を含む混紡布地及び/又は繊維の処理に好適である。合成布地の例は、ポリエステル、ナイロンであり、これらは、セルロース系繊維、例えば、ポリコットン布地との混紡布に存在し得る。
以下は、本開示に係る洗浄組成物の例示の実施例であり、限定を意図するものではない。
実施例1〜18:単位用量組成物。
これらの実施例は、単位用量洗濯洗剤のための種々の配合物を提供し、1つの粉末区画と1つの液体区画とを含む二重区画の単位用量製品を含む。組成物を封入するために使用されるフィルムはPVAである。各実施例は、組成物A〜Eから選択される液体区画組成物を、組成物F〜Kから選択される粉末区画組成物と組み合わせることによって調製される。
Figure 0006907317
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洗浄及び/又は処理組成物/区画重量に基づく。酵素濃度は、原材料として報告される。
実施例19〜24
手洗い用又は洗濯機用、典型的にはトップローディング式洗濯機用の顆粒状洗濯洗剤組成物。
Figure 0006907317
実施例25〜30
典型的にはフロントローディング式自動洗濯機用の顆粒状洗濯洗剤組成物。
Figure 0006907317
実施例31〜37:強力液体洗濯洗剤組成物。
Figure 0006907317
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洗浄及び/又は処理組成物の総重量に基づく。別途記載のない限り、酵素濃度は、原材料として報告される。
Figure 0006907317
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本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限られるとして理解されるべきではない。その代わりに、特に指示がない限り、このような寸法はそれぞれ、列挙された値とその値を囲む機能的に同等な範囲との両方を意味することが意図されている。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することが意図される。

Claims (12)

  1. アミラーゼ酵素と、グリコシドヒドロラーゼ活性を有し、配列番号1に対して100%の同一性を有するグリコシドヒドロラーゼ酵素と、を含む、洗浄組成物。
  2. 前記グリコシドヒドロラーゼ酵素が、Pseudomonasから得ることができる、請求項1に記載の洗浄組成物。
  3. 前記グリコシドヒドロラーゼ酵素が、単離されたグリコシドヒドロラーゼである、請求項1又は2に記載の洗浄組成物。
  4. ガラクタナーゼ、マンナナーゼ、ヌクレアーゼ、及びこれらの混合物から選択される追加の酵素、を更に含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
  5. ヌクレアーゼ酵素を追加で含む、請求項に記載の洗浄組成物。
  6. リパーゼ、プロテアーゼ、ペクチン酸リアーゼ、セルラーゼ、クチナーゼ、及びこれらの混合物から選択される1つ以上の追加の酵素を、更に含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
  7. E.C.3.2.1.52由来のβ−N−アセチルグルコサミニダーゼ酵素を更に含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
  8. 前記洗浄組成物の1重量%〜80重量%の界面活性剤系を更に含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の洗浄組成物。
  9. 前記界面活性剤系が、ノニオン性界面活性剤を追加で含む、請求項に記載の洗浄組成物。
  10. 前記界面活性剤系がアニオン性界面活性剤を含み、前記アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホネート及び(任意選択的にアルコキシル化)アルキルサルフェート、及びこれらの混合物から選択される、請求項又は請求項に記載の洗浄組成物。
  11. 表面を洗浄する方法であって、請求項1〜10のいずれか一項に記載の洗浄組成物と水とを混合し、水性液を形成することと、洗濯工程において、表面と前記水性液とを接触させることと、を含む、方法。
  12. 表面からの染み除去を強化するための、及び/又は前記表面からの悪臭の低減のための、グリコシドヒドロラーゼ活性を有し、GHファミリー39に属する酵素の、使用であって、前記酵素が、配列番号1に対して100%の同一性を有し、アミラーゼ酵素と共に使用される、使用。
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