JP6906792B2 - 長尺材ホルダ及びこれを用いたフェンスの目隠し構造 - Google Patents
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Description
本実施の形態では、長尺材3として、断面形状が30mm×40mmである野縁材を用いている。野縁材は、主に木造建築物の天井板を張るための下地に使われる木材であり、ホームセンター等で比較的入手しやすいものである。
<周壁部>
図2は、本実施の形態の長尺材ホルダの詳細を示す図であり、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は平面図、(E)は底面図、(F)は背面図であり、図3は、III-III線断面図、図4は、IV-IV線断面図である。
係止構造9は、長尺材貫通孔が延びる方向に間隔をあけて配置されて正対する一対の係止部21,23からなっている。さらに、係止部21は、一対のフック部25,27からなり、係止部23は、一対のフック部29,31からなっている。フック部25とフック部27は同形状をしており、周壁部7の周方向に間隔をあけて配置され、横線材HWが挿入される開口25A,27Aを正面に備え且つ該開口25A,27Aに連通する線材貫通孔25B,27Bを備えている。フック部29とフック部31も同形状をしており、同様に、周壁部7の周方向に間隔をあけて配置され、横線材HWが挿入される開口29A,31Aを正面に備え且つ該開口29A,31Aに連通する線材貫通孔29B,31Bを備えている。
目隠し構造1を構成する際には、横線材HWの太さに合わせて、いずれの係止部を利用するかを決定し、利用する方の係止部が上にくるようにして、上下方向に間隔をあけて長尺材ホルダ5を2つ配置する。それから、2つの長尺材ホルダ5の長尺材貫通孔11に長尺材5を通過させて、フェンスに長尺材5を固定する。
3 長尺材
5 長尺材ホルダ
7 周壁部
9 係止構造
11 長尺材貫通孔
13 第1の側壁部
13A 頂点領域
13B,13C 一対の傾斜面
15 第2の側壁部
15A 頂点領域
15B,15C 一対の傾斜面
17 第3の側壁部
17A 頂点領域
17B,17C 一対の傾斜面
19 第4の側壁部
19A 頂点領域
19B,19C 一対の傾斜面
21 係止部
25,27 フック部
25A,27A 開口
25B,27B 線材貫通孔
23 係止部
29,31 フック部
29A,31A 開口
29B,31B 線材貫通孔
Claims (10)
- 柱状または板状の長尺材が貫通する長尺材貫通孔を有する周壁部と、
前記周壁部の外側に設けられて、フェンスに含まれて横方向に延びる横線材に係止される係止構造とを備えた長尺材ホルダであって、
前記係止構造は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に間隔をあけて配置されて正対する一対の係止部からなり、
前記一対の係止部の一方が、前記横線材に係止されるようになっており、
前記係止部は前記周壁部の周方向に間隔をあけて配置され、前記横線材が挿入される開口を正面に備え且つ該開口に連通する線材貫通孔を備えた一対のフック部からなり、
前記一対の係止部は、お互いの前記フック部の前記開口が前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向しており、
前記一対の係止部の一方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法と、前記一対の係止部の他方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法とが異なるようになっており、
前記一対のフック部は、前記フック部の先端部に向かうに従って厚みが徐々に薄くなる形状を有しており、
前記長尺材は長手方向と直交する方向の断面形状が矩形状を呈しており、
前記周壁部は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向し前記長尺材貫通孔を間に介して対向する第1及び第2の側壁部と、前記第1及び第2の側壁部を連結し且つ前記長尺材貫通孔を介して対向する第3及び第4の側壁部とを備えており、
前記一対の係止部は、前記第1の側壁部に一体に設けられており、
前記一対の係止部は、それぞれ前記第1の側壁部の前記長尺材貫通孔が延びる方向の両端部に近接して配置されており、
前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面には、それぞれ前記長尺材貫通孔が延びる方向の中央部を頂点領域として前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の前記両端部に近付くように傾斜する一対の傾斜面がそれぞれ形成されており、
前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面の中央部には、それぞれ前記長尺材貫通孔の中心部に向かって突出し、且つ、前記長尺材貫通孔が延びる方向に延びる突状リブがそれぞれ形成されていることを特徴とする長尺材ホルダ。 - 柱状または板状の長尺材が貫通する長尺材貫通孔を有する周壁部と、
前記周壁部の外側に設けられて、フェンスに含まれて横方向に延びる横線材に係止される係止構造とを備えた長尺材ホルダであって、
前記係止構造は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に間隔をあけて配置されて正対する一対の係止部からなり、
前記一対の係止部の一方が、前記横線材に係止されることを特徴とする長尺材ホルダ。 - 前記係止部は前記周壁部の周方向に間隔をあけて配置され、前記横線材が挿入される開口を正面に備え且つ該開口に連通する線材貫通孔を備えた一対のフック部からなり、
前記一対の係止部は、お互いの前記フック部の前記開口が前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向している請求項2に記載の長尺材ホルダ。 - 前記一対の係止部の一方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法と、前記一対の係止部の他方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法とが異なる請求項3に記載の長尺材ホルダ。
- 前記一対のフック部は、前記フック部の先端部に向かうに従って厚みが徐々に薄くなる形状を有している請求項3に記載の長尺材ホルダ。
- 前記長尺材は長手方向と直交する方向の断面形状が矩形状を呈しており、
前記周壁部は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向し前記長尺材貫通孔を間に介して対向する第1及び第2の側壁部と、前記第1及び第2の側壁部を連結し且つ前記長尺材貫通孔を介して対向する第3及び第4の側壁部とを備えており、
前記一対の係止部は、前記第1の側壁部に一体に設けられている請求項2乃至5のいずれか1項に記載の長尺材ホルダ。 - 前記一対の係止部は、それぞれ前記第1の側壁部の前記長尺材貫通孔が延びる方向の両端部に近接して配置されている請求項6に記載の長尺材ホルダ。
- 前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面には、それぞれ前記長尺材貫通孔が延びる方向の中央部を頂点領域として前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の前記両端部に近付くように傾斜する一対の傾斜面がそれぞれ形成されている請求項7に記載の長尺材ホルダ。
- 前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面の中央部には、それぞれ前記長尺材貫通孔の中心部に向かって突出し、且つ、前記長尺材貫通孔が延びる方向に延びる突状リブがそれぞれ形成されている請求項6に記載の長尺材ホルダ。
- 横方向に延びる複数本の横線材が上下方向に間隔をあけて配置されているフェンスの側面に沿って、横方向に所定の間隔をあけて複数本の柱状または板状の長尺材が上下方向に延びるように配置されてなるフェンスの目隠し構造であって、
前記フェンスには、1本の長尺材に対して上下方向に間隔をあけて、請求項2乃至9のいずれか1項に記載の長尺材ホルダが2つ配置されており、
前記2つの長尺材ホルダに前記長尺材が挿入されていることを特徴とするフェンスの目隠し構造。
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