JP6906792B2 - 長尺材ホルダ及びこれを用いたフェンスの目隠し構造 - Google Patents

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Description

本発明は、柱状または板状の長尺材の長尺材ホルダ及びこれを用いたフェンスの目隠し構造に関するものである。
敷地の境界を示す目的や、安全性、防犯性の目的等で、フェンスが設置されている。フェンスには様々な種類があるが、安価で、設置しやすい、金属製の線材やプラスチック製の一体成形品からなるいわゆるメッシュフェンスが広く普及している。
一般的な金属製のメッシュフェンスは、複数の縦線材及び複数の横線材を格子状に組み合わせて形成されたものである。またプラスチック製のメッシュフェンスは複数の縦線材及び複数の横線材が格子を形成するように一体に成形されたものである。これらのメッシュフェンスは、素通しであるため、目隠しとしては機能しない。そこで、従来から、例えば、実用新案出願公開平2−93473号公報(特許文献1)、特開2015−218477号公報(特許文献2)及び実用新案登録第3207229号公報(特許文献3)に記載のように、メッシュフェンスに装着して、目隠しをするための目隠し用部材が開発されている。
実用新案出願公開平2−93473号公報 特開2015−218477号公報 実用新案登録第3207229号公報
例えば、金属製のメッシュフェンスに使用される線材は、線径が3.5〜4.9mm程度のものが存在し、太さが様々である。またメッシュフェンスには、プラスチック製のものも存在する。そこで、目隠し用部材は、様々な太さの線材に対応しつつ、取り付けが容易であることが求められる。また、市販されている入手しやすい木材等を利用できれば、目隠しを安価に構成することができる。
実用新案出願公開平2−93473号公報(特許文献1)に記載の目隠し用部材は、フェンスに対して取付具4を用いて固定する必要がある。そのため、目隠し用部材を固定するために金具及び工具が必要であり、固定作業の手間がかかる。
特開2015−218477号公報(特許文献2)に記載の目隠し用部材(フェンスカバー)は、フェンスカバー本体の裏面にねじ釘5で固定された複数の掛止具4を備えており、掛止具4を横線材に引っ掛けた上で、ねじ杆7を用いてフェンスカバーがフェンスから外れないようにしている。そのため、ねじ釘5及びねじ杆7を取り付けるための工具が必要である。また、複数の掛止具4の全ての位置と、フェンスの横線材の位置が合致したものを用意しないと横線材に固定できない浮いた掛止具4が発生してしまうため、フェンスカバー本体に対する複数の掛止具4の位置決めの手間が存在する。
実用新案登録第3207229号公報(特許文献3)に記載の目隠し用部材は、フェンスの上部と下部にアーチ状部分(胴縁部2b,2c)が存在するタイプのフェンスにのみ取り付け可能なものである。フェンスの上部と下部にアーチ状部分が存在しないフェンスには取り付けることができないため、汎用性が低い。
本発明の目的は、フェンスへの取り付けが容易であり、容易にフェンス用の目隠し構造を作成することが可能な長尺材ホルダを提供することにある。
本発明の他の目的は、フェンスの一部を構成する横線材の太さが異なる場合でも、取り付けることができ、しかも容易にフェンス用の目隠し構造を作成することが可能な長尺材ホルダを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、長尺材ホルダを用いたフェンスの目隠し構造を提供することにある。
本発明の長尺材ホルダは、柱状または板状の長尺材をフェンスに固定し、フェンスの目隠しを作成するものである。長尺材ホルダは、柱状または板状の長尺材が貫通する長尺材貫通孔を有する周壁部と、周壁部の外側に設けられて、フェンスに含まれて横方向に延びる横線材に係止される係止構造を備えている。係止構造は、長尺材貫通孔が延びる方向に間隔をあけて配置されて正対する一対の係止部からなり、一対の係止部の一方が、横線材に係止されるようになっている。
なお本発明の長尺材ホルダの材質は任意であり、また本発明の長尺材ホルダを提供するフェンスの材質も任意である。フェンスは、金属製であっても、プラスチック製であっても、横方向に延びる横線材を含んでいればよい。フェンスの格子を構成する横線材及び縦線材がそれぞれ一体成形によって形成されているものでもよい。
本発明のように係止構造を構成したときに、一対の係止部の形状寸法が同じであれば、長尺状ホルダの方向性を問わずに、使用することができる。また一対の係止部の形状寸法を変えれば、2種類の横線材に対応可能である。
係止部は、周壁部の周方向に間隔をあけて配置され、横線材が挿入される開口を正面に備え且つ該開口に連通する線材貫通孔を備えた一対のフック部からなり、一対の係止部は、お互いのフック部の開口が長尺材貫通孔が延びる方向に対向しているようにすればよい。このようにすれば、一対のフック部によって横線材への取り付けが容易であり、また、横線材に長尺材ホルダを取り付けた状態において、長尺材ホルダが回転してしまうこともない。また、長尺材ホルダを上下ひっくり返すだけで、一対の係止部のいずれかを選択することができる。
一対の係止部の一方の係止部を構成する一対のフック部の線材貫通孔の直径寸法と、一対の係止部の他方の係止部を構成する一対のフック部の線材貫通孔の直径寸法とを異なるようにすることができる。例えば、一方の直径寸法を細い線材(例えば、線径が3.5〜4.0mm程度)に対応するようにして、他方の直径寸法を太い線材(例えば、線径が4.3〜4.9mm程度)に対応するようにすれば、使用する係止部を適宜選択することで、様々な太さの線材に対応することができる。
一対のフック部は、フック部の先端部に向かうに従って厚みが徐々に薄くなる形状を有していてもよい。このようにすることで、フック部の根本部分が折れにくいように強化しながら、線材が開口から線材貫通孔へ入り込みやすくなる。
長尺材は、どのようなものを用いてもよいが、長手方向と直交する断面形状が矩形状のものを利用することができる。この場合、周壁部は、長尺材貫通孔が延びる方向に対向し長尺材貫通孔を間に介して対向する第1及び第2の側壁部と、第1及び第2の側壁部を連結し且つ長尺材貫通孔を介して対向する第3及び第4の側壁部とを備え、一対の係止部は、第1の側壁部に一体に設けられているようにすればよい。また、この場合、一対の係止部は、それぞれ第1の側壁部の長尺材貫通孔が延びる方向の両端部に近接して配置されていればよい。
なお、長尺材は、どのようなものを用いてもよいが、本発明の場合、例えば、長尺材ホルダの長尺材貫通孔の寸法を断面形状が30mm×40mmの野縁材に合わせれば、入手しやすい木材を長尺材として使用可能となる。
長尺材貫通孔を囲む第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面には、それぞれ長尺材貫通孔が延びる方向の中央部を頂点領域として第1の側壁部乃至第4の側壁部の両端部に近付くように傾斜する一対の傾斜面がそれぞれ形成されていることが好ましい。このような傾斜面を形成すれば、長尺材貫通孔のどちらの方向から長尺材を挿入する場合でも、長尺材を挿入しやすく、また、挿入後は、中央部によって、四方から長尺材をしっかりと支持することができる。長尺材が木材である場合には、この構成により、木材の膨張・収縮にも対応しやすくなる。
また長尺材貫通孔を囲む第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面の中央部には、それぞれ長尺材貫通孔の中心部に向かって突出し、且つ、長尺材貫通孔が延びる方向に延びる突状リブがそれぞれ形成されていてもよい。このような突状リブを設けると、長尺材の横断面形状の寸法にバラツキがあったり、また材料の膨張・収縮により横断面形状が変形しても、長尺材の挿入が可能になる。
上記のような長尺材ホルダを利用して、横方向に延びる複数本の横線材が上下方向に間隔をあけて配置されているフェンスの側面に沿って、横方向に所定の間隔をあけて複数本の柱状または板状の長尺材が上下方向に延びるように配置されてなるフェンスの目隠し構造を作成することができる。具体的には、フェンスに、1本の長尺材に対して上下方向に間隔をあけて、上述の長尺材ホルダを2つ配置し、2つの長尺材ホルダに長尺材を挿入する。これをフェンスに沿って、所望の数並べて、目隠し構造とすることができる。
本実施の形態の長尺材ホルダを利用してフェンスの目隠し構造を作成する様子を示す斜視図である。 本実施の形態の長尺材ホルダの詳細を示す図であり、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は平面図、(E)は底面図、(F)は背面図である。 図2(D)に示したIII-III線断面図である。 図2(D)に示したIV-IV線断面図である。 図2(B)に示したVの円で囲った部分の拡大図である。 図2(B)に示したVIの円で囲った部分の拡大図である。 線径が太い線材からなるメッシュフェンスに目隠し構造を取り付けた状態を示す側面図である。 線径が細い線材からなるメッシュフェンスに目隠し構造を取り付けた状態を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の長尺材ホルダの実施の形態及びこの実施の形態の長尺状ホルダを用いたフェンスの目隠し構造の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の長尺材ホルダを利用してフェンスの目隠し構造1を作成する様子を示す斜視図である。目隠し構造1は、横方向に延びる複数本の横線材HWが上下方向に間隔をあけて配置されているメッシュフェンスFの側面に沿って、横方向に所定の間隔をあけて複数本の柱状の長尺材3が上下方向に延びるように配置されてなる。メッシュフェンスFには、1本の長尺材3に対して、上下方向に間隔をあけて、長尺材ホルダ5,5が2つ配置されており、2つの長尺材ホルダ5,5に長尺材3が挿入されている。なお、図1では、1組の長尺材3と、長尺材ホルダ5,5にのみ符号を付して、他は省略している。
[長尺材]
本実施の形態では、長尺材3として、断面形状が30mm×40mmである野縁材を用いている。野縁材は、主に木造建築物の天井板を張るための下地に使われる木材であり、ホームセンター等で比較的入手しやすいものである。
[長尺材ホルダ]
<周壁部>
図2は、本実施の形態の長尺材ホルダの詳細を示す図であり、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は平面図、(E)は底面図、(F)は背面図であり、図3は、III-III線断面図、図4は、IV-IV線断面図である。
長尺材ホルダ5は、周壁部7と、係止構造9とを備えて、ポリプロピレン(樹脂材料)により一体成形されたものである。周壁部7は、長尺材3が貫通する長尺材貫通孔11を有するものであり、長尺材貫通孔11が延びる方向に対向し長尺材貫通孔11を間に介して対向する第1及び第2の側壁部13,15と、第1及び第2の側壁部13,15を連結し且つ長尺材貫通孔11を介して対向する第3及び第4の側壁部17,19とを備えている。
図3及び図4に示されているように、第1の側壁部乃至第4の側壁部13〜19の内壁面には、長尺材貫通孔11が延びる方向の中央部を頂点領域(13A〜19A)として第1の側壁部乃至第4の側壁部の両端部に近付くように傾斜する一対の傾斜面(13B,13C〜19B,19C)がそれぞれ形成されている。さらに、長尺材貫通孔11を囲む第1の側壁部乃至第4の側壁部13〜19の内壁面の中央部には、それぞれ長尺材貫通孔11の中心部に向かって突出し、且つ、長尺材貫通孔11が延びる方向に延びる突状リブ13D〜19Dがそれぞれ形成されている。このように構成されているため、長尺材貫通孔11の両開口部は中央部に比べて広く構成されており、長尺材貫通孔11に長尺材3を挿入しやすく、また、挿入後は、中央部の頂点領域13A〜19A及び突状リブ13D〜19Dによって、四方から長尺材3をしっかりと支持することができる。
<係止構造>
係止構造9は、長尺材貫通孔が延びる方向に間隔をあけて配置されて正対する一対の係止部21,23からなっている。さらに、係止部21は、一対のフック部25,27からなり、係止部23は、一対のフック部29,31からなっている。フック部25とフック部27は同形状をしており、周壁部7の周方向に間隔をあけて配置され、横線材HWが挿入される開口25A,27Aを正面に備え且つ該開口25A,27Aに連通する線材貫通孔25B,27Bを備えている。フック部29とフック部31も同形状をしており、同様に、周壁部7の周方向に間隔をあけて配置され、横線材HWが挿入される開口29A,31Aを正面に備え且つ該開口29A,31Aに連通する線材貫通孔29B,31Bを備えている。
図5は、図2(B)に示したVの円で囲った部分、すなわち、フック部25の拡大図であり、図6は、図2(B)に示したVIの円で囲った部分、すなわち、フック部29の拡大図である。
フック部25は、太い線材(線径が4.3〜4.9mm程度)に対応する方であり、フック部25の外周面を構成する円弧の曲率半径R1の仮想中心点IC1が、内周面を構成する円弧の曲率半径R2の仮想中心点IC2よりも図5の紙面における上方向にずれた位置にくるように構成されている。このことにより、フック部25は、フック部25の先端部に向かうに従って厚みが徐々に薄くなる形状になっており、フック部25の根本部分が折れにくいように強化しながら、横線材HWが開口25Aから線材貫通孔25Bへ入り込みやすくなっている。開口25Aは、最小径の4.3mmよりもわずかに小さく開口しており、また、線材貫通孔25Bの直径寸法は、最大径の4.9mmよりわずかに大きくなっている。横線材HWを挿入するとフック部25がわずかに変形して横線材HWが線材貫通孔25Bへ入り込み、横線材HWは簡単には抜けなくなる。
フック部29は、細い線材(線径が3.5〜4.0mm程度)に対応する方であり、フック29の外周面を構成する円弧の曲率半径R3の仮想中心点と、内周面を構成する円弧の曲率半径R4の仮想中心点が同じ仮想中心点IC3となるように構成されている。開口29Aは、最小径の3.5mmよりもわずかに小さく開口しており、また、線材貫通孔29Bの直径寸法は、最大径の4.0mmよりわずかに大きくなっている。横線材HWを挿入するとフック部29がわずかに変形して横線材HWが線材貫通孔29Bへ入り込み、横線材HWは簡単には抜けなくなる。
フック部25の方の形状を先端部に向かうに従って厚みが徐々に薄くなる形状としているのは、横線材HWを開口に挿入する際に、根本部分にかかる応力がフック部29よりも大きいことを考慮しているためである。
[目隠し構造]
目隠し構造1を構成する際には、横線材HWの太さに合わせて、いずれの係止部を利用するかを決定し、利用する方の係止部が上にくるようにして、上下方向に間隔をあけて長尺材ホルダ5を2つ配置する。それから、2つの長尺材ホルダ5の長尺材貫通孔11に長尺材5を通過させて、フェンスに長尺材5を固定する。
図7は、線径が太い線材からなるメッシュフェンスFに目隠し構造1を取り付けた状態を示す側面図である。長尺材ホルダ5の係止部21(一対のフック部25,27)を利用して横線材HWに長尺材ホルダ5を固定している。
図8は、線径が細い線材からなるメッシュフェンスFに目隠し構造1を取り付けた状態を示す側面図である。上下をひっくり返して、長尺材ホルダ5の係止部23(一対のフック部29,31)を利用して横線材HWに長尺材ホルダ5を固定している。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で変更が可能であるのは勿論である。
例えば、上述の数値は一例であり、適宜変更は可能である。例えば、長尺材として野縁材だけでなく、他の寸法の材木や、他の規格の材木を使用してもよい。また、所望の板材の形状に合わせて長尺材ホルダ5の形状を決定するようにしてもよい。
本発明によれば、様々な太さの線材に対応しつつ、取り付けが容易であり、容易にフェンス用の目隠しを作成することが可能な長尺材ホルダを提供することができる。また、該長尺材ホルダを用いたフェンスの目隠し構造を提供することができる。
1 目隠し構造
3 長尺材
5 長尺材ホルダ
7 周壁部
9 係止構造
11 長尺材貫通孔
13 第1の側壁部
13A 頂点領域
13B,13C 一対の傾斜面
15 第2の側壁部
15A 頂点領域
15B,15C 一対の傾斜面
17 第3の側壁部
17A 頂点領域
17B,17C 一対の傾斜面
19 第4の側壁部
19A 頂点領域
19B,19C 一対の傾斜面
21 係止部
25,27 フック部
25A,27A 開口
25B,27B 線材貫通孔
23 係止部
29,31 フック部
29A,31A 開口
29B,31B 線材貫通孔

Claims (10)

  1. 柱状または板状の長尺材が貫通する長尺材貫通孔を有する周壁部と、
    前記周壁部の外側に設けられて、フェンスに含まれて横方向に延びる横線材に係止される係止構造とを備えた長尺材ホルダであって、
    前記係止構造は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に間隔をあけて配置されて正対する一対の係止部からなり、
    前記一対の係止部の一方が、前記横線材に係止されるようになっており、
    前記係止部は前記周壁部の周方向に間隔をあけて配置され、前記横線材が挿入される開口を正面に備え且つ該開口に連通する線材貫通孔を備えた一対のフック部からなり、
    前記一対の係止部は、お互いの前記フック部の前記開口が前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向しており、
    前記一対の係止部の一方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法と、前記一対の係止部の他方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法とが異なるようになっており、
    前記一対のフック部は、前記フック部の先端部に向かうに従って厚みが徐々に薄くなる形状を有しており、
    前記長尺材は長手方向と直交する方向の断面形状が矩形状を呈しており、
    前記周壁部は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向し前記長尺材貫通孔を間に介して対向する第1及び第2の側壁部と、前記第1及び第2の側壁部を連結し且つ前記長尺材貫通孔を介して対向する第3及び第4の側壁部とを備えており、
    前記一対の係止部は、前記第1の側壁部に一体に設けられており、
    前記一対の係止部は、それぞれ前記第1の側壁部の前記長尺材貫通孔が延びる方向の両端部に近接して配置されており、
    前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面には、それぞれ前記長尺材貫通孔が延びる方向の中央部を頂点領域として前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の前記両端部に近付くように傾斜する一対の傾斜面がそれぞれ形成されており、
    前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面の中央部には、それぞれ前記長尺材貫通孔の中心部に向かって突出し、且つ、前記長尺材貫通孔が延びる方向に延びる突状リブがそれぞれ形成されていることを特徴とする長尺材ホルダ。
  2. 柱状または板状の長尺材が貫通する長尺材貫通孔を有する周壁部と、
    前記周壁部の外側に設けられて、フェンスに含まれて横方向に延びる横線材に係止される係止構造とを備えた長尺材ホルダであって、
    前記係止構造は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に間隔をあけて配置されて正対する一対の係止部からなり、
    前記一対の係止部の一方が、前記横線材に係止されることを特徴とする長尺材ホルダ。
  3. 前記係止部は前記周壁部の周方向に間隔をあけて配置され、前記横線材が挿入される開口を正面に備え且つ該開口に連通する線材貫通孔を備えた一対のフック部からなり、
    前記一対の係止部は、お互いの前記フック部の前記開口が前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向している請求項2に記載の長尺材ホルダ。
  4. 前記一対の係止部の一方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法と、前記一対の係止部の他方の係止部を構成する前記一対のフック部の前記線材貫通孔の直径寸法とが異なる請求項3に記載の長尺材ホルダ。
  5. 前記一対のフック部は、前記フック部の先端部に向かうに従って厚みが徐々に薄くなる形状を有している請求項3に記載の長尺材ホルダ。
  6. 前記長尺材は長手方向と直交する方向の断面形状が矩形状を呈しており、
    前記周壁部は、前記長尺材貫通孔が延びる方向に対向し前記長尺材貫通孔を間に介して対向する第1及び第2の側壁部と、前記第1及び第2の側壁部を連結し且つ前記長尺材貫通孔を介して対向する第3及び第4の側壁部とを備えており、
    前記一対の係止部は、前記第1の側壁部に一体に設けられている請求項2乃至5のいずれか1項に記載の長尺材ホルダ。
  7. 前記一対の係止部は、それぞれ前記第1の側壁部の前記長尺材貫通孔が延びる方向の両端部に近接して配置されている請求項6に記載の長尺材ホルダ。
  8. 前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面には、それぞれ前記長尺材貫通孔が延びる方向の中央部を頂点領域として前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の前記両端部に近付くように傾斜する一対の傾斜面がそれぞれ形成されている請求項に記載の長尺材ホルダ。
  9. 前記長尺材貫通孔を囲む前記第1の側壁部乃至第4の側壁部の内壁面の中央部には、それぞれ前記長尺材貫通孔の中心部に向かって突出し、且つ、前記長尺材貫通孔が延びる方向に延びる突状リブがそれぞれ形成されている請求項6に記載の長尺材ホルダ。
  10. 横方向に延びる複数本の横線材が上下方向に間隔をあけて配置されているフェンスの側面に沿って、横方向に所定の間隔をあけて複数本の柱状または板状の長尺材が上下方向に延びるように配置されてなるフェンスの目隠し構造であって、
    前記フェンスには、1本の長尺材に対して上下方向に間隔をあけて、請求項2乃至9のいずれか1項に記載の長尺材ホルダが2つ配置されており、
    前記2つの長尺材ホルダに前記長尺材が挿入されていることを特徴とするフェンスの目隠し構造。
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