JP7233696B2 - 足場板 - Google Patents
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Description
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした足場板を提供することを目的とする。
第1に、内部に長手方向の貫通孔3aを有する長方体であり、取り付け部材4上に載置されて結束材5を巻き掛けて結束される足場板であって、
上壁3Uと側壁3Sとの角部3Cに、上面Ua及び側面Saより外方へ突出した突条部7を形成し、この突条部7に長手方向に間隔をおいて結束材5が係合する凹部8を複数形成していることを特徴とする。
前記突条部7における凹部8の底面8aを上壁3Uの内面Ubと側壁3Sの内面Sbの交点Pより外側に配置していることを特徴とする。
第3に、前記凹部8は突条部7長手方向の長さLが結束材5の直径より長くかつ15mmより短く設定され、凹部8同士の間隔Mは10~40mmに設定されていることを特徴とする。
即ち、本発明は、上壁3Uと側壁3Sとの角部3Cに突条部7が形成され、この突条部7の凹部8に結束材5が係合するので、結束材5を結束した後は、足場板が取り付け部材4及び結束材5に対してずれ動くのを結束力に加えて係合力でも防止できる。
さらに、本発明は、凹部8は結束材5の直径より長くかつ15mmより短く、凹部8同士の間隔Mは10~40mmに設定されているので、結束材5を凹部8に容易に係合できる。
図1~6に示す実施形態において、足場板1は、上下壁3Uと前後側壁3Sとを有する長方体であり、内部は隔壁3cによって複数室に区画されて貫通孔3aが形成され、長手方向の一端面(又は両端面)に塞ぎ板3dが固定されている。
この足場板1は、2本の鋼管の単管、水平材等の取り付け部材4上に直交方向に載置して、番線等の結束材5を足場板1の表面に上から第1たすき懸け状に掛け、その結束材5を取り付け部材4の下側を通し、かつ、その結束材5を足場板1の表面に持って行って第2たすき掛け状に掛け、その後に取り付け部材4の下側へ通して、両端を足場板1の下側で締める。
前記足場板1は、上壁3Uと側壁3Sとの角部3Cに、上面Ua及び側面Saより外方へ突出した突条部7を形成し、この突条部7に長手方向に間隔をおいて結束材5が係合する凹部8を複数形成している。
凹部8は、足場板1の全長に略均一に配置してもよいが、長手方向中央から塞ぎ板3dの端部までが多く配置され、中央を越えた位置まで配置され、他端部近傍には配置されていない。なお、凹部8は足場板1の全長に略均一に配置してもよい。
壁3Sの壁厚より厚い厚肉部9が突条部7に沿って形成されている。
上壁3Uの上面Uaには前後に間隔をおいて複数条の三角突起14が形成され、リブ、滑り止めとなっている。
図5Bにおいて、前記凹部8は突条部7長手方向の長さLが8~12mm、凹部8同士の間隔Mは25~35mmとなっている。凹部8は、長さLは結束材5の直径より長ければよく、概ね15mmより短く設定され、間隔Mは10~40mmに設定される。凹部8の深さは0.75~4mmであり、1~3mmが好ましい。
前記足場板1は、アルミ合金等の軽金属材料を押し出し成形にて、内部の貫通孔3aを形成しながら、上下壁3U、前後側壁3S、角部3Cの突条部7、内部の隔壁3c及び複数条の三角突起14を一体成形し、その後に4角の角部3Cの突条部7に長手方向に間隔をおいて機械加工にて多数の凹部8を形成する。
前記足場板1は結束材5が凹部8に係合しているため、結束材5に対してずれ動くことはなく、従って、取り付け部材4に対してもずれ動くことはない。
前記滑り止め部材13はゴム、合成樹脂等の弾性を有する材料で形成されており、滑り止め部材13の上面13aが突条部7より高いので、凹部8に係合する結束材5は滑り止め部材13にも掛けられることになり、滑り止め部材13を弾性変形しながら足場板1に押し付けることになる。
図9は突条部7における凹部8の変形例を示しており、凹部8の底面8aは断面円弧形状であり、その両端は上壁3Uの上面Uaと側壁3Sの側面Saとに繋がっていて、角部3Cに、上面Uaと側面Saとの間にR面取り面を施した形状となっている。この円弧状底面8aも、上壁3Uの内面Ubと側壁3Sの内面Sbの交点Pより外側に位置している。
例えば、結束材5としては、番線が一般的であるが、従来技術に示した、略直線棒状の押止ロッドと、この押止ロッドの軸方向(長手方向)両端部に設けられる一対の弾性アームと、この一対の弾性アームの各先端部に設けられる一対の係合フックとを備えた一定形状の足場板固定具を使用してもよい。
塞ぎ板3dは足場板1の長手方向の両端に設けてもよく、割愛してもよい。
3C 角部
3S 側壁
3U 上壁
3a 貫通孔
3c 隔壁
3d 塞ぎ板
4 取り付け部材
5 結束材
7 突条部
8 凹部
8a 底面
9 厚肉部
12 長溝
13 滑り止め部材
13a 上面
14 三角突起
L 長さ
M 間隔
P 交点
Sa 側面
Sb 内面
Ua 上面
Ub 内面
Claims (4)
- 内部に長手方向の貫通孔(3a)を有する長方体であり、取り付け部材(4)上に載置されて結束材(5)を巻き掛けて結束される足場板であって、
上壁(3U)と側壁(3S)との角部(3C)に、上面(Ua)及び側面(Sa)より外方へ突出した突条部(7)を形成し、この突条部(7)に長手方向に間隔をおいて結束材(5)が係合する凹部(8)を複数形成しており、
上壁(3U)と側壁(3S)との角部(3C)の内面に、上壁(3U)及び側壁(3S)の壁厚より厚い厚肉部(9)を突条部(7)に沿って形成し、
前記突条部(7)における凹部(8)の底面(8a)を上壁(3U)の内面(Ub)と側壁(3S)の内面(Sb)の交点(P)より外側に配置していることを特徴とする足場板。 - 内部に長手方向の貫通孔(3a)を有する長方体であり、取り付け部材(4)上に載置されて結束材(5)を巻き掛けて結束される足場板であって、
上壁(3U)と側壁(3S)との角部(3C)に、上面(Ua)及び側面(Sa)より外方へ突出した突条部(7)を形成し、この突条部(7)に長手方向に間隔をおいて結束材(5)が係合する凹部(8)を複数形成しており、
上壁(3U)の側縁近傍に、長手方向に沿った長溝(12)を形成し、この長溝(12)に滑り止め部材(13)を挿入し、この滑り止め部材(13)の上面(13a)を突条部(7)より高くしていることを特徴とする足場板。 - 内部に長手方向の貫通孔(3a)を有する長方体であり、取り付け部材(4)上に載置されて結束材(5)を巻き掛けて結束される足場板であって、
上壁(3U)と側壁(3S)との角部(3C)に、上面(Ua)及び側面(Sa)より外方へ突出した突条部(7)を形成し、この突条部(7)に長手方向に間隔をおいて結束材(5)が係合する凹部(8)を複数形成しており、
上壁(3U)と側壁(3S)との角部(3C)の内面に、上壁(3U)及び側壁(3S)の壁厚より厚い厚肉部(9)を突条部(7)に沿って形成し、
前記突条部(7)における凹部(8)の底面(8a)を上壁(3U)の内面(Ub)と側壁(3S)の内面(Sb)の交点(P)より外側に配置しており、
上壁(3U)の側縁近傍に、長手方向に沿った長溝(12)を形成し、この長溝(12)に滑り止め部材(13)を挿入し、この滑り止め部材(13)の上面(13a)を突条部(7)より高くしていることを特徴とする足場板。 - 前記凹部(8)は突条部(7)長手方向の長さ(L)が結束材(5)の直径より長くかつ15mmより短く設定され、凹部(8)同士の間隔(M)は10~40mmに設定されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の足場板。
Priority Applications (1)
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JP2019090002A JP7233696B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 足場板 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019090002A JP7233696B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 足場板 |
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JP2020186539A JP2020186539A (ja) | 2020-11-19 |
JP7233696B2 true JP7233696B2 (ja) | 2023-03-07 |
Family
ID=73221463
Family Applications (1)
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JP2019090002A Active JP7233696B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 足場板 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7233696B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
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JPS5184227U (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-06 | ||
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-
2019
- 2019-05-10 JP JP2019090002A patent/JP7233696B2/ja active Active
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