JP2014073150A - 棚板固定具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】棚板固定具10は、対向する側壁20間に設けられ、側壁20に対して棚板30を固定するものである。棚板固定具10は、側壁20に設けられる穴21に挿入される軸部60を備えた第一部材40と、第一部材40を棚板30の下面側から挿入させて保持する保持部を備え、棚板30の下面側に設けられた凹部31に嵌め込まれる第二部材50とを有する。第一部材40には、棚板30に厚み方向に伸縮自在な弾性部を介して、凹部31の周縁を覆うフランジ部を設けた。また、弾性部は、一つ以上の屈曲部を備えるようにしても良い。
【選択図】図1
Description
上記した従来の受具と係合具とは、タッピングねじをねじ込むことで固定していた(特許文献1の2頁右欄25〜28行及び第2図参照)。
上記した従来のジョイント本体には、断面視略エ字状溝(凹溝)が設けられ、当該断面視略エ字状溝(凹溝)に、棚板が取り付けられる側壁に突設された棚受けピンを嵌め込み、その後、ジョイントキャップを装着することで、断面視略エ字状溝(凹溝)を閉じていた(特許文献2の段落番号「0010」及び図1〜3参照)。
また、上記した従来の後者の「ジョイント装置」(特許文献2)は、従来の前者の「棚板取付装置」(特許文献1)に比較して、ジョイント本体とジョイントキャップとの組み立てが容易であるという利点があった。
これに加え、上記した従来の後者の「ジョイント装置」(特許文献2)では、側壁側の棚受けピンと、棚板側の嵌装穴との加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容する機能や構造を備えていなかった。このため、加工上のバラ付きやピッチズレがあると、当該「ジョイント装置」の装着が困難になったり、或いは棚板が高さ方向に傾いて取り付ついてしまうおそれがあるという第2の問題点があった。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、棚板の厚み方向に伸縮自在な弾性部を設けることで、側壁に設けられる穴や、棚板の下面側に設けられた凹部の加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第2に、棚板固定具(10)は、例えば図1に示すように、次の構成を有する。
(1)第一部材(40)
第一部材(40)は、例えば図1に示すように、側壁(20)に設けられる穴(21)に挿入される軸部(60)を備えたものである。
第二部材(50)は、例えば図1、図15、図19及び図21に示すように、第一部材(40)を棚板(30)の下面側から挿入させて保持する保持部(131)を備え、棚板(30)の下面側に設けられた凹部(31)に嵌め込まれるものである。
第3に、第一部材(40)には、例えば図1及び図17〜20に示すように、棚板(30)の厚み方向に伸縮自在な弾性部(90)を介して、凹部(31)の周縁を覆うフランジ部(80)を設けた。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、棚板の厚み方向に伸縮自在な弾性部を設けることで、側壁に設けられる穴や、棚板の下面側に設けられた凹部の加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
図1中、10は、棚板固定具を示し、書籍等の収納棚の左右一対の側壁20の間に、図1及び図19〜21に示すように、棚板30を架け渡すためにもちいられる。
棚板固定具10は、図1及び図2に示すように、大別すると、次のパーツを有している。なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(2)第二部材50
(3)軸部60
なお、棚板固定具10のパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。例えば、第一部材40と軸部60とを個別に形成したが、軸部60を第一部材40と一体的な構造としても良い。
(側壁20)
側壁20は、天然木、合板、繊維板等の木製で、板状に形成されている。なお、側壁20として、木製のものを例示したが、これに限定されず、金属製のものでも良い。また、側壁20として、板状のものを例示したが、これに限定されず、壁等を利用して棚板30を架け渡すようにしても良い。例えば、図示しないが、棚板30を架け渡すことが可能な壁の隙間を利用したり、或いは側壁20の一方に壁面を利用し、他方の側壁20として板材を利用し、両者の間に棚板30を架け渡すようにしても良い。
なお、穴21は、1個に限らず、棚板30の取り付ける個数に合わせて、側壁20の高さ方向に複数個形成されているが、単数でも良い。また、穴21の断面形状として、円形を例示したが、当該形状に限定されない。
(棚板30)
棚板30は、側壁20と同様に、天然木、合板、繊維板等の木製で、板状に形成されている。
具体的には、凹部31には、図1に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、凹部31の各部は、次の(1)〜(5)に限定されない。
開口底面32は、図1に示すように、棚板30の下面に開口し、開口面が略D形に形成されている。
なお、開口底面32を、平面が略D形に形成したが、当該形状に限定されない。
開口底面32からは、図1及び図21に示すように、後述する第二部材50が嵌り込む。
上側閉塞面33は、図1に示すように、開口底面32の上側に位置し、開口底面32と棚板30の厚み方向ないしは高さ方向に対向し、行き止まりに形成されている。
(3)開口側面34
開口側面34は、図1に示すように、開口底面32と連続し、棚板30の端面側、すなわち側壁20の穴21が設けられた内側面に対向し、開口面が略方形に形成されている。
(4)奥側閉塞面35
奥側閉塞面35は、図1に示すように、上側閉塞面33と連接し、側面開口33に対向して奥側に位置し、行き止まりに形成されている。
なお、奥側閉塞面35を、円弧状に湾曲させたが、これに限定されず、平面としても良い。
(5)側方閉塞面36
側方閉塞面36は、図1に示すように、上側閉塞面33及び奥側閉塞面35と連接し、側面開口33から奥側閉塞面34に至る両側に形成されている。
(第一部材40)
第一部材40は、図1及び図21に示すように、側壁20に設けられる穴21に挿入される、後述する軸部60を備えたものである。
具体的には、第一部材40は、図1〜6に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(2)フランジ部80
(3)弾性部90
なお、第一部材40の各部は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(第二部材50)
第二部材50は、図1、図15、図19及び図21に示すように、第一部材40を棚板30の下面側から挿入させて保持する、後述する保持部131を備え、棚板30の下面側に設けられた凹部(31)に嵌め込まれるものである。
具体的には、第二部材50は、図1及び図7〜12に示すように、下面が開放した中空の箱形に形成され、次の各部を備える。
(1)開口下面100
(2)前壁110
(3)左右一対の側壁120
(4)後壁130
(5)上壁140
なお、第二部材50の各部は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(軸部60)
軸部60は、図1、図2及び図6に示すように、第一部材40に保持され、側壁20に設けられる穴21に挿入されるものである。
なお、軸部60として、金属製のものを例示したが、これに限定されず、樹脂製のものでも良いし、又、ネジにも限定されない。
具体的には、軸部60は、図2及び図6に示すように、大別すると、次の各部を備える。
(1)軸本体61
軸本体61は、図1、図2及び図21に示すように、側壁20に設けられる穴21に挿入されるものであり、周囲にはねじ山である凸部62が形成されている。凸部62の有る部分における軸本体61の外径は、側壁20の穴21の内径より太く設定され、穴21内に挿入した際に、凸部62が穴21の内周に食い込み、軸本体61の抜けを防止する。
(2)頭部63
頭部63は、図2に示すように、軸本体61の一端部から張り出し、低頭としている。
なお、頭部63の端面には、ドライバーで回すための溝等を形成していないが、溝等をあるものを使用しても良い。
(第一部材40の軸保持部70)
軸保持部70は、図2〜4、図6及び図15に示すように、軸部60を保持するものである。
軸保持部70には、図2〜4及び図6に示すように、次の各部を備える。
なお、軸保持部70の各部は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)軸穴71
軸穴71は、図3及び図6に示すように、軸保持部70を前後に貫通するものであり、軸部60の軸本体61が挿通するものである。
(2)固定部72
固定部72は、図2、図3、図6及び図15に示すように、軸保持部70の背面側に位置し、第二部材50の後述する爪状の保持部131が嵌り込むものである。固定部72は、爪状の保持部131が嵌り込む凹状に形成され、軸保持部70の背面側を、溝を下側に向けた略溝形鋼(チャンネル)状に突出して形成している。
(3)軸受部73
軸受部73は、図4、図6、図13、図15及び図17に示すように、軸保持部70の上面側に位置し、軸穴71から突出する軸部60の軸本体61を下側から受け止めるものである。軸受部73は、軸穴71の延長線上に突出し、開口面を上方に向けた略C字ないしはU字形に形成され、軸本体61を下側から受け止め、或いは載置するようにしている。
(第一部材40のフランジ部80)
フランジ部80は、図2〜6、図20及び図21に示すように、後述する弾性部90を介して軸保持部70に連接し、凹部31、すなわち開口底面32の周縁を覆うものである。
なお、フランジ部80を、平面が略D形に形成したが、当該形状に限定されない。
(第一部材40の弾性部90)
弾性部90は、図2〜4、図6、図17及び図18に示すように、軸保持部70とフランジ部80とを連結するものであり、棚板30の厚み方向に伸縮自在なものである。
なお、脚片92を一対形成したが、これに限定されず、1個或いは3個以上形成しても良い。
なお、脚片92に第1屈曲部92と第2屈曲部93とを計2個を形成したが、これらに限定されず、1個或いは3個以上形成しても良い。また、第1屈曲部92及び第2屈曲部93を、略U字ないしは略C字形に屈曲させたが、これらの形状に限定されない。
(第二部材50の開口下面100)
開口下面100は、図1、図11及び図12に示すように、第二部材50の下面に略方形に開口する。開口下面100は、図15及び図16に示すように、第一部材40の軸保持部70が嵌り込む大きさに形成されている。
(第二部材50の前壁110)
前壁110は、図13において、第二部材50の正面側に位置する。前壁110は、棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、開口側面34に臨む。
軸挿通部111は、図11〜13及び図15に示すように、前壁110の下端部から上方に向かって略U字ないしは略C字形に形成されている。
(第二部材50の側壁120)
側壁120は、図7〜12に示すように、前壁110の左右の両端部に連接し、第二部材50の左右両側に位置する。側壁120は、棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1に示すように、側方閉塞面36と対向する。
なお、側壁120の各部は、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)係合部121
係合部121は、図7〜12に示すように、左右一対の側壁120にそれぞれ形成され、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態において、凹部31に係合するものである。
具体的には、側壁120には、下面が開放した略C字ないしは略U字ないしは略C字形に切り欠きを形成し、当該切り欠きで囲まれた部分を係合部121としている。
係合部121は、下端部がヒンジとなり、外向きに弾性的に突出する。
抜止部122は、図7〜10に示すように、左右一対の側壁120にそれぞれ形成され、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態において、凹部31に係合するものである。
抜止部122は、係合部121の下側に位置し、爪状に一対形成され、凹部31内の左右の側方閉塞面36に弾性的に当接ないしは食い込むことが可能で、第二部材50を凹部31内に仮に保持するためのものである。
抜止部122は、図8に示すように、係合部121に比較して突出量が大きく、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態において、当該第二部材50が開口底面32や開口側面34から抜け落ちるのを防止している。
(3)第1突部123
第1突部123は、図7〜10及び図12に示すように、係合部121の外側面から突出し、側方閉塞面36に食い込むことが可能なものである。
第1突部123は、横方向ないしは水平方向に長く延び、高さ方向に多段に形成されている。第1突部123は、斜め下向きに延び、略ヒレ状に形成されている。
(4)第2突部124
第2突部124は、図7〜10に示すように、第1突部123に隣接して位置し、第1突部123と突出する向きを異に、係合部121の外側面から突出し、第1突部123と同様に、側方閉塞面36に食い込むことが可能なものである。
なお、第2突部124を、縦方向ないしは垂直方向、或いは高さ方向に長く延ばし、又、第1突部123を、略90度向きを異ならせて、横方向ないしは水平方向に長く延したのは、凹部31内の側方閉塞面36に確実に食い込むようにするためである。
なお、第2突部124を、1個形成したが、これに限定されず、複数個形成しても良いし、又、凹凸部を、略波形に形成したが、当該形状に限定されない。
(第二部材50の後壁130)
後壁130は、図7〜11に示すように、左右の側壁120に連接し、奥側の後面に位置する。後壁130は、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、奥側閉塞面35と対向する。
すなわち、後壁130には、下面が開放した略C字ないしは略U字ないしは略C字形に切り欠きを形成し、当該切り欠きで囲まれた部分を保持部131としている。
保持部131は、下端部がヒンジとなり、第二部材50の内部に向かって内向きに弾性的に突出する。保持部131は、第一部材40の軸保持部70に凹状に形成された固定部72に弾性的に嵌り込み、第二部材50の開口下面100からの軸保持部70の抜けを阻止する。
(第二部材50の上壁140)
上壁140は、図7〜9、図11及び図12に示すように、第二部材50の上面を塞ぐものである。上壁140は、棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、上側閉塞面33と対向する。
突起部141は、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、上側閉塞面33に食い込むことが可能なものである。また、斜面を後方に向けた直角三角形形に突起部141を形成したことから、凹部31の開口側面34の方向の第二部材50の移動を防止できる。
(棚板30の取付方法)
上記構成を備えた棚板固定具10を使用した棚板30の取付方法について、図1、図13〜21を用いて以下に説明する。
まず、図1、図2、図6及び図19に示すように、第一部材40の軸保持部70に軸部60を装着し、当該軸保持部70から突出した軸部60の軸本体61を、側壁20に設けられる穴21に挿入する。
一方、図1及び図19に示すように、第二部材50を、棚板30の下面側に設けられた凹部31に合わせて嵌め込む。
第二部材50を深く挿入すると、その上壁140から突出する突起部141が、凹部31の上側閉塞面33に食い込むことで、凹部31内での第二部材50の水平方向の移動を阻止できる。
このため、第二部材50は、凹部31内に仮に保持され、当該凹部31の開口底面32や開口側面34から第二部材50が抜け落ちるのを防止できる。
最後に、図19〜21に示すように、側壁20に仮に保持された第一部材40に、棚板30の凹部31を上方からかぶせるように載置する。
軸保持部70が嵌り込むと、その固定部72に押されて、第二部材50の爪状の保持部131が撓むことで、軸保持部70が第二部材50の内部で相対的に上昇し、保持部131が凹状の固定部72に節度感を伴って「パチン」と嵌り込むことで、第二部材50の内部に軸保持部70が保持され、開口下面100から軸保持部70が抜け落ちるのを防止できる。
同時に、第二部材50の内部に第一部材40の軸保持部70を嵌め込んだ際に、図16に示すように、その左右の外側面により、左右の係合部121の対向する内側面が押されて、外向きに大きく突出する。このとき、係合部121の外側面から突出する第1突部123と第2突部124との一方若しくは両方が、凹部31内の側方閉塞面36に強く当接ないしは食い込む。
したがって、棚板30は、棚板固定具10を介して、側壁20の穴21の高さ位置に固定され、地震等に振動により棚板30が浮き上がって側壁20から外れるのを防止できる。
(穴21や凹部31の加工上のバラ付きやピッチズレの許容)
つぎに、穴21や凹部31の加工上のバラ付きやピッチズレに対する棚板固定具10の作用について、以下に説明する。
すなわち、第一部材40の軸保持部70は、図20及び図21に示すように、第二部材50を介して棚板30の凹部31内に固定され、第一部材40のフランジ部80は、棚板30の凹部31の開口底面32の周縁に当接していることから、軸保持部70とフランジ部80との距離が変化した場合には、弾性部90が高さ方向に伸縮する。
また、高さ方向や水平方向の複合的なズレに対しては、弾性部90の左右一対の脚片92が左右非対称に伸縮したり、或いはよじれたり、ねじれるように屈曲することで、当該ズレを吸収することが可能である。
20 側壁 21 穴
30 棚板
31 凹部 32 開口底面
33 上側閉塞面 34 開口側面
35 奥側閉塞面 36 側方閉塞面
40 第一部材 50 第二部材
60 軸部 61 軸本体
62 凸部 63 頭部
70 軸保持部 71 軸穴
72 固定部 73 軸受部
80 フランジ部
90 弾性部 91 脚片
92 第1屈曲部 93 第2屈曲部
100 開口下面
110 前壁 111 軸挿通部
120 側壁
121 係合部 122 抜止部
123 第1突部 124 第2突部
130 後壁 131 保持部
140 上壁 141 突起部
Claims (3)
- 対向する側壁間に設けられ、前記側壁に対して棚板を固定する棚板固定具であって、
前記棚板固定具は、
前記側壁に設けられる穴に挿入される軸部を備えた第一部材と、
前記第一部材を前記棚板の下面側から挿入させて保持する保持部を備え、前記棚板の下面側に設けられた凹部に嵌め込まれる第二部材とを有し、
前記第一部材には、
前記棚板の厚み方向に伸縮自在な弾性部を介して、前記凹部の周縁を覆うフランジ部を設けたことを特徴とする棚板固定具。 - 前記弾性部は、
一つ以上の屈曲部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の棚板固定具。 - 前記弾性部は、
前記第一部材の保持状態において、前記フランジ部が前記第一部材に対し、前記凹部の深さ方向に離間可能な長さに設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚板固定具。
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