JP2014073150A - 棚板固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】棚板に厚み方向に伸縮自在な弾性部を設けることで、側壁に設けられる穴や、棚板の下面側に設けられた凹部の加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容することができる棚板固定具を提供する。
【解決手段】棚板固定具10は、対向する側壁20間に設けられ、側壁20に対して棚板30を固定するものである。棚板固定具10は、側壁20に設けられる穴21に挿入される軸部60を備えた第一部材40と、第一部材40を棚板30の下面側から挿入させて保持する保持部を備え、棚板30の下面側に設けられた凹部31に嵌め込まれる第二部材50とを有する。第一部材40には、棚板30に厚み方向に伸縮自在な弾性部を介して、凹部31の周縁を覆うフランジ部を設けた。また、弾性部は、一つ以上の屈曲部を備えるようにしても良い。
【選択図】図1

Description

この発明は、棚板固定具に関し、棚板に厚み方向に伸縮自在な弾性部を設けることで、側壁に設けられる穴や、棚板の下面側に設けられた凹部の加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容することができるようにしたものである。
従来、棚板の側壁に取り付ける受具と、前記棚板に取り付けて前記受具と係合する係合具とから構成された「棚板取付装置」が知られている(特許文献1の2頁左欄15〜40行及び第1〜8図参照)。
上記した従来の受具と係合具とは、タッピングねじをねじ込むことで固定していた(特許文献1の2頁右欄25〜28行及び第2図参照)。
また、従来、棚板の下面に設けられた凹状の嵌装穴に嵌装されるジョイント本体と、前記ジョイント本体のスリット溝に摺動可能に配設されるジョイントキャップとを備えた「ジョイント装置」が知られている(特許文献2の段落番号「0010」、図1〜3及び図6参照)。
上記した従来のジョイント本体には、断面視略エ字状溝(凹溝)が設けられ、当該断面視略エ字状溝(凹溝)に、棚板が取り付けられる側壁に突設された棚受けピンを嵌め込み、その後、ジョイントキャップを装着することで、断面視略エ字状溝(凹溝)を閉じていた(特許文献2の段落番号「0010」及び図1〜3参照)。
実公平02-4585号公報 特開2008-93066号公報
しかし、上記した従来の前者の「棚板取付装置」(特許文献1)は、受具と係合具とを、タッピングねじをねじ込むことで固定していたので、ドライバー等の用具が必要となり、又、タッピングねじをねじ込むのが面倒で手数が掛かるという欠点があった。
また、上記した従来の後者の「ジョイント装置」(特許文献2)は、従来の前者の「棚板取付装置」(特許文献1)に比較して、ジョイント本体とジョイントキャップとの組み立てが容易であるという利点があった。
しかし、上記した従来の後者の「ジョイント装置」(特許文献2)は、側壁に棚受けピンを予め突設しておかなければならず、この点で当該「ジョイント装置」を使用して棚板を側壁に取り付けるのが面倒で手数が掛かるという第1の問題点があった。
これに加え、上記した従来の後者の「ジョイント装置」(特許文献2)では、側壁側の棚受けピンと、棚板側の嵌装穴との加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容する機能や構造を備えていなかった。このため、加工上のバラ付きやピッチズレがあると、当該「ジョイント装置」の装着が困難になったり、或いは棚板が高さ方向に傾いて取り付ついてしまうおそれがあるという第2の問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する第1、第2の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、棚板の厚み方向に伸縮自在な弾性部を設けることで、側壁に設けられる穴や、棚板の下面側に設けられた凹部の加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容することができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、一つ以上の屈曲部を弾性部に設けることで、第一部材の構造を比較的に簡便なものとすることができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、凹部の深さ方向、すなわち棚板に厚み方向の許容性を確保することができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、棚板固定具(10)は、例えば図1に示すように、対向する側壁(20)間に設けられ、側壁(20)に対して棚板(30)を固定するものである。
第2に、棚板固定具(10)は、例えば図1に示すように、次の構成を有する。
(1)第一部材(40)
第一部材(40)は、例えば図1に示すように、側壁(20)に設けられる穴(21)に挿入される軸部(60)を備えたものである。
(2)第二部材(50)
第二部材(50)は、例えば図1、図15、図19及び図21に示すように、第一部材(40)を棚板(30)の下面側から挿入させて保持する保持部(131)を備え、棚板(30)の下面側に設けられた凹部(31)に嵌め込まれるものである。
第3に、第一部材(40)には、例えば図1及び図17〜20に示すように、棚板(30)の厚み方向に伸縮自在な弾性部(90)を介して、凹部(31)の周縁を覆うフランジ部(80)を設けた。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、弾性部(90)は、例えば図17及び図18に示すように、一つ以上の屈曲部(92,93)を備えた。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、弾性部(90)は、例えば図21に示すように、第一部材(40)の保持状態において、フランジ部(80)が第一部材(40)に対し、凹部(31)の深さ方向に離間可能な長さに設定されている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、棚板の厚み方向に伸縮自在な弾性部を設けることで、側壁に設けられる穴や、棚板の下面側に設けられた凹部の加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、一つ以上の屈曲部を弾性部に設けることで、第一部材の構造を比較的に簡便なものとすることができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、凹部の深さ方向、すなわち棚板に厚み方向の許容性を確保することができるようにしたものである。
棚板固定具の分解斜視図である。 第一部材と軸部との分解斜視図である。 第一部材の背面図である。 第一部材の側面図である。 第一部材の底面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 第二部材の斜視図である。 第二部材の背面図である。 第二部材の平面図である。 第二部材の底面図である。 図8のB−B線に沿う断面図である。 図9のC−C線に沿う断面図である。 第一部材と第二部材とを組み付けた状態の棚板固定具の正面図である。 第一部材と第二部材とを組み付けた状態の棚板固定具の側面図である。 図13の縦断面図である。 図14の縦断面図である。 第一部材の弾性部の伸縮状態を説明するための正面図である。 図17に対応し、弾性部の伸長状態の正面図である。 図1に対応し、棚板の取り付ける途中の斜視図である。 図19に対応し、棚板の取り付け状態の斜視図である。 棚板の取り付け状態の断面図である。
(棚板固定具10)
図1中、10は、棚板固定具を示し、書籍等の収納棚の左右一対の側壁20の間に、図1及び図19〜21に示すように、棚板30を架け渡すためにもちいられる。
棚板固定具10は、図1及び図2に示すように、大別すると、次のパーツを有している。なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(1)第一部材40
(2)第二部材50
(3)軸部60
なお、棚板固定具10のパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。例えば、第一部材40と軸部60とを個別に形成したが、軸部60を第一部材40と一体的な構造としても良い。
(側壁20)
側壁20は、天然木、合板、繊維板等の木製で、板状に形成されている。なお、側壁20として、木製のものを例示したが、これに限定されず、金属製のものでも良い。また、側壁20として、板状のものを例示したが、これに限定されず、壁等を利用して棚板30を架け渡すようにしても良い。例えば、図示しないが、棚板30を架け渡すことが可能な壁の隙間を利用したり、或いは側壁20の一方に壁面を利用し、他方の側壁20として板材を利用し、両者の間に棚板30を架け渡すようにしても良い。
側壁20には、図1及び図21に示すように、棚板30の取り付ける高さ位置に、穴21を設けている。穴21は、断面が円形で、側壁20の内側面から厚み方向に略水平に形成されている。穴21には、後述する第一部材20に保持された軸部60が挿入される。
なお、穴21は、1個に限らず、棚板30の取り付ける個数に合わせて、側壁20の高さ方向に複数個形成されているが、単数でも良い。また、穴21の断面形状として、円形を例示したが、当該形状に限定されない。
(棚板30)
棚板30は、側壁20と同様に、天然木、合板、繊維板等の木製で、板状に形成されている。
棚板30には、図1に示すように、その下面側に凹部31を設けている。凹部31は、棚板30の下面から厚み方向ないしは高さ方向に伸び、上面側が行き止まりに形成されている。凹部31は、後述する第二部材50が嵌り込む大きさに形成されている。
具体的には、凹部31には、図1に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、凹部31の各部は、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)開口底面32
開口底面32は、図1に示すように、棚板30の下面に開口し、開口面が略D形に形成されている。
なお、開口底面32を、平面が略D形に形成したが、当該形状に限定されない。
開口底面32からは、図1及び図21に示すように、後述する第二部材50が嵌り込む。
(2)上側閉塞面33
上側閉塞面33は、図1に示すように、開口底面32の上側に位置し、開口底面32と棚板30の厚み方向ないしは高さ方向に対向し、行き止まりに形成されている。
(3)開口側面34
開口側面34は、図1に示すように、開口底面32と連続し、棚板30の端面側、すなわち側壁20の穴21が設けられた内側面に対向し、開口面が略方形に形成されている。
開口側面34からは、図1及び図21に示すように、凹部31内に棚板固定具10を嵌め込んだ状態で、第一部材40に保持された、後述する軸部60の軸本体61が突出する。
(4)奥側閉塞面35
奥側閉塞面35は、図1に示すように、上側閉塞面33と連接し、側面開口33に対向して奥側に位置し、行き止まりに形成されている。
奥側閉塞面35は、円弧状に湾曲させている。
なお、奥側閉塞面35を、円弧状に湾曲させたが、これに限定されず、平面としても良い。
(5)側方閉塞面36
側方閉塞面36は、図1に示すように、上側閉塞面33及び奥側閉塞面35と連接し、側面開口33から奥側閉塞面34に至る両側に形成されている。
(第一部材40)
第一部材40は、図1及び図21に示すように、側壁20に設けられる穴21に挿入される、後述する軸部60を備えたものである。
第一部材40は、軸部60を除き、適度な弾性と剛性とを有する熱可塑性の合成樹脂、例えばPP(ポリプロピレン)で一体的に成形されている。なお、樹脂材料は、PPに限定されない。
具体的には、第一部材40は、図1〜6に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(1)軸保持部70
(2)フランジ部80
(3)弾性部90
なお、第一部材40の各部は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(第二部材50)
第二部材50は、図1、図15、図19及び図21に示すように、第一部材40を棚板30の下面側から挿入させて保持する、後述する保持部131を備え、棚板30の下面側に設けられた凹部(31)に嵌め込まれるものである。
第二部材50は、第一部材40と同様に、適度な弾性と剛性とを有する熱可塑性の合成樹脂、例えばPOM(ポリアセタール)で一体的に成形されている。なお、樹脂材料は、POMに限定されない。
具体的には、第二部材50は、図1及び図7〜12に示すように、下面が開放した中空の箱形に形成され、次の各部を備える。
なお、次の(1)〜(5)については、後述する。
(1)開口下面100
(2)前壁110
(3)左右一対の側壁120
(4)後壁130
(5)上壁140
なお、第二部材50の各部は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(軸部60)
軸部60は、図1、図2及び図6に示すように、第一部材40に保持され、側壁20に設けられる穴21に挿入されるものである。
軸部60には、金属製のネジを使用している。
なお、軸部60として、金属製のものを例示したが、これに限定されず、樹脂製のものでも良いし、又、ネジにも限定されない。
具体的には、軸部60は、図2及び図6に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、軸部60の各部は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)軸本体61
軸本体61は、図1、図2及び図21に示すように、側壁20に設けられる穴21に挿入されるものであり、周囲にはねじ山である凸部62が形成されている。凸部62の有る部分における軸本体61の外径は、側壁20の穴21の内径より太く設定され、穴21内に挿入した際に、凸部62が穴21の内周に食い込み、軸本体61の抜けを防止する。
なお、凸部62を、ねじ山から形成したが、当該形状に限定されない。
(2)頭部63
頭部63は、図2に示すように、軸本体61の一端部から張り出し、低頭としている。
なお、頭部63の端面には、ドライバーで回すための溝等を形成していないが、溝等をあるものを使用しても良い。
(第一部材40の軸保持部70)
軸保持部70は、図2〜4、図6及び図15に示すように、軸部60を保持するものである。
軸保持部70は、図2及び図3に示すように、背面側から見て、方形に形成されている。
軸保持部70には、図2〜4及び図6に示すように、次の各部を備える。
なお、軸保持部70の各部は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)軸穴71
軸穴71は、図3及び図6に示すように、軸保持部70を前後に貫通するものであり、軸部60の軸本体61が挿通するものである。
軸穴71の内径は、軸本体61の外径に略等しく形成され、図6、図15及び図16に示すように、背面側から軸本体61を通すことで、頭部63を背面側で保持し、軸部60の抜けを防止している。
(2)固定部72
固定部72は、図2、図3、図6及び図15に示すように、軸保持部70の背面側に位置し、第二部材50の後述する爪状の保持部131が嵌り込むものである。固定部72は、爪状の保持部131が嵌り込む凹状に形成され、軸保持部70の背面側を、溝を下側に向けた略溝形鋼(チャンネル)状に突出して形成している。
なお、固定部72を、凹状に形成し、後述する保持部131を爪状ないしは凸状に形成したが、凹凸を逆に形成しても良い。
(3)軸受部73
軸受部73は、図4、図6、図13、図15及び図17に示すように、軸保持部70の上面側に位置し、軸穴71から突出する軸部60の軸本体61を下側から受け止めるものである。軸受部73は、軸穴71の延長線上に突出し、開口面を上方に向けた略C字ないしはU字形に形成され、軸本体61を下側から受け止め、或いは載置するようにしている。
なお、軸受部73を、略C字ないしはU字形に形成したが、これらの形状に限定されない。
(第一部材40のフランジ部80)
フランジ部80は、図2〜6、図20及び図21に示すように、後述する弾性部90を介して軸保持部70に連接し、凹部31、すなわち開口底面32の周縁を覆うものである。
フランジ部80は、平板状に形成され、図5に示すように、底面側から見ると、略D形に形成されている。フランジ部80は、略D形の周囲の外形を、同じく平面が略D形に形成された開口底面32の内縁より大きく設定している。
なお、フランジ部80を、平面が略D形に形成したが、当該形状に限定されない。
(第一部材40の弾性部90)
弾性部90は、図2〜4、図6、図17及び図18に示すように、軸保持部70とフランジ部80とを連結するものであり、棚板30の厚み方向に伸縮自在なものである。
具体的には、弾性部90は、図3に示すように、正面から見て、左右一対の脚片92から構成されている。一対の脚片92は、図3のA−A断面線を中心に、線対称に形成されている。
なお、脚片92を一対形成したが、これに限定されず、1個或いは3個以上形成しても良い。
脚片92は、図3に示すように、軸保持部70の底面から下方に延び、外向きに略U字ないしは略C字形に屈曲した第1屈曲部92と、当該第1屈曲部92に連続し、フランジ部80の上面に連接し、内向きに略U字ないしは略C字形に屈曲した第2屈曲部93とを備える。
なお、脚片92に第1屈曲部92と第2屈曲部93とを計2個を形成したが、これらに限定されず、1個或いは3個以上形成しても良い。また、第1屈曲部92及び第2屈曲部93を、略U字ないしは略C字形に屈曲させたが、これらの形状に限定されない。
また、弾性部90は、図21に示すように、第一部材40の保持状態において、フランジ部80が第一部材40に対し、凹部31の深さ方向、すなわち棚板30の厚み方向或いは高さ方向に離間可能な長さに設定されている。
(第二部材50の開口下面100)
開口下面100は、図1、図11及び図12に示すように、第二部材50の下面に略方形に開口する。開口下面100は、図15及び図16に示すように、第一部材40の軸保持部70が嵌り込む大きさに形成されている。
(第二部材50の前壁110)
前壁110は、図13において、第二部材50の正面側に位置する。前壁110は、棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、開口側面34に臨む。
前壁110には、図11〜13に示すように、第二部材50内に第一部材40を嵌め込んだ状態で、当該第一部材40に保持された軸部60の軸本体61が挿通可能な軸挿通部111を設けている。
軸挿通部111は、図11〜13及び図15に示すように、前壁110の下端部から上方に向かって略U字ないしは略C字形に形成されている。
なお、軸挿通部111を、略U字ないしは略C字形に形成したが、これらの形状に限定されない。
(第二部材50の側壁120)
側壁120は、図7〜12に示すように、前壁110の左右の両端部に連接し、第二部材50の左右両側に位置する。側壁120は、棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1に示すように、側方閉塞面36と対向する。
側壁120には、図7〜12に示すように、大別すると、次の各部を備える。
なお、側壁120の各部は、次の(1)〜(4)に限定されない。
(1)係合部121
係合部121は、図7〜12に示すように、左右一対の側壁120にそれぞれ形成され、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態において、凹部31に係合するものである。
係合部121は、爪状に一対形成され、凹部31内の左右の側方閉塞面36に弾性的に当接ないしは食い込むことが可能で、第二部材50を凹部31内に保持するためのものである。
具体的には、側壁120には、下面が開放した略C字ないしは略U字ないしは略C字形に切り欠きを形成し、当該切り欠きで囲まれた部分を係合部121としている。
係合部121は、下端部がヒンジとなり、外向きに弾性的に突出する。
また、左右の係合部121の対向する内側面の間隔は、図12及び図16に示すように、第一部材40の軸保持部70の左右の外側面の間隔より狭く設定されている。このため、第二部材50の内部に第一部材40の軸保持部70を嵌め込んだ際に、図16に示すように、その左右の外側面により、左右の係合部121の対向する内側面が押されて、外向きに大きく突出する。このとき、係合部121が、凹部31内の側方閉塞面36に強く当接ないしは食い込むことが可能となる。
(2)抜止部122
抜止部122は、図7〜10に示すように、左右一対の側壁120にそれぞれ形成され、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態において、凹部31に係合するものである。
抜止部122は、係合部121の下側に位置し、爪状に一対形成され、凹部31内の左右の側方閉塞面36に弾性的に当接ないしは食い込むことが可能で、第二部材50を凹部31内に仮に保持するためのものである。
具体的には、抜止部122は、後述する後壁130側から前壁110側に向かって斜め外向きに突出し、略三角形形に形成されている。
抜止部122は、図8に示すように、係合部121に比較して突出量が大きく、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態において、当該第二部材50が開口底面32や開口側面34から抜け落ちるのを防止している。
なお、抜止部122を、略三角形形に形成したが、当該形状に限定されない。
(3)第1突部123
第1突部123は、図7〜10及び図12に示すように、係合部121の外側面から突出し、側方閉塞面36に食い込むことが可能なものである。
第1突部123は、横方向ないしは水平方向に長く延び、高さ方向に多段に形成されている。第1突部123は、斜め下向きに延び、略ヒレ状に形成されている。
なお、第1突部123を多段に形成したが、これに限定されず、単数でも良い。また、第1突部123を、略ヒレ状に形成したが、当該形状に限定されない。
(4)第2突部124
第2突部124は、図7〜10に示すように、第1突部123に隣接して位置し、第1突部123と突出する向きを異に、係合部121の外側面から突出し、第1突部123と同様に、側方閉塞面36に食い込むことが可能なものである。
第2突部124は、前壁110側に位置し、縦方向ないしは垂直方向、或いは高さ方向に長く延び、1個形成されている。第2突部124の先端部には、略波形の凹凸部を形成している。
なお、第2突部124を、縦方向ないしは垂直方向、或いは高さ方向に長く延ばし、又、第1突部123を、略90度向きを異ならせて、横方向ないしは水平方向に長く延したのは、凹部31内の側方閉塞面36に確実に食い込むようにするためである。
このため、第2突部124と第1突部123は、向きが異なっていれば良く、英大文字の略X字や、○×の記号の略×印のように斜めに交差するように配置しても良い。
なお、第2突部124を、1個形成したが、これに限定されず、複数個形成しても良いし、又、凹凸部を、略波形に形成したが、当該形状に限定されない。
(第二部材50の後壁130)
後壁130は、図7〜11に示すように、左右の側壁120に連接し、奥側の後面に位置する。後壁130は、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、奥側閉塞面35と対向する。
後壁130は、図1、図7、図9及び図10に示すように、凹部31の奥側閉塞面35を湾曲させていることから、後壁130の外側面を同様に円弧状に湾曲させている。後壁130と奥側閉塞面35を円弧状に湾曲させたのは、当該円弧の中心を中心とし、凹部31内において第二部材50が水平方向に旋回できるようにするためのものである。すなわち、側壁20に設けられる穴21や、棚板30の下面側に設けられた凹部31の加工上のバラ付きやピッチズレ等を許容するためである。
後壁130には、図7〜11に示すように、第二部材50内に第一部材40の軸保持部70を嵌め込んだ状態に保持するための保持部131を設けている。
すなわち、後壁130には、下面が開放した略C字ないしは略U字ないしは略C字形に切り欠きを形成し、当該切り欠きで囲まれた部分を保持部131としている。
保持部131は、下端部がヒンジとなり、第二部材50の内部に向かって内向きに弾性的に突出する。保持部131は、第一部材40の軸保持部70に凹状に形成された固定部72に弾性的に嵌り込み、第二部材50の開口下面100からの軸保持部70の抜けを阻止する。
(第二部材50の上壁140)
上壁140は、図7〜9、図11及び図12に示すように、第二部材50の上面を塞ぐものである。上壁140は、棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、上側閉塞面33と対向する。
上壁140には、図7〜9、図11及び図12に示すように、上面から突出する複数の突起部141を設けている。突起部141は、斜面を後方に向けた略直角三角形形に形成される。
突起部141は、第二部材50を棚板30の凹部31に嵌め込んだ状態では、図1及び図21に示すように、上側閉塞面33に食い込むことが可能なものである。また、斜面を後方に向けた直角三角形形に突起部141を形成したことから、凹部31の開口側面34の方向の第二部材50の移動を防止できる。
なお、突起部141は、略直角三角形形に形成したが、当該形状に限定されない。
(棚板30の取付方法)
上記構成を備えた棚板固定具10を使用した棚板30の取付方法について、図1、図13〜21を用いて以下に説明する。
まず、図1、図2、図6及び図19に示すように、第一部材40の軸保持部70に軸部60を装着し、当該軸保持部70から突出した軸部60の軸本体61を、側壁20に設けられる穴21に挿入する。
軸本体61を挿入すると、その外周から突出する凸部62が、穴21の内周に食い込むことで、軸本体61の抜けを防止する。このため、第一部材40は、軸部60を介して、側壁20の穴21に仮に保持される。
一方、図1及び図19に示すように、第二部材50を、棚板30の下面側に設けられた凹部31に合わせて嵌め込む。
第二部材50は、凹部31の開口底面32に合わせて、下側から上側に嵌め込む。このとき、第二部材50の上壁140が、図21に示すように、凹部31の上側閉塞面33に突き当たるまで深く挿入する。
第二部材50を深く挿入すると、その上壁140から突出する突起部141が、凹部31の上側閉塞面33に食い込むことで、凹部31内での第二部材50の水平方向の移動を阻止できる。
また、第二部材50を嵌め込んだ際に、その係合部121及び抜止部122が、凹部31内の左右の側方閉塞面36に押されて撓み、当該側方閉塞面36に弾性的に当接ないしは食い込む。
このため、第二部材50は、凹部31内に仮に保持され、当該凹部31の開口底面32や開口側面34から第二部材50が抜け落ちるのを防止できる。
最後に、図19〜21に示すように、側壁20に仮に保持された第一部材40に、棚板30の凹部31を上方からかぶせるように載置する。
棚板30を載置すると、凹部31内に仮に保持された第二部材50の開口下面100(図11及び図12参照)から、第一部材40の軸保持部70が嵌り込む。
軸保持部70が嵌り込むと、その固定部72に押されて、第二部材50の爪状の保持部131が撓むことで、軸保持部70が第二部材50の内部で相対的に上昇し、保持部131が凹状の固定部72に節度感を伴って「パチン」と嵌り込むことで、第二部材50の内部に軸保持部70が保持され、開口下面100から軸保持部70が抜け落ちるのを防止できる。
このとき、第一部材40のフランジ部80が、図20及び図21に示すように、棚板30の凹部31の開口底面32の周縁に当接し、当該開口底面32を塞ぐ。
同時に、第二部材50の内部に第一部材40の軸保持部70を嵌め込んだ際に、図16に示すように、その左右の外側面により、左右の係合部121の対向する内側面が押されて、外向きに大きく突出する。このとき、係合部121の外側面から突出する第1突部123と第2突部124との一方若しくは両方が、凹部31内の側方閉塞面36に強く当接ないしは食い込む。
このため、棚板30の凹部31内に、図21に示すように、第二部材50が固定される。
したがって、棚板30は、棚板固定具10を介して、側壁20の穴21の高さ位置に固定され、地震等に振動により棚板30が浮き上がって側壁20から外れるのを防止できる。
(穴21や凹部31の加工上のバラ付きやピッチズレの許容)
つぎに、穴21や凹部31の加工上のバラ付きやピッチズレに対する棚板固定具10の作用について、以下に説明する。
まず、高さ方向のズレに対しては、第一部材40の弾性部90が、図17及び図18に示すように、当該高さ方向に伸縮することで、当該高さ方向のズレを吸収する。
すなわち、第一部材40の軸保持部70は、図20及び図21に示すように、第二部材50を介して棚板30の凹部31内に固定され、第一部材40のフランジ部80は、棚板30の凹部31の開口底面32の周縁に当接していることから、軸保持部70とフランジ部80との距離が変化した場合には、弾性部90が高さ方向に伸縮する。
このため、高さ方向のズレに対しては、弾性部90が高さ方向に伸縮することで、当該高さ方向のズレを吸収することができる。
また、高さ方向や水平方向の複合的なズレに対しては、弾性部90の左右一対の脚片92が左右非対称に伸縮したり、或いはよじれたり、ねじれるように屈曲することで、当該ズレを吸収することが可能である。
したがって、加工上のバラ付きやピッチズレを弾性部90により吸収することができるので、当該加工上のバラ付きやピッチズレがある場合にも、棚板固定具10を使用した棚板30の取り付けが可能であるばかりでなく、棚板30を平らに或いは水平に取り付けることができる。
10 棚板固定具
20 側壁 21 穴
30 棚板
31 凹部 32 開口底面
33 上側閉塞面 34 開口側面
35 奥側閉塞面 36 側方閉塞面
40 第一部材 50 第二部材
60 軸部 61 軸本体
62 凸部 63 頭部
70 軸保持部 71 軸穴
72 固定部 73 軸受部
80 フランジ部
90 弾性部 91 脚片
92 第1屈曲部 93 第2屈曲部
100 開口下面
110 前壁 111 軸挿通部
120 側壁
121 係合部 122 抜止部
123 第1突部 124 第2突部
130 後壁 131 保持部
140 上壁 141 突起部

Claims (3)

  1. 対向する側壁間に設けられ、前記側壁に対して棚板を固定する棚板固定具であって、
    前記棚板固定具は、
    前記側壁に設けられる穴に挿入される軸部を備えた第一部材と、
    前記第一部材を前記棚板の下面側から挿入させて保持する保持部を備え、前記棚板の下面側に設けられた凹部に嵌め込まれる第二部材とを有し、
    前記第一部材には、
    前記棚板の厚み方向に伸縮自在な弾性部を介して、前記凹部の周縁を覆うフランジ部を設けたことを特徴とする棚板固定具。
  2. 前記弾性部は、
    一つ以上の屈曲部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の棚板固定具。
  3. 前記弾性部は、
    前記第一部材の保持状態において、前記フランジ部が前記第一部材に対し、前記凹部の深さ方向に離間可能な長さに設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚板固定具。
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