JP3215818U - 改良幅木 - Google Patents

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修一 金谷
修一 金谷
正一 藤井
正一 藤井
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湘栄産業株式会社
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Abstract

【課題】踏板のツメと仮設足場の横棒が連結する両端部にも隙間をなくし、仮設足場の安全性を従来から一層高め、さらに容易に仮設足場(支柱)に取り付けることができ、加えて保管時のまとまりがよい、改良幅木を提供する。【解決手段】仮設足場の支柱10に取り付けられる縦部2と、縦部2に連設し、下端部が前記仮設足場の踏板13の本体13a上に載置されるに際して踏板13のツメ13bを覆う収納部3と、からなることを特徴とする改良幅木1、さらに、同一形状で、複数枚密着重ね積み保管可能な形状としたことを特徴とする改良幅木1とした。【選択図】図5

Description

本考案は、建築現場などで使用される組立式の仮設足場の踏板の一方又は両側部に位置し、支柱に取り付けられる幅木に関し、より詳しくは、前記踏板のツメ部分の隙間もなくし、仮設足場の安全性を従来から一層高めた改良幅木に関する。
以前の幅木は、特許文献1に示すように、踏板の両側面に配置された板状の幅木(木製幅木4、金属製幅木6)であったが、昨今は、法改正で、図1の写真に示すように、踏板13と幅木の隙間をなくすよう、断面L字状をしたL字型幅木14が用いられている。
踏板13は、板状で作業者が歩く部分である本体13aと本体13aの四隅に突設したツメ13bとからなり、支柱10、筋交い12、横棒11などで組まれた仮設足場の横棒11に、ツメ13bを係止して、作業者の歩行部を形成する。
L字型幅木14は、踏板13の本体13aに載置される水平部14aと、水平部14aから起立し、踏板13の側端部に位置する縦部14bとからなり、踏板13の両側部に幅木との隙間を形成しない。
しかしながら、ツメ13bが上に凸であるため、踏板13のツメ13bと横棒11が連結する支柱10付近には隙間15(破線楕円部)が形成される。さらに従来のL字型幅木14は足場への装着が煩雑で、加えて保管時のまとまりが悪い。
実用新案登録第3153066号公報
そこで、本考案は、踏板のツメと仮設足場の横棒が連結する両端部にも隙間をなくし、仮設足場の安全性を従来から一層高め、さらに容易に仮設足場(支柱)に取り付けることができ、加えて保管時のまとまりがよい、改良幅木を提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するため、
(1)
仮設足場の支柱に取り付けられる縦部と、
前記縦部に連設し、下端部が前記仮設足場の踏板の本体上に載置されるに際して前記踏板のツメを覆う収納部と、
からなることを特徴とする改良幅木。
(2)
前記収納部が、断面視で、前記踏板側に凸の多角湾曲形状であることを特徴とする(1)に記載の改良幅木。
(3)
前記収納部が、断面視で、前記踏板側に凸の弧状であることを特徴とする(1)に記載の改良幅木。
(4)
前記収納部が、断面視で、前記踏板側に突出する直線状であることを特徴とする(1)に記載の改良幅木。
(5)
複数枚密着重ね積み保管可能な形状としたことを特徴とする請求項(1)〜(4)の何れか1つに記載の改良幅木。
(6)
前記縦部に凸部を備え、コの字型フックが前記凸部に当接して前記支柱に前記縦部が押圧取り付けされることを特徴とする(1)〜(5)の何れか1つに記載の改良幅木。
とした。
本考案は、上記構成であるので、踏板のツメと仮設足場の横棒が連結する両端部にも隙間がなく、仮設足場の安全性を従来から一層高まり、さらに容易に仮設足場(支柱)に取り付けることができ、加えて保管時のまとまりがよい、改良幅木を提供することができる。
従来のL字型幅木の説明図である。 本考案である改良幅木の第一の実施形態の斜視図である。 図1のA−A‘矢視断面図である。 本考案である改良幅木の第一の実施形態の使用状態の説明左側面図である。 本考案である改良幅木の第一の実施形態の使用状態の写真(正面斜視)である。 本考案である改良幅木の第一の実施形態の使用状態の写真(背面斜視)である。 本考案である改良幅木の第二の実施形態の左側面図である。 本考案である改良幅木の第三の実施形態の左側面図である。
以下、添付図面に基づき、本考案の実施の形態について詳細に説明する。ただし、本考案はそれら実施形態の形状、大きさに限定されるものではない。
本考案の第一の実施形態である改良幅木1は、図2−6に示すように、仮設足場の支柱10に取り付けられる縦部2と、縦部2に連設し、下端部が仮設足場の踏板13の本体13a上に載置されるに際して踏板13のツメ13bを覆う収納部3とからなる。
縦部2は、後述する幅木フック4で、改良幅木1を簡易に支柱10に取り付けできるよう、凸形状をしており、図3に示すように、断面台形状の凸部2bと、その上下に連設する第一垂直部2a及び第二垂直部2cとからなる。台形の凸部2bが弾性を備え、幅木フック4での改良幅木1の取り付け、固定保持をサポートする。
すなわち、支柱10と改良幅木1の係止に、幅木フック4を用いると、幅木フック4が凸部2bを押し込み、凸部2bの弾性反力で幅木フック4の抜けが防止され、安定して改良幅木1を係止することができる。改良幅木を幅木フック4で支柱10に係止しない場合には、縦部に凸部2bを備えず、縦部はストレートで構わない。
収納部3は、図2,3に示すように、第二垂直部2cに連設する第一張出部3aと、第一張出部3aに角度を付けて連設する第二張出部3bと、第二張出部3bに角度を付けて連設し垂下する垂下部3cとからなり、踏板13側に凸の多角湾曲形状で、垂下部3cの下端部が踏板13に載り、ツメ13bを収納するスペース3dを形成する。
収納部3を備えることで、踏板13と従来のL字型幅木14のときは形成された隙間15は残らない。
収納部3が、断面視で、踏板13側に凸の多角湾曲形状であれば、衝突、踏み込みに対する強度が高く、変形しにくい。また、改良幅木1は一枚の板を折曲げた形状であるので、同一形状で、部分的な突出などがないため、保管時に複数枚密着重ね積み可能で、まとまりがよい。他の実施例でも同様の理由で、複数枚密着重ね積み可能である。なお、収納部3は、ツメ13bを収納できれば、多角湾曲形状、その他実施例に限定されない。
改良幅木1が、図3に示す形状、寸法であれば、特許文献1の幅木フック4で、一般的な径の支柱10に改良幅木1を容易に係止することができる。
幅木フック4は、特許文献1に詳述されているが、改良幅木1の縦部2の凸部2bに当接する左右垂下部4a、4bと、左右垂下部4a、4bに略直角に連設する左右水平部4c、4dと、左右水平部4c、4dから下方に屈曲して連結するU字部4eとからなる、コの字型フックである。
先ず、改良幅木1を仮設足場の支柱10に立て掛け、U字部4e内に支柱10を位置させ、次に左右水平部4c、4dの下に改良幅木1を位置させ、左右垂下部4a、4bで改良幅木1の凸部2bに当接して改良幅木1を支柱10に押し当て、係止する。
これにより、仮設足場の踏板13の側部で、ツメ13bを収納部3内に位置させ、覆い、改良幅木1を仮設足場の支柱10に固定することができる。係止後の状態を、図4−6に示した。
このような、改良幅木1であれば、横方向に端部を一部重ねて連設することができる。踏板13の連結部分においても、隙間15を形成しない。他の実施例でも同様である。
本考案である改良幅木5は、実施例1の断面視で多角湾曲形状の収納部3を、断面視で、踏板13側に凸の弧材5bである収納部5aに換え、スペース5cにツメ13bを収納する点が異なる。その他は、実施例1と同じである。したがって、実施例1と同じ符号、形状についてはその説明を省略する。
収納部5aが、断面視で、踏板13側に凸の弧状であれば、衝突、踏み込みに対する強度が高く、変形しにくい。
本考案である改良幅木6は、実施例1の断面視で多角湾曲形状の収納部3を、断面視で、上端が第二垂直部2cの下端に連接し、下端部が踏板13に位置する直線状の平板材6bである収納部6aに換え、スペース6cにツメ13bを収納する点が異なる。その他は、実施例1と同じである。したがって、実施例1と同じ符号、形状についてはその説明を省略する。
収納部6aが、断面視で、ツメ13bを収納し、第二垂直部2cの下端から踏板13まで直線状であれば、一枚の板からの加工が容易で、歩行スペースを最大にできる。
以上のように、本考案の何れの改良幅木でも、踏板13のツメ13bを内部に収納し、覆う収納部を備えるため、ツメ13b周辺の隙間15を塞ぎ、従来のL字型幅木にくらべ安全性が向上する。そして、一枚の板を折曲げて加工、成形できるので、製造が容易で低廉に提供できる。加えて、着脱容易で、さらに積み重ね保管が可能になるので、保管に際しての省スペース化が図れる。
1 改良幅木
2 縦部
2a 第一垂直部
2b 凸部
2c 第二垂直部
3 収納部
3a 第一張出部
3b 第二張出部
3c 垂下部
3d スペース
4 幅木フック
4a 左垂下部
4b 右垂下部
4c 左水平部
4d 右水平部
4e U字部
5 改良幅木
5a 収納部
5b 弧材
5c スペース
6 改良幅木
6a 収納部
6b 平板材
6c スペース
10 支柱
11 横棒
12 筋交い
13 踏板
13a 本体
13b ツメ
14 L字型幅木
14a 水平部
14b 縦部
15 隙間

Claims (6)

  1. 仮設足場の支柱に取り付けられる縦部と、
    前記縦部に連設し、下端部が前記仮設足場の踏板の本体上に載置されるに際して前記踏板のツメを覆う収納部と、
    からなることを特徴とする改良幅木。
  2. 前記収納部が、断面視で、前記踏板側に凸の多角湾曲形状であることを特徴とする請求項1に記載の改良幅木。
  3. 前記収納部が、断面視で、前記踏板側に凸の弧状であることを特徴とする請求項1に記載の改良幅木。
  4. 前記収納部が、断面視で、前記踏板側に突出する直線状であることを特徴とする請求項1に記載の改良幅木。
  5. 複数枚密着重ね積み保管可能な形状としたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の改良幅木。
  6. 前記縦部に凸部を備え、コの字型フックが前記凸部に当接して前記支柱に前記縦部が押圧取り付けされることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の改良幅木。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020026726A (ja) * 2018-08-16 2020-02-20 有限会社一城組 幅木及び幅木の設置構造
JP2021025339A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 株式会社杉孝グループホールディングス 足場用巾木固定具
JP2021050531A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 株式会社タカミヤ 仮設足場用すき間塞ぎ部材

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