JP3189713U - コンクリート用アンカー、コンクリートブロック製品、コンクリートブロック製品の吊り構造、連結具、連結構造 - Google Patents

コンクリート用アンカー、コンクリートブロック製品、コンクリートブロック製品の吊り構造、連結具、連結構造 Download PDF

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Abstract

【課題】コンクリートブロック製品の施工を簡単かつ容易に行うためにコンクリートブロック製品に取付固定されたコンクリート用アンカーを提供する。【解決手段】コンクリート用アンカー10は、1本の丸鋼鉄筋材(鋼鉄製丸棒材)の折り曲げ加工によって一体形成されており、略U字状の先頭部11と、先頭部11の端部に対して略垂直に接続されて略平行に延びる直線状の支持部12,13と、各支持部12,13における先頭部11に接続されている端部とは反対側の端部に対して直角に近い鋭角を成して外方に開くように接続された直線状の係止部14,15とを備え、各支持部12,13および各係止部14,15は同一平面上に配置されると共に対称な形状である。【選択図】図2

Description

本考案は、コンクリート用アンカー、コンクリートブロック製品、連結具、連結構造に係り、詳しくは、コンクリート用アンカーと、前記コンクリート用アンカーが取付固定されたコンクリートブロック製品と、前記コンクリートブロック製品を吊すための吊り構造と、前記コンクリート用アンカーを連結する連結具と、前記連結具を用いた連結構造とに関するものである。
特許文献1には、表面に溝で区切られた台形部分が形成されて自然石風に意匠化された凹凸模様部と該凹凸模様部を支持する基部とを備えるポーラスコンクリート製品が提案されている。
特開2013−176955(P11121X)
特許文献1のポーラスコンクリート製品は、略平板状のコンクリートブロック製品として作製され、多数個のコンクリートブロック製品を設置箇所(例えば、河川の岸や川底など)に敷き詰めるように施工される。
また、ポーラスコンクリート製品に限らず、略平板状のコンクリートブロック製品は、設置箇所に敷き詰めるように施工される。
そこで、コンクリートブロック製品の施工を簡単かつ容易に行うことが要求されている。
本考案は前記要求を満足させるためになされたものであって、以下の目的を有するものである。
(1)コンクリートブロック製品の施工を簡単かつ容易に行うためにコンクリートブロック製品に取付固定されたコンクリート用アンカーを提供する。
(2)前記(1)のアンカーが取付固定されたコンクリートブロック製品を提供する。
(3)前記(2)のコンクリートブロック製品を吊すための吊り構造を提供する。
(4)前記(2)のコンクリートブロック製品を連結するために、前記(1)のアンカーを連結する連結具を提供する。
(5)前記(4)の連結具を用い、前記(2)のコンクリートブロック製品を連結する連結構造を提供する。
本考案者は前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本考案の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
1本の鉄筋材により一体形成されたコンクリート用アンカーであって、
所定幅を有して折り曲げられた先頭部と、
前記先頭部の両端部に対して、略垂直にそれぞれ接続されて略平行に延びる支持部と、
前記支持部における前記先頭部に接続されている端部とは反対側の端部に対して、互いに外方に開くようにそれぞれ接続された係止部とを備える。
第1の局面では、支持部および係止部をコンクリートブロック製品に埋設し、先頭部をコンクリートブロック製品から突出させた状態で、先頭部をフックとしてワイヤーを取り付ければ、コンクリートブロック製品を容易に搬送可能になる。
ここで、係止部は支持部の端部に対して互いに外方に開くように接続されているため、コンクリートブロック製品に埋設された係止部が碇と同様に機能し、コンクリートブロック製品の内部で係止部が確実に係止固定されるため、先頭部に外力が印加された際に、コンクリートブロック製品からコンクリート用アンカーが引き抜けて脱落するのを防止できる。
よって、第1の局面によれば、コンクリートブロック製品の施工を簡単かつ容易に行うためにコンクリートブロック製品に取付固定されたコンクリート用アンカーを提供できる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、前記支持部および前記係止部は、同一平面上に配置されると共に、それぞれが対称な形状である。
第2の局面では、コンクリート用アンカーを単純な折り曲げ加工により簡単かつ容易に製造することが可能であり、コンクリート用アンカーを低コストに提供できる。
<第3の局面>
第3の局面は、第1の局面または第2の局面において、前記係止部は前記支持部に対して直角に近い鋭角を成して接続されている。
第3の局面では、コンクリートブロック製品の内部で係止部が更に確実に係止固定されるため、第1の局面の前記した碇と同様の機能をより高めることができる。
<第4の局面>
第4の局面は、第1〜第3の局面のコンクリート用アンカーが取付固定されたコンクリートブロック製品であって、略平板状の基部と、前記基部の外周縁の隅部分に形成された連結部とを備え、前記コンクリート用アンカーの前記支持部および前記係止部が前記連結部に埋設され、前記コンクリート用アンカーの前記先頭部が前記連結部から突出している。
第4の局面では、第1〜第3の局面のコンクリート用アンカーが取付固定されたコンクリートブロック製品を提供できる。
<第5の局面>
第5の局面は、第4の局面のコンクリートブロック製品を吊すための吊り構造であって、前記連結部から突出した前記先頭部をフックとしてワイヤーが取り付けられ、前記基部が水平になるように吊される。
第5の局面では、コンクリート用アンカーの先頭部をコンクリートブロック製品の連結部から上方へ突出させることにより、第4の局面のコンクリートブロック製品を安定した状態で確実に吊すことが可能な吊り構造を提供できる。
そして、第5の局面によれば、コンクリートブロック製品を容易に搬送可能であるため、コンクリートブロック製品の施工も簡単かつ容易に行うことができる。
<第6の局面>
第6の局面は、第4の局面のコンクリートブロック製品を連結するために、第1〜第3の局面のコンクリート用アンカーを連結する連結具であって、
1本の鉄筋材により一体形成され、所定幅を有して折り曲げられた本体部と、
前記本体部の端部を接続するボルトおよびナットとを備え、
前記本体部は折り曲げ方向に対して直交する方向に湾曲している。
第6の局面では、第4の局面のコンクリートブロック製品を連結するために、第1〜第3の局面のコンクリート用アンカーを連結する連結具を提供できる。
また、第6の局面では、本体部を単純な折り曲げ加工により簡単かつ容易に製造することが可能であり、一般市販品のボルトおよびナットを使用可能であるため、連結具を低コストに提供できる。
<第7の局面>
第7の局面は、第6の局面において、
前記本体部の端部は湾曲して膨らんだ方向とは反対方向に折り返され、その折り返された部分により形成された取付孔を備え、
前記ボルトは前記取付孔に挿通され、前記取付孔から突出した前記ボルトの先端に前記ナットが螺着されて前記本体部に係止される。
第7の局面では、ボルトおよびナットを本体部の端部に簡単かつ確実に接続することができる。
また、第7の局面では、取付孔を本体部の単純な折り曲げ加工により簡単かつ容易に製造することが可能であり、連結具を低コストに提供できる。
<第8の局面>
第8の局面は、第6の局面または第7の局面の連結具を用いた連結構造であって、
第4の局面のコンクリートブロック製品が敷き詰められた状態にて、複数個の前記コンクリートブロック製品の前記連結部からそれぞれ上方へ突出した前記コンクリート用アンカーの前記先頭部に対し、前記連結具の前記本体部が上方へ膨らむように湾曲した状態にして、前記本体部を複数個の前記コンクリート用アンカーの前記先頭部に挿通した後に、前記連結具の前記本体部を前記ボルトおよび前記ナットによって接続して前記連結具を環状にすることにより、前記連結具を介して複数個の前記コンクリート用アンカーが連結固定されて、前記コンクリートブロック製品が連結固定される。
第8の局面では、コンクリートブロック製品の連結部から上方へ突出したコンクリート用アンカーの先頭部に対して、連結具の本体部が上方へ膨らむように湾曲した状態にすれば、複数個の先頭部に対して本体部を簡単かつ容易に挿通することができる。
また、連結具の本体部が上方へ膨らむように湾曲した状態にすれば、ボルトおよびナットを本体部の端部に簡単かつ容易に接続することができる。
よって、第8の局面によれば、多数個のコンクリートブロック製品を設置箇所に敷き詰めた状態で連結固定することが可能であり、コンクリートブロック製品の施工を簡単かつ容易に行うことができる。
図1(A)は、本考案を具体化した一実施形態のコンクリート用アンカー10の側面図。図1(B)はアンカー10の上面図。図1(C)はアンカー10の正面図。 図2(A)は、本考案を具体化した一実施形態のコンクリートブロック製品20の平面図。図2(B)はコンクリートブロック製品20の側面図。 コンクリートブロック製品20を吊した状態を示すイメージ図。 図4(A)は、本考案を具体化した一実施形態の連結具30の側面図。図3(4)は連結具30の上面図。 図5(A)は、コンクリートブロック製品20を連結した状態を示す要部平面図であり、図5(B)に示す部分αの拡大図。図5(B)は、4個のコンクリートブロック製品20を連結した状態を示す平面図。
図1(A)は本実施形態のコンクリート用アンカー10の側面図であり、図1(B)はアンカー10の上面図であり、図1(C)はアンカー10の正面図である。
アンカー10は、1本の丸鋼鉄筋材(鋼鉄製丸棒材)の折り曲げ加工によって一体形成されており、略U字状の先頭部11と、先頭部11の端部に対して略垂直に接続されて略平行に延びる直線状の支持部12,13と、各支持部12,13における先頭部11に接続されている端部とは反対側の端部に対して直角に近い鋭角を成して互いに外方に開くように接続された直線状の係止部14,15とを備え、各支持部12,13および各係止部14,15は同一平面上に配置されると共に対称な形状である。
尚、先頭部11の高さは約60mm、支持部12,13の長さは約170mm、支持部12,13の間隔は約40mm、係止部14,15の長さは約60mm、アンカー10を形成する丸鋼鉄筋材の直径は9mmである。
図2は本実施形態のコンクリートブロック製品20の平面図であり、図2(B)はコンクリートブロック製品20の側面図である。
尚、コンクリートブロック製品20は、特許文献1のポーラスコンクリート製品として作製することが考えられるが、ポーラスコンクリート製品に限らず、どのような製法のコンクリート製品であってもよい。
コンクリートブロック製品20は、表面に溝で区切られた台形部分23が形成されて自然石風に意匠化された凹凸模様部21と、凹凸模様部21を支持する基部22とを備え、全体形状が略平板状である。
基部22は平面視略正方形の平板状であり、外周縁の四隅部分には各辺に対して斜め45゜に面取りされた略平面状の連結部24が形成されている。
尚、凹凸模様部21の高さは約140mm、基部22の一辺の長さは約1000mm、基部22の高さは約100mmである。
コンクリートブロック製品20における4箇所(四隅)の連結部24にはそれぞれ、アンカー10の支持部12,13および係止部14,15が基部22の底面と略平行に配置されるように埋設され、アンカー10の先頭部11の全部および支持部12,13の一部のみが連結部24から露出され、先頭部11は上方(コンクリートブロック製品20の基部22から凹凸模様部21へ向かう方向)へ突出している。
図3に示すように、コンクリートブロック製品20を吊して搬送する際には、コンクリートブロック製品20の4箇所(四隅)の連結部24から突出しているアンカー10の先頭部11にワイヤーWAのフック(図示略)を引っ掛け、コンクリートブロック製品20の基部22が水平になるように4本のワイヤーWAの長さを調整して吊す。
図4(A)は本実施形態の連結具30の側面図であり、図4(B)は連結具30の上面図である。
連結具30は、六角ボルト31およびナット32と本体部33とを備え、全体形状が閉じられた環状である。
略U字状の本体部33は、1本の丸鋼鉄筋材の折り曲げ加工によって一体形成されており、略U字状の折り曲げ方向に対して直交する方向に湾曲している。
本体部33の端部は湾曲して膨らんだ方向とは反対方向に折り返され、その折り返された部分により、断面略紡錘形状の取付孔34,35が形成されている。
取付孔34,35にはボルト31が挿通され、取付孔34から突出したボルト31の先端にはナット32が螺着されて本体部33に係止され、本体部33の端部はボルト31およびナット32によって接続固定されている。
尚、本体部33の長さは約170mm、取付孔34,35の間隔は約50mm、本体部33を形成する丸鋼鉄筋材の直径は9mm、六角ボルト31の規格はM10である。
ところで、図4(A)では、ボルト31およびナット32の図示を省略してある。
図5(A)は、コンクリートブロック製品20を連結した状態を示す要部平面図(図5(B)に示す部分αの拡大図)である。図5(B)は、4個のコンクリートブロック製品20を連結した状態を示す平面図である。
4個のコンクリートブロック製品20を井桁状に敷き詰めると、各コンクリートブロック製品20の間には、各連結部24に囲繞された断面正方形の角筒状の空間Sが形成され、各連結部24から露出されたアンカー10の先頭部11の全部および支持部12,13の一部が空間S内に露出し、先頭部11は上方へ突出した状態になる。
そこで、連結具30の本体部33が上方へ膨らむように湾曲した状態(図4に示すのと上下反対の状態)にして、その本体部33を4個のアンカー10の先頭部11に挿通した後に、連結具30の本体部33をボルト31およびナット32により接続固定して連結具30を環状にすることにより、連結具30を介して4個のアンカー10が連結固定され、その結果、4個のコンクリートブロック製品20が井桁状に敷き詰められた状態(各コンクリートブロック製品20の基部22の底面が同一平面上に配置された状態)で連結固定される。
そして、多数個のコンクリートブロック製品20を敷き詰め、図5(B)に示す部分αと同様に、各コンクリートブロック製品20から突出したアンカー10の先頭部11をそれぞれ連結具30を用いて連結固定することにより、敷き詰めた全てのコンクリートブロック製品20を連結固定することができる。
[本実施形態の作用・効果]
本実施形態によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]図1〜図4に示すように、コンクリート用アンカー10では、支持部12,13および係止部14,15をコンクリートブロック製品20に埋設し、先頭部11をコンクリートブロック製品20から突出させた状態で、先頭部11をフックとしてワイヤーWAを取り付ければ、コンクリートブロック製品20を容易に搬送可能になる。
ここで、係止部14,15は支持部12,13の端部に対して互いに外方に開くように接続されているため、コンクリートブロック製品20に埋設された係止部14,15が碇と同様に機能し、コンクリートブロック製品20の内部で係止部14,15が確実に係止固定されるため、先頭部11に外力が印加された際に、コンクリートブロック製品20からコンクリート用アンカー10が引き抜けて脱落するのを防止できる。
よって、本実施形態によれば、コンクリートブロック製品20の施工を簡単かつ容易に行うためにコンクリートブロック製品20に取付固定されたコンクリート用アンカー10を提供できる。
[2]図1に示すように、コンクリート用アンカー10では、支持部12,13および係止部14,15が同一平面上に配置されると共に対称な形状である。
そのため、コンクリート用アンカー10を単純な折り曲げ加工により簡単かつ容易に製造することが可能であり、コンクリート用アンカー10を低コストに提供できる。
[3]図1に示すように、コンクリート用アンカー10では、係止部14,15が支持部12,13に対して直角に近い鋭角を成して接続されている。
そのため、コンクリートブロック製品20の内部で係止部14,15が更に確実に係止固定されるため、前記[1]の碇と同様の機能をより高めることができる。
[4]図3に示すように、コンクリート用アンカー10の先頭部11をコンクリートブロック製品20の連結部24から上方へ突出させることにより、コンクリートブロック製品20を安定した状態で確実に吊すことが可能な吊り構造を提供できる。
そして、図3に示すようにコンクリートブロック製品20を吊せば、コンクリートブロック製品20を容易に搬送可能であるため、コンクリートブロック製品20の施工も簡単かつ容易に行うことができる。
[5]図4に示すように、連結具30では、本体部33を単純な折り曲げ加工により簡単かつ容易に製造することが可能であり、一般市販品のボルト31およびナット32を使用可能であるため、連結具30を低コストに提供できる。
[6]図4に示すように、連結具30では、本体部33の端部が湾曲して膨らんだ方向とは反対方向に折り返され、その折り返された部分により形成された取付孔34,35を備え、ボルト31は取付孔34,35に挿通され、取付孔34,35から突出したボルト31の先端にナット32が螺着されて本体部33に係止される。
そのため、ボルト31およびナット32を本体部33の端部に簡単かつ確実に接続することができる。
また、取付孔34,35を本体部33の単純な折り曲げ加工により簡単かつ容易に製造することが可能であり、連結具30を低コストに提供できる。
[7]図5に示すように、コンクリートブロック製品20の連結部24から上方へ突出したコンクリート用アンカー10の先頭部11に対して、連結具30の本体部33が上方へ膨らむように湾曲した状態(図4に示すのと上下反対の状態)にすれば、4個の先頭部11に対して本体部33を簡単かつ容易に挿通することができる。
また、連結具30の本体部33が上方へ膨らむように湾曲した状態にすれば、ボルト31およびナット32を本体部33の端部に簡単かつ容易に接続することができる。
よって、多数個のコンクリートブロック製品20を設置箇所(例えば、河川の岸や川底など)に敷き詰めた状態で連結固定することが可能であり、コンクリートブロック製品20の施工を簡単かつ容易に行うことができる。
<別の実施形態>
本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、前記実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[A]前記実施形態では、アンカー10の先頭部11および連結具30の本体部33が略U字状に折り曲げられているが、所定幅を有して折り曲げられているならば、どのような形状(例えば、略コ字状など)にしてもよい。
[B]前記実施形態では、アンカー10の支持部12,13および係止部14,15が直線状であるが、湾曲状や屈曲状にしてもよい。
[C]前記実施形態では、コンクリートブロック製品20の基部22が平面視正方形状であるが、平面視同一寸法形状のコンクリートブロック製品20を敷き詰めることが可能であれば、どのような平面視形状(例えば、長方形状、三角形状、5角形以上の正多角形状、ジグソーパズル状など)にしてもよい。
本考案は、前記各局面および前記実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本考案に含まれる。本明細書の中で明示した公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10…コンクリート用アンカー
11…先頭部
12,13…支持部
14,15…係止部
20…コンクリートブロック製品
22…基部
24…連結部
30…連結具
31…六角ボルト
32…ナット
33…本体部
34,35…取付孔
WA…ワイヤー

Claims (8)

  1. 1本の鉄筋材により一体形成されたコンクリート用アンカーであって、
    所定幅を有して折り曲げられた先頭部と、
    前記先頭部の両端部に対して、略垂直にそれぞれ接続されて略平行に延びる支持部と、
    前記支持部における前記先頭部に接続されている端部とは反対側の端部に対して、互いに外方に開くようにそれぞれ接続された係止部と
    を備えたコンクリート用アンカー。
  2. 前記支持部および前記係止部は、同一平面上に配置されると共に、それぞれが対称な形状である、
    請求項1に記載のコンクリート用アンカー。
  3. 前記係止部は前記支持部に対して直角に近い鋭角を成して接続されている、
    請求項1または請求項2に記載のコンクリート用アンカー。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンクリート用アンカーが取付固定されたコンクリートブロック製品であって、
    略平板状の基部と、前記基部の外周縁の隅部分に形成された連結部とを備え、
    前記コンクリート用アンカーの前記支持部および前記係止部が前記連結部に埋設され、
    前記コンクリート用アンカーの前記先頭部が前記連結部から突出しているコンクリートブロック製品。
  5. 請求項4に記載のコンクリートブロック製品を吊すための吊り構造であって、
    前記連結部から突出した前記先頭部をフックとしてワイヤーが取り付けられ、前記基部が水平になるように吊されるコンクリートブロック製品の吊り構造。
  6. 請求項4に記載のコンクリートブロック製品を連結するために、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコンクリート用アンカーを連結する連結具であって、
    1本の鉄筋材により一体形成され、所定幅を有して折り曲げられた本体部と、
    前記本体部の端部を接続するボルトおよびナットと
    を備え、
    前記本体部は折り曲げ方向に対して直交する方向に湾曲している連結具。
  7. 前記本体部の端部は湾曲して膨らんだ方向とは反対方向に折り返され、その折り返された部分により形成された取付孔を備え、
    前記ボルトは前記取付孔に挿通され、前記取付孔から突出した前記ボルトの先端に前記ナットが螺着されて前記本体部に係止される、
    請求項6に記載の連結具。
  8. 請求項6または請求項7に記載の連結具を用いた連結構造であって、
    請求項4に記載のコンクリートブロック製品が敷き詰められた状態にて、複数個の前記コンクリートブロック製品の前記連結部からそれぞれ上方へ突出した前記コンクリート用アンカーの前記先頭部に対し、前記連結具の前記本体部が上方へ膨らむように湾曲した状態にして、前記本体部を複数個の前記コンクリート用アンカーの前記先頭部に挿通した後に、前記連結具の前記本体部を前記ボルトおよび前記ナットによって接続して前記連結具を環状にすることにより、前記連結具を介して複数個の前記コンクリート用アンカーが連結固定されて、前記コンクリートブロック製品が連結固定される連結構造。
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