JP3118453U - タイル施工用水糸 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイルの貼付け作業が円滑に行えると共に、特別高度な技術を必要とすることなく、タイルを正確に貼付けることができ、美しい仕上がりが得られるタイル施工用水糸を提供する。
【解決手段】非伸縮性の糸を用いて形成した水糸本体2の外径面に、タイル目地幅に該当する長さの目地幅表示マーク3を、水糸本体2の長さ方向に沿ってタイル幅に一致する間隔ごとに施してある。
【選択図】図1

Description

この考案は、建物等の床面や壁面をタイルの貼付けによって仕上げる場合に使用するタイル施工用水糸に関する。
建物等の床面や壁面をタイルの貼付けによって仕上げる場合、各タイル間の目地の幅が一定となり、各タイルが縦横に整列した美しい仕上がり状態が得られるようにする必要があり、このため、従来は、コンクリートの下地面にコンクリートピンを打設し、両側のピン間に水糸を緊張状に取付けることにより、この水糸を縦横に複数枚のタイルが収まる間隔の格子状の配置に張設し、この状態で、水糸によって形成された各格子の部分において、所定枚数のタイルを並べて下地面に張付けることにより、タイルを縦横に並べて貼設するようにしている。
ところで、タイル貼付け面に水糸が縦横に張設されていると、水糸に足を引っ掛ける等の事態が発生して作業の邪魔になり、作業能率を低下させる原因になっている。
また、水糸で囲まれた部分に複数枚のタイルを正確に並べて貼付けるには、水糸があったとしても高度な技術と経験が必要になり、どうしても全体としてタイルの並びに曲がり等が生じることになる。
そこで、この考案の課題は、タイルの貼付け作業が円滑に行えると共に、特別高度な技術を必要とすることなく、素人でもタイルを正確に貼付けることができ、美しい仕上がりが得られるタイル施工用水糸を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この考案は、非伸縮性の糸を用いて水糸本体を形成し、この水糸本体の外径面に、タイル目地幅に該当する長さの目地幅表示マークを、水糸本体の長さ方向に沿ってタイル幅に一致する間隔ごとに施した構成を採用したものである。
また、上記水糸本体に対して、大きさの異なるタイルの目地幅表示マークを混在して施した構造とすることができる。
ここで、水糸本体に用いる糸は、例えば、合成樹脂繊維を編まずに糸にしたものを用いることにより、非伸縮性の優れた特性を有し、緊張状態で配置しても目地幅表示マークの間隔に誤差の発生がなく、タイルを正確に貼付けることができる。
この考案によると、非伸縮性の糸を用いて水糸本体の外径面に、タイル目地幅に該当する長さの目地幅表示マークを、水糸本体の長さ方向に沿ってタイル幅に一致する間隔ごとに施したので、この水糸をタイル貼付け面に平行して緊張状に配置し、水糸に沿い、かつ、目地幅表示マークに合わせてタイルを位置決めしながら貼付けるようにするだけで、特別高度な技術を必要とすることなく、タイルを縦横の方向に並べて正確に貼付けることができ、タイル貼り付け面の美しい仕上がりが得られる。
また、水糸はタイル貼付け面の一辺に沿って配置するだけでよく、タイル貼付け作業の邪魔にならないので、タイル貼付け作業が円滑に行えることになる。
以下、この考案の実施の形態を図示例と共に説明する。
図示のように、タイル施工用の水糸1は、非伸縮性の糸を用いて水糸本体2を形成し、この水糸本体2の外径面に、タイル目地幅に該当する長さの目地幅表示マーク3を、水糸本体2の長さ方向に沿ってタイル幅に一致する間隔ごとに施した構造になっている。
上記水糸本体2に用いる糸は、非伸縮性であれば材質は限定されないが、例えば、釣糸のような合成樹脂糸、金属製糸等のほか、特に、合成樹脂繊維を編まずに糸にしたものを用いることにより、非伸縮性の優れた特性を有し、緊張状態で配置しても目地幅表示マーク3の間隔に誤差の発生がないという利点がある。
ところで、壁面や床面に貼付け使用するタイルの大きさには、大小幾つかの種類があり、また、隣接するタイル間の目地の間隔は、タイルの大きさに合わせて設定される。
ちなみに、正方形タイルの大きさとしては、例えば、小さなものから180mm角程度のものまであり、目地の間隔は1mmから8mm程度の間隔に設定される。
図1(a)に示す第1の実施の形態の水糸1は、例えば、50mm角の大きさのタイル用を示し、目地幅表示マーク3の幅aを1mmにすると共に、隣接する目地幅表示マーク3間の間隔bを50mmとし、水糸本体2の長さ方向に目地幅表示マーク3を50mm間隔で施したものである。
また、図1(b)に示す第2の実施の形態の水糸1は、上記水糸本体2に対して、大きさの異なるタイルの目地幅表示マーク3を混在して施した構造としてものである。
具体的には、95mm角と145mm角の大きさのタイルの併用例を示し、95mm角用の目地幅表示マーク3aの幅a1を5mmにすると共に、隣接する目地幅表示マーク間の間隔b1を95mmとし、水糸本体2の長さ方向に目地幅表示マーク3aを95mm間隔で施し、また、145mm角用の目地幅表示マーク3bの幅a2も5mmとし、前記した95mm角用の目地幅表示マーク3aの中間に施した配置とし、これによって95mm角と145mm角の大きさのタイルの何れにも使用することができるようにしている。
なお、水糸本体2の糸径は、あまり太いと張設時に重量で垂れ下がりが生じるため、強度を維持する範囲でできるだけ細いものを用いるのが好ましく、合成樹脂繊維の紐の場合、0.8mmから1mm程度の直径が適している。
この考案のタイル施工用水糸は、上記のような構成であり、建物等の床面や壁面等をタイルの貼付けによって仕上げる場合、図2のように、タイル貼付面の一辺に沿って両端にコンクリートピン4を打ち込んで立設し、両コンクリートピン4間に水糸1をタイル貼付面と平行するよう緊張状態に張設し、この状態で、水糸1に施された目地幅表示マーク3に合わせてタイルAを並べながら下地面に張付けるようにすればよく、隣接するタイルA間には目地幅表示マーク3、3a、3bの幅a、a1、a2に等しい目地が形成され、このようにしてタイルAを一列に並べて貼付けたら、これを基準にして次の位置にタイルAを並べて貼設するようにし、これを順次繰り返すことにより、タイルAを縦横に並べて貼付けることができる。
上記のように、非伸縮性の糸を用いて形成した水糸本体2の外径面に、タイル目地幅に該当する長さの目地幅表示マーク3、3a、3bをタイル幅に一致する間隔ごとに施した水糸1を基準にしてタイルAの貼付けを行うと、隣接するタイルA間に目地幅表示マーク3、3a、3bの長さに等しい幅の目地を確保しながらタイルAを正確に貼付けることができ、縦横に対してタイルAが直線的に並ぶ美しい仕上がりのタイル貼付けが施工できることになる。
(a)は第1の実施の形態の水糸を示す斜視図、(b)は第2の実施の形態の水糸を示す斜視図 水糸を用いてタイルの貼付け施工状態を示す斜視図
符号の説明
1 水糸
2 水糸本体
3 目地幅表示マーク
3a 目地幅表示マーク
3b 目地幅表示マーク
4 コンクリートピン
A タイル

Claims (2)

  1. 非伸縮性の糸を用いて水糸本体を形成し、この水糸本体の外径面に、タイル目地幅に該当する長さの目地幅表示マークを、水糸本体の長さ方向に沿ってタイル幅に一致する間隔ごとに施したタイル施工用水糸。
  2. 上記水糸本体に対して、大きさの異なるタイルの目地幅表示マークを混在して施した請求項1に記載のタイル施工用水糸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020172720A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 川島商事株式会社 土木工事用又は建築工事用水糸及びその製造方法

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