JP5366564B2 - 金網用タイル取付部材、金網装飾タイルおよび植栽フェンス - Google Patents
金網用タイル取付部材、金網装飾タイルおよび植栽フェンス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5366564B2 JP5366564B2 JP2009011502A JP2009011502A JP5366564B2 JP 5366564 B2 JP5366564 B2 JP 5366564B2 JP 2009011502 A JP2009011502 A JP 2009011502A JP 2009011502 A JP2009011502 A JP 2009011502A JP 5366564 B2 JP5366564 B2 JP 5366564B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire mesh
- tile
- wire
- pedestal
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Fencing (AREA)
Description
この植栽フェンスの従来技術の一例として特許文献1がある。図9に示すように、特許文献1の植栽フェンス102は、フェンス102の下部が曲折されて溝状の保持部122が設けられており、その保持部122に植物またはその種子と植栽基盤、肥料、保水材が一体化された緑化材103が保持されたものである。この緑化フェンス102の施工後、緑化材103から植物131が成長しフェンス102に絡まることによって植栽フェンス102が完成するのである。
第2発明の金網用タイル取付部材は、第1発明において、前記上爪は上下方向に長尺であり、前記下爪は上下方向に短尺であることを特徴とする。
第3発明の金網用タイル取付部材は、第1または第2発明において、前記台座の背面側部に、金網線材に当接するピンが設けられていることを特徴とする。
第4発明の金網用タイル取付部材は、第1,第2または第3発明において、前記台座が矩形であり、前記台座の背面上縁に前記上爪が2つ設けられており、前記台座の背面下縁に前記下爪が2つ設けられており、前記台座の背面側部に前記ピンが左右2つずつ設けられていることを特徴とする。
第5発明の金網用タイル取付部材は、第1,第2,第3または第4発明において、前記台座が矩形であり、前記台座の四隅の角が取れていることを特徴とする。
a)タイルを嵌め込んだ台座を金網に取り付けることができるので、タイルの意匠効果により金網の景観を良くすることができる。また、台座は金網の任意の位置に取り付けることができるので、金網にタイルによるデザインを施すことができる。
b)金網線材に爪を嵌めたとき、爪の下端または(および)台座背面に設けられている金網線材係止用の突起によって金網線材が下方に抜けづらくなる。
第2発明によれば、まず上爪に金網線材を嵌め込み、ついで下爪に金網線材を嵌め込むことで台座を金網に取り付けることができるので、一度に全ての爪を嵌め込まなくて良く、台座を金網に取り付ける作業が容易である。また、上爪は長く、撓み易いため、金網線材に嵌め込みやすく、取付位置がずれていた場合にも取り外しやすいため、作業のやり直しが容易に行える。下爪は短く、撓み難いため、金網線材を強固に係止することができる。
第3発明によれば、側部のピンが金網線材に当接するので、金網に取り付けた台座が横方向にずれないように固定することができる。また、台座を金網に取り付ける際に、台座の横方向の位置をガイドすることができる。
第4発明によれば、台座が矩形であり、上爪および下爪で金網の横線材を係止し、ピンが金網の縦線材に当接するので、縦線材および横線材により形成された格子状の金網に取り付ける金網用タイル取付部材として好適である。
第5発明によれば、台座の四隅の角が取れているため、角が邪魔にならず、台座を斜め方向に連接して取り付けることができる。
(タイル取付部材の実施形態)
本発明の金網用タイル取付部材Aは立体的形状に特徴があるので、以下図1〜図5に基づき説明する。
図7は金網用タイル取付部材Aを用いた金網装飾タイルBを金網Cに取り付けた際の背面図である。後述するように、ピン40を金網Cの隣接する2本の縦線材52の間に嵌め込み、上爪20および下爪30で金網Cの横線材51を係止することにより、金網用タイル取付部材Aが金網Cに固定される。そのため、上爪20、下爪30、ピン40は取り付ける金網Cの格子の大きさと合わせて設けられる必要がある。
なお、本実施形態では、上爪20および下爪30を2つずつ、ピン40を左右に2つずつ設ける形態としたが、これに限られず、金網用タイル取付部材Aの大きさに合わせて、金網用タイル取付部材Aを金網Cに取り付けた際に十分に固定されるように、その構成を変更してもよい。
本実施形態において、突起21、31は台座10の背面に設けたが、これに限らず、上爪20および下爪30の下端に、もしくはその下端と台座10の背面の両方に設けても良い。
また、上爪20および下爪30と台座10との間の隙間は、挿入する横線材51の太さと同程度とすることが好ましい。隙間が横線材51の太さよりも狭い場合、横線材51を挿入することができず、逆に隙間が広い場合には、取り付け後の金網用タイル取付部材Aが前後方向にがたつく。
また、図5に示すように、ピン40の先端はそれぞれ台座10の外方面が傾斜して2本の縦線材52,52の間に挿入しやすくなっている。
図5に示すように、上記に説明した金網用タイル取付部材Aの台座10にタイル12を取付けると金網装飾タイルBが出来上がる。タイル12の表面は任意のデザインを施したものでよい。
この金網装飾タイルBを金網Cに取付けると、装飾された金網となる。
金網装飾タイルBの金網Cへの取り付けは、図6に示す(1)〜(4)のステップで行われる。
以上のとおり、金網装飾タイルBを金網Cに取り付けると、図8に示すように、タイルの意匠効果により金網Cの景観を良くすることができる。また、金網装飾タイルBは金網Cの任意の位置に取り付けることができるので、金網Cにタイルによるデザインを施すことができる。
そのため、植栽フェンスに金網装飾タイルBを取り付けた場合には、植物が成長途中であったとしても単なる金網が露出している状態とはならず、景観を良くすることができる。もちろん、植栽フェンス以外に使用してもよく、金網にタイルを取り付けて飾りとして使用してもよい。
B 金網装飾タイル
10 台座
11 薄溝
20 上爪
21 突起
30 下爪
31 突起
40 ピン
Claims (5)
- タイルを嵌め込む台座と金網線材を係止する爪とからなり、
前記爪の上端が前記台座背面に結合され、下方に開口しており、
前記爪の下端、もしくは該下端に対向する台座背面、もしくは該下端と該台座背面の両方に、金網線材係止用の突起が設けられており、
前記爪は前記台座の上縁に設けられた上爪と、下縁に設けられた下爪とからなる
ことを特徴とする金網用タイル取付部材。 - 前記上爪は上下方向に長尺であり、前記下爪は上下方向に短尺である
ことを特徴とする請求項1記載の金網用タイル取付部材。 - 前記台座の背面側部に、金網線材に当接するピンが設けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載の金網用タイル取付部材。 - 前記台座が矩形であり、
前記台座の背面上縁に前記上爪が2つ設けられており、
前記台座の背面下縁に前記下爪が2つ設けられており、
前記台座の背面側部に前記ピンが左右2つずつ設けられている
ことを特徴とする請求項1,2または3記載の金網用タイル取付部材。 - 前記台座が矩形であり、
前記台座の四隅の角が取れている
ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の金網用タイル取付部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009011502A JP5366564B2 (ja) | 2009-01-22 | 2009-01-22 | 金網用タイル取付部材、金網装飾タイルおよび植栽フェンス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009011502A JP5366564B2 (ja) | 2009-01-22 | 2009-01-22 | 金網用タイル取付部材、金網装飾タイルおよび植栽フェンス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010168784A JP2010168784A (ja) | 2010-08-05 |
JP5366564B2 true JP5366564B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=42701175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009011502A Expired - Fee Related JP5366564B2 (ja) | 2009-01-22 | 2009-01-22 | 金網用タイル取付部材、金網装飾タイルおよび植栽フェンス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5366564B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012014618A1 (ja) | 2010-07-28 | 2012-02-02 | カヤバ工業株式会社 | 緩衝器の減衰バルブ |
JP6095609B2 (ja) * | 2014-05-16 | 2017-03-15 | 大陸 古城 | ハンガー式フェンスカバー |
CN106121167B (zh) * | 2016-07-26 | 2018-08-24 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 钢丝悬挂亚克力板拼接系统 |
KR101998183B1 (ko) * | 2016-12-20 | 2019-07-10 | 우진에코텍(주) | 용접철망 펜스 |
JP6906792B2 (ja) * | 2017-05-31 | 2021-07-21 | 株式会社大里 | 長尺材ホルダ及びこれを用いたフェンスの目隠し構造 |
KR102608118B1 (ko) * | 2022-10-24 | 2023-12-01 | 주식회사 인산 | 메쉬 펜스용 가림막 장치 |
KR102646241B1 (ko) * | 2023-11-10 | 2024-03-11 | 주식회사 인산 | 메쉬 펜스용 가림막 고정 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH035560A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-11 | Mikio Yoshimatsu | 壁面装飾構造 |
JP2001173200A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-26 | Iwamoto:Kk | 建物または土木用地用表装材とその取付構造 |
JP3966864B2 (ja) * | 2004-04-07 | 2007-08-29 | 株式会社妻沼電化工業 | 壁の補修工法 |
-
2009
- 2009-01-22 JP JP2009011502A patent/JP5366564B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010168784A (ja) | 2010-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5366564B2 (ja) | 金網用タイル取付部材、金網装飾タイルおよび植栽フェンス | |
US6779297B2 (en) | Lawn edging strip with improved end connectors | |
EP1650729A3 (en) | Improved display and corresponding support, emissive lighting display modules and packaging for such display modules | |
JP5695452B2 (ja) | 緑化擁壁の施工方法 | |
KR101325713B1 (ko) | 인삼재배용 차광막 구조물을 위한 지지대의 결속구 및 이를 이용한 인삼재배용 차광막 구조물 | |
KR100838276B1 (ko) | 식생매트를 이용한 녹화옹벽 및 그 시공방법 | |
KR200466021Y1 (ko) | 수직벽 녹화용 포트 | |
JP2006304743A (ja) | 植生ユニット | |
US20040045245A1 (en) | Wall repair clip | |
JP4158398B2 (ja) | 連結部材の連結構造 | |
US20050005639A1 (en) | Precious stone setting | |
JP2007143514A (ja) | マルチシート固定具及びマルチシート固定方法 | |
CN218404893U (zh) | 一种新型环氧水磨石板 | |
KR101240998B1 (ko) | 관체의 교차부위 고정장치 | |
JPH11187771A (ja) | 連結方式の植物栽培用パネル | |
JP3075302U (ja) | 覆土器 | |
JP4351000B2 (ja) | 化粧材取付具 | |
KR100975430B1 (ko) | 토담 휀스 | |
JP2004027574A (ja) | 斜面の緑化工法 | |
JP2004316145A (ja) | 天井枠 | |
CH125901A (fr) | Plafond en carreaux suspendus, posés à sec et procédé de montage dudit. | |
JP3135162U (ja) | 土質対応型緑化棚 | |
JP5984772B2 (ja) | 緑化パネル及び緑化パネルの施工方法 | |
JP5421650B2 (ja) | 屋根材の設置方法 | |
JP3194609U (ja) | 在来飛来種子の斜面活着を図る飛来種子捕捉部材および構造体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110617 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130910 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5366564 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |