JP6838854B2 - 外装構造の施工法、及び外装構造 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的な野地材等の下地に対し、菱葺き外装材等の外装材を目視にて確認しつつ適正位置に位置調整して配設することができる外装構造の施工法、及び外装構造に関する。
一般的に平葺きは、比較的小単位の外装材を重ねて葺いていく工法であり、通常の板金工具で施工でき、極めて多種の屋根に広く適用され、例えば神社・仏閣や住宅など木造建築の屋根を中心に広く適用されている。この平葺きに属する菱葺きは、外装材が菱形を呈するという意匠性に加え、裏面側に生成される結露の殆どを水下側の屋根材の表面側へ排出、流下させることができるため、下地材への水分の影響も少ないという構造的利点をも有している。
このような菱葺きに関する構造としては、例えば特許文献1,2に記載の構造が知られていた。
特許文献1には、一つの屋根材(金属製の面材11)の水上側の斜辺(係合受部12,12A)を複数の吊子(18)で固定する構造が記載されている。なお、屋根材の水上側先端の頂部は、折り重ねられている。
特許文献2には、屋根材(平葺建築用板A)の水上側先端の頂部を吊子(D)で固定する構造が記載されている。
なお、このような面状屋根材を敷設する場合(但し、下地形状が特殊な前記特許文献2は除く)、下地上に墨出しを行い、その墨出し線に対して、面材の頂部が位置するように順次固定される方法が採られている。
実公平7−11219号公報 特開平2−128049号公報
しかしながら、前記特許文献1の構造では、下地上に墨出しを行い、その「線」に対して、屋根材の頂部が位置するように順次固定されるため、係合受部12,12Aを複数の吊子18で固定する際に、墨出し線に対して交わる方向に吊子18を係止させながら固定する必要があり、ズレが生じないように押さえながら固定する作業は、非常に施工の手間がかかるものであった。
また、前記特許文献2の構造では、吊子を固定する野地材(下地材C)が、表面に凹凸状の段差を多数有する特殊なものであり、屋根材も、その水上側端縁に立ち上げ部が形成される構成であり、吊子は、舌片10を後から折り曲げて屋根材を固定するものである。そのため、用いる特殊な野地材や吊子、屋根材を製造する手間や費用がかかり、また施工にも手間がかかり、さらに吊子の折り曲げに不具合があると、次段の屋根材との係合ができなくなる虞があった。
そこで、本発明は、一般的な野地材等の下地に対し、菱葺き外装材等の外装材を目視にて確認しつつ適正位置に位置調整して安定に取り付けることができる外装構造の施工法、及び外装構造を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、面板部の周縁を表面側或いは裏面側に折曲して係合部、被係合部をそれぞれ成形した横長の菱形外装材を、複数の支持部材を流れ方向に沿うように等間隔にて配設した下地に取り付けた保持材にて取付保持すると共に、隣り合う前記横長の菱形外装材同士が相互に係合して敷設される外装構造の施工法であって、前記横長の菱形外装材は、水上側頂部及び水下側角部を結ぶ短対角線を一辺とする正三角形を左右に突き合わせた菱形の(長対角線の)二倍の(長さの)長対角線を有する横長菱形であって、少なくとも水上側に位置して隣接する二辺に、表面側に折曲して被係合部が設けられ、水下側に位置して隣接する二辺に、裏面側に折曲して係合部が設けられ、前記被係合部が設けられる一辺の側端に位置する側端角部を位置決め部とし、一本の支持部材に水上側頂部及び水下側角部が位置し、前記支持部材の左右に隣り合う支持部材に左右の側端が位置するように前記横長の菱形外装材を取り付ける第1の工程と、取り付けた前記横長の菱形外装材の被係合部に対し、その(斜め)水上側に隣り合う前記横長の菱形外装材を臨ませて係合部を係合させる第2の工程と、前記横長の菱形外装材の水上側頂部に設けた合わせ部に対し、その(斜め)水上側に隣り合う前記横長の菱形外装材の位置決め部を平面視的に重なるか、或いは前記合わせ部から流れ方向に平行な想定線上に前記位置決め部が位置するように配置させて位置調整を行う第3の工程と、
からなることを特徴とする外装構造の施工法を提案するものである。
また、本発明は、面板部の周縁を表面側或いは裏面側に折曲して係合部、被係合部をそれぞれ成形した縦長の菱形外装材を、複数の支持部材を流れ方向に直交するように等間隔にて配設した下地に取り付けた保持材にて取付保持すると共に、隣り合う前記縦長の菱形外装材同士が相互に係合して敷設される外装構造の施工法であって、前記縦長の菱形外装材は、左右の側端角部を結ぶ短対角線を一辺とする正三角形を上下に突き合わせた菱形の(長対角線の)二倍の(長さの)長対角線を有する縦長菱形であって、少なくとも水上側に位置して隣接する二辺に、表面側に折曲して被係合部が設けられ、水下側に位置して隣接する二辺に、裏面側に折曲して係合部が設けられ、前記被係合部が設けられる一辺の側端に位置する側端角部を位置決め部とし、一本の支持部材に左右の側端が位置し、前記支持部材の上下に隣り合う支持部材に水上側頂部及び水下側角部が位置するように前記縦長の菱形外装材を取り付ける第1の工程と、取り付けた前記縦長の菱形外装材の被係合部に対し、その(斜め)水上側に隣り合う前記縦長の菱形外装材を臨ませて係合部を係合させる第2の工程と、前記縦長の菱形外装材の水上側頂部に設けた合わせ部に対し、その(斜め)水上側に隣り合う前記縦長の菱形外装材の位置決め部を平面視的に重なるか、或いは前記合わせ部から流れ方向に平行な想定線上に前記位置決め部が位置するように配置させて位置調整を行う第3の工程と、からなることを特徴とする外装構造の施工法を提案するものである。
なお、この位置調整は、合わせ部に位置決め部が平面視的に重なる(接する)ものに限定されず、例えば合わせ部を通過する直線(=流れ方向に平行な想定線)上に位置決め部が位置するように配置するものでもよく、二つの菱形外装材の位置決め部が前記合わせ部を通過する直線に対向状に配置するものでもよい。
また、本発明は、前記外装構造の施工法において、第3の工程にて取り付けた外装材に対し、前記合わせ部を挟んで対向するように外装材を配置させて取り付ける第4の工程を行うことを特徴とする外装構造の施工法をも提案する。
さらに、本発明は、前記施工法により施工される外装構造であって、菱形外装材の水上側頂部に設けた合わせ部に対し、前記外装材の水上側に隣り合う菱形外装材の位置決め部を配置させて位置調整を行いつつ相互に係合させたことを特徴とする外装構造を提案するものである。
本発明の外装構造の施工法は、水上側頂部及び水下側角部を結ぶ短対角線を一辺とする正三角形を左右に突き合わせた菱形の二倍の長対角線を有する横長菱形外装材を用いる場合も、左右の側端角部を結ぶ短対角線を一辺とする正三角形を上下に突き合わせた菱形の二倍の長対角線を有する縦長菱形外装材を用いる場合も、菱形外装材を隣り合う三本の支持部材に跨がるように取り付ける第1の工程も、その水上側に隣り合う菱形外装材を係合させる第2の工程も、位置調整を行う第3の工程も極めて容易に行うことができ、実用的価値が極めて高い。一般的な野地材等の下地に対し、菱形外装材の水上側頂部又は該水上側頂部を下地に取付保持する保持材に形成した合わせ部を目視しながら、その(斜め)水上側に隣接させる菱形外装材の側端角部に形成した位置決め部として平面視的に重なるか、或いは前記合わせ部から流れ方向に平行な想定線上に前記位置決め部が位置するように配置させる位置調整を行って菱形外装材を適正位置に取り付けることができる。
また、第3の工程にて取り付けた外装材に対し、前記合わせ部を挟んで対向するように外装材を配置させて取り付ける第4の工程を行う場合も、極めて容易に行うことができ、実用的価値が極めて高い。
さらに、本発明の外装構造は、優れた意匠性を有し、且つ構造的利点を備える菱葺き外装構造を容易に且つ高い精度で施工したものである。
(a)本発明の第1実施例の外装構造の施工法における第1の工程を示す平面図、(b)第2、第3の工程を示す平面図、(c)第4の工程を示す平面図である。 (a)施工された第1実施例の外装構造の一部を示す平面図、(b)その断面図、(c)用いた外装材を示す平面図である。 (a)第1実施例における外装材の一辺が鉛直方向を向いた状態を示す平面図、(b)その状態における鉛直方向側から見た側面図、(c)その拡大側面図、(d)第1実施例における支持部材(下地)を示す拡大断面図である。 第1実施例の(菱形)外装材のみを用いた外装構造を示す平面図である。 (a)第2実施例の(菱形)外装材を用いた外装構造を示す平面図、(b)その要部の拡大平面図である。 (a)第3実施例の縦置きの(菱形)外装材を保持部材で取り付けた外装構造を示す正面図、(b)その要部の拡大平面図、(c)その下地構造を示す断面図である。 第4実施例の縦置きの(菱形)外装材をビス(固着具)で取り付けた外装構造を示す正面図である。
本発明の外装構造の施工法は、面板部(a-1)の周縁を表面側或いは裏面側に折曲して係合部(a-3)、被係合部(a-2)をそれぞれ成形した外装材(A)を、下地(B)に取り付け、隣接する外装材同士が相互に係合して敷設されるものであり、以下に示す第1〜第3の工程からなる。
なお、本発明に用いられる前記外装材(A)は、少なくとも水上側に位置して隣接する二辺に、表面側に折曲して被係合部(a-2)が設けられ、水下側に位置して隣接する二辺に、裏面側に折曲して係合部(a-3)が設けられ、前記被係合部(a-2)が設けられる一辺と前記係合部(a-3)が設けられる一辺に挟まれる角部(側端角部)位置決め部(a-4)とした構成である。
本発明の外装構造の施工法を構成する第1の工程は、前記下地(B)に前記外装材(A)を取り付けるものである。また、第2の工程は、取り付けた外装材の被係合部(a-2)に対し、その水上側に隣接する外装材を水下側から水上側に向かうように配設して係合部(a-3)を係合させるものである。また、第3の工程は取り付けた外装材(A)に形成した合わせ部(a-5)に、その水上側に隣接する外装材の位置決め部(a-4)を配置させて位置調整を行うものである。
なお、外装材(A)は、下地(B)に直接固定してもよいし、下地(B)に固定した保持材(C)を介して取付保持するようにしてもよい。
そして、前記施工法により施工される外装構造は、前記外装材(A)の水上側頂部には、合わせ部(a-5)が形成され、該合わせ部(a-5)に対し、隣接する外装材(A)の側端角部に形成した位置決め部(a-4)を配置させて位置調整を行いつつ相互に係合させた構成である。
なお、以下、外装材(A)、下地(B)、保持材(C)の順で詳細に説明する。
前述のように外装材(A)は、隣接する外装材同士が相互に係合するものであり、面板部(a-1)と、被係合部(a-2)と、係合部(a-3)と、位置決め部(a-4)とを有する。この外装材としては、図示実施例のように菱形外装材でもよいし、それ以外の矩形状(菱形以外の平行四辺形等)でもよく、水上側頂部が形成される六角形等の多角形状でもよい。
矩形状の外装材(A)を例にすると、敷設状態の面板部(a-1)の水上側頂部を挟んだ二辺を表面側に折り返して被係合部(a-2)とし、他の二片を裏面側に折り返して係合部(a-3)とする。
面板部(a-1)は、この外装材(A)が図示実施例のように菱形外装材の場合には菱形に成形され、それ以外の矩形状の場合や六角形等の多角形状に形成される外装材の場合にもそれに応じた形状に成形される。
被係合部(a-2)は、前述のように少なくとも水上側に位置して隣接する二辺に形成されるものであって、面板部の水上側端縁を表面側に折曲した構成であり、後述する図示実施例(第1実施例)のようにプレス加工等により折返し基端を連続状に形成したものでも、被係合部の端縁同士が突き合わせ状、被係合部の端部が重合状でもよい。なお、重合状とは、被係合部を順次折り曲げ加工等により重なって折り曲げられた状態を指す。
係合部(a-3)は、前述のように少なくとも水下側に位置して隣接する二辺に形成されるものであって、面板部の水下側端縁を裏面側に折曲した構成である。隣接する外装材同士が相互に係合するので、前記被係合部(a-2)と係合するものである。
位置決め部(a-4)は、前述のように前記被係合部(a-2)が設けられる一辺の側端に位置する側端角部に形成されるものであって、図示実施例のように菱形外装材の場合には前記被係合部(a-2)が設けられる一辺と前記係合部(a-3)が設けられる一辺に挟まれる側端角部に形成されるものである。なお、この側端角部が、図示実施例のように突部を有する形状であれば特に加工を必要としないが、当該側端角部付近に円、線等の突部を設ける加工を行うようにしてもよい。
合わせ部(a-5又はc-3)は、前述のように保持材(B)に設けてもよいし、当該外装材(A)の水上側頂部に設けてもよく、その両方に設けるようにしてもよい。外装材(A)に設ける合わせ部(a-5)は、二辺の被係合部(a-2)の内側隅部や外側角部であれば特に加工を必要としないが、被係合部(a-2)や面板部(a-1)に円、線等の突部を設ける加工を行うようにしてもよい。
前述のように下地(B)は、外装材(A)が配設される屋根下地又は壁面下地を指し、例えば保持材(C)を用いる場合には、この保持材(C)を固定する取付対象(面)を指す。この下地(B)は、後述する図示実施例(第1実施例等)では流れ方向又はそれと直交する方向に連続する支持部材(垂木)を用い、該支持部材間に野地材等の断熱材を配した構造としたが、特にこの構成を限定するものではなく、野地材(のみ)を下地としてもよい。その場合、野地材(下地)上に直接外装材(A)を固定するものでもよい。
なお、支持部材を実質的に下地(B)として配設する場合には、使用する外装材に応じて支持部材の配設方向を適宜に設定してもよい。例えば図示実施例のように連続状の支持部材(B)上に保持材(C)を固定して外装材(A)を取り付ける場合を想定すると、第1実施例のように水上側頂部が鈍角となる外装材(A)では、支持部材(B)は水流れ方向に連続するように配設し、第3,4実施例のように水上側頂部が鋭角となる外装材(A)では、支持部材(B)は水流れ方向に直交する方向に連続するように配設することが好ましい。
前述のように保持材(C)は、外装材(A)を下地(B)に固着具等にて直接固定する場合には必要とせず、下地(B)に外装材(A)を取付保持するために用いる場合に用いる部材である。
この保持材(C)は、下地(B)への固定部(c-1)と、前記外装材(A)の水上側の二辺に形成される被係合部(a-2)にそれぞれ係合する係止部(c-2)と、を有する構成が基本的であるが、本発明に用いる保持材(C)は、前記外装材(A)の部位説明にて行った合わせ部を設ける設けないに関わらず、この保持材(C)に(も)設けるようにしてもよい。この保持材(C)に設ける合わせ部(c-3)は、前記固定部(c-1)の水上側に設けることが望ましく、特に下地(B)として前記支持部材を用いない場合に有用である。更に、前記係止部(c-2)に近接して裏面側を目視可能な開口部(c-4)を設けてもよい。
位置調整は、前記合わせ部(a-5又はc-3)と前記位置決め部(a-4)とが平面視的に重なるものに限定されず、この合わせ部を通過する直線(=流れ方向に平行な想定線)上に、外装材(A)に設けた位置決め部(a-4)が位置するように配置してもよい。また、合わせ部(a-5又はc-3)を二箇所に設けた場合には、該合わせ部同士を結ぶ直線上に、外装材(A)に設けた位置決め部(a-4)が位置するように配置すればよく、極めて容易に位置調整を行うことができる。
なお、外装材(A)又は保持材(C)に設けた合わせ部(a-5又はc-3)に対し、その水上側に隣接する外装材(A)を配置する操作(作業)は、水下側から水上側に向かって臨ませ、被係合部(a-2)に係合部(a-3)を係合させた状態となるように位置調整できるので、容易に行うことができる。
特に外装材(A)又は保持材(C)に設けた合わせ部(a-5又はc-3)に対し、その水上側に隣接する二つの外装材(A)を配置する操作(作業)では、二つの外装材(A)の側端角部(位置決め部(a-4))を突き合わせるように(例えば突き過ぎて重ならないように)目視しながら位置調整できるので、極めて容易に行うことができる。
前記第1の工程は、前述のように下地(B)に外装材(A)を取り付けるものであり、下地(B)に外装材(A)を固着具等にて直接固定してもよいし、下地(B)に固定した保持材(C)にて外装材(A)を取付保持するものでもよく、容易に行うことができる。
前記第2の工程は、前述のように外装材(A)を水下側から水上側に向かって臨ませ、被係合部(a-2)に係合部(a-3)を係合させるように位置調整できるので、容易に行うことができる。
前記第3の工程は、外装材(A)の水上側頂部又は保持材(C)に形成した合わせ部(a-5又はc-3)を目視しながらその水上側に隣接させる外装材(A)の側端角部に形成した位置決め部(a-4)を位置調整を行うので、これも容易に行うことができる。
したがって、本発明の施工法は、外装材(A)を適正位置に容易に取り付けることができ、実用的価値が極めて高い。そして、優れた意匠性を有し、且つ構造的利点を備える菱葺き外装構造を容易に且つ高い精度で施工することができる。
また、外装材(A)又は保持材(C)に設けた合わせ部(a-5又はc-3)に対し、その水上側に隣接する二つの外装材(A)を、各位置決め部(a-4)が対向するように配置させて位置調整を行いつつ相互に係合させた外装構造では、配設途中で二つの外装材(A)を突き合わせるように目視しながら双方の外装材(A)の位置調整をより容易に行うことができる。
本発明の外装構造の施工法は、図1(a)に示すように、下地に外装材1を取り付ける第1の工程と、図1(b)に示すように取り付けた外装材1の被係合部12に対し、その右斜め水上側に隣接する外装材1Rを臨ませて係合部13を係合させる第2の工程と、前記外装材1の水上側頂部111又は該水上側頂部111を下地に取付保持する保持材5に設けた合わせ部17,512に対し、その右斜め水上側に隣接する外装材1Rの位置決め部16を配置させて位置調整を行う第3の工程と、からなる。なお、図1(c)に示すのは、前記第3の工程にて取り付けた外装材1Rに対し、前記合わせ部17,512を挟んで対向するように左斜め水上側に隣接する外装材1Lを配置させて取り付ける状態を示している。
この施工法に用いる外装材1は、図1〜4に示す第1実施例に示すように面板部11の周縁を表面側或いは裏面側に折曲して係合部13、被係合部12をそれぞれ成形してなり、隣接する外装材1,1同士が相互に係合するように敷設するものである。
そして、少なくとも水上側に位置して隣接する二辺112,112には、表面側に折曲して被係合部12が設けられ、水下側に位置して隣接する二辺113,113には、裏面側に折曲して係合部13が設けられ、前記被係合部12が設けられる一辺112の側端に位置する側端角部115,116に位置決め部15,16を形成してなる。なお、この第1実施例では、この側端角部115,116は、前記被係合部12が設けられる一辺112と前記係合部13が設けられる一辺113に挟まれると言い換えることもできる。
また、前記外装材1の水上側頂部111に合わせ部17を、該水上側頂部111を下地2に取付保持する保持材5に合わせ部512,531を形成し、これらの合わせ部17,512,531に対し、前記外装材1の斜め水上側に隣接する外装材1(R),1(L)の位置決め部15,16を配置させて位置調整を行いつつ相互に係合させている。
この第1実施例の外装材1は、図2(c)に示すように両側方の角部115,116が切り込まれた厳密には略六角形状の面板部11を有する菱形外装材であり、金属板材をプレス加工等により成形されたものである。この外装材1は、図2(a)に示す外装構造では水上側頂部111及び水下側角部114が鈍角となるように取り付けられている。言い換えればこの面板部11は、水上側頂部111(及び対向する水下側角部114)が鈍角である横長の菱型形である。なお、前記合わせ部17,512,531のうち、外装材1に形成した合わせ部17は、面板部11の水上側頂部111に形成された円形の突起ポイント状であり、前記位置決め部15,16は、側端角部115,116のうちの(側方への)突出状部分である。前記水下側頂部111及び水下側角部114の外側(外周)は、なだらかに形成され、前記側端角部115,116は、多角状に形成されている。
前記被係合部12は、水上側(図面では上側)に位置して略一定幅に表面側に折曲された略逆V字状であり、折返し端縁が切除された平面視段差状の係止受部14,14を設けている。この被係合部12は、水上側頂部111において前述のようにプレス加工等により隣接する二辺112,112に跨がって連続状に形成した。また、前記係止受部14,14の僅かに水下側には、突起ポイント状の合わせ部17が形成されている。
前記係合部13は、水下側(図面では下側)に位置して略一定幅に裏面側に折曲された略V字状であり、水下側角部114において前述のようにプレス加工等により隣接する二辺113,113に跨がって連続状に形成した。
また、この第1実施例の下地2は、図2(b)及び図3(d)に示すように水流れ方向に連続する支持部材であって、この支持部材2の配設間隔には断熱材3が配設され、その裏面側には異なる野地材等の断熱材4が配設されて下地構造を形成している。
前記支持部材2(下地)は、上面を形成する頂面部と、側面を形成する縦面部と、該縦面部の下端を外側へ折り曲げて形成した固定部とからなる断面略ハット状であり、前記頂面部に前記外装材1の水上側頂部111を下地2に取付保持する保持材5が固定される。
この外装材1を取付保持する保持材5は、図3(d)に示すように同図には図示しない前記下地(支持部材)2に固定される固定部51(511は固定具用の孔)と、前記外装材1の係合受部14,14にそれぞれ係合する係止部52,52と、を有し、該係止部52,52間には段部53を備える構成である。また、前記段部53の中央隅部である合わせ部531と、前記固定部51の水上側端縁中央を切り込んだ合わせ部512とが設けられている。
なお、図2(a)に符号6にて示される外装材は、軒端に配設される平面視三角形状の軒端用外装材であって、略三角形状の面板部61の水上側に位置して隣接する二辺には、前記菱形外装材である外装材1と同様に被係合部62が設けられ、隣接する外装材1の係合部13が係合する点でも同様である。また、この軒端用外装材6にも、前記外装材1と同様に面板部61の水上側頂部に円形の突起ポイント状に合わせ部67が形成され、被係合部62に保持材の係止部52,52が係止される係止受部64,64が設けられ、側端角部615,616には、突出状の位置決め部65,66が設けられている。
施工手順としては、図1(a)に示す第1の工程として、下地(支持部材)2に外装材1を取り付ける。この第1実施例では、前述のように保持材5を用いて外装材1を取り付ける構成であるから、先に前述の下地構造を構築した後、支持部材2に対し、保持材5を固定すると共に外装材1の水上側頂部111を保持させて取り付ける。
この第1の工程では、外装材1の合わせ部17と保持材の合わせ部512,531とが直線状に並ぶように配設すればよく、容易に且つ適正位置に取り付けることができる。
次に、図1(b)に示す第2の工程として、取り付けた外装材1の被係合部12に対し、その斜め水上側に隣接する外装材1Rを臨ませて係合部13を係合させる。この工程は、取り付けた外装材1の被係合部12に対し、その斜め水上側に隣接する外装材1Rを、水下側から水上側に向かうように配設して係合部13を係合させる。
続いて、第3の工程として、前記外装材1の水上側頂部111及び保持材5に設けた合わせ部17,512,531に対し、その斜め水上側に隣接する外装材1Rの位置決め部16を配置させて位置調整を行う。
即ち前記この第2の工程では、取り付けた外装材1の傾斜状の一辺112に形成された被係合部12に、外装材1Rの傾斜状の一辺113に形成された係合部13を係合させるものであり、略逆V字状の被係合部12,12の一方に対して、外装材1Rの略V字状の係合部13,13の一方を水下側から水上側に向かうように配設させて係合させる。
また、前記第3の工程では、前記第2の工程にて係合させた外装材1Rを、外装材1の合わせ部17及び保持材5の合わせ部512,531に対して位置決め部16が配置させるように位置調整する。
その後、図1(c)に示す第4の工程として、合わせ部17,512,531を挟んで対向するように外装材1Lを配置させて取り付ける。
この第4の工程では、前記第3の工程にて取り付けた外装材1Rの側端角部116と突き合わせるように外装材1Lの側端角部115を配設するのであるが、基本的な配設方法は、前記第2,第3の工程と全く同様に行う。
なお、このように本発明では、前記第3の工程にて適正な位置に外装材1を取り付けることができるが、それに応じて前記保持材5も併せて配設することができ、この点は前記第4の工程も同様である。したがって、取り付けた外装材1を基準として、同様に前記第1〜第3の工程を繰り返し実施することにより、屋根面に連続的に外装材1を取り付けることができる。
このように施工された本発明の外装構造は、下地(支持部材)2に対し、外装材1の水上側頂部111及び保持材5に形成した合わせ部17,512,531を目視しながら、その水上側に隣接させる外装材1の側端角部115(又は116)に形成した位置決め部15(又は16)を位置調整を行って外装材1を適正位置に取り付けることができる。したがって、優れた意匠性を有し、且つ構造的利点を備える菱葺き外装構造を容易に且つ高い精度で施工することができる。
なお、この第1実施例では、前記のように外装材1を下地2に取り付けるために用いた保持材5に係止部52を設け、外装材1の被係合部12の折返し端片が平面視段差状切除された係止受部14を設けているので、その係合深さが不均一となることがなく、外装材1の係合状態を均一に且つ確実に行うことができる。
図2(a)に示される外装構造では、第1の工程で取り付ける外装材1に代えて、前記軒端用外装材6を用いてもよい。前述のようにこの三角形状の軒端用外装材6は、菱形外装材である外装材1と同様に被係合部12、合わせ部17、位置決め部15,16に相当する被係合部62、合わせ部64、位置決め部65,66を有するので、全く同様に施工することができる。
前記軒端用外装材6を除く前記外装材1のみを敷設した図4の外装構造は、前記第1〜第3の工程(及び第4の工程)を連続的に行って外装材1を敷設したものである。なお、図中の外装材1の面板部11に付記したカタカナ符号は、「ア」が前記第1の工程で取り付ける外装材1とした場合に、「イ」が前記第2,第3の工程にて取り付ける外装材1を示し、「ウ」が前記第4の工程にて取り付ける外装材1を示している。また、図中の「エ」は、その後に「イ」の外装材1及び「ウ」の外装材1に跨って取り付けられる外装材1を示している。
図5に示す外装構造は、前記第1実施例における外装材1の突起ポイント状の合わせ部17を設けていない以外は全く同様の外装材1Bを用いた第2実施例の外装構造であり、外装材1Bには合わせ部(17)を設けていないが、前記第1実施例と全く同じ保持材5を用い、この保持材5には合わせ部512,531が設けられているので、前記第1実施例と全く同様に外装材1Bを取り付けることができる。なお、図中の外装材1Bの面板部11に付記したカタカナ符号は、「カ」が第1の工程で取り付ける外装材1Bとした場合に、「キ」が第2,第3の工程にて取り付ける外装材1Bを示し、「ク」が前記第4の工程にて取り付ける外装材1を示している。
図6に示す第3実施例及び図7に示す第4実施例に示す外装構造では、用いる外装材1C,1Dは、前記第1、第2実施例とは異なり、その水上側頂部111c,111dが鋭角となるように取り付けられた縦長の菱型形であり、図6(b)に拡大して示すように上下の角部が折り込まれた厳密には略六角形状の面板部11c,11dを有する菱形外装材である。これらの外装材1C,1Dも、他の実施例と同様に面板部11c,11d周縁を表面側或いは裏面側に折曲して係合部13c,13d、被係合部12c,12dを形成したものである。そして、外装材1Cでは、位置決め部15c,16cが設けられる側端角部115c,116cが鋭角状となり、外装材1Dでも、位置決め部15d,16dが設けられる側端角部115d,116dが鋭角状となる。
これらの第3実施例及び第4における下地である支持部材2C,2Dは、図6(a)及び図7に示すように等間隔(=EI')にて複数配設されるものであって、流れ方向(=図面上の上下方向)に略直角状に交わるように配設されている。この支持部材2Cは、図6(c)に示すように頂面部21cと、側面を形成する縦面部22c,22cと、該縦面部22c,22cの下端を外側へ折り曲げて形成した固定部23c,23cとからなる。
なお、この支持部材2Cの配設間隔(EI')には断熱材3Cが配設され、その裏面側には異なる野地材等の断熱材4Cが配設されている。
また、第3実施例における外装材1Cでは、先鋭な水上端の角部を水下側へ折り返して水上側頂部111cとし、水下側へ折り返した先端が合わせ部17cである。前記被係合部12cは、水上側に位置する二辺に形成され、略一定幅に表面側に折曲されたものであるが、二辺が交差する中央部分では、折返し片が短く形成されている。前記係合部13cは、水下側に位置する二辺に形成され、略一定幅に裏面側に折曲されたものである。
また、第3実施例における保持部材5Cは、略平坦状で略矩形状の固定部51cと、その水下側を切り抜いて形成された閉鎖状の開口部53cを備えるピース材であって、該開口部53cの水下側の端縁から略団扇状に突出する舌状片の左右に外装材1Cの被係合部12cに係合する係止部52c,52cが設けられている。また、前記固定部51cには、図示しない固定具を打ち込むための孔511cが設けられている。なお、開口部53cは、外装材1の合わせ部17cが隠されることなく目視可能であり、前述の位置調整を支障なく行うことができる。
この第3実施例において、外装材1Cには合わせ部17cが設けられ、保持材5Cには孔511が設けられているので、この合わせ部17cと孔511とを結ぶ直線(図中Yで示す二点鎖線)を合わせ部として用いることができる。そして、この第3実施例における位置調整は、前記二点鎖線Yを挟んで二つの外装材1C,1Cに設けた位置決め部15c,16cが対向するように配置させる。
この第3実施例の外装構造においても、前記第1、第2実施例と同様に合わせ部(二点鎖線Y)を目視しながら、その水上側に隣接させる外装材1Cの側端角部115c,116cに形成した位置決め部15c,16cを位置調整を行って外装材1Cを適正位置に取り付けることができる。また、前記外装材1Cは、等間隔(EI')に配設した支持部材2Cに対し、水上側頂部111cを支持部材2C上にて確実に固定することができる。外装材1Cの支持部材2Cへの取付箇所は水上側頂部111cの一箇所であるが、隣接する外装材1C,1C同士が相互に係合するので、確実に固定できる。
また、第4実施例における外装材1Dでも、前記第3実施例における外装材1Cと同様に先鋭な水上端の角部を水下側へ折り返して水上側頂部111dとし、水下側へ折り返した先端が合わせ部17dであり、この合わせ部17dを通る水流れ方向に平行な直線(図中Zで示す二点鎖線)を合わせ部として用いることができる。
そして、この二点鎖線Z上を、ビス等の固着具7の打ち込み位置とした。
この第4実施例の外装構造においても、前記第1〜3実施例と同様に合わせ部(二点鎖線Z)を目視しながら、前記第3実施例と同様にその水上側に隣接する外装材1Dの側端角部115d,116dに形成した位置決め部15d,16dを位置調整を行って外装材1Dを適正位置に取り付けることができる。また、前記外装材1Dは、等間隔(EI')に配設した支持部材2Dに対し、水上側頂部111dを支持部材2D上にて確実に固定することができる。即ち外装材1Dの支持部材2Dへの固定箇所は水上側頂部111dの一箇所(固着具6)であるが、隣接する外装材1D,1D同士が相互に係合するので、確実に固定できる。
1,1B,1C,1D 外装材
11 面板部
111,111c,111d 水上側頂部
112 (水上側)辺
113 (水下側)辺
114 水下側角部
115,115c,115d,116,116c,116d 側端角部
12,12c,12d 被係合部
13,13c,13d 係合部
14 係止受部
15,15c,15d,16,16c,16d 位置決め部
174,174c,17d 合わせ部(突起)
2 下地(支持部材)
21 頂面部
22 縦面部
23 固定部
4 断熱材
5,5C 保持材
51 固定部
511 孔
512 合わせ部(切り込み)
52 係止部
53 段部
531 合わせ部(中央隅部)
6 軒端用外装材
61 面板部
615,616 側端角部
62 被係合部
65,66 位置決め部
67 合わせ部(突起)
7 固着具

Claims (4)

  1. 面板部の周縁を表面側或いは裏面側に折曲して係合部、被係合部をそれぞれ成形した横長の菱形外装材を、複数の支持部材を流れ方向に沿うように等間隔にて配設した下地に取り付けた保持材にて取付保持すると共に、隣り合う前記横長の菱形外装材同士が相互に係合して敷設される外装構造の施工法であって、
    前記横長の菱形外装材は、水上側頂部及び水下側角部を結ぶ短対角線を一辺とする正三角形を左右に突き合わせた菱形の二倍の長対角線を有する横長菱形であって、少なくとも水上側に位置して隣接する二辺に、表面側に折曲して被係合部が設けられ、水下側に位置して隣接する二辺に、裏面側に折曲して係合部が設けられ、前記被係合部が設けられる一辺の側端に位置する側端角部を位置決め部とし、
    一本の支持部材に水上側頂部及び水下側角部が位置し、前記支持部材の左右に隣り合う支持部材に左右の側端が位置するように前記横長の菱形外装材を取り付ける第1の工程と、
    取り付けた前記横長の菱形外装材の被係合部に対し、その水上側に隣り合う前記横長の菱形外装材を臨ませて係合部を係合させる第2の工程と、
    前記横長の菱形外装材の水上側頂部に設けた合わせ部に対し、その水上側に隣り合う前記横長の菱形外装材の位置決め部を平面視的に重なるか、或いは前記合わせ部から流れ方向に平行な想定線上に前記位置決め部が位置するように配置させて位置調整を行う第3の工程と、
    からなることを特徴とする外装構造の施工法。
  2. 面板部の周縁を表面側或いは裏面側に折曲して係合部、被係合部をそれぞれ成形した縦長の菱形外装材を、複数の支持部材を流れ方向に直交するように等間隔にて配設した下地に取り付けた保持材にて取付保持すると共に、隣り合う前記縦長の菱形外装材同士が相互に係合して敷設される外装構造の施工法であって、
    前記縦長の菱形外装材は、左右の側端角部を結ぶ短対角線を一辺とする正三角形を上下に突き合わせた菱形の二倍の長対角線を有する縦長菱形であって、少なくとも水上側に位置して隣接する二辺に、表面側に折曲して被係合部が設けられ、水下側に位置して隣接する二辺に、裏面側に折曲して係合部が設けられ、前記被係合部が設けられる一辺の側端に位置する側端角部を位置決め部とし、
    一本の支持部材に左右の側端が位置し、前記支持部材の上下に隣り合う支持部材に水上側頂部及び水下側角部が位置するように前記縦長の菱形外装材を取り付ける第1の工程と、
    取り付けた前記縦長の菱形外装材の被係合部に対し、その水上側に隣り合う前記縦長の菱形外装材を臨ませて係合部を係合させる第2の工程と、
    前記縦長の菱形外装材の水上側頂部に設けた合わせ部に対し、その水上側に隣り合う前記縦長の菱形外装材の位置決め部を平面視的に重なるか、或いは前記合わせ部から流れ方向に平行な想定線上に前記位置決め部が位置するように配置させて位置調整を行う第3の工程と、
    からなることを特徴とする外装構造の施工法。
  3. 第3の工程にて取り付けた菱形外装材に対し、前記合わせ部、或いは前記合わせ部から流れ方向に平行な想定線を挟んで対向するように菱形外装材を配置させて取り付ける第4の工程を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の外装構造の施工法。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の施工法により施工される外装構造であって、
    前記菱形外装材の水上側頂部に設けた合わせ部に対し、その水上側に隣り合う菱形外装材の位置決め部を配置させて位置調整を行いつつ相互に係合させたことを特徴とする外装構造。


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