JP2011021460A - 日除け用部材成形品および日除け - Google Patents

日除け用部材成形品および日除け Download PDF

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【課題】 製作が容易であり、しかも、強度が高い日除け用部材成形品およびこれを複数使用して形成される日除けを提供する。
【解決手段】 日除け用部材成形品1を底面から見た場合に、第2の二面体12の底面側に折り曲げられた小三角形板部12bと第3の二面体13の底面側に折り曲げられた小三角形板部13aとの突き合わせ部(矢印Pで示す部分)にも所定の肉厚が確保されて、各基本要素2,3,4,5の第2の二面体12と第3の二面体13とが接合されている。また、第2の基本要素3の底面側に折り曲げられた中三角形板部3bと第3の基本要素4の底面側に折り曲げられた中三角形板部4aとの突き合わせ部(矢印Qで示す部分)にも所定の肉厚が確保されて、第2の基本構成要素3と第3の基本構成要素4とが接合されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、効率よく温度上昇を抑制することが可能な日除け用部材成形品および日除けに関し、特に、フラクタル構造の日除けを構成する部材の射出成形品およびこれを複数使用して形成される日除けに関する。
特許文献1には、フラクタル構造とされた日除けとして、平面から見て四角形となる二面体形状の4つの基本要素が左右、前後および上下に隣り合うように配置されることで構成され、各基本要素間には隙間が存在するが、所定角度傾斜した最大遮光方向から見た場合に、これらの隙間がゼロとなるように各基本要素が配置されたものが開示されている。
その製造方法として、特許文献1には、塑性変形可能な板材の一部に切れ込みを入れて折り曲げることにより、フラクタル構造体(日除け用部材)を形成することが記載されている。
特開2008−196254号公報
上記特許文献1に示されている日除け用部材では、製作に手間がかかり、また、強度的に十分なものが得にくいという問題があった。
本発明の目的は、製作が容易であり、しかも、強度が高い日除け用部材成形品およびこれを複数使用して形成される日除けを提供することにある。
この発明による日除け用部材成形品は、平面から見て四角形となる二面体形状の4つの基本要素が左右、前後および上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の基本要素と、第1の基本要素の左右いずれかに配置された第2の基本要素と、第1の基本要素の前後いずれかに配置された第3の基本要素と、第1から第3までの基本要素の上方に配置された第4の基本要素とからなり、各基本要素間には隙間が存在するが、所定角度傾斜した最大遮光方向から見た場合に、これらの隙間がゼロとなるように各基本要素が配置されたフラクタル構造の日除け用部材成形品であって、第1の基本要素と第2の基本要素、第3の基本要素および第4の基本要素との突き合わせ部が射出成形時に接合されているとともに、第2の基本要素と第3の基本要素との突き合わせ部も射出成形時に接合されていることを特徴とするものである。
平面から見て四角形となる二面体形状の4つの基本要素が左右、前後および上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の基本要素と、第1の基本要素の左右いずれかに配置された第2の基本要素と、第1の基本要素の前後いずれかに配置された第3の基本要素と、第1から第3までの基本要素の上方に配置された第4の基本要素とからなり、各基本要素間には隙間が存在するが、所定角度傾斜した最大遮光方向から見た場合に、これらの隙間がゼロ(実質的にゼロ)となるように各基本要素が配置されたフラクタル構造の日除け用部材は、公知である。
この明細書において、「二面体形状」とは、2つの三角形板部からなる二面体本体部分を有していることを意味し、二面体本体部分に対して突出している部分を含んでいるものもこれに含まれるものとする。
日除け用部材は、例えば、ビルの屋上等に設置されて太陽光を遮るもので、その設置面は、通常、水平(これに限られるものではないが)とされる。この設置に際し、第1から第3までの基本要素の各下辺が水平面上に載置され、各基本要素の稜線は、垂直面に対して所定角度(水平面を基準として30〜40°)傾斜させられる。日除け用部材は、第1の基本要素および第4の基本要素をその中央において対称状に2分割する対称中心面を有しており、第2および第3の基本要素は、対称中心面に対して互いに対称となるように配置される。日除け用部材は、対称中心面上にあって稜線方向と直交する方向から見た場合に、各基本要素間の隙間が正面および平面より見た場合の隙間よりも小さくなる(実質的にゼロとなる)ように形成され、この対称中心面上にあって稜線方向と直交する方向が「最大遮光方向」である。「最大遮光方向」は、第1の基本要素と第4の基本要素との突き合わせ部と第2の基本要素と第3の基本要素との突き合わせ部とをつなぐ方向ということもできる。
平面から見た場合の「四角形」において、基準位置にある第1の基本要素の角部のうち日除け用部材成形品の角部になっている部分の角度が90°とされ、第2の基本要素および第3の基本要素の角部のうち日除け用部材成形品の角部になっている部分の角度は、90°よりも若干小さく、第4の基本要素の角部のうち日除け用部材成形品の角部になっている部分の角度は、90°よりも大きくなされていることが好ましい。
稜線を中央に据えたときの正面図における日除け用部材成形品の形状は、第1、第2および第3の基本要素の下面を底辺(斜辺)として第4の基本要素の角部によって形成される頂角が90°の直角二等辺三角形とされることが好ましい。この場合には、各基本要素を構成している部分(中三角形板部、中三角形孔および各二面体)も、直角二等辺三角形となる。このようにすると、日除け用部材成形品を組み立てていく際に、これらの直角二等辺三角形を基準とすることで、隣り合う日除け用部材成形品同士の位置合わせを容易に行うことができる。
従来の日除け用部材は、塑性変形可能な板材の一部に切れ込みを入れて折り曲げることにより、三角形孔と折曲げ部とを形成することで製作されており、三角形孔の大きさをこれを囲む3つの三角形板部の大きさよりも一回り小さくすることで、第1の基本要素と第2の基本要素、第3の基本要素および第4の基本要素とが、その突き合わせ部において接合されている。しかしながら、この製作方法では、第2の基本要素と第3の基本要素との突き合わせ部の接合は、後から溶接などを実施しないと不可能であり、強度的に不利であるという問題があった。
この問題を解消するため、この発明では、日除け用部材が合成樹脂製の射出成形品とされる。そして、従来の塑性変形可能な板材の一部に切れ込みを入れて折り曲げる製作方法では、必然的に接合できなかった第2の基本要素と第3の基本要素との突き合わせ部が射出成形時に接合されることで、強度向上が達成される。
例えば、各基本要素は、平面から見て四角形となる4つの二面体が左右、前後および上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の二面体と、第1の二面体の左右いずれかに配置された第2の二面体と、第1の二面体の前後いずれかに配置された第3の二面体と、第1から第3までの二面体の上方に配置された第4の二面体とからなり、各二面体同士の突き合わせ部が射出成形時に接合されているものとされる。
この基本要素は、これ自体を日除け用部材成形品(複数の部品が組み立てられたものではない単品の成形品)とすることができる(この場合には、二面体が請求項1における基本要素となる。)。また、この基本要素を4つ左右、前後および上下に隣り合うように配置したもの(拡張基本要素)を日除け用部材成形品とすることもできる。
射出成形に際しては、所定角度傾斜した最大遮光方向から見た場合に隙間がなくなるように各基本要素が配置されている点に着目し、最大遮光方向が射出成形装置の軸方向に一致させられる。また、二面体形状の基本要素では、その稜線方向から見ると、同じ横断面の輪郭形状がその方向に伸びる中空形状となっている点に着目し、この中空形状を利用して、ここにスライドコアが挿入される。これにより、1回の射出成形で日除け用部材成形品を得ることができる。スライドコアとしては、例えば、稜線方向に沿って接近・離隔する1対のスライドコアが使用され、必要に応じて、稜線方向に沿って接近・離隔する複数対のスライドコアが使用される。
射出成形装置は、隙間に対応する凸部を有し基本要素の山側から当てられる第1の金型と、波形の凹凸部を有し基本要素の谷側から当てられる第2の金型と、基本要素の稜線に沿って移動するスライドコアとによってキャビティが形成されるものとし、第1および第2の金型のいずれか一方が固定側金型、他方が可動側金型とされて、これらの金型が日除け用部材成形品の最大遮光方向を軸方向として対向するように配置される。
この発明による日除け用部材成形品において、平面から見て四角形を形成している4つの角部に、それぞれ貫通孔が設けられており、隣り合って配置される日除け用部材成形品同士は、一方の日除け用部材成形品の貫通孔に嵌め入れられる突起と他方の日除け用部材成形品の貫通孔に嵌め入れられる突起とを有するジョイントによって接続可能とされていることがある。貫通孔は、射出成形時に同時に設けておくことが好ましく、また、ジョイントも合成樹脂製の射出成形品として形成されることが好ましい。ジョイントを使用しての日除けの組立ては、ビルの屋上等の日除け設置現場において行われ、日除け用部材成形品を隣り合うように配置して、隣り合う日除け用部材成形品をジョイントによって結合するという作業を繰り返すことにより、効率よく日除けを組み立てることができる。
日除けを形成するに際しては、ジョイントを使用するものに限定されるものではなく、これに代えて、補強材とワイヤを使用して、日除けを形成することもできる。
例えば、日除けは、所定数の日除け用部材成形品が稜線が連続するように配置されることで1つのユニットが形成されており、該ユニットは、稜線方向に延びる補強材で支持されているものとされる。
補強材としては、金属製ワイヤ、金属線、天然繊維または合成繊維のロープなどを使用することができる。補強材は、可撓性を有していて、容易に曲げることができるようになされていてもよく、鋼材のように可撓性を有していないものであってもよい。補強材と各日除け用部材成形品との固定は、例えば、接着剤によって行うことができ、また、各日除け用部材成形品に突起を追加し、補強材を支持するための孔、スリットなどが突起に形成されているようにしてもよく、突起をかしめることで補強材を固定するようにしてもよい。また、補強材が可撓性を有している場合には、各日除け用部材成形品に設けられている貫通孔を使用して、補強材を日除け用部材成形品の貫通孔に順次挿通するだけもよく、補強材が可撓性を有していない場合には、各日除け用部材成形品に設けられている貫通孔にワイヤを挿通して、このワイヤによって補強材と日除け用部材成形品とを結合するようにしてもよい。
補強材は、両端部が両端の日除け用部材成形品から突出する長さとされ、補強材の各端部を対向配置された1対の支持材にそれぞれ固定することで、1つのユニットが支持材に固定される。そして、複数のユニットを日除け用部材成形品の大きさ(稜線方向に直交する方向の長さ)に応じたピッチで並列状に配置することにより、一辺が1つのユニットで使用される日除け用部材成形品の数×日除け用部材成形品の稜線方向の長さで、他辺がユニットの数×日除け用部材成形品の稜線方向に直交する方向の長さの平面視方形状の日除けを得ることができる。支持材は、例えば四隅を支柱で支持されたフレームとすることができる。支持材は、水平に設置してもよく、水平に対して所定の角度傾斜するように設置してもよい。
補強材を支持する支持材は、日除けの方位(東西南北)や仰角を目的に合わせて設定される。たとえば、夏の日中の日差しを防ぎたい場合は、稜線を南方向に向け、仰角を太陽の高度に合せて設置すればよく、西日を防ぎたい場合は、稜線を西方向に向け、仰角を西日に合わせて小さくすればよい。一般的には、冬の日射をほとんど通し、夏の日射をほとんど遮断するという狙いで、日除けの稜線を南方向に向け、略水平に設置するのが好ましい。
補強材を使用することにより、容易に組立てができ、また、強度的にも優れたものとなり、日射を防ぎたい時刻や方向への対応も容易に行うことができる。
本発明によると、4つの基本要素からなる日除け用部材が射出成形の一体品とされるとともに、第1の基本要素と第2の基本要素、第3の基本要素および第4の基本要素との突き合わせ部だけでなく、第2の基本要素と第3の基本要素との突き合わせ部も射出成形時に接合されているので、日除け用部材を容易に製作することができ、しかも、日除け用部材の強度が向上する。
図1は、本発明による日除け用部材成形品の1実施形態を示す斜視図である。 図2は、同平面図である。 図3は、本発明による日除け用部材成形品の稜線を中央にした正面図である。 図4は、同底面図である。 図5は、本発明による日除け用部材成形品を最大遮光方向から見た図である。 図6は、本発明による日除け用部材成形品を稜線方向から見た図である。 図7は、本発明による日除け用部材成形品の基本要素の拡大斜視図である。 図8は、本発明による日除け用部材成形品を製造する金型の一例を示す縦断面図である。 図9は、本発明による日除け用部材成形品を複数使用して組み立てられる日除けの1実施形態の一部を示す斜視図である。 図10は、本発明による日除け用部材成形品を複数使用して組み立てられる日除けの他の実施形態の一部を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。以下の説明において、図1の左右を左右、上下を上下というものとし、これらに直交する方向を前後(図1の紙面表側が前)というものとする。
日除け用部材成形品(1)は、射出成形で得られるその単品の形状が図1から図6までに示す形状とされており、これを多数使用して、左右、前後および上下に並べることで、図9および図10に示されている日除け(図示はその一部)を得ることができる。このような日除けは、多数の日除け用部材成形品(1)からなるフラクタル構造となっており、日除け用部材成形品(1)は、4つの基本要素(2)(3)(4)(5)からなるフラクタル構造とされ、各基本要素(2)(3)(4)(5)自体も、同じ形の三角形が対称状に一体化された二面体(11)(12)(13)(14)を単位とするフラクタル構造となっている。
各基本要素(2)(3)(4)(5)は、平面から見て四角形となる4つの二面体(11)(12)(13)(14)が左右、前後および上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の二面体(11)と、第1の二面体(11)の右方に配置された第2の二面体(12)と、第1の二面体(11)の後方に配置された第3の二面体(13)と、第1から第3までの二面体(11)(12)(13)の上方に配置された第4の二面体(14)とからなる。
日除け用部材成形品(1)は、4つの基本要素(2)(3)(4)(5)が左右、前後および上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の基本要素(2)と、第1の基本要素(2)の右方に配置された第2の基本要素(3)と、第1の基本要素(2)の後方に配置された第3の基本要素(4)と、第1から第3までの基本要素(2)(3)(4)の上方に配置された第4の基本要素(5)とからなる。
各基本要素(2)(3)(4)(5)は、平面から見て四角形であり、また、日除け用部材成形品(1)も、平面から見て四角形となっている。第1および第4の基本要素(2)(5)に含まれる第1および第4の二面体(11)(14)の各稜線は、連続しており、これが全体として二面体形状をなす日除け用部材成形品(1)の稜線(R)となっている。稜線(R)は、水平面に対して所要角度(30〜40°程度)傾斜させられている。
図7に拡大して示すように、基本要素(2)(他の基本要素(3)(4)(5)でも同じ)を構成する4つの二面体(11)(12)(13)(14)は同一形状とされており、各二面体(11)(12)(13)(14)は、前面を形成する小三角形板部(11a)(12a)(13a)(14a)と側面を形成する小三角形板部(11b)(12b)(13b)(14b)とからなる。第1の二面体(11)は、水平面上に位置して正方形の二辺を形成する左右方向および前後方向の下辺(21)(22)と、下辺(21)(22)同士の交差部から斜め上方にのびて稜線(R)を形成する共通辺(23)と、共通辺(23)の上端部と各下辺(21)(22)の端部とをつなぐ手前側および奥側の上辺(24)(25)とからなる。第2の二面体(12)は、第1の二面体(11)の左右方向の下辺(21)が左右方向に延長された左右方向の下辺(21)と、第1の二面体(11)の前後方向の下辺(22)に平行な前後方向の下辺(22)と、第1の二面体(11)の共通辺(23)に平行な共通辺(23)と、第1の二面体(11)の手前側および奥側の上辺(24)(25)にそれぞれ平行な手前側および奥側の上辺(24)(25)とからなる。第3の二面体(13)は、第1の二面体(11)の前後方向の下辺(22)が前後方向に延長された前後方向の下辺(22)と、第1の二面体(11)の左右方向の下辺(21)に平行な左右方向の下辺(21)と、第1の二面体(11)の共通辺(23)に平行な共通辺(23)と、第1の二面体(11)の手前側および奥側の上辺(24)(25)にそれぞれ平行な手前側および奥側の上辺(24)(25)とからなる。第4の二面体(14)は、第1の二面体(11)の共通辺(23)が斜め上方に延長された共通辺(23)と、第2の二面体(12)の手前側の上辺(24)が斜め上方に延長された手前側の上辺(24)と、第3の二面体(13)の奥側の上辺(25)が斜め上方に延長された奥側の上辺(25)と、第1の二面体(11)の左右方向の下辺(21)に平行な左右方向の下辺(21)と、第1の二面体(11)の前後方向の下辺(22)に平行な前後方向の下辺(22)とからなる。
図7において、第1、第2および第4の各二面体(11)(12)(14)の前面を形成する小三角形板部(11a)(12a)(14a)は、同一平面(前面)上にあり、この前面に対して、第2の二面体(12)の側面を形成する小三角形板部(12b)が底面側に屈曲させられていることで、基本要素(2)の前面には、三角形状の小三角形孔(15)が形成されている。また、第1、第3および第4の各二面体(11)(13)(14)の側面を形成する小三角形板部(11b)(13b)(14b)は、同一平面(側面)上にあり、この側面に対して、第3の二面体(13)の前面を形成する小三角形板部(13a)が底面側に屈曲させられていることで、基本要素(2)の側面には、三角形状の小三角形孔(15)が形成されている。こうして、基本要素(2)は、中央部に小三角形孔(15)を有する2つの中三角形板部(2a)(2b)が稜線(R)を介して接合された二面体本体部分と、中三角形板部(2a)(2b)に対して底面側に折り曲げられた小三角形板部(突出部分)(12b)(13a)とからなる二面体形状となっている。
各小三角形孔(15)の大きさは、これを囲む3つの三角形板部(11a)(12a)(14a)(11b)(13b)(14b)の大きさよりも一回り小さくなされており、これにより、隣り合う三角形板部(11a)(12a)(14a)(11b)(13b)(14b)の間に所定の肉厚が確保され、三角形板部(11a)(12a)(14a)(11b)(13b)(14b)同士は、その突き合わせ部において互いに接合されている。左右、前後および上下に隣り合う基本要素(2)(3)(4)(5)同士についても、各突き合わせ部に所定の肉厚を確保することで互いに接合されている。
4つの基本要素(2)(3)(4)(5)からなる日除け用部材成形品(1)において、第1、第2および第4の各基本要素(2)(3)(5)の前面を形成する中三角形板部(2a)(3a)(5a)は、同一平面(前面)上にあり、この前面に対して、第2の基本要素(3)の側面を形成する中三角形板部(3b)が底面側に屈曲させられていることで、前面の大三角形部(1a)には、三角形状の中三角形孔(6)が形成されている。また、第1、第3および第4の各基本要素(2)(4)(5)の側面を形成する中三角形板部(2b)(4b)(5b)は、同一平面(側面)上にあり、この側面に対して、第3の基本要素(4)の前面を形成する中三角形板部(4a)が底面側に屈曲させられていることで、側面の大三角形部(1b)には、三角形状の中三角形孔(6)が形成されている。この結果、日除け用部材成形品(1)は、中央部に中三角形孔(6)を有する2つの大三角形板部(1a)(1b)が稜線(R)を介して接合された二面体本体部分と、大三角形板部(1a)(1b)に対して底面側に折り曲げられた中三角形板部(突出部分)(3b)(4a)とからなる二面体形状となっている。
したがって、日除け用部材成形品(1)を基本要素とみなして、これを4つ使用して上記の基本要素(2)(3)(4)(5)と同じように左右、前後および上下に配置することで、図9に示す日除け部材成形品(1)の組立品が得られ、使用する日除け用部材成形品(1)の数を適宜増やしていくことで必要な大きさの日除けを得ることができる。
図2に示す平面図において、基準位置にある第1の基本要素(2)の角部のうち日除け用部材成形品(1)の角部になっている部分(図2の下側にある角部)の角度は、90°とされており、稜線(R)は、これを二等分するようになっている。第2の基本要素(3)および第3の基本要素(4)の角部のうち日除け用部材成形品(1)の角部になっている部分(図2の左右にある角部)の角度は、互いに等しくて90°よりも若干小さくなされており、したがって、第4の基本要素(5)の角部のうち日除け用部材成形品(1)の角部になっている部分(図2の上側にある角部)の角度は、90°よりも大きくなっている。
また、図3に示す稜線(R)を中央に据えたときの正面図において、日除け用部材成形品(1)は、第1、第2および第3の基本要素(2)(3)(4)の下面を底辺(斜辺)として第4の基本要素(4)の角部によって形成される頂角が90°の直角二等辺三角形となっており、この方向から見た場合には、各基本要素(2)(3)(4)(5)の中三角形板部(2a)(2b)(3a)(3b)(4a)(4b)(5a)(5b)、中三角形孔(6)および各二面体(11)(12)(13)(14)も、直角二等辺三角形となっている。したがって、日除け用部材成形品(1)を組み立てていく際に、これらの直角二等辺三角形を基準とすることで、隣り合う日除け用部材成形品(1)同士の位置合わせを容易に行うことができる。各基本要素(2)(3)(4)(5)の中三角形板部(2a)(2b)(3a)(3b)(4a)(4b)(5a)(5b)、中三角形孔(6)および各二面体(11)(12)(13)(14)の輪郭形状は、図3に示す稜線(R)を中央に据えたときの正面図における形状が直角二等辺三角形となるように決定され、したがって、その輪郭形状は不等辺鈍角三角形となっている。
図4に示す底面図において、従来の板材から形成したフラクタル構造体では、矢印Pで示す第2の二面体(12)の底面側に折り曲げられた小三角形板部(12b)と第3の二面体(13)の底面側に折り曲げられた小三角形板部(13a)との突き合わせ部が自由端となるため、強度が低く、また、形状を維持することも困難であったが、この発明による日除け用部材成形品(1)では、第2の二面体(12)の底面側に折り曲げられた小三角形板部(12b)と第3の二面体(13)の底面側に折り曲げられた小三角形板部(13a)との突き合わせ部にも所定の肉厚が確保されて、各基本要素(2)(3)(4)(5)の第2の二面体(12)と第3の二面体(13)とが接合され、これにより、日除け用部材成形品(1)の各基本要素(2)(3)(4)(5)の強度が大幅に向上している。
また、各基本要素(2)(3)(4)(5)によって日除け用部材成形品(1)を形成するに際し、矢印Qで示す第2の基本要素(3)の底面側に折り曲げられた中三角形板部(3b)と第3の基本要素(4)の底面側に折り曲げられた中三角形板部(4a)との突き合わせ部にも所定の肉厚が確保されて、第2の基本構成要素(3)と第3の基本構成要素(4)とが接合され、これにより、日除け用部材成形品(1)の強度がさらに向上している。
すなわち、従来の板材から形成したフラクタル構造体では、要素数が増加するに連れて、接合されていない突き合わせ部の数も増加して、強度が低下していくのに対し、この発明による日除け用部材成形品(1)では、接合されていない突き合わせ部がないので、要素数が増加しても、強度の低下が防止される。
日除け用部材成形品(1)は、上記のように大きさが異なる三角形孔(6)(15)が形成されており、これにより、日除け用部材成形品(1)は、図1から図4までのいずれの図においても、複数カ所に隙間がある(三角形孔(6)(15)の向こう側に三角形板部(3b)(4a)(12b)(13a)で塞がれていない部分がある)形状となっている。そして、稜線(R)を正面にして日除け用部材成形品(1)を斜め上方から見た場合に(太陽方向から見た場合に相当)、図5に示すように、小三角形孔(15)が折り曲げられた小三角形板部(12b)(13a)によって、また、中三角形孔(6)が折り曲げられた中三角形板部(3b)(4a)によってそれぞれ塞がれるようになって、日除け用部材成形品(1)内にある隙間が実質的にゼロとなっており、これにより、遮光性が高められている。各三角形孔(6)(15)は、風通しをよくする効果があり、これにより、遮光性と風通しの良さとの両方が実現されている。
日除け用部材成形品(1)は、また、稜線方向の上方から見た場合、図6に示すように、矢印Pで示す第2の二面体(12)の底面側に折り曲げられた小三角形板部(12b)と第3の二面体(13)の底面側に折り曲げられた小三角形板部(13a)との突き合わせ部が接合されていることにより、第1の基本要素(2)(およびこの向こう側にある第4の基本要素(5))の第1の二面体(11)の各小三角形板部(11a)(11b)(およびこの向こう側にある第4の二面体(14)の各小三角形板部(14a)(14b))と第1の基本要素(2)(およびこの向こう側にある第4の基本要素(5))の第2および第3の二面体(12)(13)の底面側に折り曲げられた各小三角形板部(12b)(13a)とによって、横断面が菱形で稜線方向にのびる中空形状の筒状部(第1の筒状部)(7)が形成されている。同様に、第2および第3の基本要素(3)(4)では、第1の二面体の各小三角形板部(11a)(11b)(およびこの向こう側にある第4の二面体(14)の各小三角形板部(14a)(14b))と第2および第3の二面体(12)(13)の底面側に折り曲げられた各小三角形板部(12b)(13a)とによって、横断面が菱形で長さが第1の筒状部(7)の半分である稜線方向にのびる中空形状の2つの筒状部(第2の筒状部)(8)が形成されている。
また、矢印Qで示す第2の基本要素(3)の底面側に折り曲げられた中三角形板部(3b)と第3の基本要素(4)の底面側に折り曲げられた中三角形板部(4a)との突き合わせ部が接合されていることにより、第1の基本要素(2)(およびこの向こう側にある第4の基本要素(5))の第2および第3の二面体(12)(13)の各小三角形板部(12a)(12b)(13a)(13b)と第2および第3の基本要素(3)の底面側に折り曲げられた中三角形板部(3b)(4a)とによって、横断面がV字状で稜線方向にのびる中空形状の筒状部(第3の筒状部)(9)が形成されている。これらの筒状部(7)(8)(9)の周壁は、隙間(三角形孔(6)(15))に対応する箇所で切り取られたものとなっている。
図6に示した形状に着目すると、筒状部(7)(8)(9)の横断面形状に相当する横断面形状を有するスライドコア(43)(44)(45)を筒状部(7)(8)(9)の内部に稜線方向の両側(図6の紙面の表側および裏側)から挿入するとともに、図6の上下両側から1対の金型(41)(42)によって日除け用部材成形品(1)を挟むようにすることで、射出成形により日除け用部材成形品(1)を得ることが可能であることが分かる。
すなわち、この日除け用部材成形品(1)を得るには、図8に示すように、V字状の凹面(41a)を有し日除け用部材成形品(1)の山側から当てられて図の左右方向(稜線方向と直交する方向)に移動する可動金型(41)と、波形の凹凸面(42a)を有し日除け用部材成形品(1)の谷側から当てられる固定金型(42)と、日除け用部材成形品(1)の稜線方向に接近・離隔する複数対のスライドコア(43)(44)(45)とを備えた射出成形装置が使用される。
可動金型(41)のV字状の凹面(41a)は、日除け用部材成形品(1)の大三角形部(1a)(1b)の表面を形成するもので、凹面(41a)上には、大三角形部(1a)(1b)の前面および側面にある小三角形孔(15)に嵌まり合う第1の凸部(41b)と、大三角形部(1a)(1b)の前面および側面にある中三角形孔(6)に嵌まり合って第2の基本要素(3)の底面側に折り曲げられた中三角形板部(3b)および第3の基本要素(4)の底面側に折り曲げられた中三角形板部(4a)の表面を形成する第2の凸部(41c)と、第2の凸部(41c)に連なりかつ第2の基本要素(3)の中三角形板部(3b)および第3の基本要素(4)の中三角形板部(4a)の各小三角形孔(15)に嵌まり合う第3の凸部(41d)とが設けられている。
スライドコア(43)(44)(45)としては、第1の筒状部(7)に挿入される横断面が菱形で中央部において第2の凸部(41c)に干渉しない形状とされた可動金型側コア(43)と、第2の筒状部(8)に挿入される横断面が菱形の固定金型側コア部(44)と、第3の筒状部(9)のうち可動金型(41)の第2の凸部(41c)が挿入されない部分に挿入される横断面が略方形の中央コア(45)とが使用されている。
固定金型(42)の波形の凹凸面(42a)には、スライドコア(43)に当接することで肉厚のない部分を形成するための段差部(42b)が形成されている。
日除け用部材成形品(1)には、平面から見て四角形の角部を形成している4つの角部(第1の基本要素(2)の稜線方向の下端部、第2の基本要素(3)の右下端部、第3の基本要素(4)の後下端部および第4の基本要素(5)の稜線方向の上端部)に、それぞれ貫通孔(31)(32)(33)(34)が設けられている。これにより、隣り合う日除け用部材成形品(1)同士は、図9に示すように、一方の日除け用部材成形品(1)の貫通孔(31)(32)(33)(34)に嵌め入れられる突起(35a)(36a)(37a)と他方の日除け用部材成形品(1)の貫通孔(31)(32)(33)(34)に嵌め入れられる突起(35b)(36b)(37b)とを有するジョイント(35)(36)(37)によって接続可能とされている。
ジョイント(35)(36)(37)としては、図9に示すように、第1の基本要素(2)と第2および第3の基本要素(3)(4)と(左右および前後に隣り合う基本要素同士)を連結するための2つの上向き突起(35a)(35b)を有する第1のジョイント(35)と、第1の基本要素(2)と第4の基本要素(5)と(前後および左右にずれていて上下に隣り合う基本要素同士)を連結するための1つの上向き突起(36a)および1つの下向き突起(36b)を有する第2のジョイント(36)と、第2および第3の基本要素(3)(4)と第4の基本要素(5)と(前後または左右に並んでいて上下に隣り合う基本要素同士)を連結するための1つの上向き突起(37a)および1つの下向き突起(37b)を有する第3のジョイント(37)とが使用されている。これらのジョイント(35)(36)(37)は、合成樹脂製の射出成形品として得ることができる。
ジョイント(35)(36)(37)を使用して日除けを組み立てる場合、例えば、所定の位置に配置した日除け用部材成形品(1)の右側および後側に日除け用部材成形品(1)を並べてこれらを第1のジョイント(35)によって結合し、次いで、互いに結合された3つの日除け用部材成形品(1)の上側に新しい日除け用部材成形品(1)を並べて、これらを第1および第2のジョイント(35)(36)によって結合していけばよく、この作業を繰り返すことで、左右、前後および上下に任意の数の日除け用部材成形品(1)を配置することができ、極めて効率よく日除けを組み立てることができる。
日除けを形成するに際しては、ジョイント(37)を使用するものに限定されるものではなく、これに代えて、図10に示すように、補強材(41)とワイヤ(42)を使用して、日除けを形成することもできる。
図10において、所定数の日除け用部材成形品(1)が稜線(R)が連続するように配置されることで1つのユニット(40)が形成されており、該ユニット(40)は、稜線(R)方向に延びる補強材(41)で支持されている。そして、こうして得られたユニット(40)を複数並列状に配置することで日除けが形成されている。
ここで、隣り合う日除け用部材成形品(1)同士は、日除け用部材成形品(1)に設けられた貫通孔(31)(32)(33)(34)を使用して、一方の日除け用部材成形品(1)の貫通孔(31)(32)(33)(34)と他方の日除け用部材成形品(1)の貫通孔(31)(32)(33)(34)とにワイヤ(42)を挿通してワイヤ(42)の端同士を結合することで、互いに固定されている。この際、ワイヤ(42)を補強材(41)に巻き掛けることで、補強材(41)と各日除け用部材成形品(1)とを結合することもできる。補強材(41)と各日除け用部材成形品(1)とは、予め接着剤などで結合しておいてもよい。
上記のようにして形成されたユニット(40)を使用して日除けを設置する場合、金属などの高強度材料の支持材(例えばコの字型鉄製アングル)を使用して、日除けで覆いたい部分の外縁部に沿ったフレームを製作し、フレームの向かい合う2辺に補強材(41)を通すための孔を所要間隔で形成し、フレームに補強材(41)の端部を固定すればよく、このようにすることにより、目的の面積・形状に応じた日除けを作ることができる。さらに、フレームの4隅を金属製支柱(例えばアルミニウム製アングル)で支持することにより所定の高さに日除けを設置することができる。
このようにして得られた日除けによると、補強材(41)を使用することにより、容易に組立てができ、また、日除けを設置したい場所の大きさ・形状に適応容易であり、日射を防ぎたい時刻や方向への対応も容易である。また、補強材(41)による結合によって、積雪や上方向からの異物の落下に対して、日除けが部分的に塊となって落下することもなく、強度的にも優れたものとなる。
(1) 日除け用部材成形品
(2)(3)(4)(5) 基本要素
(11)(12)(13)(14) 二面体
(31)(32)(33)(34) 貫通孔
(35)(36)(37) ジョイント
(40) ユニット
(41) 補強材

Claims (6)

  1. 平面から見て四角形となる二面体形状の4つの基本要素が左右、前後および上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の基本要素と、第1の基本要素の左右いずれかに配置された第2の基本要素と、第1の基本要素の前後いずれかに配置された第3の基本要素と、第1から第3までの基本要素の上方に配置された第4の基本要素とからなり、各基本要素間には隙間が存在するが、所定角度傾斜した最大遮光方向から見た場合に、これらの隙間がゼロとなるように各基本要素が配置されたフラクタル構造の日除け用部材成形品であって、第1の基本要素と第2の基本要素、第3の基本要素および第4の基本要素との突き合わせ部が射出成形時に接合されているとともに、第2の基本要素と第3の基本要素との突き合わせ部も射出成形時に接合されていることを特徴とする日除け用部材成形品。
  2. 各基本要素は、平面から見て四角形となる4つの二面体が左右、前後および上下に隣り合うように配置されたもので、基準位置にある第1の二面体と、第1の二面体の左右いずれかに配置された第2の二面体と、第1の二面体の前後いずれかに配置された第3の二面体と、第1から第3までの二面体の上方に配置された第4の二面体とからなり、各二面体同士の突き合わせ部が射出成形時に接合されていることを特徴とする請求項1の日除け用部材成形品。
  3. 隙間に対応する凸部を有し基本要素の山側から当てられる第1の金型と、波形の凹凸部を有し基本要素の谷側から当てられる第2の金型と、基本要素の稜線に沿って移動するスライドコアとが使用されるとともに、第1および第2の金型のいずれか一方が固定側金型、他方が可動側金型とされて、これらの金型が日除け用部材成形品の最大遮光方向を軸方向として対向するように配置された射出成形によって形成されていることを特徴とする請求項1または2の日除け用部材成形品。
  4. 平面から見て四角形を形成している4つの角部に、隣り合って配置される日除け用部材成形品同士を結合するための貫通孔がそれぞれ設けられている請求項1から3までのいずれかの日除け用部材成形品。
  5. 請求項4の日除け用部材成形品を複数使用して形成される日除けであって、隣り合う日除け用部材成形品同士は、一方の日除け用部材成形品の貫通孔に嵌め入れられる突起と他方の日除け用部材成形品の貫通孔に嵌め入れられる突起とを有するジョイントによって接続されていることを特徴とする日除け。
  6. 請求項4の日除け用部材成形品を複数使用して形成される日除けであって、所定数の日除け用部材成形品が稜線が連続するように配置されることで1つのユニットが形成されており、該ユニットは、稜線方向に延びる補強材で支持されていることを特徴とする日除け。
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