JP6906331B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、基板処理装置に関する。
従来、基板である半導体ウェハ(以下、ウェハと呼称する。)などの上面を液体で処理した後の乾燥工程において、液体により上面が濡れた状態のウェハを超臨界状態の処理流体と接触させることにより、ウェハを乾燥させる方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2013−131729号公報
しかしながら、従来の超臨界状態の処理流体を用いた乾燥方法では、ウェハ上に液盛りされた液体がウェハの下面にも回り込むことがある。また、ウェハの下面は保持板と当接し覆われているため、ウェハの下面側には超臨界状態の処理流体が供給されない。したがって、ウェハの下面に回り込んだ液体が処理流体に溶け込まないまま乾燥することにより、かかる乾燥した箇所にパーティクルが発生する恐れがある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、超臨界状態の処理流体を用いた乾燥方法において、ウェハ下面へのパーティクルの発生を抑制することができる基板処理装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る基板処理装置は、超臨界状態の処理流体を用いてパターンを有する上面に液膜が形成された基板を乾燥させる乾燥処理が行われる基板処理装置であって、前記基板を保持する保持部と、前記保持部に保持される前記基板の側方に設けられ、処理空間内に前記処理流体を供給する供給部と、を備える。そして、前記保持部は、上方に突出し、前記基板の下面と当接して前記基板を支持する支持部を有し、前記基板を保持した場合に、前記支持部によって前記基板の前記下面の少なくとも一部を前記処理空間に露出させる。
実施形態の一態様によれば、超臨界状態の処理流体を用いた乾燥方法において、ウェハ下面へのパーティクルの発生を抑制することができる。
図1は、実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、実施形態に係る洗浄処理ユニットの構成を示す断面図である。 図3は、実施形態に係る乾燥処理ユニットの構成を示す外観斜視図である。 図4Aは、実施形態に係る乾燥処理ユニットの内部構成の一例を示す断面図である。 図4Bは、実施形態に係る乾燥処理ユニットの内部構成の一例を示す平面図である。 図5は、実施形態の変形例1に係る乾燥処理ユニットの内部構成の一例を示す断面図である。 図6は、実施形態の変形例2に係る乾燥処理ユニットの内部構成の一例を示す断面図である。 図7は、実施形態の変形例3に係る乾燥処理ユニットの内部構成の一例を示す断面図である。 図8Aは、実施形態の変形例4に係る乾燥処理ユニットの内部構成の一例を示す断面図である。 図8Bは、実施形態の変形例4に係る乾燥処理ユニットの内部構成の一例を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する基板処理装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<基板処理システムの概要>
最初に、図1を参照しながら、実施形態に係る基板処理システム1の概略構成について説明する。図1は、実施形態に係る基板処理システム1の概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の半導体ウェハW(以下、ウェハWと呼称する。)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウェハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の洗浄処理ユニット16と、複数の乾燥処理ユニット17とを備える。複数の洗浄処理ユニット16と複数の乾燥処理ユニット17とは、搬送部15の両側に並べて設けられる。なお、図1に示した洗浄処理ユニット16および乾燥処理ユニット17の配置や個数は一例であり、図示のものに限定されない。
搬送部15は、内部に基板搬送装置18を備える。基板搬送装置18は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置18は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いて受渡部14と、洗浄処理ユニット16と、乾燥処理ユニット17との間でウェハWの搬送を行う。
洗浄処理ユニット16は、基板搬送装置18によって搬送されるウェハWに対して所定の洗浄処理を行う。洗浄処理ユニット16の構成例については後述する。
乾燥処理ユニット17は、洗浄処理ユニット16によって洗浄処理されたウェハWに対し、所定の乾燥処理を行う。乾燥処理ユニット17の構成例については後述する。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部19と記憶部20とを備える。
制御部19は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力ポートなどを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。かかるマイクロコンピュータのCPUは、ROMに記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、後述する制御を実現する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録されていたものであって、その記録媒体から制御装置4の記憶部20にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記録媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
記憶部20は、たとえば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウェハWを取り出し、取り出したウェハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送装置18によって受渡部14から取り出されて、洗浄処理ユニット16へ搬入される。
洗浄処理ユニット16へ搬入されたウェハWは、洗浄処理ユニット16によって洗浄処理が施された後、基板搬送装置18によって洗浄処理ユニット16から搬出される。洗浄処理ユニット16から搬出されたウェハWは、基板搬送装置18によって乾燥処理ユニット17へ搬入され、乾燥処理ユニット17によって乾燥処理が施される。
乾燥処理ユニット17によって乾燥処理されたウェハWは、基板搬送装置18によって乾燥処理ユニット17から搬出され、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウェハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
<洗浄処理ユニットの概要>
次に、図2を参照しながら、洗浄処理ユニット16の概略構成について説明する。図2は、実施形態に係る洗浄処理ユニット16の構成を示す断面図である。洗浄処理ユニット16は、たとえば、スピン洗浄によりウェハWを1枚ずつ洗浄する枚葉式の洗浄処理ユニットとして構成される。
図2に示すように、洗浄処理ユニット16は、処理空間を形成するアウターチャンバー23内に配置されたウェハ保持機構25にてウェハWをほぼ水平に保持し、このウェハ保持機構25を鉛直軸周りに回転させることによりウェハWを回転させる。そして、洗浄処理ユニット16は、回転するウェハWの上方にノズルアーム26を進入させ、かかるノズルアーム26の先端部に設けられた薬液ノズル26aから薬液やリンス液を予め定められた順に供給することにより、ウェハWの上面Waの洗浄処理を行う。
また、洗浄処理ユニット16には、ウェハ保持機構25の内部にも薬液供給路25aが形成されている。そして、かかる薬液供給路25aから供給された薬液やリンス液によって、ウェハWの下面Wbの洗浄処理が行われる。
上述のウェハWの洗浄処理は、たとえば、最初にアルカリ性の薬液であるSC1液(アンモニアと過酸化水素水の混合液)によるパーティクルや有機性の汚染物質の除去が行われ、次に、リンス液である脱イオン水(DeIonized Water:以下、DIWと呼称する。)によるリンス洗浄が行われる。次に、酸性薬液である希フッ酸水溶液(Diluted HydroFluoric acid:以下、DHFと呼称する。)による自然酸化膜の除去が行われ、次に、DIWによるリンス洗浄が行われる。
上述の各種薬液は、アウターチャンバー23や、アウターチャンバー23内に配置されるインナーカップ24に受け止められて、アウターチャンバー23の底部に設けられる排液口23aや、インナーカップ24の底部に設けられる排液口24aから排出される。さらに、アウターチャンバー23内の雰囲気は、アウターチャンバー23の底部に設けられる排気口23bから排気される。
上述のウェハWのリンス処理の後には、ウェハ保持機構25を回転させながら、ウェハWの上面Waおよび下面Wbに液体状態のIPA(以下、「IPA液体」と呼称する。)を供給し、ウェハWの両面に残存しているDIWと置換する。その後、ウェハ保持機構25の回転を緩やかに停止する。
こうして洗浄処理を終えたウェハWは、その上面WaにIPA液体71(図4A参照)が液盛りされた状態(ウェハWの上面WaにIPA液体71の液膜が形成された状態)のまま、ウェハ保持機構25に設けられた不図示の受け渡し機構により基板搬送装置18に受け渡され、洗浄処理ユニット16から搬出される。
ここで、ウェハWの上面Waに液盛りされたIPA液体71は、洗浄処理ユニット16から乾燥処理ユニット17へのウェハWの搬送中や、乾燥処理ユニット17への搬入動作中に、上面Waの液体が蒸発(気化)することによってパターン倒れが発生することを防ぐ、乾燥防止用の液体として機能する。ウェハW上に液盛りされるIPA液体71の厚さは、たとえば、1〜5mm程度である。
洗浄処理ユニット16での洗浄処理を終え、上面WaにIPA液体71が液盛りされたウェハWは、乾燥処理ユニット17に搬送される。そして、乾燥処理ユニット17内において上面WaのIPA液体71に超臨界状態の処理流体70(図4A参照)を接触させることにより、かかるIPA液体71を超臨界状態の処理流体70に溶解させて除去し、ウェハWを乾燥する処理が行われる。
<乾燥処理ユニットの概要>
以下においては、乾燥処理ユニット17の構成について説明する。図3は、実施形態に係る乾燥処理ユニット17の構成を示す外観斜視図である。
乾燥処理ユニット17は、本体31と、保持部32と、蓋部材33とを有する。筐体状の本体31には、ウェハWを搬入出するための開口部34が形成される。
保持部32は、処理対象のウェハWを水平方向に保持する。略平板状の保持部32には、保持されるウェハWと蓋部材33との間に開孔32aが形成される。また、保持部32の上面側には、ウェハWの下面Wbに当接する支持部41(図4A参照)とウェハWに隣接するずれ抑制部42とが設けられる。かかる支持部41およびずれ抑制部42の詳細については後述する。
蓋部材33は、かかる保持部32を支持するとともに、ウェハWを本体31内に搬入したときに、開口部34を密閉する。
本体31は、たとえば直径300mmのウェハWを収容可能な処理空間31a(図4A参照)が内部に形成された容器であり、その壁部には、供給ポート35、36と排出ポート37とが設けられる。供給ポート35、36と排出ポート37とは、それぞれ、乾燥処理ユニット17の上流側と下流側とに設けられる処理流体70(図4A参照)を流通させるための供給ラインに接続されている。かかる供給ラインの構成例については後述する。
供給ポート35は、筐体状の本体31において、開口部34とは反対側の側面に接続されている。また、供給ポート36は、本体31の底面に接続されている。さらに、排出ポート37は、開口部34の下方側に接続されている。なお、図3には2つの供給ポート35、36と1つの排出ポート37が図示されているが、供給ポート35、36や排出ポート37の数は特に限定されない。
また、本体31の内部には、供給部の一例である流体供給ヘッダー38、39と、排出部の一例である流体排出ヘッダー40とが設けられる。そして、流体供給ヘッダー38、39には複数の供給口38a、39aが、かかる流体供給ヘッダー38、39の長手方向に並んで形成され、流体排出ヘッダー40には複数の排出口40aが、かかる流体排出ヘッダー40の長手方向に並んで形成される。
流体供給ヘッダー38は、供給ポート35に接続され、筐体状の本体31内部において、開口部34とは反対側の側面に隣接して設けられる。また、流体供給ヘッダー38に並んで形成される複数の供給口38aは、開口部34側を向いている。
流体供給ヘッダー39は、供給ポート36に接続され、筐体状の本体31内部における底面の中央部に設けられる。また、流体供給ヘッダー39に並んで形成される複数の供給口39aは、上方を向いている。
流体排出ヘッダー40は、排出ポート37に接続され、筐体状の本体31内部において、開口部34側の側面に隣接するとともに、開口部34より下方に設けられる。また、流体排出ヘッダー40に並んで形成される複数の排出口40aは、上方を向いている。
流体供給ヘッダー38、39は、処理流体70を本体31内に供給する。また、流体排出ヘッダー40は、本体31内の処理流体70を本体31の外部に導いて排出する。なお、本体31内部における処理流体70の流れの詳細については後述する。
乾燥処理ユニット17は、さらに、不図示の押圧機構を備える。かかる押圧機構は、本体31内部の処理空間31a内に供給された超臨界状態の処理流体70によってもたらされる内圧に抗して、本体31に向けて蓋部材33を押し付け、処理空間31aを密閉する機能を有する。また、かかる処理空間31a内に供給された処理流体70が所定の温度を保てるように、本体31の表面には、断熱材やテープヒータなどが設けられていてもよい。
なお、実施形態では、乾燥防止用の液体としてIPA液体71(図4A参照)を用い、処理流体70としてCO2を用いているが、IPA以外の液体(たとえば、メタノールなどの有機系溶剤)を乾燥防止用の液体として用いてもよいし、CO2以外の流体を処理流体70として用いてもよい。
ここで、超臨界状態の処理流体70は、液体(たとえばIPA液体71)と比べて粘度が小さく、また液体を溶解する能力も高いことに加え、超臨界状態の処理流体70と平衡状態にある液体や気体との間で界面が存在しない。これにより、上述の超臨界状態の処理流体70を用いた乾燥処理では、表面張力の影響を受けることなく液体を乾燥させることができることから、パターンPのパターン倒れを抑制することができる。
一方で、ウェハWの上面Waに液盛りされたIPA液体71は、一部が下面Wbにも回り込む。さらに、ウェハWの下面Wb全体が保持部32と接触している場合、下面Wb側には処理流体70が供給されないことから、下面Wb側では超臨界状態の処理流体70を用いた乾燥処理が行われない。
これにより、下面Wbに回り込んだIPA液体71が処理流体70に溶け込まないまま下面Wbで乾燥し、かかる乾燥した場所にパーティクルが発生する恐れがある。
そこで、実施形態に係る乾燥処理ユニット17によれば、保持部32を所定の構成にすることにより、ウェハWの下面Wbへのパーティクルの発生を抑制することができる。
<実施形態>
つづいて、図4Aおよび図4Bを参照しながら、実施形態に係る乾燥処理ユニット17の詳細について説明する。図4Aは、実施形態に係る乾燥処理ユニット17の内部構成の一例を示す断面図であり、図4Bは、実施形態に係る乾燥処理ユニット17の内部構成の一例を示す平面図である。また、図4Aに示す断面図のうち、流体供給ヘッダー38および保持部32については、図4Bに示すA−A線で切断した場合における断面図である。
なお、図4Aに示す状態に至るまでは、まずIPA液体71を液盛りしたウェハWが、保持部32に保持されて乾燥処理ユニット17内に搬入される。つぎに、流体供給ヘッダー39(図3参照)を介して乾燥処理ユニット17内に処理流体70が供給されることにより、本体31の処理空間31aが処理流体70で満たされ、所望の圧力に昇圧される。
そして、図4Aに示すように、流体供給ヘッダー38から処理流体70が供給されるとともに、流体排出ヘッダー40から処理流体70が排出され、かかる流体供給ヘッダー38と流体排出ヘッダー40との間で処理流体70が流通する。なお、流体供給ヘッダー39は、処理流体70が流通する際には処理流体70を供給していないことから、図4Aでは流体供給ヘッダー39の図示を省略する。
処理流体70は、たとえば、ウェハWの側方に設けられ、供給口38aが略水平方向に向けられた流体供給ヘッダー38から、ウェハWの上面Waを蓋部材33に向かうように流れる。さらに、処理流体70は、蓋部材33の近傍で下方側に向きを変え、保持部32に形成される開孔32aを通過し、流体排出ヘッダー40の排出口40aに向かうように流れる。なお、処理流体70は、たとえば層流となって流れている。
ここで、実施形態では、保持部32が複数の支持部41を有する。複数の支持部41は、平板状である保持部32の上面における所定の箇所からそれぞれ上方に突出する。支持部41は、たとえば丸ピン状である。
さらに、複数の支持部41におけるそれぞれの上端部は、水平方向に略面一に配置される。そして、かかる複数の支持部41の先端部とウェハWの下面Wbとが当接するように、ウェハWが保持部32に保持される。
これにより、図4Aに示すように、ウェハWの下面Wbにおける少なくとも一部が、処理空間31aに露出するようにウェハWを保持することができる。さらに、ウェハWの下面Wbと保持部32との間にも処理流体70を流通させることができる。
したがって、ウェハWの上面Waに液盛りされたIPA液体71が露出した下面Wbに回り込んだとしても、下面Wbに付着したIPA液体71を超臨界状態の処理流体70に接触させることができる。
すなわち、下面Wbに回り込んだIPA液体71も処理流体70で乾燥処理することができることから、IPA液体71が処理流体70に溶け込まないまま乾燥することを抑制することができる。したがって、実施形態によれば、ウェハWの下面Wbにおいて、処理流体70で乾燥処理されないIPA液体71に起因するパーティクルの発生を抑制することができる。
なお、支持部41の形状は丸ピン状に限られず、その他の形状(たとえば、処理流体70の流れ方向に細長い形状)であってもよい。また、図4Bには7つの支持部41を有する保持部32が図示されているが、支持部41の数は特に限定されず、ウェハWが保持部32で保持可能であればどのような個数や配置であってもよい。
また、実施形態では、図4Aに示すように、支持部41の先端部を丸まった形状にするとよい。これにより、支持部41の先端部とウェハWの下面Wbとの接触面積を減らすことができることから、下面Wbの露出面積を増やすことができる。したがって、ウェハWの下面Wbにおいて、処理流体70で乾燥処理されないIPA液体71に起因するパーティクルの発生をさらに抑制することができる。
さらに、実施形態では、支持部41をウェハWの下面Wbにおける外周部以外の箇所と当接させることにより、ウェハWの下面Wbにおける外周部を露出させるとよい。なぜなら、上面Waに液盛りされたIPA液体71が下面Wbに回り込む場合、主に下面Wbの外周部に付着するので、支持部41で下面Wbの外周部を露出させることにより、下面Wbに回り込んだIPA液体71を効果的に乾燥処理することができるからである。したがって、実施形態によれば、IPA液体71に起因するパーティクルの発生を効率的に抑制することができる。
さらに、実施形態では、流体供給ヘッダー38から吐出される処理流体70の向きがウェハWの側面Wcを向くように、流体供給ヘッダー38の供給口38aをウェハWと略面一に配置するとともに略水平方向に向けている。
このように、吐出される処理流体70の向きがウェハWの側面Wcを向くように流体供給ヘッダー38を配置することにより、図4Aに示すように、ウェハWの上面Waと下面Wbとにそれぞれ処理流体70を流通させることができる。これにより、上面Waに液盛りされたIPA液体71と、下面Wbに回り込んだIPA液体71との両方に処理流体70を十分接触させることができる。
したがって、実施形態によれば、上面Waに液盛りされたIPA液体71の乾燥処理と、下面Wbに回り込んだIPA液体71の乾燥処理とを両立させることができる。
一方で、必ずしも吐出される処理流体70の向きがウェハWの側面Wcを向くように、流体供給ヘッダー38を配置しなくともよい。上面Waに液盛りされたIPA液体71と、下面Wbに回り込んだIPA液体71との両方に処理流体70を十分接触させることができれば、流体供給ヘッダー38をどのような配置や向きに設置してもよい。
さらに、実施形態において、保持部32は、処理流体70の流れによりウェハWが下流側にずれることを抑制する、ずれ抑制部42をさらに有するとよい。かかるずれ抑制部42は、平板状の保持部32における所定の箇所から上方に突出し、ウェハWにおける下流側の側面Wcに隣接するように設けられる。
これにより、仮に処理流体70の流れによりウェハWが下流側に押し流されそうになった場合でも、ウェハWが下流側にずれることを抑制することができる。なお、図4Bには2つのずれ抑制部42を有する保持部32が図示されているが、ずれ抑制部42の数は特に限定されず、ウェハWのずれを抑制可能であればどのような個数や配置であってもよい。
また、実施形態では、支持部41やずれ抑制部42を高分子樹脂で構成するとよい。これにより、支持部41やずれ抑制部42とウェハWとが接触した際に、ウェハWの下面Wbや側面Wcが削れることを抑制することができる。
さらに、実施形態では、ずれ抑制部42におけるウェハWの側面Wcと向かい合う側面に、ウェハWの側面Wcに形成されるベベル形状に対応する形状を施すとよい。かかる形状を施すことにより、側面Wcとずれ抑制部42との接触面積が増え、接触部分の単位面積あたりにかかる力が減少することから、ずれ抑制部42によってウェハWの側面Wcが削れることをさらに抑制することができる。
<変形例>
つづいて、図5〜図7を参照しながら、実施形態に係る乾燥処理ユニット17の各種変形例について説明する。図5は、実施形態の変形例1に係る乾燥処理ユニット17の内部構成の一例を示す断面図である。なお、以降の説明においては、上述の実施形態における各構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付し、実施形態と同様の点については説明を省略する場合がある。
図5に示すように、変形例1では、本体31の内部において、流体供給ヘッダー38とウェハWの側面Wcとの間に、処理流体70の流れを整える整流板43が設けられる。そして、かかる整流板43により、ウェハWの上面Wa側と下面Wb側とにそれぞれ円滑に処理流体70を流通させることができる。これにより、上面Waに液盛りされたIPA液体71と、下面Wbに回り込んだIPA液体71との両方に、円滑に処理流体70を接触させることができる。
したがって、変形例1によれば、上面Waに液盛りされたIPA液体71の乾燥処理と、下面Wbに回り込んだIPA液体71の乾燥処理とをさらに両立させることができる。
また、変形例1では、図5に示すように、整流板43を、断面視でウェハWに近づくにしたがい末広がり状になるように形成するとよい。これにより、処理流体70の流れを効率よく分流させることができることから、供給口38aから吐出される処理流体70を、より円滑にウェハWの上面Wa側と下面Wb側とに流通させることができる。
図6は、実施形態の変形例2に係る乾燥処理ユニット17の内部構成の一例を示す断面図である。図6に示すように、変形例2では、流体供給ヘッダー38が、ウェハWの上面Wa側に向けて処理流体70を吐出する第1供給口38a1と、ウェハWの下面Wb側に向けて処理流体70を吐出する第2供給口38a2とを有する。
このように、ウェハWの上面Wa側に処理流体70を吐出する専用の供給口(第1供給口38a1)と、ウェハWの下面Wb側に処理流体70を吐出する専用の供給口(第2供給口38a2)とをそれぞれ設けることにより、ウェハWの上面Wa側と下面Wb側とにそれぞれ円滑に処理流体70を流通させることができる。
これにより、上面Waに液盛りされたIPA液体71と、下面Wbに回り込んだIPA液体71との両方に、円滑に処理流体70を接触させることができる。したがって、変形例2によれば、上面Waに液盛りされたIPA液体71の乾燥処理と、下面Wbに回り込んだIPA液体71の乾燥処理とをさらに両立させることができる。
変形例2では、たとえば、図6に示すように、第1供給口38a1を流体供給ヘッダー38においてウェハWに向かい合う側面の上部に設けるとともに、第2供給口38a2を同じ側面の下部に設けるとよい。
なお、変形例2では、流体供給ヘッダー38とウェハWとの間には整流板43が設けられていないが、図7に示すように、流体供給ヘッダー38とウェハWとの間に整流板43を設けてもよい。図7は、実施形態の変形例3に係る乾燥処理ユニット17の内部構成の一例を示す断面図である。
このように、流体供給ヘッダー38に第1供給口38a1と第2供給口38a2とを設けるとともに、流体供給ヘッダー38とウェハWの側面Wcとの間に整流板43を設けることにより、第1供給口38a1と第2供給口38a2とからそれぞれ吐出される処理流体70を、互いに干渉させることなくウェハWの上面Wa側と下面Wb側とに流通させることができる。
これにより、流体供給ヘッダー38から吐出される処理流体70を、さらに円滑にウェハWの上面Wa側と下面Wb側とに流通させることができる。したがって、変形例3によれば、上面Waに液盛りされたIPA液体71の乾燥処理と、下面Wbに回り込んだIPA液体71の乾燥処理とをさらに両立させることができる。
なお、図7に示す変形例3では、整流板43が本体31の内部における所定の箇所に取り付けられているが、たとえば、かかる整流板43を流体供給ヘッダー38の第1供給口38a1と第2供給口38a2との間に取り付けてもよい。また、変形例3では、変形例2のように、整流板43が断面視で末広がり状でなくともよい。
つづいて、図8Aおよび図8Bを参照しながら、実施形態の変形例4に係る乾燥処理ユニット17の詳細について説明する。図8Aは、実施形態の変形例4に係る乾燥処理ユニット17の内部構成の一例を示す断面図であり、図8Bは、実施形態の変形例4に係る乾燥処理ユニット17の内部構成の一例を示す平面図である。
なお、図8Aに示す断面図のうち、流体供給ヘッダー38および保持部32については、図8Bに示すB−B線で切断した場合における断面図である。
変形例4では、実施形態のように複数のピン状の支持部41でウェハWを支持するのではなく、一つの円い台状の支持部41でウェハWを支持している。このように、台状の支持部41でウェハWを支持することにより、ウェハWをより安定して支持することができる。したがって、変形例4によれば、超臨界状態の処理流体70を用いた乾燥処理をより安定的に実施することができる。
また、変形例4では、実施形態と同様に、支持部41をウェハWの下面Wbにおける外周部以外の箇所と当接させることにより、ウェハWの下面Wbにおける外周部を露出させるとよい。これにより、下面Wbに回り込んだIPA液体71を効果的に乾燥処理することができることから、IPA液体71に起因するパーティクルの発生を効果的に抑制することができる。
なお、変形例4では、支持部41が円い台状に形成されていることから、ウェハWの下面Wb側における下流側にもスムーズに処理流体70を流通させることができる。一方で、支持部41の形状は円い台状に限られず、その他の形状であってもよい。
さらに、変形例4では、図8Aに示すように、支持部41における上面の縁部を丸めるとよい。かかる形状にすることにより、支持部41によってウェハWの下面Wbが削れることを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。たとえば、変形例4における支持部41と、変形例1における整流板43とを組み合わせてもよい。
また、変形例4における支持部41と、変形例2における流体供給ヘッダー38とを組み合わせてもよい。さらに、変形例4における支持部41と、変形例3における流体供給ヘッダー38および整流板43とを組み合わせてもよい。
実施形態に係る基板処理装置は、超臨界状態の処理流体70を用いてパターンを有する上面Waに液膜が形成された基板(ウェハW)を乾燥させる乾燥処理が行われる基板処理装置であって、基板(ウェハW)を保持する保持部32と、処理空間31a内に処理流体70を供給する供給部(流体供給ヘッダー38)と、を備える。そして、保持部32は、上方に突出し、基板(ウェハW)の下面Wbと当接して基板(ウェハW)を支持する支持部41を有し、基板(ウェハW)を保持した場合に、支持部41によって基板(ウェハW)の下面Wbの少なくとも一部を処理空間31aに露出させる。これにより、超臨界状態の処理流体70を用いた乾燥方法において、ウェハWの下面Wbへのパーティクルの発生を抑制することができる。
また、実施形態に係る基板処理装置において、保持部32は、基板(ウェハW)を保持した場合に、支持部41によって下面Wbの外周部を処理空間31aに露出させる。これにより、IPA液体71に起因するパーティクルの発生を効果的に抑制することができる。
また、実施形態に係る基板処理装置は、供給部(流体供給ヘッダー38)と基板(ウェハW)の側面Wcとの間に設けられる整流板43をさらに備える。これにより、上面Waに液盛りされたIPA液体71の乾燥処理と、下面Wbに回り込んだIPA液体71の乾燥処理とをさらに両立させることができる。
また、実施形態に係る基板処理装置において、供給部(流体供給ヘッダー38)から吐出される処理流体70の向きが、保持部32に保持される基板(ウェハW)の側面Wcを向いている。これにより、上面Waに液盛りされたIPA液体71の乾燥処理と、下面Wbに回り込んだIPA液体71の乾燥処理とを両立させることができる。
また、実施形態に係る基板処理装置において、供給部(流体供給ヘッダー38)は、基板(ウェハW)の上面Wa側に向けて処理流体70を吐出する第1供給口38a1と、基板(ウェハW)の下面Wb側に向けて処理流体70を吐出する第2供給口38a2とを有する。これにより、上面Waに液盛りされたIPA液体71の乾燥処理と、下面Wbに回り込んだIPA液体71の乾燥処理とをさらに両立させることができる。
また、実施形態に係る基板処理装置において、保持部32は、上方に突出して基板(ウェハW)の側面Wcに隣接し、供給部(流体供給ヘッダー38)から吐出される処理流体70により基板(ウェハW)がずれることを抑制するずれ抑制部42をさらに有する。これにより、仮に処理流体70の流れによりウェハWが下流側に押し流されそうになった場合でも、ウェハWが下流側にずれることを抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
W ウェハ
Wa 上面
Wb 下面
Wc 側面
1 基板処理システム
4 制御装置
16 洗浄処理ユニット
17 乾燥処理ユニット
19 制御部
31 本体
31a 処理空間
32 保持部
33 蓋部材
34 開口部
38 流体供給ヘッダー
38a 供給口
38a1 第1供給口
38a2 第2供給口
41 支持部
42 ずれ抑制部
43 整流板
70 処理流体
71 IPA液体

Claims (7)

  1. 超臨界状態の処理流体を用いてパターンを有する上面に液膜が形成された基板を乾燥させる乾燥処理が行われる基板処理装置であって、
    前記基板を保持する保持部と、
    処理空間内に前記処理流体を供給する供給部と、
    前記供給部と前記基板の側面との間に設けられる整流板と、
    を備え、
    前記保持部は、
    上方に突出し、前記基板の下面と当接して前記基板を支持する支持部を有し、前記基板を保持した場合に、前記支持部によって前記基板の前記下面の少なくとも一部を前記処理空間に露出させ
    前記供給部は、水平方向に沿って並んで設けられる複数の供給口を有し、
    前記整流板は、前記複数の供給口と向かい合うように水平方向に延在する
    基板処理装置。
  2. 前記整流板は、断面視で前記基板に近づくにしたがい末広がり状になるように形成される
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記供給部は、
    前記保持部に保持される前記基板の側方に設けられる
    請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記保持部は、
    前記基板を保持した場合に、前記支持部によって前記下面の外周部を前記処理空間に露出させる
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  5. 前記供給部から吐出される前記処理流体の向きが、前記保持部に保持される前記基板の側面を向いている
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  6. 超臨界状態の処理流体を用いてパターンを有する上面に液膜が形成された基板を乾燥させる乾燥処理が行われる基板処理装置であって、
    前記基板を保持する保持部と、
    処理空間内に前記処理流体を供給する供給部と、
    前記供給部と前記基板の側面との間に設けられる整流板と、
    を備え、
    前記保持部は、
    上方に突出し、前記基板の下面と当接して前記基板を支持する支持部を有し、前記基板を保持した場合に、前記支持部によって前記基板の前記下面の少なくとも一部を前記処理空間に露出させ、
    前記供給部は、前記基板の上面側に向けて前記処理流体を吐出する第1供給口と、前記基板の下面側に向けて前記処理流体を吐出する第2供給口とを有し、
    前記整流板は、前記第1供給口から吐出される前記処理流体と前記第2供給口から吐出される前記処理流体との間に配置される
    基板処理装置。
  7. 前記保持部は、
    上方に突出して前記基板の側面に隣接し、前記供給部から吐出される前記処理流体により前記基板がずれることを抑制するずれ抑制部をさらに有する
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の基板処理装置。
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