JP6905629B2 - インクカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタ技術分野に関し、特にインクカートリッジに関する。
インクジェットプリンタは、よく用いられるプリント印刷用の器具である。現在では、レーザプリンタが普及されているが、レーザプリンタのメンテナンス用のコストが高いため、インクジェットプリンタは、特に家庭や店舗、オフィスなどの場所に設けられ、依然として非常に大きな市場割合を占めている。インクカートリッジは、インクジェットプリントの消耗品として、市場での需要量も非常に大きい。
ここで、現在よく見かけるインクカートリッジは、図1に示すように、インクカートリッジ6が取り外し可能に装着部(図示せず)に取り付けられた消耗品である。インクカートリッジ6は、ハンドル61と、接合部62と、チップ63と、インク供給口64と、ハウジング69aとを有する。ここで、接合部62は、ハンドル61に設けられ、そのハンドル61は、ハウジング69aから延在し、弾性を有し、且つ支点611の周りに回転可能である。接合部62は、装着部に接合する部分であり、インクカートリッジ6が上方へ移動することを防止する。これにより、接合部62は、装着部によって付与される下方への作用力を受け、ハンドル61は、下方への作用力を受ける。この作用力では、ハンドル61が下方へ回転するモーメントを有するようにし、ハンドル61がハウジング69aから延在するため、このモーメントが長時間でハンドル61に加わると、ハンドル61の弾性が足りなくなり、又は弾性を失って所定の位置に保持できなくなることによって、インクカートリッジ6の位置決めが精確ではなくなって装着部に識別されなくなり、又は、装着部に固定できなくなる。なお、インクカートリッジ6の取り付けを複数回繰り返すと、ハンドル61が弾性を失って、最終的にインクカートリッジ6が装着部に固定できなくなることを招く恐れがある。
本発明は、インクカートリッジをより確実に装着部に固定するインクカートリッジを提供する。
インクカートリッジが提供される。前記インクカートリッジは、プリンタ装置の装着部に取り外し可能に取り付けられ、ハウジングと係止部とを備え、前記係止部が前記ハウジングに設けられ、前記係止部が前記プリンタ装置の付勢部材に係合可能であることにより、前記インクカートリッジが前記装着部に固定され、且つ、前記係止部が前記付勢部材から離間可能であることにより、前記インクカートリッジと前記プリンタ装置との固定が解除される。
好ましくは、前記インクカートリッジは、前記ハウジングに接続される第1弾性部材をさらに備え、前記係止部は、接合部を備え、前記接合部は、前記第1弾性部材と前記付勢部材との間に位置し、前記付勢部材は、使用者によって付与される前記第1弾性部材へ向かう作用力を受けると、前記係止部を前記第1弾性部材の所在する方向へ移動させる。
好ましくは、前記付勢部材による作用で、前記係止部の移動方向は、水平方向となる。
好ましくは、前記係止部は、接合部と被制限部とを備え、前記接合部は、前記付勢部材に対向設置され、前記付勢部材は、前記係止部を動かせ、前記被制限部は、前記係止部の移動方向とは夾角をなし、前記ハウジングは、前記被制限部に対向する位置にさらに制限部が設けられ、前記制限部は、前記被制限部に対して係合又は離間可能である。
好ましくは、押圧部と第2弾性部材とをさらに備え、前記制限部は、前記押圧部に接続され、前記係止部は、貫通孔を有し、前記貫通孔は、前記被制限部を形成し、前記押圧部の一端は、前記被制限部を通し、前記第2弾性部材は、前記ハウジングと前記押圧部との間に設けられ、前記第1弾性部材の延在方向と前記第2弾性部材の延在方向は互いに垂直する。
好ましくは、前記制限部は、第1制限部と第2制限部とを備え、前記第1制限部は、前記第2制限部と前記付勢部材との間に位置し、
前記インクカートリッジが前記装着部に取り付けられている状態で、前記被制限部は、前記第2制限部から離間するとともに前記第1制限部に係合し、前記インクカートリッジが前記装着部から取り出されている状態で、前記被制限部は、前記第1制限部から離間するとともに、前記第2制限部に対して係合してから離間する。
好ましくは、前記制限部は、第1制限部と第2制限部とを備え、前記第1弾性部材が前記付勢部材に向かう方向において、前記第1制限部から前記弾性部材までの距離は、前記第2制限部から前記弾性部材までの距離よりも大きく、
前記インクカートリッジが前記装着部に取り付けられている状態で、前記被制限部は、前記第2制限部から離間するとともに前記第1制限部に係合し、前記インクカートリッジが前記装着部から取り出されている状態で、前記被制限部は、前記第1制限部から離間するとともに、前記第2制限部に対して係合してから離間する。
好ましくは、前記インクカートリッジは、第3弾性部材をさらに備え、前記第2制限部は、柱体であり、前記第3弾性部材は、前記第2制限部の外部に嵌合され、前記被制限部には、突起と凹部とを有し、前記突起は、前記第1制限部に当接可能であり、前記凹部は、前記第2制限部に嵌合可能である。
好ましくは、前記付勢部材は、第4弾性部材を介して前記装着部内に取り付けられ、前記第4弾性部材は、前記第1弾性部材に対向設置され、且つ鉛直方向において前記第1弾性部材の下方に位置する。
好ましくは、前記係止部は、接合部を備え、前記付勢部材は、外力の作用で下鉛直平面内において前記接合部の所在する方向へ向かって回転可能であり、前記付勢部材の回転が停止した状態で、前記外力が撤去された後、前記係止部は、前記第1弾性部材の作用でリセットし、前記付勢部材は、前記第4弾性部材の作用でリセットし、前記付勢部材のリセット時の加速度は、前記係止部のリセット時の加速度よりも大きい。
好ましくは、前記インクカートリッジは、前記係止部に設けられる受力部をさらに備える。
好ましくは、前記被制限部が前記第2制限部の位置に係合されている場合、前記被制限部が前記第1弾性部材から受ける弾性力は、前記被制限部が前記第2制限部から受ける作用力よりも大きい。
好ましくは、当前記被制限部が前記第1制限部の位置に係合されている場合、前記被制限部が前記第1弾性部材から受ける弾性力は、前記被制限部が前記第1制限部から受ける作用力以下である。
好ましくは、前記被制限部は、第1被制限部と第2被制限部とを備え、前記第1被制限部は、前記第1制限部に対向設置され、且つ、前記第1被制限部と前記第1制限部とが互いに係合又は離間可能であり、前記第2被制限部は、前記第2制限部に対向設置され、且つ、前記第2被制限部と前記第2制限部とが互いに係合又は離間可能である。
好ましくは、前記インクカートリッジが前記装着部に取り付けられていない状態で、前記被制限部は、前記第1制限部の位置に制限される。
好ましくは、前記係止部は、接続部をさらに備え、前記接続部は、それぞれ前記第1弾性部材と前記接合部に接続されている。
好ましくは、前記被制限部は、前記接続部に当接する。
好ましくは、前記被制限部と前記係止部の移動方向とでなされる夾角は、90度である。
好ましくは、前記係止部は、少なくとも1つの伸縮部をさらに備え、前記インクカートリッジの取付方向において、前記伸縮部は、前記接合部の下方に位置し、前記伸縮部は、前記装着部の当接部に対向設置され、前記当接部に対して接触又は離間可能である。
好ましくは、前記制限部は、前記ハウジングに設けられる溝である。
好ましくは、前記係止部は、補強部をさらに備え、前記補強部は、前記ハウジングに嵌合可能である。
好ましくは、前記付勢部材のリセット時の初期加速度は、10〜26.6m/sであり、前記係止部のリセット時の初期加速度は、4〜9.6m/sである。
好ましくは、前記係止部の質量は、0.31〜0.6gであり、前記付勢部材の質量は、0.45〜0.65gである。
好ましくは、前記第1弾性部材が前記係止部に加える弾性力は、2.4〜3Nであり、前記第2弾性部材が前記付勢部材に加える弾性力は、6.5〜12Nである。
好ましくは、前記第1弾性部材は、線径が0.4mmであり、ほどけ長さが14mmであり、中径が4.1mmであり、有効巻き数が8巻きであり、ピッチが1.6mmである。
好ましくは、前記第2弾性部材は、線径が0.4mmであり、ほどけ長さが9mmであり、中径が2.6mmであり、有効巻き数が9巻きであり、ピッチが1mmであることを特徴とする。
好ましくは、前記インクカートリッジは、前記係止部に設けられる受力部をさらに備え、前記インクカートリッジは、下方へ延在する接続舌を備え、前記接続舌は、前記接合部と前記接続部とを接続し、前記付勢部材は、第1接合突起と第2接合突起とを有し、前記第1接合突起と第2接合突起は、前記接合部に当接可能であり、前記付勢部材が前記受力部と作用可能であることにより、前記受力部は、前記係止部を動かせる。
好ましくは、前記インクカートリッジには、ハンドルがさらに設けられ、前記接合部と前記接続部は、いずれも前記ハンドルに設けられている。
本発明に係る解決手段は、以下の有益な効果を奏することができる。
本発明に係るインクカートリッジは係止部により付勢部材に係合及び離間することにより、インクカートリッジのプリンタ装置での取付と取り外しを図り、ハンドルでインクカートリッジを位置決める固定方式を回避する。これに比べ、係止部が付勢部材に嵌合する方式を採用する場合、インクカートリッジの取付がより確実であり、インクカートリッジが固定できなく、又は識別できない状況が生じにくく、これにより、インクカートリッジをより確実にプリンタ装置の装着部に固定する。
上記一般的な説明と後述する詳細は、例示的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないと理解されるべきである。
従来技術におけるインクカートリッジを示す模式図である。 本発明の実施例一Aに係るインクカートリッジの構成を示す模式図である。 本発明の実施例一Aに係るインクカートリッジの構成を示す模式図である。 本発明の実施例一Aに係るインクカートリッジの構成を示す模式図である。 本発明の実施例二Aに係るインクカートリッジの構成を示す模式図である。 本発明の実施例二Aに係る係止部が第2位置にあることを示す模式図である。 本発明の実施例二Aに係る係止部を示す模式図である。 本発明の実施例二Aに係る係止部を示す模式図である。 本発明の実施例二Aに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す局所模式図である。 本発明の実施例一Aと実施例二Aに係る付勢部材としての装着部のレバーを示す模式図である。 本発明の実施例三Aに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す局所模式図である。 本発明の実施例三Aに係る係止部を示す模式図である。 本発明の実施例四Aに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す模式図である。 本発明の実施例四Aに係るインクカートリッジを示す部分模式図である。 本発明の実施例四Aに係るインクカートリッジを示す部分模式図である。 本発明の実施例五Aに係るインクカートリッジを示す模式図である。 本発明の実施例五Aに係る伸縮部が設けられる係止部を示す模式図である。 本発明の実施例五Aに係る伸縮部が設けられる係止部を示す模式図である。 本発明の実施例五Aに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す局所模式図である。 本発明の具体的な実施例Cに係るインクカートリッジの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例Cに係る装着部の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例Cに係る係止部の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例Cに係る係止部の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例Cに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す構成を示す模式図である。 本発明の一実施例Cに係るインクカートリッジが装着部から離間する過程での第1状態の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例Cに係るインクカートリッジが装着部から離間する過程での第2状態の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例Cに係る幅が広くされた付勢部材が取り付けられる装着部の構成を示す模式図である。 実施例一Eに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていないことを示す模式図である。 実施例一Eに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す模式図である。 実施例一Eに係るインクカートリッジが装着部から取り出されたことを示す模式図である。 実施例一Eに係るインクカートリッジが装着部から取り出されたことを示す局所模式図である。 実施例二Eに係る装着部を示す模式図である。 実施例二Eに係る装着部を示すもう1つの模式図である。 実施例二Eに係る付勢部材を示す模式図である。 実施例二Eに係るインクカートリッジを示す局所模式図である。 実施例二Eに係るインクカートリッジと装着部との嵌合を示す局所模式図である。 実施例三Eに係るインクカートリッジと装着部とのもう1種の嵌合を示す局所模式図である。 実施例三Eに係る付勢部材を示す模式図である。 実施例三Eに係るインクカートリッジと装着部とのもう1種の嵌合を示す局所模式図である。 実施例四Eに係るインクカートリッジと装着部との嵌合を示す局所模式図である。 実施例五Eに係るインクカートリッジと装着部との嵌合を示す模式図である。 本明細書の図面は、明細書に組み込まれ、明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示すとともに、明細書とともに本発明の原理を解釈するためである。
具体的な実施例で図面を参照しながら本発明についてさらに詳しく説明する。
<実施例一A>
図2、図3は実施例一Aに係るインクカートリッジを示す模式図である。図2と図3に示すように、インクカートリッジ2はほぼ直方体形状をなす。当業者が理解できるように、実際の需要に応じて、インクカートリッジ2は楕円形、円形などの形状をなしてもよい。本実施例において、インクカートリッジ2はほぼ直方体形状をなし、インクカートリッジ2は6つの面からなり、それぞれ第1面2a、第2面2b、第3面2c、第4面2d、第5面2e及び第6面2fを含む。ここで、第1面2aと第2面2bは互いに対向し、第3面2cと第4面2dは互いに対向し、且つ第1面2aにほぼ垂直し、第5面2eと第6面2fは互いに対向し、且つ第1面2a、第3面2cにほぼ垂直する。
インクカートリッジ2は係合部21、係止部22、チップ23、インク供給口24、位置規制部25、弾性部材26(第1弾性部材と定義してもよい)(図4に示す)、制限部27(図4に示す)、及びハウジング29を有する。係合部21は、第4面2dに設けられ、係合部21は係合部面211を有し、装着部3の対応する位置に接合可能であることにより、インクカートリッジ2が上方へ移動することを防止する。チップ23は、第1面2aと第3面2cとの間に傾斜して設けられる1つの斜面に設けられ、チップ23はチップホルダ23aに固定され、且つ装着部3の対応する部分に電気的に接続される端子231を有する。チップ23には、インク量情報、インクのタイプ、製造メーカーなどの情報が記憶され、プリンタの装着部3における接触ピン33と電気的に接続されることが可能である。インク供給口24は、第1面2aに設けられる突起であり、プリンタにインクを供給可能である。位置規制部25は、位置規制面251を有し、インクカートリッジ2が左右方向において移動することを制限可能である。ハウジング29は、ハウジングキャビティ292と、ハウジングカバー291とを有する。ハウジングキャビティ292には、インクを貯蔵可能なインクキャビティ293を有し、ハウジングカバー291は、ハウジングキャビティ292に溶接されていることにより、インクキャビティ293が密閉状態であることが可能になる。
さらに、図4に示すように、弾性部材26はシリカゲル、弾性金属片、バネなどであってもよく、本実施例では、バネが好ましい。係止部22は、接合部221と被制限部223とを備え、弾性部材26は自体の伸縮方向において係止部22に接続され、このように、係止部22は、外力の作用で弾性部材26の伸縮方向において移動することが可能である。具体的に、制限部27は、ハウジング29における被制限部223に対向する位置に設けられ、被制限部223と係止部22の移動方向は夾角を形成し、係止部22が弾性部材26の伸縮方向において移動すると、被制限部223は制限部27に対して係合又は離間可能である。さらに具体的に、被制限部223と係止部22移動方向のなす角は90度より小さくてもよく、又は90度であってもよく、又は90度より大きくてもよく、いずれも本発明の目的を達することができる。好ましくは、被制限部223は鉛直方向に対して弾性部材26に向かって傾斜し(図4の角度から左へ傾斜する)、このように被制限部223と係止部22との間に移動することに有利である。
当業者が理解できるように、実際の応用では、インクカートリッジは装着部に取り付けられ、装着部はプリンタ装置内に設けられ、プリンタ装置(図示せず)における接合部221に接近する位置に付勢部材(図示せず)が設けられ、付勢部材は、接合部221に対向設置され、付勢部材の形状は、接合部221の形状に応じて設計されてもよく、図4に示す接合部221を例にすると、この場合、付勢部材は凹溝又は接合孔を有する構成としてもよく、このように、両者が係合可能であることにより、インクカートリッジがプリンタ装置内に固定される。他の居つくかの変化例では、接合部221は係止肩、係止フックなどの通常の形状をさらに有してもよく、それにとともに、付勢部材も対応的に変わることにより、両者が接合できる目的を満たし、ここで繰り返し述べない。さらに、付勢部材は、外力の作用で接合部221にも離間可能であることにより、インクカートリッジとプリンタ装置の固定を解除し、さらにインクカートリッジを取り出してインクカートリッジの交換を行い、具体的なプロセスについては、後述する。
さらに、接合部221は弾性部材26と付勢部材との間に設けられ、インクカートリッジの取付中に、第2面2bを押圧することにより、接合部221を付勢部材の凹溝又は接合孔内に挿入してインクカートリッジの取付を行い、当業者が理解できるように、インクカートリッジとプリンタ装置の固定は主に接合部221と付勢部材の接続に依存し、具体的に、インクカートリッジの取付が完了後、被制限部223は制限部27から離間しており、且つ被制限部223は制限部27と付勢部材との間に位置する。
さらに、インクカートリッジの取り外しの過程で、使用者は付勢部材に外力を加えることにより、付勢部材を弾性部材26の方向に向かって移動させ、さらに係止部22を弾性部材26の方向に向かって移動させるとともに弾性部材26を圧縮し、被制限部223が制限部27の位置に進入後、付勢部材に加わった外力を撤去すると、付勢部材は弾性力の作用でリセットし、係止部22は弾性部材26反発力の作用で付勢部材の方向に向かって移動するが、被制限部223はリセット中に制限部27に係合して、係止部22が引き続き付勢部材の方向に向かって移動することを阻止し、付勢部材は完全に位置復帰し、且つ接合部221に既に離間しており、このとき、装着部3の接触ピンがチップ23に付与する弾性力によって、インクカートリッジ2が上方へ跳ね上げ、装着部3による拘束から離脱して、インクカートリッジとプリンタ装置の固定を解除し、インクカートリッジの取り外しが完了する。具体的に、取り外しの過程で、被制限部223が制限部27に係合すると、被制限部223の受ける弾性部材26が付与する反発力は、制限部27が付与する作用力より大きく、係止部22は短時間で制限部27に係合された後、最終的に自然の状態に戻る。さらに具体的に、インクカートリッジが取り付けられている状態では、被制限部223は制限部27に係合しておらず、インクカートリッジが取り出されると、被制限部223は制限部27と、まず係合して、そして離間することにより、使用者が外力を撤去すると、付勢部材が元の位置に戻り、係止部22は、被制限部223によって短時間で制限部27内に係合され、係止部22は付勢部材から離間する。当業者が理解できるように、係止部22が弾性部材26の方向に向かって移動する過程で、被制限部223が制限部27の位置を超えることがあり、このとき、付勢部材に加わった外力を撤去すると、被制限部223はリセット中に依然として制限部27の位置に到達するとともに、制限部27に短時間で係合することにより、同様に本発明の目的を達することができる。
<実施例二A>
図5は実施例二Aに係るインクカートリッジの断面図である。図5に示すように、これは係止部22が第1位置(即ち、第1制限部271に位置する位置)に位置することを示す模式図である。図6は係止部22が第2位置(即ち、第2制限部272に位置する位置)に位置することを示す模式図である。具体的に、係止部22は、接合部221と、接続部222と、被制限部223とを有する。弾性部材26はシリカゲル、弾性金属片、バネなどであってもよく、本実施例では、バネが好ましい。制限部27は、第1制限部271と、第2制限部272とを有し、且つ第1制限部271は、第2制限部と付勢部材との間に位置する。本実施例において、制限部27は、ハウジング29に設けられる溝である。接続部222は弾性部材26に当接し、接続部222は、接合部221に当接し、被制限部223は接続部222に当接する。当業者が理解できるように、係止部22には接続部222が設けられなくてもよい。図5に示すように、被制限部223が第1制限部271に制限されているとき、係止部22(被制限部223)が第1位置に位置する。このとき、弾性部材26が係止部22に付与する弾性力は、被制限部223の受ける第1制限部271が付与する作用力以下であるため、係止部22における被制限部223は弾性力の作用によって第1制限部271から離脱することがなく、即ち、係止部22は、第1位置に保持されることが可能である。図6に示すように、被制限部223が第2制限部272に制限されているとき、係止部22(被制限部223)は、第2位置に位置する。このとき、弾性部材26が係止部22に付与する弾性力は、被制限部223の受ける第2制限部272が付与する作用力より大きいため、係止部22の被制限部223が第2位置に位置するとき、係止部22は短時間しか第2位置に保持されることができず、最終的に弾性部材26の弾性力によって係止部22(被制限部223)が第1位置に復帰する。当業者が理解できるように、被制限部223は、1つであってもよく、係止部22の接続部222の円周部分に沿って並んだ複数個であってもよい。
具体的に、弾性部材26の弾性力の大きさは、材料及び形状の設計により変化させることが可能であり、例えば、弾性部材26は金属螺旋バネであり、影響を与える要素として、金属材料自体のせん断弾性率、バネの線径、バネの中径及び有効巻き数などがあり、さらに、例えば、弾性部材26がシリカゲルである場合、弾性力は主にシリカゲル材料自体の弾性係数によって決まる。さらに具体的に、被制限部223と第1制限部271との作用力は両者の材料種類を変更すること及び被制限部223と第1制限部271との係合深さを制御することにより変化させる。例えば、被制限部223が第1制限部271に進入する距離が長くなると、制限部223と第1制限部271の作用力が大きくなり、逆に、制限部223と第1制限部271との作用力が小さくなる。対応的に、被制限部223と第2制限部272の作用力も、類似する方式で変化させることができる。当業者はこれに基づき変化させることができ、ここで繰り返し述べない。
図7、図8は実施例二Aに係る係止部を示す模式図である。係止部22が安定的に第1位置に固定され、弾性部材26が付与する弾性力とのバランスを取ることを保証するために、係止部22には補強部が設けられてもよく、図7と図8に示すように、本実施例において、係止部22には、第1補強部224、第2補強部225が設けられている。当業者が理解できるように、補強部は、1つ又は2つ又は複数であってもよく、係止部22が第1位置において受ける力が平衡であることを満たせばよい。第1補強部224、第2補強部225に接続されるハウジング部分には、第1補強部224、第2補強部225にマッチングする溝が設けられていることにより、インクカートリッジ2の取り出し中に補強部を溝内に移動させることが可能である。当業者が理解できるように、係止部22が受ける力が平衡であることを保証できれば、補強部を設けなくてもよい。
図9は実施例二Aに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す局所模式図である。図9に示すように、プリンタ装置において付勢部材を個別に設ける必要がなく、装着部3が有する可動なレバー31を付勢部材とし、第1制限部271は、第2制限部272と付勢部材(即ち、レバー31)との間に位置する。第1制限部271から弾性部材26までの距離は、第2制限部272から弾性部材26までの距離より大きく、第1制限部271からレバー31までの距離は、第2制限部272からレバー31までの距離より小さい。被制限部223が第2位置に位置するとき、弾性部材26が係止部22に付与する弾性力は、被制限部223が第1位置に位置するときの、弾性部材26が係止部22に付与する弾性力より大きい。レバー31の模式図は図10に示すように、レバー31は回転軸313、314と、接合孔311と、押部312とを有する。レバー31は回転軸313、314の周りに回転可能である。インクカートリッジ2が装着部3に取り付けられている状態で、弾性部材26(バネが好ましい)の軸線方向は、水平方向である。インクカートリッジ2が装着部3に取り付けられている状態で、接合部221はレバー31の接合孔311に結合することにより、インクカートリッジ2が上方へ移動することを制限する。インクカートリッジ2を取り出し中に、まず、使用者はレバー31の押部312を押し、押部312は係止部22を弾性部材26の方向へ向かって移動させ、係止部22の被制限部223は、第1制限部271から第2制限部272に到達し、即ち、係止部22は、第1位置から第2位置に到達する。そして、使用者はレバー31の押部312をリリースし、押部312に加わった押力が撤去され、レバー31は直ちに元の位置に戻り、被制限部223が第2制限部272により短時間で制限される作用(即ち、被制限部223が短時間で第2制限部272に係合される)によって、係止部22は短時間で第2位置にとどまることができ、同時に、接触ピン33がチップ23に付与する弾性力によってインクカートリッジ2が上方へ跳ね上げ、装着部3による拘束から離脱する。最後に、使用者は装着部3内からインクカートリッジ2を取り出すことができる。
当業者が理解できるように、図7と図8に示す係止部22及び図10に示すレバー31は同様に実施例一Aに適用可能であり、ここで繰り返し述べない。具体的に、実施例二Aでは、インクカートリッジ2が装着部3に取り付けられていない状態で、被制限部223は制限部27により第1制限部271の第1位置に制限される。上記の実施例一Aと実施例二Aによりわかるように、本発明に係る解決手段は、背景技術におけるハンドルでインクカートリッジを位置決める固定方式を放棄し、インクカートリッジの位置固定が精確ではないことによって装着部に識別できない状況、又は、インクカートリッジが装着部に固定できない状況を防止する。
1つの変化例では、係止部22とハウジング29は、一体成型又は別体成型後に組み立てられてもよく、係止部22の移動に影響を与えなければ、いずれも本解決手段の要求を満たせる。本実施例において、図5及び図9からわかるように、接合部221を有する係止部22とハウジング29は離間する部材であり、係止部22とハウジング29は個別に制作後に組み立てられてもよい。係止部22がインクカートリッジ2を位置決める作用を有するため、係止部22の材料の硬さがハウジング29の硬さより大きいことが好ましい。好ましくは、係止部22とハウジング29は、いずれも射出成形され、且つプラスチック製品である。好ましくは、係止部22の材料はABSであり、ハウジング29の材料はPPである。
<実施例三A>
図11は実施例三Aに係るインクカートリッジ4が装着部3に取り付けられていることを示す局所模式図である。係止部42には、対向設置される第1被制限部423と第2被制限部426とを有し、制限部47は、第1制限部471と第2制限部472とを備え、弾性部材46がレバー31(即ち、付勢部材)に向かう方向において、第1制限部471から弾性部材46までの距離は、第2制限部472から弾性部材46までの距離よい大きいことにより、接合部421が弾性部材46に向かって移動する過程で、まず第1被制限部423が第1制限部471係合し、そして第2被制限部426が第2制限部472に係合することを保証する。具体的に、第1被制限部423が第1制限部471に制限されている状態で、係止部42は、第1位置に位置し、このとき、弾性部材46が係止部42に付与する弾性力は、第1被制限部423の受ける第1制限部471が付与する作用力以下であり、即ち、第1位置は係止部42が受ける力が平衡になる位置である。第2被制限部426が第2制限部472に制限されている状態で、係止部42は、第2位置に位置し、このとき、弾性部材46の弾性力は、第2制限部472が第2被制限部426に付与する作用力より大きく、即ち、弾性部材46が係止部42に付与する弾性力は、第2制限部472が第2被制限部426に付与する作用力より大きく、即ち、係止部42が非平衡状態にあり、非平衡状態で、第2制限部472は一時的に第2被制限部426に制限され、係止部42は一時的に第2位置に位置することができるが、最終的に係止部42は弾性部材46の弾性力の作用で第1位置(即ち、第1制限部471の位置)に復帰する。インクカートリッジ4が装着部3に取り付けられていない状態で、制限部47は、第1制限部423に第1位置に制限される。
図12は実施例三Aに係る係止部を示す模式図である。係止部42が安定的に第1位置に固定されることを保証するために、係止部42に補強部を設けることができ、図12に示すように、本実施例において、係止部42には、第1補強部424と、第2補強部425とが設けられている。第1補強部424、第2補強部425に接続されるハウジング部分には、第1補強部424、第2補強部425にマッチングする溝が設けられることにより、インクカートリッジ4の取り出し中に補強部が溝内に移動することができる。第1被制限部423は、第1アーム423aにより接続部422に接続され、第2被制限部426は、第2アーム426aにより接続部422に接続され、同様に、第1補強部424、第2補強部425もアームにより接続部422に接続されている。
係止部42の第1被制限部423、第2被制限部426は同時に同一の第1アーム423aに設けられてもよく、本解決手段の技術的効果を奏することができ、この構成では、第2アーム426aが省略されてもよい。
インクカートリッジ4を取り出し中に、まず使用者はレバー31の押部312を押し、押部312は係止部42を弾性部材46の方向に向かって移動させ、係止部42は、第1位置から第2位置に到達し、即ち、第1被制限部423は、第1制限部471から離間し、第2被制限部426は、第2制限部472に接合する。そして、使用者はレバー31の押部312をリリースし、押部312に加わった押力が撤去され、レバー31は直ちに元の位置に戻り、第2被制限部426が第2制限部472に短時間で制限される作用によって、係止部42は短時間で第2位置にとどまることができ、同時に、接触ピン33がチップ43に付与する弾性力によってインクカートリッジ4は上方へ跳ね上げ、装着部3による拘束から離脱する。最後に、使用者は装着部3内からインクカートリッジ4を取り出すことができる。
他の部分は実施例二Aと同様であり、ここで繰り返し述べない。
<実施例四A>
図13は実施例四Aに係るインクカートリッジが装着部に取り付けられていることを示す模式図である。図14、図15は実施例四Aに係るインクカートリッジを示す部分模式図である。インクカートリッジ5は弾性部材56と、係止部52(接合部521と接続部522とを有する)と、第1制限部571と、第2制限部572と、第2バネ58(第3弾性部材と定義してもよい)とを有し、実施例三Aと類似し、弾性部材56がレバー31(即ち、付勢部材)に向かう方向において、第1制限部571から弾性部材56までの距離は、第2制限部572から弾性部材56までの距離より大きい。係止部52には、第1被制限部523と、第2被制限部524とを有する。第1被制限部523は、1つの突起であり、ハウジングにおける第1制限部571に嵌合可能であることにより、インクカートリッジが第1位置に保持されることができる。第2被制限部524は、1つの弧状の凹部であり、第2制限部572は、第2被制限部524にマッチングし、弧状の端部を有する柱体である。インクカートリッジ5を取り出し中に、まず使用者はレバー31の押部312を押し、押部312は係止部52を弾性部材56の方向に向かって移動させ、係止部52は、第1位置から第2位置に到達し、即ち、第1被制限部523は、第1制限部571から離間し、第2被制限部524は、第2制限部572に接合する。そして、使用者はレバー31の押部312をリリースし、押部312に加わった押力が撤去され、レバー31は直ちに元の位置に戻り、第2被制限部524が第2制限部572に短時間で制限される作用によって、係止部52は短時間で第2位置にとどまることができ、同時に、接触ピン33がチップ53に付与する弾性力によってインクカートリッジ5は上方へ跳ね上げ、装着部3による拘束から離脱する。最後に、使用者は装着部3内からインクカートリッジ5を取り出すことができる。
他の部分は実施例三Aと同様であり、ここで繰り返し述べない。
当業者が理解できるように、第2バネ58の軸線方向を水平方向としてもよく、即ち、第1面と第2面に平行する方向であり、傾斜する下方へ向かうとしてもよく、いずれも本解決手段が解決しようとする技術的課題を解決し、本解決手段の技術的効果を奏することができる。
<実施例五A>
図16には本発明の実施例五Aに係るインクカートリッジ7を示す模式図が示される。インクカートリッジ7は、互いに対向する第1面7aと第2面7b、及び互いに対向する第3面7cと第4面7dを備える。図16からわかるように、上記実施例と異なり、図16に示すインクカートリッジ7の係止部72は2つの伸縮部726を有し、当業者が理解できるように、インクカートリッジ7の他の部分の構成と位置関係については、図2と図3を参照してもよく、ここで繰り返し述べない。具体的に、係止部72は、接合部721、接続部722、制限部723及び伸縮部726を備え、2つの伸縮部726は、それぞれ接続部722の両側に位置し、且つ第2面7bが第1面7aに向かう方向において、伸縮部726は、接合部721の下方に位置する。具体的に、図17には、インクカートリッジ7が装着部3に取り付けられていることを示す局所模式図が示され、図16と図17に合わせてわかるように、装着部3は伸縮部726に対向設置される当接部34を有し、インクカートリッジの取付中に、使用者は、第2面7bを押圧することにより、インクカートリッジを第1面7a、第3面7cの方向に向かって移動させ、伸縮部726が当接部34に当接後、当接部34は伸縮部726に対して第4面7dに向かう反力又は、第2面7bと第4面7dに向かう反力を加え、即ち、当接部34が加える反力は弾性部材(図16と図17には図示せず)圧縮方向に向かい、このとき、使用者が第2面7bに加える押圧力が撤去されていないため、当接部34が加える反力が最終的に弾性部材(図示せず)に移転するとともに弾性部材の圧縮を促す。当業者が理解できるように、上記実施例に比べ、本実施例の場合、取付の過程では、より省力になる。
もう1つの変化例では、装着部の寸法の違いによって、伸縮部726に嵌合する当接部は装着部3における他の固定部件であってもよく、当該当接部は、取付中に伸縮部726に対向すればよい。
さらに、図18と図19には係止部72の模式図が示され、ここで伸縮部726は逆L形をなし、且つ伸縮部726は鉛直方向に沿って下方へ延在し、好ましくは、当接部34は伸縮部726に対して傾斜する。これにより、当接部34が伸縮部726に対して第2面7bと第4面7dに向かう反力を加えることにより有利である。好ましくは、係止部72には補強部724と、725とが設けられ、その作用は図8に示す補強部224、225と類似し、ここで繰り返し述べない。1種の変化として、当接部34は伸縮部726に平行してもよく、この場合、当接部34が伸縮部726に加える反力は、第4面7dに向かうものであり、同様に本実施例の目的を達することができる。もう1種の変化として、伸縮部726は鉛直方向に対して傾斜しており、対応的に、当接部34は伸縮部726に平行し、又は伸縮部726に対して傾斜してもよく、ここで繰り返し述べない。
<実施例C>
当業者が理解できるように、本発明に係るインクカートリッジは、インクジェットプリンタに設けられ、前記インクカートリッジの本体輪郭は、ハウジング29により形成され、図20に示すように、前記ハウジング29は、ほぼ立方体形状をなし、具体的に、実際の需要に応じて、ハウジング29は楕円形、円形などの形状をなしてもよい。さらに具体的に、前記ハウジング29は6つの面からなり、ここで、第1面2aと第2面2bは互いに対向し、第3面2cと第4面2dは互いに対向し、且つ第1面2aにほぼ垂直する。さらに具体的に、前記ハウジング29は通常ハウジングキャビティとハウジングカバー(図示せず)とを備え、ハウジングキャビティには、インクを貯蔵可能なインクキャビティを有し、ハウジングカバーは、ハウジングキャビティに溶接されていることにより、インクキャビティが密閉状態にあることが可能である。
さらに、前記インクカートリッジは、ハウジング29に接続される第1弾性部材41を有し、前記第1弾性部材41は伸縮方向において係止部22に接続され、前記第1弾性部材41はシリカゲル、弾性金属片、バネなどであってもよく、本具体的な実施形態ではバネが好ましく、このように、前記係止部22が前記第1弾性部材41の伸縮方向において移動可能である。具体的に、前記第1弾性部材41は、水平方向に設けられ、前記係止部22は、水平方向に往復移動することができる。前記係止部22と前記第1弾性部材41との具体的な接続方式については、後述する。
さらに、前記係止部22は、前記インクジェットプリンタにおける付勢部材32に接合又は離間することができ、前記付勢部材32は、第4弾性部材42により前記インクジェットプリンタに接続され、前記第4弾性部材42は、前記第1弾性部材41に対向設置され、且つ鉛直方向において前記第4弾性部材42は、前記第1弾性部材41の下方に位置する。前記第4弾性部材42はシリカゲル、弾性金属片、バネなどであってもよく、本具体的な実施形態ではバネが好ましく、前記第4弾性部材42は、水平方向に設けられてもよく、水平方向に対して傾斜して設けられてもよい。具体的に、前記付勢部材32は、外力の作用で鉛直平面で前記係止部22の方向に向かって回転可能である。
さらに、鉛直方向において、前記外力が前記付勢部材32に作用する位置(以下、「第1位置321」と称す)は、前記係止部22の位置とほぼ面一であり、即ち、前記第1面2aに対して、第1位置321は、前記係止部22の前記第1面2aまでの高さとほぼ同じであり、このとき、前記係止部22が前記第1弾性部材41の圧縮方向において移動するように、前記付勢部材32は、前記係止部22を圧迫し、対応的に、前記付勢部材32が前記第4弾性部材42に接続される位置(以下、「第2位置322」と称す)は、前記第4弾性部材42の圧縮方向において移動し、同時に、前記第1弾性部材41と前記第4弾性部材42が対向設置されるため、第1位置321の移動方向は、第2位置322の移動方向とは逆である。具体的に、図20に示すように、前記第1位置321は、前記付勢部材32の頂部に位置し、前記第2位置322は、前記付勢部材32の底部に位置し、即ち、第1位置321と第2位置322は、鉛直方向においてそれぞれ付勢部材32の回転軸線(図示せず)の両側に位置するため、第1位置321の移動方向は、第2位置322的移動方向とは逆である。さらに具体的に、外力が第1位置321に作用すると、前記付勢部材32が回転を止めた状態で、前記外力が撤去された後、第1位置321は、前記係止部22から離間する方向に向かって移動し、前記係止部22は、前記第1弾性部材41の作用で反発リセットし、前記付勢部材32は、前記第4弾性部材42の作用で反発リセットし、前記係止部22のリセット時の移動方向は、前記付勢部材32のリセット時の回転方向とは同一方向である。
1つの具体的な実施例では、図21に示すように、前記インクジェットプリンタは装着部3を備え、前記付勢部材32は、前記装着部3に設けられ、且つ回転可能なレバーであり、前記第4弾性部材42は、前記装着部3に設けられ、前記付勢部材32は、前記第4弾性部材42により前記装着部3に接続されている。具体的に、前記インクカートリッジはチップ23を備え、前記装着部3は接触ピン33を備え、前記チップ23(図24に示す)は、前記接触ピン33に対向設置され、前記係止部22が前記付勢部材32に接合されているとき、前記チップ23は、前記接触ピン33に接触し、前記接触ピン33は、チップ23とインクカートリッジに対して鉛直方向において上に向かう弾性力を付与し、前記係止部22が前記付勢部材32から離間後、前記インクカートリッジは、前記接触ピン33の弾性力の作用で上方へ跳ね上げる。さらに具体的に、図20に示すように、チップ23は、第1面2aと第3面2cとの間に傾斜して設けられる1つの斜面に設けられ、チップ23はチップホルダ23aに固定され、チップ23には、インク量情報、インクのタイプ、製造メーカーなどの情報を記憶する記憶手段及び端子を有し、端子は装着部3における接触ピン33に電気的に接続可能である。インク供給口24は、第1面2aに設けられる突起であり、前記インクジェットプリンタにインクを供給可能である。
本具体的な実施例の1つの接続方式として、図22と図23には、前記第1弾性部材41と前記係止部22の詳細図が示され、図20に合わせてわかるように、前記係止部22の一部が前記ハウジング29内に進入するとともに、ハウジング29内に係止し、前記係止部22は、接合部221を有し、前記ハウジング29外に延出し、前記係止部22の前記ハウジング29内に位置する部分は収納溝(図には、符号を記せず)を形成し、前記第1弾性部材41は、前記収納溝に設けられ、当業者が理解できるように、前記収納溝の寸法を調節することにより、収納溝の寸法を前記第1弾性部材41の寸法にマッチングさせ、このように、前記第1弾性部材41は、前記係止部22と前記ハウジング29に固定されなくてもよく、同時に前記係止部22と前記ハウジング29に当接する。当業者が理解できるように、図21に示すように、付勢部材32は接合孔323(又は凹溝)を有する構成としてもよく、前記接合部221は接合孔323(又は凹溝)に接合することにより、前記係止部22は、前記付勢部材に接合することができ、さらにインクカートリッジが装着部3に固定される。他のいくつかの変化例では、前記係止部22の接合部は係止肩、係止フックなどの通常の形状を有してもよく、それとともに、付勢部材32も対応的に変わることにより、両者が接合できる目的を満たし、ここで繰り返し述べない。
1種の変化する接続方式(図示せず)として、前記第1弾性部材41は、前記第3面2cに直接固定され、前記係止部22はさらに前記第1弾性部材41に固定接続され、具体的な固定方式として、複数種があり、例えば、直接溶接の方式により固定され、また、例えば、前記第3面2cと前記係止部22にそれぞれ固定ブロックを設け、そして、第1弾性部材41を固定ブロックに固定し、これらは、いずれも従来技術に属し、ここで繰り返し述べない。
さらに、前記インクカートリッジの取付中に、前記第2面2bを押圧することにより、図24に示す状態になるまで前記インクカートリッジ全体を下方へ移動させ、即ち、前記係止部22は、前記付勢部材32に接合し、同時に、前記チップ23は、前記接触ピン33に当接し、このとき、前記接触ピン33は、前記インクカートリッジに対して上方への反弾性力を加えるが、前記接合部221が前記接合孔323(又は凹溝)に接合するため、前記インクカートリッジは、前記装着部3内に固定される。
さらに、前記インクカートリッジを取り外すことが必要なとき、図24に示すように、前記付勢部材32の第1位置321では、操作者が加える外力Fを受け、外力Fの作用で前記付勢部材32が回転し、前記付勢部材32の第1位置321は、前記係止部22の方向において移動し、前記係止部22は付勢部材32の作用で前記第1弾性部材41の圧縮方向において移動し、前記付勢部材32の第2位置322は、前記第4弾性部材42の圧縮方向において移動し、前記外力が撤去された後、前記係止部22と前記付勢部材32は同時にリセットし、且つ前記係止部22のリセット時の移動方向は、前記第1位置321のリセット時の移動方向とは同一方向であり、このとき、前記付勢部材32のリセット時の加速度が前記係止部22のリセット時の加速度より大きいと保証すれば、係止部22と付勢部材32のリセット中に図25に示すインクカートリッジが装着部から離間する過程での第1状態を実現することができ、即ち、前記係止部22は、前記付勢部材32から離間したばかりであるが、前記接触ピン33は、前記チップ23から離間していない。
さらに、第1状態になった後、インクカートリッジが装着部から離間する過程での第2状態に入り、前記係止部22が前記付勢部材32から離間した後、前記インクカートリッジは、前記接触ピン33の弾性力の作用で上方へ跳ね上げ、図26に示すように、前記チップ23は、前記接触ピン33を圧着しなくなり、前記係止部22の接合部221は、前記付勢部材32の接合孔323(又は凹溝)と位置ずれ、さらに前記係止部22は、前記付勢部材32に完全から離間し、且つ前記接触ピン33は、インクカートリッジ全体を跳ね上げさせ、そしてインクカートリッジを装着部3から取り出し、すべての取り外し過程が完了する。
さらに、当業者が理解できるように、前記第1弾性部材41と前記第4弾性部材42の弾性力の大きさは、前記係止部22と前記付勢部材32のリセット時の加速度に影響を与え、弾性力に影響を与える要素として、前記第1弾性部材41と前記第4弾性部材42の規格、及び前記第1弾性部材41と前記第4弾性部材42の圧縮の程度がある。例えば、前記第1弾性部材41と第4弾性部材42は、いずれも金属螺旋バネであり、好ましくは、金属材料として、炭素鋼、ステンレス鉄又はステンレス鋼を選択してもよく、この場合、弾性力に影響する要素として、金属材料自体のせん断弾性率、バネの線径、バネの中径及び有效巻き数などがあり、また、例えば、前記第1弾性部材41と第4弾性部材42がいずれもシリカゲルである場合、弾性力は主にシリカゲル材料自体の弾性係数により決まる。さらに、前記第1弾性部材41と前記第4弾性部材42の規格が一定である条件では、圧縮が大きいほど、弾性力が大きくなる。
さらに、前記係止部22と前記付勢部材32の質量を変えることを組み合わせることで前記係止部22と前記付勢部材32のリセット時の加速度を調節する。当業者が理解できるように、前記第1弾性部材41の弾性力が大きいほど、前記係止部22の質量が小さくなり、リセット時の加速度が大きくなる。前記第1弾性部材41の弾性力が小さいほど、前記係止部22の質量が大きくなり、リセット時の加速度が小さくなる。対応的に、前記付勢部材32のリセット時の加速度の調節原理も類似し、ここで繰り返し述べない。
1つの好ましい実施例として、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度が前記係止部22のリセット時の初期加速度より大きいこてゃ、前記インクカートリッジの迅速な取り外しにより有利であり、即ち、前記外力が撤去された後の初期段階でも、前記付勢部材32がすでに前記係止部22から離間しており、このとき、前記インクカートリッジは、前記接触ピン33の弾性力の作用で跳ね上げ、その後、インクカートリッジを取り出すことが可能である。以下、複数の具体的な実施例を挙げ、具体的に、下記複数の実施例では、前記第1弾性部材41の線径は、0.4mmであり、ほどけ長さは、14mmであり、中径は、4.1mmであり、有効巻き数は8巻きであり、ピッチは、1.6mmであり、前記第4弾性部材42の線径は、0.4mmであり、ほどけ長さは9mmであり、中径は2.6mmであり、有効巻き数は9巻きであり、ピッチは、1mmであり、前記外力の大きさは8〜10Nであり、当業者は、下記実施例を参照し変更してより多くの解決手段を実現可能である。
実施例一であって、前記係止部22の質量は、0.31gであり、前記付勢部材32の質量は、0.45gであり、前記第1弾性部材41は、外力の作用で圧縮された後、外力が撤去されると、前記第1弾性部材41が前記係止部22に加える弾性力は3Nであり、前記第4弾性部材42が前記付勢部材32に加える弾性力は、12Nであり、前記係止部22のリセット時の初期加速度は9.6m/sであり、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は26.6m/sである。
実施例二であって、前記係止部22の質量は、0.38gであり、前記付勢部材32の質量は、0.51gであり、前記第1弾性部材41は、外力の作用で圧縮された後、外力が撤去されると、前記第1弾性部材41が前記係止部22に加える弾性力は2.5Nであり、前記第4弾性部材42が前記付勢部材32に加える弾性力は8Nであり、前記係止部22のリセット時の初期加速度は6.57m/sであり、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は、15.69m/sである。
実施例三であって、前記係止部22の質量は、0.38gであり、前記付勢部材32の質量は、0.51gであり、前記第1弾性部材41は、外力の作用で圧縮された後、外力が撤去されると、前記第1弾性部材41が前記係止部22に加える弾性力は2.5Nであり、前記第4弾性部材42が前記付勢部材32に加える弾性力は、10Nであり、前記係止部22のリセット時の初期加速度は6.57m/sであり、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は、19.61m/sである。
実施例四であって、前記係止部22の質量は、0.38gであり、前記付勢部材32の質量は、0.58gであり、前記第1弾性部材41は、外力の作用で圧縮された後、外力が撤去されると、前記第1弾性部材41が前記係止部22に加える弾性力は2.5Nであり、前記第4弾性部材42が前記付勢部材32に加える弾性力は8Nであり、前記係止部22のリセット時の初期加速度は6.57m/sであり、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は、13.79m/sである。
実施例五であって、前記係止部22の質量は、0.38gであり、前記付勢部材32の質量は、0.58gであり、前記第1弾性部材41は、外力の作用で圧縮された後、外力が撤去されると、前記第1弾性部材41が前記係止部22に加える弾性力は2.5Nであり、前記第4弾性部材42が前記付勢部材32に加える弾性力は、10Nであり、前記係止部22のリセット時の初期加速度は6.57m/sであり、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は、17.24m/sである。
実施例六であって、前記係止部22の質量は、0.6gであり、前記付勢部材32の質量は、0.65gであり、前記第1弾性部材41は、外力の作用で圧縮された後、外力が撤去されると、前記第1弾性部材41が前記係止部22に加える弾性力が2.4Nであるとき、前記係止部のリセット時の初期加速度は、4m/sであり、前記第4弾性部材42が前記付勢部材32に加える弾性力は6.5Nであり、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は、10m/sである。
さらに、当業者が理解できるように、上記5つの実施例からわかるように、前記第1弾性部材41が前記係止部に加える弾性力は2.4〜3Nであり、前記第4弾性部材42が前記付勢部材32に加える弾性力は6.5〜12Nであり、前記係止部の質量の値が0.31〜0.6gであるとき,前記係止部のリセット時の初期加速度は、4〜9.6m/sであり、前記付勢部材32の質量の値が0.45〜0.65gであるとき、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は、10〜26.6m/sである。これによりわかるように、前記係止部のリセット時の初期加速度が最大値9.6m/sであっても、それは依然として前記付勢部材32のリセット時の初期加速度の最小値10m/sより小さいため、上記の数値範囲内では、いずれも本発明の目的を達することができる。当業者が理解できるように、本明細書ではすべての実験データが列挙されているのではなく、当該技術分野の常識から、これらの実験方案は、いずれも実現可能であり、ここで繰り返し述べない。
もう1つの実施例では、前記係止部22の質量は、0.4gであり、前記付勢部材32の質量は、0.53gであり、前記第1弾性部材26は、外力の作用で圧縮された後、外力が撤去されると、前記第1弾性部材26が前記係止部22に加える弾性力は2.5Nであり、前記第2弾性部材が前記付勢部材32に加える弾性力は、10Nであり、前記係止部22のリセット時の初期加速度は6.25m/sであり、前記付勢部材32のリセット時の初期加速度は、18.86m/sである。
さらに、前記付勢部材32の質量を増加させることが必要なとき、図27に示すように、好ましくは、第1位置321の幅を大きくすることにより行い、このように、インクカートリッジの取り外しがより便利になる。
<実施例一E>
図28に示すように、インクカートリッジは押圧部28と第2弾性部材26aとをさらに備え、本実施例に係る押圧部28は制限部27に接続され、係止部22における貫通孔は被制限部223とする。インクカートリッジ2が装着部3に取り付けられていないとき、弾性部材26は係止部22に当接し、弾性部材26は圧縮状態にあり、制限部27は被制限部223に接合することにより、係止部22がインクカートリッジ2から離脱しないようにし、制限部27は、第2弾性部材26aに当接し、第2弾性部材26aは圧縮状態にあり、他の制限機構(例えば、位置規制溝と可動ブロック)を用いることで押圧部28がインクカートリッジ2から離脱しないことを保証する。
インクカートリッジ2が装着部3に取り付けられているとき、まず係合部21(図28に図示せず)が先に装着部3の対応する部分に接合し、そして、使用者は押圧部28の上面(図28における矢印に方向のように)を手押し、押圧部28は、下方へ移動し、制限部27は被制限部223の第1壁2231から離間し、係止部22は付勢部材32の方向へ移動し、接合部221は接合孔311に挿入し、制限部27は被制限部223に当接し、制限部27は図29に示す状態に制限され、そして使用者は手をリリースし、取付が完了する。
インクカートリッジ2を装着部3から取り出すことが必要なとき、図30に示すように、使用者は付勢部材32の押部312を押し、付勢部材32は回転軸313、314の周りに回転し、付勢部材32の押圧部316は、係止部22を押圧して弾性部材26の方向へ移動させ、同時に、被制限部223の第2壁2232が制限部27から離脱すると、第2弾性部材26aの弾性力の作用によって、制限部27は上方へ移動して被制限部223の第1壁2231に当接し、このとき、使用者は手をリリースし、付勢部材32は元の位置に戻り、係止部22の接合部221は接合孔311から離脱し、それと同時に、接触ピン33がチップ23に付与する弾性力によってインクカートリッジ2は上方へ跳ね上げ、装着部3による拘束から離脱する。最後に、使用者は装着部3内からインクカートリッジ2を取り出すことができ、図31に示す状態になる。
<実施例二E>
図32はもう1種の装着部3を示す模式図である。装着部3は、回転可能な付勢部材32と、インクチューブ32bと、係止溝33bとを有する。図34は付勢部材32を示す模式図である。実施例一A〜実施例五Aに係る付勢部材と一致する点を除き、この付勢部材32は、第1接合孔3111と第2接合孔3112と第3接合孔3113とが組み合わせてなる接合孔311と、第1接合突起3151と第2接合突起3152からなる接合突起315とをさらに有する。図35は本実施例に係るインクカートリッジを示す模式図である。係止部22は接続部222と、接合部221(第1接合部2211、第2接合部2212、第3接合部2213(それぞれ第1接合孔3111、第2接合孔3112、第3接合孔3113に接合可能である)を備える)とを有する。図36は、インクカートリッジ2が装着部3に取り付けられていることを示す模式図である。
インクカートリッジ2を装着部3から取り出すことが必要なとき、使用者は付勢部材32の押部312を押し、付勢部材32は回転し、押圧部316は接続部222における受力部2221を押して係止部22を移動させ、そして、実施例一A〜実施例五A及び実施例Cに記載の移動過程を生じさせる。
<実施例三E>
装着部は実施例二Eに係る装着部と同様である。
図36、37は本実施例の模式図であり、インクカートリッジは、下方へ延在する接続舌226を有し、接続舌226は、接合部221と接続部222に接続されている。ここで、接合部221は第1接合部2211と、第2接合部2212とを有し、それらは、それぞれ第1接合突起3151、第2接合突起3152に接合する。
装着部3からインクカートリッジ2を取り出すことが必要なとき、使用者は付勢部材32の押部312を押し、付勢部材32は回転し、押圧部316は接続部222における受力部2221を押して係止部22を移動させ、そして、実施例一A〜実施例五A及び実施例Cに記載の移動過程を生じさせる。
アンロック方式について、図38(図37に示す付勢部材32を単独で取り出す)からわかるように、押圧部316と接合突起315は同時に回転軸313の同一側に位置するため、付勢部材32が回転すると、押圧部316の移動方向と接合突起315の移動方向は同一方向であり、使用者が手をリリースすると、実施例一A〜実施例五Aのように、制限部と被制限部の関係として、係止部22は右へ移動し、制限部は被制限部に係合し、係止部22は一時停止状態にあり、接合部221は接合突起315から離脱し、インクカートリッジ2は接触ピンの弾性力の作用で跳ね上げ、装着部3による拘束から離脱する。実施例Cのように、係止部22と付勢部材32との間の復元力の加速度は異なり、接合突起315は、接合部221より先に元の位置に戻り、両者は離脱し、同時も接触ピンの作用力によって、インクカートリッジ2は跳ね上げられる。
<実施例四E>
実施例二Eに係る装着部が適用可能である。
図40は実施例四Eに係るインクカートリッジと装着部との嵌合を示す模式図である。ここで、接合部221、接続部222は、いずれもハンドル22bに設けられ、装着部3からインクカートリッジ2を取り出すことが必要なとき、使用者は付勢部材32の押部312を押し、付勢部材32は回転し、押圧部316は接続部222における受力部2221を押してハンドル22bを回転させ、使用者が手をリリースした後、付勢部材32の復元力の加速度は、接合部221の加速度より大きいため、付勢部材32とハンドル22bの復帰の過程で、両者は離間し、且つ接触ピンの弾性力の作用で、インクカートリッジ2は跳ね上げられる。
本実施例によれば、受力部2221は付勢部材32から突出/過度に突出するように設けられる必要がないため、受力部2221が過度に突出することによって、受力部2221がプリンタの内部部品と干渉すること、例えば、摩擦又は衝突を回避する。
<実施例五E>
図41は実施例五Eに係るインクカートリッジと装着部との嵌合を示す模式図である。実施例四Eに記載の構成が用いられ、実施例一A〜実施例五Aに記載の装着部が適用可能である。
その過程に関する説明は実施例四Eと同様であり、適用可能な装着部のみが異なる。
上記実施例四Eと実施例五Eにより、以下の背景技術における問題を解決可能であり、即ち、公開番号CN201620194360.4の特許出願に記載の図3を参照すると、当該背景技術に係る問題は以下の通りである。押圧部と装着部における第1緩衝部との位置関係として、押圧部は、第1緩衝部の上方に位置し、当該特許出願の図13には、プリンタを示す部分模式図が示され、インクカートリッジと装着部はプリンタの内部に配置されている。押圧部が第1緩衝部の上方に設けられていれば、押圧部がプリンタの内部における部品と干渉することを引き起こし、例えば、摩擦し、又は衝突する。このような問題が生じることを回避しようとすれば、装着部とインクカートリッジの高さの寸法を小さくすることが必要であり、さらにインクカートリッジのインク量が不足することを招く。
当業者が理解できるように、弾性素子の軸線方向は、水平方向としてもよく、即ち、第1面と第2面に平行する方向としてもよく、傾斜して下方へ向かうとしてもよく、いずれも本解決手段が解決しようとする技術的課題を解決し、本解決手段の技術的効果を奏することができる。
以上の説明は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、当業者にとって、本発明に対して種々の変形や変更が可能である。本発明の構想および原則内でなされる任意の修正、均等な置換、改良などは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (7)

  1. 接触ピンと回転可能な付勢部材とを有するインクジェットプリンタに取り外し可能に取り付けられるインクジェットプリンタ用のインクカートリッジであって、前記インクカートリッジがインクジェットプリンタに置かれるインクカートリッジにおいて、
    前記インクカートリッジは、チップ、ハウジングに接続される第1弾性部材と、係止部とを備え、前記第1弾性部材は、伸縮方向において係止部に接続され、前記チップは、前記接触ピンに対して当接又は離間可能であり、前記係止部は、前記付勢部材に対して接合又は離間可能であり、
    前記インクカートリッジが前記インクジェットプリンタから取り外される過程では、まず、前記係止部が前記付勢部材の作用で前記第1弾性部材の圧縮方向において移動し、その後、前記係止部と前記付勢部材とがリセットする過程において、前記インクカートリッジが第1状態に進入し、
    前記第1状態は、前記係止部が前記付勢部材から離間したところが、前記チップがまだ前記接触ピンから離間していない状態であることを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 回転可能な付勢部材を有するインクジェットプリンタに取り外し可能に取り付けられるインクジェットプリンタ用のインクカートリッジであって、前記インクカートリッジがインクジェットプリンタに置かれ、前記インクカートリッジが、ハウジングに接続される第1弾性部材を有するインクカートリッジにおいて、
    前記第1弾性部材は、伸縮方向において係止部に接続され、前記係止部は、前記付勢部材に対して接合又は離間可能であり、
    前記インクカートリッジが前記インクジェットプリンタから取り外される過程では、まず、前記係止部が前記付勢部材の作用で前記第1弾性部材の圧縮方向において移動し、その後、外力が撤去された後で前記係止部と前記付勢部材とがリセットする過程において、前記係止部が前記付勢部材から離間することを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
  3. 前記チップは、前記接触ピンに対向設置され、前記係止部が前記付勢部材に接合するときに前記チップが前記接触ピンに接触し、前記係止部が前記付勢部材から離間した後で前記接触ピンによって前記インクカートリッジが跳ね上げられることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクカートリッジ。
  4. 前記インクジェットプリンタは、装着部を備え、前記付勢部材は、第2弾性部材を介して前記装着部に設けられ、前記付勢部材は、前記装着部に設けられるレバーであり、前記係止部は、接合部を備え、前記接合部は、前記レバーに接合することを特徴とする請求項3に記載のインクカートリッジ。
  5. 前記係止部が前記付勢部材から離間するときに、前記係止部は、前記第1弾性部材の作用でリセットし、前記付勢部材は、前記第2弾性部材の作用でリセットし、前記付勢部材のリセット時の加速度は、前記係止部のリセット時の加速度よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のインクカートリッジ。
  6. 前記係止部の質量は、0.31〜0.6gであり、前記第1弾性部材が前記係止部に加える弾性力は、2.4〜3Nであることを特徴とする請求項5に記載のインクカートリッジ。
  7. 前記第1弾性部材は、バネであり、前記第1弾性部材は、線径が0.4mmであり、ほどけ長さが14mmであり、中径が4.1mmであり、有効巻き数が8巻きであり、ピッチが1.6mmであることを特徴とする請求項6に記載のインクカートリッジ。
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