JP6900589B1 - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

ステアリング装置(10;10A;10B)は、ハウジング(20;20A;20B)にリブ(30;40;50)が形成されている。リブ(30;40;50)は、第1リブ(31;41;51)と、この第1リブ(31;41;51)に交差している第2リブ(32;42;52)と、を含む。第1リブ(31;41;51)の2つの端部のうち交差部(33;43;53)に近い方の端部を一端部(31a;41a;51a)とした場合に、第1リブ(31;41;51)は、交差部(33;43;53)と一端部(31a;41a;51a)との間に、他の部位に比べて強度を低下させた脆弱部(31c,31c1〜31c4;41c;51c)を有している。

Description

本発明は、車両等のステアリング装置に関する。
例えば、車両には、走行輪を転舵するためにステアリング装置が搭載されている。従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、ステアリング装置は、ピニオンが形成されているピニオン軸と、ピニオンに噛み合うラックが形成され車幅方向に移動可能なラック軸と、ピニオン及びラックが収納されているハウジングと、を備えている。
運転者がステアリングハンドルを回転させることにより、ピニオン軸が回転し、ピニオン及びラックを介してラック軸が左右に変位する。ラック軸が変位することにより、走行輪が転舵され、車両を所定の方向へ走行させることができる。
特開2008−238979号公報
ところで、車両は、走行中に他の車両や路上に設置された設置物に衝突することがある。このような場合に、車両が受けた衝撃から乗員を保護するために、ステアリング装置のハウジングを破壊する必要が生じることがある。
例えば、ステアリング装置のハウジングがサブフレームに取り付けられていることがある。サブフレームは、車体の一部を構成し、エンジンや変速機等を支持している。車両の衝突時等において、エンジンや変速機等の重量物が車室側に入ることを抑制するために、エンジンや変速機等を支持しているサブフレームを脱落させることがある。このとき、ステアリング装置のハウジングを破壊することにより、より確実にサブフレームを脱落させることができ、エンジンや変速機等が車室内へ入ることを抑制することができる。これにより、乗員の保護性能を高めることができる。
ステアリング装置のハウジングがサブフレームに取り付けられている場合に限らず、所定の荷重が入力された際にハウジングを確実に破壊できることが望まれる。
本発明は、所定の荷重が入力された際により確実にハウジングを破壊することのできるステアリング装置の提供を課題とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、少なくとも2つのリブを有し、ハウジングの外周面に第1リブと、この第1リブに交差している第2リブと、を形成し、第1リブの2つの端部のうち交差部に近い方の端部である一端部と交差部との間に、他の部位に比べて強度を低下させた少なくとも1つの脆弱部を形成することにより、所定の荷重が入力された際により確実にハウジングを破壊することができることを知見した。本発明は、当該知見に基づいて完成させた。
以下、本開示について説明する。
本開示の1つの態様によれば、回転可能に設けられている軸棒状の部材であって、一部にピニオンが形成されているピニオン軸と、前記ピニオンに噛み合うラックが形成され、車幅方向に移動可能なラック軸と、少なくとも前記ピニオン及び前記ラックが収納されていると共に、強度を高めるためのリブが外周面に複数形成されているハウジングと、を備え、前記リブは、第1リブと、この第1リブに交差している第2リブと、を含み、前記第1リブと前記第2リブとが交差している部位を交差部とし、前記第1リブの2つの端部のうち前記交差部に近い方の端部を一端部とした場合に、前記第1リブは、前記交差部と前記一端部との間に、他の部位に比べて強度を低下させた脆弱部を有している、ステアリング装置が提供される。
本開示の他の態様によれば、回転可能に設けられている軸棒状の部材であって、一部にピニオンが形成されているピニオン軸と、前記ピニオンに噛み合うラックが形成され、車幅方向に移動可能なラック軸と、少なくとも前記ピニオン及び前記ラックが収納されているハウジングと、を備え、前記ハウジングの外周面には、第1リブと、この第1リブに交差している第2リブと、を含む少なくとも2つの補強のためのリブが形成され、前記第1リブと前記第2リブとが交差している部位を交差部とし、前記第1リブの2つの端部のうち前記交差部に近い方の端部を一端部とした場合に、前記第1リブは、前記交差部と前記一端部との間、且つ、前記ピニオン軸収納部上に、他の部位に比べて強度を低下させるために略V字状に形成された脆弱部を有している、ステアリング装置が提供される。
本発明によれば、所定の荷重が入力された際により確実にハウジングを破壊することのできるステアリング装置を提供することができる。
本発明の実施例1によるステアリング装置の模式図である。 図1に示したハウジングの正面図である。 図2の3矢視図である。 図2に示したステアリング装置の作用について説明する図である。 図5Aは、第1の変形例による第1リブの上面に段状に形成された脆弱部について説明する図、図5Bは、第2の変形例による第1リブの上面に略V字状に形成された脆弱部について説明する図、図5Cは、第3の変形例による第1リブの側面に段状に形成された脆弱部について説明する図、図5Dは、第4の変形例による第1リブの側面に略V字状に形成された脆弱部について説明する図である。 本発明の実施例2によるステアリング装置について説明する図である。 本発明の実施例3によるステアリング装置について説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Leは乗員から見て左、Riは乗員から見て右、Upは上、Dnは下を示している。添付図に示した形態は本発明の一例であり、本発明は当該形態に限定されない。
<実施例1>
図1を参照する。ステアリング装置10は、乗員がステアリングハンドル11を回転させることにより、前輪Fw、Fwを任意の方向へ向け、車両の走行する方向を操作するためのものである。
ステアリング装置10は、回転可能に設けられ乗員が操作するステアリングハンドル11と、このステアリングハンドル11に接続されステアリングハンドル11が回転することにより回転するインターミディエイトシャフト12と、このインターミディエイトシャフト12に接続されインターミディエイトシャフト12が回転することにより回転するピニオン軸13と、このピニオン軸13の先端に形成されているピニオン13bに噛み合っているラック14bを有し、ピニオン軸13が回転することにより左右(車幅方向)に変位するラック軸14と、これらのピニオン軸13及びラック軸14の一部が収納されているハウジング20と、を有する。
なお、ステアリング装置10には、ステアリングハンドル11の操作に補助的な力を付加するためのモータ等を設けても良い。即ち、本発明は、パワーステアリング装置に適用することもできる。
また、適用されるパワーステアリング装置は、油圧式、電動式のどちらであっても良い。また、補助力を付加する方法も、デュアルピニオンアシスト式、ベルトラックアシスト式、ピニオンアシスト式、ラックアシスト式等任意の方式を選択することができる。
ピニオン軸13は、軸棒状の部材であるピニオン軸部13aと、このピニオン軸部13aの先端に形成されているピニオン13bと、を有する。
ラック軸14は、軸棒状の部材であるラック軸部14aと、ラック軸部14aのピニオン13bに対応する部位に形成されているラック14bと、を有する。
ハウジング20は、例えば、サブフレームSfに固定されている。サブフレームSfは、車体の一部を構成し、エンジンや変速機等も支持している。以下、サブフレームSfを、車体Sfということもある。
図2を併せて参照する。ハウジング20は、ピニオン軸13に沿って延びピニオン軸13の一部を収納しているピニオン軸収納部23と、ラック軸14に沿って延びラック軸14の一部を収納しているラック軸収納部24と、車体Sfに向かって延びていると共に車体Sfに固定されている車体取付部25と、を有する。
ピニオン軸収納部23には、ピニオン13bの全体とピニオン軸部13aの一部が収納されている。ピニオン軸収納部23の外周面には、ハウジング20を補強するためのリブ30が形成されている。
ラック軸収納部24には、ラック14bの全体とラック軸部14aの一部が収納されている。
リブ30は、ピニオン軸収納部23の軸長方向(ピニオン軸13の軸線方向)に沿って形成されている第1リブ31と、この第1リブ31に先端が交差している第2リブ32と、を有する。
図2及び図3を参照する。以下、第1リブ31と第2リブ32とが交差している部位を交差部33という。また、第1リブ31の2つの端部のうち交差部33に近い方の端部を一端部31aといい、交差部33から遠い方の端部を他端部31bという。つまり、一端部31aから交差部33までの長さをL1、他端部31bから交差部33までの長さをL2とした場合、L1<L2である。
なお、第1リブ31の中央に交差部33が形成されている場合には、任意の端部を一端部31aとすることができる。
図3を参照する。第1リブ31は、一端部31aから交差部に向かって徐々に高さが低くなるようテーパ状に形成されている。また、テーパ状に形成された部位の下端部分から連続して、略V字の欠肉状に脆弱部31cが形成されている。換言すれば、脆弱部31cの端から一端部31aまで連続してリブ高さが高くなっている、ということもできる。第1リブ31は、交差部33から他端部31bまで略同じ高さに形成されている。
脆弱部31cは、他の部位よりも強度の低い部位である。脆弱部31cは、一端部31aと交差部33との間に形成されている。第1リブ31は、ピニオン軸収納部23(図2参照)上に形成されているため、脆弱部31cもピニオン軸収納部23上に位置している。脆弱部31cは、一端部31aよりも交差部33に近い部位に形成されている。
図2を参照する。第2リブ32は、一端が第1リブ31に交差していると共に、他端が車体取付部25の端部まで延びている。第2リブ32の一部は、ラック軸収納部24に位置している。
次に、ステアリング装置10の作用について説明する。
図4を参照する。走行中に車両が他の車両や路上の設置物に衝突することがある。衝突することにより、白抜き矢印で示すようにハウジング20に荷重が加わることがある。ハウジング20に加わった荷重の一部は、第1リブ31及び第2リブ32に伝達される。第1リブ31及び第2リブ32に伝達された荷重は、黒色矢印で示すように、交差部33を経て脆弱部31cに達する。脆弱部31cは、他の部位に比べて強度が弱く、所定の大きさ以上の荷重が加わることにより、ハウジング20は脆弱部31cから破壊される。
次に、ステアリング装置10について纏める。
図1及び図3を参照する。ステアリング装置10は、回転可能に設けられている軸棒状の部材であって、一部にピニオン13bが形成されているピニオン軸13と、ピニオン13bに噛み合うラック14bが形成され、車幅方向に移動可能なラック軸14と、少なくともピニオン13b及びラック14bが収納されているハウジング20と、を備えている。ハウジング20の外周面には、第1リブ31と、この第1リブ31に交差している第2リブ32と、を含む少なくとも2つの補強のためのリブが形成されている。第1リブ31と第2リブ32とが交差している部位を交差部33とし、第1リブ31の2つの端部のうち交差部33に近い方の端部を一端部31aとした場合に、第1リブ31は、交差部33と一端部31aとの間に、他の部位に比べて強度を低下させた脆弱部31cを有している。
図4を参照する。ステアリング装置10は、ハウジング20の外周面に第1リブ31と、この第1リブ31に交差している第2リブ32と、が形成され、第1リブ31の2つの端部のうち交差部33に近い方の端部である一端部31aと交差部33との間に、他の部位に比べて強度を低下させた脆弱部31cが形成されている。外部から衝撃荷重が加わった際には、交差部33が形成されていることにより、交差部33に応力が集中する。そして、応力の集中する交差部33の近傍に脆弱部31cを形成することにより、入力された荷重が所定の大きさを超えた場合には、脆弱部31cからハウジング20を破壊することができる。所定の荷重が入力された際に、より確実にハウジング20を破壊することのできるステアリング装置10を提供することができる。
図2を参照する。脆弱部31cは、ピニオン軸収納部23に位置している。ハウジング20をピニオン軸収納部23から破壊することができる。ピニオン軸収納部23から破壊することにより、ラック軸14からピニオン軸13を離間させることができる。これにより、衝突時等において、ステアリングハンドル11(図1参照)が乗員の意図とは別に回転することを抑制することができる。
また、ハウジング20がサブフレームSfに連結されている場合には、衝突時等には、より確実にサブフレームを脱落させることができる。これにより、サブフレームSfに支持されているエンジンや変速機等が車室内へ入ることを抑制することができる。これにより、乗員の保護性能を高めることができる。
第1リブ31は、ピニオン軸収納部23の軸長方向に沿って形成されている。これにより、ピニオン軸収納部23を周方向に亘って破壊することができる。ピニオン軸13をラック軸14からより確実に離間させることができる。
なお、脆弱部31cは、任意の形状を選択することができる。脆弱部31cの形状が異なる変形例について、説明する。
図5Aを参照する。脆弱部31c1は、第1リブ31のリブ高さが低くなるよう上方に開口する略U字の段状に形成されていても良い。
図5Bを参照する。第1リブ31の上面は、脆弱部31c2が底となる略V字状に形成され、交差部33から脆弱部31c2まで下り勾配に形成されていると共に、一端部31aから脆弱部31c2まで下り勾配に形成されている。
図5Cを参照する。第1リブ31の幅は、脆弱部31c3において最も狭くなるよう両側面が略U字の段状に形成されている。なお、2つの側面のうち、少なくとも一方の側面が段状に形成されていれば良い。
図5Dを参照する。第1リブ31の側面は、脆弱部31c4が底となる略V字状に形成され、交差部33から脆弱部31c4まで連続的に幅が狭くなっていると共に、一端部31aから脆弱部31c4まで連続的に幅が狭くなっている。なお、2つの側面のうち、少なくとも一方の側面が略V字状に形成されていれば良い。
<実施例2>
次に、実施例2を図面に基づいて説明する。実施例2によるステアリング装置10Aも、基本的な構成は、実施例1によるステアリング装置10(図1参照)と同様である。このため、共通する構成については、符号を流用すると共に、詳細な説明を適宜省略する。
図6を参照する。実施例2によるステアリング装置10Aは、ハウジング20Aのラック軸収納部24Aにリブ40が形成されている。
リブ40は、第1リブ41と、この第1リブ41に交差している第2リブ42と、を有する。第1リブ41と第2リブ42とは、交差部43において交差している。第1リブ41の2つの端部のうち交差部43に近い方の端部を一端部41aといい、交差部43から遠い方の端部を他端部41bという。
第1リブ41の一端部41aと交差部43との間には、他の部位よりも強度の低い脆弱部41cが形成されている。
以上に説明したステアリング装置10Aも、本発明所定の効果を奏する。
また、脆弱部41cは、ラック軸収納部24Aに位置している。これにより、ラック軸収納部24Aからハウジング20Aを破壊することができる。ラック軸収納部24Aは、一般的にピニオン軸収納部23や車体取付部25に比べて大きい。このような部位を破壊することにより、より多くの衝撃エネルギを吸収することができる。
<実施例3>
次に、実施例3を図面に基づいて説明する。実施例3によるステアリング装置10Bも、基本的な構成は、実施例1によるステアリング装置10(図1参照)と同様である。このため、共通する構成については、符号を流用すると共に、詳細な説明を適宜省略する。
図7を参照する。実施例3によるステアリング装置10Bは、ハウジング20Bの車体取付部25Bにリブ50が形成されている。
リブ50は、第1リブ51と、この第1リブ51に交差している第2リブ52と、を有する。第1リブ51と第2リブ52とは、交差部53において交差している。第1リブ51の2つの端部のうち交差部53に近い方の端部を一端部51aといい、交差部53から遠い方の端部を他端部51bという。
第1リブ51の一端部51aと交差部53との間には、他の部位よりも強度の低い脆弱部51cが形成されている。
以上に説明したステアリング装置10Bも、本発明所定の効果を奏する。
また、脆弱部51cは、車体取付部25Bに位置している。これにより、ステアリング装置10Bに所定の荷重が入力された場合に、車体取付部25Bからハウジング20Bを破壊することができる。車体Sf(図1参照)との接続部分を破壊することにより、ステアリング装置10Bを車体Sfからより確実に離間させることができる。
なお、各実施例及び変形例は、適宜組み合わせることができる。変形例において説明した脆弱部の形状を、ステアリング装置10A、10Bの脆弱部に適用することも可能である。また、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明のステアリング装置は、乗用車両に好適である。
10;10A;10B…ステアリング装置
13…ピニオン軸、13b…ピニオン
14…ラック軸、14b…ラック
20;20A;20B…ハウジング
23…ピニオン軸収納部
24A…ラック軸収納部
25B…車体取付部
30;40;50…リブ
31;41;51…第1リブ、31a;41a:51a…一端部、31c、31c1〜31c4;41c;51c…脆弱部
32;42;52…第2リブ
33;43;53…交差部
Sf…サブフレーム(車体)

Claims (10)

  1. 回転可能に設けられている軸棒状の部材であって、一部にピニオンが形成されているピニオン軸と、
    前記ピニオンに噛み合うラックが形成され、車幅方向に移動可能なラック軸と、
    少なくとも前記ピニオン及び前記ラックが収納されているハウジングと、を備え、
    前記ハウジングの外周面には、第1リブと、この第1リブに交差している第2リブと、を含む少なくとも2つの補強のためのリブが形成され、
    前記第1リブと前記第2リブとが交差している部位を交差部とし、前記第1リブの2つの端部のうち前記交差部に近い方の端部を一端部とした場合に、前記第1リブは、前記交差部と前記一端部との間に、他の部位に比べて強度を低下させた脆弱部を有している、ステアリング装置。
  2. 前記ハウジングは、前記ピニオン軸に沿って延び前記ピニオン軸の少なくとも一部を収納しているピニオン軸収納部を含み、
    前記脆弱部は、前記ピニオン軸収納部に位置している、請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記第1リブは、前記ピニオン軸収納部の軸長方向に沿って形成されている請求項2に記載のステアリング装置。
  4. 前記ハウジングは、前記ラック軸に沿って延び前記ラック軸の少なくとも一部を収納しているラック軸収納部を含み、
    前記脆弱部は、前記ラック軸収納部に位置している、請求項1に記載のステアリング装置。
  5. 前記ハウジングは、車体に向かって延びていると共に前記車体に固定されている車体取付部を含み、
    前記脆弱部は、前記車体取付部に位置している、請求項1に記載のステアリング装置。
  6. 前記脆弱部は、前記第1リブのリブ高さが低くなるよう段状に形成されてなる、請求項1から5のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  7. 前記第1リブの上面は、前記脆弱部が底となる略V字状に形成され、前記交差部から前記脆弱部まで下り勾配に形成されていると共に、前記一端部から前記脆弱部まで下り勾配に形成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  8. 前記第1リブの幅は、前記脆弱部において最も狭くなるよう側面が段状に形成されている、請求項1から4に記載のステアリング装置。
  9. 前記第1リブの側面のうち、少なくとも一方の側面は、前記脆弱部が底となる略V字状に形成され、前記交差部から前記脆弱部まで連続的に幅が狭くなっていると共に、前記一端部から前記脆弱部まで連続的に幅が狭くなっている、請求項1から5のいずれか1項に記載のステアリング装置。
  10. 回転可能に設けられている軸棒状の部材であって、一部にピニオンが形成されているピニオン軸と、
    前記ピニオンに噛み合うラックが形成され、車幅方向に移動可能なラック軸と、
    少なくとも前記ピニオン及び前記ラックが収納されていると共に、強度を高めるためのリブが外周面に複数形成されているハウジングと、を備え、
    前記ハウジングは、前記ピニオン軸に沿って延び前記ピニオン軸の少なくとも一部を収納しているピニオン軸収納部を含み、
    前記リブは、前記ピニオン軸収納部の軸長方向に沿って形成されている第1リブと、この第1リブに交差している第2リブと、を含み、
    前記第1リブと前記第2リブとが交差している部位を交差部とし、前記第1リブの2つの端部のうち前記交差部に近い方の端部を一端部とした場合に、前記第1リブは、前記交差部と前記一端部との間、且つ、前記ピニオン軸収納部上に、他の部位に比べて強度を低下させるために略V字状に形成された脆弱部を有している、ステアリング装置。
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