JP2003226248A - 電動パワーステアリング装置のハウジング構造 - Google Patents

電動パワーステアリング装置のハウジング構造

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JP2003226248A
JP2003226248A JP2002027460A JP2002027460A JP2003226248A JP 2003226248 A JP2003226248 A JP 2003226248A JP 2002027460 A JP2002027460 A JP 2002027460A JP 2002027460 A JP2002027460 A JP 2002027460A JP 2003226248 A JP2003226248 A JP 2003226248A
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rack
pinion
storage portion
housing
shaft
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JP2002027460A
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English (en)
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Kenichi Takishita
謙一 瀧下
Katsuji Watanabe
勝治 渡辺
Yasuo Shimizu
康夫 清水
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大重量の車種のピニオンアシスト式電動パワ
ーステアリング装置で、ハウジングの重量増加や大型化
を抑制しつつ、ハウジングの変形を抑制する。 【解決手段】 電動パワーステアリング装置10のハウ
ジング70は、ラック軸を収納したラック収納部71
と、ピニオン軸24を収納したピニオン収納部72と、
補助トルク伝達機構を収納した伝達機構収納部73と、
ラック軸のうち反ラック面を押出すラックガイドを収納
したガイド収納部74と、ラック収納部を車体に取付け
る複数の取付部75,76とを、一体的に備える。ピニ
オンとラックの噛み合い部分に最も近い取付部75を、
ガイド収納部の近傍に且つ伝達機構収納部から離れた位
置に寄せて配置した。ラック収納部は、その長手方向に
長い横長の補強リブ111,112を外周面に一体に備
える。補強リブを、ガイド収納部に対してラック収納部
の径方向反対側に且つ伝達機構収納部側に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動パワーステアリ
ング装置のハウジング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ステアリングハンドルの操舵力を
軽減して快適な操舵感を与えるために、電動パワーステ
アリング装置が採用されてきた。電動パワーステアリン
グ装置は、電動機で操舵トルクに応じた補助トルクを発
生し、この補助トルクをステアリング系に伝達するもの
である。この種の電動パワーステアリング装置として
は、例えば特開平7−165089号公報「ステアリン
グ装置」(以下、「従来の技術」と言う。)や、特開
2001−106101の公報「電動パワーステアリン
グ装置」(以下、「従来の技術」と言う。)が知られ
ている。
【0003】上記従来の技術は、同公報の図1に示さ
れる通り、ステアリングホイール3(番号は公報に記載
されたものを引用した。以下同じ。)に加えた操舵トル
クをピニオン6とラック8からなるラック・ピニオン機
構を介してラック軸2に伝達するとともに、操舵トルク
に応じて電動機20が発生した補助トルクをボールナッ
ト機構33を介してラック軸2に伝達し、ラック軸2に
よって図示せぬ操舵車輪を操舵するというものであり、
ラックアシスト式電動パワーステアリング装置と呼ばれ
ている。
【0004】上記従来の技術は、同公報の図1及び図
3に示される通り、ステアリングハンドル11に加えた
操舵トルクと、操舵トルクに応じて電動機82が発生し
た補助トルクとを、入力軸31(ピニオン軸に相当)並
びにラックアンドピニオン機構32を介してラック軸3
5に伝達し、ラック軸35によって操舵輪21,21を
操舵するというものであり、ピニオンアシスト式電動パ
ワーステアリング装置と呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、
操舵トルクと補助トルクとを、ラック軸2の2箇所に分
けて伝達することができる。トルクを分散させて伝達す
る方式である。ラック・ピニオン機構やボールナット機
構33に掛る反力は小さい。従って、ラック・ピニオン
機構やボールナット機構33を収納するハウジング1の
変形は極めて小さくてすむ。しかし、ラック軸2にトル
クを分散させて伝達する方式であるから、部品数が多く
ならざるを得ず、価格上不利になりがちである。
【0006】一方、上記従来の技術は、ラック軸35
の1箇所に複合トルクを伝達する方式であるから、部品
数を少なくできるので価格上有利である。しかし、操舵
トルクに補助トルクを加えた複合トルクを、ラックアン
ドピニオン機構32を介してラック軸35の1箇所に集
中的させて伝達する方式であるから、ラックアンドピニ
オン機構32に掛る反力は大きい。従って、ラックアン
ドピニオン機構32を収納するハウジング41の変形量
は、上記従来の技術よりも大きくなりがちで、ギヤ部
の噛み合いを適正に保つことができなくなることから、
操舵フィーリング(操舵感覚)の低下や耐久性に問題が
あった。ラックアンドピニオン機構32の噛み合いを適
切な状態に維持するには、ハウジング41の変形を抑制
する必要がある。変形を抑制するために、単にハウジン
グ41の肉厚を上げたり補強をするのでは、ハウジング
41の重量が増すとともに大型にならざるを得ない。大
型になると車体への搭載性が低下する。また、ハウジン
グ41に補強リブを設けることも考えられるが、やみく
もに設けても重量が増し、搭載性が悪化するばかりか、
取付け場所によってはギヤ部の噛み合いを悪化させる場
合がある。このようなことから、従来の技術の電動パ
ワーステアリング装置は、複合トルクが小さくてすむ小
型車両に搭載されることが多かった。複合トルクが大き
い大型車両にも採用できるようにするには、改良の余地
がある。
【0007】そこで本発明の目的は、操舵トルクに補助
トルクを加えた複合トルクが大きい、重量の重い車種に
適用されるピニオンアシスト式電動パワーステアリング
装置であっても、ハウジングの重量増加並びに大型化を
抑制しつつ、ハウジングの変形を抑制し、ギヤ部の噛み
合い不良による操舵フィーリングや耐久性の低下を抑制
することができる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、転舵車輪に連結するラック軸を収納した
筒状のラック収納部と、ラック軸のラックに噛み合うピ
ニオンを有するピニオン軸を収納したピニオン収納部
と、ピニオン軸に電動機の補助トルクを伝達する補助ト
ルク伝達機構を収納した伝達機構収納部と、ラック軸の
うちラックを有する面の背面を押出すラックガイドを収
納したガイド収納部と、ラック収納部を車体に取付ける
べくラック収納部の長手方向に間隔をあけて配置した複
数の取付部と、を一体的に形成した電動パワーステアリ
ング装置のハウジング構造において、複数の取付部のう
ち、ピニオンとラックの噛み合い部分に最も近い取付部
をピニオン側取付部としたときに、このピニオン側取付
部をガイド収納部の近傍に且つ伝達機構収納部から離れ
た位置に寄せて配置し、ラック収納部が、その長手方向
に長い横長の補強リブを外周面に一体に設けたものであ
り、この横長の補強リブを、ガイド収納部に対してラッ
ク収納部の径方向反対側に且つ伝達機構収納部側に配置
したことを特徴とする。
【0009】ピニオンとラックの噛み合い部分に最も近
いピニオン側取付部を、ガイド収納部の近傍に且つ伝達
機構収納部から離れた位置に寄せて配置した。さらに、
ラック収納部にその長手方向に長い横長の補強リブを外
周面に一体に設け、この横長の補強リブを、ガイド収納
部に対してラック収納部の径方向反対側に且つ伝達機構
収納部側に配置した。このようにすることで、ピニオン
からハウジングに作用する曲げ荷重に対して、ハウジン
グの最も変形し得る部分だけを横長の補強リブで補強す
ることができる。余分な部分を補強しないので、ハウジ
ングの重量増加を抑制し大型化を抑制することができ
る。従って、操舵トルクに補助トルクを加えた複合トル
クが大きい、ピニオンアシスト式電動パワーステアリン
グ装置であっても、ハウジングの重量増加並びに大型化
を抑制しつつ、ハウジングの変形を抑制し、ギヤ部の噛
み合い不良による操舵フィーリングや耐久性の低下を抑
制することができる。
【0010】請求項2は、横長の補強リブが互いに隣接
した2つのリブからなり、これら2つのリブは長手端部
側から見たときに互いにほぼ直角に配置したことを特徴
とする。横長の補強リブを2つのリブに分けることで、
2つのリブの複合した剛性によって、ハウジングの変形
を抑制することができる。1つの補強リブだけの場合に
比べて、各々のリブの高さを下げることができる。従っ
て、ハウジングの大型化をより抑制することができるの
で、車体への搭載性を高めることができる。
【0011】請求項3は、伝達機構収納部に、電動機を
取付ける電動機取付部を一体に備え、この電動機取付部
を、ラック収納部を外周面側から見たときに、ピニオン
軸の中心とピニオン側取付部との間に配置し、このピニ
オン側取付部と電動機取付部との間、又は、ラック収納
部におけるピニオン側取付部の近傍と電動機取付部との
間を、縦長の補強リブで連結したことを特徴とする。ラ
ックアンドピニオンのピニオンからハウジングに作用す
るねじり荷重に対して、ハウジングの最も必要な部分だ
けを縦長の補強リブで効果的に補強することができる。
余分な部分を補強しないので、ハウジングの重量増加並
びに大型化を抑制しつつハウジングの変形を抑制し、ギ
ヤ部の噛み合い不良による操舵フィーリングや耐久性の
低下をより抑制することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の模式図であり、この電動パワーステアリング
装置10は、車両のステアリングハンドル21から車両
の操舵車輪(前輪)31,31に至るステアリング系2
0と、このステアリング系20に補助トルクを加える補
助トルク機構40とからなる。
【0013】ステアリング系20は、ステアリングハン
ドル21にステアリングシャフト22及び自在軸継手2
3,23を介してピニオン軸24を連結し、ピニオン軸
24にラックアンドピニオン機構25を介してラック軸
26を連結し、ラック軸26の両端に左右のボールジョ
イント27,27、タイロッド28,28及びナックル
29,29を介して左右の操舵車輪31,31を連結し
たものである。
【0014】このようにして、ステアリングハンドル2
1にピニオン軸24を連結し、転舵車輪31,31にラ
ック軸26を連結することができる。ラックアンドピニ
オン機構25は、ピニオン軸24に形成したピニオン2
4aと、ラック軸26の一端部の一側面に形成したラッ
ク26aとからなる。ピニオン24a並びにラック26
aは「はすば歯車(ヘリカルギヤ)」である。すなわ
ち、ピニオン24aは、はすばピニオンであり、ラック
26aは、はすばラックである。
【0015】運転者がステアリングハンドル21を操舵
することで、その操舵トルクによりラックアンドピニオ
ン機構25及び左右のタイロッド28,28を介して、
左右の操舵車輪31,31を操舵することができる。
【0016】補助トルク機構40は、ステアリングハン
ドル21に加えたステアリング系20の操舵トルクを操
舵トルクセンサ41で検出し、このトルク検出信号に基
づき制御部42で制御信号を発生し、この制御信号に基
づき操舵トルクに応じた補助トルクを電動機43で発生
し、補助トルクを補助トルク伝達機構44を介してピニ
オン軸24に伝達し、さらに、補助トルクをピニオン軸
24からステアリング系20のラックアンドピニオン機
構25に伝達するようにした機構である。
【0017】従って、運転者の操舵トルクに電動機43
の補助トルクを加えた複合トルクにより、ラック軸26
で操舵車輪31,31を操舵することができる。このよ
うな電動パワーステアリング装置10は、操舵トルクに
補助トルクを加えた複合トルクを、ラックアンドピニオ
ン機構25を介してラック軸26の1箇所に集中的させ
て伝達するピニオンアシスト式電動パワーステアリング
装置である。
【0018】図2は本発明に係る電動パワーステアリン
グ装置の正面図であり、左端部及び右端部を断面して表
した。この図は、電動パワーステアリング装置10のラ
ック軸26を、車幅方向(図左右方向)に延びるハウジ
ング70に軸方向へスライド可能に収容したことを示
す。ハウジング70の詳細については後述する。32,
32はダストシール用ブーツである。
【0019】図3は図2の3−3線断面図であり、ラッ
クガイド60を備えた電動パワーステアリング装置10
の縦断面構造を示す。ラックガイド60は、ラック軸2
6のうちラック26aを有する面の背面を押出す押圧手
段であって、ラック26aと反対側からラック軸26に
当てるガイド部61と、このガイド部61を圧縮ばね6
2(調整ばね62)を介して押す調整ボルト63とから
なる。ガイド部61と調整ボルト63との間には、調整
ボルト63の調整方向に若干の隙間を有する。
【0020】ガイド部61によって、ピニオン軸24の
長手方向へのラック軸26の移動を規制しつつ、ラック
軸26をその軸方向へスライド可能に支持することがで
きる。このようなラックガイド60によれば、ハウジン
グ70にねじ込んだ調整ボルト63にて、圧縮ばね62
を介してガイド部61を適切な押圧力で押すことによ
り、ガイド部61でラック26aに予圧を与えて、ラッ
ク26aをピニオン24aに押し付けることができる。
図中、64はラック軸26の背面を滑らせる当て部材、
65はロックナットである。
【0021】図4は図3の4−4線断面図であり、ピニ
オン軸24と電動機43と補助トルク伝達機構44との
関係を示す。補助トルク伝達機構44は、電動機43で
発生した補助トルクをピニオン軸24に伝達するウォー
ムギヤ機構、すなわち倍力機構である。詳しく述べると
補助トルク伝達機構44は、電動機43の出力軸43a
にカップリング45を介して連結したウォーム軸46
と、ウォーム軸46に形成したウォーム47と、ウォー
ム47に噛み合わせたウォームホイール48(以下、単
に「ホイール48」と言う。)とからなる。ホイール4
8はピニオン軸24に結合したものである。
【0022】次に、ハウジング70の詳細について図2
〜図7に基づき説明する。図2及び図3に示すようにハ
ウジング70は、ラック軸26をスライド可能に収納し
たラック収納部71と、ピニオン軸24を回転可能に収
納したピニオン収納部72と、補助トルク伝達機構44
を収納した伝達機構収納部73と、ラックガイド60を
収納したガイド収納部74と、ラック収納部71を図示
せぬ車体に取付けるべくラック収納部71の長手方向に
間隔をあけて配置した複数(例えば2つ)の取付部7
5,76と、を一体的に形成した収納部材である。
【0023】詳しくは、図2に示すようにラック収納部
71は、車幅方向に延びるラック軸26を左右のブッシ
ュ81,81(図左の1つのみ示す)を介してスライド
可能に支承する筒状の収納部材である。これらのブッシ
ュ81,81は、ラック軸26のスライド量を設定する
エンドストッパの役割をも果たす。ラック収納部71に
ピニオン収納部72が連なる。
【0024】図3に示すようにピニオン収納部72は、
上下に延びるピニオン軸24のうち、ピニオン24aの
上方を上部軸受83を介して回転可能に支承するととも
に、ピニオン24aの下方を下部軸受84を介して回転
可能に支承する筒状の収納部材である。このピニオン収
納部72は、ラック収納部71(図2参照)に対して略
直角方向に延びる(正確には、図2のようにラック収納
部71の長手軸に対して略75゜の傾き)。ピニオン収
納部72の上部に伝達機構収納部73が連なる。
【0025】伝達機構収納部73は、ホイール収納部9
6の上端を開放し、その上端開口を上部カバー部101
で塞いだものである。上部カバー部101は、ピニオン
軸24の上端部を最上部軸受102を介して回転可能に
支承するとともに、操舵トルクセンサ41を収納する役
割をも果たす。103はオイルシールである。
【0026】ガイド収納部74は、ガイド部61をスラ
イド可能に収納するとともに、調整ボルト63をねじ込
み可能な収納部材である。
【0027】図4に示すように伝達機構収納部73は、
出力軸43aが横向きの電動機43をボルト止めにて取
付ける電動機取付部91と、水平に延びるウォーム軸4
6の両端部を軸受92,93並びに中空偏心スリーブ9
4を介して回転可能に支承するウォーム収納部95と、
ピニオン軸24に結合したホイール48を収納するホイ
ール収納部96と、を一体に備える。ウォーム収納部9
5は、水平に延びる筒状の収納部材である。97,98
はナットである。
【0028】図5は本発明に係る電動パワーステアリン
グ装置の背面図である。ここで、複数の取付部75,7
6のうち、ピニオン24aとラック26a(図3参照)
の噛み合い部分、すなわちピニオン軸24の中心(中心
線)P1に最も近い取付部をピニオン側取付部75と
し、他の取付部を反ピニオン側取付部76とする。
【0029】ピニオン側取付部75は、ガイド収納部7
4の近傍に且つ伝達機構収納部73から離れた位置に寄
せて配置したブラケットである。このピニオン側取付部
75は、ガイド収納部74と反ピニオン側取付部76と
の間にある。反ピニオン側取付部76は、ラック収納部
71の外周面を図示せぬブラケットにて挟み込んで車体
に取付ける部分である。
【0030】ラック収納部71は、その長手方向に長い
横長の補強リブ111,112を外周面に一体に設けた
ものである。これらの補強リブ111,112は、ラッ
ク収納部71のうちピニオン側取付部75を有する側の
端から、ラック収納部71の長手中央付近まで延びる、
板状の部材であって、互いにほぼ平行に並ぶ。
【0031】電動機取付部91は、この図5のようにラ
ック収納部71を外周面側から見たときに、ピニオン軸
24の中心P1とピニオン側取付部75との間に配置し
たことを特徴とする。このようなハウジング70は、さ
らにピニオン側取付部75と電動機取付部91及びウォ
ーム収納部95との間、又は、ラック収納部71におけ
るピニオン側取付部75の近傍と電動機取付部91及び
ウォーム収納部95との間を、縦長の補強リブ115で
連結したことを特徴とする。この縦長の補強リブ115
は、ラック収納部71を外周面側から見たときに、ピニ
オン軸24の中心P1にほぼ平行に配置した板状の部材
であって、ラック収納部71のねじり剛性を高める補強
部材である。
【0032】図6(a),(b)は本発明に係る電動パ
ワーステアリング装置の構成図であり、(a)に示すラ
ックアンドピニオン機構25並びにラックガイド60の
部分の模式的断面構造と、(b)に示す補強リブ11
1,112とを、関連させて表した。
【0033】(a)は、上述したように、ピニオン側取
付部75を、ガイド収納部74の近傍に且つ伝達機構収
納部73から離れた位置に寄せて配置したことを明示す
る。より詳しくは、ラック収納部71を長手端部側から
見たときに、ガイド収納部74側の斜め下方にピニオン
側取付部75を配置した。ピニオン側取付部75の取付
面は斜め下方を向いている。
【0034】ここで、(a)に示すようにハウジング7
0を長手端部側から見たときに、ラック収納部71の中
心P2(すなわちラック軸26の中心P2)とピニオン
側取付部75の中心P3とを通る線L1を基準線L1と
する。(b)は、基準線L1上に、想像線にて示す補強
リブ113を設けたことを示す。この補強リブ113
は、ラック収納部71の長手方向(図の表裏方向)に長
い横長のリブである。本発明は、このような横長の補強
リブ113を、ガイド収納部74に対してラック収納部
71の径方向反対側に且つ伝達機構収納部73側(図の
右上側)に配置したことを特徴とする。
【0035】ところで、(b)に示すように補強リブ1
13の高さは比較的大きい。ハウジング70を小型にす
るには、補強リブ113の高さを小さくすればよい。そ
のためには、補強リブ113に作用する基準線L1方向
の曲げ荷重を、水平方向の分力と垂直方向の分力とに分
けて考えればよい。
【0036】この考え方に基づき、補強リブ113を互
いに隣接した2つの補強リブ111,112に分けた。
言い換えると、横長の補強リブ113は、互いに隣接し
た2つのリブ111,112からなり、これら2つのリ
ブ111,112は長手端部側(この図の手前側)から
見たときに互いにほぼ直角に配置したことを特徴とす
る。このようにして、横長の補強リブ111,112
は、ガイド収納部74に対してラック収納部71の径方
向反対側に且つ伝達機構収納部73側に配置した。
【0037】これらの横長の補強リブ111,112又
は113は、ラック収納部71の長手方向の曲げ剛性を
高める補強部材である。横長の補強リブ113は、2つ
のリブ111,112に分けることで、2つのリブ11
1,112の複合した剛性によって、ハウジング70の
変形を抑制することができる。1つの補強リブ113だ
けの場合に比べて、各々のリブ111,112の高さを
下げることができる。従って、ハウジング70の大型化
をより抑制することができるので、車体への搭載性を高
めることができる。
【0038】ところで、補強リブ111,112又は1
13をガイド収納部74側に設けることもできる。しか
し、その場合にはピニオン側取付部75に補強リブ11
1,112又は113が干渉するので得策ではない。
【0039】図7は本発明に係るハウジングの斜視図で
あり、横長の補強リブ111,112及び縦長の補強リ
ブ115を配置したハウジング70を背面から見た構成
を示す。
【0040】次に、ハウジング70に補強リブ111,
112,115を設ける理由について、図5〜図9に基
づき説明する。図8(a),(b)は本発明に係る横長
の補強リブを設ける原理図である。(a)は上記図2の
ハウジング70を模式的に表したものであり、ラック収
納部71をピニオン側取付部75並びに反ピニオン側取
付部76を介して車体121に取付けたことを示す。ピ
ニオン軸24は、ピニオン側取付部75からラック収納
部71の右端側へオーバーハングした位置にある。な
お、この図は補強リブを設けていない構成を示す。
【0041】上述のように、ピニオン24a並びにラッ
ク26aは「はすば歯車」である。操舵トルクに補助ト
ルクを加えた複合トルクにより、ピニオン24aでラッ
ク26aを駆動した場合に、例えばピニオン24aに径
方向の反力Fr1及び軸方向の反力Fsが作用する。径
方向の反力Fr1はピニオン軸24に作用するラジアル
荷重であり、軸方向の反力Fsはピニオン軸24に作用
するスラスト荷重である。なお、理解を容易にするため
に、歯車の圧力角の影響については考えないことにす
る。
【0042】ラジアル荷重(曲げ荷重)Fr1は、上部
軸受83を介してピニオン収納部72に作用するラジア
ル荷重Fr2と、下部軸受84を介してピニオン収納部
72に作用するラジアル荷重Fr3とに分けられる。ピ
ニオン24aから上部軸受83までの距離は、ピニオン
24aから下部軸受84までの距離と概ね等しい。この
ため、ラジアル荷重Fr2はラジアル荷重Fr3と概ね
等しい。
【0043】ピニオン側取付部75から上部軸受83ま
での距離は、ピニオン側取付部75から下部軸受84ま
での距離よりも大きい。ここでは、ラジアル荷重Fr2
がハウジング70に与える影響について解析する。取付
部75,76の2点で支持されたラック収納部71の一
端には、ラジアル荷重Fr2が作用する。この結果を
(b)に示す。
【0044】(b)は(a)の更なる模式図であり、ピ
ニオン側取付部75並びに反ピニオン側取付部76で支
持されたラック収納部71の一端にラジアル荷重Fr2
が作用したときに、車体121に対するピニオン側取付
部75の取付け方向へ、ラック収納部71がたわんだこ
とを示す。そのたわみ量(撓み量)が大きいと、ピニオ
ン24aとラック26aの噛み合わせに影響がでるとと
もに、操舵フィーリングにも影響がでる。
【0045】たわみを抑制するにはラック収納部71の
たわみ方向、すなわち、図6の基準線L1の方向への補
強リブ111,112又は113を設けて、ラック収納
部71の曲げ剛性を高めればよい。このように、ピニオ
ン24aからハウジング70に作用するラジアル荷重
(曲げ荷重)Fr1に対して、ハウジング70の最も変
形し得る部分だけを横長の補強リブ111,112又は
113で補強することができる。余分な部分を補強しな
いので、ハウジング70の重量増加を抑制し大型化を抑
制しつつ、ハウジングの変形を抑制し、ギヤ部の噛み合
い不良による操舵フィーリングや耐久性の低下を抑制す
ることができる。
【0046】図9は本発明に係る縦長の補強リブを設け
る原理図である。なお、この図は補強リブを設けていな
い構成を示す。ピニオン軸24に作用するスラスト荷重
Fsは、上部軸受83を介してピニオン収納部72に作
用する。ピニオン軸24はラック軸26の中心、すなわ
ちラック収納部71の中心からオフセットした位置にあ
る。
【0047】一方、ラック収納部71はピニオン側取付
部75で車体121に取付けられている。このため、ラ
ック収納部71にはピニオン側取付部75の位置を、ね
じれの起点とし、スラスト荷重Fsをねじり荷重とす
る、ねじりモーメントTmが生ずる。このねじりモーメ
ントTmによるねじり変位量は、ピニオン側取付部75
からピニオン収納部72へ(図の手前側へ)いくにした
がって大きくなり、ピニオン収納部72のねじり変位が
上部・下部83,84を介してピニオン軸24を変位さ
せ、ピニオン24aとラック26aとの噛み合い状態を
悪化させるねじり変位を抑制し、ピニオン24aとラッ
ク26aとの噛み合いを適正に保ったねじり変位量の大
きい部分と小さい部分をねじり面とほぼ平行に結合する
補強リブを設ければよい。(詳しくは後述する。)
【0048】このようにして、ラックアンドピニオン2
5のピニオン24aからハウジング70に作用するねじ
り荷重Fsに対して、ハウジング70の最も必要な部分
だけを縦長の補強リブ115で効果的に補強することが
できる。余分な部分を補強しないので、ハウジング70
の重量増加を抑制し大型化を抑制しつつ、ハウジング7
0の変形量を抑制し、ギヤ部の噛み合い不良による操舵
フィーリングや耐久性の低下をより抑制することができ
る。
【0049】このことを、上記図5に基づいて更に詳し
く説明する。ラック収納部71のねじり変形を抑制する
には、ラック収納部71のうち、最もねじれが大きい部
分と最もねじれが小さい部分とを、ねじれ面とほぼ平行
な向きで連結する補強リブを設ければよい。「ねじれ面
とほぼ平行」とは、ラック収納部71を外周面側から見
たときに、ピニオン軸24の中心P1にほぼ平行なこと
を言う。
【0050】すなわち、ラック収納部71のうち、最も
ねじれが大きいラックアンドピニオン機構25(図3参
照)の近傍、すなわち、ピニオン軸24の中心P1の近
傍と、最もねじれが小さいピニオン側取付部75の近傍
とを、ねじれ面とほぼ平行な補強リブで連結すればよ
い。
【0051】ところで、ラック収納部71はラックアン
ドピニオン機構25の位置、すなわち、ピニオン軸24
の中心P1にピニオン収納部72並びに伝達機構収納部
73を一体に設けてある。伝達機構収納部73はピニオ
ン側取付部75側に、電動機取付部91並びにウォーム
収納部95を一体に備える。このため、電動機取付部9
1並びにウォーム収納部95のねじり変位量は、ピニオ
ン収納部72並びに伝達機構収納部73のねじり変位量
と同程度となり、ねじれ面とほぼ平行な同一面上に、ね
じり変位量の大きい電動機取付部91並びにウォーム収
納部95と、ねじり変位量の小さいピニオン側取付部7
5若しくはその近傍とが、位置するようになる。
【0052】本発明は、次の又はの構造にすること
で、ラック収納部71のねじり剛性を高めて、ねじれ変
形を抑制するようにしたことを特徴とする。 高剛性でねじれ変形し難い電動機取付部91やウォー
ム収納部95(以下、両方を含めて単に「電動機取付部
91」と言う。)と、ねじれ変形の起点となるピニオン
側取付部75との間を、ねじれ面とほぼ平行な縦長の補
強リブ115で連結する。このにおいて、補強リブ1
15をラック収納部71に接合するか否かについては任
意である。 電動機取付部91と、ラック収納部71におけるピニ
オン側取付部75の近傍との間を、ねじれ面とほぼ平行
な縦長の補強リブ115で連結する。
【0053】以上の説明から明らかなように、図6に示
すごとく、ハウジング70に横長の補強リブ111,1
12又は横長の補強リブ113を設けることで、ラック
収納部71の曲げ剛性を高めることができる。また、図
7に示すごとく、ハウジング70に縦長の補強リブ11
5を設けることで、ラック収納部71のねじり剛性を高
めることができる。これが、ハウジング70に補強リブ
111,112,115を設ける理由である。
【0054】余分な部分を補強しないので、ハウジング
70の重量増加を抑制し大型化を抑制することができ
る。従って、操舵トルクに補助トルクを加えた複合トル
クが大きい、大型のピニオンアシスト式電動パワーステ
アリング装置10であっても、ハウジング70の重量増
加並びに大型化を抑制しつつ、ハウジング70の変形を
抑制し、ギヤ部の噛み合い不良による操舵フィーリング
や耐久性の低下を抑制することができる。
【0055】ところでハウジング70には、ラックアン
ドピニオン機構25による反力の他に、上記図4の補助
トルク伝達機構44による反力が作用する。しかし、補
助トルク伝達機構44がピニオン軸に伝えるトルクは補
助トルクだけである。補助トルクだけなので、ラックア
ンドピニオン機構25が、操舵トルクに補助トルクを加
えた複合トルクを伝えることと比べて小さい。しかも、
補助トルク伝達機構44はウォームギヤ機構であるか
ら、ウォーム軸46からの反力がハウジング70に与え
る影響は、比較的小さい。このようなことから、補助ト
ルク伝達機構44による反力の影響については考えなく
てもよい。
【0056】なお、上記発明の実施の形態において、請
求項1の横長の補強リブは、数量が限定されるものでは
なく、図6(b)に示すように、1つのリブ113を設
けたり、2つのリブ111,112を設けることができ
る。また、横長の補強リブ111,112,113の長
さについては任意である。さらには、縦長の補強リブ1
15は、ピニオン側取付部75と電動機取付部91(ウ
ォーム収納部95を含む。以下同じ。)との間、又は、
ガイド収納部74におけるピニオン側取付部75の近傍
と電動機取付部91との間を連結したものであればよ
い。
【0057】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ピニオンとラックの噛み合い部分に
最も近いピニオン側取付部を、ガイド収納部の近傍に且
つ伝達機構収納部から離れた位置に寄せて配置し、ラッ
ク収納部にその長手方向に長い横長の補強リブを外周面
に一体に設け、横長の補強リブを、ガイド収納部に対し
てラック収納部の径方向反対側に且つ伝達機構収納部側
に配置したので、ラックアンドピニオンのピニオンから
ハウジングに作用する曲げ荷重に対して、ハウジングの
最も変形し得る部分だけを横長の補強リブで補強するこ
とができる。余分な部分を補強しないので、ハウジング
の重量増加を抑制し大型化を抑制することができる。従
って、操舵トルクに補助トルクを加えた複合トルクが大
きい、重量の重い車種に適用するピニオンアシスト式電
動パワーステアリング装置であっても、ハウジングの重
量増加並びに大型化を抑制しつつ、ハウジングの変形を
抑制し、ギヤ部の噛み合い不良による操舵フィーリング
や耐久性の低下を抑制することができる。
【0058】請求項2は、横長の補強リブを2つのリブ
に分け、これら2つのリブを長手端部側から見たときに
互いにほぼ直角に配置したので、2つのリブの複合した
剛性によって、ハウジングの変形を抑制することができ
る。1つの補強リブだけの場合に比べて、各々のリブの
高さを下げることができる。従って、ハウジングの大型
化をより抑制することができるので、車体への搭載性を
高めることができる。
【0059】請求項3は、ラック収納部を外周面側から
見たときに、伝達機構収納部における電動機取付部を、
ピニオン軸の中心とピニオン側取付部との間に配置し、
ピニオン側取付部と電動機取付部との間、又は、ラック
収納部におけるピニオン側取付部の近傍と電動機取付部
との間を、縦長の補強リブで連結したので、ピニオンか
らハウジングに作用するねじり荷重に対して、ハウジン
グの最も必要な部分だけを縦長の補強リブで効果的に補
強することができる。余分な部分を補強しないので、ハ
ウジングの重量増加をより抑制し大型化を抑制しつつ、
ハウジングの変形量を抑制し、ギヤ部の噛み合い不良に
よる操舵フィーリングや耐久性の低下をより抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置の模
式図
【図2】本発明に係る電動パワーステアリング装置の正
面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係る電動パワーステアリング装置の背
面図
【図6】本発明に係る電動パワーステアリング装置の構
成図
【図7】本発明に係るハウジングの斜視図
【図8】本発明に係る横長の補強リブを設ける原理図
【図9】本発明に係る縦長の補強リブを設ける原理図
【符号の説明】
10…電動パワーステアリング装置、24…ピニオン
軸、24a…ピニオン、25…ラックアンドピニオン機
構、26…ラック軸、26a…ラック、31…転舵車
輪、43…電動機、44…補助トルク伝達機構、60…
ラックガイド、70…ハウジング、71…ラック収納
部、72…ピニオン収納部、73…伝達機構収納部、7
4…ガイド収納部、75…ピニオン側取付部、76…反
ピニオン側取付部、91…電動機取付部、111,11
2…横長の補強リブ(互いに隣接した2つのリブ)、1
15…縦長の補強リブ、121…車体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 康夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D033 CA01 CA02 CA04 CA16 CA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転舵車輪に連結するラック軸を収納した
    筒状のラック収納部と、前記ラック軸のラックに噛み合
    うピニオンを有するピニオン軸を収納したピニオン収納
    部と、前記ピニオン軸に電動機の補助トルクを伝達する
    補助トルク伝達機構を収納した伝達機構収納部と、前記
    ラック軸のうち前記ラックを有する面の背面を押出すラ
    ックガイドを収納したガイド収納部と、前記ラック収納
    部を車体に取付けるべくラック収納部の長手方向に間隔
    をあけて配置した複数の取付部と、を一体的に形成した
    電動パワーステアリング装置のハウジング構造におい
    て、 前記複数の取付部のうち、前記ピニオンと前記ラックの
    噛み合い部分に最も近い取付部をピニオン側取付部とし
    たときに、このピニオン側取付部を前記ガイド収納部の
    近傍に且つ前記伝達機構収納部から離れた位置に寄せて
    配置し、 前記ラック収納部は、その長手方向に長い横長の補強リ
    ブを外周面に一体に設けたものであり、 この横長の補強リブは、前記ガイド収納部に対してラッ
    ク収納部の径方向反対側に且つ前記伝達機構収納部側に
    配置したことを特徴とする電動パワーステアリング装置
    のハウジング構造。
  2. 【請求項2】 前記横長の補強リブは互いに隣接した2
    つのリブからなり、これら2つのリブは長手端部側から
    見たときに互いにほぼ直角に配置したことを特徴とする
    請求項1記載の電動パワーステアリング装置のハウジン
    グ構造。
  3. 【請求項3】 前記伝達機構収納部は、前記電動機を取
    付ける電動機取付部を一体に備え、この電動機取付部
    は、前記ラック収納部を外周面側から見たときに、前記
    ピニオン軸の中心と前記ピニオン側取付部との間に配置
    し、 このピニオン側取付部と前記電動機取付部との間、又
    は、前記ラック収納部におけるピニオン側取付部の近傍
    と前記電動機取付部との間を、縦長の補強リブで連結し
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動パ
    ワーステアリング装置のハウジング構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008238979A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Showa Corp 電動パワーステアリング装置のギヤハウジング構造
JP2014189108A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Showa Corp ステアリング装置およびハウジング構造
JP2018521906A (ja) * 2015-07-31 2018-08-09 ジェイテクト ユーロップ パワーステアリング装置
JP6900589B1 (ja) * 2021-03-25 2021-07-07 日立Astemo株式会社 ステアリング装置

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