JP6894655B2 - グリースポンピング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軸受に潤滑グリースを注入するグリースポンピング装置に関し、グリース潤滑の分野に属する。
集中潤滑システムは、大型建設機械、軍用機械、長距離自動生産ラインおよび極寒地域の屋外作業車両や機械等の多くの産業において広く用いられている。集中潤滑システムは、一般に、グリースポンピング装置を用いて潤滑グリースをグリースディスペンサに送り、次いでグリースディスペンサを通して各被潤滑箇所に搬送する。
現在、一般的なグリースポンピング装置は、プランジャ式グリースポンピング装置であり、具体的には、潤滑グリースを貯蔵するオイルタンク、アクチュエータ、プランジャペア、および、上記の各部材を取り付けるためのポンプ本体を含む。プランジャペアのオイル吸入口がオイルタンクに連通し、アクチュエータの出力回転軸には偏心輪が嵌合され、プランジャペアのプランジャがこの出力回転軸の径方向において偏心輪のリムに当接している。作動時には、アクチュエータの出力回転軸が正逆転し、偏心輪を正逆転させることにより、プランジャペアのプランジャの往復運動を駆動し、プランジャペアのオイル吸入口から所定量の潤滑グリースを吸引し、プランジャペアのドレインポートを介して被潤滑箇所に搬送する。ここで、プランジャペアのドレインポートに連通する潤滑管路には切替弁が設けられ、この切替弁は、少なくとも2つの弁位置に配置される。第1弁位置に位置しているとき、潤滑グリースを被潤滑箇所に送ることができ、通常は加圧段階と呼ばれる。第2弁位置に位置しているとき、余剰の潤滑グリースをオイルタンクに戻すことができ、通常は放圧段階と呼ばれる。具体的には、この切替弁は、一つの吸入ポートと、一つの戻りポートと、少なくとも1つの吐出ポートとを有している。ここで、吸入ポートがプランジャペアのドレインポートに連通し、戻りポートがオイルタンクに連通し、吐出ポートが潤滑管路に連通する。切替弁が第1弁位置にあるとき、その吸入ポートと吐出ポートが導通し、プランジャペアが吸い上げた潤滑グリースが、プランジャペアのドレインポート、切替弁の吸入ポート、吐出ポートを経て潤滑管路に流入し、被潤滑箇所に送られる。切替弁が第2弁位置にあるときは、その吐出ポートと戻りポートとが導通し、潤滑管路内の余剰の潤滑グリースが切替弁の吐出ポート、戻りポートを経てオイルタンクに戻る。従来のグリースポンピング装置は、電磁切替弁が多く用いられ、切替弁は、潤滑グリースの影響で切替抵抗が大きく、電動制御の切替弁は、焼損しやすく、油圧制御の切替弁は、構造が複雑で大型であった。
本発明の目的は、全体的な構造がよりコンパクトであり、占める空間が小さいグリースポンピング装置を提供することにある。
上記の技術課題を解決するために、本発明によるグリースポンピング装置は、ポンプ本体と、出力回転軸を有する駆動機構と、前記駆動機構により駆動される少なくとも1つのプランジャペアとを備え、切替弁、およびポンプ本体の中に設けられたレバー機構をさらに備える。前記切替弁のバルブコアの各弁位置間の切替動作は、レバー機構の揺動動作によって行われる。前記出力回転軸には、これに追従して回転するトグル部材が連結される。出力回転軸の正逆往復回転により、トグル部材がレバー機構を正逆方向にトグルしてレバー機構を往復揺動させて切替弁の弁位置を切り替える。前記レバー機構および前記トグル部材の少なくとも一方は、弾性構造である。出力回転軸の正転または逆転時に、前記トグル部材が前記レバー機構に当接してバルブコアを動作させる。対応する弁位置にバルブコアが切り替えられたとき、弾性構造の弾性変形によりトグル部材とレバー機構とが相対的に摺動する。
本発明のグリースポンピング装置は、従来技術の電磁弁を機械式の切替弁に置き換え、同時に切替弁をケーシング内に配置して、全体的な構造をコンパクトにし、占有スペースを小さくするとともに、切替弁の外付けによるレイアウト上の不都合も回避される。本発明の切替弁の切替動力は、プランジャペアの動作を駆動する駆動部材に由来し、レバー機構とトグル部材との提携で切替弁のバルブコアに伝達される。出力回転軸が正逆転することにより、バルブコアを弁本体内で往復移動させて作動位置の切替が実現される。機械式の切替弁構造は、電磁式の切替弁に比べて、電力を消費することがなく、コストも低減できる。
さらに、前記切替弁がスプール弁構造である。
さらに、前記切替弁が2位置切替弁である。
具体的には、前記2位置切替弁が四方切替弁であり、第1弁位置にあるとき、2位置切替弁の第1吐出ポートは、2位置切替弁の吸入ポートに導通し、第2吐出ポートは、前記2位置切替弁の戻りポートに導通し、第2弁位置にあるとき、2位置切替弁の第1吐出ポートは、2位置切替弁の戻りポートに導通し、第2吐出ポートは、前記2位置切替弁の吸入ポートに導通する。
または、前記2位置切替弁が三方切替弁であり、切替弁が第1弁位置にあるとき、前記吸入ポートと前記吐出ポートのみが導通し、切替弁が第2弁位置にあるとき、前記吸入ポート、吐出ポートおよび戻りポートが互いに導通する。
または、前記2位置切替弁が二方開閉弁である。
上記の各技術手段のいずれか一つを基に、前記レバー機構は、弾性構造であり、第1、第2レバー体を備える組み合わせ式レバーを備える。第1レバー体の一端が弁本体に枢着され且つその枢着点が支点を形成し、第1レバー体の他端が第2レバー体に枢着される。第2レバー体がトグル部材に係合する。レバー機構は、第1、第2レバー体の枢着点に位置して両レバー体を同一直線線上に保持する弾性部材をさらに備える。弾性部材は、第2レバーがトグル部材からずれた後に第2レバーを第1レバーと同一直線線上の位置に復帰させる。弾性部材によって第2レバー体を第1レバー体に対して一定角度範囲で回転させることができる。それによって、トグル部材で第2レバー体をトグルする際に、弾性部材の作用で第1レバー体もある程度トグルされて、バルブコアの弁位置の切替をさせる。トグル部材が第2レバー体を一定の角度までトグルして第2レバー体からずれると、第2レバー体は、弾性部材の作用で第1レバー体と同一直線上の位置に復帰でき、第2レバー体は当該位置にある時に、トグル部材の回転中に再びトグル部材によってトグルされることができる。
上記の手段を基に、さらに、弾性部材は、差込口が支点によって第2レバー体に向けられた「U」字状のばねクリップであり、「U」字状のばねクリップの差込長さは、第1レバー体の長さよりも長く、かつ、第1、第2レバー体の長さの合計よりも短い。「U」字状のばねクリップで第1、第2レバー体を挟持して第2レバー体に弾性復帰力を与え、構造が簡単である。
また、上記の各技術手段のいずれか一つを基に、前記レバー機構は、弾性構造であり、弁本体に枢着されるロッカーアームおよびロッカーアームの一端に設けられた弾性ブレードを含み、ロッカーアームと弁本体の枢着点によって支点を構成し、バルブコアがロッカーアームに枢着され、弾性ブレードは、出力回転軸の回転時にトグル部材によってトグルされる。
または、上記の各技術手段のいずれか一つを基に、前記トグル部材は、弾性構造である。
上記の各技術手段を基に、ポンプ本体には、少なくとも2つのプランジャペアを有し、各プランジャペアのドレインポートが互いに導通する。
具体的な実施例におけるグリースポンピング装置の構造図である。 図1における2位置切替弁とレバー機構とを組み合わせた構造図である。 グリースポンピング装置の実施例1におけるレバー機構の構造図である。 (a)から(c)は、それぞれ、図3におけるレバー機構のばねクリップ、第1レバー体、第2レバー体の構造図である。 図3におけるレバー機構で第1レバー体と第2レバー体とを組み合わせた構造図である。 図5の左側面図である。 (a)から(d)は、それぞれ、図3に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第1弁位置から第2弁位置に切り替えられる各位置の概略図である。 (a)から(d)は、それぞれ、図3に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第2弁位置から第1弁位置へ切り替えられる各位置の概略図である。 グリースポンピング装置の実施例2におけるレバー機構の構造図である。 (a)から(d)は、それぞれ、図9に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第1弁位置から第2弁位置に切り替えられる各位置の概略図である。 (a)から(d)は、それぞれ、図9に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第2弁位置から第1弁位置に切り替えられる各位置の概略図である。 グリースポンピング装置の実施例3におけるレバー機構の構造図である。 (a)から(d)は、それぞれ、図12に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第1弁位置に切り替えられる各位置の概略図である(レバー機構は、簡略化して描かれている)。 (a)から(d)は、それぞれ、図12に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第弁位置から第弁位置に切り替えられる各位置の概略図である(レバー機構は、簡略化して描かれている)。 グリースポンピング装置の実施例4におけるレバー機構の構造図である。 グリースポンピング装置の実施例5におけるレバー機構の構造図である。 第1種類の2位置切替弁を有するグリースポンピング装置の原理図である。 第2種類の2位置切替弁を有するグリースポンピング装置の原理図である。 第3種類の2位置切替弁を有するグリースポンピング装置の原理図である。
本発明のポイントは、全体的な構造がよりコンパクトであり、占める空間が小さいグリースポンピング装置を提供することである。
本発明の技術手段を当業者によりよく理解してもらうために、以下、図面および具体的な実施形態を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
図1を参照する。図1は、具体的な実施例におけるグリースポンピング装置の構造図である。
当該実施例において、本発明によるグリースポンピング装置は、ポンプ本体10と、ポンプ本体10の中に取り付けられた少なくとも1つのプランジャペア20と、駆動機構とを備える。ここで、プランジャペア20のグリース吸込口がオイルタンク60に連通している。前記駆動機構は、プランジャペア20のプランジャーを往復動駆動してオイルタンク60内の潤滑グリースをプランジャペア20のドレインポートから吐出することができる。プランジャペア20と外部管路との間には2位置切替弁40が設けられている。
この実施例では、2位置切替弁40は、ポンプ本体10に設けられ、その吸入ポートがプランジャペア20のドレインポートに連通し、その戻りポートがオイルタンク60に連通し、その吐出ポートが外部管路に連通する。2位置切替弁40の吐出ポートがグリースポンピング装置の出口10aとなっている。
グリースポンピング装置は、駆動機構によって2位置切替弁40のバルブコア42を第1弁位置と第2弁位置との間で切替駆動することにより、加圧段階と放圧段階との間でグリースポンピング装置を切り替えるレバー機構50をさらに含む。
ここで、加圧段階とは、グリースポンピング装置が潤滑グリースを被潤滑箇所に送る段階をいい、放圧段階とは、余剰の潤滑グリースがオイルタンク60に還流する段階をいう。
本発明によるグリースポンピング装置は、プランジャペア20のドレインポートに連通する2位置切替弁40をポンプ本体10に設け、位置を切り替えるように2位置切替弁40のバルブコア42をレバー機構50で駆動する。ここで、レバー機構50は、プランジャペア20の動作を駆動する既存の駆動機構によって駆動され、別途駆動部材を設ける必要がない。本実施形態では、2位置切替弁40をポンプ本体10に内蔵することにより、従来の切替弁の外付けに比べて、グリースポンピング装置の全体的な構成がコンパクトになり、占有スペースが小さくなるとともに、切替弁の外付けによるレイアウト上の不都合などの問題を回避することができる。また、本実施形態では、2位置切替弁40のバルブコア42の位置切替を機械式のレバー機構50によって駆動することにより実現しているので、従来の電磁式の切替弁に比べて、機械式の切替弁の方が確実で占有スペースが小さい。
具体的な実施形態では、駆動機構は、アクチュエータと偏心輪32とを備え、本明細書でモータ31をアクチュエータとして説明するが、アクチュエータがほかの構造であってもよいことは理解される。ここで、モータ31の出力回転軸311は、正逆転可能であり、偏心輪32は、フラットキーによってモータ31の出力回転軸311に固定されている。プランジャペア20のプランジャは、出力回転軸311の径方向において、偏心輪32のリムに当接している。具体的には、出力回転軸311は、2段式連結構造とすることができ、一方の段はモータ31内に固定して設け、他方の段は偏心輪32内に挿入して、組み立てを容易にする。もちろん、実際の設置に際しては、出力回転軸311を一体的に構成することも可能である。これにより、モータ31の駆動により偏心輪32が正逆転し、プランジャペア20のプランジャが出力回転軸311の径方向に往復運動し、オイルタンク60内の潤滑グリースを定量吐出する。レバー機構50には種々の具体的な構成があるが、以下に5つの実施例を挙げて具体的に説明する。
レバー機構50の実施例1については、図2から図6を参照されたい。この実施形態では、レバー機構50は、組み合わせレバーを含み、組み合わせレバーは、第1レバー体511と、第2レバー体512とを含み、レバー機構は、さらにばねクリップ513を含む。第1レバー511の第1端部は、2位置切替弁40の弁本体41に回転可能に、具体的にはピンを介して連結される。第1レバー511の第2端部は、第2レバー体512の第1端部に枢着される。バルブコア42の外端は、第1レバー体511の第2端部に枢着される。具体的には、第1レバー体511の第2端部、第2レバー体512の第1端部およびバルブコア42の外端に貫通孔を開口して、三者をピンで連結することができる。
第1レバー体511と第2レバー体512とは、ばねクリップ513の中に挟まれるように設けられている。図3に示すように、ばねクリップ513の輪郭は、第1レバー体511と第2レバー体512とが係合した後の周壁に整合し、すなわち、「U」字状のばねクリップである。また、第2レバー体512の両側とばねクリップ513の挟持片との間に所定の隙間が形成されている。ばねクリップ513のバネ力により第1レバー体511と第2レバー512とが常に同一直線上になるように付勢されている。すなわち、外力が作用しなくなると、ばねクリップ513のバネ力により、第1レバー体511と第2レバー体512とが同一直線上になる。
このように構成されると、外力の作用を受けて、第1レバー体511は、その第1端部を中心に回転可能であり、回転の間にバルブコア42を移動させてバルブコア42の位置を変化させる。第1レバー体511の回転が阻止されると、これに枢着された第2レバー体512は、外力によって第1レバー体511の第2端部(すなわち第2レバー体512の第1端部)回りに回転可能となる。
バルブコア42の過度の移動を回避するために、弁本体41の対応する位置には、バルブコア42の位置を規制するストッパ43が設けられている。バルブコア42が所定位置に移動した後は、ストッパ43に係止されて第1レバー体511はそれ以上回転することができず、バルブコア42は、対応する弁位置に保持される。
駆動機構の出力回転軸311には、トグル部材321が設けられている。トグル部材321は、モータ31の駆動によって回転すると、第2レバー体512の第2端部を押圧してレバー機構50を動作させる。もちろん、他の実施形態では、トグル部材321は、偏心輪に設けられてもよい。
以下に、図7(a)から図7(d)と図8(a)から図8(d)とを参照して、この実施例におけるレバー機構50が駆動機構により駆動されてバルブコア42をどのように切替位置に移動させるかを具体的に説明する。
まず、図7(a)から図7(d)を参照する。図7(a)から図7(d)は、図3に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第1弁位置から第2弁位置に切り替えられる各位置の概略図である。
モータ31によって出力回転軸311を正転(すなわち、時計回りに回転)させると、図7(a)に示すように、それに設けられたトグル部材321が追従して正転して当該レバー機構50の第2レバー体512の第2端部に当接する。トグル部材が引き続き回転すると、当該トグル部材が第2レバー体512を押圧してレバー機構50全体を回転させる。ばねクリップ513の挟持作用により、この際に第1レバー体511と第2レバー体512とが一体的に回転する。その過程でバルブコア42が引っ張られて移動し、第1弁位置から第2弁位置へ切り替えられる。ばねクリップ513は、第1レバー体511と第2レバー体512とが一体的に回転可能に保持されるように、十分な剛性を有するべきである。
バルブコア42が第2弁位置に切り替えられると、対応するストッパ43に係止されてバルブコア42の移動が停止する。これに呼応して、図7(b)に示すように、第1レバー体511の回転も規制される。このとき、第2レバー体512にはまだトグル部材321が当接しており、トグル部材321がさらに回転し、第2レバー体512は、押圧されて引き続き回転する。図7(c)に示すように、第1レバー体511は規制されているため、第2レバー体512のみがその第1端部を中心に回転する。その過程で、トグル部材321が第2レバー体を乗り越えて第2レバー体512から離脱するまで、トグル部材321が第2レバー体512を押圧し、第2レバー体512がばねクリップ513の対応する側の挟持片に当接して挟持片を押しながら弾性変形して一緒に回転する。トグル部材321が時計回りまたは反時計回りに連続的に回転すると、トグル部材321と組み合わせレバーとの間のこのような動作関係が継続し、すなわち、トグル部材が回転部材を乗り越え続け、切替弁が切り替えられないことが理解される。第2レバー体512からトグル部材321が離脱すると、第2レバー体512は、図7(d)に示すように、ばねクリップ513の挟持片により復帰する。すなわち、第2レバー体512の第2端部は、トグル部材321の移動軌跡上に復帰する。よって、トグル部材321が反転しても第2レバー体512に当接して押圧する。このときトグル部材321は、組み合わせレバーを回転駆動して切替弁を切り替える。
なお、図7(c)から図7(d)においては、第1レバー体511が動かず、バルブコア42もストッパ43に規制されて移動できないため、バルブコア42は、第2弁位置に保持される。この過程では、第2レバー体512のみが動作する。
本実施例では、バルブコアに対し一定の移動ストロークを設定しており、バルブコアが最大ストロークまで移動すると停止する。レバー機構の回転範囲は、バルブコアの移動ストロークに応じて設計される。
図8(a)から図8(d)を再び参照する。図8(a)から図8(d)は、図3に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第2弁位置から第1弁位置に切り替えられる各位置の概略図である。
図8(a)に示すように、モータ31によって出力回転軸311が逆転(すなわち、反時計回り回転)するときに、それに設けられたトグル部材321が追従して逆転し、当該レバー機構50の第2レバー体512の第2端部に当接する。出力回転軸311がさらに回転すると、トグル部材321が第2レバー体512を押してレバー機構50全体を回転させる。その際、ばねクリップ513の挟持作用により、第1レバー体511と第2レバー体512とが一体的に回転する。その過程でバルブコア42が引っ張られて第2弁位置から第1弁位置へ切り替えられる。第1レバー体511および第2レバー体512が一体的な回転を維持することができるように、ばねクリップ513は、十分な剛性を有するべきであることが理解される。
バルブコア42が第1弁位置に切替えられると、図8(b)に示すように、対応するストッパ43に係止されてバルブコア42の移動が停止するとともに、第1レバー体511の回転も規制される。このとき、第2レバー体512にはまだトグル部材321が当接しており、出力回転軸311がさらに回転し、トグル部材321が第2レバー体512を押してさらに回転する。このとき、図8(c)に示すように、第1レバー体511は規制されているので、第2レバー体512のみがその第1端部を中心に回転する。この過程で、トグル部材321が第2レバー体512から離脱するまで、第2レバー体512は、ばねクリップ513の対応する側の挟持片に当接して挟持片を押しながら一緒に回転する。トグル部材321が第2レバー体512から離脱すると、図8(d)に示すように、第2レバー体512は、ばねクリップ513の挟持片によって復帰する。すなわち、第2レバー体512の第2端部は、トグル部材321の移動軌跡上に復帰する。よって、トグル部材321が正転する間に、第2レバー体512を当接して押圧することができることが理解される。
同様に、図8(c)から図8(d)においても、第1レバー体511は動かず、バルブコア42もストッパに規制されて移動できないので、バルブコア42は、第1弁位置に保持される。その過程で、第2レバー体512のみが動作する。
レバー機構50の実施例2は、図9を参照されたい。この実施形態では、レバー機構50は、ロッカーアーム521と、弾性ブレード522とを備える。このうち、ロッカーアーム521の第1端部は、2位置切替弁40の弁本体41に回転可能に連結され、ロッカーアーム521の中間部は、バルブコア42に枢着され、弾性ブレード522は、ロッカーアーム521の第2端部に固着されている。組み立て後、ロッカーアーム521は、外力の作用でその第1端部を中心に回転することができる。回転中に、ロッカーアーム521は、バルブコア42を引っ張り移動させ、バルブコア42の位置を変更することができる。前記実施例1と同様に、バルブコア42の過度の移動を避けるために、弁本体41における対応する位置には、バルブコア42の位置を規制するストッパ43が設けられている。バルブコア42が所定位置に移動した後は、ストッパ43に係止されてロッカーアーム521がそれ以上回転できず、バルブコア42を対応する弁位置に保持することができる。この実施形態では、さらに、上記駆動機構の出力回転軸311にトグル部材321を設けて弾性ブレード522を押す必要があり、続いてレバー機構50を動作させる。
図10(a)から図10(d)を参照する。図10(a)から図10(d)は、図9に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第1弁位置から第2弁位置に切り替えられる各位置の概略図である。
この実施例では、前記実施例1の切替工程と同様に、図10(a)に示すように、出力回転軸311が正転してトグル部材321が弾性ブレード522に当接する。そのあと、出力回転軸311の回転が継続され、トグル部材321が弾性ブレード522を押してレバー機構50全体を回転させるようになっている。この弾性ブレード522は、ロッカーアーム521と弾性ブレード522とが一体的に回転するように十分な剛性を有しており、この過程でバルブコア42が引っ張られて第1弁位置から第2弁位置に切り替わるようになっていることが理解できる。
図10(b)に示すように、バルブコア42が第2弁位置に切り替えられると、同様に、対応するストッパ43に係止されて、バルブコア42の移動が停止するとともに、ロッカーアーム521の回転が規制される。このとき、図10(c)に示すように、トグル部材321が弾性ブレード522に当接し、出力回転軸311がさらに回転し、トグル部材321が弾性ブレード522を押して弾性ブレード522を変形させる。さらに、出力回転軸311の回転に伴って、トグル部材321が弾性ブレード522から離れる。トグル部材321の作用力がなくなると、図10(d)に示すように、弾性ブレード522は元の形に復帰する。すなわち、弾性ブレード522はトグル部材321の移動軌跡上に復帰する。よって、トグル部材321の反転時に弾性ブレード522に当接して押圧することができる。
同様に、図10(c)から図10(d)では、ロッカーアーム521が動かず、ストッパ43に規制されてバルブコア42も移動しないため、バルブコア42は第2弁位置に保持され、その過程で弾性ブレード522のみが変形することが理解される。
バルブコア42が第2弁位置から第1弁位置に切り替えられる過程において、上記と同様であるので、ここではその説明を繰り返さない。具体的には図11(a)から図11(d)を参照する。図11(a)から図11(d)は、図9に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第2弁位置から第1弁位置に切り替えられる各位置の概略図である。
トグル部材321のレバー機構に当接する部分にローラを設けることにより、トグル部材321の摩耗を低減することができる。
レバー機構50の実施例3については、図12を参照されたい。この実施形態では、レバー機構50は、揺動アーム531を含む。揺動アーム531の第1端部は、2位置切替弁40の弁本体41に回転可能に連結され、揺動アーム531の中間部は、バルブコア42に連結されている。組み立て後、外部からの力を受けて、揺動アーム531は、その第1端部を中心に回転可能であり、その回転中に、バルブコア42を引っ張って移動させることによって、バルブコア42の位置を変更することができる。同様に、バルブコア42の過度の移動を避けるために、バルブコア42の位置を規制するストッパ43が弁本体41の対応する位置に設けられている。この実施例では、出力回転軸311に設けられたトグル部材532は弾性構造であり、出力回転軸311が回転すると、トグル部材532が揺動アーム531の第2端部を押すことにより、バルブコア42を移動させる。
図13(a)から図13(d)を参照する。図13(a)から図13(d)は、図12に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第1弁位置に切り替えられる位置の概略図である。この実施例では、前記の2つの実施例の切替工程と同様に、図13(a)に示すように、出力回転軸311が正転して弾性的トグル部材532が揺動アーム531の第2端部に当接する。その後、出力回転軸311が回転し続けて弾性的トグル部材532が揺動アーム531を回転付勢する。この弾性的トグル部材532は、揺動アーム531を回転付勢するのに十分な剛性を有していなければならず、この過程で揺動アーム531がバルブコア42を引っ張って、図13(b)に示すように、弁位置から第弁位置へ切り替える。
バルブコア42が第弁位置に切り替えられると、同様に、図13()に示すように、対応するストッパ43に係止されて、バルブコア42の移動が停止するとともに、揺動アーム531の回転が規制される。このとき、弾性的トグル部材532が揺動アーム531に当接したまま、出力回転軸311がさらに回転する。揺動アーム531が動作しなくなるので、弾性的トグル部材532は、図13()に示すように、規制されて弾性変形する。出力回転軸311の回転に伴って弾性的トグル部材532が揺動アーム531から離れる。離れた後に、反転時に揺動アーム531に当接して押圧するように、図14(a)に示すように、弾性的トグル部材532が元の形に復帰する。
バルブコア42が第弁位置から第弁位置に切り替えられる過程において、上記と同様であるので、ここではその説明を繰り返さない。具体的には図14(a)から図14(d)を参照する。図14(a)から図14(d)は、図12に示すレバー機構による駆動で、バルブコアが第弁位置から第弁位置に切り替えられる位置の概略図である。
具体的には、揺動アーム531の第2端部と弾性的トグル部材532との当接部に、弾性的トグル部材532の摩耗を緩和するためのローラーを設けるとよい。
上記実施例では、トグル部材が弾性ブレードであり、弾性構造に形成されるが、他の実施形態では、トグル部材は、実施例1のようなレバー機構の構造を用いて弾性構造を形成してもよい。
レバー機構50の実施例4については、図15を参照されたい。この実施形態では、レバー機構50は、ロッカーアーム521と、弾性ブレード522とを備える。このうち、ロッカーアーム521の中間部は、2位置切替弁40の弁本体41に回転可能に連結され、ロッカーアーム521の第1端部は、バルブコア42に枢着される。弾性ブレード522は、ロッカーアーム521の第2端部に固着されている。組み立て後、ロッカーアーム521は、その中央を中心に外力の作用下に回転可能であり、回転中にバルブコア42を引っ張って移動させ、バルブコア42の位置を変化させることができる。前記実施例1と同様に、バルブコア42の過度の移動を避けるために、弁本体41の対応する位置には、バルブコア42の位置を規制するストッパ43が設けられている。バルブコア42が所定位置に移動した後は、ストッパ43に係止されてロッカーアーム521がそれ以上回転できず、バルブコア42を対応する弁位置に保持することができる。
この実施例では、前記実施例1と同様に、前記駆動機構の出力回転軸311にトグル部材321を設けて弾性ブレード522を押してレバー機構50を動作させる。
レバー機構50の実施形態5は、図16に示すように、この実施形態では、レバー機構50は、揺動アーム511、回転アーム512およびばねクリップ51を備える。揺動アーム511の第1端部はバルブコア42に枢着され、揺動アーム511の中間部は2位置切替弁40の弁本体41に枢着され、具体的にはピンを介して連結され、揺動アーム511の第2端部は回転アーム512の第1端部に枢着される。具体的には揺動アーム511の第2端部、回転アーム512の第1端部に貫通孔を開口して、ピンを介して両者を連結する。揺動アーム511と回転アーム512とは、ばねクリップ513の中に挟まれている。
このように組み立てられた後、外力が作用すると、揺動アーム511はその中央を中心に回転し、その回転の間にバルブコア42を引っ張って移動させ、バルブコア42の位置を変化させる。揺動アーム511の回転が阻止されると、これに枢着された回転アーム512は、外力によって、揺動アーム511の第2端部、すなわち回転アーム512の第1端部を中心に回転することができる。
バルブコア42が過度に移動することを避けるために、弁本体41の対応する位置には、バルブコア42の位置を規制するストッパ43が設けられている。バルブコア42が所定位置に移動した後は、ストッパ43に係止されて揺動アーム511がそれ以上回転できず、バルブコア42を対応する弁位置に保持することができる。
駆動機構の出力回転軸311には、トグル部材が設けられている。前記トグル部材は、モータ31の駆動により回転することで回転アーム512の第2端部を押圧してレバー機構50を動作させる。
以上、5種類のレバー機構50の具体的な実施例を説明したが、レバー機構50は、上記実施例に加えて種々の変形が可能であることは明らかである。上述の実施例に基づき、グリースポンピング装置は、異なる潤滑グリースポンピング装置の送出量の要求に対応するために、複数のプランジャペア20を備えることができる。プランジャペア20が2つ以上ある場合には、各プランジャペア20のドレインポートが互いに導通する。この場合、2位置切替弁40の吸入ポートは、いずれか一方のプランジャペア20のドレインポートに連通されていればよい。
なお、プランジャペア20のドレインポートには、オイルタンクに導通するオーバーフロー弁を設けてもよいし、リリーフ弁を設けてもよい。
なお、上記各実施例に基づき、2位置切替弁40の吐出ポートは、1つだけ設けてもよいし、2つ設けてもよい。
図17は、第1種類の2位置切替弁を有するグリースポンピング装置の原理図である。
この構成では、2位置切替弁40には、2つの吐出ポートA、Bが設けられている。この場合、2位置切替弁40は、2位置の四方弁となる。具体的には、2位置切替弁40が第1弁位置にあるとき、その吸入ポートに吐出ポートAのみが導通し、吐出ポートBに戻りポートのみが導通し、2位置切替弁40が第2弁位置にあるとき、その吸入ポートに吐出ポートBのみが導通し、吐出ポートAに戻りポートのみが導通するように配置することができる。このように、外部管路は、2本設けられ、それぞれ吐出ポートA、Bに連通する。作動時、切替弁によって2本の外部管路が異なる弁位置にあるときに、加圧と放圧とを交互に行う。具体的な態様としては、吐出ポート口A、Bに連通する2線式のディスペンサを設け、潤滑グリースを2線式のディスペンサによって被潤滑箇所に供給するようにしてもよい。
図18は、第2種類の2位置切替弁を有するグリースポンピング装置の原理図である。
この構成では、2位置切替弁40に1つの吐出ポートCしか設けられていないので、2位置切替弁40は2位置の三方弁となる。2位置切替弁40が第1弁位置にあるとき、その吸入ポートは吐出ポートCのみと導通し、2位置切替弁40が第2弁位置にあるとき、その戻りポート、吸入ポートおよび吐出ポートCは互いに導通する。このように、外部管路は、吐出ポートCに連通するように1本だけ設けられ、作動時に潤滑グリースを汲み上げる管路と、余剰の潤滑グリースを還流する管路とを兼ねている。具体的な態様としては、吐出ポートCに連通する単線のディスペンサを設け、この単線のディスペンサによって潤滑グリースを被潤滑箇所に分配するようにしてもよい。
図19は、第種類の2位置切替弁を有するグリースポンピング装置の原理図である。
この構成では、2位置切替弁40に1つの吐出ポートDしか設けられていないので、2位置切替弁40は2位置の三方弁となる。2位置切替弁40が第1弁位置にあるとき、その吸入ポートは吐出ポートDのみと導通し、2位置切替弁40が第2弁位置にあるとき、その戻りポートは吐出ポートDのみと導通する。このように、外部管路は、吐出ポートDに連通するように1本だけ設けられており、作動時に潤滑グリースを汲み上げる管路と、余剰の潤滑グリースを還流する管路とを兼ねている。具体的な態様としては、吐出ポートDに連通する単線のディスペンサを設け、単線のディスペンサによって潤滑グリースを被潤滑箇所に分配するようにしてもよい。
また、具体的には、2位置切替弁40に1つの吸入ポート、1つの戻りポート、および2つの吐出ポートを有する4つのポートを設けることができる。実用に際しては、いずれかの吐出ポートを、場合によっては閉塞して2位置の3方弁として動作させることもできるし、閉塞しないで2位置の4方弁として動作させることもできる。このようにすれば、用途に応じて、使用場面の違いによる特別の設計をする必要がなくなる。
なお、2位置切替弁40は、スプール弁構造としてもよいし、ロータリ弁構造としてもよい。切替弁をロータリ弁構造とする場合、レバー機構の構造を適宜変更する必要がある。ロータリ弁の位置は、上記実施例のスプール弁に対して90度反転させる。バルブコアには、対応する回転ハンドルを設け、回転ハンドルをレバー機構の支点位置に連結したり、レバー機構のバルブコアとの枢着位置に連結したりすることもできる。あるいは、他の実施形態では、切替弁は、バルブコアがその移動ストローク内に3つの弁位置を有する、3位置の四方弁であってもよい。
他の実施形態では、レバー機構は、組み合わせ式であってもよく、弾性クリップから形成された弾性部材を備えるとともに、トグル部材も弾性的トグル部材が用いられる。組み合わせ式レバーの剛性が弾性的トグル部材の剛性値と適合することが保証されている限り、抵抗制限駆動を満たすことができる。
他の実施形態では、レバー機構は、省力レバーを使用せず、たとえば、レバー機構の支点をバルブコアと偏心輪の間に、すなわち、レバー機構のトグル部材と駆動結合された動力入力端と、バルブコアに枢着された枢着点との間に、支点を配置することもできる。
なお、上記各実施形態において、出力回転軸は、正転方向に一定サイクル数連続して回転した後に、逆転方向に一定サイクル数回転してもよいし、正転方向および逆転方向に1サイクル未満に回転してもよいし、回転ストロークでレバー機構をトグルすることができればよい。出力回転軸は、正転方向で一定サイクル数の後にしばらく停止し、動作を必要とするときは逆転する。正逆転の回転ストロークが1サイクル未満の場合には、正転限界位置までの間に止まり、動作に必要なときに逆転してレバー機構を逆方向にトグルすればよい。
以上、本発明に係るグリースポンピング装置について詳細に説明した。本発明の原理および実施形態は、具体例を用いて本明細書に記載されており、上記の実施例の説明は、本発明の方法およびその核心的な思想の理解を助けるためのものに過ぎない。なお、当業者にとって、本発明の要旨を逸脱しない範囲で創造性のある作業をせずに該実施例の修正や修飾を成し得ることができ、かかる修正や修飾も、本発明の保護範囲に含まれる。
(付記)
(付記1)
ポンプ本体と、出力回転軸を有する駆動機構と、前記駆動機構により駆動される少なくとも1つのプランジャペアとを備えるグリースポンピング装置において、
切替弁、およびポンプ本体の中に設けられたレバー機構をさらに備え、
前記切替弁のバルブコアの各弁位置間の切替動作は、レバー機構の揺動動作によって行われ、
前記出力回転軸には、これに追従して回転するトグル部材が連結され、
出力回転軸の正逆往復回転により、トグル部材がレバー機構を正逆方向にトグルしてレバー機構を往復揺動させて切替弁の弁位置を切り替え、
前記レバー機構および前記トグル部材の少なくとも一方は、弾性構造であり、
出力回転軸の正転または逆転時に、前記トグル部材が前記レバー機構に当接してバルブコアを動作させ、
対応する弁位置にバルブコアが切り替えられたとき、弾性構造の弾性変形によりトグル部材とレバー機構とが相対的に摺動することを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記2)
付記1に記載のグリースポンピング装置において、
前記切替弁がスプール弁構造であることを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記3)
付記2に記載のグリースポンピング装置において、
前記切替弁が2位置切替弁であることを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記4)
付記3に記載のグリースポンピング装置において、
前記2位置切替弁が四方切替弁であり、第1弁位置にあるとき、2位置切替弁の第1吐出ポートは、2位置切替弁の吸入ポートに導通し、第2吐出ポートは、前記2位置切替弁の戻りポートに導通し、第2弁位置にあるとき、2位置切替弁の第1吐出ポートは、2位置切替弁の戻りポートに導通し、第2吐出ポートは、前記2位置切替弁の吸入ポートに導通することを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記5)
付記3に記載のグリースポンピング装置において、
前記2位置切替弁が三方切替弁であり、切替弁が第1弁位置にあるとき、前記吸入ポートと前記吐出ポートのみが導通し、切替弁が第2弁位置にあるとき、上記吸入ポート、吐出ポートおよび戻りポートが互いに導通することを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記6)
付記3に記載のグリースポンピング装置において、
前記2位置切替弁が二方開閉弁であることを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記7)
付記1から6のいずれか一つに記載のグリースポンピング装置において、
前記レバー機構は、弾性構造であり、第1、第2レバー体を備える組み合わせ式レバーを備え、
第1レバー体の一端が弁本体に枢着され且つその枢着点が支点を形成し、第1レバー体の他端が第2レバー体に枢着され、
第2レバー体がトグル部材に係合し、
レバー機構は、第1、第2レバー体の枢着点に位置して両レバー体を同一直線上に保持する弾性部材をさらに備え、
弾性部材は、第2レバーがトグル部材からずれた後に第2レバーを第1レバーと同一直線上の位置に復帰させることを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記8)
付記7に記載のグリースポンピング装置において、
前記弾性部材は、差込口が支点によって第2レバー体に向けられた「U」字状のばねクリップであり、「U」字状のばねクリップの差込長さは、第1レバー体の長さよりも長く、かつ、第1、第2レバー体の長さの合計よりも短いことを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記9)
付記1から6のいずれか一つに記載のグリースポンピング装置において、
前記レバー機構は、弾性構造であり、弁本体に枢着されるロッカーアームおよびロッカーアームの一端に設けられた弾性ブレードを含み、
ロッカーアームと弁本体の枢着点によって支点を構成し、バルブコアがロッカーアームに枢着され、弾性ブレードは、出力回転軸の回転時にトグル部材によって動かされることを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記10)
付記1から6のいずれか一つに記載のグリースポンピング装置において、
前記トグル部材は、弾性構造であることを特徴とするグリースポンピング装置。
(付記11)
付記1に記載のグリースポンピング装置において、
ポンプ本体には、少なくとも2つのプランジャペアを有し、
各プランジャペアのドレインポートが互いに導通することを特徴とするグリースポンピング装置。
図1から図19における部材の名称と、図面の記号との間の一対一の対応関係は、以下のとおりである。
10 ポンプ本体、10a 出口、20 プランジャペア、31 モータ、311 出力回転軸、321 トグル部材、32 偏心輪、40 2位置切替弁、41 弁本体、42 バルブコア、43 ストッパ、50 レバー機構、511 第1レバー体、512 第2レバー体、513 ばねクリップ、521 ロッカーアーム、522 弾性ブレード、531 揺動アーム、532 弾性的トグル部材、60 オイルタンク。

Claims (13)

  1. ポンプ本体と、出力回転軸を有する駆動機構と、前記駆動機構により駆動される少なくとも1つのプランジャペアとを備えるグリースポンピング装置において、
    切替弁、およびポンプ本体の中に設けられたレバー機構をさらに備え、
    前記切替弁のバルブコアの各弁位置間の切替動作は、レバー機構の揺動動作によって行われ、
    前記出力回転軸には、これに追従して回転するトグル部材が連結され、
    出力回転軸の正逆往復回転により、トグル部材がレバー機構を正逆方向にトグルしてレバー機構を往復揺動させて切替弁の弁位置を切り替え、
    前記レバー機構および前記トグル部材の少なくとも一方は、弾性構造であり、
    出力回転軸の正転または逆転時に、前記トグル部材が前記レバー機構に当接してバルブコアを動作させ、
    対応する弁位置にバルブコアが切り替えられたとき、弾性構造の弾性変形によりトグル部材とレバー機構とが相対的に摺動することを特徴とするグリースポンピング装置。
  2. 請求項1に記載のグリースポンピング装置において、
    前記切替弁がスプール弁構造であることを特徴とするグリースポンピング装置。
  3. 請求項2に記載のグリースポンピング装置において、
    前記切替弁が2位置切替弁であることを特徴とするグリースポンピング装置。
  4. 請求項3に記載のグリースポンピング装置において、
    前記2位置切替弁が四方切替弁であり、第1弁位置にあるとき、2位置切替弁の第1吐出ポートは、2位置切替弁の吸入ポートに導通し、第2吐出ポートは、前記2位置切替弁の戻りポートに導通し、第2弁位置にあるとき、2位置切替弁の第1吐出ポートは、2位置切替弁の戻りポートに導通し、第2吐出ポートは、前記2位置切替弁の吸入ポートに導通することを特徴とするグリースポンピング装置。
  5. 請求項3に記載のグリースポンピング装置において、
    前記2位置切替弁が三方切替弁であり、切替弁が第1弁位置にあるとき、前記2位置切替弁の吸入ポートと前記2位置切替弁の吐出ポートが導通し、切替弁が第2弁位置にあるとき、上記吸入ポート、吐出ポートおよび前記2位置切替弁の戻りポートが互いに導通することを特徴とするグリースポンピング装置。
  6. 請求項3に記載のグリースポンピング装置において、
    前記2位置切替弁が二方開閉弁であることを特徴とするグリースポンピング装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のグリースポンピング装置において、
    前記レバー機構は、弾性構造であり、第1、第2レバー体を備える組み合わせ式レバーを備え、
    第1レバー体の一端が弁本体に枢着され且つその枢着点が支点を形成し、第1レバー体の他端が第2レバー体に枢着され、
    第2レバー体がトグル部材に係合し、
    レバー機構は、第1、第2レバー体の枢着点に位置して両レバー体を同一直線上に保持する弾性部材をさらに備え、
    弾性部材は、第2レバーがトグル部材からずれた後に第2レバーを第1レバーと同一直線上の位置に復帰させることを特徴とするグリースポンピング装置。
  8. 請求項7に記載のグリースポンピング装置において、
    前記弾性部材は、差込口が支点によって第2レバー体に向けられた「U」字状のばねクリップであり、「U」字状のばねクリップの差込長さは、第1レバー体の長さよりも長く、かつ、第1、第2レバー体の長さの合計よりも短いことを特徴とするグリースポンピング装置。
  9. 請求項1から6のいずれか一項に記載のグリースポンピング装置において、
    前記レバー機構は、弾性構造であり、弁本体に枢着されるロッカーアームおよびロッカーアームの一端に設けられた弾性ブレードを含み、
    ロッカーアームと弁本体の枢着点によって支点を構成し、バルブコアがロッカーアームに枢着され、弾性ブレードは、出力回転軸の回転時にトグル部材によって動かされることを特徴とするグリースポンピング装置。
  10. 請求項9に記載のグリースポンピング装置において、
    前記トグル部材のレバー機構に当接する部分にローラが設けられることを特徴とするグリースポンピング装置。
  11. 請求項1から6のいずれか一項に記載のグリースポンピング装置において、
    前記トグル部材は、弾性構造であることを特徴とするグリースポンピング装置。
  12. 請求項11に記載のグリースポンピング装置において、
    前記レバー機構は揺動アームを含み、前記揺動アームは、前記揺動アームの第1端部を中心に回転可能であり、前記出力回転軸が回転すると、弾性トグル部材が前記揺動アームの第2端部を押すことにより、前記バルブコアを移動させ、前記揺動アームの第2端部の弾性トグル部材に当接する部分にローラが設けられる、ことを特徴とするグリースポンピング装置。
  13. 請求項1に記載のグリースポンピング装置において、
    ポンプ本体には、少なくとも2つのプランジャペアを有し、
    各プランジャペアのドレインポートが互いに導通することを特徴とするグリースポンピング装置。
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