JP6894048B2 - ジョセフソンand/orゲート - Google Patents

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Description

本発明は、概して、量子および古典的デジタル超伝導回路に関し、具体的には、ジョセフソンAND/ORゲートに関する。
デジタル論理回路の分野では、よく知られ、高度に開発された相補型金属酸化膜半導体(CMOS:complimentary metal−oxide semiconductor)技術が広く使用されている。CMOSは、技術として成熟に近づき始めているので、速度、消費電力計算密度、相互接続帯域幅などの点でより高性能化をもたらし得る代替技術が注目されている。CMOS技術に対する代替方法は、毎秒20ギガビット(Gb/s)以上の典型的なデータレート、および約4ケルビンの動作温度で、約4ナノワット(nW)の典型的な信号電力を有する、超伝導ジョセフソン接合(JJ)を利用する超伝導体ベースの単一磁束量子回路構成を含む。
AND/ORゲートは、少なくとも2つの論理入力と、少なくとも2つの論理出力とを有する論理ゲートであり、論理出力の一方はAND論理関数を表し、出力の他方はOR論理関数を表す。AND/ORゲートのAND出力は、全ての論理入力がアサートされている場合にのみ、アサートされた出力信号を返す。OR出力は、論理入力のいずれかがアサートされる場合に、アサートされた出力信号を返す。
一例は、超伝導AND/ORゲート回路を提供する。第1の論理入力は、第1の入力単一磁束量子(SFQ)パルスを第1および第2の量子化ストレージループに提供するように構成される。第2の論理入力は、第2の入力SFQパルスを第3および第4の量子化ストレージループに提供するように構成される。DCバイアス入力は、初期化SFQパルスを第5の量子化ストレージループに提供するように構成される。第1、第4、および第5の量子化ストレージループに共通の第1の論理決定ジョセフソン接合(JJ)は、アサートされている第1および第2の論理入力の両方に基づいて第1の論理出力をアサートし、デアサートされている第1または第2の論理入力のいずれかまたは両方に基づいて第1の論理出力をデアサートするように構成される。第2、第3、および第5の量子化ストレージループに共通の第2の論理決定JJは、アサートされている第1または第2の論理入力のいずれかまたは両方に基づいて第2の論理出力をアサートし、デアサートされている第1および第2の論理入力の両方に基づいて第2の論理出力をデアサートするように構成される。
別の例は、SFQパルス入力に基づいて論理AND値および論理OR値を決定する方法を提供する。初期化電流は、レシプロカル量子論理(RQL)AND/ORゲート内の第1および第2の論理決定JJを含むバイアスストレージループにおいて確立される。正のSFQパルスが提供されて、RQL AND/ORゲートの一方または両方の論理入力がアサートされて、RQL AND/ORゲート内の量子化論理入力ストレージループに電流が配置され、一方または両方の論理決定JJがトリガーされる。論理ORアサート信号は、アサートされている論理入力の一方または両方に基づいて、RQL AND/ORゲートのOR出力から伝搬する。論理ANDアサート信号は、アサートされている両方の論理入力に基づいて、RQL AND/ORゲートのAND出力から伝搬することもできる。
別の例は、第1の入力パルスを提供するように構成された第1の入力と、第2の入力パルスを提供するように構成された第2の入力とを含む超伝導ゲート回路を提供する。回路は、第1の入力JJと第1の論理決定JJとを相互接続する第1の量子化ストレージインダクタを含む第1のストレージループと、第1の入力JJと第2の論理決定JJとを相互接続する第2の量子化ストレージインダクタを含む第2のストレージループと、第2の入力JJと第2の論理決定JJとを相互接続する第3の量子化ストレージインダクタを含む第3のストレージループと、第2の入力JJと第1の論理決定JJとを相互接続する第4の量子化ストレージインダクタを含む第4のストレージループ、および第1および第2の論理決定JJを含むバイアスストレージループとを含む。回路の論理AND出力は、第1および第2の論理入力の両方に供給される正の入力パルスに基づいてアサートされるように構成される。回路の論理OR出力は、第1および第2の論理入力の少なくとも1つに供給される正の入力パルスに基づいてアサートされるように構成される。
例示的なジョセフソンAND/ORゲートのブロック図である。 例示的なジョセフソンAND/ORゲートの回路図である。 例示的なジョセフソンAND/ORゲートの回路図である。 SFQパルス入力に基づいて論理AND値および論理OR値を決定する例示的な方法のフローチャートである。
本開示は、概して、超伝導システムにおける使用のための論理ゲート回路に関する。2入力2出力超伝導ゲートは、一対の入力に応答して2つの異なる論理関数などの2つの論理関数を提供するように構成することができる。例として、2つの論理関数は、個々の対の入力に対する論理AND演算と論理OR演算に対応することができる。例として、入力は各々、レシプロカル量子論理(RQL:reciprocal quantum logic)超伝導回路にあるようなジョセフソン伝送線(JTL:Josephson transmission line)を介して提供することができる。
図1は、2つの論理入力AおよびBと、論理AND判定および論理OR判定にそれぞれ対応する2つの論理出力AOおよびOOとを有する例示的なジョセフソンAND/ORゲート100を示す。ゲート100は、出力AOおよびOOを提供するように構成された出力段102と、アサートまたはデアサートされた論理状態にそれぞれ対応する正または負の単一磁束量子(SFQ)パルスで構成することができる入力AおよびBを受信するように構成された入力段104とを含む。各論理入力には、4つの論理入力ストレージループ106−1〜106−4のうちの2つの論理入力ストレージループが関連付けられている。論理入力Aには、第1のストレージループ106−1および第2のストレージループ106−2が関連付けられ(例えば、提供され)、一方、論理入力Bには、第3のストレージループ106−3および第4のストレージループ106−4が関連付けられている(例えば、提供されている)。バイアスストレージループ106−5は、システム起動時にバイアスストレージループ106−5を初期化するDCバイアス入力を受信する。
ストレージループ106−1、106−2、106−3、106−4、106−5は、量子化ストレージループとすることができ、これは、量子化ストレージループ内のストレージ素子が、保存された電流のみでは、ACバイアスを用いても、JJ 108−1およびJJ 108−2などの、両端にあるジョセフソン接合をトリガーするには不十分となるようにすることができる大きにサイズが設定されていることを意味する。ストレージループの量子化の性質により、ある条件が満たされるまで、任意の時間の間、全Φの電流を安定して保存することが可能である。
第1の論理決定ジョセフソン接合(JJ)108−1は、第1および第4の論理入力ストレージループ106−1、106−4、ならびにバイアスストレージループ106−5に共通である(即ち、共有される)。第1の論理決定JJ108−1は、両方ともアサートされている論理入力AおよびBに基づいてトリガーされる。出力AOのアサートまたはデアサートは、第1の論理決定JJ108−1のトリガーに基づいている。例えば、出力AOは、AおよびBの両方がアサートされたときに、アサートされた出力論理状態に対応する正のSFQパルスを伝搬し、AまたはBのいずれかまたは両方がデアサートされたときに、デアサートされた出力論理状態に対応する負のSFQパルスを伝搬することができる。
第2の論理決定JJ108−2は、第2および第3の論理入力ストレージループ106−2、106−3、ならびにバイアスストレージループ106−5に共通である(即ち、共有される)。第2の論理決定JJ108−2は、アサートされている論理入力AまたはBのいずれかまたは両方に基づいてトリガーされる。出力OOのアサートまたはデアサートは、第2の論理決定JJ108−2のトリガーに基づいている。例えば、出力OOは、AまたはBのいずれかまたは両方がアサートされたときに、アサートされた出力論理状態に対応する正のSFQパルスを伝搬し、AおよびBの両方がデアサートされたときに、デアサートされた出力論理状態に対応する負のSFQパルスを伝搬することができる。
バイアスストレージループ106−5は、第1の論理決定JJ108−1および第2の論理決定JJ108−2の両方を含む。出力段102は、論理決定JJ108−1、108−2の出力を増幅するための2つの出力ジョセフソン伝送線(JTL)110、114を含む。AND出力JTL 110はAND出力AOに対応し、OR出力JTL 114はOR出力OOに対応する。論理決定JJ108−1、108−2のトリガーは、入力AおよびBのみならず、出力段102、例えば、出力JTL110、114にそれぞれ提供されるバイアス信号112、116にも基づくことができる。バイアス信号112、116は、ACバイアスとDCバイアスの両方を提供することができる。従って、例えば、バイアス信号112、116は、入力AおよびBの評価により、バイアス信号112、116のAC成分に応じた特定の時点で出力AO、OOが生成されるようにする、AND/ORゲート100へのクロックとして作用することができる。
図2Aは、2つの論理入力aiおよびbi、論理AND出力ao、および論理OR出力ooを有する例示的なジョセフソンAND/ORゲート200を示す。回路200は、論理状態をJJ超伝導相として符号化する。例えば、ゼロ位相はデアサート状態(「論理0」または「論理ロー」)を表し、2π位相はアサート状態(「論理1」または「論理ハイ」)を表すことができる。入力aiおよびbiは、比較的小さい入力インダクタFL6a_0およびFL6b_0にそれぞれ結合される。回路200は、5つのストレージインダクタおよび4つのJJを含む5つのストレージループを含む。これらのストレージループは、図1のループ106−1〜106−5に対応することができる。ストレージループのうちの4つ、即ち、入力ストレージループは、各々1つの入力JJ、1つのストレージインダクタ、および1つの論理決定JJを含む。従って、4つのJJの各々は、2つの異なる入力ストレージループの一部である。本明細書で論理決定JJと呼ばれるこれらのJJのうちの2つも、第5のストレージループの一部である。回路は、個々のバイアス線bias_1およびbias_0上のACバイアス信号(例えば、正弦波信号)を受信する2つの出力ジョセフソン伝送線(JTL)をも含み、1つのJTLは、論理出力の各々に関連付けられている。
ストレージインダクタLstoraa、Lstorba、Lstorao、Lstorbo、およびLstorbiasは、量子化ストレージインダクタとすることができ、これは、ストレージインダクタは、保存された電流のみでは、ACバイアスを用いても、対応するループに対してペアで関係している両端にあるジョセフソン接合、例えば、b2a_0、b2b_0、b0_1、b0_0をトリガーするには不十分となるようにすることができる大きさにサイズが設定されていることを意味する。ストレージループの量子化の性質により、ある条件が満たされるまで、任意の時間の間、全Φの電流を安定して保存することが可能である。
第1のストレージループは、第1の入力JJ b2a_0、第1のストレージインダクタLstoraa、および第1の論理決定JJ b0_1を含む。第2のストレージループは、第1の入力JJ b2a_0、第2のストレージインダクタLstorao、および第2の論理決定JJ b0_0を含む。第3のストレージループは、第2の入力JJ b2b_0、第3のストレージインダクタLstorbo、および第2の論理決定JJ b0_0を含む。第4のストレージループは、第2の入力JJ b2b_0、第4のストレージインダクタLstorba、および第1の論理決定JJ b0_1を含む。論理AND出力に関連付けられた第1の出力JTLは、第1の論理決定JJ b0_1、インダクタFL4_1、L2_1、およびFL5_1、および第1の出力JJ b1_1から構成される。論理OR出力に関連付けられた第2の出力JTLは、第2の論理決定JJ b0_0、インダクタFL4_0、L2_0、およびFL5_0、および第2の出力JJ b1_0から構成される。
インダクタ、バイアスインダクタLstorbiasは、システム起動時に特定の状態に初期化される第5のストレージループ、バイアスストレージループを確立するために2つの論理決定JJ b0_0およびJJ b0_1の間に接続されている。バイアスインダクタLstorbiasは、論理決定JJ b0_1、JJ b0_0の上側接続部と低電圧ノード(例えば、接地ノード)との間に異なるトポロジ(図示せず)で配置され得るインダクタよりもわずかに小さくすることができ、全体的により効率的なゲートが得られる。回路200の動作の開始時に、バイアスインダクタLstorbiasは、1つのΦの電流202の印加により初期化することができる。そのような印加は、図2Bに示すようにDC電流204と結合する変圧器を介して直接達成されるか、または図2Cに示すように変圧器および量子化JJ206を介して間接的に達成されるか、または他の適切なメカニズムによって達成される。図2Cに示す回路200の変形例では、バイアスインダクタLstorbiasは、前述の初期化電流を提供するようにDCバイアスに結合された変圧器と並列に接続された量子化JJ bquantと直列に接続され、かつJJ bquantによって分離された2つのインダクタ、バイアスインダクタLstorbias1およびLstorbias2に分割される。この電流202は、図2Aでは、ゲートb0_1のAND側からゲートb0_0のOR側に向かって流れるように示されている。
部品のサイズに関して、一例として、入力インダクタFL6a_0およびFL6b_0は、約8.5ピコヘンリー(pH)のインダクタンスを提供するようにサイズを設定することができ、ストレージインダクタLstoraa、Lstorba、Lstorao、Lstorbo、およびLstorbiasは、すべて、例えば、約35pHのインダクタンスを提供するようにサイズを設定することができる。出力JTLインダクタFL4_1およびFL5_1は、例えば、それらのインダクタンスの合計が約14pHになるようにサイズを設定することができる。同様に、出力JTLインダクタFL4_0およびFL5_0は、それらのインダクタンスの合計が約14pHになるようにサイズを設定することができる。出力JTLにおけるバイアス入力インダクタL2_1およびL2_0は、適切なバイアス電流を提供するようにサイズを設定することができる。任意の例示的な部品のサイズは、比例してスケーリングすることができる。バイアス信号bias_1およびbias_0のAC成分は、同じ位相またはほぼ同じ位相にすることができる。「約」とは、本明細書に記載の回路が機能するのに許容される許容範囲内、例えば±10%を意味する。
図3A〜3Jは、所望のAND/OR機能と一致する論理出力を生成する回路200内の例示的な電流のシーケンスを示している。図3Aは、正の単一磁束量子(SFQ)入力が第2の論理入力biに印加されて、第2の入力インダクタFL6b_0および第2の入力JJ b2b_0を介して電流302を生成することを示す。それに応答して、図3Bに示されるように、第2の入力JJ b2b_0の超伝導位相が、図3BのJJ b2b_0上のドットによって示されるように、ゼロから2πに上昇する(raised)。これにより、第2の入力JJ b2b_0がトリガーされ、これにはいくつかの効果がある。トリガーは、等しく反対の電流を生成することにより、元の入力電流302(図3Bには示されていない)を消滅させる。また、トリガーにより、1つのSFQの電流304が、第2の入力JJ b2b_0、第3のストレージインダクタLstorbo、および第2の論理決定JJ b0_0によって形成されるループに入り、1つのSFQの電流306が、第2の入力JJ b2b_0、第4のストレージインダクタLstorba、および第1の論理決定JJ b0_1によって形成されるループに入る。これにより、正のバイアスが論理決定JJ b0_0およびJJ b0_1の両方に印加される。しかしながら、バイアスインダクタLstorbiasにおける電流202により、第2の論理決定JJ b0_0は2つまたは約2つのΦの正の電流を受信し、第1の論理決定JJ b0_1は、2つの電流202および306が反対で、かつ等しいかほぼ等しいため、ゼロまたはほぼゼロのΦの正の電流を受信する。
バイアス線bias_0およびbias_1によって提供されるACバイアスが十分に正である場合、これらの電流202および304は、図3Cに示されるように、第2の論理決定JJ b0_0をトリガーさせる。これは、SFQパルス308を第2の出力JJ b1_0に向けて駆動し、次いで、図3Dに示されるように、論理OR出力ooからパルス310をトリガーし伝搬する。加えて、バイアスインダクタLstorbiasに保存されたΦの電流202(図3Cまたは図3Dには図示せず)は除去され、Φの電流312が、第1の入力JJ b2a_0に向かって流れて、第2の論理決定JJ b0_0、第2のストレージインダクタLstorao、および第1の入力JJ b2a_0によって形成されるループ内に配置される。
上記のシーケンスは、第2の論理入力biのみにアサートSFQパルス302を提供した結果、出力oo上のみにアサートSFQパルス310が現れることを示している。しかしながら、第1の論理入力aiのみのアサートSFQパルスは、回路200のその上半分および下半分に関して見かけ上トポロジー的対称性があるにもかかわらず、出力aoのみのアサートSFQパルスを生成しない。方向初期化バイアス電流202は、OR出力ooおよびAND出力aoそれぞれの正しい論理関数を実現する機能的非対称性を生じさせる。論理決定JJ b0_1およびJJ b0_0はそれぞれ、それら(ストレージインダクタLstoraa、Lstroba、およびLstorbiasに接続されているb0_1、およびストレージインダクタLstorbo、Lstorao、およびLstorbiasに接続されているb0_0)の各々に接続された3つのストレージループにおける電流に関する2:3の多数決ゲートとして効果的に動作する。バイアス電流202の初期化後、OR出力に対応する第2の論理決定JJ b0_0は、バイアス電流202を3つのストレージループ入力の1つ上の正の電流と見なし、AND出力に対応する第1の論理決定JJ b0_1は、バイアス電流202を3つのストレージループ入力の1つ上の負の電流と見なす。この機能的非対称性の結果として、第1の論理入力ai上のみのアサートSFQパルスは、出力aoではなく出力oo上にアサートSFQパルスをも生成する。
前述のシーケンスで確立された回路状態に続いて、図3Eは、電流314を確立するために、第1の論理入力aiを介した第2の正のSFQ入力パルスの印加を示している。これにより、第1の入力JJ b2a_0がトリガーされて、第2のストレージインダクタLstoraoを含む第2のストレージループからのΦの電流312が除去され、図3Fに示すように、第1の入力JJ b2a_0から第1の論理決定JJ b0_1に流れるSFQ316が、第1の入力JJ b2a_0、第1のストレージインダクタLstoraa、および第1の論理決定JJ b0_1を含む第1のストレージループ内に配置される。ここで、バイアス線bias_0およびbias_1によって提供されるACバイアスが十分に正であるとき、第1の論理決定JJ b0_1が2つのΦの正の電流を受信してトリガーし、図3Gに示すように、SFQ318を第1の出力JJ b1_1に向けて駆動し、その後、第1の出力JJ b1_1がトリガーして、その出力からパルス(図示せず)を伝搬することによって論理AND出力aoをアサートする。さらに、電流306(図3Bで最初に生成された)を等しい反対の電流で消滅させ、第1の論理決定JJ b0_1から第2の論理決定JJ b0_0に流れる1つのΦの電流320をバイアスインダクタLstorbiasに入れ、このループをその初期状態(即ち、図2Aおよび3Aに示されている電流202のように)に回復させる。
論理AND出力aoは、入力の1つが負のSFQパルスの印加によってデアサートされると、デアサートされる。いずれかの論理入力に印加されると、このパルスは初期入力印加と同様に見えるが、電流の方向が逆であり、個々の入力JJを負にトリガー(「トリガー解除」)し、電流を内部ストレージループに反対方向に入れる。前述のシーケンスで確立された回路状態に続いて、図3Hは、第1の論理入力aiに負のSFQパルスを印加した後、第1の入力JJ b2a_0がトリガー解除されて、2π超伝導相からゼロ超伝導相に移行した後の回路の状態を示す。負の電流322は、入力JJ b2a_0、第1のストレージインダクタLstoraa、および第1の論理決定JJ b0_1の間の第1のストレージループ内で確立される。別の負の電流324が、入力JJ b2a_0、第2のストレージインダクタLstorao、および第2の論理決定JJ b0_0の間の第2のストレージループ内で同様に確立される。
次に、ACサイクルの負の部分の間(即ち、バイアス線bias_0およびbias_1によって提供されるACバイアスが十分に負の場合)、ACバイアスと保存された電流が加算されて、第1の論理決定JJ b0_1がトリガー解除され、論理AND出力aoがデアサートされる。これにより、回路は図3Iに示す状態となり、これは、出力パルス310が回路200を出た後の図3Dに示す状態と同じ状態であり、図3Iにおけるストレージループ電流324および326は、図3Dにおけるストレージループ電流312および306にそれぞれ対応している。第2の負のSFQパルス(図示せず)を印加して第2の論理入力biをデアサートすると、第2の入力JJ b2b_0がトリガー解除され、第2の入力JJ b2b_0、第3のストレージインダクタLstorbo、および第2の論理決定JJ b0_0間の第3のストレージループ内の負の電流328を有する図3Jに示す状態となる。ACクロックサイクルの負の部分の間(即ち、バイアス線bias_0およびbias_1によって提供されるACバイアスが十分に負の場合)、バイアスと2つの保存された電流によって第2の論理決定JJ b0_0がトリガー解除される。このトリガー解除により、負のSFQパルスが第2の出力JJ b1_0に向かって駆動され、第2の出力JJ b1_0自体がトリガー解除されて、論理OR出力ooから負の出力パルスが伝搬して、その出力がデアサートされる。さらに、これにより、図2Aおよび3Aにおける初期電流202に対応する1つのΦの電流が、第1の論理決定JJ b0_1から第2の論理決定JJ b0_0に流れるバイアスインダクタLstorbiasを含むループに入れられ、回路が元の状態に回復する。
上記の回路は、低電圧レール(例えば、接地)に接続された2つの別個のストレージインダクタではなく、単一のストレージインダクタLstorbias、または2つのそのような直列のストレージインダクタLstorbias1、Lstorbias2を提供して、同じ機能をより効率的に実行することができる。説明されたAND/OR論理ゲートの効率の改善により、より高密度の回路をもたらすことができる。上記の回路はさらに、ストレージインダクタ間の変圧器結合の必要性を回避し、回路が、より小さいプロセスノードへの拡張が可能な簡略化されたレイアウトを有することを可能にする。説明された回路設計はまた、全Φの磁束バイアス電流を使用することができ、これは、全Φの電流がジョセフソン接合の自然出力である場合に、磁束バイアスを量子化するためにジョセフソン接合が使用される一部のΦよりも導入が容易である。上記の例はまた、少なくとも1つのΦの電流をストレージループ内の任意のストレージインダクタに保存することができ、場合によっては、2Φを保存することができる。
図4は、SFQパルス入力に基づいて論理AND値および論理OR値を決定する例示的な方法400を示している。初期化電流は、RQL AND/ORゲートにおける第1および第2の論理決定JJを含むバイアスストレージループにおいて確立される(402)。404において正のSFQパルスが提供されて、RQL AND/ORゲートの一方または両方の論理入力をアサートして、電流を論理入力ストレージループ内に配置する(406)。RQL AND/ORゲートは、例えば、図1および2Aに示されるゲート100または200と同様のもの、例えば、図2Bまたは2Cに示される回路とすることができるか、またはそのような例の拡張とすることができる。従って、例えば、この方法で使用されるRQL AND/ORゲートは、図2Bに示すように、6個以下のJJと14個以下のインダクタを含み得る。
次に、論理決定JJの一方または両方がトリガーする(408)。例えば、第1の論理決定JJはアサートされている両方の論理入力に基づいてトリガーすることができ、かつ/または第2の論理決定JJはアサートされている一方または両方の論理入力に基づいてトリガーすることができる。第2の論理決定JJは、バイアスストレージループ内に402で確立された電流の存在にさらに基づいてトリガーし得る。第1の論理決定JJは、バイアスストレージループ内に402で確立された電流が存在しないことにさらに基づいてトリガーし得る。第1および第2の論理決定JJは、例えば、それらを複数の論理入力ストレージループに共通にすることによって、適切なバイアスを提供することによって、および/または部品の適切なサイズ設定によってそのようにトリガーするように構成することができる。
第2の論理決定JJのトリガーの結果として生成される論理ORアサート信号は、次に、アサートされている一方または両方の論理入力に基づいてRQL AND/ORゲートのOR出力から伝搬することができる(410)。第1の論理決定JJのトリガーの結果として生成される論理ANDアサート信号は、次に、アサートされている両方の論理入力に基づいてRQL AND/ORゲートのOR出力から伝搬することができる(410)。これらのアサート信号の各々は、例えば、単一のSFQパルスとすることができる。
上述した説明は、本発明の例である。当然ながら、本発明を説明する目的で考えられるすべての構成要素または方法の組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、本発明の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲を含む本出願の範囲内にあるすべてのそのような変更、修正、および変形を包含することを意図している。さらに、開示または請求項が「1つの」、「第1の」、または「別の」要素、またはそれらの同等物を記載する場合、1つまたは複数のそのような要素を含むと解釈されるべきであり、2つ以上のそのような要素の要求も除外もされない。本明細書で使用する場合、「含む」という用語は、含むがこれに限定されないことを意味し、「含んでいる」という用語は、含んでいるがこれに限定されないが含むことを意味する。「〜に基づく」という用語は、少なくとも部分的に基づくことを意味する。
以下に、上記実施形態から把握できる技術思想を付記として記載する。
[付記1]
SFQパルス入力に基づいて論理AND値および論理OR値を決定する方法であって、
レシプロカル量子論理(RQL)AND/ORゲート内の第1および第2のジョセフソン接合(JJ)を含むバイアスストレージループ内に初期化電流を確立するステップと、
正のSFQパルスを提供して、RQL AND/ORゲートの一方または両方の論理入力をアサートするステップと、
RQL AND/ORゲート内の量子化論理入力ストレージループ内に電流を配置するステップと、
一方または両方の論理決定JJをトリガーするステップと、
アサートされている一方または両方の論理入力に基づいて、RQL AND/ORゲートのOR出力から論理ORアサート信号を伝搬するステップとを含み、
前記一方または両方の論理決定JJのトリガーは、十分に正である少なくとも1つのバイアス線によって提供されるACバイアスに基づく、方法。
[付記2]
SFQパルス入力に基づいて論理AND値および論理OR値を決定する方法であって、
レシプロカル量子論理(RQL)AND/ORゲート内の第1および第2のジョセフソン接合(JJ)を含むバイアスストレージループ内に初期化電流を確立するステップと、
正のSFQパルスを提供して、RQL AND/ORゲートの一方または両方の論理入力をアサートするステップと、
RQL AND/ORゲート内の量子化論理入力ストレージループ内に電流を配置するステップと、
一方または両方の論理決定JJをトリガーするステップと、
アサートされている一方または両方の論理入力に基づいて、RQL AND/ORゲートのOR出力から論理ORアサート信号を伝搬するステップとを含み、
前記RQL AND/ORゲートは、6個以下のJJおよび14個以下のインダクタを含む、方法。
[付記3]
超伝導ゲート回路であって、
第1の入力パルスを提供するように構成された第1の入力と、
第2の入力パルスを提供するように構成された第2の入力と、
第1の入力ジョセフソン接合(JJ)と第1の論理決定JJとを相互接続する第1の量子化ストレージインダクタを含む第1のストレージループと、
第1の入力JJと第2の論理決定JJとを相互接続する第2の量子化ストレージインダクタを含む第2のストレージループと、
第2の入力JJと前記第2の論理決定JJとを相互接続する第3の量子化ストレージインダクタを含む第3のストレージループと、
前記第2の入力JJと前記第1の論理決定JJとを相互接続する第4の量子化ストレージインダクタを含む第4のストレージループと、
前記第1および第2の論理決定JJを含むバイアスストレージループと、
第1および第2の論理入力の両方に供給される正の入力パルスに基づいてアサートされるように構成された論理AND出力と、
前記第1および第2の論理入力の少なくとも1つに提供される正の入力パルスに基づいてアサートされるように構成された論理OR出力とを備える回路。
[付記4]
前記論理AND出力および前記論理OR出力は、前記バイアスストレージループ内の電流の有無にさらに基づいてアサートされるように構成される、付記3に記載の回路。
[付記5]
前記バイアスストレージループは、前記第1および第2の論理決定JJを相互接続するインダクタをさらに備え、前記インダクタは、起動時に前記バイアスストレージループを初期化して1つのΦ の電流を保存するように構成される、付記3に記載の回路。

Claims (15)

  1. 超伝導AND/ORゲート回路であって、
    第1の入力単一磁束量子(SFQ)パルスを第1および第2の量子化ストレージループに提供するように構成された第1の論理入力と、
    第2の入力SFQパルスを第3および第4の量子化ストレージループに提供するように構成された第2の論理入力と、
    初期化SFQパルスを第5の量子化ストレージループに提供するように構成されたDCバイアス入力と、
    アサートされている第1および第2の論理入力の両方に基づいて第1の論理出力をアサートし、デアサートされている第1または第2の論理入力のいずれかまたは両方に基づいて前記第1の論理出力をデアサートするように構成された、前記第1、第4、および第5の量子化ストレージループに共通の第1の論理決定ジョセフソン接合(JJ)と、
    アサートされている第1または第2の論理入力のいずれかまたは両方に基づいて第2の論理出力をアサートし、デアサートされている第1と第2の論理入力の両方に基づいて前記第2の論理出力をデアサートするように構成された、前記第2、第3、および第5の量子化ストレージループに共通の第2の論理決定JJとを備える回路。
  2. 前記第1および第2の論理出力をそれぞれ増幅するように構成された第1および第2の出力ジョセフソン伝送線(JTL)をさらに備える、請求項1に記載の回路。
  3. バイアス信号に基づいて前記第1および第2の論理決定JJに個々のバイアス電流を誘導するように構成された前記第1および第2の出力JTLへのバイアス入力をさらに含む、請求項2に記載の回路。
  4. 前記第1および第2の論理出力のアサートは、前記バイアス電流にさらに基づく、請求項3に記載の回路。
  5. 各ストレージループは、入力のアサートに基づいて超伝導電流を保存するように構成されている、請求項1に記載の回路。
  6. 前記第1の量子化ストレージループは、第1の入力JJと第1の論理決定JJとを相互接続する第1の量子化ストレージインダクタを含み、
    前記第2の量子化ストレージループは、前記第1の入力JJと第2の論理決定JJとを相互接続する第2の量子化ストレージインダクタを含み、
    前記第3の量子化ストレージループは、第2の入力JJと前記第2の論理決定JJとを相互接続する第3の量子化ストレージインダクタを含み、
    前記第4の量子化ストレージループは、前記第2の入力JJと前記第1の論理決定JJとを相互接続する第4の量子化ストレージインダクタを含む、請求項1に記載の回路。
  7. 前記第5の量子化ストレージループは、前記第1の論理決定JJと前記第2の論理決定JJとを相互接続するバイアスインダクタを含む、請求項6に記載の回路。
  8. 前記バイアスインダクタは、前記DCバイアス入力に変圧器結合されている、請求項7に記載の回路。
  9. 前記第5の量子化ストレージループは、前記第1の論理決定JJと前記第2の論理決定JJとを相互接続する直列配列を備え、前記直列配列は、第1のバイアスインダクタと第2のバイアスインダクタとを相互接続する並列配列を含み、前記並列配列は、量子化JJと、前記DCバイアス入力に変圧器結合されたインダクタとを含む、請求項6に記載の回路。
  10. SFQパルス入力に基づいて論理AND値および論理OR値を決定する方法であって、
    レシプロカル量子論理(RQL)AND/ORゲート内の第1および第2のジョセフソン接合(JJ)を含むバイアスストレージループ内に初期化電流を確立するステップと、
    正のSFQパルスを提供して、RQL AND/ORゲートの一方または両方の論理入力をアサートするステップと、
    RQL AND/ORゲート内の量子化論理入力ストレージループ内に電流を配置するステップと、
    一方または両方の論理決定JJをトリガーするステップと、
    アサートされている一方または両方の論理入力に基づいて、RQL AND/ORゲートのOR出力から論理ORアサート信号を伝搬するステップとを含む方法。
  11. 前記論理ORアサート信号は、第2の論理決定JJのトリガーの結果として生成される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の論理決定JJのトリガーは、前記バイアスストレージループ内に確立された前記電流の存在にさらに基づく、請求項11に記載の方法。
  13. アサートされている論理入力の両方に基づいて、RQL AND/ORゲートのAND出力から論理ANDアサート信号を伝搬するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記論理ANDアサート信号は、第1の論理決定JJのトリガーの結果として生成される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1の論理決定JJのトリガーは、前記バイアスストレージループに電流が存在しないことにさらに基づく、請求項14に記載の方法。
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