JP6891915B2 - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベア Download PDFInfo
- Publication number
- JP6891915B2 JP6891915B2 JP2019076226A JP2019076226A JP6891915B2 JP 6891915 B2 JP6891915 B2 JP 6891915B2 JP 2019076226 A JP2019076226 A JP 2019076226A JP 2019076226 A JP2019076226 A JP 2019076226A JP 6891915 B2 JP6891915 B2 JP 6891915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- power
- contact
- motor
- inverter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 55
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 25
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 18
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
無端状に連結された踏段と、
踏段を循環駆動するモータと、
交流電力を入力し、モータを駆動する交流電力を生成して供給するインバータと、
モータの駆動軸の回転を機械的に停止させるブレーキと、
ブレーキを解放させるための直流電力をブレーキの電磁ソレノイドに供給するブレーキ電源装置と、
当該乗客コンベアの軽異常を検知する第1安全装置の作動時に開く第1接点を有する第1電磁継電器と、
当該乗客コンベアの重異常を検知する第2安全装置の作動時に開く第2接点を有する第2電磁継電器と、
励磁電圧が印加されているときに閉じる第3接点を有する第3電磁継電器と、
制御部と、を備え、
制御部は、第1安全装置が作動した場合、インバータに減速信号を出力し、
インバータは、減速信号が出力されたときに、踏段の駆動速度が所定低速度まで第1所定時間で低下するようにモータに交流電力を供給し、
第3接点は、ブレーキ電源装置から出力される直流電力を電磁ソレノイドに供給する第1電源線上に設けられ、
第1接点、第2接点、及び第3電磁継電器が、この順番で、一対の制御電源ライン間に直列に接続され、
直列接続された第2接点及び第3電磁継電器に並列にコンデンサが接続され、
コンデンサの容量が、第1接点が開いたときから第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過したときに第3電磁継電器に印加される励磁電圧がなくなって第3接点が開く容量に、設定されている。
1.構成
図1は、実施の形態1におけるエスカレータの概略側面図である。エスカレータ1は、乗客コンベアの一例である。
本実施の形態のエスカレータの動作を説明する。
(1)安全装置の作動時
(1−1)第1安全装置61、62、63、64の作動時
第1安全装置61、62、63、64のいずれかが作動してそのスイッチがOFFになると、第1安全装置モニタリレー110への通電が停止する。そのため、2個の接点110a(PLC40に接続されている接点110a、並びにモータ駆動リレー120及びブレーキ開閉リレー130に直列に接続されている接点110a)の全てが開く。
第2安全装置71、72、73、74のいずれかが作動してそのスイッチがOFFになると、第2安全装置モニタリレー140への通電が停止し、接点140aが開く。そのため、コンデンサ150から、モータ駆動リレー120及びブレーキ開閉リレー130には通電されない。そのため、モータ駆動リレー120及びブレーキ開閉リレー130の接点120a及び130aは、即座に開く。したがって、即座にモータ20及びブレーキ21への通電が停止してモータ20が停止しかつブレーキ21が締結される。そのため、重異常の発生時において、迅速にエスカレータ1の保護及び安全を図ることができる。また、エスカレータ1(踏段11)の停止状態を、ブレーキ21により機械的に維持することができる。
本実施の形態では、前述したように、ブレーキ電源装置50に外付けの外部コンデンサ220が接続されている。停電発生時、ブレーキ電源装置50は、外部コンデンサ220に蓄電されている電力をブレーキ21の電磁ソレノイドに供給する。外付けの外部コンデンサ220の容量は、前述したように、停電発生時において、第1所定時間及び第2所定時間よりも長い第3所定時間の間、ブレーキ21の電磁ソレノイドに直流電力を供給可能な容量に設定されている。そのため、停電時においても、ブレーキ電源装置50は、インバータ30によるモータ20の減速制御が行われる第1所定時間(第2所定時間であってもよい)よりも長い第3所定時間の間、ブレーキ21を解放状態に維持できる。
(1)実施の形態1のエスカレータ1(乗客コンベアの一例)は、
無端状に連結された踏段11と、
踏段11を循環駆動するモータ20と、
交流電力を入力し、モータ20を駆動する交流電力を生成して供給するインバータ30と、
モータ20の駆動軸の回転を機械的に停止させるブレーキ21と、
ブレーキ21を解放させるための直流電力をブレーキ21の電磁ソレノイドに供給するブレーキ電源装置50と、
当該エスカレータ1の軽異常を検知する第1安全装置61、62、63、64の作動時に開く接点110a(第1接点)を有する第1安全装置モニタリレー110(第1電磁継電器)と、
当該エスカレータ1の重異常を検知する第2安全装置71、72、73、74の作動時に開く接点140a(第2接点)を有する第2安全装置モニタリレー140(第2電磁継電器)と、
励磁電圧が印加されているときに閉じる接点130a(第3接点)を有するブレーキ開閉リレー130(第3電磁継電器)と、
PLC40(制御部)と、を備え、
PLC40は、第1安全装置61、62、63、64(のうちの少なくとも1つ)が作動した場合、インバータ30に減速信号を出力し、
インバータ30は、減速信号が出力されたときに、踏段11の駆動速度が所定低速度まで第1所定時間で低下するようにモータ20に交流電力を供給し、
接点130aは、ブレーキ電源装置50から出力される直流電力をブレーキ21の電磁ソレノイドに供給する電源線L1上に設けられ、
接点110a、接点140a、及びブレーキ開閉リレー130が、この順番で、一対の制御電源ラインC−,C+間に直列に接続され、
直列接続された接点140a及びブレーキ開閉リレー130に並列にコンデンサ150が接続され、
コンデンサ150の容量が、接点110aが開いたときから第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過したときにブレーキ開閉リレー130に印加される励磁電圧がなくなって接点130aが開く容量に、設定されている。
インバータ30は、交流電力を入力して整流する整流部31(第1整流部)と、整流部31から出力される直流電圧を平滑する平滑コンデンサ32(第1平滑コンデンサ)と、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部33とを有し、
平滑コンデンサ32に並列に外部コンデンサ210(第1外部コンデンサ)が接続され、
外部コンデンサ210の容量は、停電発生時において、第2所定時間よりも長い第3所定時間の間、インバータ30からモータ20に交流電力を供給可能な容量に設定され、
ブレーキ電源装置50は、交流電力を入力して整流する整流部51(第2整流部)と、整流部51から出力される直流電圧を平滑する平滑コンデンサ52(第2平滑コンデンサ)とを有し、
平滑コンデンサ52に並列に外部コンデンサ220(第2外部コンデンサ)が接続され、
外部コンデンサ220の容量は、停電発生時において、第3所定時間の間、ブレーキ21の電磁ソレノイドに直流電力を供給可能な容量に設定されている。
(A)
前記実施の形態のエスカレータ1は、本発明の乗客コンベアの一例である。本発明において、乗客コンベアは、一の階床において水平あるいは斜めに配置されたいわゆる動く歩道等の乗客コンベアであってもよい。
5 乗り口
6 降り口
10 エスカレータ本体
11 踏段
12 ハンドレール
19 フロアプレート
20 モータ
21 ブレーキ
22 減速機
23 駆動スプロケット
24 メインドライブチェーン
25 従動スプロケット
26 メインドライブスプロケット
27 踏段ドライブチェーン
28 被ドライブスプロケット
30 インバータ
31 整流部
32 平滑コンデンサ
33 インバータ部
40 PLC
50 ブレーキ電源装置
51 整流部
52 平滑コンデンサ
61、62、63、64 第1安全装置
71、72、73、74 第2安全装置
110 第1安全装置モニタリレー
110a 接点
120 モータ駆動リレー
120a 接点
130 ブレーキ開閉リレー
130a 接点
140 第2安全装置モニタリレー
140a 接点
150 コンデンサ
210 外部コンデンサ
220 外部コンデンサ
F1 階床
F2 階床
L0 電源線
L1 電源線
Claims (2)
- 無端状に連結された踏段を備えた乗客コンベアであって、
前記踏段を循環駆動するモータと、
交流電力を入力し、前記モータを駆動する交流電力を生成して供給するインバータと、
前記モータの駆動軸の回転を機械的に停止させるブレーキと、
前記ブレーキを解放させるための直流電力を前記ブレーキの電磁ソレノイドに供給するブレーキ電源装置と、
当該乗客コンベアの軽異常を検知する第1安全装置の作動時に開く第1接点を有する第1電磁継電器と、
当該乗客コンベアの重異常を検知する第2安全装置の作動時に開く第2接点を有する第2電磁継電器と、
励磁電圧が印加されているときに閉じる第3接点を有する第3電磁継電器と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1安全装置が作動した場合、前記インバータに減速信号を出力し、
前記インバータは、前記減速信号が出力されたときに、前記踏段の駆動速度が所定低速度まで第1所定時間で低下するように前記モータに交流電力を供給し、
前記第3接点は、前記ブレーキ電源装置から出力される直流電力を前記電磁ソレノイドに供給する第1電源線上に設けられ、
前記第1接点、前記第2接点、及び前記第3電磁継電器が、この順番で、一対の制御電源ライン間に直列に接続され、
直列接続された前記第2接点及び前記第3電磁継電器に並列にコンデンサが接続され、
前記コンデンサの容量が、前記第1接点が開いたときから前記第1所定時間よりも長い第2所定時間が経過したときに前記第3電磁継電器に印加される励磁電圧がなくなって前記第3接点が開く容量に、設定されている、
乗客コンベア。 - 前記インバータは、交流電力を入力して整流する第1整流部と、前記第1整流部から出力される直流電圧を平滑する第1平滑コンデンサと、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部とを有し、
前記第1平滑コンデンサに並列に第1外部コンデンサが接続され、
前記第1外部コンデンサの容量は、前記第2所定時間よりも長い第3所定時間の間、前記インバータから前記モータに交流電力を供給可能な容量に設定され、
前記ブレーキ電源装置は、交流電力を入力して整流する第2整流部と、前記第2整流部から出力される直流電圧を平滑する第2平滑コンデンサとを有し、
前記第2平滑コンデンサに並列に第2外部コンデンサが接続され、
前記第2外部コンデンサの容量は、前記第3所定時間の間、前記ブレーキ電源装置から前記ブレーキの電磁ソレノイドに直流電力を供給可能な容量に設定されている、
請求項1に記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019076226A JP6891915B2 (ja) | 2019-04-12 | 2019-04-12 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019076226A JP6891915B2 (ja) | 2019-04-12 | 2019-04-12 | 乗客コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020172388A JP2020172388A (ja) | 2020-10-22 |
JP6891915B2 true JP6891915B2 (ja) | 2021-06-18 |
Family
ID=72829963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019076226A Active JP6891915B2 (ja) | 2019-04-12 | 2019-04-12 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6891915B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0519275U (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-09 | 株式会社日立ビルシステムサービス | エスカレータの制動装置 |
JP2005041657A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | マンコンベアの制御装置 |
JP2005219914A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベア制御装置および制御方法 |
JP5515854B2 (ja) * | 2010-02-26 | 2014-06-11 | 三菱電機株式会社 | 乗客コンベアの制動装置及び制動方法 |
JP5882429B1 (ja) * | 2014-09-12 | 2016-03-09 | 東芝エレベータ株式会社 | 電源装置 |
-
2019
- 2019-04-12 JP JP2019076226A patent/JP6891915B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020172388A (ja) | 2020-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5197745B2 (ja) | エレベータ装置及びその運転方法 | |
EP3403971B1 (en) | Method for performing a manual drive in an elevator after mains power-off | |
KR101229002B1 (ko) | 저 전력 제어 디바이스들을 이용하는 브레이크의 안전 제어 | |
JP5138361B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2009154988A (ja) | エレベータの戸開走行防止システム | |
KR20090014190A (ko) | 엘리베이터 제어 장치 | |
JP4267643B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6891915B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6849005B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6844643B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6885418B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP2007186313A (ja) | 乗客コンベアの制御装置および制御方法 | |
KR101219230B1 (ko) | 엘리베이터의 안전 회로 장치 | |
KR100218404B1 (ko) | 모터 구동용 컨트롤러를 이용한 구출 운전방법 | |
JP6981445B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6881495B2 (ja) | 乗客コンベア | |
KR100528957B1 (ko) | 엘리베이터의 정전시 제동회로 | |
JP7405195B1 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6881494B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6881487B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6954319B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP6958583B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP7006642B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP7003965B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JPH04144898A (ja) | エスカレータの制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210209 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210427 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6891915 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |