JP6890890B2 - ウェーハの加工方法 - Google Patents

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本発明は、第1方向に伸長する複数の第1のストリートと、第2の方向に伸長する複数の第2のストリートと、が表面に形成されたウェーハの加工方法に関する。
ウェーハを加工してデバイスチップ等を作製するウェーハの加工方法では、表面にデバイスが形成されたウェーハを薄化するために、例えば、該ウェーハの裏面側を研削する。その後、該ウェーハを分割することで、個々のデバイスチップが形成される。ウェーハを分割する際には、まず、レーザ加工装置により格子状のストリート(分割予定ライン)に沿ってウェーハ中に分割の起点となる改質層を形成し、次に、該ウェーハに外力を作用させて該改質層からウェーハの厚さ方向にクラックを伸長させる(特許文献1参照)。
上述のようなウェーハの加工方法に対して、ウェーハの裏面側の研削と、デバイスチップへの分割と、を同時に実施する加工方法が検討されている。該加工方法では、予めレーザ加工装置によりストリートに沿ってウェーハ中に改質層を形成しておき、その後、該ウェーハの裏面側を研削してウェーハを薄化するとともに該改質層からクラックを伸長させて、ウェーハを分割する。このように、分割と研削とを同時に実施すると加工方法を簡略化できる。
さらに、レーザ加工装置によりストリートに沿ってウェーハ中に改質層を形成する際、該改質層を形成した上で該改質層からウェーハの表面に至るクラックを形成する工程も検討されている。
特開2010−123723号公報 特開2014−33163号公報
各ストリートに沿ってレーザビームを照射して改質層を形成する工程においては、加工の進行に伴いウェーハや加工装置の膨張等により、予定された改質層の形成位置と、実際に加工で改質層が形成される位置と、にずれを生じる場合がある。そのため、レーザビームを照射する際に適宜加工位置を調整する必要がある。
例えば、ウェーハの裏面側からレーザビームを照射して改質層を形成する際、レーザビームの照射位置を決定するためにウェーハの表面側に形成されたデバイス等のパターンや先に形成された改質層を赤外線撮像手段(赤外線カメラ)を用いて検出することが考えられる。しかし、例えば、赤外線カメラを用いて改質層を撮像して位置を調整する場合、改質層からウェーハの表面に伸長するクラックが存在すると撮像画像に写る改質層がぼやけてしまい、撮像画像を用いて高精度に位置を調整することが難しくなる。
すると、例えば、第1の方向に伸長する第1のストリートに沿って連続する第1の改質層を形成し、第1の方向に交差する第2の方向に伸長する第2のストリートに沿って該第1のストリートとの交差点を除いて第2の改質層を形成するような場合(特許文献2参照)に問題を生じる。具体的には、該第1の改質層を形成し、その次に該第1の改質層を中心に第2の方向に伸長する10μm以下の距離の第2の改質層の非形成領域を設けて複数の短い改質層(以下、短改質層)からなる第2の改質層を形成する場合に問題を生じる。
第1の改質層からはウェーハの表面に至るクラックが形成され、赤外線カメラにより撮像されて得られた撮像画像に写る第1の改質層がぼやけてしまうため、第1の改質層の形成位置から第2の改質層の形成位置を微細に調整するのが難しくなる。すると、第1の改質層を中心とした第2の改質層の非形成領域を適切に設けられず、第1の改質層を跨いで第2の改質層が形成されるおそれがある。
また、例えば、第1の方向に連続的に伸長する複数の第1のストリートと、該第1の方向に直交する第2の方向に沿って伸長し該第1のストリートと交差する毎に該第1の方向にずれて非連続に配される複数の第2のストリートと、により区画されたウェーハ(特許文献1参照)においても問題を生じる。
この場合においても、第1の方向に沿って伸長する第1の改質層を跨いで第2の方向に沿って伸長する第2の改質層が形成されないように、該第2の改質層の形成のために照射するレーザビームの照射位置を微調整する必要がある。しかし、該第1の改質層を赤外線カメラ等を用いて撮像しても、該第1の改質層からウェーハの表面に至るクラックにより撮像画像に写る第1の改質層がぼやけてしまう。そのため、該微調整を適切に実施するのは容易ではない。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、より高精度に加工位置を制御してウェーハに改質層を形成できるウェーハの加工方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、第1の方向に伸長する複数の第1のストリートと、該第1の方向と交差する第2の方向に伸長する複数の第2のストリートと、が表面に形成されたウェーハの加工方法であって、ウェーハの表面側を保持テーブルで保持して裏面側を露出する保持ステップと、該保持ステップを実施した後、ウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームの集光点をウェーハの内部に位置づけた状態で該第1のストリートに沿って該レーザビームを照射して第1の改質層を形成するとともに該第1の改質層から該表面に至るクラックを形成する第1のレーザ加工ステップと、該第1のレーザ加工ステップを実施した後、該レーザビームの集光点をウェーハの内部に位置づけた状態で該第2のストリートに沿って該レーザビームを照射して第2の改質層を形成する第2のレーザ加工ステップと、を備え、該第2のレーザ加工ステップでは、該第1のストリートと該第2のストリートとが交差する領域において、改質層が形成されない改質層非形成領域を該第1の改質層を中心に該第2の方向に所定距離伸長して形成するように該第2のストリートに沿って該レーザビームを照射して複数の短改質層からなる該第2の改質層を形成し、該第1のレーザ加工ステップを実施した後、該保持テーブル上のウェーハを赤外線撮像手段で撮像して該第1の改質層を検出し、検出した該第1の改質層の位置をもとに該第2のレーザ加工ステップで形成される該短改質層の一端と、他端と、の位置を決定する位置決定ステップをさらに備え、該第1のレーザ加工ステップでは、該第1のストリートの一端側から他端側に向かって該第1の改質層を形成し、該他端に到達する前にレーザビームの照射を停止させ、該他端側に第1の改質層が形成されない第1の改質層の非形成領域を形成することで、該第1の改質層の該他端側にクラックの発生していない改質層が存在するクラック非形成領域を形成し、該位置決定ステップでは、該クラック非形成領域のクラックの発生していない該改質層の位置をもとに該短改質層の位置を決定することを特徴とするウェーハの加工方法が提供される。
ウェーハの内部に集光点を位置付けた状態でレーザビームを照射すると、集光点付近に改質層が形成される。さらにレーザビームが照射されると、該改質層からウェーハの表面に至るクラックが形成される。ウェーハを加工送りしてウェーハのストリートに沿ってウェーハの内部にレーザビームを照射すると、まず、集光点付近のウェーハの内部に改質層が形成される。さらにストリートに沿ってウェーハの内部にレーザビームが照射され続けることで改質層の形成に遅れて該改質層から伸長する該クラックが形成される。
本発明の一態様に係るウェーハの加工方法では、第1の方向に伸長する各第1のストリートに沿って該第1のストリートの一端から他端に向けて第1の改質層を形成する際、該他端に到達する前にレーザビームの照射を停止させる。すると、第1のストリートの該他端では、該第1の改質層の形成に必要なレーザビームが照射されないので、第1の改質層が形成されない第1の改質層の非形成領域が形成される。
このとき、レーザビームの照射を停止する直前に形成された第1の改質層からはウェーハの表面に至るクラックは形成されない。レーザビームの照射により第1の改質層が形成された後、該第1の改質層から伸長するクラックが形成されるのに充分な該レーザビームが照射されないためである。
つまり、該第1の改質層の非形成領域と、クラックを伴う第1の改質層と、の間には、クラックが発生していない第1の改質層が存在する。このクラックが発生していない第1の改質層が存在する領域をクラック非形成領域と呼ぶ。クラック非形成領域では第1の改質層からウェーハ表面に至るクラックが形成されていないため、該クラック非形成領域の第1の改質層を赤外線撮像手段(赤外線カメラ)で撮像すると、撮像画像に写る改質層が鮮明となり改質層の位置を高精度に捉えることができる。
該クラック非形成領域の第1の改質層の位置をもとに第2の改質層の各短改質層の両端の位置を決定または補正すると微細な位置の調整が可能となり、第1の改質層を中心とした第2の改質層の非形成領域を適切に設けられる。したがって、第1の改質層を跨ぐ第2の改質層が形成されにくくなる。
本発明により高精度に加工位置を制御してウェーハに改質層を形成できるウェーハの加工方法が提供される。
ウェーハを模式的に示す上面図である。 保持ステップを模式的に示す断面図である。 図3(A)は、第1のレーザ加工ステップを模式的に示す断面図であり、図3(B)は、第1のレーザ加工ステップにおいて、レーザビームの照射を停止させた状態を模式的に示す断面図である。 赤外線カメラで撮像したウェーハの外周縁近傍の撮像画像の一例を模式的に示す図である。 第2のレーザ加工ステップを模式的に示す断面図である。 第1の改質層及び第2の改質層の配置の例を模式的に示す上面図である。
まず、本実施形態に係る加工方法の被加工物であるウェーハ1について図1を用いて説明する。図1は、該ウェーハを模式的に示す上面図である。該ウェーハ1は、例えば、シリコン、SiC(シリコンカーバイド)、若しくは、その他の半導体等の材料、または、サファイア、ガラス、石英等の材料からなる基板である。
ウェーハ1の表面1aは格子状に配列された複数のストリート(分割予定ライン)3で複数の領域に区画されており、該複数のストリート3により区画された各領域にはIC等のデバイス5が形成されている。該複数のストリート3は、第1の方向1cに沿って伸長する第1のストリート3aと、該第1の方向1cに直交する第2の方向1dに沿って伸長する第2のストリート3bと、を有する。最終的に、ウェーハ1がストリート3に沿って分割されることで、個々のデバイスチップが形成される。
ウェーハ1の内部には、第1のストリート3aに沿って第1の改質層が形成され、第2のストリート3bに沿って第2の改質層が形成される。図1に示す上面図には、ウェーハに形成される改質層の位置が示されている。第1のストリート3aに沿って形成される第1の改質層9aは、第1のストリート3aの一端から他端にかけて形成されるが、該他端には、第1の改質層9aが形成されない第1の改質層の非形成領域が設けられる。
第2のストリート3bに沿って断続的に形成される第2の改質層9bは、複数の短改質層からなる。該第1のストリート3aと、該第2のストリート3bと、が交差する領域において、該第1の改質層9aを中心に該第2の方向1dに所定距離伸長した、第2の改質層が形成されない第2の改質層の非形成領域を形成するように第2の改質層9bが形成される。
該ウェーハ1の表面1aには、該デバイス5等を保護するための表面保護テープ7(図2等参照)が貼着される。表面保護テープ7は、本実施形態に係るウェーハの加工方法が実施されている間、各ステップや搬送等の際に加わる衝撃からウェーハ1の表面1a側を保護し、デバイス5に損傷が生じるのを防止する機能を有する。
表面保護テープ7は、可撓性を有するフィルム状の基材と、該基材の一方の面に形成された糊層(接着剤層)と、を有する。例えば、基材にはPO(ポリオレフィン)が用いられる。POよりも剛性の高いPET(ポリエチレンテレフタラート)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等が用いられても良い。また、糊層(接着剤層)には、例えば、シリコーンゴム、アクリル系材料、エポキシ系材料等が用いられる。なお、該表面1aには表面保護テープ7が貼着されなくてもよい。
次に、本実施形態に係るウェーハの加工方法で使用されるレーザ加工装置2について、図3(A)を用いて説明する。該レーザ加工装置2は、ウェーハ1を吸引保持する保持テーブル(チャックテーブル)4と、レーザビームを発振する加工ヘッド6と、を備える。
保持テーブル4は上面側に多孔質部材4bを有する。該多孔質部材4bの上面は保持テーブル4のウェーハ1を保持する保持面4aとなる。保持テーブル4は、吸引源(不図示)に接続された吸引路4cを内部に有し、該吸引路4cの他端が該多孔質部材4bに接続されている。該保持面4a上にウェーハ1が載せ置かれ、該多孔質部材4bの孔を通して該ウェーハ1に対して該吸引源により生じた負圧を作用させると、ウェーハ1は保持テーブル4に吸引保持される。
加工ヘッド6は、ウェーハ1に対して透過性を有する波長のパルスレーザビームを発振してウェーハ1の内部の所定の深さに集光する機能を有し、多光子吸収により該所定の深さに改質層9と該改質層9からウェーハ1の表面1aに至るクラックを形成する。なお、該パルスレーザビームには、例えば、Nd:YVOやNd:YAGを媒体として発振されるパルスレーザビームが用いられる。
レーザ加工装置2はパルスモータ等を動力とする加工送り手段(加工送り機構、不図示)により、保持テーブル4をレーザ加工装置2の加工送り方向(例えば、図3(A)の矢印の方向)に移動できる。ウェーハ1の加工時等には、保持テーブル4を加工送り方向に送ってウェーハ1を加工送りさせる。また、保持テーブル4は保持面4aに略垂直な軸の周りに回転可能であり、保持テーブル4を回転させるとウェーハ1の加工送り方向を変えられる。
さらに、レーザ加工装置2はパルスモータ等を動力とする割り出し送り手段(割り出し送り機構、不図示)により、保持テーブル4をレーザ加工装置2の割り出し送り方向(不図示)に移動できる。さらに、レーザ加工装置2は、加工ヘッド6に隣接して赤外線撮像手段(赤外線カメラ)(不図示)を有する。赤外線撮像手段(赤外線カメラ)は、保持テーブル4に吸引保持されたウェーハ1を撮像して、ウェーハ1に形成されたデバイス5や改質層9の位置に関する情報を得ることができる。
以下、本実施形態に係る加工方法の各ステップについて説明する。まず、保持ステップについて図2を用いて説明する。図2は、保持ステップを模式的に示す断面図である。保持ステップでは、ウェーハ1の表面1a側を保持テーブル4に向け、裏面1b側を上方に向けた状態で、ウェーハ1を保持テーブル4の保持面4a上に載せ置く。
そして、保持テーブル4の多孔質部材4bの孔を通して該吸引源により生じた負圧を該ウェーハ1に対して作用させると、ウェーハ1は保持テーブル4に吸引保持される。すると、ウェーハ1の裏面1bが上方に露出する。なお、ウェーハ1の表面1aには予め表面保護テープ7が貼着されている。そのため、ウェーハ1は該表面保護テープ7を介して保持テーブル4に保持される。
そして、後述の第1のレーザ加工ステップと、第2のレーザ加工ステップと、を実施する前に、ウェーハ1の各ストリート3を検出するアライメントを実施する。該アライメントでは、赤外線撮像手段(赤外線カメラ)により該保持テーブル4に吸引保持されたウェーハ1を裏面1b側から撮像して撮像画像を形成する。予めレーザ加工装置2の制御部(コントローラ)に登録されたアライメントパターンを基に該撮像画像から第1のストリート3aの位置と、第2のストリート3bの位置と、を検出する。
なお、本実施形態に係るウェーハの加工方法では、第2のレーザ加工ステップにおいて、第2のストリート3bに沿ってパルスレーザビームの照射と非照射を繰り返すことで複数の短改質層を形成する。レーザ加工装置の該制御部(コントローラ)には、レーザビームの照射位置及び非照射の位置の該アライメントパターンに対する位置関係を予め登録しておく。該第2のレーザ加工ステップにおけるレーザビームの照射位置及び非照射の位置は、該位置関係に基づいて決定される。
本実施形態に係る加工方法では、次に第1のレーザ加工ステップを実施する。図3(A)及び図3(B)は、第1のレーザ加工ステップを模式的に示す断面図である。第1のレーザ加工ステップでは、レーザ加工装置2の保持テーブル4に保持されたウェーハ1に対して裏面1b側からレーザビームを照射して、ウェーハ1の内部に第1のストリート3a(図1参照)に沿って第1の改質層9aを形成する。
まず、第1のストリート3aに沿って第1のストリート3aの一端11aから他端11bにかけてウェーハ1の内部に第1の改質層9aを形成できるように、保持テーブル4及び加工ヘッド6の相対位置を調整する。次に、レーザ加工装置2の加工ヘッド6からウェーハ1の裏面1b側にパルスレーザビームを照射し、該レーザビームをウェーハ1の内部に集光して、レーザビームを照射させながら保持テーブル4を移動させてウェーハ1を加工送りする。
ウェーハにレーザビームが照射されると、図3(A)に示すようにウェーハ1の内部のパルスレーザビームの集光点13付近に第1の改質層9aが形成される。その後、保持テーブル4の移動に伴い、第1のストリート3aに沿ってパルスレーザビームが次々にウェーハ1に照射されると、形成された第1の改質層9aから表面1aに至るクラック15が形成される。したがって、該第1のストリート3aに沿って第1の改質層9aが次々に形成され、それに遅れて第1の改質層9aから表面1aに至るクラック15が次々に形成される。
レーザビームの照射条件は、第1の改質層9aが形成され、ウェーハ1が加工送りされるのに伴いさらにレーザビームがウェーハ1に照射されることにより該第1の改質層9aからウェーハ1の表面1aに至るクラック15が形成されるように設定される。第1のレーザ加工ステップにて該クラック15を形成すると、クラック15を形成するためのステップを別途実施する必要がなく、ウェーハ1を容易に分割できるため工程を簡略化できる。
なお、第1のストリート3aに沿って複数層の第1の改質層9aがウェーハ1の厚み方向に互いに重なるように形成されてもよい。その場合、該複数層の第1の改質層9aは、ウェーハ1の該表面1aに近い層から形成される。そして、該表面1aに最も近い第1層目の第1の改質層9aの形成に伴って該第1層目の第1の改質層9aから該表面1aに至るクラック15が形成されなくてもよい。例えば、第2層目の第1の改質層9aや第3層目の第1の改質層9aの形成に伴って該クラック15が形成されてもよい。
第1のレーザ加工ステップでは、第1のストリート3aの一端11aから他端11bに向けて第1のストリート3aに沿ってレーザビームを照射するが、パルスレーザビームの集光点13が該他端11bに到達する前にレーザビームの照射を停止させる。図3(B)は、レーザビームの照射を停止させた状態のウェーハ1を模式的に示す断面図である。
図3(B)に示す通り、レーザビームの最後の集光点13aの該他端11b側には、第1の改質層9aが形成されない第1の改質層の非形成領域17が設けられる。そして、該第1の改質層9aの該他端11b側は、該クラック15が形成されないクラック非形成領域19となる。該クラック非形成領域19においては、該クラック15が形成されるのに必要なレーザビームが充分に照射されないためである。
一つの第1のストリート3aに沿って第1の改質層9aが形成された後、ウェーハ1を割り出し送りして、隣接する第1のストリート3aに沿って次々と第1の改質層9aを形成する。すべての第1のストリート3aに沿って第1の改質層9aが形成されると第1のレーザ加工ステップが完了する。
次に、第2のレーザ加工ステップについて、図5を用いて説明する。第2のレーザ加工ステップでは、第2の方向1dに伸長する第2のストリート3bに沿って、ウェーハ1の内部に第2の改質層9bを形成する。まず、保持テーブル4を4分の1回転させて加工送り方向を変更する。そして、第2のストリート3bに沿ってウェーハ1の内部に第2の改質層9bを形成できるように、保持テーブル4及び加工ヘッド6の相対位置を調整する。
該第2のレーザ加工ステップでは、該第2のストリート3bに沿って断続的に該レーザビームを照射して複数の短改質層からなる該第2の改質層9bを形成する。そして、第1のストリート3aと、該第2のストリート3bと、が交差する領域において、該第1の改質層9aを中心に該第2の方向1dに所定距離(例えば10μm以下)伸長した第2の改質層の非形成領域23を設ける。
第2のレーザ加工ステップでは、レーザ加工装置2の加工ヘッド6からウェーハ1の裏面1b側にパルスレーザビームを照射し、該パルスレーザビームをウェーハ1の内部に集光して、第2の改質層9bを形成する。該第2のストリート3bに沿って第2の改質層9bが形成されるように、パルスレーザビームを発振させながら保持テーブル4を移動させてウェーハ1を加工送りする。このとき、第2の改質層9bの各短改質層間に第2の改質層の非形成領域23を設けるために、適宜パルスレーザビームの照射を停止させる。
なお、レーザビームの照射条件は、第2の改質層9bが形成され、ウェーハ1が加工送りされるのに伴いさらにレーザビームがウェーハ1に照射されることにより該第2の改質層9bからウェーハ1の表面1aに至るクラック15が形成されるように設定される。第2のレーザ加工ステップにて該クラック15を形成できると、クラック15を形成するためのステップを別途実施する必要がなく工程を簡略化できる。なお、第1の改質層9aと同様に、複数層の互いに重なる第2の改質層9bが形成されてもよい。
すべての第2のストリート3bに沿って第2の改質層9bが形成されると、第2のレーザ加工ステップが完了する。第2のレーザ加工ステップを実施した後は、ウェーハ1を裏面側から研削して薄化する研削工程を実施してもよい。改質層9を除去するようにウェーハ1を裏面側から研削すると、クラック15によりウェーハ1は個々のデバイスチップに分割される。
上述の通り第2のレーザ加工ステップでは、保持テーブルを所定の速度で加工送りさせた状態でレーザビームをウェーハ1に照射する。該保持テーブルが所定の範囲にあるときにウェーハ1に対するレーザビームの照射を停止するようにレーザビームを制御することで、隣接する2つの第1の改質層9aの間に短改質層を形成する。
しかし、レーザビームが発振されたタイミングと、該ウェーハ1に改質層9が形成されるタイミングと、の間にはずれがあるため、該短改質層を形成するにあたり、第2の方向1dにおけるレーザビームの照射位置について、微細な位置の調整を行わなければ該第2の改質層の非形成領域23を適切に設けられず、第1の改質層9aを跨いで第2の改質層9bが形成されるおそれがある。
そこで、本実施形態に係るウェーハの加工方法においては、第2のレーザ加工ステップの実施中、位置決定ステップを実施する。レーザビームの照射により形成された改質層の位置を基準として、レーザビームの照射位置を補正する。
位置決定ステップについて、特に、第2のレーザ加工ステップの実施中に行う位置決定ステップを例に詳述する。第2のレーザ加工ステップでは、ウェーハ1の外周付近のデバイスが形成されていない領域において、2つの隣接する該第1の改質層9aのクラック非形成領域19に挟まれた領域に第2の改質層9bの短改質層を形成する。そして、該位置決定ステップでは、該保持テーブル4上のウェーハ1を赤外線撮像手段(赤外線カメラ)で撮像して第1の改質層9aのクラック非形成領域19を検出するとともに該短改質層を検出する。
すると、第1の改質層9aのクラック非形成領域19の形成位置と、該短改質層の形成位置と、の相対位置について、想定される相対位置からの第2の方向1dのずれを詳細に検出できる。このずれをもとに、その後の第2のレーザ加工ステップで形成する第2の改質層9bの位置、すなわち、レーザビームの照射位置を補正し決定する。該短改質層は、第1の改質層9aから離して形成する必要があるが、可能な限り第1の改質層9aに近づけて形成するのが好ましい。
赤外線撮像手段(赤外線カメラ)で撮像して第1の改質層9aを検出するとき、該第1の改質層9aからウェーハ1の表面1aに至るクラック15が形成されていると、撮像画像に写る第1の改質層9aがぼやける。さらに、該第2の改質層9bの短改質層の端部が該第1の改質層9aの近傍に形成されるため、該撮像画像に写る該短改質層の端部も確認されにくくなる。そのため、第1の改質層9aや該短改質層の端部の位置を高精度に求めることができず、その後に形成する第2の改質層9bの位置を高精度に調整できない。
そこで、本実施形態に係るウェーハの加工方法において、位置決定ステップではウェーハ1の第1のストリート3aの一端11aから他端11bにかけて形成された第1の改質層9aの、該他端11bの近傍のクラック非形成領域19を撮像する。赤外線撮像手段(赤外線カメラ)で撮像した撮像画像の一例を図4に示す。
図4は、赤外線撮像手段(赤外線カメラ)で撮像したウェーハの外周縁近傍の撮像画像の一例を模式的に示す図である。撮像画像21は、第1のレーザ加工ステップを実施した後、ウェーハ1の外周縁付近の第2のストリート3bに沿って第2の改質層9bの短改質層を形成し、ウェーハ1の外周縁付近を撮像して得られた撮像画像である。
図4に示される通り、撮像画像21には、第1のストリート3aの該他端11bにおける第1の改質層9aが写されている。撮像画像21には、第1の改質層の非形成領域17と、第1の改質層9aのクラック非形成領域19と、が写されている。クラック15を伴う部分では第1の改質層9aはぼやけて写される。その一方で、第1の改質層9aのクラック非形成領域19では第1の改質層9aからウェーハ表面1aに至るクラック15が形成されないため、第1の改質層9aや該短改質層の端部が鮮明に写される。
そのため、撮像画像21から第1の改質層9aの位置や、第2の改質層9bの短改質層の端部の位置を高精度に検出できる。撮像画像21からクラック非形成領域19における第1の改質層9aの位置、及び、第2の改質層9bの短改質層の位置に関する情報を得て、該情報に基づいて第2のレーザ加工ステップにおける第2の改質層の形成位置を高精度に調整することができる。
具体的には、第1の改質層9aのクラック非形成領域19の位置を基に、短改質層が形成されるべき位置と、実施に形成された短改質層の位置と、のずれの方向及びずれの量を検出する。そして、そのずれを打ち消すような補正をすることで、第2のストリート3bにおける短改質層の一端の位置と、他端の位置と、を決定する。以上のように位置決定ステップを実施して第2の改質層の形成位置を決定し、第2のレーザ加工ステップを完了させる。
本実施形態に係るウェーハの加工方法では、位置決定ステップにより、第2の改質層9bの各短改質層の一端と、他端と、の位置を高精度に調整できるため、適切に第2の改質層の非形成領域23を設けられる。すなわち、第1の改質層9aを跨いで第2の改質層9bが形成されにくい。
なお、本発明は、上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、位置決定ステップは、第1のレーザ加工ステップの後、第2のレーザ加工ステップを実施する前に実施してもよい。第1のレーザ加工ステップで第1の方向1cに沿って並ぶ複数の第1のストリート3aに順々に第1の改質層9aを形成すると、次第にウェーハ1が該第1の方向1cに直交する第2の方向1dに僅かに熱膨張する。ストリート3の数が多いウェーハ1の場合には膨張量も大きくなる。
第2のレーザ加工ステップでは、レーザ加工装置2の制御部(コントローラ)に予め登録されたアライメントパターンと、レーザビームの照射位置及び非照射の位置の該アライメントパターンに対する位置関係と、に基づいて所定の位置にレーザビームを照射する。しかし、ウェーハ1が第2の方向1dに膨張した状態で第2のレーザ加工ステップを実施すると、第1の改質層9aを跨いで第2の改質層9bが形成されるおそれもある。
そこで、第1のレーザ加工ステップの後、ウェーハ1を赤外線撮像手段(赤外線カメラ)で撮像して第1の改質層9aのクラック非形成領域19を検出し、第2のレーザ加工ステップで形成される該短改質層の一端と、他端と、の位置を決定するようにしてもよい。
また、第1のレーザ加工ステップの実施中にウェーハ1が第2の方向1dに徐々に熱膨張する。そのため、第1のレーザ加工ステップの進行中にも第1のストリート3aからずれた位置にレーザビームが照射される恐れもある。そこで、第1のレーザ加工ステップを実施している間に適宜レーザビームの照射位置(第2の方向1dにおける位置)を補正してもよい。
本発明の一態様では、では、クラック非形成領域19を形成するため、このクラック非形成領域19を撮像することで、実際に形成された改質層9の位置を高精度に検出できる。そして、実際に形成された改質層9の位置と、ストリート3の位置(改質層を形成すべき位置)と、にずれが生じた場合でも高精度に調整ができる。
さらに、上記の実施形態では第2の改質層9bを構成する短改質層を一直線状に並ぶように形成したが、本発明の一態様はこれに限定されない。例えば、第1の改質層9aを境に第2の改質層9bの各短改質層を第1の方向1cにずれるように形成してもよい。この場合に形成される第1の改質層9a及び第2の改質層9bの配置について図6を用いて説明する。
第2の改質層9bは、該第1のストリート3aの一つに形成された第1の改質層9aを境に分けられる一方側に第1の部分と、他方側に第2の部分と、を有する。そして、該第2のレーザ加工ステップでは、該第2の改質層9bの該第1の部分と、該第2の部分と、を互いに第1の方向1cにずらして形成する。すなわち、該第1の部分と、第2の部分と、は第1の方向1cの別の位置に形成する。
この場合、該第2のストリート3bに沿って第2の改質層9bの第1の部分を形成した後、同じ第2のストリート3bに沿って該第1の部分に対して第1の方向1cにずれた第2の部分を形成する。
ウェーハ1に形成されるすべての改質層9が、それぞれ対応するストリート3に沿って一直線状に形成される場合、例えば、ウェーハ1の研削加工により形成されたデバイスチップがさらなる研削加工により移動する。すると、デバイスチップの角部はその角部側に隣接する別のデバイスチップの角部と衝突する。デバイスチップの角部は衝撃に弱いので、角部と角部との衝突により衝撃を受けると該デバイスチップに欠けやクラック等の損傷が生じる場合がある。
一方、第2の改質層9bが一直線状に形成されず、第2の改質層9bの第1の部分と、第2の部分と、が互いに第1の方向3cにずれて形成される場合、形成されるデバイスチップの角部同士はずれの距離の分だけ離される。デバイスチップの角部同士が離されていると、デバイスチップの角部はその角部側に隣接するデバイスチップの角部と衝突しにくくなり、研削加工でデバイスチップが移動してもデバイスチップは損傷しにくくなる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 ウェーハ
1a 表面
1b 裏面
1c 第1の方向
1d 第2の方向
3 ストリート
3a 第1のストリート
3b 第2のストリート
5 デバイス
7 表面保護テープ
9 改質層
9a 第1の改質層
9b 第2の改質層
13 集光点
13a 最後の集光点
15 クラック
17 第1の改質層の非形成領域
19 クラック非形成領域
21 撮像画像
23 第2の改質層の非形成領域
2 レーザ加工装置
4 チャックテーブル
4a 保持面
4b 多孔質部材
4c 吸引路
6 加工ヘッド

Claims (1)

  1. 第1の方向に伸長する複数の第1のストリートと、該第1の方向と交差する第2の方向に伸長する複数の第2のストリートと、が表面に形成されたウェーハの加工方法であって、
    ウェーハの表面側を保持テーブルで保持して裏面側を露出する保持ステップと、
    該保持ステップを実施した後、ウェーハに対して透過性を有する波長のレーザビームの集光点をウェーハの内部に位置づけた状態で該第1のストリートに沿って該レーザビームを照射して第1の改質層を形成するとともに該第1の改質層から該表面に至るクラックを形成する第1のレーザ加工ステップと、
    該第1のレーザ加工ステップを実施した後、該レーザビームの集光点をウェーハの内部に位置づけた状態で該第2のストリートに沿って該レーザビームを照射して第2の改質層を形成する第2のレーザ加工ステップと、を備え、
    該第2のレーザ加工ステップでは、該第1のストリートと該第2のストリートとが交差する領域において、改質層が形成されない改質層非形成領域を該第1の改質層を中心に該第2の方向に所定距離伸長して形成するように該第2のストリートに沿って該レーザビームを照射して複数の短改質層からなる該第2の改質層を形成し、
    該第1のレーザ加工ステップを実施した後、該保持テーブル上のウェーハを赤外線撮像手段で撮像して該第1の改質層を検出し、検出した該第1の改質層の位置をもとに該第2のレーザ加工ステップで形成される該短改質層の一端と、他端と、の位置を決定する位置決定ステップをさらに備え、
    該第1のレーザ加工ステップでは、該第1のストリートの一端側から他端側に向かって該第1の改質層を形成し、該他端に到達する前にレーザビームの照射を停止させ、該他端側に第1の改質層が形成されない第1の改質層の非形成領域を形成することで、該第1の改質層の該他端側にクラックの発生していない改質層が存在するクラック非形成領域を形成し、
    該位置決定ステップでは、該クラック非形成領域のクラックの発生していない該改質層の位置をもとに該短改質層の位置を決定することを特徴とするウェーハの加工方法。
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