JP6889782B2 - 外部接続部および機器制御システム - Google Patents

外部接続部および機器制御システム Download PDF

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Description

本発明は、操作端末から制御可能な無線機器および機器制御システムに関する。
被制御機器と、被制御機器に接続される無線LAN(Local Area Network)アダプタと、無線LANルータと、操作端末とで構成される機器制御システムが提案されている。
非特許文献1に記載の機器制御システムでは、操作端末が無線LANアダプタと無線LAN接続し、無線LANアダプタが周辺の無線LANルータのSSID(Service Set Identifier)を検索する。操作端末は、無線LANアダプタにより検索された無線LANルータのSSIDを表示する。ユーザは、操作端末を介して無線LANルータのSSIDを選択可能である。そして、無線LANアダプタがユーザにより選択されたSSIDの無線LANルータと無線LAN接続し、操作端末が無線LANルータと無線LAN接続することにより、操作端末が無線LANルータおよび無線LANアダプタを経由して被制御機器を制御可能としている。
ダイキン工業株式会社、接続設定ガイド、[online]、[平成29年10月3日検索]、インターネット〈URL:http://www.daikinaircon.com/app/pdf/3P390399-2.pdf〉
しかしながら、上述した非特許文献1に記載の機器制御システムでは、無線LANアダプタの周辺の無線LANルータの数が多い集合住宅などにおいては、無線LANアダプタが多くの周辺の無線LANルータのSSIDを検索してしまうため、操作端末が表示する無線LANルータのSSIDの数が多くなる。このため、無線LANアダプタが接続すべき無線LANルータをユーザが見つけにくくなり、無線LAN接続の初期設定に要する時間および労力が多大となってしまう、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線LAN接続の初期設定に要する時間および労力を削減することができる無線機器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる機器制御システムは、空気調和機である被制御機器と、被制御機器に有線接続され、被制御機器と被制御機器に関する情報の送受信を行い、無線LANルータと無線接続される外部接続部と、被制御機器に標準で付属され、被制御機器を操作する手元操作端末と、を備え、手元操作端末と異なる無線端末である操作端末によって被制御機器が操作される。外部接続部は、押時間の長さによって、無線LANルータを介して外部接続部と操作端末とが無線接続される第1の接続モードと、無線LANルータを介することなく外部接続部と操作端末とが直接無線接続される第2の接続モードとの何れかに外部接続部を切替えるためのスイッチと、スイッチの押時間が第1の時間より長く、かつ第1の時間より長い第2の時間より短い場合に、第1の接続モードを選択し、スイッチの押時間が第2の時間より長く、かつ第2の時間より長い第3の時間より短い場合に、第2の接続モードを選択するモード切替部と、スイッチの操作によって第1の接続モードが選択されているとき、周囲に存在する1または複数の無線LANルータの無線情報を収集する収集部を備える。外部接続部は、収集部により収集された無線情報を第1の接続モードが選択されているときにリスト化するリスト化部を備える。外部接続部は、第1の接続モードの後、スイッチの操作によって第2の接続モードが選択されているときに、リスト化部によりリスト化された無線情報を含むWebページ作成して、操作端末に提供して表示させ、Webページで表示された無線情報の配置を操作端末の操作に応じて変更し、操作端末によって無線LAN接続のための無線LANルータの無線情報の設定が行われると、第1の接続モードに外部接続部を切替える処理部を備える。
本発明にかかる無線機器は、無線LAN接続の初期設定に要する時間および労力を削減することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる無線機器および機器制御システムの一例を模式的に示す図 図1における被制御機器、外部接続部および操作端末の内部構成図 図1における外部接続部および操作端末の接続モードを説明するための図 図1における外部接続部および操作端末のそれぞれをルータ接続モードまたは端末接続モードに切替える方法と、外部接続部および操作端末の接続モードとを示す図 図1における外部接続部の製品イメージを示す図 図5におけるモード切替スイッチにより接続モードを切替えるときの動作を説明するための図 図1における外部接続部が実行する無線LAN接続処理のフローチャート 図1における操作端末による外部接続部の選択方法の一例を説明するための図 図1における外部接続部に付与された2次元コードの一例を示す図 図1における操作端末の表示画面にWeb表示部のアドレスが入力された状態を示す図 図1における操作端末に表示されるネットワーク設定画面の一例を示す図 図1における操作端末に表示されるルータのリスト画面の一例を示す図 図1における操作端末に表示されるチャネルの変更を促す画面の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる無線機器および機器制御システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
まず、本発明の実施の形態にかかる無線機器および機器制御システムについて説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる無線機器および機器制御システムの一例を模式的に示す図である。
図1に示す、機器制御システム100は、無線機器200と、無線LANルータ3と、手元操作端末4と、サーバ5と、操作端末7とを備える。
無線機器200は、被制御機器1と、無線機器200の外部に存在する機器と無線接続するための外部接続部2とを備える。外部接続部2は、たとえば無線LANアダプタである。サーバ5は、ネットワーク6を介して無線LANルータ3と操作端末7とに接続されている。無線LANルータ3と外部接続部2とは無線接続が可能である。外部接続部2には被制御機器1が接続されている。以下の説明では、被制御機器1は「機器1」、外部接続部2は「接続部2」、無線LANルータ3は「ルータ3」、操作端末7は「端末7」と省略して説明する場合がある。
機器1は、空気調和機、冷蔵庫またはテレビといった家電機器である。機器1から出力される情報としては、機種情報、動作状態情報または識別情報を例示できる。機種情報は、機器1の機種を特定するための情報である。動作状態情報は、機器1の運転状態および運転モードを表す情報である。識別情報は、機器1を特定するための型名および製造番号といった情報である。以下の説明では、特に言及しない限りこれらの情報は「被制御機器情報1a」と称する。本実施の形態にかかる機器制御システム100では、機器1に接続部2が接続されているが、後述する遠隔通信部24に接続部2の機能を持たせるようにしてもよい。機器1の機種は、空気調和機、冷蔵庫およびテレビに限定されるものではなく、遠隔操作が可能な家電機器であればどのような機器であってもよい。接続部2に接続される機器1は、1つに限定されず複数であってもよい。以下では、機器1は、空気調和機であるものとして説明を行う。
端末7は、機器1を制御可能な端末である。端末7は、機器1を制御するための専用の制御端末であってもよいし、携帯電話、タブレット端末またはスマートフォンといった汎用端末であってもよい。汎用端末を端末7として用いる場合、端末7には、機器1を制御する機能を実行するアプリケーションソフトウェアが実装される。
端末7は、2種類の通信モードを選択可能に構成されている。一方の通信モードは、接続部2に接続されたルータ3の電波が届く無線LAN環境下に端末7が存在するときの宅内モードである。他方の通信モードは、接続部2に接続されたルータ3の電波が届かない環境下に端末7が存在するときの宅外モードである。
端末7のモードは、予め端末7に登録されたルータ3、すなわち接続部2に接続されたルータ3の電波が届く範囲に端末7が存在するときには自動的に宅内モードが選択され、接続部2に接続されたルータ3の電波が届く範囲に端末7が存在しないときには自動的に宅外モードが選択される。ルータ3の電波が届く範囲は一般には、機器1が設置される住宅の中である。
宅内モードが選択された端末7は、無線LAN通信機能によってルータ3にアクセスし、ルータ3および接続部2を経由して機器1を制御可能である。無線LAN通信の一例は、Wi−Fi(登録商標)通信である。端末7が無線LAN通信機能で機器1を制御、すなわちモニタおよび操作することを「宅内操作」と称する。
宅外モードが選択された端末7は、インターネット通信機能によって3G、4GおよびLTE(Long Term Evolution)といった通信規格に準拠した通信網およびインターネット公共無線通信網にアクセスし、サーバ5、ルータ3および接続部2を経由して機器1を制御可能である。以下では、上記の通信網およびインターネット公共無線通信網を「ネットワーク6」と称する。端末7がインターネット通信機能で機器1を制御することを「宅外操作」と称する。
一般にルータ3には、ルータ3に接続されるデバイスのIP(Internet Protocol)アドレスをDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によって決める機能がある。ルータ3に接続されるデバイスである接続部2および端末7には固有のIPアドレスが割り当てられる。図示は省略されているが、ルータ3とネットワーク6との間には、ルータ3をネットワーク6に接続するための光回線またはADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)のモデムが設置されている。
手元操作端末4としては、機器1に標準で付属する赤外リモートコントローラ(リモコン)を例示できる。手元操作端末4は、38kHzの近赤外線を搬送波として用いており、近赤外線の伝播特性から、機器1と同一室内での使用に向いている。機器制御システム100では、端末7からの操作よりも、手元操作端末4からの操作が優先される。
サーバ5には、端末7が接続されるWebサーバ5−1と、Webサーバ5−1が処理したデータ、たとえば被制御機器情報1aを格納するデータベースサーバ5−2と、操作権管理部5−3とが含まれる。
データベースサーバ5−2内のメモリのメモリ領域は機器1毎に割り当てられており、端末7は機器1の固有のメモリ領域にアクセスすることが可能である。
操作権管理部5−3は、端末7が操作に関するアプリケーションを立ち上げたときに、その端末7に対して操作権を与えることで、操作権が与えられた端末7による遠隔操作を許可する。操作権が与えられた端末7は、サーバ5にアクセスすることによりデータベースサーバ5−2内の機器1の固有のメモリ領域に存在する被制御機器情報1aを取得する。操作権が与えられた端末7は、これ以外にも、機器1の設定を変更する場合、操作権が与えられた端末7がサーバ5にアクセスしてデータベースサーバ5−2内の機器1の固有のメモリ領域の設定を変更する。
手元操作端末4は、端末7に操作権が与えられている場合でも優先して機器1の操作をすることができる。端末7またはネットワーク6が故障した場合でも手元操作端末4から機器1の設定が可能である。機器1と手元操作端末4が障害物または手元操作端末4の故障により通信できない場合でも、端末7を用いて機器1の操作が可能である。さらに端末7が障害物などにより無線LAN通信できない場合でも、ネットワーク6を介して機器1を制御可能である。
接続部2とルータ3との間の通信は、無線通信であってもよく、有線通信であってもよい。無線通信としては、Wi−Fi(登録商標)のようなIEEE802.11シリーズの無線LAN通信と、標準規格化されたBluetooth(登録商標)と、900MHz帯の特定小電力通信とを例示できる。接続部2とルータ3との間の無線通信は、これらの通信方式に限定されず、これら以外の通信方式であってもよい。有線通信としては、IEEE802.3で規格化されたEthernet(登録商標)と、RS485通信とを例示できる。接続部2とルータ3との間の有線通信は、これらの通信方式に限定されず、これら以外の通信方式であってもよい。
接続部2は、機器1の通信方式とルータ3の通信方式とを相互に変換する機能を有する。具体的には、接続部2は、機器1が有する独自の通信方式で機器1から送信された被制御機器情報1aを、たとえばWi−Fi(登録商標)の無線通信方式に準拠した通信データに変換してルータ3へ送信する。接続部2は、無線通信方式でルータ3から送信された設定情報を、機器1の通信方式に準拠した通信データに変換して機器1へ送信する。設定情報は、機器1をモニタおよび操作するための情報であり、端末7が操作されたときに接続部2を介して機器1に対して送信される。
接続部2は、宅外モードと宅内モードとを選択可能に構成されている。接続部2のモードは、端末7の操作により切替えられ、または接続部2に設けられたモード切替用スイッチを選択することにより切替えられる。
宅内モードの接続部2は、機器1に一定周期でアクセスして被制御機器情報1aの送信を要求し、機器1から受信した被制御機器情報1aを記憶する。このとき接続部2に格納される被制御機器情報1aは、最新の情報だけでもよい。接続部2は、1分周期で過去5分のデータを保存し、それらのデータを端末7に送信してもよい。接続部2は、端末7からの送信要求を受信したときに、記憶した被制御機器情報1aを、ルータ3を介して端末7に送信する。端末7からの設定情報はルータ3を介して接続部2に送信され、接続部2は受信した設定情報を機器1に送信する。
このように、宅内モードに切替えられた接続部2および端末7では、サーバ5を介さずに通信が行われる。そのため、接続部2とサーバ5との間の通信周期に依存することなく、端末7は即座に機器1をモニタおよび操作することが可能である。サーバ5を介さずに通信が行われるため、サーバ5にアップロードされる情報量が低減される。これにより、サーバ5の負担増を抑制することが可能である。
機器1は手元操作端末4でも操作することが可能である。接続部2を用いることにより、機器1の通信方式が、Wi−Fi(登録商標)またはEthernet(登録商標)といった、汎用的な通信方式に変換される。そのため、Wi−Fi(登録商標)に対応した端末7が宅内に存在する場合、端末7は、ルータ3との間で無線LAN通信を行うことにより、機器1をモニタおよび操作することが可能である。
一方、接続部2において宅外モードが選択されているときの通信には、サーバ5を経由しない通信またはサーバ5を経由した通信がある。サーバ5を経由しない通信とは、操作権が与えられ、かつ宅内モードで動作中の端末7が宅内操作を行った際、端末7と接続部2との間でサーバ5を経由せずに行われる通信である。サーバ5を経由した通信とは、操作権が与えられ、かつ宅外モードで動作中の端末7が宅外操作を行った際、端末7と接続部2との間でサーバ5を経由して行われる通信である。
端末7がルータ3と無線LAN通信をしている場合、接続部2はルータ3を介して、サーバ5を経由しない通信によって、端末7からの通信を受け付ける。サーバ5を経由しない通信中の接続部2は、機器1に一定周期でアクセスして被制御機器情報1aの送信を要求し、機器1から受け取った被制御機器情報1aを記憶する。一定周期としては1秒を例示できる。被制御機器情報1aを記憶した接続部2は、端末7からの送信要求を受信したとき、記憶した被制御機器情報1aをルータ3経由で端末7に送信する。端末7からの設定情報は、ルータ3経由で接続部2に送信される。接続部2は、ルータ3経由で受信した設定情報を機器1に転送する。このように接続部2は、宅外モードが選択されている場合でも、端末7が無線LAN環境下に存在するときは、サーバ5を経由しない通信を行うように構成されている。
端末7が無線LAN通信でルータ3と通信していない場合、接続部2は、機器1に一定周期でアクセスして被制御機器情報1aの送信を要求し、機器1からの被制御機器情報1aを記憶する。サーバ5を経由した通信中の接続部2は、接続部2とサーバ5との間の通信周期でデータベースサーバ5−2内の機器1の固有のメモリ領域にアクセスし、記憶した被制御機器情報1aを機器1の固有のメモリ領域にアップロードするとともに、データベースサーバ5−2内の機器1の固有のメモリ領域に格納されている設定情報をダウンロードして機器1に送信する。接続部2とサーバ5との間の通信周期としては5分を例示できる。設定情報をダウンロードすることによって、宅外に存在する端末7は、サーバ5経由で機器1の操作を間接的に行うことができる。インターネット経由で機器1にアクセスするためには専用の通信経路およびIPアドレスを確保する必要がある。一般にプロバイダとの契約は1つである。従って、専用の通信経路の確保に要する費用を削減するためには、使用中のインターネット契約を変更させることなく、機器1のモニタおよび操作を行う通信方式が望ましい。そこで、本実施の形態の機器制御システム100は、宅外操作される端末7と接続部2とがサーバ5経由で情報の伝送を行うように構成されている。
図2は、図1における被制御機器、外部接続部および操作端末の内部構成図である。
図2に示す、機器1は、機器1の全体の制御を行う制御部10と、手元操作端末4および接続部2との通信を行う通信部20と、上下フラップおよび左右ベーンを操作して室内空間に向かって吹き出す気流の風向、すなわち室内空間の上下左右の方向を変更する風向変更部30と、ラインフローファンを制御して気流の風速を変更する風速変更部40と、冷凍サイクルの動作を制御することによって、機器1から吹き出す気流の温度を変更する出力温度変更部50とを備える。
制御部10は、風向変更部30を操作して機器1から吹き出す気流の風向を制御する風向制御部11と、風速変更部40を操作して吹き出し気流の風速を制御する風速制御部12と、出力温度変更部50を操作して吹き出し気流の温度を制御する温度制御部13と、通信部20を操作して機器1以外の機器との通信を行う通信制御部14とを備える。
温度制御部13は、機器1の室内機の内部に設置された、たとえばサーミスタを利用した温度センサ、または手元操作端末4に設置された、たとえばサーミスタを利用した温度センサを用いて、室内温度を検出する温度検出部13−1と、手元操作端末4または端末7で設定された設定温度を通信部経由で入力する設定温度入力部13−2と、温度検出部13−1で検出された室内温度と設定温度入力部13−2に入力された設定温度との差分をとることによって、温度差分を検出する温度差分検出部13−3と、温度差分検出部13−3で検出された温度差分に基づいて出力温度変更部50を操作して吹き出し気流温度を制御する出力温度制御部13−4とを備える。温度センサはサーミスタを利用したものには限定されない。
通信部20は、機器1の室内機と室外機との間の通信を行う室内−室外機間通信部21と、手元操作端末4との間の通信を行うリモコン間通信部22と、外部通信部23と、遠隔通信部24とを備える。
外部通信部23は、機器1の通信に汎用性を持たせるためのインターフェイスであり、接続部2に接続され、機器1の外部に設けられた装置との通信を行う場合に用いられる。外部通信部23は、接続部2に電源を供給する電源供給部23−1と、接続部2との間で被制御機器情報1aおよび設定情報の通信を行う外部通信処理部23−2とを備える。本実施の形態では、遠隔通信部24に、外部通信部23の機能と接続部2の機能とを持たせてもよい。この場合、遠隔通信部24は、接続部2を使わずに通信を行うためのインターフェイスであり、端末7で機器1のモニタおよび操作を行うためには、外部通信部23または遠隔通信部24を用いればよい。
接続部2は、電源供給部23−1から供給される電圧を接続部2の内部で使用する電圧レベルの電圧に変換する電圧変換部2−1と、外部通信処理部23−2と通信する外部通信処理部2−2とを備える。接続部2は、外部通信処理部2−2が受信した機器1からのデータを無線通信方式に準拠した通信データに変換するとともに、無線通信部2−4で受信された、ルータ3からの通信データを機器1の通信方式に準拠した通信データに変換する通信変換部2−3を備える。接続部2は、通信変換部2−3で変換された通信データを無線通信方式でルータ3へ送信するとともに、ルータ3から送信された通信データを通信変換部2−3へ送信する無線通信部2−4を備える。接続部2は、接続部2の周囲に存在するルータ3を含む1または複数のルータの無線情報を収集する収集部2−5と、収集部2−5が収集した無線情報をリスト化するリスト化部2−6とを備える。接続部2は、リスト化部2−6によりリスト化された無線情報にフィルタを適用するフィルタ部2−7を備える。フィルタ部2−7は、処理部の一例である。リスト化された無線情報にフィルタを適用する処理は、無線情報の配置を変更する処理および一部の無線情報を抽出する処理の一例である。接続部2は、リスト化部2−6によりリスト化された無線情報、またはフィルタ部207によりフィルタが適用された、リスト化された無線情報にソートを適用するソート部2−8を備える。ソート部2−8は、処理部の一例である。リスト化された無線情報にソートを適用する処理は、無線情報の配置を変更する処理および無線情報を並べ替える処理の一例である。接続部2は、端末7に提供するWebページを作成するWeb表示部2−9を備える。Web表示部2−9は、作成部の一例である。Webページは、第1の表示データおよび第2の表示データの一例である。
電源供給部23−1と電圧変換部2−1とは電源用配線で接続される。外部通信処理部23−2と外部通信処理部2−2との間は通信用配線で接続される。電源用配線は、接続部2が消費する電力を供給するための配線であるため、一般に電源用配線には、通信用配線と同じ仕様の配線を使用してよい。電源供給部23−1は必ずしも機器1内に設置する必要はなく、電源供給部23−1の代わりにAC(Alternating Current)アダプタを用いて、このACアダプタから接続部2に給電してもよい。一般的に機器1は室内上部、特に室内上部の壁面に設置されることが多いため、室内床面付近に給電コンセントがある場合にはACアダプタと接続部2との間の電源用配線の引き回しが面倒となる。従って機器1に接続部2の機能を搭載した方が利便性の面で有利である。
端末7は、端末7の全体の制御を行う制御部7−1と、後述する図11に示すネットワーク設定画面7−5、および後述する図12に示すルータのリスト画面7−7といった画面を表示する表示部7−2と、たとえば接続部2およびルータ3との無線通信を行う無線通信部7−3とを備える。無線通信部7−3は、Web表示部2−9が作成したWebページのデータを受信する。無線通信部7−3は、受信部の一例である。表示部7−2は、無線通信部7−3が受信したWebページのデータに基づいて、Webページを表示する。
図3は、図1における外部接続部および操作端末の接続モードを説明するための図である。接続部2および端末7は、上述した通信モードの設定とは別に、以下に説明する接続モードの設定が可能である。
本実施の形態では、接続部2とルータ3との通信経路aを構築するために、接続部2と端末7とが直接通信をしている。接続部2と端末7とが直接通信をしている通信経路を、通信経路bとする。本実施の形態では、接続部2の無線通信部2−4の無線LANルータ情報を端末7から設定するために、一時的に端末7と接続部2とが接続される。
以下では、通信経路aによって接続部2がルータ3に接続することが可能となる第1の接続モードを「ルータ接続モード」と称し、通信経路bによって接続部2が端末7に接続することが可能となる第2の接続モードを「端末接続モード」と称する。ルータ接続モードでは、ルータ3を介して接続部2および端末7が接続可能となる。端末接続モードでは、ルータ3を介することなく、接続部2および端末7が接続可能となる。「端末接続モード」は、特に無線LAN接続の初期設定時に接続部2および端末7に設定されるモードである。
図4は、図1における外部接続部および操作端末のそれぞれをルータ接続モードまたは端末接続モードに切替える方法と、外部接続部および操作端末の接続モードとを示す図である。
ルータ接続モードに設定された接続部2および端末7は、図3に示す通信経路a,cにより、ルータ3に接続される。端末接続モードに設定された接続部2および端末7は、図3に示す通信経路bにより、直接接続される。
接続部2のモード切替方法としては、接続部2に設けられたスイッチを切替える方法を例示できる。接続部2に設けられたスイッチは、後述するスイッチ25に相当する。端末7のモード切替方法としては、端末7において手動で変更する方法、または接続履歴に基づき自動接続する方法を例示できる。接続履歴に基づき自動接続する方法は、以前に接続したことのある接続部2およびルータ3を端末7が検出したときに、端末7は自動で接続部2またはルータ3に接続する。端末7は、端末7が以前に接続したことのあるルータ3のリストを端末7に表示させ、端末7のユーザにルータ3を選択させるように構成してもよい。
図5は、図1における外部接続部の製品イメージを示す図である。接続部2は、2つのスイッチ25と、4つのLED(Light Emitting Diode)26とを備える。
接続部2は、2つのスイッチ25の内の一方が押される時間の長さによって、接続モードが切替えられるように構成されている。このスイッチ25を「モード切替スイッチ」と称する。
接続部2には、ディスプレイといった表示画面が設けられていないため、接続モードがどの状態にあるかを判別できるようにLED26が設けられている。本実施の形態では、接続部2には、後述する図11に示すネットワーク設定画面、および図12に示すルータのリスト画面といった画面を表示する表示画面が設けられていないため、接続部2を安価に実装することができる。図5では、4つのLED26の内の1つが接続モードを表示している。接続モードを示すLED26を「接続モードLED」と称する。
図6は、図5におけるモード切替スイッチにより接続モードを切替えるときの動作を説明するための図である。接続部2は、モード切替スイッチの押時間の長さによって、接続モードを、ルータ接続モードまたは端末接続モードに切替える。
図6に示す、「MODE switch PUSH」は、モード切替スイッチが押されたことを示す。「0sec」は、モード切替スイッチが押された時点を示す。「1sec」、「5sec」および「10sec」のそれぞれは、モード切替スイッチが押された時点からの経過時間を示す。「0sec」から「1sec」までの「OFF」は、接続モードLEDが消灯状態を示す。「1sec」から「5sec」までの「Flash every 1 sec」は、接続モードLEDが1秒周期で点滅している状態を示す。「5sec」から「10sec」までの「Lit for 5 sec」は、接続モードLEDが5秒間点灯している状態を示す。「10sec」以降の「Flash every 0.5 sec」は、接続モードLEDが0.5秒周期で点滅している状態を示す。
接続部2は、モード切替スイッチが押された時点から1秒以上経過し、かつ、5秒経過するまで、接続モードLEDを1秒周期で点滅させる。この期間にモード切替スイッチが押されなくなると、接続部2は、ルータ接続モードに移行する。
接続部2は、モード切替スイッチが押された時点から5秒以上経過し、かつ、10秒経過するまで、接続モードLEDを点灯させる。この期間にモード切替スイッチが押されなくなると、接続部2は、接続モードを、ルータ接続モードから端末接続モードに切替える。
接続部2は、モード切替スイッチが押された時点から10秒以上経過すると、接続モードLEDを0.5秒周期で点滅させる。このとき接続部2は、別の接続モードに切替わるように、モード切替スイッチの押時間に応じて接続モードを切替えてもよい。
接続部2は、モード切替スイッチが押された時点から一定時間が経過するまで、接続モードおよびLED点灯パターンが切替わらないように構成されている。一定時間としては1秒を例示できる。これは、モード切替スイッチが誤って押されたときに誤設定されないようにするためである。このようなモード切替機能を有する接続部2は、機器1に搭載してもよい。
次に、接続部2と端末7とが一時的に接続され、接続部2の無線通信部2−4の無線LANルータ情報を端末7から設定する無線LAN接続処理を、図7から図13を使用して説明する。
図7は、図1における外部接続部が実行する無線LAN接続処理のフローチャートである。
ステップS1において、まず、接続部2は、ユーザによりルータ接続モードに設定される。
次いで、接続部2の収集部2−5は、接続部2の周囲に存在するルータ3を含む1または複数のルータの無線情報を収集する(ステップS2)。収集部2−5は、接続部2の周囲に存在するルータ3を含む1または複数のルータが発しているビーコン信号から無線情報を収集する。無線情報は、SSID、RSSI(Received Signal Strength Indicator)、セキュリティ情報またはチャネル情報といった情報である。SSIDは、無線LANルータの識別名の一例である。RSSIは、受信信号強度の一例である。セキュリティ情報は、たとえば暗号化方式を表す情報である。チャネル情報は、たとえば無線LANルータのチャネルを表す情報である。
次いで、接続部2のリスト化部2−6は、ステップS2で収集部2−5が収集した無線情報をリスト化する(ステップS3)。
次いで、接続部2は、ユーザにより端末接続モードに設定される(ステップS4)。端末7では、無線接続先として接続部2が選択される。本実施の形態では、接続部2の接続モードがルータ接続モードである場合に、モード切替スイッチが押されて、接続部2の接続モードを、ルータ接続モードから端末接続モードに切替えるときに、上述したステップS2およびステップS3の処理を実行するようにしてもよい。この場合、接続部2の接続モードをルータ接続モードから端末接続モードに切替える直前の無線情報の収集を行うことができるため好ましい。本実施の形態では、収集部2−5は、接続部2の周囲に存在するルータ3を含む1または複数のルータの無線情報を定期的に収集し、収集したルータの無線情報を接続部2の内部メモリに保存するようにしてもよい。
次いで、接続部2のフィルタ部2−7は、フィルタの条件が設定されているときは、ステップS3でリスト化された無線情報にフィルタを適用する(ステップS5)。フィルタの条件とは、SSID、RSSI、セキュリティ情報またはチャネル情報に対する条件である。フィルタを適用するとは、フィルタの条件に合致しない無線情報をリストから取り除くことをいう。フィルタの条件は、デフォルトでフィルタ部2−7に保存されており、ユーザが任意に設定可能である。たとえば、ステップS3でリスト化された無線情報にフィルタを適用して、セキュリティ情報が“暗号化あり”の無線情報のみを抽出することが可能である。
次いで、接続部2のソート部2−8は、ソートの条件が設定されているときは、ステップS5でフィルタが適用された、リスト化された無線情報にソートを適用する(ステップS6)。ソートの条件とは、abc順(アルファベット順)またはあいうえお順といった条件である。ソートを適用するとは、たとえば、無線情報をabc順(アルファベット順)またはあいうえお順といった規則に従って並べ替えることをいう。ソートの条件は、デフォルトでソート部2−8に保存されており、ユーザが任意に設定可能である。たとえば、ステップS3でリスト化された無線情報にソートを適用して、RSSIの強度順に無線情報を並び替えることが可能である。本実施の形態では、ソートの条件として、Pingに対する応答が早い順を採用することもできる。この場合、接続部2は、接続部2の周囲に存在するルータ3を含む1または複数のルータに対してPingを実行する。
次いで、接続部2のWeb表示部2−9は、端末7に提供するWebページを作成する(ステップS7)。ステップS7で作成されるWebページは、ステップS5でフィルタが適用されて、ステップS6でソートが適用された、リスト化された無線情報を表示するものである。ステップS7で作成されるWebページは、無線情報の配置が変更されたものである。ステップS7で作成されるWebページは、ステップS5で適用したフィルタの条件、またはステップS6で適用したソートの条件をも表示するものであってもよい。ステップS7で作成されるWebページは、ステップS5で適用したフィルタの条件に合致しない無線情報、すなわちルータを表示しないものであってもよい。
次いで、接続部2は、フィルタまたはソートの条件が変更されたか否かを判別する(ステップS8)。フィルタまたはソートの条件は、ユーザが端末7を利用して変更することが可能である。
ステップS8での判別の結果、フィルタまたはソートの条件が変更されたときは(ステップS8でYes)、ステップS5の処理に戻る。
ステップS8での判別の結果、フィルタまたはソートの条件が変更されていないときは(ステップS8でNo)、ユーザが目的のルータ、すなわちルータ3を見つけることができたということである。ユーザが目的のルータを見つけた後、ユーザにより接続部2とルータ3との無線LAN接続のための無線LANルータ情報の設定が行われると、接続部2はルータ接続モードに設定される(ステップS9)。これにより、接続部2とルータ3との間の通信経路aが構築される。ステップS9のルータ接続モードでは、接続部2がPingを用いて、ルータ3との接続が確実に行えるか否かを確認してもよい。そして、Web表示部2−9は、接続部2とルータ3との接続が確実に行えたか否か表示するWebページを作成して、ユーザが利用する端末7に提供するようにしてもよい。
図7に示す無線LAN接続処理では、フィルタの条件が設定されていないときは、ステップS5の処理を省略することもできる。この場合、ステップS7で作成されるWebページは、ステップS6でソートが適用された、リスト化された無線情報を表示するものである。ソートのみが適用された、リスト化された無線情報では、無線情報の配置が変更されない場合もあるが、この場合においても、無線情報の配置が変更されたものであるとする。この場合は、無線情報の再配置が行われたともいえる。
図7に示す無線LAN接続処理では、ソートの条件が設定されていないときは、ステップS6の処理を省略することもできる。この場合、ステップS7で作成されるWebページは、ステップS5でフィルタが適用された、リスト化された無線情報を表示するものである。
図7に示す無線LAN接続処理では、ステップS5の処理と、ステップS6の処理との順番を入れ替えることもできる。この場合、ステップS7で作成されるWebページは、ソートが適用されて、フィルタが適用された、リスト化された無線情報を表示するものである。
図8は、図1における操作端末による外部接続部の選択方法の一例を説明するための図である。
図8に示すように、接続部2の本体には、接続部2の接続情報であるSSIDおよびKEYが表示されている。接続部2の接続情報は、接続部2の取扱説明書または梱包箱に表示されていてもよい。
接続部2を選択する場合、端末7において、図8に示すSSIDおよびKEYを入力することで、接続部2の無線通信部2−4が端末7と無線接続される。このとき、端末7が、接続部2と端末7とが無線接続されたことを表示することにより、接続部2が端末7と無線接続されたかをユーザが確認することが可能である。この他にも、図5に示す接続部2のLED26が、無線接続後において点灯するパターンを、無線接続前においてLED26が点灯するパターンから変化させることで、ユーザが接続部2を見て無線接続できたか否かを判断できるようにしてもよい。
図9は、図1における外部接続部に付与された2次元コードの一例を示す図である。
接続部2のWeb表示部2−9のアドレスの入力を簡略化するため、図9に示すように、接続部2に2次元コード2−10を付与しておき、端末7に設けられる不図示のカメラを用いて2次元コード2−10を読み取ることによって、接続部2への接続先の入力を省略できるようにしてもよい。2次元コード2−10は接続先表記の一例である。図10は、図1における操作端末の表示画面にWeb表示部のアドレスが入力された状態を示す図である。端末7を、図2に示す、接続部2のWeb表示部2−9に接続するためには、図10に示す端末7の表示画面7−4において、Web表示部2−9のアドレス「http://192.168.11.1/network」を直接入力してもよい。
図11は、図1における操作端末に表示されるネットワーク設定画面の一例を示す図である。図12は、図1における操作端末に表示されるルータのリスト画面の一例を示す図である。図12において、電波強度はRSSIに対応するものであり、暗号化方式はセキュリティ情報に対応するものである。図11には、接続部2が端末7に接続されている状態で、ルータ3のSSIDおよびKEYが設定されることによって、接続部2がルータ3に接続されるように無線LANルータ情報の設定変更を行う事例が示される。図12には、リスト化された無線情報にソートを適用して、RSSIの強度順に無線情報が並び替えられた事例が示される。
端末7がWeb表示部2−9に接続されると、端末7には、図11に示す、ネットワーク設定画面7−5、および図12に示す、ルータのリスト画面7−7が表示される。端末7は、ネットワーク設定画面7−5において、無線通信部2−4を接続させたいSSIDおよびKEYを入力可能に構成され、また必要に応じてIPアドレスおよびDNSを設定可能に構成される。そして、端末7のSubmitボタン7−6が押されることにより、入力された無線LANルータ情報が接続部2の無線通信部2−4に記憶される。
ユーザは、ルータのリスト画面7−7を参照し、端末7のソフトキーを使用して、ネットワーク設定画面7−5から、ルータ3のSSIDを直接入力してもよい。端末7は、ユーザにルータ3のSSIDを直接入力させるのではなく、ルータのリスト画面7−7を表示して、ルータのリスト画面7−7からルータ3を選択できるようにし、ユーザによるSSIDの入力の手間を省けるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、ルータの無線情報のリストにフィルタが適用されるため、端末7が表示するルータの無線情報の数が少なくなる。これにより、接続部2が接続すべきルータ3をユーザが見つけやすくなり、無線LAN接続の初期設定に要する時間および労力を削減することができる。
本実施の形態によれば、ルータの無線情報のリストにソートが適用されるため、端末7が表示するルータの無線情報がある規則に従って並べ替えられる。これにより、接続部2が接続すべきルータ3をユーザが見つけやすくなり、無線LAN接続の初期設定に要する時間および労力を削減することができる。
本実施の形態によれば、ルータの無線情報のリストにフィルタおよびソートが適用されるため、端末7が表示するルータの無線情報の数が少なくなるとともに、端末7が表示するルータの無線情報がある規則に従って並べ替えられる。これにより、接続部2が接続すべきルータ3をユーザがさらに見つけやすくなり、無線LAN接続の初期設定に要する時間および労力をさらに削減することができる。
本実施の形態では、フィルタの条件を、ある一定値よりも強い電波強度のルータと設定することにより、ルータのリスト画面7−7において、無線情報が収集されたルータのうちの、ある一定値よりも弱い電波強度のルータを表示させないようにすることも可能である。無線情報が収集されたルータのうちの、ある一定値よりも弱い電波強度のルータを表示させないようにすることで、不安定な環境下において無線環境が構築されることを抑制することができる。
本実施の形態では、フィルタの条件を、ある暗号化方式と設定することにより、ルータのリスト画面7−7において、ある暗号化方式以外の暗号化方式のルータを表示させないようにすることも可能である。これにより、ルータのリスト画面7−7において、接続部2および機器1が対応していない暗号化方式のルータが表示されないようにすることができる。
本実施の形態では、Web表示部2−9は、無線情報から、ルータのチャネルの混雑状況を判別し、混雑チャネルがあるときは、チャネルの変更を促すWebページの作成を行ってもよい。混雑チャネルとは、同じチャネルに複数台のルータが存在し、混雑しているチャネルのことをいう。ユーザが所有しているルータ3のチャネルが混雑チャネルと一致している場合は、正常に通信することができない可能性があるため、ユーザにルータのチャネルの変更を促すようにすることが好ましい。図13は、図1における操作端末に表示されるチャネルの変更を促す画面の一例を示す図である。チャネルの変更を促す画面7−8は、Web表示部2−9により作成される。チャネルの変更を促す画面7−8を端末7に表示することにより、ユーザはルータ3のチャネルを適切なチャネルに設定することが可能となる。接続部2は、ユーザにより混雑チャネルを判別する機能がONにされると、無線情報のうちのチャネル情報から得られたチャネルを分析し、同じチャネルに複数台のルータが存在するか否かを判別する。接続部2は、ユーザにより混雑チャネルを判別する機能がOFFにされると、チャネルの分析する制御は行わない。混雑チャネルを判別する機能のONまたはOFFは、たとえば端末7を利用して切り替えることが可能である。
本実施の形態では、接続部2が、収集した無線情報をリスト化し、リスト化された無線情報にフィルタおよびソートを適用する。そして、接続部2が、端末7に提供するWebページを作成する。このため、端末7が、無線情報をリスト化し、リスト化された無線情報にフィルタおよびソートを適用する場合と比較して、たとえば端末7にインストールされるアプリケーションの機能を簡素なものとすることができるとともに、端末7の負荷を低減させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略および変更することも可能である。
1 被制御機器、1a 被制御機器情報、2 外部接続部、2−1 電圧変換部、2−2 外部通信処理部、2−3 通信変換部、2−4,7−3 無線通信部、2−5 収集部、2−6 リスト化部、2−7 フィルタ部、2−8 ソート部、2−9 Web表示部、2−10 2次元コード、3 無線LANルータ、4 手元操作端末、5 サーバ、5−1 Webサーバ、5−2 データベースサーバ、5−3 操作権管理部、6 ネットワーク、7 操作端末、7−1,10 制御部、7−2 表示部、7−4 表示画面、7−5 ネットワーク設定画面、7−6 Submitボタン、7−7 ルータのリスト画面、7−8 チャネルの変更を促す画面、11 風向制御部、12 風速制御部、13 温度制御部、13−1 温度検出部、13−2 設定温度入力部、13−3 温度差分検出部、13−4 出力温度制御部、14 通信制御部、20 通信部、21 室内−室外機間通信部、22 リモコン間通信部、23 外部通信部、23−1 電源供給部、23−2 外部通信処理部、24 遠隔通信部、25 スイッチ、26 LED、30 風向変更部、40 風速変更部、50 出力温度変更部、100 機器制御システム、200 無線機器。

Claims (10)

  1. 空気調和機である被制御機器と、
    前記被制御機器に有線接続され、前記被制御機器と被制御機器に関する情報の送受信を行い、無線LANルータと無線接続される外部接続部と、
    前記被制御機器に標準で付属され、前記被制御機器を操作する手元操作端末と、
    を備え、前記手元操作端末と異なる無線端末である操作端末によって前記被制御機器が操作される機器制御システムであって、
    前記外部接続部は、
    押時間の長さによって、前記無線LANルータを介して前記外部接続部と前記操作端末とが無線接続される第1の接続モードと、前記無線LANルータを介することなく前記外部接続部と前記操作端末とが直接無線接続される第2の接続モードとの何れかに前記外部接続部を切替えるためのスイッチと、
    前記スイッチの押時間が第1の時間より長く、かつ前記第1の時間より長い第2の時間より短い場合に、前記第1の接続モードを選択し、前記スイッチの押時間が前記第2の時間より長く、かつ前記第2の時間より長い第3の時間より短い場合に、前記第2の接続モードを選択するモード切替部と、
    記第1の接続モードが選択されているとき、周囲に存在する1または複数の前記無線LANルータの無線情報を収集する収集部と、
    前記収集部により収集された前記無線情報を前記第1の接続モードが選択されているときにリスト化するリスト化部と、
    記第2の接続モードが選択されているときに、前記リスト化部によりリスト化された前記無線情報を含むWebページ作成して、前記操作端末に提供して表示させ、前記Webページで表示された前記無線情報の配置を前記操作端末の操作に応じて変更し、前記操作端末によって無線LAN接続のための前記無線LANルータの無線情報の設定が行われると、前記第1の接続モードに前記外部接続部を切替える処理部と、
    を備えることを特徴とする機器制御システム。
  2. 前記処理部は、リスト化された前記無線情報において、一部の前記無線情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記処理部は、リスト化された前記無線情報において、前記無線情報を並べ替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  4. 前記処理部は、リスト化された前記無線情報において、一部の前記無線情報を抽出し、抽出した前記無線情報を並び替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  5. 前記処理部は、リスト化された前記無線情報において、前記無線情報を並べ替えて、並び替えられた前記無線情報から一部の前記無線情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  6. 前記処理部は、前記無線情報から、前記1または複数の無線LANルータのチャネルの混雑状況をビーコン情報から判別し、混雑している前記チャネルがあるときは、前記チャネルの変更を促す表示データの作成を行う
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の機器制御システム。
  7. 前記無線情報は、前記1または複数の無線LANルータの識別名を含み、
    前記外部接続部が対応していない暗号化方式の前記無線LANルータは表示されない
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の機器制御システム。
  8. 前記無線情報は、さらに、受信信号強度、セキュリティ情報およびチャネル情報を含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の機器制御システム。
  9. リスト化された前記無線情報を表示するための表示部を備えない
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の機器制御システム。
  10. 空気調和機である被制御機器に有線接続され、前記被制御機器と被制御機器に関する情報の送受信を行い、無線LANルータと無線接続される外部接続部であって、
    押時間の長さによって、前記無線LANルータを介して手元操作端末と異なる無線端末である操作端末と無線接続される第1の接続モードと、前記無線LANルータを介することなく前記操作端末と直接無線接続される第2の接続モードとの何れかに前記外部接続部を切替えるためのスイッチと、
    前記スイッチの押時間が第1の時間より長く、かつ前記第1の時間より長い第2の時間より短い場合に、前記第1の接続モードを選択し、前記スイッチの押時間が前記第2の時間より長く、かつ前記第2の時間より長い第3の時間より短い場合に、前記第2の接続モードを選択するモード切替部と、
    前記第1の接続モード時に、周囲に存在する1または複数の前記無線LANルータの無線情報を収集する収集部と、
    前記収集部により収集された前記無線情報を前記第1の接続モード時にリスト化するリスト化部と、
    前記第2の接続モード時に、前記リスト化部によりリスト化された前記無線情報を含むWebページ作成して、前記操作端末に提供して表示させ、前記Webページで表示された前記無線情報の配置を前記操作端末の操作に応じて変更し、前記操作端末によって無線LAN接続のための前記無線LANルータの無線情報の設定が行われると、接続モードを前記第2の接続モードから前記第1の接続モードに切替える処理部と、
    を備えることを特徴とする外部接続部。
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