JP6325367B2 - 通信装置、通信方法および通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信方法および通信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6325367B2
JP6325367B2 JP2014126917A JP2014126917A JP6325367B2 JP 6325367 B2 JP6325367 B2 JP 6325367B2 JP 2014126917 A JP2014126917 A JP 2014126917A JP 2014126917 A JP2014126917 A JP 2014126917A JP 6325367 B2 JP6325367 B2 JP 6325367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
wireless
channel
radio
degeneration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014126917A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016006923A (ja
Inventor
西村 亨
亨 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2014126917A priority Critical patent/JP6325367B2/ja
Publication of JP2016006923A publication Critical patent/JP2016006923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6325367B2 publication Critical patent/JP6325367B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、複数の異なる無線チャネルに複数の通信機器を無線通信可能に設定する通信装置等に関する。
1つの無線中継器(アクセスポイント)は、複数の無線LAN(Local Area Network)通信接続可能な通信機器と通信することが可能である。この時、この無線中継器と複数の通信機器の各々は互いに同じ無線チャネルを使用して無線通信を行う。通常は無線中継器毎に使用する無線チャネルは電波干渉を防ぐため一定の無線周波数帯域を離して設定される。
しかしながら、近辺に複数の無線中継器が存在し、それらが互いの存在を意識せずに無線チャネルを設定している場合、無線チャネル同士が電波干渉を発生し、転送速度が低下してしまうことがある。このような場合、無線通信の確実性担保の為、電波干渉が発生している内の片方の無線チャネルを、もう片方の無線チャネルの無線周波数を阻害しない程度に縮退させる。この際、縮退した側の無線チャネルのユーザは、この縮退に気づき、別の無線チャネルを選択する必要がある。又、無線チャネルを一定無線周波数帯域離して設定された場合であっても、周波数が重なる電波を発する機器が近くに存在する場合や、近似する周波数が過密する地帯では、複数の無線チャネルの周波数が互いに干渉し、転送速度が低下してしまうことがある。このような場合、この使用中の無線チャネルが縮退したことをユーザが確認するためには、ユーザが、通信機器を介して、無線通信中のアクセスポイントの設定・表示ページにアクセスして無線チャネルの電波の縮退状態を確認する必要があった。
特許文献1は、これに関連する技術として、ベースバンド処理カードを各エリアに対応するように複数毎備えた基地局装置の技術を開示している。この基地局装置等は、ベースバンド処理カードに通信障害が発生しても、そのセクタがカバーする通信エリアの通信を維持する。
特開2009−38692号公報
特許文献1に記載の技術では、電波障害により、通信中にある1つの無線チャネルを縮退させると、他の縮退していない無線チャネルに通信を移行する。この際に、基地局装置は、電波障害が検出されたカードの共有無線チャネルを自動的に自カードに移設する。つまり、ユーザに対して電波障害が発生したカードの切り替えを提示したり、推奨したりするものではない。このためユーザには無線チャネルを選択する自由はなく、又基地局装置の製造コストも高かった。
本発明は上記の課題を解決するべくなされた。本発明は、通信中の無線チャネルの縮退が発生すると、ユーザにこれを通知して無線チャネルの切り替えを促し、この結果、通信装置の構造を簡略化して製造コストを抑えることができる通信装置等を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する為、本発明の第1の観点は、無線通信機能を備える通信端末の無線通信中に、使用する無線チャネルの電波干渉が発生したことを検知する検知部と、検知の際に無線チャネルを縮退すべきか判断する判断部と、縮退すべきと判断した際に光媒体を発光させる表示部とを備える通信装置である。
本発明の第2の観点は、無線通信機能を備える通信端末の無線通信中に、使用する無線チャネルの電波干渉が発生したことを検知し、検知の際に無線チャネルを縮退すべきか判断し、縮退すべきと判断した際に光媒体を発光させる通信方法である。
本発明の第3の観点は、無線通信機能を備える通信端末の無線通信中に、使用する無線チャネルの電波干渉が発生したことを検知する機能と、検知の際に無線チャネルを縮退すべきか判断する機能と、縮退すべきと判断した際に光媒体を発光させる機能とをコンピュータに実現させる通信プログラムである。
本発明によれば、無線チャネルの縮退時にユーザにこれを通知して切り替えを促し、ユーザは自由に他の無線チャネルを選択することができる。又、通信装置の製造コストを抑えることができる
第一の実施形態に係る無線中継システムの構成図である。 第一の実施形態に係る通信装置の内部ブロック構成図である。 第一の実施形態に係る通信装置の動作を示すフロー図である。 第二の実施形態に係る無線中継システムの構成図である。 第二の実施形態に係る通信装置の内部ブロック構成図である。 第二の実施形態に係る通信装置の動作を示すフロー図である。 第三の実施形態に係る通信装置の構成図である。
次に図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は本発明の実施形態における構成を模式的に表している。更に以下に記載される実施形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能である。
<第一の実施形態>
第一の実施形態の無線中継システムは、マンション等の集合住宅の各個室内で、あるユーザがある通信装置(アクセスポイント)を使用して無線通信を行う場合を想定している。このユーザは自らが所有する通信装置のみを使用して無線通信することを前提としており、このユーザの部屋の両隣に、他の通信装置が複数存在することについては意識していない。このような場合、通信装置の無線チャネルの設定によっては無線電波の干渉が発生し、無線LAN通信の転送速度が低下することがある。以下、このような状態において使用する無線中継システムについて説明する。
(無線中継システム)
本発明に係る第一の実施形態の無線中継システム100は、図1に示すように、通信装置1a、1b、1cと、通信装置1a〜1cを介して外部と無線通信するパーソナルコンピュータ2a、2b、2cと、通信装置1a〜1cを介して外部と無線通信する携帯通信端末2d、2e、2f等を備える。
通信装置1a〜1cは、様々な通信端末と外部ネットワークとの間を接続可能な電波中継機である。通信装置1a〜1cは、これらの通信端末との間で無線LANにおける接続を行うことが多いが、有線LANにおける接続機能を有していてもよい。パーソナルコンピュータ2a〜2cは、事務所や家庭などで個人が利用することを目的としたコンピュータである。携帯通信端末2d〜2fは、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット、スマートフォン、携帯電話等の無線通信可能な端末を指す。
図1に示すように、A領域には、通信装置1a、パーソナルコンピュータ2aおよび携帯通信端末2dが存在する。通信装置1aは、無線チャネルAを使用して、パーソナルコンピュータ2aおよび携帯通信端末2dとの間で無線通信を行う。B領域には、通信装置1b、パーソナルコンピュータ2bおよび携帯通信端末2eが存在する。通信装置1bは、無線チャネルBを使用して、パーソナルコンピュータ2bおよび携帯通信端末2eとの間で無線通信を行う。C領域には、通信装置1c、パーソナルコンピュータ2cおよび携帯通信端末2fが存在する。通信装置1cは、無線チャネルCを使用して、パーソナルコンピュータ2cおよび携帯通信端末2fとの間で無線通信を行う。尚、各通信装置1a〜1cは独立して設置されており、他の通信装置との通信、同期等は行わない。
(通信装置)
通信装置1a〜1cは、図2に示すように、無線通信部11、制御部13、LED表示部15、記憶部14を備える。
無線通信部11は、無線LAN通信の為の高周波信号を送受信する。
制御部13は、通信装置1a〜1cの各機能を制御する。制御部13は、無線通信制御部13a、無線チャネル検出部13b、無線チャネル縮退判断部13c、無線チャネル提示部13d、無線チャネル設定部13eを備える。
無線通信制御部13aは、無線通信部11におけるデータの送受信を制御する。
無線チャネル検知部13bは、無線LANの電波干渉が発生したことを検知し、これを無線チャネル縮退判断部13cに通知する。
無線チャネル縮退判断部13cは、電波干渉の通知を受け、無線チャネルを縮退させるべきか否かを判断する。縮退させるべきと判断すると、無線チャネル提示部13dにこれを通知し、LED表示部15のLEDランプの点灯、点滅等を行う。
無線チャネル提示部13dは、無線チャネル縮退判断部13cより通知を受けると、ユーザのパーソナルコンピュータ2a〜2cおよび携帯通信端末2d〜2fに対し、無線通信部11における無線チャネルの縮退を提示するためのテキストデータ又は画像データ、もしくはこれら両方を送信する。
無線チャネル設定部13eは、ユーザのパーソナルコンピュータ2a〜2cおよび携帯通信端末2d〜2fに対し、少なくとも1つの通信可能な無線チャネルを提示することで、ユーザにいずれの無線チャネルを今後使用するかの選択を促し、ユーザから選択された無線チャネルを受信すると、受信した無線チャネルを新たに使用する無線チャネルとして設定する。
LED表示部15は、無線チャネル縮退判断部13dからの制御に従い、光媒体、例えばLEDランプの点灯、点滅および消灯を行う。
記憶部14は、選択チャネル情報14aと使用チャネル情報14bとを格納する。選択チャネル情報14aは、ユーザに選択された無線チャネルの情報であり、無線チャネルの種類、無線強度等を含む。使用チャネル情報14bは、他の通信装置において使用中の無線チャネルの情報であり、無線チャネルの種類、無線強度等を含む。
尚、上述した制御部13内の各部は、機能ブロック単位のプログラムを表している。これらは実際には、図示しないコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、図示しないROM(Read Only Memory)や図示しないRAM(Random Access Memory)などに格納されている。図示しないCPUがこれらのプログラムを適宜演算処理することでこれらの機能は実行される。尚、制御部13自身がCPUであってもよい。
(無線中継システムの動作)
無線中継システム100の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS101において、無線チャネルの設定情報を図2に示される無線通信部11が受信する。尚、設定情報の受信は有線通信にて行われてもよい。制御部13の無線通信制御部13aは、受信した情報が、ユーザによって新たに選択された無線チャネルの設定情報であるかを判断する。ユーザによって新たに選択された無線チャネルの設定情報と判断した場合はステップS102へ進む。尚、ユーザによって新たに選択された無線チャネルの設定情報ではないと判断した場合はステップS103へ進む。
ステップS102において、制御部13の無線通信制御部13aは、受信した情報を選択チャネル情報14aとして記憶部14に格納する。
ステップS103において、無線チャネル検知部13bは、無線通信部11を介して、自らの近辺に存在する他の通信装置から送信されるビーコン信号を受信する。受信したビーコン信号に含まれる無線チャネルが選択チャネル情報14aに含まれる無線チャネルと同一又は後述する閾値内であるかを判断する。無線チャネル同士が同一又は閾値内である場合、ステップS104へ進む。無線チャネル同士が同一ではない場合は、ステップS105へ進む。
ステップS104において、無線チャネル検知部13bは、無線チャネル同士が同一又は閾値内であると判断された無線チャネルおよびその無線信号の強度を、使用チャネル情報14bとして記憶部14に格納する。尚、使用チャネル情報14bは、少なくとも1つの無線チャネルの情報を格納する。
ステップS105において、無線チャネル縮退判断部13cは、選択チャネル情報14aに含まれる無線チャネルの種類、信号強度と、使用チャネル情報14bに含まれる無線チャネルの種類、信号強度とを比較し、ユーザに選択された無線チャネルを縮退すべきか否かを判断する。例えば、図1において、A領域、B領域、C領域の各無線チャネルが1ch(ch:チャネル)、11ch、6chの順であれば電波干渉は発生しない。しかし、1ch、1ch、2chの順であればA領域とB領域の間ではチャネルが同一であることにより、又B領域とC領域の間ではチャネルが近値(閾値内)であることにより電波障害が発生する可能性がある。また電波信号の強度が、選択チャネルより使用チャネルの方が高い場合や同程度である場合にも電波障害が発生する可能性がある。これらの場合には無線チャネル間の周波数の重なりを無くす為、無線チャネルを縮退すべきと判断する。
尚、閾値について述べると、IEEE802.11bやIEEE802.11g等においては、チャネル間隔は5MHz、1つのチャネル幅は22MHzと規定されているため、電波干渉の発生を防ぐ為に5チャネル以上の間隔を空けることが推奨されている。よって閾値は5以下等とすることが好ましい。
無線チャネルを縮退すべきと判断した場合にはステップS106へ、無線チャネルを縮退しないと判断した場合にはステップS107へ進む。
ステップS106においては、無線チャネル縮退判断部13cは、LED表示部15に、縮退を示すLEDランプの点灯、点滅等を指示する。LED表示部15はLEDランプを点灯、点滅等させることで、ユーザに縮退発生に対する注意喚起を促す。また、無線チャネル縮退判断部13cは、無線通信制御部13aにビーコン信号の縮退を指示する。無線通信制御部13aは、縮退と判断された無線チャネルのビーコン信号を縮退させるよう無線通信部11を制御する。更に、無線チャネル縮退判断部13cは、無線チャネル提示部13dに縮退の決定を通知する。
更にステップS107において、無線チャネル縮退判断部13cから通知を受けると、無線チャネル縮退を判断した通信装置1a〜1cを介して通信するパーソナルコンピュータ2a〜2cおよび携帯通信端末2d〜2fに対し、無線チャネル提示部13dは、無線チャネルの切り替えを促すテキストデータ又は画像データ、もしくはこれら両方を含む情報を送信する。
ステップS108において、無線チャネル設定部13eは、ユーザからの無線チャネル切り替え指示を、パーソナルコンピュータ2a〜2c又は携帯通信端末2d〜2fを介して受信したかを判断する。切り替え指示を受信した場合ステップS109へ進み、切り替え指示を受信しない場合ステップS107へ戻る。
ステップS109においては、無線チャネル設定部13eが、新たにユーザに選択された無線チャネルの情報を選択チャネル情報14aとして記憶部14に格納する。
上述のように、本発明の第一の実施形態によれば、制御部13が無線電波干渉を検知して、縮退を判断し、ユーザに無線チャネルの切り替えを促す。これにより、ユーザは適切な無線チャネルに切り替えることができる。又、無線チャネルの切り替えの判断をユーザに委ねることで、通信装置1a〜1cの製造コストを抑えることができる。
又、上記の説明ではLED表示部35の点灯又は点滅によってユーザに注意喚起を促すが、これは音声、例えばブザー音や録音された発話等であってもよい。又はこれらを同時に行ってもよい。
<第二の実施形態>
第二の実施形態の無線中継システムは、ホテルのロビー、催し物ホール、駅の構内等で、あるユーザの通信端末が複数の通信装置の内の1つを使用する場合を想定している。この場合、複数の通信装置は有線又は無線にて接続され、互いの存在を認識している。このユーザは自らの通信端末がどの通信装置に接続して無線通信を行っているか一見では判断できない。このような場合に、他の通信機器からの電波障害や、通信端末から通信装置への接続要求の過密具合によっては無線電波の干渉が発生し、無線LAN通信の転送速度が低下することがある。以下、このような状態において使用する無線中継システムについて説明する。
(無線中継システム)
本発明に係る第二の実施形態の無線中継システム200は、図4に示すように、通信装置3a、3b、3cと、通信装置3a〜3cを介して外部と無線通信するパーソナルコンピュータ4a、4b、4cと、通信装置3a〜3cを介して外部と無線通信する携帯通信端末4d、4e、4fと、通信装置3a〜3cを接続する通信ケーブル5等を備える。
図4に示すように、A領域には、通信装置3a、パーソナルコンピュータ4aおよび携帯通信端末4dが存在する。通信装置3aは、無線チャネルAを介して、A領域内のパーソナルコンピュータ4aおよび携帯通信端末4dとの間で無線通信を行う。B領域には、通信装置3b、パーソナルコンピュータ4bおよび携帯通信端末4eが存在する。通信装置3bは、無線チャネルBを介して、B領域内のパーソナルコンピュータ4bおよび携帯通信端末4eとの間で無線通信を行う。C領域には、通信装置3c、パーソナルコンピュータ4cおよび携帯通信端末4fが存在する。通信装置3cは、無線チャネルCを介して、C領域内のパーソナルコンピュータ4cおよび携帯通信端末4fとの間で無線通信を行う。
尚、通信ケーブル5は有線であっても無線であっても構わない。各通信装置3a〜3cは通信ケーブル5とハブ装置を介して通信可能に接続されており、他の通信装置と通信、同期等を行うことができる。又、パーソナルコンピュータ4a〜4cおよび携帯通信端末4d〜4fは、各領域を自由に移動することができ、各領域に存在する通信装置3a〜3cを介して外部との接続を行う。
(通信装置)
通信装置3a〜3cは、図5に示すように、無線通信部31、制御部33、LED表示部35、記憶部34等を備える。
制御部33は、通信装置3a〜3cの各機能を制御する。制御部33は、無線通信制御部33a、無線チャネル検出部33b、無線チャネル縮退判断部33c、無線チャネル提示部33d、無線チャネル設定部33eを備える。
無線チャネル提示部33dは、ユーザのパーソナルコンピュータ4a〜4cおよび携帯通信端末4d〜4fに対し、無線通信部31における無線チャネルの通信状態を提示するためのテキストデータ又は画像データ、もしくはこれら両方を送信する。更に、無線チャネル提示部33dは、ユーザのパーソナルコンピュータ4a〜4cおよび携帯通信端末4d〜4fに対し、ユーザが選択した無線チャネルの位置を示す情報を送信する。
記憶部34は、選択チャネル情報34a、使用チャネル情報34bおよび通信装置位置情報34cを格納する。選択チャネル情報34aは、ユーザに選択された無線チャネルの情報であり、無線チャネルの種類、無線強度等を含む。使用チャネル情報34bは、他の通信装置において使用中の無線チャネルの情報であり、無線チャネルの種類、無線強度等を含む。通信装置位置情報34cは、ユーザに選択された無線チャネルを管理する通信装置3a〜3cの位置の情報である。例えば、ホテルのロビーだと「ベルデスク右上部」等のようになる。これは複数の通信装置3a〜3cの内、自らの通信端末がどの通信装置3a〜3cを介して通信を行っているかを判断するのを補助する為の情報である。
その他の装置、各部等については第一の実施形態と同様であるため説明を省略する。
(無線中継システムの動作)
無線中継システム200の動作について図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS201において、無線チャネルの設定情報を図5に示される無線通信部31が受信する。制御部33の無線通信制御部33aは、受信した情報が、ユーザによって新たに選択された無線チャネルの設定情報であるかを判断する。ユーザによって新たに選択された無線チャネルの設定情報と判断した場合はステップS202へ進む。尚、ユーザによって新たに選択された無線チャネルの設定情報ではないと判断した場合はステップS203へ進む。
ステップS202において、制御部33の無線通信制御部33aは、受信した情報を選択チャネル情報34aとして記憶部34に格納する。
ステップS203において、無線チャネル検知部33bは、無線通信部31を介して、自らの近辺に存在する他の通信装置3a〜3cから送信されるビーコン信号を受信する。更に、受信したビーコン信号に含まれる無線チャネルが選択チャネル情報34aに含まれる無線チャネルと同一又は閾値内であるかを判断する。無線チャネル同士が同一又は閾値内である場合、ステップS204へ進む。無線チャネル同士が同一ではない場合は、ステップS205へ進む。
ステップS204において、無線チャネル検知部33bは、無線チャネル同士が同一又は閾値内であると判断された無線チャネルおよびその無線信号の強度を、使用チャネル情報34bとして記憶部34に格納する。
ステップS205において、無線チャネル縮退判断部33cは、選択チャネル情報34aに含まれる無線チャネルの種類、信号強度等と、使用チャネル情報34bに含まれる無線チャネルの種類、信号強度等とを比較し、ユーザに選択された無線チャネルを縮退すべきか否かを判断する。無線チャネルを縮退すべきと判断した場合にはステップS206へ、無線チャネルを縮退しないと判断した場合にはステップS207へ進む。
ステップS206においては、無線チャネル縮退判断部33cは、表示制御部33cに縮退を示すLEDランプの制御を指示する。LED表示部35は光媒体を点灯、点滅等させ、ユーザに注意喚起を促す。また、無線チャネル縮退判断部33cは、無線通信制御部33aにビーコン信号の縮退を指示する。無線通信制御部33aは、無線通信部31から発するビーコン信号を縮退するよう制御する。又、無線チャネル縮退判断部33cは縮退の判断を無線チャネル提示部33dに通知する。
更にステップS207において、無線チャネル縮退判断部33cより通知を受けると、無線チャネルの縮退を判断した通信装置3a〜3cを介して通信中のパーソナルコンピュータ4a〜4cまたは携帯通信端末4d〜4fに対し、無線チャネル提示部33dは、無線チャネルの切り替えを促すテキストデータおよび接続する通信装置の位置情報、又はこれに画像データを含む情報を送信する。例えば、ホテルのロビーにおいて位置情報が「ベルデスク右上部」であると、「使用中の無線チャネルに通信障害が発生しています。無線チャネルの切り替えを行いましょう。現在使用中の通信装置はベルデスク右上部です。この通信装置のLEDランプは現在点滅中です。」等のようにユーザのパーソナルコンピュータ4a〜4c又は携帯通信端末4d〜4fに通知する。この通知を見たユーザが、所定位置に存在する通信装置のLED表示部35が点灯、点滅等している場合、ユーザは自端末が無線通信をしている電波が減退していることを知ることができる。この結果、ユーザは携帯通信端末2d〜2f等を介して無線チャネルの切り替えを指示する。
ステップS208において、無線チャネル設定部33eは、ユーザからの無線チャネル切り替え指示を、パーソナルコンピュータ4a〜4c又は携帯通信端末4d〜4fを介して受信したかを判断する。切り替え指示を受信した場合ステップS209へ進み、切り替え指示を受信しない場合ステップS207へ戻る。
ステップS209においては、無線チャネル設定部33eが、新たにユーザに選択された無線チャネルの情報を選択チャネル情報34aとして記憶部34に格納する。
上述のように、本発明の第二の実施形態によれば、通信装置3a〜3cが複数存在し、ユーザの端末がどの通信装置3a〜3cに所属しているか分からない状態であっても、制御部33が無線電波干渉を検知し、検知された通信装置の位置情報と共にユーザに提示し、無線チャネルの切り替えを促す。これらの情報の提示により、ユーザは自端末が所属する通信装置3a〜3cを知り、適切な無線チャネルに切り替えることができる。又、無線チャネルの切り替えの判断をユーザに委ねることで、通信装置3a〜3cの製造コストを抑えることができる
又、上記の説明ではLED表示部35の点灯又は点滅によってユーザに注意喚起を促すが、これは音声、例えばブザー音や録音された発話等であってもよい。又はこれらを同時に行ってもよい。更に、無線中継器3a〜3c毎に異なる色のLEDランプをLED表示部35が発光してもよい。又発光色別に注意喚起の意味を異ならせ(例えば重要度、緊急度等)、これらの発光色の有する意味を予めユーザに通知しておき、発光色を変えることでユーザに異なる意味の注意喚起を促すようにしてもよい。
<第三の実施形態>
第三の実施形態に係る通信装置6は、検知部6a、縮退判断部6bおよび表示部6cを備える。
検知部6aは、無線通信機能を備える通信端末の無線通信中に、使用する無線チャネルの電波干渉が発生したことを検知する。縮退判断部6bは、検知を受けると無線チャネルを縮退すべきか判断する。表示部6cは、縮退すべきと判断した際に、光媒体を発光させる。
本発明の第三の実施形態によれば、縮退判断部6bが無線チャネルの縮退を判断すると、表示部6cがユーザに無線チャネルの切り替えを促すための光媒体を発光させる。これにより、ユーザは無線チャネルの縮退に気づき、適切な無線チャネルに切り替えることができる。又、無線チャネルの切り替えの判断をユーザに委ねることで、通信装置6の製造コストを抑えることができる。
1a、1b、1c、3a、3b、3c、6 通信装置
2a、2b、2c、4a、4b、4c パーソナルコンピュータ
2d、2e、2f、4d、4e、4f 携帯通信端末
11、31 無線通信部
13、33 制御部
13a、33a 無線通信制御部
13b、33b 無線チャネル検出部
13c、33c 無線チャネル縮退判断部
13d、33d 無線チャネル提示部
13e、33e 無線チャネル設定部
14、34 記憶部
14a、34a 選択チャネル情報
14b、34b 使用チャネル情報
34c 通信装置位置情報
15、35 LED表示部
100、200 無線中継システム

Claims (9)

  1. 無線通信機能を備える通信端末の無線通信中に、使用する無線チャネルの電波干渉が発生したことを検知する検知部と、
    前記検知の際に、前記無線チャネルを縮退すべきか判断する判断部と、
    前記縮退すべきと判断した際に、光媒体を発光させる表示部
    とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記縮退すべきと判断した際に、前記通信端末に前記無線チャネルの縮退を通知するデータを送信する提示部
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置が複数存在する場合に、各通信装置の位置情報を格納する記憶部を更に備え、
    前記提示部は、前記無線チャネルの電波の送信元である通信装置の位置情報を、前記通知するデータに付加して送信することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 無線通信機能を備える通信端末の無線通信中に、使用する無線チャネルの電波干渉が発生したことを検知し、
    前記検知の際に、前記無線チャネルを縮退すべきか判断し、
    前記縮退すべきと判断した際に、光媒体を発光させる
    ことを備えることを特徴とする通信方法。
  5. 前記縮退すべきと判断した際に、前記通信端末に前記無線チャネルの縮退を通知するデータを送信すること
    を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の通信方法。
  6. 前記無線中継を行う通信装置が複数存在する場合に、各通信装置の位置情報を格納する記憶部を更に備え、
    前記送信することは、前記無線チャネルの電波の送信元である通信装置の前記位置情報を、前記通知するデータに付加して送信することを含むことを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  7. 無線通信機能を備える通信端末の無線通信中に、使用する無線チャネルの電波干渉が発生したことを検知する機能と、
    前記検知の際に、前記無線チャネルを縮退すべきか判断する機能と、
    前記縮退すべきと判断した際に、光媒体を発光させる機能
    とをコンピュータに実現させる通信プログラム。
  8. 前記縮退すべきと判断した際に、前記通信端末に前記無線チャネルの縮退を通知するデータを送信する機能
    を更にコンピュータに実現させる請求項7に記載の通信プログラム。
  9. 前記無線中継を行う通信装置が複数存在する場合に、各通信装置の位置情報を格納する記憶部を更に備え、
    前記送信する機能は、前記無線チャネルの電波の送信元である通信装置の前記位置情報を、前記通知するデータに付加して送信することを特徴とする請求項8に記載の通信プログラム。
JP2014126917A 2014-06-20 2014-06-20 通信装置、通信方法および通信プログラム Active JP6325367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014126917A JP6325367B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 通信装置、通信方法および通信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014126917A JP6325367B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 通信装置、通信方法および通信プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016006923A JP2016006923A (ja) 2016-01-14
JP6325367B2 true JP6325367B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=55225153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014126917A Active JP6325367B2 (ja) 2014-06-20 2014-06-20 通信装置、通信方法および通信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6325367B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6889782B2 (ja) * 2017-10-26 2021-06-18 三菱電機株式会社 外部接続部および機器制御システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3813940B2 (ja) * 2003-04-07 2006-08-23 埼玉日本電気株式会社 無線受信機、無線基地局装置、移動通信システム、および干渉検出方法
WO2014041661A1 (ja) * 2012-09-13 2014-03-20 富士通株式会社 無線通信システム、基地局装置及び端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016006923A (ja) 2016-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10198925B2 (en) Home automation communication system
US10756818B2 (en) Optimizing placement of a wireless range extender
US10504346B2 (en) Home automation communication system
KR101132046B1 (ko) 국부 에어리어 내의 전자 어플라이언스들을 제어하는 시스템, 방법, 장치 및 컴퓨터 프로그램
US10313892B2 (en) Optimizing placement of a wireless range extender
KR20110053187A (ko) 무선 통신 장치, 무선 통신 시스템, 프로그램 및 무선 통신 방법
WO2012137908A1 (ja) 無線通信装置、通信方法およびプログラム
JP6325367B2 (ja) 通信装置、通信方法および通信プログラム
JP6591560B2 (ja) 電化機器通信システム、携帯端末、および電化機器通信連携方法
JP2009212813A (ja) ナースコールシステム
US20180083796A1 (en) Connection Method for Communication Device, Communication Device, and Control Terminal Device
JP2011066534A (ja) 捜索システム及び捜索方法
JP7008106B1 (ja) 無線lan用リピータ、および無線lanシステム
KR20190083470A (ko) 전자장치 및 그 제어방법
JP2014011541A (ja) 通信制御装置および通信制御システム
JP2016032133A (ja) 通信制御装置および通信制御システム
JP5619255B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
JP2002112312A (ja) 自営基地局、携帯端末、および位置情報システム
JP2017076856A (ja) ホームゲートウェイ、家電連携システム、その方法及びプログラム
JP2007306185A (ja) 無線通信システム
KR102233688B1 (ko) 컨버전스 홈 서비스 시스템, 이동통신단말기 및 그 컨버전스 홈 서비스 방법
KR20230079972A (ko) 스마트폰을 이용한 화재발생 신속 경보 방법
JP5725545B2 (ja) 携帯端末、通信方法及びプログラム
KR20230115778A (ko) 전자 장치 및 전자 장치의 제어 방법
JP2003244068A (ja) 緊急情報共有システム及び携帯端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6325367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150