JP5541543B2 - 無線通信システム、無線通信装置、無線通信設定方法及び無線通信設定プログラム - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置、無線通信設定方法及び無線通信設定プログラム Download PDF

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本発明は、無線通信の設定に特徴を有する無線通信システム等に関する。
現在の無線LAN装置は多数の機能が搭載されており、それに伴い、設定情報も多く存在するようになった。また、新しく無線LAN装置を買い換えた後に設定するときは、同じような設定を一からやり直すことになり、非常に面倒である。従来技術では、その設定情報を入力する操作を簡略化するため、有線接続で書き込めるようにしたものや、中継機を利用して無線で設定情報を書き込めるようにしたものがあった。しかし、設定する際にはケーブルや中継機が必要であるため、それらを持ち合わせていないと設定が不可能であった。
特許文献1では、初期設定を必要とする未設定の無線LAN端末に、無線LAN制御装置に保存されている設定情報を、既に初期設定が行われている無線LAN端末を介して書き込む。ここで使用される無線LAN端末には「設定仲介部」と「初期設定部」が具備されている。まず、未設定の無線LAN端末の初期設定部から、設定済みの無線LAN端末の設定仲介部へ、MACアドレスを送出する。続いて、設定済みの無線LAN端末が、MACアドレス取得後、無線LAN制御装置から初期設定情報を取得する。最後に、設定済みの無線LAN端末の設定仲介部から、未設定の無線LAN端末の初期設定部へ、初期設定情報を書き込む。
特許文献2では、デジタルカメラとプリンタをUSBケーブルで接続したときに、プリンタから無線接続の設定情報をデジタルカメラに送り、これをデジタルカメラのフラッシュROMに登録する。この動作を行うことにより、デジタルカメラとプリンタを無線で接続できるようになる。
特許文献3では、PCからUSBメモリ内に設定情報を保存し、このUSBメモリを別のプリンタのUSBポートにつないでPCとプリンタとの無線接続を可能にする。つまり、設定情報をUSBメモリに保存し、他の装置に対してその設定内容を適用する。
特許文献4では、ユーザがリモコンのボタンを操作することにより、レコーダとテレビとの無線通信を確立する。
特許文献5では、電力線通信の分野において、ボタンの押下を認識する制御部が記載されている。
特開2007‐110190号公報 特開2004‐328288号公報 特開2006‐293787号公報 特開2006‐191403号公報 特開2008‐199279号公報
無線LAN装置を使用するとき、暗号モードや接続設定といった設定情報を入力しなければならない。従来でも設定情報のバックアップ機能を備えているものがあり、バックアップツールで一旦設定情報を記録し、初期化後、その設定情報を書き込むこともできる。しかし、新たに別の無線LAN装置を使用するとなると、また最初から設定をやり直すことになり、非常に面倒である。これまでも設定情報を書き込む技術は多数あったが、有線を使用したり、途中に中継機が必要であったりと、設定を行う前に煩雑な準備が必要であった。
特許文献1では、未設定の無線LAN端末に書き込みたい設定情報を一旦保存するための無線LAN制御装置を必要とし、しかも、未設定の無線LAN端末と初期設定されている無線LAN端末とは同じ構造(同機種)でなければならない。
特許文献2では、設定情報の送信に無線を使用できないため、設定情報の送信に有線又はメモリカード等を必要とする。
特許文献3では、USBメモリに一旦設定情報を保存しなければならず、また、USBポートがない装置では設定情報を書き込むこともできない。
特許文献4では、ユーザがリモコンのボタンを押してパスワードを入力する手間がかかる。
そこで、本発明の目的は、二台の無線通信装置のみで簡単に設定可能な無線通信システム等を提供することにある。
本発明に係る無線通信システムは、
自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報を有する第一の無線通信装置と、自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を有する第二の無線通信装置と、を含む無線通信システムであって、
前記第一の無線通信装置は、
前記第二の無線通信装置から前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
受信された前記第二の設定情報と前記第一の設定情報とを比較する比較手段と、
比較された同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換える書換え手段と、
書換え後の前記第二の設定情報を前記第二の無線通信装置へ送信する送信手段とを備え、
前記第二の無線通信装置は、
前記第一の無線通信装置へ前記第二の設定情報を送信する送信手段と、
前記第一の無線通信装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
書換え後の前記第二の設定情報に基づき設定を行う設定手段とを備えた、
ことを特徴とする。
本発明によれば、第二の無線通信装置から第一の無線通信装置に送られた設定情報が、第一の無線通信装置で書き換えられて、第二の無線通信装置へ戻されることにより、二台の無線通信装置のみで簡単に設定可能な無線通信システム等を提供することができる。
実施形態1の無線通信LANシステムを示すブロック図である。 実施形態2の無線LANシステムの動作を示すフローチャートである。 実施形態2における項目一覧表の一例を示す図表である。 実施形態3の無線通信システムを示すブロック図である。 実施形態4の無線LANシステムの動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。各実施形態では、「無線通信」、「設定情報」のそれぞれの一例として、「無線LAN」、「項目一覧表」を採り上げる。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については同一の符号を用いる。
図1は、実施形態1の無線LANシステムを示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
本実施形態1の無線LANシステム100は、自装置の設定項目i1,i2,i3,…ごとの設定値a1,a2,a3,…からなる第一の項目一覧表aを有する第一の無線LAN装置Aと、自装置の設定項目i1,i2,i3,…ごとの設定値b1,b2,b3,…からなる第二の項目一覧表bを有する第二の無線LAN装置Bと、を含む。以下、「第一の項目一覧表a」、「第一の無線LAN装置A」、「第二の項目一覧表b」、「第二の無線LAN装置B」を、それぞれ「項目一覧表a」、「無線LAN装置A」、「項目一覧表b」、「無線LAN装置B」と略称する。
無線LAN装置Aは、制御部A1、送受信部A2、アンテナA3などを有する。送受信部A2及びアンテナA3は、送受信用の一般的なハードウェアである。制御部A1は、例えばマイクロコンピュータ及びそのプログラムからなり、無線LAN装置Bから項目一覧表bを受信する受信手段11と、受信された項目一覧表bと項目一覧表aとを比較する比較手段12と、比較された同じ設定項目i1,…同士で設定値a1,b1,…が異なる場合に、当該設定項目について項目一覧表bの設定値b1,…を項目一覧表aの設定値a1,…に書換える書換え手段13と、書換え後の項目一覧表bを無線LAN装置Bへ送信する送信手段14とを備えている。
無線LAN装置Bは、制御部B1、送受信部B2、アンテナB3などを有する。送受信部B2及びアンテナB3は、送受信用の一般的なハードウェアである。制御部B1は、例えばマイクロコンピュータ及びそのプログラムからなり、無線LAN装置Aへ項目一覧表bを送信する送信手段21と、無線LAN装置Aから書換え後の項目一覧表bを受信する受信手段22と、書換え後の項目一覧表bに基づき設定を行う設定手段23とを備えている。
本実施形態1によれば、無線LAN装置Bから無線LAN装置Aに送られた項目一覧表bが、無線LAN装置Aで書き換えられて、無線LAN装置Bへ戻されることにより、二台の無線LAN装置A,Bのみで簡単に設定可能な無線LANシステム100を提供することができる。換言すると、無線LAN装置Bの設定をPC等の中継機を使わずに引き継ぐことができ、初期設定が簡単にできる。
また、無線LAN装置Aは一台であり、無線LAN装置Bは複数台である、としてもよい。書換え後の項目一覧表bには、中継機として動作するための設定項目及びその設定値が含まれる、としてもよい。無線LAN装置Aは親機モードとして動作し、無線LAN装置Bは子機モードとして動作する、としてもよい。
本実施形態1の無線LAN設定方法は、本実施形態1の無線LANシステム100の動作を方法の発明として捉えたものである。すなわち、本実施形態1の無線LAN設定方法は、自装置の設定項目i1,i2,i3,…ごとの設定値a1,a2,a3,…からなる項目一覧表aを有する無線LAN装置Aと、自装置の設定項目i1,i2,i3,…ごとの設定値b1,b2,b3,…からなる項目一覧表bを有する無線LAN装置Bと、の間で実行される無線LAN設定方法であって、次の手順を含む。
まず、無線LAN装置Bは、項目一覧表bを無線LAN装置Aへ送信する。続いて、無線LAN装置Aは、無線LAN装置Bから項目一覧表bを受信し、受信された項目一覧表bと項目一覧表aとを比較し、同じ設定項目i1,…同士で設定値a1,b1,…が異なる場合に、当該設定項目について項目一覧表bの設定値b1,…を項目一覧表aの設定値a1,…に書換え、書換え後の項目一覧表bを無線LAN装置Bへ送信する。最後に、無線LAN装置Bは、無線LAN装置Aから書換え後の項目一覧表bを受信し、その項目一覧表bに基づき設定を行う。
本実施形態1の無線LAN設定プログラムは、本実施形態1の無線LAN装置A,Bの各手段をコンピュータに機能させるためのものである。このコンピュータは、CPU、メモリ、入出力インタフェースなどからなる一般的なものでよい。このCPUは、このメモリに格納された本無線LAN設定プログラムを一行ずつ読み出し、解釈し、実行する。また、本無線LAN設定プログラムは、非一時的な記録媒体(non-transitory storage medium)、例えば光ディスク、半導体メモリなどに記録されてもよい。その場合、本無線LAN設定プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
図2は、実施形態2の無線LANシステムの動作を示すフローチャートである。図3は、実施形態2における項目一覧表の一例を示す図表である。以下、図1乃至図3に基づき説明する。
本実施形態2で使用する無線LANシステムは、図1に示す実施形態1の無線LANシステム100と基本的に同じである。したがって、図1に基づき、無線LAN装置Aから無線LAN装置Bへ設定値を書き込むときの接続形態を説明する。本実施形態2では、設定情報の転送元を無線LAN装置A、転送先を無線LAN装置Bとする。また、設定の前提として、無線LAN装置Aは親機モード、無線LAN装置Bは子機モードとして動作させておき、更に、無線LAN装置Bは初期化(出荷状態)しておく。無線LAN装置Aと無線LAN装置Bとを無線で接続した後、無線LAN装置A(親機側)の設定値を無線LAN装置B(子機側)へ書き込む動作を行う。
図2に、本実施形態2における動作の流れを示す。ここで、無線LAN装置A,Bは親機/子機動作モードを搭載しているものとして説明する。まず、無線LAN装置Aを起動させる。起動時に、無線LAN装置Aが親機として動作しているか否かを判別する(ステップS11)。無線LAN装置Aが親機として動作していることを確認できたら、無線LAN装置Aの設定値を書き込みたい無線LAN装置Bに対して、無線LAN装置Aを簡単セットアップ等を利用して無線接続する(ステップS12)。この接続が確認できたら、接続先の無線LAN装置Bが親機/子機モードを切り替えて動作する装置であるか否かを判別する(ステップS13)。無線LAN装置Bが親機/子機モードを切り替えて動作する装置であることを確認できたら、その無線LAN装置Bが初期化されているか否かを判別する(ステップS14)。
無線LAN装置Bが初期化されていれば、無線LAN装置Aの設定値を無線LAN装置Bに書き込む段階に入る。一般に、無線LAN装置には暗号モードやユーザ情報などの設定値がたくさんあり、また、無線LAN装置ごとに設定項目があったりなかったりと多くの異なる点がある。分かりやすいところでは、2.4GHz通信のみが可能である装置と、2.4GHz/5GHz通信の両方が可能である装置とがある。
そこで、無線LAN装置Aと無線LAN装置Bとで接続が完了したあと、無線LAN装置Bの設定項目の中から設定が可能な設定値を抜き出した項目一覧表bを、無線LAN装置Bから無線LAN装置Aへ送る(ステップS15)。無線LAN装置Aは、受け取った無線LAN装置Bの項目一覧表bと自身の項目一覧表aとを比較し、設定値が異なる設定項目を上書きしていく(ステップS16)。無線LAN装置Aは、それらの設定値を書き込んだ後、その項目一覧表bを無線LAN装置Bへ送る(ステップS17)。
図3に、設定値を書き込む流れを示す。無線LAN装置Aと無線LAN装置Bとの接続が完了した後、無線LAN装置Bから項目一覧表bを無線LAN装置Aへ送る(ステップS15)。設定できる項目としては、例えばユーザID、パスワード、SSID、暗号モードなどがある。無線LAN装置Aが無線LAN装置Bから項目一覧表bを受け取ったら、無線LAN装置Aに設定されている設定値を項目一覧表bに書き込んでいく(ステップS16)。
書き込む内容については、全ての項目を書き換える必要はなく、無線LAN装置A側であらかじめ書き込む項目を設定しておくことも可能である。このとき、無線LAN装置Aから無線LAN装置Bへ書き込む該当設定項目がなければ、その項目については書き換えを行わない。例えば、無線LAN装置Aが2.4GHz/5GHz同時動作装置であり、無線LAN装置Bが2.4GHz単体動作装置である場合、2.4GHzで設定しているCH情報は設定値を書き込み、5GHzで設定しているCH情報は設定値を書き込まない。また、設定項目はあるものの書き込む該当設定値がない場合も設定値は書き換えず、もとあった設定値のまま送り返す。例えば、暗号モードについて無線LAN装置AではWPA2で設定されており、無線LAN装置BではWPA−Mix対応だった場合は、これを無線LAN装置Aの設定値に書き換えられないため、もとあった設定値(ここではWPA−Mixモード)のまま送り返すこととなる。
一通り書き込みが完了したら、書き込んだ項目一覧表bを無線LAN装置Bへ送信する(ステップS17)。そして、無線LAN装置Bでその項目一覧表bを受信したら、書き込まれた内容をもとに無線LAN装置Bへ設定値を書き込む(ステップS18)。
このようにして、従来利用していた無線LAN装置Aの設定値(ユーザID、パスワード等)を、新たに利用する無線LAN装置Bに引き継ぐことができる。
図4は、実施形態3の無線LANシステムを示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
前述の実施形態2は、1対1の無線LAN装置同士の設定に関するものである。一方、会社などでは、同じ設定をした複数台の無線LAN装置が必要になる場合がある。そこで、本実施形態3では、複数台の無線LAN装置に対しても同じように設定動作を行うことができるようにしている。
本実施形態3の無線LANシステム101は、無線LAN装置A,B,Cを含む。図4に、複数台の無線LAN装置B,Cに対して無線LAN装置Aの設定値を書き込む際の接続形態を示す。複数台の無線LAN装置に対して設定値を書き込むときも、動作の流れは、図2及び図3に示す実施形態2の場合と同様である。
ここでは、無線LAN装置Aは親機モードとして動作しており、無線LAN装置B,Cは子機モードとして動作している。また、無線LAN装置B,Cともに初期化(出荷状態)にしておく。まず、無線LAN装置Aが親機として動作しているか否かを判別する。親機として動作していることが確認できたら、無線LAN装置Aの設定値を書き込みたい無線LAN装置B,Cに対して、無線LAN装置Aを無線接続する。接続が確認できたら、接続先の無線LAN装置B,Cが親機/子機モードを切り替えて動作する装置であるか否かを判別する。親機/子機モードを切り替えて動作する装置であることが確認できたら、その無線LAN装置B,Cが初期化されているか否かを判別する。
初期化されていれば、無線LAN装置B,Cからそれぞれ項目一覧表b,cが無線LAN装置Aに送られる。無線LAN装置Aでは、それらの項目一覧表b,cに設定値が書き込まれ、書き込まれた項目一覧表b,cがそれぞれの無線LAN装置B,Cへ送付される。このとき、SSIDなどの、無線LAN装置ごとにユニークな情報を書き込むことで、複数の無線LAN装置を運用するための設定を簡易に行うこともできる。
図5は、実施形態4の無線LANシステムの動作を示すフローチャートである。以下、図1及び図5に基づき説明する。
本実施形態4で使用する無線LANシステムは、図1に示す実施形態1の無線LANシステム100と基本的に同じである。したがって、図1に基づき、無線LAN装置Aから無線LAN装置Bへ設定値を書き込むときの接続形態を説明する。本実施形態4は、無線LAN装置Bを中継機として利用する場合に関するものである。ここでは、無線LAN装置A,Bの接続を簡単セットアップ等で行う際に使用する接続ボタンを押す時間に応じて、無線LAN装置Bを親機として使用する場合と中継機として使用する場合との二種類の動作について説明する。
ここで、無線LAN装置A,Bは親機/子機動作モードを搭載しているものとして説明する。まず、無線LAN装置Aを起動させる。起動時に無線LAN装置Aが親機として動作しているか否かを判別する(ステップS21)。親機として動作していることが確認できたら、無線LAN装置Aと無線LAN装置Bとを簡単セットアップ等を利用して無線接続する(ステップS22)。
このとき、簡単セットアップの操作方法により、無線LAN装置Bの動作モードを親機モードにするか中継機モードにするかを決定する。具体例として、無線LAN装置Bの本体に付いている接続ボタンを操作して、簡単セットアップで接続を確立する場合について説明する。すなわち、無線LAN装置Bを親機モードとして動作させるときは接続ボタンを10秒未満押し、中継機として動作させるときは10秒以上押し、接続を確立する際にこの接続ボタンの押下時間を記憶しておく。
接続完了後、接続先の無線LAN装置Bが親機/子機モードを切り替えて動作する装置であるか否かを判別する(ステップS23)。親機/子機モードを切り替えて動作する装置であることが確認できたら、無線LAN装置Bから無線LAN装置Aへ項目一覧表bを送り(ステップS24)、無線LAN装置Aの設定値を書き込む(ステップS25)。
このとき、先程の接続ボタンの押下時間が10秒以上であった場合は(ステップ26)、無線LAN装置Aの設定値に加え、中継機として動作するのに必要な設定値も付け加える(ステップ27)。
続いて、書換え後の項目一覧表bを無線LAN装置Aから無線LAN装置Bへ送り(ステップS28)、無線LAN装置Bに設定値を書き込む(ステップS29)。
このときに送られる項目一覧表bに含まれる中継機設定情報の有無により(ステップS30)、無線LAN装置Bの動作モードを決定する(ステップS31,S32)。以上の流れを経て、無線LAN装置Bの設定及び動作モードの決定を行う。
換言すると、本発明は、二台の無線LAN装置のみを使用して、一つの無線LAN装置から別の無線LAN装置へ無線通信を利用して設定情報を直接書き込むものである。本発明によれば、二台の無線LAN装置のみで簡単に設定を行える。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載され得るが、本発明は以下の構成に限定されるものではない。
[付記1]自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報を有する第一の無線通信装置と、自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を有する第二の無線通信装置と、を含む無線通信システムであって、
前記第一の無線通信装置は、
前記第二の無線通信装置から前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
受信された前記第二の設定情報と前記第一の設定情報とを比較する比較手段と、
比較された同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換える書換え手段と、
書換え後の前記第二の設定情報を前記第二の無線通信装置へ送信する送信手段とを備え、
前記第二の無線通信装置は、
前記第一の無線通信装置へ前記第二の設定情報を送信する送信手段と、
前記第一の無線通信装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
書換え後の前記第二の設定情報に基づき設定を行う設定手段とを備えた、
ことを特徴とする無線通信システム。
[付記2]前記第一の無線通信装置は一台であり、
前記第二の無線通信装置は複数台である、
付記1記載の無線通信システム。
[付記3]書換え後の前記第二の設定情報には、中継機として動作するための設定項目及びその設定値が含まれる、
付記1又は2記載の無線通信システム。
[付記4]前記第一の無線通信装置は親機モードとして動作し、
前記第二の無線通信装置は子機モードとして動作する、
付記1乃至3のいずれか一つに記載の無線通信システム。
[付記5]自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報を有する第一の無線通信装置と、自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を有する第二の無線通信装置と、の間で実行される無線通信設定方法であって、
前記第二の無線通信装置は、前記第二の設定情報を前記第一の無線通信装置へ送信し、
前記第一の無線通信装置は、前記第二の無線通信装置から前記第二の設定情報を受信し、受信された前記第二の設定情報と前記第一の設定情報とを比較し、同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換え、書換え後の前記第二の設定情報を前記第二の無線通信装置へ送信し、
前記第二の無線通信装置は、前記第一の無線通信装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信し、この第二の設定情報に基づき設定を行う、
ことを特徴とする無線通信設定方法。
[付記6]前記第一の無線通信装置は一台であり、
前記第二の無線通信装置は複数台である、
付記5記載の無線通信設定方法。
[付記7]他装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を当該他装置から受信する受信手段と、
受信された前記第二の設定情報と自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報とを比較する比較手段と、
比較された同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換える書換え手段と、
書換え後の前記第二の設定情報を前記他装置へ送信する送信手段と、
を備えた無線通信装置。
[付記8]自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を他装置へ送信する送信手段と、
前記他装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
書換え後の前記第二の設定情報に基づき設定を行う設定手段と、
を備えた無線通信装置。
[付記9]他装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を当該他装置から受信する受信手段と、
受信された前記第二の設定情報と自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報とを比較する比較手段と、
比較された同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換える書換え手段と、
書換え後の前記第二の設定情報を前記他装置へ送信する送信手段と、
をコンピュータに機能させるための無線通信設定プログラム。
[付記10]自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を他装置へ送信する送信手段と、
前記他装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
書換え後の前記第二の設定情報に基づき設定を行う設定手段と、
をコンピュータに機能させるための無線通信設定プログラム。
A 無線LAN装置
A1 制御部
A2 送受信部
A3 アンテナ
a 項目一覧表
i1,i2,i3 設定項目
a1,a2,a3 設定値
11 受信手段
12 比較手段
13 書換え手段
14 送信手段
B 無線LAN装置
B1 制御部
B2 送受信部
B3 アンテナ
b 項目一覧表
b1,b2,b3 設定値
21 送信手段
22 受信手段
23 設定手段
C 無線LAN装置
c 項目一覧表
100 無線LANシステム
101 無線LANシステム

Claims (10)

  1. 自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報を有する第一の無線通信装置と、自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を有する第二の無線通信装置と、を含む無線通信システムであって、
    前記第一の無線通信装置は、
    前記第二の無線通信装置から前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
    受信された前記第二の設定情報と前記第一の設定情報とを比較する比較手段と、
    比較された同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換える書換え手段と、
    書換え後の前記第二の設定情報を前記第二の無線通信装置へ送信する送信手段とを備え、
    前記第二の無線通信装置は、
    前記第一の無線通信装置へ前記第二の設定情報を送信する送信手段と、
    前記第一の無線通信装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
    書換え後の前記第二の設定情報に基づき設定を行う設定手段とを備えた、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第一の無線通信装置は一台であり、
    前記第二の無線通信装置は複数台である、
    請求項1記載の無線通信システム。
  3. 書換え後の前記第二の設定情報には、中継機として動作するための設定項目及びその設定値が含まれる、
    請求項1又は2記載の無線通信システム。
  4. 前記第一の無線通信装置は親機モードとして動作し、
    前記第二の無線通信装置は子機モードとして動作する、
    請求項1乃至3のいずれか一つに記載の無線通信システム。
  5. 自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報を有する第一の無線通信装置と、自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を有する第二の無線通信装置と、の間で実行される無線通信設定方法であって、
    前記第二の無線通信装置は、前記第二の設定情報を前記第一の無線通信装置へ送信し、
    前記第一の無線通信装置は、前記第二の無線通信装置から前記第二の設定情報を受信し、受信された前記第二の設定情報と前記第一の設定情報とを比較し、同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換え、書換え後の前記第二の設定情報を前記第二の無線通信装置へ送信し、
    前記第二の無線通信装置は、前記第一の無線通信装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信し、この第二の設定情報に基づき設定を行う、
    ことを特徴とする無線通信設定方法。
  6. 前記第一の無線通信装置は一台であり、
    前記第二の無線通信装置は複数台である、
    請求項5記載の無線通信設定方法。
  7. 他装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を当該他装置から受信する受信手段と、
    受信された前記第二の設定情報と自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報とを比較する比較手段と、
    比較された同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換える書換え手段と、
    書換え後の前記第二の設定情報を前記他装置へ送信する送信手段と、
    を備えた無線通信装置。
  8. 自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を他装置へ送信する送信手段と、
    前記他装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
    書換え後の前記第二の設定情報に基づき設定を行う設定手段と、
    を備えた無線通信装置。
  9. 他装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を当該他装置から受信する受信手段と、
    受信された前記第二の設定情報と自装置の設定項目ごとの設定値からなる第一の設定情報とを比較する比較手段と、
    比較された同じ前記設定項目同士で前記設定値が異なる場合に、当該設定項目について前記第二の設定情報の設定値を前記第一の設定情報の設定値に書換える書換え手段と、
    書換え後の前記第二の設定情報を前記他装置へ送信する送信手段と、
    をコンピュータに機能させるための無線通信設定プログラム。
  10. 自装置の設定項目ごとの設定値からなる第二の設定情報を他装置へ送信する送信手段と、
    前記他装置から書換え後の前記第二の設定情報を受信する受信手段と、
    書換え後の前記第二の設定情報に基づき設定を行う設定手段と、
    をコンピュータに機能させるための無線通信設定プログラム。
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