〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、図1〜図9に基づいて説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。以下の特定の実施形態で説明する構成以外の構成については、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の実施形態で説明されている場合は、その構成と同じである。また、各図面に記載した構成の形状、並びに、長さ、奥行および幅などの寸法は、実際の形状および寸法を反映させたものではなく、図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更している。
まず始めに、図2を用いて、実施形態1における画像管理システム10の全体像を説明する。なお、本発明の一態様における画像管理システムに含まれる各装置は、図2で説明する具体的な態様に限定されるものではない。例えば、後述する携帯端末6は、デスクトップ型またはノートブック型のPC等の通信端末であってよい。また、管理サーバ1は、複数のサーバから構成されていてもよい。
(画像管理システム10)
図2は、本発明の実施形態1における画像管理システム10の概要を示す図である。図2に示すように、画像管理システム10は、写真シール作成装置(画像作成印刷装置)4、携帯端末(通信端末)6、および管理サーバ(管理装置)1を備えている。
画像管理システム10について、以下に概略的に説明する。画像管理システム10は、ユーザの写真撮影、撮影した画像の編集、画像の写真シール(印刷物)としての印刷、画像提供サイトへの画像の保存、および、保存された画像の閲覧を実現するサービスなどをユーザに提供する。画像提供サイトとは、ユーザが自身の画像および他のユーザの画像を閲覧することができるサイトである。画像提供サイトは、例えばSNS(Social Networking Service)機能を有し、サイト上でのユーザのコミュニケーションが可能となっていてよい。
写真シール作成装置4は、ゲームセンターなどの店舗に設置され、写真撮影、画像編集、および写真シール印刷のサービスを提供する。写真シール作成装置4は、画像データを作成する画像作成サービスを提供し、該画像データをシール紙に印刷して写真シール(印刷物)を作成する画像印刷サービスを提供する画像作成印刷装置である。
また、写真シール作成装置4は、ネットワークを介して管理サーバ1と接続しており、画像データを管理サーバ1に送信することができる。ここで、本実施の形態の写真シール作成装置4は、画像データとシールID(印刷物ID)とを対応付けて、管理サーバ1に送信する。なお、そのほかの情報を画像データとともに管理サーバ1に送信してもよい。
ここで、本明細書における「画像データ」とは、写真シール作成装置4にて撮影された写真データ(撮影画像または撮影画像データ)、および該写真データに任意で編集処理を施した編集画像データであり、画像管理システム10において管理される画像データである。
また、「シールID」とは、写真シール作成装置4が1回のプレイ(ゲーム)で生成した1または複数の画像データと対応付けることができる識別情報である。つまり、シールIDを用いて、画像管理システム10において画像データを特定することができる。シールIDは、例えば、写真シール作成装置4の機種および製造番号等によって決定される写真シール作成装置4に固有の装置番号と、ユーザがゲームのプレイを開始した日時などによって決定される日時番号とを含む、ゲームのプレイ毎に作成される固有の番号である。つまり、シールIDは、画像管理システム10に接続された複数の写真シール作成装置4の間で重複して作成されることがない固有の番号である。なお、このような固有の番号の作成方法は特に限定されない。また、シールIDは、セキュリティの観点から暗号化処理が施されてランダムな文字列となっていてもよく、シールIDの具体的な態様は特に限定されない。
管理サーバ1は、受信した画像データを管理する装置であり、上述の画像保存および画像閲覧のサービスを提供する。具体的には、管理サーバ1は、ユーザに画像データを保存および閲覧させるための画像提供サイトを管理する。管理サーバ1は、携帯端末6から画像データの提示要求があったときに、該画像データが保存されている場合には該画像データに関する画像提供サイトを携帯端末6に表示させ、未保存の場合には、シールIDの入力を要求する画面を携帯端末6に表示させる。
携帯端末6は、ユーザが所持する通信端末である。携帯端末6は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等である。携帯端末6は、無線通信手段または有線通信手段により写真シール作成装置4と通信することができる。本発明の一態様において、ユーザは、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコード(表示アクセス情報)、または写真シールに印字されたQRコード(印刷アクセス情報)を携帯端末6によって読み取り、ネットワークを介して管理サーバ1と通信して、画像提供サイトにアクセスすることができる。
そして、ユーザは、携帯端末6にシールIDの入力を要求する画面が表示された場合、写真シール作成装置4から排出された写真シール(印刷物)に印字されているシールID(印刷物ID)を入力して、画像データの閲覧を試行する。すなわち、ユーザは、携帯端末6を操作することによって、写真シール作成装置4によって作成された画像データを画像提供サイトに保存したり、画像提供サイトに保存された画像データを閲覧したりすることができる。また、ユーザは、携帯端末6または所望の他の装置を用いて、画像提供サイトにアクセスして、保存した画像データを携帯端末6または所望の他の装置にダウンロードすることができる。
≪写真シール作成装置4≫
本実施の形態の写真シール作成装置4の構成について、図3および図4に基づいて説明する。図3は、本実施の形態における写真シール作成装置4の外観の構成例を示す斜視図である。図4は、本実施の形態における写真シール作成装置4の要部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、写真シール作成装置4は、筐体40、事前接客ユニット41、撮影ユニット42、編集ユニット43、天井ストロボボックス44、ディスプレイ45、およびスキャナ46を備えている。事前接客ユニット41は、上部ユニット41Aおよび下部ユニット41Bを備えている。撮影ユニット42は、前方ユニット42Aおよび後方ユニット42Bを備えている。ディスプレイ45は、上部ユニット41Aに設けられており、スキャナ46は、下部ユニット41Bに設けられている。なお、写真シール作成装置4は、後述する各機能を実現することができる装置であればよく、図3に示す構成に限定されない。また、各ユニットの詳細については、写真シール作成装置4の各機能の説明と合わせて必要に応じて後述するが、本発明の本質とあまり関連しないため、基本的に説明を省略する。
本実施の形態の写真シール作成装置4の提供するゲームは、1回のプレイにおいて、静止画(写真)および動画の少なくとも一方の撮影を行う撮影工程と、撮影した写真に任意で画像編集処理を施す編集工程と、1回のプレイで作成した画像(任意で画像編集処理を施した写真など)をまとめてシール紙に印刷しユーザに提供する印刷工程と、ゲームに関連する広告や案内等をユーザに行う事後接客工程とから成る。また、事後接客工程では、送信用画像の選択および画像取得方法の選択(例えば、携帯送信をするためのアドレス入力)も行われる。
図3に示した事前接客ユニット41などにおいて、ゲームをプレイする前のユーザに対し事前接客(例えばゲーム料金の支払受付(硬貨の受付)、ゲームの流れや操作の説明、広告の表示など)を行ってもよい。また1回のプレイに参加可能なユーザの人数、印刷可能な画像の数、および管理サーバ1へ送信可能な画像データの数は適宜定めてよい。また、ゲームの各工程またはゲーム全体について、1回のプレイにおける制限時間を設けてもよい。
図4に示すように、写真シール作成装置4は、通信部402と、撮影部403と、編集部404と、印刷部405と、事後接客部406と、制御部401とを備えている。そして、制御部401は、通信制御部411と、撮影制御部412と、編集制御部413と、印刷制御部414と、事後接客制御部415と、シールID作成部418と、画像データ作成部416と、画像データ送信部417とを備えている。
撮影部403は、撮影制御部412の制御を受けて撮影工程を実行するものである。より具体的には、撮影部403は、図3に示した撮影ユニット42に配置された、写真撮影のためのカメラおよび天井ストロボボックス44等のライト、ならびに撮影した写真を表示するディスプレイやユーザの入力操作を受付けるタッチパネルなどで構成される。撮影部403は撮影制御部412の制御を受けて写真撮影を行い、撮影した写真を画像データ作成部416に送信する。
編集部404は、編集制御部413の制御を受けて編集工程を実行するものである。より具体的には、編集部404は、図3に示した編集ユニット43に配置された、写真および画像編集処理の結果を表示するディスプレイや、ユーザの入力操作(画像編集処理の指示など)を受付けるタッチパネルなどで構成される。編集部404は、編集工程にて編集された写真を、画像データ作成部416に送信する。
印刷部405は、印刷制御部414の制御を受けて印刷工程を実行するためのものである。より具体的には、印刷部405は、撮影画像(または編集された画像)をシール紙に印刷するためのプリンタや、印刷状況を表示するディスプレイなどで構成され、印刷制御部414が記憶部407から読み出した画像データをシール紙に印刷する。また、印刷部405は、欄外(シール紙の端部など)に、シール紙に印刷する画像データに対応するシールIDおよびQRコードを印字する。このQRコードには、画像提供サイトのURLとシールIDの情報とが少なくとも含まれている。シールIDによって、写真シール作成装置4の1プレイで生成された1又は複数の画像を一義的に特定することができる。
事後接客部406は、事後接客制御部415の制御を受けて事後接客工程を実行するためのものである。より具体的には、事後接客部406は、ユーザに広告や、ゲームのプレイ後に、管理サーバ1が管理する画像提供サイトにアクセスする方法の説明などを表示するためのディスプレイや、ユーザの入力操作を受付けるタッチパネルなどで構成される。また、事後接客部406では、例えば上記タッチパネルを用いて、ユーザからの管理サーバ1へ送信する画像の選択、ユーザのメールアドレスの入力などを受け付ける。なお、管理サーバ1へ送信する画像の選択は、編集部404が実行する編集工程にて行われてもよい。
記憶部407は、写真シール作成装置4の各種データを記憶するものである。記憶部407は、撮影工程および編集工程を経て、画像データ作成部416によって作成された画像データを保存する。なお、ここで言う保存は、一時的な保存であってよい。記憶部407に保存された画像データは印刷工程において印刷部405によって読み出される。また、記憶部407には、画像データにシールIDが対応付けられて保存されていてよい。
制御部401は、写真シール作成装置4を統括的に制御するものである。撮影制御部412は撮影部403を、編集制御部413は編集部404を、印刷制御部414は印刷部405を、事後接客制御部415は事後接客部406を制御する。図示しないが、制御部は、上述したディスプレイやタッチパネルなどの表示部材を制御する表示制御部としての機能も当然有している。
通信制御部411は、写真シール作成装置4が1プレイにおいて生成した1または複数の生成画像に、画像IDをそれぞれ対応付けて管理サーバ1に送信する。なお、画像IDとは、各画像データを一義的に特定するための情報である。また、通信制御部411は、写真シール作成装置4が1プレイにおいて生成した1または複数の画像データに、さらに、シールIDを対応付けて管理サーバ1に送信する。通信制御部411は、その他の情報を対応付けて管理サーバ1に送信してもよく、写真シール作成装置4が1プレイにおいて生成した1または複数の画像データ全てを送信するのではなく、ユーザが指定した画像データのみを管理サーバ1に送信してもよい。
本実施形態では、シールIDを撮影日時および機器IDから成る情報とし、画像IDを、撮影日時、機器IDおよび1プレイで生成された画像データを識別するための連番から成る情報とする。また、本実施形態では、通信制御部411は、写真シール作成装置4が1プレイにおいて生成した1または複数の画像データに、画像IDおよびシールIDを対応付けて管理サーバ1に送信する。すなわち、通信制御部411は、当該画像データに、撮影日時、機器IDおよび連番を対応付けて送信する。
また、編集制御部413は編集部404が取得したユーザの指示に応じた画像編集処理を写真に施す。ここで言う画像編集処理とは、写真の背景画像の変更、写真の画像データの枠の装飾、メッセージの手書き入力、所定のオブジェクトを写真の任意の位置に重畳して配置する(スタンプ)、などの所謂「落書き」を意味する。
シールID作成部418は、上述したシールIDを作成する。シールID作成部418がシールIDを作成するタイミングは、写真シール作成装置4におけるゲームが開始する前の待機中、またはゲームが開始した直後などであり得る。シールID作成部418は、画像データ送信部417によって画像データおよびシールIDが送信される前に、該シールIDを作成する。
画像データ作成部416は、撮影部403および編集部404から送信された写真に基づいて、画像データを作成する。作成した画像データは、記憶部407に保存されるとともに、画像データ送信部417に送信される。
画像データ送信部417は、画像データ作成部416から送信された画像データ、または記憶部407から読み出した画像データを、シールID作成部418が作成したシールIDと対応付けて、管理サーバ1に送信する。
なお、写真シール作成装置4は、ゲームの各工程のいずれかにおいて、当該ゲームに参加したユーザにそれぞれ携帯端末6の宛先(メールアドレス)を入力させるようになっていてよい。ただし、このような宛先を入力する操作をユーザが行った場合に、本実施の形態の画像管理システム10が行う処理は、本発明の本質とあまり関連しないため、基本的に説明を省略し、以下同様である。
≪管理サーバ1≫
次に、管理サーバ1の詳細について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態における管理サーバ1の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、管理サーバ1は、主に、制御部101、記憶部102、および通信部103を備えている。制御部101は、管理サーバ1に備えられる各部材を統括的に制御する。記憶部102は、管理サーバ1において使用される各種データを記憶する。通信部103は、画像管理システム10を構成する他の装置と通信する。
なお、制御部101における、表示ページ作成部112、情報提示管理部113、画像管理部114が実行する処理についての詳細な説明は、本実施の形態の画像管理システム10が行うサービスの説明と合わせて後述する。
(制御部101)
図1に示すように、制御部101は、通信制御部111、表示ページ作成部112、情報提示管理部113、および画像管理部114を備えている。
(通信制御部111)
通信制御部111は、通信部103による外部の装置との通信を制御する。
(表示ページ作成部112)
表示ページ作成部112は、携帯端末6に表示されるウェブページ等を作成する。具体的には、表示ページ作成部112は、ユーザへの画像データ提供サービスに対する各種の要求に応じて、ウェブページデータベース121から当該要求に応じたウェブページのデータを読み出し、携帯端末6に送信するウェブページを作成する。また、表示ページ作成部112は、情報提示管理部113によって管理されて、画像データベース122に保存された画像データを表示するウェブページ等を作成することができる。
なお、詳細は他の実施形態にて後述するが、表示ページ作成部112は、ユーザの会員種別に応じたウェブページを作成してもよい。具体的には、表示ページ作成部112は、画像提供サイトに会員登録するための会員登録ページ、画像提供サイトに画像データを保存するための画像保存ページ、各ユーザ固有のページであるマイページ、ユーザ自身のアルバムおよび特定の他のユーザが公開しているアルバム(公開アルバム)が時系列で掲載されているタイムラインページ等の、画像提供サイトを構成するウェブページを作成してもよい。
また、本願明細書に記載の「ページ」は、例えば、ウェブページのように、管理サーバ1が携帯端末6等の通信端末に送信して表示するためのデータを意味する。なお、以降は一例として、本願に記載の「ページ」がウェブブラウザで閲覧可能なウェブページであるとして説明を行う。しかしながら、上記ページはウェブページ以外の形式であってもよい。また、上記ページには、通常、テキストデータおよび画像データが含まれており、さらに、音声データおよび動画データが含まれていてもよい。
(情報提示管理部113)
情報提示管理部113は、表示ページ作成部112による画像データを表示する表示ページの作成を管理する。情報提示管理部113は、ユーザから画像データの表示要求(情報提示要求)を受信した場合、該表示要求に含まれるシールIDに一致するシールIDを画像データベース122の中から検索する。そして、情報提示管理部113は、画像データベース122内に一致するシールIDを検出した場合、該シールIDと対応付けられた画像データを読み出して表示ページ作成部112に送信する。
(画像管理部114)
画像管理部114は、写真シール作成装置4が作成した画像データを管理する。本実施形態では、画像管理部114は、写真シール作成装置4から受信した画像データをシールIDと対応付けて画像データベース122に保存する。また、画像管理部114は、写真シール作成装置4から受信した画像データのうち、ユーザによって指定された画像を画像データベース122に保存するようになっていてよい。
画像管理部114は、画像データを保存するとき、当該画像データを管理するための画像管理情報を生成して、生成した画像管理情報を画像データに対応付けて保存する。この画像管理情報は、上記通信制御部111を通じて受信した画像IDを含む。画像管理部114は、画像データにそれぞれ対応付けられた画像IDを用いて、画像データを管理することができる。また、画像管理部114は、携帯端末6から受信したユーザの操作指示に基づいて、画像管理情報を更新する。この画像管理情報には、例えばユーザの会員情報が含まれる。
また、画像提供サイトに会員登録をしているユーザは、画像提供サイト上において、自身が所有する画像データを、1または複数の生成画像を有するアルバムとして分類することができるようになっていてよい。この場合、画像管理部114は、各ユーザのアルバムも管理し、アルバムを管理するためのアルバム管理情報をユーザ毎に生成する。画像管理部114は、生成したアルバム管理情報をユーザに対応付けて画像データベース122に保存する。
(記憶部102の詳細)
図1に示すように、記憶部102は、ウェブページデータベース121、および画像データベース122を有している。
(ウェブページデータベース121)
ウェブページデータベース121は、携帯端末6に表示される画像提供サイトのウェブページを作成するための各種データを格納している。
具体的には、ウェブページデータベース121は、タイムラインページに掲載する画像データの枚数およびタイムラインページに掲載する画像データの形状と、タイムラインページにおける各画像データの掲載位置である配置パターンとが対応付けられた配置パターン情報を格納している。また、配置パターン情報の示す配置パターンにおいて、各画像データの掲載位置と、各画像データのアルバム内の表示順序とが対応付けられている。
(画像データベース122)
画像データベース122は、写真シール作成装置4によって作成された画像データのうち、画像提供サイトに保存するようにユーザによって指示された画像データを格納している。画像データベース122には、画像データが、シールIDと対応付けられて保存されている。
図示はしないが、記憶部102は、写真シール作成装置4から受信した画像データなどのデータを一時的に保存する一時保存データベースも有している。
(通信部103)
本実施形態では、写真シール作成装置4および携帯端末6が、通信部103の通信相手である。通信部103は、通信制御部111の制御を受けることによって、他の装置からデータを受信したり、他の装置にデータを送信したりする。
≪携帯端末6≫
図5は、本実施の形態における携帯端末6の要部構成を示すブロック図である。図示の通り、携帯端末6は、入力部604、記憶部602、表示部605、通信部603、および制御部601を備えている。
入力部604はユーザの入力操作を受付ける。記憶部602は、携帯端末6における各種データや、制御部601にて実行されるアプリのプログラム等を記憶する。表示部605は、種々の画像を表示する表示デバイスであり、例えば、管理サーバ1の通信部103から送信されたウェブページ等を表示する。通信部603は管理サーバ1と通信を行う。制御部601は携帯端末6の各部を統括的に制御する。制御部601はまた、記憶部602に記憶されたアプリのプログラムを読み出し実行する。
≪サービスの流れ≫
続いて、図6〜9を参照して、本実施の形態における画像管理システム10が提供する画像データ管理サービスの流れを説明する。図6は、本実施の形態の写真シール作成装置4における1回のゲームの流れを示すフローチャートである。図7は、本実施の形態の管理サーバ1および携帯端末6における、画像提供サイトの表示に関する処理の流れを示すフローチャートである。
なお、以下で説明するゲームでは事後接客工程は行われないものとする。また、以下では2人のユーザが一緒にプレイした場合について説明する。なお、ユーザが3人以上であっても、処理の流れは2人の場合と同様である。
(ゲームの開始)
図6に示すように、写真シール作成装置4は、ユーザによる、ゲームのプレイに必要な金額が支払われたことを確認すると、ゲームを開始する(S1)。例えば、ユーザがゲームのプレイに必要な料金を、写真シール作成装置4のコイン投入口(図示せず)に投入することで、ゲームのプレイが開始される。
ゲームが開始すると、写真シール作成装置4はまず撮影工程を実行する(S2)。具体的には、写真シール作成装置4の撮影部403および撮影制御部412により、写真撮影が行われる。撮影された写真は撮影制御部412が取得し、画像データ作成部416に送信する。
次に、写真シール作成装置4は、編集工程を実行する(S3)。具体的には、写真シール作成装置4の編集部404および編集制御部413がユーザの入力操作を受付け、当該入力操作に応じて撮影工程にて撮影された写真に画像編集処理を施す。編集制御部413は、このように任意で画像編集処理が施された写真を、画像データ作成部416に送信する。
(画像の選択)
画像編集処理の終了前または終了後に、ゲームに参加しているユーザは写真シール作成装置4にてそれぞれ、当該ゲームで作成した画像のうち保存したい画像を選択する(S4)。
(画像データ作成)
画像データ作成部416は、撮影制御部412および編集制御部413から送信された写真および編集画像について、画像データを作成する(画像データ作成ステップ)。ここで、画像データ作成部416は、ユーザが選択した画像についてのみ画像データを作成してもよい。なお、画像データ作成ステップは、撮影制御部412および編集制御部413が、それぞれ写真を記憶部407に送信して保存し、画像データ作成部416が記憶部407から、ユーザが選択した画像を読み出して行ってもよい。
(画像データおよびシールIDの送信)
画像データ送信部417は、作成した画像データと、シールID作成部418が作成したシールIDとを対応付けて、通信部402を介して管理サーバ1へと送信する(S5:画像データ送信ステップ)。上記画像データおよびシールIDは、画像データ作成部416にて対応付けられて画像データ送信部417に送られてよい。或いは、画像データ送信部417は、受信した上記画像データとシールIDとの対応付けを行った後、通信部402を介して管理サーバ1へと送信するようになっていてもよい。
(QRコードの表示)
次に、写真シール作成装置4は、例えば編集部404に備えられたディスプレイなどに、QRコード(表示アクセス情報)を表示する(S6:表示制御ステップ)。このQRコードの表示は、表示制御部としての機能を有する制御部401が制御して行うことができる。
図8は、本実施の形態の写真シール作成装置4に表示される、宛先入力およびQRコード表示画面の一例を示す図である。
図8に示すように、S6において、写真シール作成装置4の画面には、画像データの取得方法をユーザが選択することができる選択画面P1が表示される。選択画面P1の中央部には、ユーザが宛先としてのメールアドレスを入力する入力欄51、アドレスを入力するためのソフトウェアキーボード52、および選択を確定させるためのOKボタン54が表示されている。また、選択画面P1の右下部には、QRコード53が表示されている。ユーザは、携帯端末6にインストールされている一般的なカメラアプリに搭載されたQRコード読み取り機能を用いて、QRコード53を読み取ることができる。
また、選択画面P1には、「送信される画像だよ」とのメッセージとともに画像データが表示されているが、本実施の形態の写真シール作成装置4は、この時点において、管理サーバ1へと画像データおよびシールIDを送信している。上記メッセージはユーザに対して通知することを意図したものであって、写真シール作成装置4としては、画像データの送信処理をすでに完了または少なくとも開始している。
ここで、ユーザがメールアドレスの入力(宛先入力)を行った場合、以降の処理としては、例えば、管理サーバ1から携帯端末6にメールが送信され、該メールに記載のURLにアクセスして処理が進行することとなり、このような処理は公知の方法にて行うことができる。そのため、本明細書において、以下では、ユーザが宛先入力を行わない場合における、本発明の一態様における画像管理システム10の処理について説明する。
上記QRコード53には、画像提供サイトのURLとともに、シールID作成部418が作成したシールIDが埋め込まれている。
なお、写真シール作成装置4が表示する表示アクセス情報はQRコードに限定されず、その他のマトリクス型2次元コードなどであってもよい。
(写真シール排出)
S6において、ユーザが携帯端末6を用いてQRコード53を読み取り、OKボタン54を押下した、または所定の時間が経過した後、写真シール作成装置4の印刷制御部414は、図示しないプリンタを制御して、ユーザが選択した画像データをシール紙に印刷する。そして、写真シール作成装置4から写真シールが排出される(S7)。これにより、ユーザは写真シールを入手することができる。この写真シールには、画像データと共に、シールIDおよびQRコードが印字されている。ユーザは、携帯端末6を用いて、このQRコードを読み取ることによっても、画像提供サイトにアクセスすることができる。
ここで、写真シール作成装置4における1回のゲームは終了する。
(携帯端末による画像提供サイトへのアクセス)
ユーザは、携帯端末6の例えば一般的なカメラアプリを起動して、該アプリのQRコード読み取り機能を立ち上げる。携帯端末6の制御部601は、ユーザからの入力部604への入力に基づいて、携帯端末6のカメラおよびカメラアプリを制御する。ユーザが、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコード53を表示部605に表示させることによって、制御部601は該QRコード53を読み取る(S41)。これにより、携帯端末6の表示部605には画像管理サイトにアクセスするためのURLが表示される。ユーザは、携帯端末6の入力部604を用いて、該URLを選択する。制御部601は、入力部604による選択入力を受け付け、画像データの表示を求める所定のリクエストとしての情報提示要求を、通信部603を通じて管理サーバ1に送信する(S42)。
このとき、通信部603は、管理サーバ1にシールIDも送信する。このシールIDを送信する態様は特に限定されず、URLにシールIDが組み込まれていてもよい。
なお、携帯端末6は、上記QRコード読み取り機能によってQRコード53を読み取った場合に、画像管理サイトに自動的にアクセスし、管理サーバ1に対して、画像データの表示を要求する情報提示要求を送信してもよい。
管理サーバ1は、上記情報提示要求を受信する(S21)。
ここで、管理サーバ1の通信部103が、写真シール作成装置4の通信部402から送信された画像データおよびシールID等の情報を受信すると、画像管理部114は、受信した画像データおよびシールID等の情報を画像データベース122に保存する(画像管理ステップ)。ただし、上述のS5において、写真シール作成装置4が管理サーバ1に送信した画像データおよびシールIDなどの情報が、管理サーバ1に受信されて画像データベース122に保存されるまでに必要な時間は変動し得る。すなわち、この時間は、写真シール作成装置4と管理サーバ1との間の通信状況などによる影響を受ける。そのため、管理サーバ1の通信部103が、上記画像データおよびシールID等の情報を受信するタイミングを明確に特定することはできない。
管理サーバ1が写真シール作成装置4から送信された画像データを受信していない場合(S22でNO)、管理サーバ1はシールID入力ページを携帯端末6に送信する(S23:情報提示管理ステップ)。
携帯端末6は、管理サーバ1から受信したシールID入力ページを画面に表示する(S43)。そして、ユーザは、写真シールに印字されているシールIDを、該シールID入力ページに入力する(S44)。
ここで、このシールID入力ページおよびシールIDの入力について、図9を参照して説明する。図9は、本実施の形態における携帯端末6が行う、画像提示要求処理の流れを示すフローチャートである。
図9に示すように、携帯端末6を用いてQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1にアクセスする(S31)。このとき、携帯端末6から、QRコードに埋め込まれたシールIDの情報が管理サーバ1に送信される。管理サーバ1は、携帯端末6から受信したシールIDが、画像データベース122に保存されているか検索する。携帯端末6から受信したシールIDが、画像データベース122に保存されている場合、すなわち管理サーバ1が画像データをすでに受信して保存完了している場合(S32でYES)、携帯端末6の画面には、画像提供サイトにおける画像の保存を確認するページ(プリGETランディングページ)が表示される。
一方で、携帯端末6にてQRコード53を読み取り、管理サーバ1にアクセスした際に、管理サーバ1がまだ画像データを受信完了していない場合(S32でNO)、携帯端末6の画面には、未受信通知画面P2が表示される。この未受信通知画面P2には、管理サーバ1が画像データを未受信であることを伝えるメッセージと共に、シールID入力欄56が表示される。ユーザは写真シールに印字されているシールIDを、このシールID入力欄56に入力することができる。シールID入力欄56には、管理サーバ1にシールIDの情報を送信して画像を取得するプリGETボタン56aが表示されている。
なお、この未受信通知画面P2は、画像提供サイトのTOPページまたはマイページであってよいし、携帯端末6がQRコード53を読み取ってアクセスした場合に表示される専用のページであってもよい。
写真シールに印字されているシールIDをシールID入力欄56に入力して、プリGETボタン56aを押下すると、携帯端末6から管理サーバ1にシールIDの情報が送信される。これにより、携帯端末6から管理サーバ1にアクセスした際に、管理サーバ1が画像データを未受信である場合には、再び未受信通知画面P2が表示される。
以下に、再度図7を参照して、携帯端末6による画像提供サイトへのアクセスについてさらに説明する。
管理サーバ1が、携帯端末6からの情報提示要求を受信した後、管理サーバ1が写真シール作成装置4から送信された画像データを受信している場合(S22でYES)、情報提示管理部113は、画像データベース122から画像データを読み出して、表示ページ作成部112に送信する(情報提示管理ステップ)。表示ページ作成部112は、該画像データを用いて、保存確認ページを作成し、該保存確認ページが携帯端末6に送信される(S24)。
携帯端末6の通信部603は、保存確認ページを受信して、制御部601は、表示部605に該保存確認ページを表示させる(S45)。ユーザはこの表示部605を見て、携帯端末6の操作を行い、画像データの保存の確認を入力して、その情報が管理サーバ1に送信される(S46)。
その後、管理サーバ1は保存完了ページを携帯端末6に送信する(S25)。携帯端末6は、該保存完了ページを画面表示する(S47)。
以上のように、ユーザは、写真シール作成装置4にて行われるゲーム中に、携帯端末6から情報提示要求を管理サーバ1に送信して、管理サーバ1からシールIDの入力を要求された場合、写真シールに示されているシールIDを入力するようになっている。この写真シールは、ゲームの終了時に必ず提供され、ユーザが必ず手にするものであるため、ユーザは、ゲームの一連の流れの中で写真シールを見て、該写真シールに示されているシールIDをその場で入力することができる。
ここで、ユーザが情報提示要求を送信してから、写真シール作成装置4から写真シールが排出されるまでの間には、少なからず時間がかかる。この時間に、写真シール作成装置4から管理サーバ1へと画像データを送信して、該画像データを管理サーバ1に保存することができる。そのため、ユーザがシールIDを入力したときには、画像データが管理サーバ1に保存されている蓋然性を高くすることができ、ユーザがシールIDを入力したときに、ユーザはより確実に画像データを取得することができる。
その結果、ユーザが画像データを取得し忘れる虞を軽減することができると共に、ユーザはゲームの流れと異なる行為をする必要がなく、ユーザが感じる煩わしさが低減する。したがって、ゲームの一連の流れの中でユーザが画像データを取得し易くすることができ、遊戯性に優れたゲームを提供することができる。
また、ユーザは、ゲーム終了時に写真シール作成装置4から排出される写真シールを見て、携帯端末6においてシールIDの入力が要求されている画面に、写真シールに印字されているシールIDを入力すればよい。
ユーザは、ゲーム中からゲーム後まで、携帯端末6を一連の流れで操作すればよく、ユーザが感じる煩わしさを低減することができる。したがって、ゲームの遊戯性が向上する。
なお、上記の処理は、シールに印字されたQRコードから開始することもできる。携帯端末6が写真シールのQRコードを読み取り、以降は同様の流れで処理が行われる。
この場合、ユーザは、写真シールに示されているQRコードを、携帯端末6で読み込み、管理サーバ1に情報提示要求を送信する。この場合、写真シール作成装置4から写真シールが排出されるまでの間に、画像データが管理サーバ1に保存されている蓋然性が高いため、ユーザは、情報提示要求を送信したときに、画像データを取得し易い。
(QRコード読み込みによるシールID表示)
本実施の形態における携帯端末6は、上述したQRコードの読込処理において、QRコードを読み込んだ際に、シールIDが自動的に入力されるようになっていることが好ましい。
例えば、携帯端末6が、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコード53を読み取り、管理サーバ1に情報提示要求を送信した場合において、管理サーバ1が画像データを未受信の場合、携帯端末6の画面には、未受信通知画面P2が表示される(図9参照)。未受信通知画面P2が表示された時に、シールID入力欄56にシールIDが自動的に入力されていることが好ましい。これによれば、ユーザは、写真シールに印字されたシールIDを自ら入力する必要が無いため、ユーザの利便性が向上する。
このような構成としては、例えば以下の(i)または(ii)のような構成が挙げられる。
(i)QRコード53にはシールIDの情報が含まれており、携帯端末6は、シールIDの情報を含んで情報提示要求を管理サーバ1に送信する。管理サーバ1の情報提示管理部113は、画像データベース122に該シールIDに該当する画像データが未保存の場合に、表示ページ作成部112に、シールID入力欄56に該シールIDが予め入力された状態のシールID入力ページを作成させ、通信部103は該シールID入力ページを携帯端末6に送信する。これにより、携帯端末6の表示部605に、シールID入力欄56にシールIDが予め入力された状態のシールID入力ページが表示される。
(ii)QRコード53にはシールIDの情報が含まれており、携帯端末6は、携帯端末6にインストールされている一般的なカメラアプリまたは専用アプリを用いて、QRコード53を読み取る。ここで、QRコード53には、携帯端末6が、QRコード53を読み取り、未受信通知画面P2が表示された時に、シールID入力欄56にシールIDを自動的に入力することができるような情報も含まれている。これにより、携帯端末6の表示部605に、シールID入力欄56にシールIDが予め入力された状態のシールID入力ページが表示される。
なお、このような構成においては、ユーザは、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコード53を読み取り、未受信通知画面P2が表示されるとすぐにプリGETボタン56aを押下してしまい、管理サーバ1が写真シール作成装置4から画像データを受信する時間が充分に取れないことが考えられる。そのため、この場合、未受信通知画面P2には、写真シール作成装置4から写真シールが排出された頃に、プリGETボタン56aを押すことを促すような表示がされていることがさらに好ましい。
但し、写真シール作成装置4と管理サーバ1との間の通信状態がよく、携帯端末6が管理サーバ1に情報提示要求を送信した場合において、情報提示要求の対象の画像データがすでにサーバに保存されている場合は、すぐに該画像データを得ることができる。
また、携帯端末6が、写真シールに示されたQRコードを読み取り、管理サーバ1に情報提示要求を送信した場合において、未受信通知画面P2が表示された時に、シールID入力欄56にシールIDが自動的に入力されているようになっていてもよい。
これにより、ユーザは、シールIDを自ら入力する必要がなく、管理サーバ1および写真シール作成装置4は、ユーザが行う必要がある操作を低減しつつ、ゲームの一連の流れの中で画像データを取得し易くすることができる。
(写真シール作成装置の選択画面のその他の構成)
上述のように、本実施の形態の写真シール作成装置4は、画面に、アドレスの入力欄51およびQRコード53が表示されている選択画面P1を表示する(図8参照)。
この画面の表示は、以下の(i)〜(iii)のようなものであってよい。
(i)写真シール作成装置4の画面に、先ず、ユーザが画像データの取得方法を選択する画面が表示される。すなわち、画面に、「アドレスを入力する」、または「QRコードを読み込む」のいずれかを選択する画面が表示される。「アドレスを入力する」を選択した場合、画面には、入力欄51およびソフトウェアキーボード52のみが表示され、QRコード53は表示されない。一方で、「QRコードを読み込む」を選択した場合、画面には、QRコード53のみが表示される。
(ii)写真シール作成装置4の画面に、アドレスを入力する画面が表示されるとともに、「QRへ」ボタンを設置する。この「QRへ」ボタンを押下すると、アドレス入力画面をスキップし、QRコード入力画面へ遷移する。ここで、QRコード入力画面には、アドレス入力画面に戻るボタンは設置しない。つまり、QRコード入力画面からアドレス入力画面に戻ることはできないようになっている。
(iii)写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコード53を読み込み、携帯端末6に表示されたURLにアクセスした後、管理サーバ1が画像データを未受信の場合、携帯端末6の画面上において、携帯端末6に空メールを送信するか、シールID入力する画面を表示するかを選択させる。
(シールIDの生成)
上記画像管理システム10では、写真シール作成装置4がシールID作成部418を備え、写真シール作成装置4は、ユーザによるゲームのプレイ毎に該シールID作成部418にてシールIDを作成している。しかし、本発明の他の一態様における画像管理システムでは、管理サーバ1においてシールIDが生成されてもよい。
すなわち、管理サーバ1が図示しないシールID作成部を備えていてよく、管理サーバ1は、該シールID作成部にて、シールIDを作成し、作成したシールIDを写真シール作成装置4に送信して割り当てるようになっていてよい。
この場合、管理サーバ1の画像データベース122において、各シールIDに対応する画像データの保存領域を予め適宜確保しておくことができる。
(シールID読み込み方法)
写真シール作成装置4はQRコード以外の手段で携帯端末6とペアリングしてもよい。例えばBeaconなどの無線通信装置を写真シール作成装置4に備えていてもよいし、写真シール作成装置4がNFC (Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)などの近距離通信に対応しており、当該近距離通信のための電波を発信し、当該電波を携帯端末6が受信することでペアリングを確立してもよい。
(変形例)
本実施の形態の画像管理システム10の変形例について、図10の(a)および(b)を参照して説明する。図10の(a)は、写真シール作成装置4の画面に表示された画面表示QRコード21が含むURL内容を示す図である。図10の(b)は、写真シール作成装置4から排出された写真シールに印字されたシールQRコード22が含むURL内容を示す図である。
本変形例の画像管理システム10は、図10の(a)および(b)に示すように、写真シール作成装置4の画面に表示された画面表示QRコード21に含まれるURL内容と、写真シール作成装置4から排出された写真シールに印字されたシールQRコード22のURL内容とが互いに異なるようになっている。
これらの画面表示QRコード21およびシールQRコード22はいずれも、1回のゲームを行う毎に作成され、それぞれ同じシールIDの情報を含むようになっている。
ユーザは携帯端末6を用いて画面表示QRコード21およびシールQRコード22のいずれかを読み込み、その情報を管理サーバ1に送信する。ここで、本変形例の画像管理システム10における管理サーバ1では、画面表示QRコード21およびシールQRコード22のどちらを用いてユーザがアクセスしたかという情報を得ることができる。
画面表示QRコード21およびシールQRコード22のURLパラメータが異なっていることから、管理サーバ1に残るログが異なるため、このログを分析して、管理サーバ1はアクセス分析を行うことができる。
これにより、画像管理システム10による画像管理サービスを提供する者は、ユーザのアクセス傾向を分析することができる。すなわち、ユーザが、画面表示QRコード21およびシールQRコード22のどちらを用いて管理サーバ1にアクセスすることが多いかという情報を得ることができる。
そのため、画像管理サービスの提供者は、この情報に基づいて、よりよい画像管理サービスを提供することができる。例えば、シールQRコード22は、写真シールの一定のスペースを占めると共に、写真シールに印刷される画像のレイアウトを制限してしまう。それゆえ、写真シールには、シールQRコード22を印字しないようにすることが好ましい。画像管理サービスの提供者は、シールQRコード22に基づく管理サーバ1へのアクセス数が少ない場合、写真シールにシールQRコード22を印字しないようにするという判断を下すことができる。その結果、写真シールに印刷される画像のレイアウトの自由度を向上させることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図11〜18に基づいて説明する。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態1の管理サーバ1では、ユーザの会員種別による区別を行っていなかった。これに対して、本実施の形態の管理サーバ2は、会員データベースを備え、携帯端末6を用いてアクセスしたユーザの会員種別によって、携帯端末6に表示させるページを変更させる点が異なっている。
図11は、本実施の形態の管理サーバ2の要部構成を示すブロック図である。
図11に示すように、本実施の形態の管理サーバ2は、主に、制御部201、記憶部202、および通信部103を備えている。制御部201は、通信制御部111、表示ページ作成部112、情報提示管理部113、画像管理部114、およびユーザ管理部211を備えている。また、記憶部202は、ウェブページデータベース121、画像データベース122、および会員データベース221を有している。
(ユーザ管理部211)
ユーザ管理部211は、画像提供サイトの会員であるユーザを管理する。ユーザ管理部211は、ユーザを管理するためのユーザ管理情報を生成し、生成したユーザ管理情報を会員データベース221に保存する。なお、ユーザ管理部211は、非会員のユーザも管理してもよく、非会員のユーザのユーザ管理情報を生成してもよい。
(会員データベース221)
会員データベース221は、画像提供サイトの会員であるユーザに関する各種情報を格納している。本実施形態では、会員データベース221には、上記ユーザ管理情報がユーザ毎に格納されている。
ユーザ管理情報は、例えば、「会員ID」、「ユーザ名」、「ユーザ画像」、「フォロー」、「フォロワー」、「評価画像」、「メールアドレス」、「生年月日」、「住所」、「会員属性」、「入会日」および「端末ID」を含む。
「会員ID」は、会員であるユーザを一義的に識別するためのIDである。「ユーザ名」は、ユーザの名称である。「ユーザ画像」は、後述するマイページ等に掲載されるユーザを示す画像であり、ユーザ画像を示すIDが記述される。「フォロー」は、ユーザがフォローした他のユーザであり、フォローした他のユーザの会員IDが記述される。「フォロワー」は、ユーザをフォローしている他のユーザであり、当該他のユーザの会員IDが記述される。「評価画像」は、ユーザが評価した画像であり、当該画像の画像IDが記述される。「メールアドレス」は、ユーザのメールアドレスである。「生年月日」は、ユーザの生年月日である。「住所」は、ユーザの住所である。「会員属性」は、ユーザの会員属性を示し、「有料」または「無料」が記述される。「入会日」は、ユーザが画像提供サイトに会員登録した日である。「端末ID」は、ユーザが所持する携帯端末6を示し、当該携帯端末6を一意に識別するためのIDが記述される。
ここで、会員IDおよびメールアドレス等のユーザを特定するための情報をユーザ特定情報と称する。
また、「フォロー」とは、ユーザ間の一方的な関係であり、ユーザは、フォローしている他のユーザの所有するアルバムのうち、公開アルバム内の生成画像を閲覧することができる。また、ユーザ自身のマイページに、当該ユーザがフォローしている他のユーザの公開アルバムが掲載されてよい。なお、ユーザが他のユーザをフォローする場合、原則、他のユーザの承認が必要である。すなわち、ユーザが他のユーザにフォローの申請を行い、他のユーザが当該申請を承認することにより、ユーザが他のユーザをフォローする関係が成立する。
(会員別表示ページ)
本実施の形態の管理サーバ2は、携帯端末6からの情報開示要求を通信部103が受信した場合において、写真シール作成装置4から送信された画像データをまだ受信していない場合、ウェブページデータベース121からシールID入力ページを読み出して、通信部103を通じて携帯端末6に送信する。
ここで、携帯端末6からの情報開示要求には、携帯端末6のユーザの会員情報(会員ID)が含まれている。或いは、管理サーバ2は、ユーザの携帯端末6からの過去のアクセス情報を記憶しており、キャッシュ情報に基づいて、携帯端末6のユーザの会員情報を認証する。
表示ページ作成部112は、この会員情報を会員データベース221に照会することによって、ユーザの会員種別を判定することができる。表示ページ作成部112は、この判定に基づいて、ウェブページデータベース121からデータを読み出して、会員種別毎に異なるウェブページを表示させる。また、前記実施の形態1の変形例として上述したことと同様に、管理サーバ2は、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードからのアクセスと、写真シールに印字されたQRコードからのアクセスとを区別するようになっている。これらのそれぞれの場合において、携帯端末6に表示される会員別の画面について、以下に説明する。なお、本実施の形態では、会員の種別として、有料会員、無料会員、暫定会員、非会員がある場合について説明する。
(有料会員)
有料会員は、一定の会費を継続的に支払う必要がある代わりに、画像提供サイトに無制限に画像データを保存できるユーザである。本実施形態では、1プレイで作成した画像データを全て画像提供サイトに保存することができる。
なお、有料会員の制度として、一定の会費を継続的に支払うことにより、無制限に画像データを保存可能な制度ではなく、画像提供サイトに保存した画像データの枚数に応じて課金する制度を採用してもよい。
図12は、有料会員のユーザが、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを、携帯端末6を用いて読み取った場合に、携帯端末6に表示される画面遷移を示す図である。
有料会員のユーザが、携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1に情報提示要求を送信したときに、管理サーバ1にまだ画像データが保存されていない場合、携帯端末6の表示部605には有料会員TOPページ画面P11が表示される(図12の(a))。
この有料会員TOPページ画面P11の右上部には、有料会員であるユーザのマイページへのリンクを含むリンク付表示領域1101が表示されている。このリンク付表示領域1101には、ユーザが選択した写真が表示され、ユーザが有料会員であることを示すようになっている。
有料会員TOPページ画面P11の上部には、シールID入力欄1102が表示されている。ユーザは、このシールID入力欄1102に、写真シールに印字されているシールIDを入力する。
また、図示していないが、有料会員TOPページ画面P11におけるシールID入力欄1102の下方には、プレゼントへの応募を促す表示や、他のユーザのプリGET情報が表示されるトピックス表示などが表示されている。このようなプレゼントやトピックスに関する表示は、以下の説明において、各会員の表示ページにおいて適宜表示されていてよいが、その説明は省略する。
シールID入力欄1102に入力したシールIDが有効であった場合(入力したシールIDに対応する画像データが管理サーバ1に保存済みの場合)、表示部605には有料会員保存確認画面P12が表示される(図12の(b))。
有料会員保存確認画面P12の上部には、マイページに画像データを保存したこと示すとともに、マイページへのリンクを含むリンクテキスト1103が表示されている。また、複数枚のサムネイル画像1104が表示されている。このサムネイル画像1104は、マイページに保存された画像データである。
マイページへの上記リンク、またはこれらの複数枚のサムネイル画像1104のうちの1枚をタップすると、表示部605には有料会員マイページ画面P13が表示される(図12の(c))。
有料会員マイページ画面P13には、保存された画像データ1105が一覧表示されている。例えば、この画像データ1105は新着順に表示されている。各画像データ1105のうちの1枚をタップすると、表示部605には有料会員画像拡大ページ画面P14が表示される(図12の(d))。
有料会員画像拡大ページ画面P14には、拡大画像1106が表示されている。拡大画像1106の下方には、画像の保存日および撮影した写真シール作成装置についての情報が記載されている。
図13は、有料会員のユーザが、携帯端末6を用いて、写真シールに印字されたQRコードを読み取った場合に、携帯端末6に表示されるランディングページ(リンク先ウェブページ)を示す図である。
携帯端末6を用いて、写真シールに印字されたQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1に情報提示要求を送信したとき、ユーザが有料会員の場合、携帯端末6には有料会員ランディングページP15が表示される(図13)。
有料会員ランディングページP15には、有料会員であることを示すメッセージ1107が表示されている。また、メッセージ1107の下には、サンプル画像1108が表示され、有料会員ランディングページP15の中ほどには、プリを全部保存するための保存ボタン1109が表示されている。この保存ボタン1109をタップすると、表示部605には上記した有料会員保存確認画面P12が表示される(図12の(b)参照)。以降の画面遷移は、図12の(c)、(d)と同様である。
(無料会員)
ユーザは、画像提供サイトにて、必要な情報を入力することによって、無料会員の登録をすることができる。無料会員は、一定の会費を支払う必要はないが、有料会員に比べてサービスが制限されている。例えば、無料会員は、画像提供サイトは保存できる画像データの枚数に制限を受ける。本実施形態では、無料会員は、1回のゲーム(1プレイ)ごとに1枚の画像データのみを画像提供サイトに保存できる。
なお、ユーザは、無料会員の登録後、会員ID及びパスワードを入力することにより画像提供サイトにログインし、所定の手続きを踏むことによって、自身を有料会員として画像提供サイトに登録することができる。この登録完了後、ユーザのアカウント領域には、ユーザが有料会員であることを表す情報が追加される。
図14は、無料会員のユーザが、携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取った場合に、携帯端末6に表示される画面遷移を示す図である。
携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1に情報提示要求を送信したときに、管理サーバ1にまだ画像データが保存されていない場合であって、ユーザが無料会員の場合、携帯端末6には無料会員TOPページ画面P21が表示される(図14の(a))。
この無料会員TOPページ画面P21の右上部には、無料会員であるユーザのマイページへのリンクを含むリンク付表示領域1201が表示されている。このリンク付表示領域1201には、ユーザが未保存の画像データの枚数が表示され、ユーザが無料会員であることを示すようになっている。
無料会員TOPページ画面P21の上部には、シールID入力欄1202が表示されている。ユーザは、このシールID入力欄1202に、写真シールに印字されているシールIDを入力する。
また、無料会員TOPページ画面P21には、未保存の画像データの取得期限および枚数をユーザに知らせるメッセージ1203が表示されている。そして、未取得の画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1204が表示されている。このリンクボタン1204をタップすると、有料会員登録ページが表示される。
シールID入力欄1202に入力したシールIDが有効であった場合、表示部605には無料会員保存確認画面P22が表示される(図14の(b))。
無料会員保存確認画面P22の上部には、マイページに画像データを1枚保存したことを示すメッセージ1205、および保存した画像データ1206が表示されている。その下には、未保存の画像データが1週間で消えてしまうことを通知するメッセージ1207が表示され、未取得の画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1208が表示されている。リンクボタン1208の下には、保存されていない画像データの枚数、および取得期限を通知するメッセージ1209が表示されている。
無料会員保存確認画面P22の下部には、マイページへのリンクを含むリンクボタン1210が表示されている。
このリンクボタン1210をタップすると、表示部605には無料会員マイページ画面P23が表示される(図14の(c))。
無料会員マイページ画面P23には、未保存の画像データがある旨を通知するメッセージ1211が表示され、該メッセージの下には、未保存の画像データを示す表示がされている。例えば、この未保存の画像データは新着順に表示されている。保存されている画像データを1枚タップすると、表示部605には無料会員画像拡大ページ画面P24が表示される(図14の(d))。
無料会員画像拡大ページ画面P24には、未保存の画像データの取得期限および枚数を通知するメッセージ1212が表示され、その下には未保存の画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1213が表示されている。
リンクボタン1213の下には、保存されている画像データの拡大画像1214が表示され、拡大画像1214の下方には、画像の保存日および撮影した写真シール作成装置についての情報が記載されている。
図15は、無料会員のユーザが、携帯端末6を用いて、写真シールに印字されたQRコードを読み取った場合に、携帯端末6に表示されるランディングページ(リンク先ウェブページ)を示す図である。
携帯端末6を用いて、写真シールに印字されたQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1に情報提示要求を送信したとき、ユーザが無料会員の場合、携帯端末6には無料会員ランディングページP25が表示される(図15)。
無料会員ランディングページP25には、無料会員であることを示すメッセージ1215が表示されている。また、メッセージ1215の下には、サンプル画像1216が表示されている。また、無料会員ランディングページP25には、未保存の画像には取得期限があること通知するとともに、画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1217が表示されている。
無料会員ランディングページP25の下部には、無料で画像データを1枚保存するための無料保存ボタン1218が表示されている。この無料保存ボタン1218をタップすると、表示部605には上記した無料会員保存確認画面P22が表示される(図14の(b)参照)。以降の画面遷移は、図14の(c)、(d)と同様である。
(暫定会員)
ユーザは、画像提供サイトにて、正式な会員登録(有料会員、無料会員登録)をするのに必要な会員情報の一部だけを入力し、仮アカウントを発行して暫定会員登録をすることができる。暫定会員は、無料会員よりもさらにサービスが制限されている。例えば、暫定会員は、1ヵ月に3つまで、無料で画像データを保存可能である。
また、暫定会員のアカウントは、ワンタイムアカウントではなく、一度暫定会員登録を行ったら所定期間中または継続的に、利用されるアカウントである。このため、暫定会員ユーザは本会員ユーザと同様に、画像提供サービス上での画像データの保存、閲覧、および編集等を行うことができる。例えば、画像提供サービスの提供するウェブページにおいて、暫定会員としてログインすることで、暫定会員ユーザは自己のマイページ(ユーザ固有のトップページ)や、当該サービスに保存している画像データの表示などを行うことができる。
図16は、暫定会員のユーザが、携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取った場合に、携帯端末6に表示される画面遷移を示す図である。
携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1に情報提示要求を送信したときに、管理サーバ1にまだ画像データが保存されていない場合であって、ユーザが暫定会員の場合、携帯端末6には暫定会員TOPページ画面P31が表示される(図16の(a))。
この暫定会員TOPページ画面P31の右上部には、暫定会員であるユーザのマイページへのリンクを含むリンク付表示領域1301が表示されている。このリンク付表示領域1301には、ユーザが未保存の画像データの枚数が表示され、ユーザが暫定会員であることを示すようになっている。
暫定会員TOPページ画面P31の上部には、画像データが消えてしまう可能性が有ることを通知するメッセージ1302が表示され、その下にシールID入力欄1303が表示されている。ユーザは、このシールID入力欄1303に、写真シールに印字されているシールIDを入力する。
また、暫定会員TOPページ画面P31には、未保存の画像データの取得期限および枚数を通知するメッセージ1304が表示され、画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1305が表示されている。
シールID入力欄1303に入力したシールIDが有効であった場合、表示部605には暫定会員保存確認画面P32が表示される(図16の(b))。
暫定会員保存確認画面P32の上部には、マイページに画像データを1枚保存したことを示すとともに、画像データの保存が一時的なものであることを示すメッセージ1306が表示されている。また、保存した画像データ1307が表示されている。その下には、未保存の画像データが1週間で消えてしまうことを通知するメッセージ1308が表示され、未取得の画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1309が表示されている。
暫定会員保存確認画面P32の下部には、マイページへのリンクを含むリンクボタン1310が表示されている。このリンクボタン1210をタップすると、表示部605には、無料会員と同様のマイページ(無料会員マイページ画面P23、図14の(c)参照)が表示される。以降の画面遷移は、図14の(c)、(d)と同様である。
図17は、暫定会員のユーザが、携帯端末6を用いて、写真シールに印字されたQRコードを読み取った場合に、携帯端末6に表示されるランディングページ(リンク先ウェブページ)を示す図である。
携帯端末6を用いて、写真シールに印字されたQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1に情報提示要求を送信したとき、ユーザが暫定会員の場合、携帯端末6には暫定会員ランディングページP33が表示される(図17)。
暫定会員ランディングページP33には、サンプル画像1311が表示されている。また、暫定会員ランディングページP33には、画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1312が表示されている。
暫定会員ランディングページP33の下部には、無料で画像データを永久保存する、すなわち無料会員登録をすることを促すリンクボタン1313が表示されている。リンクボタン1313の下には、一時的に画像を1枚保存する保存ボタン1314が表示されている。この保存ボタン1314をタップすると、表示部605には上記した暫定会員保存確認画面P32が表示される(図16の(b)参照)。以降の画面遷移は、図14の(c)、(d)と同様である。
(非会員)
非会員は、画像提供サイトに、必要な情報を入力していないユーザである。図18は、非会員のユーザが、携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取った場合に、携帯端末6に表示されるランディングページを示す図である。
携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取り、携帯端末6から管理サーバ1に情報提示要求を送信したときに、管理サーバ1にまだ画像データが保存されていない場合であって、ユーザが非会員の場合、携帯端末6には非会員TOPページ画面P41が表示される(図18の(a))。
非会員TOPページ画面P41の右上部には、ユーザがログインするためのボタンであるログインボタン1401が表示されている。
非会員TOPページ画面P41の上部には、シールID入力欄1402が表示されている。ユーザは、このシールID入力欄1402に、写真シールに印字されているシールIDを入力する。
また、非会員TOPページ画面P41には、画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1403が表示されている。このリンクボタン1403をタップすると、有料会員登録ページが表示される。
シールID入力欄1202に入力したシールIDが有効であった場合、表示部605には非会員保存確認画面P42が表示される(図18の(b))。
非会員保存確認画面P42には、サンプル画像1404が表示され、その下には、画像データを全部保存する、すなわち有料会員登録をすることを促すリンクボタン1405が表示されている。
また、無料で画像データを永久保存する、すなわち無料会員登録をすることを促すリンクボタン1406が表示されている。リンクボタン1406の下には、一時的に画像を1枚保存する、すなわち暫定会員登録をすることを促すリンクボタン1407が表示されている。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図19および図20に基づいて説明する。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1および実施の形態2と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1および実施の形態2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態2の画像管理システム10では、携帯端末6にインストールされている一般的なアプリケーション(アプリ)であるカメラアプリを用いて、該カメラアプリに搭載されたQRコード読み取り機能によってQRコードを読み取っていた。これに対して、本実施の形態では、携帯端末6は、画像管理システム10の専用アプリがインストールされており、該専用アプリにはカメラ機能が搭載されており、該カメラ機能によってQRコードを読み取る点が異なっている。
図19および図20は、上記専用アプリのカメラ機能を用いてQRコードを読み取り、管理サーバ1にアクセスする場合の携帯端末6に表示される画面の遷移を示す図である。
図19に示すように、先ず、携帯端末6において上記専用アプリを起動すると、携帯端末6の画面には専用アプリのTOP表示画面P51が表示される。このTOP表示画面P51の左上には、プリ検索アイコン31が表示されている。以下、本実施の形態において説明する表示画面は、全て携帯端末6の画面に表示されており、そのことに関する説明を省略する。また、表示画面は一例であって、そのボタン表示および画面レイアウトの態様は特に限定されない。
プリ検索アイコン31を押下すると、ポップアップ画面としてのプリ検索方法選択画面P52が表示される。プリ検索方法選択画面P52には、中央部にシールID入力欄32が表示され、その下にQRコードを使用して検索することを選択するQR検索ボタン33およびシールIDを入力して検索することを選択するシールID検索ボタン34が表示されている。このQR検索ボタン33を押下することによって、上記専用アプリのカメラ機能を立ち上がり、QRコードリーダー画面P53が表示される。
QRコードリーダー画面P53が表示されている携帯端末6を用いて、写真シール作成装置4の画面、または該装置から排出された写真シールに表示されているQRコードを読み込むと、上記専用アプリは管理サーバ1と通信を行う。
そして、管理サーバ1において、該QRコードに含まれるシールIDと一致するシールIDが画像データベース122内に保存されているか否かが判定される(S51)。
図20に示すように、上記QRコードに含まれるシールIDと一致するシールIDが画像データベース122内に保存されていない(シールIDが有効ではない)場合(S51でNO)、プリ画像が見つからないことを示すプリ画像提供不可画面P54が表示される。このプリ画像提供不可画面P54には、プリ画像を提供する事ができない理由について、可能性の高い理由が列挙されている。また、ヘルプ&問い合わせサイトにリンクする問い合わせリンクボタン35が表示されている。
これに対して、上記QRコードに含まれるシールIDと一致するシールIDが画像データベース122内に保存されている(シールIDが有効である)場合(S51でYES)、プリ画像を画像管理サイトで取得するか、アプリで取得するかを選択するプリGET方法選択画面P55が表示される。
プリ画像を専用アプリで取得することを選択した場合、アプリのマイページにプリ画像を保存したことを示す保存完了アプリ画面P56が表示される。ここで、上記専用アプリにはユーザの会員種別が登録されている。そのため、保存完了アプリ画面P56は、ユーザの会員種別によって表示が変更されるようになっている。
本実施の形態では、例えばユーザが無料会員である場合の保存完了アプリ画面P56が表示されている。保存完了アプリ画面P56には、ユーザに対して、未保存の画像データの取得期限が表示されており、また、それらの未保存の画像データを全部保存するためのリンクボタンが表示されている。この表示ボタンを押下すると、有料会員への登録を促すページへジャンプするようになっている。
また、プリ画像を画像管理サイトで取得することを選択した場合、画像管理サイトの保存完了ページP57が表示される。この画像管理サイトの保存完了ページP57でも同様に、ユーザの会員種別によって表示が変更されるようになっていてよい。この場合、専用アプリから管理サーバ1へとアクセスする際に、URLリクエストおよびシールIDの情報とともに、ユーザの会員種別に関する情報を送信することができる。そのため、管理サーバ1は、ユーザの会員種別に応じて、保存完了ページP57の表示を変更することができる。なお、携帯端末6から管理サーバ1にユーザの会員種別を通知する方法は特に限定されず、公知の方法を用いることができる。
このように、ユーザは、専用アプリの機能を用いてQRコードを読み取り、画像取得することができ、画像取得時に、画像管理サイトで取得するか、アプリで取得するかを選択することができる。
ここで、上記専用アプリおよび画像管理サイトでは、それぞれユーザに提供するサービス、およびサービスの利用料金(例えば、月額料金)に違いがあることが好ましい。例えば、ユーザは該専用アプリの中で自分用のアルバムを作ることや、画像データを用いて様々な遊びを行うことができ、専用アプリの方が画像管理サイトよりも付加価値が高い代わりに利用料金が高くなっていてよい。
これにより、ユーザの選択の自由度を拡げることができ、ユーザは自身の利用したいサービスを選択することができる。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について、図21に基づいて説明する。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態2の画像管理システム10では、携帯端末6にインストールされた専用アプリのQRコード読み取り機能によって、写真シール作成装置4の画面に表示、または写真シールに印字されたQRコードを読み取り、ユーザは管理サーバ1にアクセスしていた。これに対して、本実施の形態では、写真シール作成装置4による撮影前に、ユーザが携帯端末6にインストールされた専用アプリの画面にQRコードを表示させ、この表示させたQRコードを写真シール作成装置4のスキャナ46にて読み取ることによって、ユーザの会員情報を写真シール作成装置4から管理サーバ1に送信するようになっている点が異なっている。
図21は、本実施の形態における画像管理システムの処理の流れを示す図である。図21に示すように、先ず、ユーザは、携帯端末6において専用アプリを起動させ、携帯端末6の画面に、写真シール作成装置4に読み取らせるためのアプリQRコード71が表示されたアプリコード表示画面P61を表示させる。このアプリQRコード71には、ユーザの会員情報が埋め込まれている。
ユーザは、写真シール作成装置4におけるゲーム中の適切なタイミングに、このアプリコード表示画面P61を写真シール作成装置4のスキャナ46にかざして、アプリQRコード71を読み取らせる。写真シール作成装置4は、その他のカメラ等によってアプリQRコード71を読み取って会員情報を取得してもよい。なお、ユーザが、写真シール作成装置4に、例えばタッチパネルディスプレイを用いて自身の会員情報を入力してもよいし、携帯端末6と写真シール作成装置4との通信は、NFCなどの近距離通信にて行われてもよい。
写真シール作成装置4は、アプリQRコード71を読み取って得たユーザの会員情報を、管理サーバ1に送信する。このとき、写真シール作成装置4は、ユーザがプレイ中のゲームにおいて使用するシールIDを、ユーザの会員情報とともに送信する。管理サーバ1は、ユーザの会員情報と、このシールIDとを対応付けて保存する。
その後、管理サーバ1は、写真シール作成装置4から画像データおよびシールIDを受信すると、該シールIDに対応する会員情報を読み出して、該会員情報に含まれているユーザの専用アプリに関する情報に基づいて、ユーザの専用アプリにプッシュ通知を送信する。これにより、ユーザの携帯端末6の専用アプリには、画像データが管理サーバ1に保存された旨のプッシュ通知画面P62が表示される。ユーザは、このプッシュ通知によって、管理サーバ1に画像データが保存され、画像データが取得可能となったことを知ることができる。
一方、ユーザが携帯端末6の専用アプリを立ち上げた際に、専用アプリは管理サーバ1にアクセスして、管理サーバ1に画像データが保存されているか否かを確認することができる。これは、管理サーバ1において、写真シール作成装置4から会員情報およびシールIDが送られてきたという履歴が残っており、この履歴を参照することによって、上記専用アプリは、管理サーバ1において写真シール作成装置4からの画像データの受信待ちのゲームがあることを知ることができるためである。
専用アプリによる確認の結果、画像が未保存の場合、専用アプリには、画像がまだ届いていない旨を表示する未保存通知画面P63が表示される。この未保存通知画面P63には、少し時間が経過してからアクセスすることを促す表示がされている。また、未保存通知画面P63の下部には、更新ボタン72が設けられていてもよい。
未保存通知画面P63が表示された後、少し時間が経過して、管理サーバ1が写真シール作成装置4から画像データおよびシールIDを受信すると、管理サーバ1は、該シールIDに対応する会員情報を読み出して、該会員情報に含まれているユーザの専用アプリに関する情報に基づいて、ユーザの専用アプリにプッシュ通知を送信する。これにより、携帯端末6には画像データが管理サーバ1に保存された旨のプッシュ通知画面P62が表示される。
また、未保存通知画面P63が表示され、更新ボタン72を押下した場合に、未だ管理サーバ1が写真シール作成装置4から画像データおよびシールIDを受信していない場合、携帯端末6には未保存再通知画面P64が表示される。この未保存再通知画面P64は、未保存通知画面P63と同じ画面であってもよい。
このように、ユーザは、専用アプリを用いて、会員情報が埋め込まれたアプリQRコード71を表示させて、該アプリQRコード71を写真シール作成装置4に読み取らせることにより、ゲーム後に、専用アプリに画像データの保存通知が来るようにすることができ、また、専用アプリを用いて管理サーバ1にアクセスして画像の保存を確認することができる。
ユーザは、ゲームの初期に自身の携帯端末6の専用アプリを起動させて、ゲームを行った後、そのまま専用アプリにて、管理サーバ1への画像データの保存の確認や、保存完了通知を受け取ることができる。そのため、ユーザは、ゲームの一連の流れの中で画像データを取得することができる。また、プッシュ通知が来ることによれば、ユーザは画面を見ていなくても、携帯端末6の音や振動で、画像データが取得できる状態になったことを知ることができる。そのため、ユーザの利便性が向上するとともに、ユーザが画像を取得し忘れてしまうことをより一層防止することができる。
(会員別サービス)
写真シール作成装置4が、アプリQRコード71を読み取ってユーザの会員情報を得ることによって、ユーザの会員種別に応じて、写真シール作成装置4が提供するゲームを変化させることができる。例えば、有料会員特典または無料会員特典を付けて、ゲームを進行するようにしてよい。
会員特典としては、例えば、ポイントサービス、シール1プレイ無料、前回の利用機種・選択コース・選択背景などが自動で設定される、スペシャルコンテンツなどが挙げられる。
このように、会員情報をゲーム前に取得することによれば、会員特典を付与してゲームを進行したり、シールIDを入力することなく管理サーバ1から専用アプリにプッシュ通知を受信したりすることができる。
〔実施形態5〕
本発明のさらに他の実施形態について、図22に基づいて説明する。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1〜4と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1〜4の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
前記実施の形態3では、ユーザは、写真撮影後に、携帯端末6の専用アプリを用いて、写真シール作成装置4の画面に表示または写真シールに印字されたシールIDを読み取り、管理サーバ1にアクセスしていた。これに対して、本実施の形態では、ゲームの開始前またはゲームの開始後に撮影画像を選択するまでの間において、写真シール作成装置4は画面にQRコードを表示し、ユーザは携帯端末6の専用アプリを用いて、該QRコードを読み取るようになっており、管理サーバ1は、写真シール作成装置4から画像データを受信すると、上記専用アプリにプッシュ通知または携帯端末6にプリGETメールを送信する点が異なっている。
図22は、本実施の形態における画像管理システム10の処理の流れを示すフローチャートである。
図22に示すように、先ず、写真シール作成装置4は、ゲームの開始前またはゲームの開始後に撮影画像を選択するまでの間において、画面にQRコードを表示する(S61)。このQRコードには、シールIDの情報が埋め込まれている。このシールIDは、ユーザがこれから行おうとしているゲームまたは現在行っているゲームの画像データと対応付けられる識別情報である。
写真シール作成装置4では、次に、ユーザの写真撮影およびユーザによる画像の編集が行われた後、作成した画像の中から管理サーバ1に送信する画像の選択が行われる(S62)。
その後、写真シール作成装置4は、管理サーバ1に画像データおよびシールIDを送信する(S63)。写真シール作成装置4は、次に、選択された画像データをシール紙に印刷して、写真シールを排出する(S64)。
ユーザは、携帯端末6の専用アプリを起動して(S71)、該専用アプリのQRコード読み取り機能を用いて、写真シール作成装置4の画面に表示された上記QRコードを読み取る(S72)。
そして、携帯端末6から管理サーバ1へ、上記QRコードに埋め込まれたシールIDおよびユーザの会員情報が送信される(S73)。
管理サーバ1は、写真シール作成装置4から送信された画像データおよびシールIDを受信して(S81)、該受信した画像データおよびシールIDを対応付けて、画像データベース122に保存する(S82)。
また、管理サーバ1は、携帯端末6から、シールIDおよびユーザの会員情報を受信する(S83)。
その後、管理サーバ1は、写真シール作成装置4から受信したシールIDと、携帯端末6から受信したシールIDとを照らし合わせて、一致するものが無い場合(S84でNO)、この照会処理を繰り返す。このとき、携帯端末6の専用アプリには、管理サーバ1への画像データを保存の有無についての情報が表示されている。また、専用アプリの更新ボタンを押すことによって、その時点における、管理サーバ1の画像データの保存に関する状況を表示するようになっている。
また、管理サーバ1は、写真シール作成装置4から受信したシールIDと、携帯端末6から受信したシールIDを照らし合わせて、一致するものが有る場合(S84でYES)、(i)携帯端末6の専用アプリにプッシュ通知を送信する、および(ii)携帯端末6にプリ画像をダウンロードするためのプリGETメールを送信する、の少なくとも何れかを行う(S84)。
携帯端末6は、管理サーバ1から受信した専用アプリのプッシュ通知またはプリGETメールの何れかに基づいて、画像データを取得する(S74)。
このように、ゲームの開始前またはゲームの開始後に撮影画像を選択するまでの間に、ユーザは、携帯端末6の専用アプリを用いて、写真シール作成装置4の画面に表示されたQRコードを読み取れば、その後は、ユーザは、ゲームを行った後に、専用アプリのプッシュ通知または管理サーバ1から送信されたプリGETメールの少なくとも何れかによって、管理サーバ1に画像データが保存完了したことを知ることができる。
すなわち、ユーザは、写真シール作成装置4に表示されたQRコードを読み取る動作をすれば、その後は、管理サーバ1から通知が来るのを待てばよいため、ユーザが行う動作を非常に簡単なものとすることができる。
また、ゲーム中において、ユーザが管理サーバ1に送信する画像データを選択した後、写真シールが排出されるまでの間において、少し時間が必要であることから、この時間に、写真シール作成装置4から管理サーバ1に画像データが送信されて保存が完了すれば、ユーザはゲーム後にすぐに管理サーバ1からの通知を受け取ることができる。したがって、ゲームの一連の流れの中でユーザが画像データを取得し易くすることができ、遊戯性に優れたゲームを提供することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
管理サーバ1、写真シール作成装置4、および携帯端末6の制御ブロック(特に制御部101、制御部401および制御部601)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、管理サーバ1、写真シール作成装置4、および携帯端末6は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することによって、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークまたは放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。