〔実施形態1〕
本発明の第1実施形態について、図1〜図29を参照して以下に説明する。以下の特定の実施形態で説明する構成以外の構成については、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の実施形態で説明されている場合は、その構成と同じである。また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。さらに、各図面に記載した構成の形状、ならびに、長さ、奥行および幅などの寸法は、実際の形状および寸法を反映させたものではなく、図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更している。
(画像管理システム10)
図2は、本発明の第1実施形態に係る画像管理システム10の構成を示す図である。図2に示すように、画像管理システム10は、写真シール作成装置(写真撮影編集装置)1、携帯端末(通信端末)6、および管理サーバ(管理装置)4を備えている。
画像管理システム10の概要について、以下に説明する。画像管理システム10は、ユーザの写真撮影、画像の編集、画像の写真シールとしての印刷、管理サーバ4への画像の保存、および、保存された画像の閲覧を実現するサービスをユーザに提供する。管理サーバ4は、携帯端末6に対して、該携帯端末6のユーザが自身の画像および他のユーザの画像を閲覧する機能を提供するサーバである。また、管理サーバ4は、SNS(Social Networking Service)機能を有し、画像閲覧サービスを含むユーザ間のデータ通信によるコミュニケーションサービスを提供する。
写真シール作成装置1は、写真撮影、画像編集、および写真シール印刷のサービスを提供するものである。写真シール作成装置1は、ゲームセンターなどの店舗に設置される。以下では、写真シール作成装置1が撮影した撮影画像および当該撮影画像を編集した編集画像等、写真シール作成装置1が生成した画像を生成画像と称する。すなわち、写真シール作成装置1は、生成画像を生成する画像生成装置である。
また、写真シール作成装置1は、ネットワークを介して管理サーバ4と接続しており、生成した生成画像を管理サーバ4に送信することができる。
管理サーバ4は、写真シール作成装置1が生成した生成画像を管理するものであり、上述の画像保存および画像閲覧のサービス、ならびにコミュニケーションサービスを画像コミュニケーションサイトとして提供する。
携帯端末6は、ユーザが所持する通信端末である。携帯端末6は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等である。携帯端末6は、無線通信手段または有線通信手段により写真シール作成装置1と通信することができる。また、携帯端末6は、ネットワークを介して管理サーバ4と通信して、画像閲覧サービスおよびコミュニケーションサービスを享受することができる。すなわち、ユーザは、自身が所持する携帯端末6を操作することによって、写真シール作成装置1によって生成された自身の生成画像を管理サーバ4に保存したり、管理サーバ4に保存された生成画像を閲覧したりすることができる。また、ユーザは、管理サーバ4に保存した生成画像を利用してオンライン上で他のユーザとコミュニケーションをとることができる。
なお、ユーザは、携帯端末6と異なる通信端末(例えば、デスクトップ型またはノートブック型のPC等)を用いて、管理サーバ4にアクセスすることもできる。
管理サーバ4への生成画像の保存には、事前の会員登録が必要である。ユーザは、無料会員として自身を管理サーバ4に登録する。無料会員は、会費を支払う必要がないが、管理サーバ4は保存できる生成画像の枚数に制限を受ける。本実施形態では、無料会員は、1回のゲーム(1プレイ)ごとに1枚の生成画像のみを管理サーバ4に保存できる。
ユーザは、自身の会員属性を、無料会員から有料会員に変更することができる。有料会員は、一定の会費を継続的に支払う必要がある代わりに、管理サーバ4に無制限に生成画像を保存できる。本実施形態では、1プレイで生成された生成画像を全て管理サーバ4に保存できる。
なお、有料会員の制度として、一定の会費を継続的に支払うことにより、無制限に生成画像を保存可能な制度ではなく、管理サーバ4に保存した生成画像の枚数に応じて課金する制度を採用してもよい。
画像管理システム10における写真撮影から画像保存までの流れについて、以下に簡潔に説明する。1人または複数人のユーザは、代金を写真シール作成装置1に支払い、写真撮影および画像編集に関するゲームをプレイする。ユーザはゲーム中に自身を被写体として撮影する。ユーザは、撮影によって生成された撮影画像の中から、編集対象の画像をいくつか選択し、好きなように編集する。また、ユーザは、後で生成画像を管理サーバ4に保存するために、写真シール作成装置1に自身の連絡先(例えばメールアドレス)を入力する。以降は、ユーザが写真シール作成装置1にメールアドレスを入力したこととして説明を行う。しかしながら、メールアドレスは上記連絡先の単なる一例であって、上記連絡先はメールアドレスのみに限定されない。例えば上記連絡先は、例えばメッセージ機能、伝言板機能、またはコメント機能などを有するシステム(メッセージシステム)におけるユーザのアカウントID等であってもよい。
ゲームの終了後、ユーザは写真シールを手に入れる。一方、写真シール作成装置1は、生成した生成画像に、入力されたユーザのメールアドレスを関連付けて、管理サーバ4に送信する。管理サーバ4は、受信したメールアドレス宛に、受信した生成画像を管理サーバ4に保存することを案内するメールを送信する。ユーザは、自身の携帯端末6においてこのメールを受信する。ユーザは、受信したメールに記載されているアドレスにアクセスすることによって管理サーバ4と通信を行い、生成画像を保存するための操作を携帯端末6に対して行う。この結果、管理サーバ4におけるユーザ専用の画像記憶領域に、生成画像が保存される。
管理サーバ4への画像保存後、ユーザは、携帯端末6または所望の他の装置を用いて管理サーバ4にログオンして、生成画像を閲覧したり、生成画像を携帯端末6または所望の他の装置にダウンロードしたりすることができる。
(写真シール作成装置の構成)
画像管理システム10を構成する各装置の構成および機能について、以下に詳細に説明する。まず、写真シール作成装置1の詳細について、図3〜図11を参照して説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。この図に示すように、写真シール作成装置1は、主に、撮影ユニット11、編集部12、および事後接客部13を備えている。写真シール作成装置1は、撮影ユニット11と編集部12とが接し、かつ、編集部12と事後接客部13とが接した状態で設置される。
(撮影ユニット11)
撮影ユニット11は、撮影部21および背景部22を備えている。撮影部21と背景部22とは、所定の距離だけ離れて設置される。撮影部21と背景部22の間に形成される空間である撮影空間において、撮影制御が行われる。
撮影部21は、撮影制御をユーザに行わせる装置である。撮影部21は、撮影空間に入り、撮影制御を行っているユーザの正面に位置する。撮影空間を正面に望む面を構成する撮影部21の正面パネル41には、撮影制御時にユーザによって用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間にいるユーザから見て左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル42Aによって構成され、右側面が側面パネル42Bによって構成される。
背景部22は、正面を向いて撮影制御を行っているユーザの背面側に位置する板状の部材である背面パネル51、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル42Aより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52A、および、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル42Bより横幅の狭い板状の部材である側面パネル52B(図4)から構成される。
撮影部21の左側面を構成する側面パネル42Aと背景部22の側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Aによって連結される。また、撮影部21の右側面を構成する側面パネル42Bと背景部22の側面パネル52Bは、ほぼ同一平面に設けられ、それぞれの上部が板状の部材である連結部23Bによって連結される。
撮影部21の側面パネル42A、連結部23A、および背景部22の側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口G1となる。撮影部21の側面パネル42B、連結部23B、および背景部22の側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口G2となる。
背景部22の上部には、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bに支持される形で背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25には、色または柄の異なる、背景に利用する巻き取り式の背景カーテンが複数収納される。背景カーテンユニット25は、撮影部21に設けられたカメラ等による撮影と連動して動作し、撮影の際に、例えばユーザによって選択された色のカーテンを下ろし、その他のカーテンを巻き取る。
背景カーテンユニット25に収納される背景カーテンとしては、複数枚のカーテンを1枚のクロマキ用のカーテンとして使用する昇降式カーテンを用意してもよい。また、クロマキ用のカーテンを予め撮影空間の背面となる背面パネル51に張り付けると共に、合成用の背景画像を複数種類用意し、後述する編集制御において、ユーザが所望する背景画像をカーテンの部分に合成することができるようにしてもよい。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面パネル41、連結部23A、連結部23B、および背景カーテンユニット25に囲まれる開口が形成され、その開口の一部を覆うように天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて発光するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部には蛍光灯が設けられており、撮影空間の照明としても機能する。
(編集部12)
編集部12は、撮影制御によって得られた撮影画像を編集する処理である編集制御をユーザに行わせる装置である。編集部12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル41の背面に接するように撮影ユニット11に連結して設けられる。編集部12には、編集制御時にユーザによって用いられるタブレット内蔵モニタなどの構成が設けられる。
図3に示す編集部12の構成を正面側の構成とすると、2組のユーザが同時に編集することができるように、編集部12の正面側と背面側には編集制御に用いられる構成がそれぞれ設けられる。
編集部12の正面側は、床面に対して垂直な面であり、側面パネル42Aとほぼ平行な面である面71と、面71の上方に形成された斜面72から構成され、編集制御に用いられる構成が斜面72に設けられる。斜面72の左側には、柱状の形状を有し、照明装置74の一端を支持する支持部73Aが設けられる。支持部73Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部75が設けられる。斜面72の右側にも、照明装置74の他端を支持する支持部73B(図4)が設けられる。
編集部12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、上から見たときの形状がコの字状となるように3本のレール26A乃至26Cを組み合わせて構成される。平行に設けられるレール26Aと26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、他端に残りの一本のレール26Cの両端が接合される。
カーテンレール26には、編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間の内部が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。カーテンレール26に取り付けられたカーテンによって囲まれる編集部12の正面前方の空間と背面前方の空間が、ユーザが編集制御を行う編集空間となる。
(事後接客部13)
図4は、写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。事後接客部13は事後接客を行い、ユーザに事後接客に対する操作を行わせる装置である。事後接客には、生成画像を管理サーバ4に送信する処理、ミニゲームをユーザに行わせる処理、アンケートに答えさせる処理などが含まれる。
図4に示すように、事後接客部13は、所定の厚さを有する板状の筐体を有しており、その背面が編集部12の左側面に接するように編集部12に連結して設けられる。事後接客部13の正面には、事後接客に対する操作時にユーザによって用いられるタブレット内蔵モニタ、および、生成画像が印刷されたシール紙が排出される排出口などが設けられる。事後接客部13の正面前方の空間が、シール紙への印刷が終わるのを待っているユーザが事後接客に対する操作を行う事後接客空間となる。
(ユーザの移動)
写真シール作成ゲームの流れと、それに伴うユーザの移動について図5を参照して説明する。図5は、ユーザの移動について説明する図である。
写真シール作成装置1のユーザは、白抜き矢印#1で示すように出入り口G1から、または白抜き矢印#2で示すように出入り口G2から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入り、撮影部21に設けられたカメラおよびタッチパネルモニタなどを利用して撮影制御を行う。
なお、ユーザの画像の撮影においては、すべての撮影がシール紙に印刷される画像を撮影するものとは限らず、携帯端末6に送信するため(又は、携帯端末6において閲覧可能なように、管理サーバ4に送信するため)にのみ撮影される場合もある。これは、印刷される画像と携帯端末6に送信される画像との間でユーザの嗜好が異なることがあるためであり、ユーザの撮影時において、携帯端末6への送信を意識した撮影をしたいユーザの意向にこたえるものである。
撮影制御を終えたユーザは、白抜き矢印#3で示すように出入り口G1を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−1に移動するか、白抜き矢印#4で示すように出入り口G2を使って撮影空間A1から出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集部12の正面側の編集空間であり、編集空間A2−2は、編集部12の背面側の編集空間である。編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかが、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方の空間が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動したユーザは編集制御を開始する。編集空間A2−1のユーザと、編集空間A2−2のユーザは同時に編集制御を行うことができる。
編集制御が終了した後、生成画像の中から選択された画像の印刷が開始される。画像の印刷中、編集制御を終えたユーザは、編集空間A2−1で編集制御を行っていた場合には白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−1から事後接客空間A3に移動して事後接客を受け、当該事後接客に対する操作を行う。また、編集制御を終えたユーザは、編集空間A2−2で編集制御を行っていた場合には白抜き矢印#6で示すように編集空間A2−2から事後接客空間A3に移動し、事後接客空間A3において事後接客を受け、当該事後接客に対する操作を行う。
画像の印刷が終了したとき、ユーザは、事後接客部13に設けられた排出口からシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終えることになる。
(各部材の構成)
次に、写真シール作成装置1に備えられる各部材の構成について説明する。
(撮影部21)
図6は、写真シール作成装置1に備えられる撮影部21の構成例を示す図である。撮影部21は、正面パネル41、側面パネル42A、および側面パネル42Bが、箱状の形状を有するベース部43に取り付けられることによって構成される。
正面パネル41は撮影空間A1で撮影制御を行うユーザの正面に位置し、側面パネル42Aと側面パネル42Bは、それぞれ、撮影空間A1で撮影制御を行うユーザの左側、右側に位置する。側面パネル42Aの上方には連結部23Aが固定され、側面パネル42Bの上方には連結部23Bが固定される。
正面パネル41のほぼ中央には撮影・表示ユニット81が設けられる。撮影・表示ユニット81は、カメラ91、正面ストロボ92、およびタッチパネルモニタ93から構成される。
カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(complementary metal-oxide semiconductor)などの撮像素子によって構成され、撮影空間A1にいるユーザを撮影する。カメラ91によって取り込まれた動画像は、タッチパネルモニタ93にリアルタイムで表示される。ユーザによって撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91によって取り込まれた画像は画像(静止画像)として保存される。
カメラ91の下側に設けられたタッチパネルモニタ93は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルによって構成される。タッチパネルモニタ93は、カメラ91によって取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUI(Graphical User Interface)画像を表示し、ユーザの選択操作をタッチパネルによって受け付ける機能とを備えている。タッチパネルモニタ93には、適宜、背景等の画像が合成された後の動画像が表示される。
正面パネル41には、撮影・表示ユニット81の位置を基準として、上方に上ストロボ82が設置される。また、左方に左ストロボ83が設置され、右方に右ストロボ84が設置される。撮影・表示ユニット81の下方の位置には、ベース部43の上面が一部突出する形で下ストロボ85が設けられる。
上ストロボ82は、ユーザを上前方から照射する。左ストロボ83は、ユーザを左前方から照射し、右ストロボ84は、ユーザを右前方から照射する。下ストロボ85は、ユーザを下前方から照射する。
ベース部43にはユーザの足元を照射する足元ストロボ86も設けられる。上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、下ストロボ85、および足元ストロボ86の内部には蛍光灯が設けられており、天井ストロボユニット24を構成するストロボの内部の蛍光灯と合わせて、撮影空間A1内の照明として用いられる。後述するように、各蛍光灯の発光量を調整することによって、または、発光させる蛍光灯の数を調整することによって、撮影空間A1内の明るさが、ユーザが行っている撮影制御の内容に応じて適宜調整される。
足元ストロボ86の右側には、ユーザがお金を投入する硬貨投入返却口87が設けられる。
下ストロボ85を挟んでベース部43の上面の左右に形成されるスペース43Aおよび43Bは、撮影制御を行うユーザが手荷物等を置くための荷物置場として用いられる。正面パネル41の例えば天井付近には、撮影制御の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音等の音を出力するスピーカも設けられる。
(背景部22)
図7は、写真シール作成装置1に備えられる背景部22の構成例を示す図である。上述したように、背面パネル51の上方には背景カーテンユニット25が設けられる。背景カーテンユニット25のほぼ中央には、撮影空間A1内で撮影制御を行っているユーザを後方中央から照射する背面中央ストロボ101が取り付けられる。
背面パネル51の上方であって、出入り口G1側の位置には、撮影空間A1内で撮影制御を行っているユーザを左後方から照射する背面左ストロボ102が取り付けられる。また、背面パネル51の上方であって、出入り口G2側の位置には、撮影空間A1内で撮影制御を行っているユーザを右後方から照射する背面右ストロボ103が取り付けられる。
(編集部12)
図8は、写真シール作成装置1に備えられる編集部12の構成例を示す図である。この図に示すように、編集部12において、斜面72のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131を挟んで左側にタッチペン132Aが設けられ、右側にタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タッチペン132A及び132Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集対象画像として選択された画像の編集に用いられる画面である編集画面が表示される。2人で同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aは一方のユーザによって用いられ、タッチペン132Bは他方のユーザによって用いられる。
ここで、ユーザは、編集画面上で、落書きをする感覚で編集をする。編集の種類は、タッチペンで種々の線種および色の落書きをおこなうペン入力、ハートもしくは花びら等の種々の形状または種々のメッセージのスタンプ入力、並びに、背景などに模様を入れる背景操作、名前を入力してスタンプ入力する名前スタンプ機能がある。さらに、化粧のシミュレーションをするコスメ機能、目および顔輪郭などの大きさ形状を微調整する顔微調整機能、並びに、記念日や日付を入れる日付スタンプなどの機能等がある。
なお、編集部12において行われる画像の編集は、すべてが印刷される画像に対する編集であるとは限らず、ユーザが携帯端末6への送信のみを想定している画像(つまり、印刷されない画像)に対する編集である場合もある。これは、印刷される画像と携帯端末6へ送信されてweb上で利用される画像との間で、ユーザの嗜好に違いがあり、例えばブログなどに利用する画像などに対して、印刷される画像に対する編集とは異なる編集をしたいというユーザの意向にこたえるためのものである。
(事後接客部13)
編集部12の左側には事後接客部13が設けられる。図9は、写真シール作成装置1に備えられる事後接客部13の構成例を示す図である。
事後接客部13の上方中央にはタブレット内蔵モニタ161が設けられる。タブレット内蔵モニタ161を挟んで左側にタッチペン162Aが設けられ、右側にタッチペン162Bが設けられる。タブレット内蔵モニタ161もタブレット内蔵モニタ131と同様に、タッチペン162Aまたは162Bを用いて操作入力が可能なタブレットがLCDなどのモニタに重畳して設けられることによって構成される。タブレット内蔵モニタ161には、ミニゲームなどの事後接客の工程において用いられる画面が表示される。
タブレット内蔵モニタ161の下には非接触型ICリーダ/ライタ163が設けられ、非接触型ICリーダ/ライタ163の下にはシール紙排出口164が設けられる。シール紙排出口164の下にはスピーカ165が設けられる。
非接触型ICリーダ/ライタ163は、近接された非接触型ICと通信を行い、非接触型ICからのデータの読み出しおよび非接触型ICに対するデータの書き込みを行う。
シール紙排出口164には、編集空間A2−1のユーザが編集制御を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙、または、編集空間A2−2のユーザが編集制御を行うことによって作成した画像が印刷されたシール紙が排出される。編集部12の内部にはプリンタが設けられており、画像の印刷がそのプリンタによって行われる。
スピーカ165は、事後接客時の案内音声、BGM、効果音等の音を出力する。
(写真シール作成装置1の内部構成)
次に、写真シール作成装置1の内部構成について説明する。図10は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。上述した構成と同じ構成には同じ符号を付す。重複する説明については適宜省略する。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)などから構成され、ROM(Read Only Memory)206または記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、撮影部21、編集部12、事後接客部13、および印刷部211の各構成も接続される。
記憶部202は、ハードディスクまたはフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体からなり、制御部201から供給された各種の設定情報を記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201によって適宜読み出される。
通信部203はインターネットなどのネットワークのインタフェースであり、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。
ドライブ204には、光ディスクまたは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によってリムーバブルメディア205から読み出されたコンピュータプログラムおよびデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
ROM206には、制御部201において実行されるプログラムおよびデータが記憶されている。RAM207は、制御部201が処理するデータおよびプログラムを一時的に記憶する。
撮影部21は、撮影空間A1におけるユーザの撮影制御に関する処理を行う。撮影部21は、硬貨処理部221、背景制御部222、照明制御部223、カメラ91、タッチパネルモニタ93、およびスピーカ224から構成される。
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口87に対する硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、例えば300円などの所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、そのことを表す起動信号を制御部201に出力する。
背景制御部222は、制御部201より供給される背景制御信号に従って背景カーテンユニット25に収納されている背景カーテンの上げ下ろしを行う。背景カーテンの選択がユーザによって手動で行われるようにしてもよい。
照明制御部223は、制御部201より供給される照明制御信号に従って、撮影空間A1内の各ストロボの発光を制御する。上述したように、撮影空間A1には、天井ストロボユニット24のストロボの他に、撮影部21に設けられる上ストロボ82、左ストロボ83、右ストロボ84、下ストロボ85、足元ストロボ86と、背景部22に設けられる背面中央ストロボ101、背面左ストロボ102、背面右ストロボ103が設けられる。各ストロボの内部には蛍光灯も設けられる。
また、照明制御部223は、各ストロボの内部に設けられる蛍光灯の発光量を調整することによって、または、発光させる蛍光灯の数を調整することによって、ユーザが行っている撮影制御の段階に応じて撮影空間A1内の明るさを調整する。
カメラ91は、制御部201による制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた画像(撮影画像)を制御部201に出力する。
編集部12Aは、編集空間A2−1におけるユーザの編集制御に関する処理を行う。編集部12Aは、編集部12の正面側に設けられるタブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A、132B、およびスピーカ231から構成される。編集部12Bも編集部12Aと同一の構成を有しており、編集空間A2−2におけるユーザの編集制御に関する処理を行う。
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対するユーザの操作を検出する。ユーザの操作の内容を表す信号は制御部201に供給され、編集対象の画像の編集が行われる。
事後接客部13は、事後接客空間A3における事後接客に関する処理を行う。事後接客部13は、タブレット内蔵モニタ161、タッチペン162A、162B、非接触型ICリーダ/ライタ163、およびスピーカ165から構成される。
印刷部211は、印刷制御を行う構成であるプリンタ241、およびシール紙ユニット242から構成される。プリンタ241は、画像、またはユーザによる編集制御によって得られた編集済みの画像を、プリンタ241に装着されたシール紙ユニット242に収納されているシール紙に印刷し、シール紙排出口164に排出する。一点鎖線で囲んで示す事後接客部13と印刷部211が、事後接客空間A3にいるユーザを相手とした事後接客に関する処理を行う構成となる。
また、印刷部211は、印刷制御に係る処理において、シール紙への撮影画像(又は編集画像)の印刷に加え、欄外(シール紙の端部など)に、管理サーバ4へ送信した生成画像を取得するためのURL(Uniform Resource Locater)、及び、シールID(画像取得用ID)などを印刷してもよい。シールIDとは、写真シール作成装置1において1プレイで生成された1又は複数の生成画像を一義的に特定するための識別子であり、ユーザが1プレイにおいて生成された画像を取得するための識別子である。ユーザは、生成画像を取得するためのURLにアクセスし、シールIDを入力することにより、写真シール作成装置1において1プレイで生成された生成画像を取得するためのウェブページ(画像取得用ページ)を携帯端末6に表示させることができる。
これは、例えば、事後接客部13などにおいてユーザからメールアドレスの入力を受け付ける際に、タイムアウトやミス入力により正しいアドレスを受け付けることができず、生成画像を取得するためのURLなどの情報をユーザに送信することができないなど場合に、シール紙に印刷されているURLにアクセスしてシールIDを入力することによりユーザが生成画像を取得することができるようにするためである。
なお、印刷部211は、生成画像を取得するための情報として、URLではなく、例えば、所定のメールアドレス又はQRコード(登録商標)などを印刷してもよい。所定のメールアドレスが印刷されている場合には、ユーザは、当該所定のメールアドレスに空メールを送信することにより、生成画像を取得するためのURLが記載されたメールを管理サーバ4から受信することができる。また、シール紙にQRコードが印刷されている場合には、ユーザは、携帯端末6を用いてQRコードの示すウェブページへアクセスすることにより、画像取得用ページへ直接アクセスすることもできる。
(制御部の構成)
図11は、写真シール作成装置1に備えられる制御部201の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。この図に示すように、制御部201は、通信制御部311、撮影制御部312、編集制御部313、印刷制御部314、および事後接客制御部315を備えている。
通信制御部311は、通信部203による外部の装置との通信を制御する。通信制御部311は、写真シール作成装置1が1プレイにおいて生成した1または複数の生成画像に、画像IDをそれぞれ対応付けて管理サーバ4に送信する。なお、画像IDとは、生成画像を一義的に特定するための情報である。また、通信制御部311は、写真シール作成装置1が1プレイにおいて生成した1または複数の生成画像に、さらに、シールID等のその他の情報を対応付けて管理サーバ4に送信してもよい。また、通信制御部311は、写真シール作成装置1が1プレイにおいて生成した1または複数の生成画像全てを送信するのではなく、ユーザが指定した生成画像のみを管理サーバ4に送信してもよい。
本実施形態では、シールIDを撮影日時および機器IDから成る情報とし、画像IDを、撮影日時、機器IDおよび1プレイで生成された生成画像を識別するための連番から成る情報とする。また、本実施形態では、通信制御部311は、写真シール作成装置1が1プレイにおいて生成した1または複数の生成画像に、画像IDおよびシールIDを対応付けて管理サーバ4に送信する。すなわち、通信制御部311は、当該生成画像に、撮影日時、機器IDおよび連番を対応付けて送信する。
撮影制御部312は、撮影部21による、写真シール作成ゲームを開始する際に投入される代金に関する処理と、ユーザの撮影制御に従いユーザグループを撮影する等、写真シール作成ゲームにおけるユーザの撮影制御に関する処理とを制御する。撮影制御部312は、画像IDおよびシールIDを生成することもできる。
編集制御部313は、編集部12Aおよび編集部12Bによる画像に対する落書き編集等、写真シール作成ゲームにおけるユーザの編集制御に関する処理を制御する。
印刷制御部314は、印刷部211によるシール紙の印刷等、写真シール作成ゲームにおけるユーザの印刷制御に関する処理を制御する。
事後接客制御部315は、事後接客部13による、編集作業を終了したユーザグループを接客する処理等、写真シール作成ゲームにおける事後接客に関する処理を制御する。
(管理サーバ4)
次に、管理サーバ4の詳細について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る管理サーバ4の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、管理サーバ4は、主に、制御部401、記憶部402、および通信部403を備えている。制御部401は、管理サーバ4に備えられる各部材を統括制御する。記憶部402は、管理サーバ4において使用される各種データを記憶する。通信部403は、画像管理システム10を構成する他の装置と通信する。
(制御部401の詳細)
図1に示すように、制御部401は、通信制御部411、メール作成部412、サイト処理部413、画像管理部414およびユーザ管理部415を備えている。
(通信制御部411)
通信制御部411は、通信部403による通信を制御する。
(メール作成部412)
メール作成部412は、写真シール作成装置1で遊んだユーザのメールアドレス宛に送信されるメールを作成する。本実施形態では、メール作成部412は、メールデータベース421に格納されているデータを用いて、通信制御部411から入力されたメールアドレス宛に送信される、画像の保存を案内するメールを作成し、通信制御部411に出力する。
なお、メール作成部412は少なくとも、写真シール作成装置1で遊んだユーザに対する各種通知を作成および出力できればよく、当該通知の形式はメールに限られない。また、当該通知は、プッシュ通知およびプル通知のいずれであってもよい。例えば、写真シール作成装置1から管理サーバ4へ、連絡先としてメッセージシステムにおけるユーザID等の連絡先が送信されてきた場合、メール作成部412は、上記メッセージシステムのメッセージ機能、伝言板機能、コメント機能などにおけるメッセージ(すなわち、上記各種通知)を作成し出力してもよい。もしくは、メール作成部412は、上記メッセージシステム上のメッセージやメールソフトのメールを確認するようユーザに促すプッシュ通知を作成および出力してもよい。
(サイト処理部413)
サイト処理部413は、携帯端末6で実行される専用アプリ(詳細は後述する)またはブラウザによって表示される画像コミュニケーションサイトとしてのページ情報を作成する。本実施形態では、サイト処理部413は、会員データベース422、ページデータベース423および画像データベース424に格納されているデータを用いて、携帯端末6から受信したアクセス要求に応じたページ情報を作成し、通信制御部411に出力する。詳細は後述するが、サイト処理部413は、ユーザの会員種別に応じたページ情報を作成する。
具体的には、サイト処理部413は、画像コミュニケーションサイトに会員登録するための会員登録ページ、画像コミュニケーションサイトに生成画像を保存するための画像保存ページ、各ユーザ固有のページであるマイページ、ユーザ自身のアルバムおよび特定の他のユーザが公開しているアルバム(公開アルバム)が時系列で掲載されているタイムラインページ、あるユーザが他のユーザに対して自分の写真画像や投稿記事などを公開しているページである個人ページ等の、専用アプリまたはブラウザで表示されるページに必要な情報をページ情報として作成する。なお、上記ページ情報には、通常、テキストデータおよび画像データが含まれており、さらに、音声データおよび動画データが含まれていてもよい。
サイト処理部413は、携帯端末6から専用アプリによってアクセスされた場合には、該専用アプリでの表示に必要なデータを生成し、通信制御部411を介して送信する。この際に、表示の具体的な制御は専用アプリにおいて行われるので、サイト処理部413は、専用アプリの動作に必要な最低限の情報のみを生成する。一方、携帯端末6からブラウザによってアクセスされた場合には、サイト処理部413は、該ブラウザでの表示制御および入力制御を実行するためのページデータを生成する。
(画像管理部414)
画像管理部414は、写真シール作成装置1が生成した生成画像を管理する。本実施形態では、画像管理部414は、写真シール作成装置1から受信した生成画像のうち、ユーザによって指定された生成画像をユーザに対応付けて画像データベース424に保存する。
画像管理部414は、ユーザによって指定された生成画像を保存するとき、当該生成画像を管理するための画像管理情報を生成して、生成した画像管理情報を生成画像に対応付けて保存する。また、画像管理部414は、携帯端末6から受信したユーザの操作指示に基づいて、画像管理情報を更新する。
また、後述のように、ユーザは、画像コミュニケーションサイト上において、自身が所有する生成画像を、1または複数の生成画像を有するアルバムとして分類することができる。画像管理部414は、各ユーザのアルバムも管理し、アルバムを管理するためのアルバム管理情報をユーザ毎に生成する。画像管理部414は、生成したアルバム管理情報をユーザに対応付けて画像データベース424に保存する。
(ユーザ管理部415)
ユーザ管理部415は、画像コミュニケーションサイトの会員であるユーザを管理する。ユーザ管理部415は、ユーザを管理するためのユーザ管理情報を生成し、生成したユーザ管理情報を会員データベース422に保存する。なお、ユーザ管理部415は、非会員のユーザも管理してもよく、非会員のユーザのユーザ管理情報を生成してもよい。
(記憶部402の詳細)
図1に示すように、記憶部402は、メールデータベース421、会員データベース422、ページデータベース423、および画像データベース424を有している。
(メールデータベース421)
メールデータベース421は、ユーザに送信するメールを作成するための各種データを格納している。
(会員データベース422)
会員データベース422は、画像コミュニケーションサイトの会員であるユーザに関する各種情報を格納している。本実施形態では、会員データベース422には、上記ユーザ管理情報がユーザ毎に格納されている。
ユーザ管理情報は、例えば、図20に示すような情報であってよい。図20に示すユーザ管理情報は、「会員ID」、「ユーザ名」、「ユーザ画像」、「フォロー」、「フォロワー」、「評価画像」、「メールアドレス」、「生年月日」、「住所」、「会員属性」、「入会日」および「端末ID」を含む。
「会員ID」は、会員であるユーザを一義的に識別するためのIDである。「ユーザ名」は、ユーザの名称である。「ユーザ画像」は、後述するマイページ等に掲載されるユーザを示すアイコン画像であり、アイコン画像を示すIDが記述される。「フォロー」は、ユーザがフォローした他のユーザであり、フォローした他のユーザの会員IDが記述される。「フォロワー」は、ユーザをフォローしている他のユーザであり、当該他のユーザの会員IDが記述される。「評価画像」は、ユーザが評価した画像であり、当該画像の画像IDが記述される。「メールアドレス」は、ユーザのメールアドレスである。「生年月日」は、ユーザの生年月日である。「住所」は、ユーザの住所である。「会員属性」は、ユーザの会員属性を示し、「有料」または「無料」が記述される。「入会日」は、ユーザが画像コミュニケーションサイトに会員登録した日である。「端末ID」は、ユーザが所持する携帯端末6を示し、当該携帯端末6を一意に識別するためのIDが記述される。
ここで、会員IDおよびメールアドレス等のユーザを特定するための情報をユーザ特定情報と称する。
また、「フォロー」とは、画像コミュニケーションサイトが提供するコミュニケーション機能の1つである。詳しく説明すると、「フォロー」とは、ユーザ間の一方的な関係であり、ユーザは、フォローしている他のユーザの所有するアルバムのうち、公開アルバム内の生成画像を閲覧することができる。また、本実施形態では、ユーザ自身のタイムラインページ(詳細は後述)に、当該ユーザがフォローしている他のユーザの公開アルバムが掲載される。なお、ユーザが他のユーザをフォローする場合、原則、他のユーザの承認が必要である。すなわち、ユーザが他のユーザにフォローの申請を行い、他のユーザが当該申請を承認することにより、ユーザが他のユーザをフォローする関係が成立する。
(ページデータベース423)
ページデータベース423は、携帯端末6に表示される画像コミュニケーションサイトのページを作成するための各種データを格納している。
具体的には、ページデータベース423は、例えばタイムラインページに掲載する生成画像の枚数およびタイムラインページに掲載する生成画像の形状と、タイムラインページにおける各生成画像の掲載位置である配置パターンとが対応付けられた配置パターン情報を格納している。また、配置パターン情報の示す配置パターンにおいて、各生成画像の掲載位置と、各生成画像のアルバム内の表示順序とが対応付けられている。
(画像データベース424)
画像データベース424は、写真シール作成装置1によって生成された生成画像のうち、画像コミュニケーションサイトに保存するようにユーザによって指示された生成画像を格納している。画像データベース424には、生成画像が、会員データベース422に会員として登録されているユーザごとに区別されて格納されている。
また、画像データベース424には、上記画像管理情報および上記アルバム管理情報もユーザ毎に格納されている。画像管理情報は、例えば、図21に示すような情報であってよい。図21に示す画像管理情報は、「画像ID」、「保存日時」、「評価ユーザ」および「コメント」を含む。
「画像ID」は、生成画像を一義的に識別するためのIDであり、「撮影日時」、「機種ID」および「連番」から構成される。「撮影日時」は、写真シール作成装置1が生成画像を撮影した日時である。「機種ID」は、生成画像を生成した写真シール作成装置1の機種を一義的に識別するためのIDである。「連番」は、写真シール作成装置1において1プレイで生成された生成画像を識別するための番号である。
「保存日時」は、生成画像が画像コミュニケーションサイトに保存された日時である。「評価ユーザ」は、生成画像に対して評価をしているユーザを示し、当該ユーザの会員IDが記述される。
「コメント」は、生成画像に対して付与されたコメントに関する情報であり、「内容」、「ユーザ」、および「日時」を含む。「内容」は、コメントの内容を示す。「ユーザ」は、コメントを付与したユーザであり、当該ユーザの会員IDが記述される。「日時」は、コメントが付与された日時である。
また、アルバム管理情報は、例えば、図22に示すような情報であってよい。図22に示すアルバム管理情報は、「アルバム」および「画像」を含む。「アルバム」は、アルバムに関する情報であり、「アルバムID」、「アルバム名」、「カバー画像」、「説明文」、「作成日時」、「更新日時」、「表示順序」および「公開設定」を含む。
「アルバムID」は、アルバムを一義的に識別するためのIDである。「アルバム名」は、アルバムの名称である。「カバー画像」は、アルバムのカバー画像(詳細は後述)である。「説明文」は、アルバムの説明文である。「作成日時」は、アルバムが作成された日時である。「更新日時」は、アルバムが更新された日時である。「表示順序」は、後述のマイページにおけるアルバムの表示順序を示す。「公開設定」は、アルバムが公開であるか非公開であるかを示す。非公開にされたアルバム(非公開アルバム)は、画像コミュニケーションサイト上にて当該非公開アルバムを所有するユーザ自身のみが閲覧可能なアルバムである。
また、「画像」は、アルバムに含まれる生成画像に関する情報であり、「画像ID」および「表示順序」を含む。「画像ID」は、アルバムに含まれる生成画像を示し、アルバムに含まれる生成画像の画像IDが記述される。「表示順序」は、アルバム内における生成画像の表示順序を示す。
なお、「アルバムID」が「001」のアルバムは、デフォルトで設定されるアルバムであるため、「作成日時」が記述されていない。また、「アルバムID」が「001」のアルバムは、「アルバム」の「表示順序」が「0」である。これは、当該アルバムが常に先頭に表示されることを意味する。
また、「公開設定」において、フォロワー全員に公開するのではなく、特定のユーザにのみ公開する場合、その特定のユーザの会員IDが記述されてもよい。
図示はしないが、記憶部402は、写真シール作成装置1から受信した生成画像などのデータを一時的に保存する一時保存データベースも有している。
(通信部403の詳細)
本実施形態では、写真シール作成装置1および携帯端末6が、通信部403の通信相手である。通信部403は、通信制御部411の制御を受けることによって、他の装置からデータを受信したり、他の装置にデータを送信したりする。
(携帯端末6)
図12は、本発明の実施形態1に係る携帯端末6の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、携帯端末6は、主に、制御部601、記憶部602、通信部603、入力部604、および表示部605を備えている。制御部601は、携帯端末6に備えられる各部材を統括制御する。記憶部602は、携帯端末6において使用される各種データを記憶する。携帯端末6は、画像管理システム10を構成する他の装置と通信する。入力部604は、タッチパネルなどの、ユーザが携帯端末6に情報を入力するための装置である。表示部605は、液晶表示装置などの、情報を表示するための装置である。
(制御部601の詳細)
図12に示すように、制御部601は、通信制御部611、入力制御部612、および表示制御部613を備えている。
通信制御部611は、通信部603による通信を制御する。
表示制御部613は、表示部605における情報表示を制御する。具体的には、表示制御部613は、携帯端末6で動作する各種プログラムによって表示制御を行う。本実施形態では、WEBを閲覧するためのブラウザ、および、画像コミュニケーションサイトのインタフェースとして機能する専用アプリなどによって、表示制御部613が動作する。表示制御部613は、通信制御部611を介して管理サーバ4と通信を行い、画像コミュニケーションサイトに関する表示を制御する。
専用アプリは、画像コミュニケーションサイトに特化したアプリケーションプログラムであり、携帯端末6のユーザによって適宜インストールされる。この専用アプリは、画像コミュニケーションサイトに関する情報を表示するための各種データを備えている。すなわち、各種ページの表示に関して、各種の欄、各種画像、および各種テキスト情報などの表示位置制御や、各種ボタンなどの指示入力用画像の表示制御は、専用アプリによって動作する表示制御部613によって行われる。
入力制御部612は、表示制御部613によって表示制御された各種指示入力用画像に対して入力部604によって入力指示された結果に基づいて処理を行う。すなわち、入力制御部612は、ブラウザおよび専用アプリなどによって受け付けられる指示入力に関するインタフェースを提供する。
(サービスの流れ)
次に、画像管理システム10によって提供されるサービスの流れの詳細について、図13および図14を参照して以下に説明する。図13は、画像管理システム10における写真撮影からマイページ表示までの一連の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
(写真撮影)
図13に示すように、ユーザは、写真シール作成装置1においてゲームのプレイを開始する(ステップS1)。具体的には、ユーザは、写真シール作成装置1の正面パネル41の前に立ち、ゲームのプレイに必要な料金の硬貨を、硬貨投入返却口87に投入する。撮影制御部312は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを、硬貨処理部221から供給される信号に基づいて判定する。
投入されたと判定した場合、撮影制御部312は、撮影部21を制御し、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ93にライブビュー表示させ、ユーザによる撮影制御に従って、撮影空間A1にいるユーザを被写体として撮影する(ステップS2)。この撮影制御は撮影処理時間内に複数回行われる。
なお、撮影制御における処理として、シール紙への印刷用の画像の撮影ではなく、携帯端末6への送信用の画像の撮影として、所定の回数の撮影を行うこともある。この場合には、携帯端末6への送信用の画像に適した画像として、合成用画像をクロマキ合成した画像、及び、色フィルターによるフィルタリング処理などの画像処理を施した画像を、撮影時に作成することもある。
写真撮影の終了後、撮影制御部312は、撮影空間A1にいるユーザに対して、編集空間A2−1または編集空間A2−2への移動を案内する。この案内は、案内画面を撮影部21のタッチパネルモニタ93に表示させることによって、または、音声案内をスピーカ224から出力させることによって、行われる。
(画像編集)
案内の終了後、編集制御部313は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影制御を終えたユーザの移動先とした方の編集空間に対応する編集部12を制御することによって、編集部12に画像を編集させる(ステップS3)。具体的には、編集制御部313は、編集対象画像として選択または取得された画像に合成するための合成用画像をユーザに選択させ、選択された合成用画像を画像に合成させ、得られた合成画像を、ユーザによる編集操作に従って編集する。また、携帯端末6への送信用の画像に対する編集として、例えば、画像を所定のサイズにトリミングする処理、色フィルターによるフィルタリング処理、及び、複数の画像を一つの画像として仕上げるコラージュ合成処理などの処理を行うこともできる。
編集の終了後、編集制御部313は、編集空間A2−1または編集空間A2−2において編集制御を終えたユーザに、事後接客空間A3への移動を案内する。この案内は、案内画面をタブレット内蔵モニタ131に表示させることによって、または、案内音声をスピーカ231から出力させることによって、行われる。
(写真シール印刷)
案内の終了後、印刷制御部314は、ユーザによって選択された画像をプリンタ241に出力してシール紙に印刷させる(ステップS4)。印刷が終了すると、事後接客制御部315は、印刷が終了した旨をタブレット内蔵モニタ161に表示させ、プリンタ241は、管理サーバ4及び写真シール作成装置1から同じ手順で生成画像を取得可能なように、写真シール作成装置1において作成されたシールIDおよび、画像取得情報(画像取得サイトのURL、または、取得のためのメールアドレスなど)が欄外に印刷され、また、所定の生成画像が中央部に印刷されたシール紙をシール紙排出口164に排出する。
なお、写真シール作成装置1は、管理サーバ4が画像IDおよびシールIDの作成に使用するアルゴリズムと同じアルゴリズムを用いて、通信によらない付帯情報で画像IDおよびシールIDを作成してもよい。この場合、写真シール作成装置1は、管理サーバ4が画像IDおよびシールIDを作成することなく、画像IDおよびシールIDを得ることができ、かつ、管理サーバ4は、写真シール作成装置1が作成した画像IDおよびシールIDを適切に認識して、対応する一時保管データベースに保存された画像を特定できる。
(事後接客)
印刷中、事後接客制御部315は、事後接客部13を制御し、印刷終了待機中のユーザに対する事後接客に関する処理を制御する(ステップS5)。具体的には、事後接客制御部315は、事後接客部13による事後接客に関する処理として、写真シール作成ゲームにおいて生成画像を管理サーバ4に送信するための処理を制御する。その際、事後接客制御部315は、ゲームをプレイしたユーザのメールアドレスを入力するためのメールアドレスの入力画面をタブレット内蔵モニタ161に表示させる。ユーザは、タッチペン162Aまたはタッチペン162Bを用いることによって、現在用いているメールアドレスを入力する。なお、ユーザが指定した生成画像のみを管理サーバ4に送信する場合、事後接客制御部315は、送信する生成画像の選択画面もタブレット内蔵モニタ161に表示させる。
(画像送信)
通信制御部311は、入力されたメールアドレスおよび写真シール作成装置1が1プレイで生成した1または複数の生成画像を、通信部203を通じて管理サーバ4に送信する(ステップS6)。このとき送信される生成画像には、当該生成画像を一義的に特定するための識別子(画像ID)が関連付けられている。さらに、送信される生成画像に、シールID等のその他の情報が関連付けられてよい。写真シール作成装置1から送信されたメールアドレス、生成画像、および画像ID等を、管理サーバ4の通信部403が受信し(ステップS7)、通信制御部411に出力する。通信制御部411は、受信した生成画像を、記憶部402の図示しない一時保存データベースに保存する。保存された生成画像などのデータは、規定の期限が経過するまで一時保存データベースに格納され続け、期限が経過すると自動的に一時保存データベースから削除される。
このように、ユーザが将来有料会員になる場合を考慮して、1プレイで生成されたすべての生成画像を送信する。そのため、ユーザは、無料会員の状態で写真シール作成装置1を利用した後、サイト上で有料会員になった場合に、写真シール作成装置1において生成されたすべての生成画像を取得することができる。
なお、通信制御部311は、管理サーバ4に対し、ユーザが選択した所定の枚数の生成画像、もしくは、制御部201が送信対象と決定した生成画像を送信してもよい。
(案内メールの作成および送信)
通信制御部411は、受信したメールアドレスおよび画像IDをメール作成部412に出力する。なお、シール紙にシールIDが印刷されている場合は、メールに画像IDは記載しなくてもよい。メール作成部412は、通信制御部411から受け取ったメールアドレス宛に送信される、生成画像の保存をユーザに案内する案内メールを作成する。その手順は次の通りである。メール作成部412は、画像IDをサイト処理部413に出力すると共に、当該画像IDによって特定される生成画像を保存するためのウェブページを示すURL1102の生成を、サイト処理部413に要求する。なお、画像IDの入力をユーザに促し、生成画像を保存させるURLを要求してもよい。サイト処理部413は、要求されたURL1102を生成し、メール作成部412に出力する。
メール作成部412は、案内メールを作成するためのデータをメールデータベース421から取得する。そして、当該データ、URL1102、およびユーザのメールアドレスを用いて、図14の(a)に示す案内メール1101を作成する。案内メール1101の本文中には、URL1102が記載されている。メール作成部412は、作成した案内メール1101を通信制御部411に出力する。通信制御部411は、通信部403を介して、ユーザのメールアドレス宛に案内メール1101を送信する(ステップS8)。
なお、メール作成部412は、シールIDをユーザに入力してもらうだけのウェブページを示すURLを含む案内メールを送信してもよい。この場合には、管理サーバ4は、案内メールに含まれるURLの示すウェブページ上において、携帯端末6からシール紙の欄外に印刷されたシールIDの入力を受け付け、当該管理サーバ4に送信されている生成画像を表示するようにしてもよい。
(画像保存ページの要求および送信)
携帯端末6の通信部603は、送信された案内メール1101を受信し(ステップS9)、通信制御部611に出力する。通信制御部611は、入力された案内メール1101を表示制御部613に出力する。表示制御部613は、入力された案内メール1101を表示部605に出力する。ユーザは、表示部605に表示された案内メール1101を確認し、画像コミュニケーションサイトに画像を保存するために、入力部604を用いてURL1102を選択する(ステップS10)。なお、画像IDをユーザが入力するようにしてもよい。
入力制御部612は、入力部604における選択入力を受け付け、URL1102が選択されたことを通信制御部611に通知する。これを受けて通信制御部611は、選択されたURL1102に対応するウェブページを、管理サーバ4に要求する。具体的には、通信制御部611は、ウェブページの提供を求める所定のリクエストを、通信部603を通じて管理サーバ4に送信する。
通信制御部411は、送信されたリクエストを通信部403を通じて受信し(ステップS11)、サイト処理部413に出力する。サイト処理部413は、会員IDおよびパスワードを入力する画面生成し、携帯端末6に送信する。そしてサイト処理部413は、携帯端末6から会員IDおよびパスワードの情報を受信し、会員データベース422に照会することによって、ユーザの会員種別を判定する(ステップS12)。本実施形態では、サイト処理部413は、ユーザが無料会員および有料会員のいずれであるかを判定し、判定結果に応じたウェブページを作成する。サイト処理部413は、ユーザが無料会員であると判定した場合には、図14(b)に示すような、無料会員が画像を保存するためのウェブページ1103を作成する。一方、ユーザが有料会員であると判定した場合には、図14(c)に示すような、有料会員が画像を保存するためのウェブページ1107を作成する。
なお、画像を保存する際に、画像にかかわる各情報を修正追記変更可能なウェブページに遷移してもよい。
図14(b)に示すように、ウェブページ1103は、6つのサムネイル画像1104、ユーザに有料会員の登録を促すリンク画像1105、および、画像コミュニケーションサイトに生成画像を1枚保存するためのリンク画像1106を含んでいる。サムネイル画像1104は、写真シール作成装置1において1プレイで生成された1または複数の生成画像(シールIDに対応する1または複数の生成画像)のサムネイル画像である。図14(b)に示す例では、1プレイで6枚の生成画像が生成されている。サムネイル画像1104の数は、写真シール作成装置1において1プレイで生成された生成画像(シールIDに対応する生成画像)の数に対応する。ユーザが無料会員である場合には保存できる生成画像が1枚であるため、ユーザは6つのサムネイル画像1104の中から1つを選択して、リンク画像1106を押下(タップ)することにより、生成画像を画像コミュニケーションサイトに保存することができる。なお、ユーザが指定した生成画像のみを管理サーバ4に送信している場合、ウェブページ1103には、そのユーザが指定した生成画像のサムネイル画像1104が表示される。
図14(c)に示すように、ウェブページ1107は、6つのサムネイル画像1104、および、全ての画像を保存するためのリンク画像1108を含んでいる。ユーザが有料会員である場合には1プレイで生成された生成画像を全て保存することができるため、ユーザはリンク画像1108を押下することにより、1プレイで生成された生成画像全てを画像コミュニケーションサイトに保存することができる。
本例では、ユーザは無料会員であるので、サイト処理部413は、無料会員用のウェブページ1103を作成する。サイト処理部413は、作成したウェブページ1103を通信制御部411に出力する。通信制御部411は、入力されたウェブページ1103を、通信部403を通じて携帯端末6に送信する(ステップS13)。
(画像保存)
携帯端末6は、通信部603を通じてウェブページ1103を受信する(ステップS14)。ウェブページ1103は、通信制御部611を介して表示制御部613に出力される。表示制御部613は、入力されたウェブページ1103を表示部605に出力する。ユーザは、表示部605に表示されたウェブページ1103を確認する。ユーザが無料会員である場合、生成画像が複数枚あったとしても、画像コミュニケーションサイトに保存できるのは、それらのうちのいずれか1枚である。ユーザは、1枚の生成画像を保存したい場合、入力部604を通じて、いずれかのサムネイル画像1104を選択してから、リンク画像1106を押下する。なお、当該保存したい生成画像は、写真シール作成装置1において携帯端末6へ送信する生成画像として選択した画像に限られず、例えば、画像コミュニケーションサイトにアクセスしている携帯端末6において保存対象の画像として指定された生成画像であってもよい。
入力制御部612は、入力部604における選択入力を受け付け、所定のサムネイル画像1104およびリンク画像1106が選択されたことを通信制御部611に通知する。これを受けて、通信制御部611は、所定のサムネイル画像1104に対応する生成画像を保存する指示(画像保存指示)を管理サーバ4に送信する(ステップS15)。
送信された画像保存指示を、通信制御部411が通信部403を通じて受信する(ステップS16)。これにより通信制御部411は、画像保存指示の示すユーザが選択した生成画像の保存を画像管理部414に指示する。画像管理部414は、この指示を受けて、一時保存データベースに格納されているユーザの生成画像の画像管理情報を生成し、生成した画像管理情報を対応付けた生成画像を、ユーザの会員IDに関連付けて画像データベース424に保存する(ステップS17)。
なお、無料会員であるユーザは、全ての生成画像を保存したい場合、リンク画像1105を選択する。この場合、有料会員登録のための一連の処理が画像管理システム10において行われる。そして登録が完了すると、全ての生成画像がユーザの会員IDに関連付けられて画像データベース424に保存される。
また、ユーザが有料会員である場合の保存処理は、本質的には上述した無料会員の場合の保存処理と同じである。ただし、ユーザは、ウェブページ1107に含まれるリンク画像1108を選択する。これにより管理サーバ4は、画像データベース424におけるユーザの画像記憶領域に、1プレイで生成された全ての生成画像を保存する。なお、ユーザによる保存する生成画像(無料会員であれば1枚の生成画像、有料会員であれば全ての生成画像)の選択は、写真シール作成装置1において受け付けられていてもよい。この場合には、画像管理部414は、写真シール作成装置1において選択されている生成画像を画像データベース424に保存すればよい。
画像管理部414が生成画像を画像データベース424に保存すると、サイト処理部413は、画像保存完了ページを作成する。サイト処理部413は、例えば、図14(d)に示す画像保存完了ページ1111を作成してもよい。
図14(d)に示すように、画像保存完了ページ1111は、画像管理部414が画像データベース424に保存した生成画像のサムネイル画像1112およびマイページ(詳細は後述)へのリンクテキスト1113を含む。図14(d)では、画像保存完了ページ1111が6つのサムネイル画像1112を含み、6つの生成画像が保存された場合を示している。ユーザは、リンクテキスト1113を押下することにより、携帯端末6にマイページを表示させることができる。
サイト処理部413は、作成した画像保存完了ページ1111を通信制御部411に出力する。通信制御部411は、入力された画像保存完了ページ1111を、通信部403を通じて携帯端末6に送信する(ステップS18)。
携帯端末6の通信制御部611は、通信部603を通じて画像保存完了ページ1111を受信し、受信した画像保存完了ページ1111を表示制御部613に出力する。表示制御部613は、入力された画像保存完了ページ1111を表示部605に出力する(ステップS19)。ユーザは、表示部605に表示された画像保存完了ページ1111を確認することにより、画像コミュニケーションサイトに保存された生成画像を確認することができる。
(マイページ表示)
ユーザが画像保存完了ページ1111のリンクテキスト1113を選択すると(ステップS20)、入力制御部612は、入力部604における選択入力を受け付け、リンクテキスト1113が選択されたことを通信制御部611に通知する。これを受けて通信制御部611は、選択されたリンクテキスト1113に対応するマイページを、管理サーバ4に要求する。具体的な手順は次の通りである。通信制御部611は、記憶部602に格納されているユーザの会員IDを取得し、この会員IDを含みかつマイページの提供を求める所定のリクエストを、通信部603を通じて管理サーバ4に送信する。
通信制御部411は、送信されたリクエストを通信部403を通じて受信し(ステップS21)、サイト処理部413に出力する。サイト処理部413は、リクエストに基づいてマイページを作成する(ステップS22)。具体的には、サイト処理部413は、リクエストに含まれる会員IDを会員データベース422に照会することによって、ユーザを特定する。サイト処理部413は、特定したユーザのユーザ管理情報および画像管理情報を、会員データベース422、画像データベース424から読み出して、特定したユーザのマイページを作成する。サイト処理部413は、例えば、図15(a)に示すようなマイページ1200を作成してもよい。
サイト処理部413は、作成したマイページ1200を通信制御部411に出力する。通信制御部411は、入力されたマイページ1200を、通信部403を通じて携帯端末6に送信する(ステップS23)。
携帯端末6の通信制御部611は、通信部603を通じてマイページ1200を受信し、受信したマイページ1200を表示制御部613に出力する。表示制御部613は、入力されたマイページ1200を表示部605に出力する(ステップS24)。ユーザは、表示部605に表示されたマイページ1200およびマイページ1200から遷移するページにおいて、画像コミュニケーションサイトに保存された生成画像を閲覧することができる。
なお、上記では、マイページ表示が携帯端末6においてブラウザによって行われる例となっているが、専用アプリによって行われてもよい。この場合、マイページ表示は、携帯端末6において専用アプリが立ち上げられ、ユーザによってマイページ表示指示入力がなされることによって行われる。マイページ表示指示入力が行われると、専用アプリによってログオン処理が行われ、ログオン情報が管理サーバ4に送信される。ログオン処理が正常に完了すると、上記のステップS21からステップS23までの処理と同様の処理が行われ、専用アプリによって表示制御部613が上記の処理を行う。
(マイページの詳細)
マイページは、画像コミュニケーションサイトを構成するウェブページであって、ユーザ毎に作成される各ユーザ固有のウェブページである。具体的には、マイページは、ユーザが画像コミュニケーションサイト上で所有する生成画像(ユーザが画像コミュニケーションサイトに保存した生成画像)を閲覧するためのウェブページである。また、マイページには、ユーザのステータスが表示される。また、マイページから、生成画像を整理するためのページ、または、他のユーザの生成画像を閲覧するためのページに遷移することができる。
図15(a)に示すように、マイページ1200は、アイコン画像1201、ユーザ名1202、所持画像数1203、フォロー人数1204、フォロワー人数1205、評価数1206、アルバム1210、1220、1230、1240、ページ切替ボタン1251〜1255、アルバムメニューボタン1256、および、設定ボタン(システム設定ボタン)1257を含む。
アイコン画像1201は、ユーザが任意に設定した画像である。ユーザ名1202は、ユーザの名称である。所持画像数1203は、ユーザが画像コミュニケーションサイト上で所持する生成画像の枚数である。
フォロー人数1204は、ユーザがフォローしている人数である。フォロワー人数1205は、ユーザがフォローされている人数(フォロワーの人数)である。ここで、フォローとは、ユーザ間の一方的な関係である。後述するタイムラインページにおいて、フォローしている他のユーザのアルバムを閲覧することができる。
評価数1206は、ユーザが評価した画像の枚数である。ユーザは、自身の生成画像および他のユーザの生成画像に対して評価することができる。本実施形態では、ユーザは、良いと思った生成画像に対して評価を付与する。すなわち、本実施形態では、ユーザは生成画像に対して、「評価有り/評価無し」の2段階で評価する。ただし、これに限るものではなく、3段階以上の評価をしてもよい。例えば、「すごく良い/とても良い/良い/やや良い/良くない」の5段階で評価してもよい。なお、上記評価は、ユーザアカウントまたは他のユーザのアカウントが所有しているアルバム自体に対して行うことができてもよい。ユーザ自身または他のユーザのアルバムに対して評価を付与することができる場合、評価数1206は、ユーザが評価したアルバムの個数であってもよいし、ユーザが評価した画像の枚数およびアルバムの個数の合計であってもよい。
アルバム1210、1220、1230および1240は、ユーザが画像コミュニケーションサイト上で所持する生成画像を分類、整理するためのものであり、各アルバムは、1または複数の生成画像を含む。アルバム1210は、デフォルトで設定されるアルバムであり、ユーザが画像コミュニケーションサイトに保存した生成画像はアルバム1210に含まれる。換言すると、管理サーバ4の画像データベース424に保存されているが、ユーザが画像コミュニケーションサイト上で自発的にアルバムにまとめていない画像(未整理画像)は全て、アルバム1210に含まれる。一方、アルバム1220、1230および1240は、ユーザが作成したアルバムである。
ここで、アルバム1210〜1240は、アルバム管理情報に示すアルバムの表示順序に従って順番に並べて表示される。なお、アルバム1210は、デフォルトで設定されるアルバムであり、常に先頭に表示される(アルバム管理情報において、アルバムの表示順序が「0」である)。
アルバム1210は、アルバム名1211、カバー画像1212、サムネイル画像1213およびアルバム内画像数1214を含む。アルバム名1211は、アルバムの名称である。カバー画像1212は、アルバムごとにユーザが任意に設定した画像である。サムネイル画像1213は、アルバム内に含まれる生成画像のサムネイル画像である。アルバム内画像数1214は、アルバム内に含まれる生成画像の枚数である。
アルバム1210に表示されるサムネイル画像1213の数は任意でよい。図15(a)に示す例では、3つのサムネイル画像1213が表示されている。本実施形態では、アルバム内の表示順序が1〜3番である生成画像のサムネイル画像がサムネイル画像1213として表示される。
なお、非公開のアルバムに、非公開アイコン1215を表示してもよい。また、アルバム内にユーザがまだ閲覧していない(未読)の生成画像がある場合、未読の生成画像の枚数を示す未読画像数バッジ1216を表示してもよい。例えば、ユーザが画像コミュニケーションサイトに新たに生成画像を保存した場合、「未整理プリ」アルバム1210に未読画像数バッジ1216が表示される。
また、未読画像数バッジ1216と共に、または未読画像数バッジ1216の代わりに、管理サーバ4の一時保存データベースに保存されている画像(写真シール作成装置1から管理サーバ4に画像データは送信されているが、画像コミュニケーションサイト上で未保存の画像)の数を示すバッジ(未保存画像数バッジ)を付しても良い。例えば、マイページの「未整理プリ」アルバム1210や、所持画像数1203、システム設定ボタン1257上などに、上記未保存画像数バッジを付してもよい。もしくは、図14にて説明したウェブページ1103のリンク画像1105上に未保存画像数バッジを付しても良い。さらには、タイムラインページ1500において、画像保存ボタン1551上に未保存画像数バッジを付しても良い。そして、これらの未保存画像数バッジをユーザが選択した場合、未保存の画像を一覧表示してもよい。
さらに、上記未保存の画像を一覧表示するときに、保存済みの画像も共に表示してもよい。この場合、上記未保存の画像がグレーアウトされた状態、または未保存である旨の警告が付された状態で、保存済みの画像と明確に区別できる状態で表示されることが望ましい。
また、アルバムに対する評価の数を示すアルバム評価数1221を表示してもよい。本実施形態では、アルバム内の生成画像に対する評価の数の合計をアルバム評価数とする。すなわち、図15(a)に示す例では、アルバム1220内の生成画像に対する評価の合計が50である。ユーザがアルバム評価数1221を押下することにより、評価が付与された画像および当該画像に対して評価を付与したユーザの一覧が表示されてもよい。
ページ切替ボタン1251〜1255は、他のページに切り替えるためのボタンである。ページ切替ボタン1251は、タイムラインページに遷移するためのボタンであり、ページ切替ボタン1252は、ニュースページに遷移するためのボタンであり、ページ切替ボタン1253は、アルバム作成ページに遷移するためのボタンであり、ページ切替ボタン1254は、プリモページに遷移するためのボタンであり、ページ切替ボタン1255は、マイページに遷移するためのボタンである。
なお、プリモページは、読者モデル等の特定のユーザの所有する生成画像を公開するためのページであって、当該特定ユーザの公開専用のアルバムが掲載される。一般のユーザは、プリモページを閲覧することにより、特定のユーザの公開専用のアルバム内の生成画像を自由に閲覧することができる。また、ニュースページは、いいね/フォロー/コメントなどの状況、および、サイト運営側からの情報が掲載されるページである。
アルバムメニューボタン1256は、アルバムメニューページに遷移するためのボタンである。また、システム設定ボタン1257は、各種設定を行うための設定ページに遷移するためのボタンである。
(アルバム詳細ページ)
次に、ユーザ自身が作成したアルバムのアルバム詳細ページの一例を図15(b)に基づいて説明する。図15(b)は、「高校めんばー」アルバム1220のアルバム詳細ページの一例である。
図15(b)に示すように、アルバム詳細ページ1370は、アルバム名1371、カバー画像1372、説明文1373、サムネイル画像1374、編集ボタン1381および戻るボタン1382を含む。
アルバム名1371は、アルバムの名称である。カバー画像1372は、アルバムのカバー画像である。説明文1373は、アルバムの説明文である。
サムネイル画像1374は、アルバム内の生成画像のサムネイル画像である。各サムネイル画像1374は、アルバム管理情報における画像の表示順序に従って順番に並べて表示される。アルバム詳細ページ1370では、ユーザは、ページをスクロール等することにより、アルバム内の全ての生成画像のサムネイルを閲覧することができる。
編集ボタン1381は、アルバムを編集するためのアルバム編集ページに遷移するためのボタンである。例えば、ユーザは、アルバム編集ページにおいて、アルバム内における生成画像の表示順序を変更したり、アルバムに新たな生成画像を追加したり、アルバム内の生成画像を削除したり、アルバム内の生成画像を他のアルバムへ移動させたりすることができる。また、ユーザは、アルバム編集ページにおいて、アルバムの名称、カバー画像、説明文を変更することができる。また、ユーザは、アルバム編集ページにおいて、アルバムの公開設定を変更したり、アルバムをSNSでシェアしたりすることができる。戻るボタン1382は、ひとつ前のウェブページに戻るためのボタンである。
(タイムラインページの詳細)
次にタイムラインページについて説明する。タイムラインページは、画像コミュニケーションサイトのウェブページであって、ユーザ自身のアルバムおよび特定の他のユーザの公開アルバムが時系列で掲載されているウェブページである。具体的に、上記特定の他のユーザとは、ユーザがフォローしているユーザである。すなわち、ユーザは、他のユーザをフォローすることにより、タイムラインページにおいて、フォローしているユーザの所有する公開アルバムに含まれる生成画像を閲覧することができる。また、タイムラインページに掲載される画像は、写真シール作成装置1が生成した生成画像だけである。
ユーザがマイページ1200等において、ページ切替ボタン1251を押下すると、図20に示すような、タイムラインページ1500に遷移する。タイムラインページ1500は、ページタイトル欄1505、推薦ユーザ欄1600、およびタイムライン記事欄1550を含んでいる。ここで、推薦ユーザ欄1600は、タイムラインページ1500において、ページタイトル欄1505の直下に表示され、この推薦ユーザ欄1600の下にタイムライン記事欄1550が表示されることが好ましい。これにより、タイムラインページ1500に切り替えられたときに、必ず推薦ユーザ欄1600が表示されることになるので、推薦ユーザに対するフォローが行われることを促進することができる。
ページタイトル欄1505には、画像保存ボタン1551およびユーザ検索ボタン1552が表示されている。画像保存ボタン1551は、新たに画像コミュニケーションサイトに生成画像を保存するための画像保存ページに遷移するためのボタンである。例えば、ユーザは、この画像保存ページにおいて、シールIDを入力することにより、シールIDの示す1または複数の生成画像のうち、1または複数の生成画像を新たに画像コミュニケーションサイトに保存することができる。
ユーザ検索ボタン1552は、他のユーザを検索するためのユーザ検索ページに遷移するためのボタンである。ユーザは、ユーザ検索ページにおいて、他のユーザを検索し、所望の他のユーザをフォローすることができる。
推薦ユーザ欄1600には、ログオンしているユーザに対して、フォローをすることが推奨される推薦ユーザが表示される矩形の推薦ユーザ表示領域1605が複数表示される。図20に示す例では、推薦ユーザ欄1600において、複数の推薦ユーザ表示領域1605が横に並んで表示されている。この推薦ユーザ欄1600において、携帯端末6の表示画面上でユーザによって横方向のフリック入力が行われることによって推薦ユーザ表示領域1605が横スクロールされ、表示されていない推薦ユーザの推薦ユーザ表示領域1605が表示される。
推薦ユーザは、管理サーバ4におけるサイト処理部413によって、各ユーザ毎に複数設定されるユーザであり、該当ユーザがフォローする可能性があるユーザである。サイト処理部413は、会員データベース422を参照することにより、各ユーザ毎に、アクセス履歴、フォローしているユーザのフォロー/フォロワー関係、フォローされているユーザのフォロー/フォロワー関係、アクセス履歴情報、および、ユーザに関する各種個人情報などに基づいて推薦ユーザを設定する。
推薦ユーザ表示領域1605には、アイコン画像1610、ユーザ名1615、およびフォローボタン1620が表示されている。ユーザ名1615は、推薦ユーザの名称である。
アイコン画像1610は、推薦ユーザの写真画像に基づいて作成される画像であり、推薦ユーザによって設定される。アイコン画像1610は、推薦ユーザ表示領域1605の中央部に表示される。この実施例では、アイコン画像1610が、推薦ユーザに関する情報が表示される個人ページを表示させるための個人ページ表示指示画像となっている。なお、個人ページの詳細については後述する。
このように、アイコン画像1610に対する選択指示入力が行われると、該当する推薦ユーザの個人ページが表示されることになる。すなわち、視認性の高いアイコン画像1610に対して選択指示入力が行われることによって、ユーザは推薦ユーザの個人ページを確認することができる。
なお、アイコン画像1610は、該当するユーザによって選択された写真画像に基づいて作成されるが、元になる写真画像が別の基準によって選択されるようになっていてもよい。例えば、該当するユーザによって公開されている写真画像の中から、評価数(いいねの数)が最も多い写真画像がアイコン画像1610に利用される写真画像として選択されるようになっていてもよい。この場合、ユーザはアイコン画像1610に利用する写真画像を選択する手間を省くことができる。また、評価の高い写真画像がアイコン画像1610に利用されるので、画像コミュニケーションサイトにおける該当ユーザの印象を向上させることができる。
また、評価数が最も多い写真画像がアイコン画像1610に利用される写真画像として選択される実施例において、アイコン画像1610の画像の入れ替わりのトリガーとしては、所定のタイミング(例えば1回/日など)で評価数を集計し、その集計したタイミングとしてもよい。
フォローボタン1620は、推薦ユーザに対してフォローを申請するための申請用画像である。すなわち、ユーザによってフォローボタン1620を選択指示する入力が行われると、該当推薦ユーザに対してフォロー申請が行われることになる。ここで、該当推薦ユーザによってフォローが許可された場合に、フォロー機能が有効となる。
図20に示すように、フォローボタン1620は、推薦ユーザ表示領域1605の右下の角を含む角表示領域に表示されている。ここで、フォローボタン1620は、直角三角形の形状であり、直角部が推薦ユーザ表示領域1605の右下の角に一致した状態で表示される。ここで、アイコン画像1610において、顔などの主要な部分の画像は推薦ユーザ表示領域1605の中心近傍に配置されることが多い。すなわち、角表示領域にフォローボタン1620が表示されることによって、アイコン画像1610を大きく表示した状態で、主要な部分の画像が隠れることなくフォローボタン1620を表示することが可能となる。よって、視認性が良好な推薦ユーザ情報の表示を実現することができる。
タイムライン記事欄1550は、ログオンしているユーザがフォローしているフォローユーザがアルバムを更新したなどの投稿記事が表示される。タイムライン記事欄1550には、アイコン画像1510、ユーザ名1511、投稿時間1512、およびサムネイル画像1521が表示される。なお、タイムライン記事欄1550には、図示はしていないが、投稿に際して更新されたアルバムに関する情報および更新画像数の情報、アルバム評価数(いいねの数)、コメントを入力するためのコメント入力ボタン画像、などが表示されてもよい。タイムライン記事欄1550は、フォローユーザの投稿が行われた順に複数表示され、投稿時期が遅いほど上側に表示される。
アイコン画像1510は、投稿したユーザのアイコン画像である。ユーザ名1511は、投稿したユーザの名称である。アルバムを所有するユーザの名称である。投稿時間1512は、現在を基準とする、投稿が行われた(アルバムが更新または作成された)時間(経過時間)を示す。なお、投稿時間1512に、投稿が行われた時刻を掲載してもよい。
サムネイル画像1521は、投稿された記事に含まれる生成画像のサムネイル画像である。なお、表示されるサムネイル画像の枚数は複数でもよい。タイムライン記事欄1550において、ユーザによってサムネイル画像1521の選択指示入力が行われると、選択されたサムネイル画像1521に対応する生成画像の画像詳細ページに遷移する。
なお、タイムラインページ1500ページに、ユーザが未読のタイムライン記事欄1550がある場合、未読のアルバムの個数(更新件数)を示す未読アルバム数バッジが表示されるようになっていてもよい。
(フォローボタンの表示バリエーション)
上記の例では、フォローボタン1620が推薦ユーザ表示領域1605の右下の角表示領域に表示されているが、これに限定されるものではなく、推薦ユーザ表示領域1605の4つの角のいずれか1つを含む角表示領域に表示されればよい。
なお、フォローボタン1620が推薦ユーザ表示領域1605の右下の角表示領域に表示されている場合、次のような効果がある。ユーザは一般的に右利きの人が多く、携帯端末6における表示画面上のタッチ操作を右手で行うことが多い。この場合、右下にフォローボタン1620がある場合、フォローボタン1620を右手でタッチ操作を行っても、アイコン画像1510が右手で隠れて見えなくなる可能性を抑制できる。よって、視認性および操作性の良好なインタフェースを提供することができる。
また、本実施形態では、フォローボタン1620が直角三角形の形状となっているが、これに限定されるものではなく、推薦ユーザ表示領域1605の4つの角のいずれか1つを含む形状であればよい。図21(a)は、フォローボタン1620が直角部以外の輪郭線が略円弧曲線で表示されている例を示している。また、図21(b)は、フォローボタン1620が長方形で表示されている例を示している。
また、フォローボタン1620の表示位置を、推薦ユーザ表示領域1605の4つの角のいずれにするかをユーザが選択できるようになっていてもよい。例えば、フォローボタン位置切替ボタンを表示画面上に表示し、このフォローボタン位置切替ボタンが押される毎に、フォローボタン1620が切り替えられるようになっていてもよい。また、フォローボタン1620の表示位置の切替は、右下と左下とのどちらかが選択可能となっていてもよい。これによれば、ユーザの好みの位置にフォローボタン1620を表示させることが可能となる。例えば、左利きのユーザはフォローボタン1620を左下に表示させるようにすることができる。
(推薦ユーザ欄の表示バリエーション1)
図20に示す例では、推薦ユーザ欄1600において、3つの推薦ユーザ表示領域1605が横方向に並んで表示されているとともに、各推薦ユーザ表示領域1605はその全体が表示されている。これに対して、推薦ユーザ欄1600の横スクロール領域の右端部および左端部の少なくともいずれか一方において、推薦ユーザ表示領域1605が部分的に表示されるようになっていてもよい。図22に示す例では、3つの推薦ユーザ表示領域1605のうち、右端に表示されている推薦ユーザ表示領域1605は、その右半分が画面の外にはみ出ており、左半分のみが表示されている。なお、推薦ユーザ欄1600の横スクロール領域に表示される推薦ユーザ表示領域1605の数は3つに限定されるものではなく、2つでもよいし、4つ以上でもよい。
このような表示によれば、横スクロールが可能であることをユーザに認識させることができる。よって、表示されている推薦ユーザ以外にも推薦ユーザがいる可能性があることを暗示的にユーザに伝えることが可能となる。
(推薦ユーザ欄の表示バリエーション2)
また、図20に示す例では、推薦ユーザ欄1600において、推薦ユーザ表示領域1605が横方向に並んで表示されているとともに、横スクロールさせることによって表示させる推薦ユーザを切り替えることが可能となっている。これに対して、図23に示すように、推薦ユーザ欄1600において、推薦ユーザ表示領域1605が複数縦に並べられて縦スクロール可能な状態で表示されるようになっていてもよい。
この表示によれば、1つの推薦ユーザ表示領域1605を画面の横幅まで大きく広げて表示することができるので、アイコン画像1610の視認性がさらに良好となる。
また、推薦ユーザ欄1600の縦スクロール領域の上端部および下端部の少なくともいずれか一方において、推薦ユーザ表示領域1605が部分的に表示されるようになっていてもよい。図23に示す例では、2つの推薦ユーザ表示領域1605のうち、下端に表示されている推薦ユーザ表示領域1605は、その下半分が画面の外にはみ出ており、上半分のみが表示されている。なお、推薦ユーザ欄1600の縦スクロール領域に表示される推薦ユーザ表示領域1605の数は2つに限定されるものではなく、3つ以上でもよい。
このような表示によれば、縦スクロールが可能であることをユーザに認識させることができる。よって、表示されている推薦ユーザ以外にも推薦ユーザがいる可能性があることを暗示的にユーザに伝えることが可能となる。
なお、上記の例では、フォローボタン1620が推薦ユーザ表示領域1605の右下の角表示領域に表示されているが、これに限定されるものではなく、前記と同様に、推薦ユーザ表示領域1605の4つの角のいずれか1つを含む角表示領域に表示されればよい。
また、前記と同様に、フォローボタン1620は、推薦ユーザ表示領域1605の4つの角のいずれか1つを含む形状であればよい。図24(a)は、フォローボタン1620が直角部以外の輪郭線が略円弧曲線で表示されている例を示している。また、図24(b)は、フォローボタン1620が長方形で表示されている例を示している。
なお、最初のデフォルトのタイムラインページ表示では推薦ユーザ欄1600は表示されないようにしてもよい。例えば、推薦ユーザ欄表示指示ボタンへの指示入力などの推薦ユーザ欄表示指示入力が行われた場合にのみ推薦ユーザ欄1600が表示されるようになっていてもよい。また、推薦ユーザ欄1600の表示・非表示が切り替えられるようになっていてもよい。さらに、推薦ユーザ欄1600の表示サイズが変更できるようになっていてもよい。
(タイムラインページ作成処理)
次に、管理サーバ4が実行するタイムラインページ作成処理について図19に基づいて説明する。図19は、管理サーバ4が実行するタイムラインページ作成処理の一例を示すフローチャートである。
管理サーバ4の通信制御部411は、携帯端末6から、ユーザによるページ切替ボタン1251の押下を示す操作指示を受信すると、サイト処理部413に受信した操作指示を送信する。
サイト処理部413は、通信制御部411から受け取った操作指示に基づいて、上記ユーザに対する推薦ユーザを特定する(S30)。具体的には、サイト処理部413は、記憶部402の会員データベース422から上記ユーザのユーザ管理情報を読み出し、読み出したユーザ管理情報、およびアクセス履歴情報などを参照して、上記ユーザにふさわしい複数の推薦ユーザを特定する。なお、推薦ユーザは、予め設定されてユーザ管理情報として記録されていてもよいが、リアルタイム性を考慮すると、タイムライン表示が行われるタイミングでサイト処理部413が前記した各種情報に基づいて推薦ユーザを設定することが好ましい。
次にサイト処理部413は、上記ユーザがフォローしている他のユーザを特定する(S31)。具体的には、サイト処理部413は、記憶部402の会員データベース422から上記ユーザのユーザ管理情報を読み出し、読み出したユーザ管理情報を参照して、上記ユーザがフォローしている他のユーザを特定する。
サイト処理部413は、タイムラインページに掲載する、上記ユーザのアルバムおよび特定した他のユーザの公開アルバムを特定する(S32)。具体的には、サイト処理部413は、記憶部402の画像データベース424から上記他のユーザのアルバム管理情報を読み出し、読み出したアルバム管理情報を参照して、上記他のユーザの所有するアルバムのうち、上記他のユーザが他者に公開しているアルバム(公開アルバム)を特定する。また、サイト処理部413は、記憶部402の画像データベース424から上記ユーザのアルバム管理情報を読み出し、読み出したアルバム管理情報を参照して、上記ユーザの所有するアルバムを特定する。
サイト処理部413は、特定したアルバム毎に、タイムラインページに掲載する生成画像の枚数を特定する(S34)。具体的には、サイト処理部413は、アルバム毎に、アルバム管理情報を参照して、アルバム内の生成画像の枚数が所定枚数未満であるか否かを判定する。サイト処理部413は、所定枚数未満であると判定したアルバムについては、タイムラインページに掲載する生成画像の枚数を、アルバム内の生成画像の枚数とする。つまり、アルバム内の生成画像全てをタイムラインページに掲載する。一方、サイト処理部413は、所定枚数未満ではないと判定したアルバムについては、タイムラインページに掲載する生成画像の枚数を上記所定枚数とする。つまり、アルバム内の生成画像のうち、所定枚数の生成画像をタイムラインページに掲載する。このとき、サイト処理部413は、アルバム内の表示順序が第1番目から第n番目(nは上記所定枚数と同値)の生成画像をタイムラインページに掲載する。なお、アルバムに含まれる生成画像のうち、タイムラインページに掲載する生成画像を掲載画像(代表画像)と称し、掲載画像の枚数を掲載枚数と称する。すなわち、掲載画像は、アルバムに含まれる生成画像の全ての画像、または、アルバムに含まれる生成画像のうちの一部の生成画像である。
サイト処理部413は、特定したアルバム毎に、掲載画像の形状を特定する(S35)。例えば、サイト処理部413は、掲載画像の形状が縦長の長方形であるか、横長の長方形であるかを特定する。
サイト処理部413は、特定したアルバム毎に、タイムラインページにおける掲載画像の配置パターンを特定する(S36)。具体的には、サイト処理部413は、ページデータベース423から配置パターン情報を読み出し、読み出した配置パターン情報を参照して、特定した掲載枚数および特定した掲載画像の形状に対応する配置パターンを特定する。
サイト処理部413は、S30において特定した複数の推薦ユーザに関する情報が表示される推薦ユーザ表示領域1605を作成するとともに、S36において特定した配置パターンに基づいて、各アルバムの掲載画像を掲載したタイムラインページを作成する(S37:ページ作成ステップ)。サイト処理部413は、作成したタイムラインページを通信制御部411に出力する。通信制御部411は、受け取ったタイムラインページを通信部403を介して携帯端末6に送信する(S38:送信ステップ)。
なお、携帯端末6において専用アプリが利用される場合、サイト処理部413は、上記S34までのステップを行い、S35以降の処理が専用アプリによって実行されてもよい。すなわち、サイト処理部413は、特定したアルバム毎に、タイムラインページに掲載する生成画像を通信制御部411を介して携帯端末6に送信する。携帯端末6では、受信した情報に基づいて、専用アプリに基づいて動作する表示制御部613によってS35およびS36の処理が実行され、推薦ユーザ表示領域1605、および、各アルバムの掲載画像を掲載したタイムラインページが表示される。
(個人ページの詳細)
次に、前記した個人ページの詳細について説明する。個人ページは、画像コミュニケーションサイトにおいて、あるユーザが他のユーザに対して自分の写真画像や投稿記事などを公開しているページである。例えば前記したタイムラインページ1500において、推薦ユーザ欄1600の推薦ユーザ表示領域1605におけるアイコン画像1610が選択指示入力されることによって、該当ユーザの個人ページが表示される。また、ユーザ検索ページにおいて検索された結果から個人ページが表示される。その他、画像コミュニケーションサイト上で掲載される各種記事に個人ページへのリンクが埋め込まれており、そのリンクが選択されることによって該当個人ページが表示されてもよい。
図25は、個人ページの表示例を示している。同図に示すように、個人ページ1700は、アイコン画像1710、ユーザ名1711、所持画像数1703、フォロー人数1704、フォロワー人数1705、評価数1706、自己紹介欄1720、アルバムタブ1730、投稿タブ1740、情報表示欄1760、およびフォローボタン1750を含む。
アイコン画像1710 は、該個人ページに対応するユーザ(個人ページユーザ)が任意に設定した画像である。ユーザ名1711は、個人ページユーザの名称である。所持画像数1703は、個人ページユーザが画像コミュニケーションサイト上で所持する生成画像の枚数である。フォロー人数1704は、個人ページユーザがフォローしている人数である。フォロワー人数1705は、個人ページユーザがフォローされている人数(フォロワーの人数)である。評価数1706は、他のユーザが評価した画像の枚数である。評価の詳細については前述したとおりである。
自己紹介欄1720は、個人ページユーザの自己紹介に関する文章などが表示される欄である。アルバムタブ1730は、個人ページユーザのアルバムを以下の情報表示欄1760に表示させるためのタブ画像である。投稿タブ1740は、個人ページユーザによって投稿された記事を以下の情報表示欄1760に表示させるためのタブ画像である。情報表示欄1760は、アルバムの画像もしくは投稿された記事が表示される欄である。
フォローボタン1750は、個人ページユーザに対してフォローを申請するための申請用画像である。すなわち、ユーザによってフォローボタン1620を選択指示する入力が行われると、該個人ページユーザに対してフォロー申請が行われることになる。ここで、該個人ページユーザによってフォローが許可された場合に、フォロー機能が有効となる。
なお、個人ページにおいて、該当ユーザは、(1)全てのユーザに対して全ての投稿写真を公開する、(2)フォローを許可しているユーザに対してのみ全ての投稿写真を公開する、(3)全てのユーザに対して自分が許可している投稿写真のみを公開する、という公開設定が可能となっていてもよい。ここで、例えばある個人ページに対して、フォローが許可されていないユーザがアクセスした場合には、該個人ページユーザが上記の(2)の公開設定をしていると、写真画像は一枚も閲覧することができないことになる。これに対して、(2)の公開設定をしている場合でも、該ユーザが指定した特別公開画像一枚だけ表示されるようになっていてもよい。これによれば、(2)の公開設定がされている個人ページに、フォローが許可されていないユーザがアクセスしても、一枚は写真画像を閲覧することができるので、コミュニケーションを促進することができる。
また、(2)の公開設定を行っている未公開ユーザの場合、アイコン画像1710も表示されない状態となっていてもよい。この場合、アイコン画像1710も上記の特別公開画像によって生成されるようになっていてもよい。これによれば、推薦ユーザ表示領域1605において、推薦ユーザとして未公開ユーザが表示されたとしても、上記の特別公開画像に基づいてアイコン画像1610が表示されるようにすることが可能となる。よって、推薦ユーザとして未公開ユーザが表示されたとしても、写真画像に基づくアイコン画像を表示されるので、コミュニケーションを促進することができる。
(フォローボタンの表示画像のバリエーション)
図26は(a)は、フォローボタン1750の表示画像のバリエーションを示している。ボタン画像A2は、携帯端末6においてログオンしているユーザ(ログオンユーザ)が、該当個人ページユーザに対してフォローしていない状態を示している。一方、ボタン画像A1は、ログオンユーザが該当個人ページユーザに対してフォローしている状態を示している。このように、フォローボタン1750の表示画像が、フォローしていない状態かフォローしている状態かによって切り替えられるので、ログオンユーザは、該当個人ページユーザとのフォロー関係を容易に把握することができる。
なお、ボタン画像A1が表示されている状態、すなわち、ログオンユーザが該当個人ページユーザに対してフォローしている状態において、フォローボタン1750に対する指示入力が行われた場合、フォローしている状態が解除されてフォローしていない状態に変更される。
図26(b)は、フォローボタン1750の表示画像の他のバリエーションを示している。ボタン画像B1は、ログオンユーザが、該当個人ページユーザに対してフォローしているとともに、該当個人ページユーザからもフォローされていることを示している。ボタン画像B2は、ログオンユーザが、該当個人ページユーザに対してフォローしているが、該当個人ページユーザからはフォローされていないことを示している。ボタン画像B3は、ログオンユーザが、該当個人ページユーザに対してフォローしていないが、該当個人ページユーザからはフォローされていることを示している。ボタン画像B4は、ログオンユーザが、該当個人ページユーザに対してフォローを申請しているが、該当個人ページユーザから承認されていない状態、すなわちフォロー申請中の状態を示している。つまり、申請用画像としてのフォローボタン1750を示す画像が、フォロー機能のようなユーザ間で方向性のあるコミュニケーション機能において、設定されている方向性の状態によって切り替えられることになる。
このようにフォローボタン1750の表示画像が切り替えられることによって、ログオンユーザは、該当個人ページユーザとのフォロー関係をさらに詳細に把握することができる。
図26(c)は、フォローボタン1750の表示画像のさらに他のバリエーションを示している。ボタン画像C1は、上記したボタン画像B2と同様に、ログオンユーザが、該当個人ページユーザに対してフォローしているが、該当個人ページユーザからはフォローされていないことを示しているが、さらにフォロー申請回数D1が表示されている。また、ボタン画像C2は、上記したボタン画像B3と同様に、ログオンユーザが、該当個人ページユーザに対してフォローしていないが、該当個人ページユーザからはフォローされていることを示しているが、さらにフォロー申請回数D2が表示されている。
フォロー申請回数とは、あるユーザから別のユーザに対してフォロー申請が繰り返し行われた場合の回数を示している。フォロー申請が繰り返し行われるということは、一旦フォロー申請が行われ、その後フォロー申請が解除され、さらにその後に再びフォロー申請が行われる、という処理が繰り返されたということである。つまり、フォロー申請を繰り返すユーザとは、相手となるユーザに対するフォロー申請承認の要求度合いが高いと予想される。すなわち、上記の表示例によれば、フォロー申請回数も表示されるので、ログオンユーザは、該当個人ページユーザとのフォロー関係をさらに詳細に把握することができる。例えば、ログオンユーザは、フォロー申請が自分に対して行われているユーザの中からフォロー申請回数が多いユーザを認識することができるので、自分に対するフォロー申請の要求度が高いユーザを識別することが可能となる。
なお、上記では、個人ページにおけるフォローボタン1750の表示画像のバリエーションについて説明したが、推薦ユーザ表示領域1605におけるフォローボタン1620も、同様のバリエーションで表示を切り替えてもよい。これにより、ログオンユーザは、推薦ユーザとのフォロー関係を容易に把握することができる。
また、フォローボタン1620の表示画像が、該当ユーザの投稿写真に関する公開設定(前記した3種類の公開設定など)の状態に応じて変更されるようになっていてもよい。これによれば、ログオンユーザは、推薦ユーザの公開設定状況も容易に把握することができる。
(ユーザ検索ページ)
なお、前記したタイムラインページ1500において、ユーザ検索ボタン1552が選択指示された場合、ユーザ検索ページが表示される。ユーザ検索ページは、図示はしないが、QRコードによる検索ボタン、IDによる検索ボタン、外部SNSを利用した検索ボタン、およびハッシュタグによる検索ボタンなどが表示される。
QRコードによる検索は、個人ページに割り当てられたQRコードを携帯端末6のカメラによって読み取って該当個人ページにアクセスする処理が行われる。IDによる検索は、各ユーザにユーザ名に相当するIDを入力することによって該当ユーザの個人ページにアクセスする処理が行われる。外部SNSを利用した検索は、外部のSNSサービスと連携してユーザを検索する処理が行われる。ハッシュタグによる検索は、画像コミュニケーションサイトにおいて公開保存されている生成画像に対して付与されているハッシュタグに対してキーワード検索する処理が行われる。
このようなユーザ検索ページにおいて、上記の各種検索ボタンが表示される領域の下部に、推薦ユーザ欄1600と同様の表示が行われてもよい。ログオンユーザがユーザ検索ページを利用するケースとは、該ログオンユーザが何らかの目的で個人ページにアクセスしようとしている状況である。このような状況において、ログオンユーザがアクセスしようとしている個人ページのユーザが、表示されている推薦ユーザの中に含まれている可能性も考えられる。よって、ユーザの利便性を高めることができるとともに、フォロー申請などのコミュニケーション機能の利用を促進することが可能となる。
(推薦ユーザ表示領域のバリエーション)
図29は、推薦ユーザ表示領域1605のバリエーションを示している。同図の(a)は、推薦ユーザ表示領域1605の右下に楕円形のフォローボタン1620が表示される例を示している。
同図の(b)は、推薦ユーザ表示領域1605の右下の角に重畳した状態で楕円形のフォローボタン1620が表示される例を示している。この場合、フォローボタン1620が表示される角表示領域は、推薦ユーザ表示領域1605の右下の角を含み、推薦ユーザ表示領域1605の内側領域とともに、外側にはみ出した領域も含んだ領域となっている。なお、フォローボタン1620の形状は楕円形に限定されるものではなく、三角形、矩形などであってもよい。
同図の(c)は、推薦ユーザ表示領域1605の右下にフォローボタン1620が表示されるとともに、左下にホームボタン1622が表示されている。ホームボタン1622は、該当する推薦ユーザに関する情報を表示される個人ページを表示させるための個人ページ表示指示画像である。この例の場合、ホームボタン1622が表示されているので、アイコン画像1610はホームボタンの機能を有していなくてもよい。
同図の(d)は、推薦ユーザ表示領域1605の右下にフォローボタン1620が表示されるとともに、左下にフォローキャンセルボタン1623が表示されている。フォローキャンセルボタン1623は、該当する推薦ユーザをフォローしている状態において、そのフォロー状態をキャンセルするためのボタンである。
なお、推薦ユーザ表示領域1605の右下にフォローボタン1620が表示されており、ログオンユーザによってフォロー申請が行われた後は、フォローボタン1620がフォローキャンセルボタン1623に切り替わるような表示制御が行われるようになっていてもよい。
〔実施形態2〕
次に、推薦ユーザ表示領域1605の別の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。また、システム構成、装置構成についても前記実施形態と基本的に同様であるので、その説明を省略する。
(ポップアップ表示)
図27は、本実施形態における推薦ユーザ表示領域1605を示している。同図に示すように、推薦ユーザ表示領域1605は、アイコン画像1610およびユーザ名1615が表示されている。
アイコン画像1610に対してユーザによって選択指示入力が行われると、ポップアップ領域1630がポップアップ表示される。ポップアップ領域1630には、ホームボタン1611およびフォローボタン1620が表示される。ホームボタン1611は、該当する推薦ユーザに関する情報を表示される個人ページを表示させるための個人ページ表示指示画像である。すなわち、表示制御部613によってポップアップ領域1630の表示が制御され、ホームボタン1611およびフォローボタン1620に対する指示入力が入力制御部612によって制御される。
以上のように、アイコン画像1610に対して選択指示入力が行われる前の状態では、フォローボタン1620やホームボタン1611を表示させる必要がない。よって、限られた表示画面内において、アイコン画像1610を大きくすることができ、視認性が良好な推薦ユーザ情報の表示を実現することができる。
また、ユーザは、アイコン画像1610を選択する指示入力を行うことによって、ホームボタン1611およびフォローボタン1620を表示させることができる。すなわち、ユーザは、興味を持った推薦ユーザのアイコン画像1610をタッチすると、それに引き続いてホームボタン1611およびフォローボタン1620が表示されるので、ユーザにとって無理のない自然な操作感を提供することができる。
なお、ポップアップ領域1630は任意の位置に表示されてもよく、例えば推薦ユーザ表示領域1605に重畳して表示されてもよいし、推薦ユーザ表示領域1605とは異なる領域に表示されてもよい。また、ポップアップ領域1630は、プルダウン表示のような形式で表示されてもよい。
ポップアップ領域1630が推薦ユーザ表示領域1605に重畳して表示される場合、ホームボタン1611およびフォローボタン1620が半透明な状態で表示されてもよい。また逆に、アイコン画像1610を半透明な状態で表示してもよい。これによれば、ポップアップ領域1630が推薦ユーザ表示領域1605に重畳して表示された場合でも、ユーザは、アイコン画像1610を確認しながらホームボタン1611およびフォローボタン1620の操作を行うことができる。
(フリック入力)
上記の例では、アイコン画像1610に対してユーザによって選択指示入力が行われると、ポップアップ領域1630がポップアップ表示されるが、次のような入力制御が行われてもよい。図28は、アイコン画像1610に対する入力制御の他の例を示している。同図に示すように、アイコン画像1610に対してフリック入力が可能となっており、このフリック入力で示される方向に応じて、個人ページ表示指示が行われたか、またはフォロー申請指示が行われたかを入力制御部612が判定することが可能となっている。
すなわち、入力制御部612は、アイコン画像1610に対するユーザによる選択指示入力に連続して、第1の方向である上方向を指示する入力を受け付けた場合に、該当推薦ユーザの個人ページの表示指示が行われたと判断し、第2の方向である下方向を指示する入力を受け付けた場合に、該当推薦ユーザに対するフォロー申請指示が行われたと判断する。
以上の入力制御によれば、ユーザはアイコン画像に対してフリック入力を行うだけで個人ページへのアクセス、または、フォロー申請指示を行うことができるので、スピーディで効率の良い操作を行うことができる。
なお、上方向へのフリック入力が個人ページへのアクセス指示入力となり、下方向へのフリック入力がフォロー申請指示入力となることが表示画面上の任意に位置にフリック入力説明として表示されていてもよい。また、アイコン画像1610に対してタッチ入力が行われたときに、ポップアップで上記のフリック入力説明が表示されてもよい。
また、上記の方向の指示入力は、フリック入力に限定されるものではない。例えば、アイコン画像1610が選択された状態で、方向を示す矢印キーによって方向が入力されてもよい。この矢印キーは、ハードウェアキーでもソフトウェアキーでもよい。
また、上記の例では、第1の方向を上方向とし、第2の方向を下方向としているが、これに限定されるものではなく、第1および第2の方向を区別できる方向であればどのような方向でもよい。
上記の例では、推薦ユーザ欄1600において、複数の推薦ユーザ表示領域1605が横方向に並んで横スクロールが可能な状態で表示されている。すなわち、推薦ユーザ表示領域1605に対して左右方向のフリック入力が行われることによって、推薦ユーザ欄1600での横スクロールが行われる。これに対して、個人ページアクセス指示とフォロー申請指示とを区別するフリック入力が上下方向となっているので、推薦ユーザ表示領域1605の横スクロールのためのフリック入力とを明確に区別することができる。したがって、例えば図23に示す例のように、推薦ユーザ表示領域1605が複数縦に並べられて縦スクロール可能な状態で表示される場合には、個人ページアクセス指示とフォロー申請指示とを区別するフリック入力を左右方向とすることが好ましい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
写真シール作成装置1、管理サーバ4、および携帯端末6の制御ブロック(特に制御部201、制御部401および制御部601)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、写真シール作成装置1、管理サーバ4、および携帯端末6は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することによって、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークまたは放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。