JP6889092B2 - エレベーターの遠隔監視装置及びエレベーターの遠隔監視システム - Google Patents

エレベーターの遠隔監視装置及びエレベーターの遠隔監視システム Download PDF

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Description

本発明は、エレベーターの遠隔監視装置及びエレベーターの遠隔監視システムに関する。
従来、何らかの理由によってエレベーターの乗りかごが非常停止することにより、乗りかご内に乗客が閉じ込められる閉じ込め事故が発生することがある。閉じ込め事故の発生時には、乗りかごの乗客は、例えば、乗りかご内に設置されたインターホンを使用して管制センターの管制員と会話をすることにより、現在のエレベーターの状況や、保守員の到着予想時間等の情報を取得することができる。
特許文献1には、閉じ込め事故の発生時に、監視センター内の保守管理装置が、保守員が現場に到着する予想時間である到着時間と、乗客の救出作業に要する救出作業時間とを算出し、該到着時間と救出作業時間との合計時間である救出時間を、乗りかご内液晶モニタに表示することが記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、救出時間等の情報が液晶モニタを介して乗客に提供されるため、乗りかご内に閉じ込められた乗客の不安を低減させることができる。
特開2016−169100号公報
しかしながら、例えば、閉じ込め事故の発生時に停電が起きている場合には、エレベーターの電源も落ちてしまう。エレベーターの電源が落ちた場合、バッテリーが搭載されていないエレベーターにおいては、液晶モニタ等の表示装置を使用できなくなる。また、バッテリーが搭載されたエレベーターにおいても、バッテリーの残量が無くなってしまった場合には、表示装置を使用できなくなる。つまり、特許文献1に記載の技術では、乗りかご内の表示装置への電力の供給が行われない状況においては、乗客に対する救出時間等のエレベーターに関する情報の提供を行えなくなってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、乗りかご内の表示装置に対する安定的な電力の供給が見込めない状況下においても、乗りかご内の乗客にエレベーターに関連する情報を提供できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のエレベーターの遠隔監視装置は、通信部及び制御部を備える。通信部は、建物内に形成された昇降路内を昇降する乗りかごを有するエレベーターにおける異常の発生の有無を監視する監視装置、乗りかごに乗っている乗客が操作する携帯端末、又は、エレベーターの復旧作業を行う保守員が操作する保守端末との間でデータの送受信を行う。制御部は、携帯端末から送信されたエレベーター情報の取得要求を通信部が受信した場合に、エレベーター情報を、通信部を介して携帯端末に送信する制御を行う。また、制御部は、閉じ込め事故の発生を検知した場合に、監視装置から送信されるエレベーターの状況を示すエレベーター状況情報、及び/又は、保守端末から送信されるエレベーターの復旧状況を示すエレベーター復旧状況情報を含むエレベーター情報であって、停電の発生時には電力会社から取得した停電情報を含み、災害の発生時には地方公共団体から取得した災害情報を含むエレベーター情報を生成し、エレベーター情報を構成する各情報が更新された場合にエレベーター情報の内容を更新するエレベーター情報生成部を有する。そして、エレベーター情報の取得要求は、エレベーター情報の格納場所を特定する情報であるエレベーター情報リンク先情報が、携帯端末によって取得された場合に、携帯端末から送信される。
本発明の遠隔監視システムは、エレベーターの遠隔監視装置及び携帯端末を備える。エレベーターの遠隔監視装置は、第1の通信部及び第1の制御部を備える。第1の通信部は、建物内に形成された昇降路内を昇降する乗りかごを有するエレベーターにおける異常の発生の有無を監視する監視装置、乗りかごに乗っている乗客が操作する携帯端末、又は、エレベーターの復旧作業を行う保守員が操作する保守端末との間でデータの送受信を行う。第1の制御部は、携帯端末から送信されたエレベーター情報の取得要求を第1の通信部が受信した場合に、エレベーター情報を、第1の通信部を介して携帯端末に送信する制御を行う。また、第1の制御部は、閉じ込め事故の発生を検知した場合に、監視装置から送信されるエレベーターの状況を示すエレベーター状況情報、及び/又は、保守端末から送信されるエレベーターの復旧状況を示すエレベーター復旧状況情報を含むエレベーター情報であって、停電の発生時には電力会社から取得した停電情報を含み、災害の発生時には地方公共団体から取得した災害情報を含むエレベーター情報を生成し、エレベーター情報を構成する各情報が更新された場合に、エレベーター情報の内容を更新するエレベーター情報生成部を有する。携帯端末は、第2の通信部、入力部、表示部及び第2の制御部を備える。第2の通信部は、エレベーターの遠隔監視装置との間でデータの送受信を行う。入力部には、乗客による操作が入力される。表示部は、エレベーターの遠隔監視装置から送信されて第2の通信部が受信したエレベーター情報を表示する。第2の制御部は、入力部に入力された乗客による操作に基づいて、エレベーター情報リンク先情報が取得された場合、該エレベーター情報リンク先情報に基づいて、エレベーターの遠隔監視装置に対して、第2の通信部を介して、エレベーター情報の取得要求を送信する制御を行う。
本発明のエレベーター遠隔監視装置及び遠隔監視システムによれば、エレベーターの状況を示すエレベーター状況情報、及び/又は、エレベーターの復旧状況を示すエレベーター復旧状況情報を含むエレベーター情報が、乗りかご内の乗客が操作する携帯端末に送信される。それゆえ、本発明によれば、乗りかご内の表示装置に対する安定的な電力の供給が見込めない状況下においても、乗りかご内の乗客にエレベーターに関連する情報を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るエレベーターの遠隔監視システムの全体構成例を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る情報管理サーバー及び携帯端末の制御系の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの遠隔監視システムのエレベーター情報表示手法の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの遠隔監視システムのエレベーター情報表示手法の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るエレベーター情報の表示例(1)を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーター情報の表示例(1)を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーター情報の表示例(2)を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーター情報の表示言語を選択可能なUIの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る他言語によるエレベーター情報の表示例を示す説明図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るエレベーターの遠隔監視装置及びエレベーターの遠隔監視システムの内容について、図面を参照して具体的に説明する。
[エレベーターの遠隔監視システムの構成]
まず、図1を参照して、エレベーターの遠隔監視システムの全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係るエレベーターの遠隔監視システム100の全体構成例を示す概略構成図である。
エレベーターの遠隔監視システム100は、図1に示すように、エレベーター1と、管制センター6と、エレベーター1の乗りかご11内の乗客Pが所持及び操作する携帯端末4と、エレベーター1の保守や復旧作業等を行う保守員Mが所持する保守端末5と、を備える。
エレベーター1は、乗客P等を運搬する乗りかご11と、釣合おもり12と、巻上機13と、反らせ車14と、主ロープ15と、制御装置2と、監視装置3とを備える。乗りかご11及び釣合おもり12は、建物内に設けられた昇降路(不図示)内に配置される。また、巻上機13、反らせ車14、制御装置2及び監視装置3は、昇降路の上部に設けられた機械室1a内に設置される。なお、本実施形態では制御装置2及び監視装置3が機械室1a内に設置される例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。制御装置2及び監視装置3が昇降路内の機械室1a以外の位置に配置されていてもよい。
主ロープ15は、巻上機13及び反らせ車14に巻き掛けられている。また、主ロープ15の一方の端部は乗りかご11の上部に連結され、他方の端部は釣合おもり12の上部に連結される。巻上機13は、主ロープ15を介して乗りかご11及び釣合おもり12を昇降させる。なお、この乗りかご11及び釣合おもり12の昇降駆動(巻上機13の駆動)は、制御装置2から送信される制御信号に基づいて行われる。
乗りかご11は、中空の略直方体状の形状を有し、その内部に、乗客Pや荷物等が載せられる。乗りかご11の側面には不図示のドアが設けられ、乗りかご11内の側壁面には、液晶パネル等よりなる表示装置11aや、不図示の操作パネル、インターホン、監視カメラ等が配置される。
乗りかご11内の表示装置11aの画面には、平常運転時には、昇降路内における乗りかご1の位置の情報、例えば、乗りかご11が停止中又は通過中の階床等の情報や、監視カメラによる撮影映像等が表示される。本実施形態では、乗りかご11が非常停止して閉じ込め事故が発生した場合には、制御装置2の制御に基づいて、表示装置11aの画面に、当該乗りかご11を含むエレベーター1の復旧状況を含む、エレベーター1に関する情報(以下、「エレベーター情報」と称する)を提供するウェブサイトへのリンクの情報が表示される。
該ウェブサイトへのリンクの情報(以下、「エレベーター情報リンク先情報」と称する)は、例えば、2次元コードやURL(Uniform Resource Locator)等によって示される。エレベーター1のエレベーター情報を提供するウェブサイトは、管制センター6の情報管理サーバー60(エレベーターの遠隔監視装置の一例)によって管理され、該ウェブサイトを構成するデータは、情報管理サーバー60内に格納される。
制御装置2は、例えばマイクロコンピューター等で構成され、乗りかご11の昇降速度や、乗りかご11のドアの開閉動作等の、エレベーター1の運転動作全般を制御する。制御装置2は、エレベーター1の不図示の駆動装置と電気的に接続されており、駆動装置に対して制御信号を出力する。そして、制御装置2から入力された制御信号に基づいて駆動装置が駆動することにより、駆動装置に接続された巻上機13が回転駆動され、巻上機13の回転に伴って巻上げられる主ロープ15により、乗りかご11が昇降路内を昇降する。
制御装置2によるエレベーター1の運転動作の制御は、例えば、乗りかご11の運転状況を監視するために設けられた各種センサ(不図示)からの出力信号に基づいて行われる。制御装置2は、センサの1つである不図示の地震計の作動を検知した場合や、乗りかご11の故障や動作の異常等を知らせる出力信号を受信した場合等に、乗りかご11を非常停止させる制御を行い、非常停止を実施したことを監視装置3に通知する。
また、制御装置2は、乗りかご11を非常停止させた場合であって、かつ、乗りかご11内に乗客Pが閉じ込められていること、すなわち、閉じ込め事故が発生していることを検知した場合には、閉じ込め事故発生の検知を監視装置3に通知する。さらに、制御装置2は、表示装置11aの画面に、エレベーター情報リンク先情報を表示させる制御を行う。
監視装置3は、制御装置2から通知される各種情報に基づいて、エレベーター1の故障や不具合等の異常の発生の有無を監視する。監視装置3は、通信回線N1を介して管制センター6に接続されている。そして、監視装置3は、エレベーター1の異常発生や乗りかご11の非常停止、乗りかご11内における閉じ込め事故の発生等を検知した場合に、これらの内容を含むエレベーター状況情報I1を、通信回線N1を介して管制センター6に送信する。通信回線Nには、例えば、電話回線網や、インターネット網、各種データ通信用の回線等が使用される。
携帯端末4は、乗りかご11に乗っている乗客Pによって所持及び操作される端末装置であり、例えば、携帯電話端末、スマートフォン又はタブレット端末等で構成される。携帯端末4は、タッチパネル等よりなる表示入力部(表示部、入力部の一例、図2参照)を有するとともに、電話回線網やインターネット網等よりなる通信回線N2に接続できる機能を有する。
また、携帯端末4は、カメラ(図2参照)が撮影した撮影画像から二次元コードを読み取ってデコードする機能を有する。さらに、携帯端末4は、デコードによって二次元コードから抽出されたデータがURLであった場合、又は、乗客Pによって表示入力部を介してURLが入力された場合、該URL中で指定されるウェブサーバーに接続して該ウェブサーバーからデータを取得し、取得したデータを表示入力部に表示する機能を有する。
本実施形態では、上述のように、閉じ込め事故の発生時に、乗りかご11の表示装置11aの画面に、エレベーター情報リンク先情報が表示される。そして、このエレベーター情報リンク先情報には、エレベーター情報I2が格納されている管制センター6の情報管理サーバー60の保存場所の情報が埋め込まれている。もしくは、エレベーター情報I2が格納されている管制センター6の情報管理サーバー60の保存場所の情報がURLで示されている。
そして、乗客Pによって、該エレベーター情報リンク先情報を携帯端末4のカメラで撮影する操作、又は、エレベーター情報リンク先情報として示されるURLを入力する操作が行われた場合、エレベーター情報リンク先情報に対応付けられた情報管理サーバー60内のエレベーター情報I2が、携帯端末4に送信される。そして、情報管理サーバー60から送信されたエレベーター情報I2が、携帯端末4の表示入力部の画面に表示される。携帯端末4の表示入力部の画面でのエレベーター情報I2の表示例については、後述の図5〜7を参照して詳述する。
本実施形態では、携帯端末4に送信されるエレベーター情報I2に、エレベーター情報I2の表示言語を選択可能なUI(User Interface)(第2のユーザーインターフェースの一例)を構成するデータが含まれる。これにより、エレベーター情報I2を受信した携帯端末4の表示入力部の画面に、エレベーター情報I2の表示言語を選択可能なUIが表示される。そして、携帯端末4から、エレベーター情報I2の表示言語の情報が送信されると、管制センター6は、受信した表示言語に対応するエレベーター情報I2を生成又は記憶部(図1では不図示)から抽出して、携帯端末4に送信する。したがって、乗客Pは、UIを介して表示言語を選択することにより、エレベーター情報I2の表示言語を、好みの言語に設定することができる。エレベーター情報I2の表示言語を選択可能なUIの構成例については、後述の図8を参照して詳述する。
また、本実施形態では、エレベーター情報I2に、乗客Pによる乗りかご11内の状況の情報の入力を受け付けるUI(第1のユーザーインターフェースの一例)を構成するデータが含まれる。これにより、エレベーター情報I2を受信した携帯端末4の表示入力部の画面に、エレベーター情報I2に含まれるエレベーター状況情報I1等の情報に加えて、乗りかご11内の状況の入力を受け付けるUIが表示される。
乗りかご11内の状況の入力を受け付けるUIを介して、乗客Pによって乗りかご11内の状況が入力された場合には、携帯端末4は、入力された乗りかご11内の状況の情報(以下、「かご内状況情報」と称する)I3を、通信回線N2を介して管制センター6に送信する。乗りかご11内の状況の入力を受け付けるUIの構成例については、後述の図5及び図6を参照して詳述する。
保守端末5は、保守員Mによって所持及び操作される携帯端末であり、不図示の表示部や操作部等を備える。表示部には、管制センター6から送信されるエレベーター1の状態に関する情報や作業指示書等の各種情報が表示される。操作部は、例えばボタンやキー等により構成され、保守員Mによる操作入力を受け付ける。
また、保守端末5は、管制センター6との間で、通信回線N3を介して無線通信を行う機能を有する。管制センター6から緊急出動の要請を受けた保守員Mによって、操作部を介して、復旧状況情報I4が入力された場合には、保守端末5は、該復旧状況情報I4を、通信回線N3を介して管制センター6に送信する。復旧状況情報I4には、保守員Mが現地に到着するまでの予想時間の情報や、復旧作業完了までの予想時間の情報等が含まれる。通信回線N3には、例えば、電話回線網や、インターネット網、各種データ通信用の回線等が使用される。
管制センター6は、監視装置3から送信されるエレベーター状況情報I1に基づいて、エレベーター1の運転状況を監視する。エレベーター1の異常を検出した場合、管制センター6は、保守員Mに対して現地への緊急出動を要請する。
また、管制センター6は、情報管理サーバー60を備える。情報管理サーバー60は、エレベーター状況情報I1、乗りかご11内の乗客Pが操作する携帯端末4から送信されたかご内状況情報I3、保守端末5から送信された復旧状況情報I4を一元管理する。
また、情報管理サーバー60は、エレベーター1が設置された各建物又は地域に対応して設けられる管制センター6(営業所)の緊急連絡先(連絡窓口)の電話番号の情報を管理する。また、情報管理サーバー60は、電力会社7から取得した、停電発生時におけるエレベーター1が設置された建屋の電源復旧予測時間の情報等を含む停電情報I5を管理する。さらに、情報管理サーバー60は、国や、都道府県、市区町村等の地方自治体(以下、国・地方公共団体8と称する)から取得した災害情報I6等を管理する。
そして、情報管理サーバー60は、エレベーター状況情報I1、復旧状況情報I4、緊急連絡先の電話番号の情報、停電情報I5、災害情報I6の一部又はすべてを用いて、エレベーター情報I2を生成する。
[情報管理サーバー及び携帯端末の制御系の構成]
次に、図2を参照して、本実施形態に係る管制センター6の情報管理サーバー60及び携帯端末4の、制御系の構成について説明する。図2は、情報管理サーバー60及び携帯端末4の制御系の構成例を示すブロック図である。
まず、情報管理サーバー60の構成について説明する。情報管理サーバー60は、通信部601(第1の通信部の一例)と、記憶部602と、制御部603(第1の制御部の一例)とを備える。
通信部601は、通信回線N1〜N3との接続制御、及び、通信回線N1〜N3を介して各装置(監視装置3、携帯端末4、保守端末5、電力会社7及び国・地方公共団体8)との間で行われる、信号やデータ等の送受信動作の制御を行う。
記憶部602は、例えば、ROM(Read Only Memory)又はHDD(Hard Disk Drive)と、RAM(Random Access Memory)とを含む。ROM又はHDDには、制御部603によって行われる演算を実行するためのプログラム(ソフトウェア)が格納される。RAMは、制御部603がプログラムを実行する際の作業領域として使用される。
また、記憶部602は、エレベーター状況・復旧状況情報記憶部602aと、かご内状況情報記憶部602bと、停電情報・災害情報記憶部602cと、緊急連絡先情報記憶部602dと、エレベーター情報記憶部602eとを備える。
エレベーター状況・復旧状況情報記憶部602aには、監視装置3から送信されたエレベーター状況情報I1、保守員Mが所持する保守端末5から送信された復旧状況情報I4が格納される。かご内状況情報記憶部602bには、乗りかご11の乗客Pが所持する携帯端末4から送信されたかご内状況情報I3が格納される。
停電情報・災害情報記憶部602cには、電力会社7から取得した停電情報I5及び国・地方公共団体8から取得した災害情報I6が格納される。緊急連絡先情報記憶部602dには、エレベーター1が設置された各建物(又は地域)に対応して設けられる管制センター6の緊急連絡先の電話番号の情報が格納される。
エレベーター情報記憶部602eには、制御部603で生成されたエレベーター情報I2が格納される。エレベーター1の乗りかご11の表示装置11aの画面に表示される、エレベーター情報リンク先情報には、エレベーター情報記憶部602eのネットワーク上の位置を特定する情報が埋め込まれている。
制御部603は、例えば各種演算機能を備えたCPU(Central Processing Unit)等で構成され、情報管理サーバー60を構成する各部の動作を制御する。制御部603と、通信部601及び記憶部602とは、図中に実線で示す制御線及び情報線を介して互いに接続される。
また、制御部603は、エレベーター情報生成部603aを備える。エレベーター情報生成部603aは、記憶部602のエレベーター状況・復旧状況情報記憶部602a、かご内状況情報記憶部602b、停電情報・災害情報記憶部602c、緊急連絡先情報記憶部602dに記憶された情報の一部又はすべてを用いて、エレベーター情報I2を生成する。そして、エレベーター情報生成部603aは、生成したエレベーター情報I2を、記憶部602のエレベーター情報記憶部602eに格納する。エレベーター情報生成部603aは、エレベーター情報I2を構成する各情報が更新された場合には、エレベーター情報I2の内容も更新する。
また、エレベーター情報生成部603aは、図5及び図6を参照して後述するエレベーター情報I2の表示言語を選択可能なUIを介して、乗客Pによって任意の表示言語が選択された場合には、選択された表示言語を用いてエレベーター情報I2を生成する。このとき、エレベーター情報生成部603aは、選択された言語を用いたエレベーター情報I2を一から作成してもよいが、予め記憶部602に記憶させてある多国語対応のテンプレート(不図示)等を用いて、選択された表示言語に対応するエレベーター情報I2を作成してもよい。
次に、同じく図2を参照して、乗りかご11内の乗客Pによって所持及び操作される携帯端末4の制御系の構成について説明する。携帯端末4は、通信部41(第2の通信部の一例)と、カメラ42と、制御部43(第2の制御部の一例)と、記憶部44と、表示入力部45とを備える。
通信部41は、通信回線N2との接続制御、及び、通信回線N2を介して管制センター6との間で行われる、制御信号やデータ等の送受信動作の制御を行う。カメラ42は、不図示のレンズを介して入射した被写体光を光電変換して画像信号を生成し、生成した画像信号を制御部43に出力する。
制御部43は、例えば各種演算機能を備えたCPU等で構成され、携帯端末4を構成する各部の動作を制御する。例えば、制御部43は、カメラ2から入力された画像信号から二次元コードを抽出してデコードすることにより、二次元コードに含まれている情報(URL等)を取得する制御等を行う。制御部43は、携帯端末4を構成する各部と、図中に実線で示す制御線及び情報線を介して接続される。
記憶部44は、例えば、ROM及びRAMを含む。ROMには、制御部43によって行われる演算を実行するためのプログラム(ソフトウェア)が格納される。RAMは、制御部43がプログラムを実行する際の作業領域として使用される。
表示入力部45は、例えば、液晶パネル等で構成される表示部と、タッチセンサで構成される入力部とが一体に形成されるタッチパネルとして構成される。なお、表示部と入力部とは、それぞれ別体で構成されてもよい。
[エレベーター遠隔監視システムのエレベーター情報表示手法]
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態に係るエレベーターの遠隔監視システム100のエレベーター情報表示手法について説明する。図3及び図4は、エレベーターの遠隔監視システム100のエレベーター情報表示手法の手順を示すフローチャートである。
エレベーター1の制御装置2は、まず、乗りかご11における閉じ込め事故の発生を検知したか否かを判定する(図3のステップSS1)。ステップSS1で、閉じ込め事故の発生を検知していないと判定された場合(ステップSS1がNO判定の場合)、制御装置2は、ステップSS1の判定を繰り返す。
一方、ステップSS1で、閉じ込め事故の発生を検知したと判定された場合(ステップSS1がYES判定の場合)、制御装置2は、監視装置3を介して、閉じ込め事故の発生を知らせるエレベーター状況情報I1を管制センター6に送信する(ステップSS2)。次いで、制御装置2は、乗りかご11内の表示装置11aの画面に、エレベーター情報リンク先情報を表示させる制御を行う(ステップSS3)。ステップSS3の処理後、エレベーター1の制御装置2における処理は終了となる。
管制センター6の情報管理サーバー60の制御部603は、エレベーター1の監視装置3から、閉じ込め事故の発生の通知を受けたか否かを判定する(ステップSC1)。つまり、エレベーター1の監視装置3から送信された、閉じ込め事故の発生を知らせるエレベーター状況情報I1を、通信部601が受信したか否かを判定する。ステップSC1で、監視装置3から閉じ込め事故の発生の通知を受けていないと判定された場合(ステップSC1がNO判定の場合)、制御部603は、ステップSC1の判定を繰り返す。
一方、ステップSC1で、エレベーター1の監視装置3から閉じ込め事故の発生の通知を受けたと判定された場合(ステップSC1がYES判定の場合)、制御部603のエレベーター情報生成部603aは、記憶部602から、エレベーター状況情報I1及び復旧状況情報I4を取得する(ステップSC2)。停電や災害等の発生時には、エレベーター情報生成部603aは、記憶部602から停電情報I5や災害情報I6等も取得する。
次いで、エレベーター情報生成部603aは、ステップSC2で取得した各情報を用いてエレベーター情報I2を生成する(ステップSC3)。そして、該エレベーター情報I2をエレベーター情報記憶部602eに格納する。なお、エレベーター情報生成部603aは、エレベーター情報I2に含まれるエレベーター状況情報I1や復旧状況情報I4が更新された際には、更新された内容に基づいてエレベーター情報I2の内容も更新する。
携帯端末4の制御部43は、ステップSS3で表示装置11aの画面に表示されたエレベーター情報リンク先情報を、読み取る又は入力する操作が、乗客Pによって行われたか否かを判定する(ステップST1)。ステップST1で、エレベーター情報リンク先情報を読み取る又は入力する操作は行われていないと判定された場合(ステップST1がNO判定の場合)、制御部43は、ステップST1の判定を繰り返す。
一方、ステップST1で、エレベーター情報リンク先情報を読み取る又は入力する操作が行われたと判定された場合(ステップST1がYES判定の場合)、制御部43は、エレベーター情報リンク先情報に基づいて、管制センター6に対して、エレベーター情報I2の取得要求を送信する(ステップST2)。
次いで、管制センター6の情報管理サーバー60の制御部603は、携帯端末4からエレベーター情報I2の取得要求を受信したか否かを判定する(ステップSC4)。ステップSC4で、エレベーター情報I2の取得要求を受けていないと判定された場合(ステップSC4がNO判定の場合)、制御部603は、ステップSC4の判定を繰り返す。
一方、ステップSC4で、エレベーター情報I2の取得要求を受信したと判定された場合(ステップSC4がYES判定の場合)、制御部603は、通信部601を介して、携帯端末4にエレベーター情報I2を送信する(ステップSC5)。ステップSC5の処理後、制御部603は、図4のステップSC6の処理を行う。ステップSC6の処理の内容については、図4を参照して後述する。
携帯端末4の制御部43は、管制センター6から送信されたエレベーター情報I2を受信したか否かを判定する(ステップST3)。ステップST3で、エレベーター情報I2を受信していないと判定された場合(ステップST3がNO判定の場合)、制御部43は、ステップST3の判定を繰り返す。
一方、ステップST3で、エレベーター情報I2を受信したと判定された場合(ステップST3がYES判定の場合)、制御部43は、表示入力部45の画面にエレベーター情報I2を表示する(図4のステップST4)。
このように、乗客Pが所持する携帯端末4の表示入力部45の画面にエレベーター情報I2を表示することにより、例えば停電等により乗りかご11内の表示装置を使用できない状況下においても、乗りかご11内の乗客にエレベーター情報I2を伝えることができる。
次いで、携帯端末4の制御部43は、乗客Pによってかご内状況情報I3を送信する操作が入力されたか否かを判定する(ステップST5)。ステップST5で、かご内状況情報I3を送信する操作が入力されていないと判定された場合(ステップST5がNO判定の場合)、制御部43は、ステップST5の判定を繰り返す。
一方、ステップST5で、かご内状況情報を送信する操作が入力されたと判定された場合(ステップST5がYES判定の場合)、制御部43は、かご内状況情報I3を、通信部41を介して管制センター6に送信する(ステップST6)。ステップST6の処理後、携帯端末4における処理は終了となる。
管制センター6の制御部603は、携帯端末4からかご内状況情報I3を受信したか否かを判定する(ステップSC6)。ステップSC6で、かご内状況情報I3を受信していないと判定された場合(ステップSC6がNO判定の場合)、制御部603は、ステップSC6の判定を繰り返す。
一方、ステップSC6で、かご内状況情報I3を受信したと判定された場合(ステップSC6がYES判定の場合)、制御部603は、受信したかご内状況情報I3を、記憶部602のかご内状況情報記憶部602bに格納する(ステップSC7)。ステップSC7の処理後、管制センター6における処理は終了となる。
[エレベーター情報の構成例]
次に、図5〜図7を参照して、携帯端末4の表示入力部45の画面に表示されるエレベーター情報I2の表示例について説明する。図5及び図6は、エレベーター情報I2の表示例(1)を示す説明図であり、図7は、エレベーター情報I2の表示例(2)を示す説明図である。
まず、図5及び図6を参照して、エレベーター情報I2の表示例(1)について説明する。図5及び図6には、携帯端末4の表示入力部45の画面にエレベーター情報I2が表示された状態を示す。図5及び図6に示す表示入力部45の画面は、エレベーター情報表示部45a、かご内状況情報入力部45b及び送信ボタン45cで構成される。
エレベーター情報表示部45aには、「エレベーター名」及び「状況」の各情報が表示される。「エレベーター名」の項目には、例えば、エレベーター1が設置されている建物の名称や、「○○号機」等のエレベーター1に割り振られた名称等が記載される。図5及び図6に示す例では、「エレベーター名」は「******」と示されている。
「状況」の項目には、エレベーター1の現在の状況や、保守員Mによる復旧状況等の情報が記載される。図5に示す例では、「エレベーター停止中」の情報が記載されており、図6に示す例では、「エレベーター停止中 保守員が向かっています 到着予想:PM**:**」の情報が記載されている。この「状況」の項目は、エレベーター情報I2に基づいて生成される。エレベーター情報I2は、エレベーター1の監視装置3から送信されるエレベーター状況情報I1、保守員Mが所持及び操作する保守端末5から送信される復旧状況情報I4に基づいて、管制センター6のエレベーター情報生成部603aによって生成及び更新される。それゆえ、本実施形態によれば、乗りかご11に閉じ込められている乗客Pは、自分又は他の乗客が所持している携帯端末4の画面を介して、エレベーター1の現在の状況や、復旧の状況等を把握することができる。
また、本実施形態では、エレベーター情報I2が、乗りかご11に乗っている乗客Pの所持する携帯端末4の表示入力部45の画面に表示されるため、停電等によって乗りかご11内の表示装置11aが使用できない状況下においても、乗客Pにエレベーターの状況や復旧状況等を通知することができる。なお、表示装置11aを使用できる場合であっても、表示装置11aに電力を供給するバッテリー(不図示)の残量が少ない場合等には、バッテリーの消費は抑えられる必要がある。本実施形態では、乗りかご11に乗っている乗客Pの所持する携帯端末4の表示入力部45の画面に、エレベーター情報I2が表示されるため、乗りかご11内の表示装置11aでの表示を行わなくて済む。それゆえ、本実施形態によれば、バッテリーによる電力の供給時間が減ってしまうことに対する懸念を、低減することができる。
かご内状況情報入力部45bは、乗りかご11内の状況の入力を受け付けるUIとして構成される画面であり、かご内状況情報入力部45bには、ドロップダウンリスト45b1及びラジオボタン45b2が形成される。ドロップダウンリスト45b1は、乗りかご11内の乗客数の入力を受け付けるUIであり、乗客Pによって右端にある下向きの三角印が押下(タッチ)された場合に、「1,2,3…(2及び3は不図示)」等の選択肢をリストとして表示する。乗客Pは、リストとして表示された人数の選択肢の中から、乗りかご11内の乗客数と同じ数を選択することにより、乗りかご11に乗車している乗客数を管制センター6に通知することができる。
ラジオボタン45b2は、事前に設定された複数の選択肢のうちの1つを選択させるためのボタンであり、図5及び図6に示す例では、「いる」及び「いない」の2つの選択肢を乗客Pに提供する。「いる」及び「いない」の選択肢は、「けが・病気の方は」及び「ご年配・お子様は」の各質問と対応付けられている。乗客Pは、乗りかご11内の乗客の状況と一致する方の選択肢を示すラジオボタン45b2にチェックを入れることにより、乗りかご11におけるけが人、病人、高齢者、子供の有無の情報を、管制センター6に通知することができる。
送信ボタン45cは、かご内状況情報入力部45bに入力された各情報を、管制センター6に送信するためのボタンである。乗客Pによって送信ボタン45cが押下された場合、携帯端末4の制御部43の制御に基づいて、かご内状況情報入力部45bに入力された各情報が、かご内状況情報I3として管制センター6に送信される。
管制センター6では、携帯端末4から送信されるかご内状況情報I3を受信することにより、乗りかご11内に居る乗客数、乗りかご11内におけるけが人や病人、高齢者、子供等の存在の有無の情報を取得することができる。
そして、情報管理サーバー60では、例えば、広域災害の発生時に、複数の箇所で同時に閉じ込め事故が発生している場合等においても、かご内状況情報I3の内容に基づいて、各エレベーターに対して復旧の優先順位を設定することができる。それゆえ、本実施形態によれば、管制センター6は、病人やけが人、高齢者、子供等が閉じ込められている、復旧作業の優先順位の高いエレベーターに対して、保守員Mを優先的に配備することもできる。
次に、図7を参照して、エレベーター情報I2の表示例(2)について説明する。図7には、図5及び図6と同様に、携帯端末4の表示入力部45の画面にエレベーター情報I2が表示された状態を示す。図7に示す表示入力部45の画面は、エレベーター情報表示部45a及びメッセージ表示部45dで構成される。
図7に示すエレベーター情報表示部45aに表示されている内容は、図6のエレベーター情報表示部45aに示された内容と同一であるため、ここでは説明を省略する。メッセージ表示部45dには、「かご内インターホンが不通の際は、下記まで御連絡願います」のメッセージとともに、緊急連絡先の電話番号(「03−****−****」)が記載されている。この緊急連絡先の電話番号は、エレベーター1が設置された各建物又は地域に対応して設けられる管制センター6の緊急連絡先の電話番号であり、該電話番号は、管制センター6の緊急連絡先情報記憶部602dに格納され、制御部603によって管理される。
また、緊急連絡先の番号の下には、電話ボタン45d1が形成される。電話ボタン45d1は、携帯端末4が有する電話機能と対応付けられており、乗客Pによって押下(タッチ)されることにより、携帯端末4の電話機能(通話アプリケーション)が起動する。乗客Pは、例えば停電等によって乗りかご11内の不図示のインターホンが使用できない場合に、電話ボタン45d1を押下して緊急連絡先の番号に電話を掛けることにより、管制センター6の担当者と通話をすることができる。
次に、図8及び図9を参照して、エレベーター情報I2の表示言語を選択可能なUI、及び、他言語によるエレベーター情報I2の表示例について説明する。図8は、エレベーター情報I2の表示言語を選択可能なUIとしての、表示言語選択画面45eの構成例を示す説明図である。図9は、他言語によるエレベーター情報I2の表示例を示す説明図である。
まず、図8を参照して、表示言語選択画面45eの構成例について説明する。図8に示す表示言語選択画面45eは、携帯端末4の表示入力部45の画面に表示される画面であり、表示言語選択画面45eには、表示言語の選択を受け付けるドロップダウンリスト45e1と、送信ボタン45e2とが形成される。
ドロップダウンリスト45e1は、エレベーター情報I2の表示言語の選択を受け付けるUIであり、乗客Pによって右端にある下向きの三角印が押下(タッチ)された場合に、「English,French,German…」等の表示言語の選択肢をリストとして表示する。乗客Pは、リストとして表示された表示言語の選択肢の中から、所望の言語を選択することができる。
送信ボタン45e2は、ドロップダウンリスト45e1で選択された表示言語の情報を、管制センター6に送信するためのボタンである。乗客Pによって送信ボタン45e2が押下された場合、携帯端末4の制御部43の制御に基づいて、ドロップダウンリスト45e1で選択された表示言語の情報が、管制センター6に送信される。管制センター6のエレベーター情報生成部603aは、携帯端末4から表示言語の情報が送信された場合、該表示言語で記載したエレベーター情報I2を生成し、生成したエレベーター情報I2を携帯端末4に送信する。
次に、図9を参照して、他言語によるエレベーター情報I2の表示例について説明する。図9には、携帯端末4の表示入力部45の画面に、英語で記載されたエレベーター情報I2が表示された状態を示す。図9に示す表示入力部45の画面は、エレベーター情報表示部45a_e、かご内状況情報入力部45b_e及び送信ボタン45c_eで構成される。かご内状況情報入力部45b_eには、ドロップダウンリスト45b1_e及びラジオボタン45b2_eが形成される。
エレベーター情報表示部45a_e及びかご内状況情報入力部45b_eに記載の内容は、それぞれ、図5及び図6のエレベーター情報表示部45a及びかご内状況情報入力部45bに記載の内容を英語で表記したものである。
本実施形態では、表示言語選択画面45e(図8参照)を介して入力された表示言語を用いて、乗りかご11の乗客Pが所持する携帯端末4の表示入力部45にエレベーター情報I2が表示される。それゆえ、本実施形態によれば、日本語以外の言語を母国語とする乗客Pが乗りかご11内に存在する場合にも、該乗客Pにエレベーター情報I2を提供することができる。
[各種効果]
上述の実施形態では、乗りかご11に乗っている乗客Pが操作する携帯端末4から、エレベーター情報の取得要求が送信された場合、エレベーターの状況を示すエレベーター状況情報I1、及び/又は、エレベーターの復旧状況を示すエレベーター復旧状況情報I4を含むエレベーター情報I2が携帯端末に送信される。したがって、本実施形態では、エレベーターに関連する情報が、乗りかご11内の表示装置11aを介してではなく、乗客Pが所持する携帯端末4を介して乗客Pに通知される。それゆえ、本実施形態によれば、乗りかご11内の表示装置11aに対する安定的な電力の供給が見込めない状況下においても、乗りかご11内の乗客Pにエレベーター1に関連する情報を提供することができる。
また、上述の実施形態では、乗客Pが所持する携帯端末4に送信されるエレベーター情報I2に、乗りかご11内の状況の情報の入力を受け付けるUIを構成するデータが含まれる。そして、管制センター6の情報管理サーバー60の制御部603は、乗りかご11の乗客Pによって入力されて、携帯端末4から送信された、乗りかご内の状況の情報であるかご内状況情報I3を通信部601が受信した場合に、該かご内状況情報I3を記憶部602に格納する。それゆえ、本実施形態によれば、管制センター6は、停電によって乗りかご11内のインターホン等が使用できない等の状況においても、乗客Pが操作する携帯端末4から送信されるかご内状況情報I3に基づいて、乗りかご11内の状況を把握することができる。
また、上述の実施形態では、管制センター6の情報管理サーバー60の記憶部602に、エレベーター1が設置された建物又は地域に対応して設けられた管制センター6の緊急連絡先の電話番号の情報が格納される。そして、管制センター6から乗りかご11内の乗客が所持する携帯端末4に対して、管制センター6の緊急連絡先の電話番号の情報を含んだエレベーター情報が送信される。それゆえ、本実施形態によれば、停電によって乗りかご11内のインターホン等が使用できない等の状況においても、乗りかご11内の乗客Pは管制センター6の担当者と通話をすることができる。
また、本実施形態では、エレベーター1が設置された建物又は地域に対応して設けられた緊急連絡先の電話番号が、管制センター6の情報管理サーバー60で一元管理される。それゆえ、本実施形態によれば、建物の管轄の営業所の電話番号が変わった等の状況においても、乗りかご11内の乗客Pに最新の電話番号を伝えることができる。
また、本実施形態では、乗りかご11内の乗客が所持する携帯端末4に送信されるエレベーター情報I2に、当該エレベーター情報I2の表示言語の選択を受け付けるUIを構成するデータが含まれる。そして、管制センター6の情報管理サーバー60の制御部603は、UIを介して乗客Pによって選択された表示言語を用いて記載されたエレベーター情報I2を、携帯端末4に送信する制御を行う。それゆえ、本実施形態によれば、日本語以外の言語を母国語とする乗客Pが乗りかご11内に存在する場合にも、該乗客Pにエレベーター情報I2を提供することができる。
また、上述の実施形態では、管制センター6の情報管理サーバー60によって、乗りかご11内の乗客Pが操作する携帯端末4から送信されるかご内状況情報I3が、一元管理される。したがって、例えば、広域災害の発生時に、複数の箇所で同時に閉じ込め事故が発生している場合等においても、かご内状況情報I3の内容に基づいて、情報管理サーバー60がエレベーター1の復旧に優先順位を設定することができる。それゆえ、本実施形態によれば、管制センター6は、病人やけが人、高齢者、子供等が閉じ込められている等の、復旧作業を優先的に行うべきエレベーターに対して、保守員Mを優先的に配備することも可能となる。
さらに、上述の実施形態では、管制センター6の情報管理サーバー60は、電力会社7から取得した停電情報I5、国・地方公共団体8から取得した災害情報I6を含んだエレベーター情報I2を、乗客Pが所持する携帯端末4に送信する制御を行う。それゆえ、乗りかご11内の乗客Pは、携帯端末4の表示入力部45の画面を通して、エレベーター1の復旧状況に加えて、停電情報I5や災害情報I6も把握することができる。
[各種変形例]
以上、本発明の一実施形態に係るエレベーターの遠隔監視装置(情報管理サーバー60)及びエレベーターの遠隔監視システム100について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の変形例、応用例を取り得る。例えば、次のような各種変形例も本発明に含まれる。
上記実施形態では、エレベーター1の制御装置2による、エレベーター情報リンク先情報の乗りかご11の表示装置11aへの表示制御が、閉じ込め事故の発生(検出)時に行われる例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、乗りかご11への出入りは行える状況であるが、乗りかご11が緊急停止中のフロアから乗客Pが外に出られない状況等の発生時にも、エレベーター情報リンク先情報を表示装置11aに表示させてもよい。
例えば、乗りかご11が緊急停止中のフロアに設けられた施設(企業等)に入室する権限を乗客Pが有していない場合、乗客Pは、乗りかご11の外に出られたとしても、そのフロア以外のフロアには移動することができない。本実施形態によれば、このような状況においても、乗客Pは、エレベーター情報リンク先情報に示されるリンク先にアクセスすることによって、自分が所持している携帯端末4の表示入力部45の画面を通して、エレベーター1の状況や復旧状況の情報を把握することができる。
また、上記実施形態では、エレベーター情報リンク先情報が乗りかご11の表示装置11aに表示される例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。二次元コードやURL等で構成したエレベーター情報リンク先情報を、乗りかご11の内壁等に予め記載しておいてもよい。もしくは、乗りかご11内に無線通信装置を設けておき、該無線通信装置との無線通信を介して、携帯端末4がエレベーター情報リンク先情報を取得できるようにしてもよい。
この場合、例えば、エレベーター情報リンク先情報の記載と併せて、「緊急時には下記リンク先にアクセスして下さい」等のメッセージを記載しておくことにより、乗客Pは、エレベーター情報リンク先情報を取得することができる。もしくは、閉じ込め事故の発生時に、不図示のインターホン又はスピーカー等を通して、エレベーター情報リンク先情報の読み取り又は入力を促すメッセージを乗客Pに通知してもよい。
なお、上述した実施形態及び各種変形例は本発明を分かりやすく説明するために装置(エレベーター1、携帯端末4、情報管理サーバー60)の構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上述したエレベーター1、携帯端末4、情報管理サーバー60の制御に係る各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現されてもよい。また、上述した制御に係る各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することにより、すなわちソフトウェアにより実現されてもよい。なお、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報(データ)は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又はICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
さらに、図1及び図2に実線で示した制御線や情報線等は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線等を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…エレベーター、2…制御装置、3…監視装置、4…携帯端末、5…保守端末、6…管制センター、11a…表示装置、41…通信部、42…カメラ、43…制御部、44…記憶部、45…表示入力部、60…情報管理サーバー、100…遠隔監視システム、601…通信部、602…記憶部、603…制御部、603a…エレベーター情報生成部

Claims (6)

  1. 建物内に形成された昇降路内を昇降する乗りかごを有するエレベーターにおける異常の発生の有無を監視する監視装置、前記乗りかごに乗っている乗客が操作する携帯端末、又は、前記エレベーターの復旧作業を行う保守員が操作する保守端末との間でデータの送受信を行う通信部と、
    前記携帯端末から送信されたエレベーター情報の取得要求を前記通信部が受信した場合に、前記エレベーター情報を、前記通信部を介して前記携帯端末に送信する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、閉じ込め事故の発生を検知した場合に、前記監視装置から送信されるエレベーター状況情報、及び/又は、前記保守端末から送信される前記エレベーターの復旧状況を示すエレベーター復旧状況情報を含む前記エレベーター情報であって、停電の発生時には電力会社から取得した停電情報を含み、災害の発生時には地方公共団体から取得した災害情報を含む前記エレベーター情報を生成し、前記エレベーター情報を構成する各情報が更新された場合に、前記エレベーター情報の内容を更新するエレベーター情報生成部を有し、
    エレベーター情報の取得要求は、前記エレベーター情報の格納場所を特定する情報であるエレベーター情報リンク先情報が、前記携帯端末によって取得された場合に、前記携帯端末から送信される
    エレベーターの遠隔監視装置。
  2. 記憶部をさらに備え、
    前記エレベーター情報には、前記乗客による前記乗りかご内の状況の情報の入力を受け付ける第1のユーザーインターフェースを構成するデータが含まれ、
    前記制御部は、前記第1のユーザーインターフェースを介して前記乗客によって入力されて、前記携帯端末から送信された、前記乗りかご内の状況の情報であるかご内状況情報を前記通信部が受信した場合に、前記かご内状況情報を前記記憶部に格納する
    請求項1に記載のエレベーターの遠隔監視装置。
  3. 前記記憶部には、前記エレベーターが設置された建物のそれぞれに対応して設けられた管制センターの緊急連絡先の電話番号の情報が格納され、
    前記エレベーター情報には、前記管制センターの緊急連絡先の電話番号の情報が含まれる
    請求項2に記載のエレベーターの遠隔監視装置。
  4. 前記エレベーター情報には、当該エレベーター情報の表示言語の選択を受け付ける第2のユーザーインターフェースを構成するデータが含まれ、
    前記制御部は、前記第2のユーザーインターフェースを介して前記乗客によって選択されて前記携帯端末から送信された前記表示言語の情報を、前記通信部が受信した場合、前記表示言語を用いて記載された前記エレベーター情報を、前記通信部を介して前記携帯端末に送信する制御を行う
    請求項2に記載のエレベーターの遠隔監視装置。
  5. 前記制御部は、前記携帯端末から送信される前記かご内状況情報の内容に基づいて、前記保守員による前記エレベーターの復旧に優先順位を設定する
    請求項2〜4のいずれか一項に記載のエレベーターの遠隔監視装置。
  6. 建物内に形成された昇降路内を昇降する乗りかごを有するエレベーターにおける異常の発生の有無を監視する監視装置、前記乗りかごに乗っている乗客が操作する携帯端末、又は、前記エレベーターの復旧作業を行う保守員が操作する保守端末との間でデータの送受信を行う第1の通信部と、
    前記携帯端末から送信されたエレベーター情報の取得要求を前記第1の通信部が受信した場合に、前記エレベーター情報を、前記第1の通信部を介して前記携帯端末に送信する制御を行う第1の制御部と、を有するエレベーターの遠隔監視装置と、
    前記エレベーターの遠隔監視装置との間でデータの送受信を行う第2の通信部と、
    前記乗客による操作が入力される入力部と、
    前記エレベーターの遠隔監視装置から送信されて前記第2の通信部が受信した前記エレベーター情報を表示する表示部と、
    前記入力部に入力された前記乗客による操作に基づいて、前記エレベーターの遠隔監視装置における前記エレベーター情報の格納場所を特定する情報である、エレベーター情報リンク先情報が取得された場合、前記エレベーターの遠隔監視装置に対して、前記第2の通信部を介して、前記エレベーター情報の取得要求を送信する制御を行う第2の制御部と、を有する携帯端末と、を備え、
    前記第1の制御部は、閉じ込め事故の発生を検知した場合に、前記監視装置から送信される前記エレベーターの状況を示すエレベーター状況情報、及び/又は、前記保守端末から送信される前記エレベーターの復旧状況を示すエレベーター復旧状況情報を含む前記エレベーター情報であって、停電の発生時には電力会社から取得した停電情報を含み、災害の発生時には地方公共団体から取得した災害情報を含む前記エレベーター情報を生成し、前記エレベーター情報を構成する各情報が更新された場合に、前記エレベーター情報の内容を更新するエレベーター情報生成部を有する、
    エレベーターの遠隔監視システム。
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