JP6439021B2 - エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法 - Google Patents

エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6439021B2
JP6439021B2 JP2017186270A JP2017186270A JP6439021B2 JP 6439021 B2 JP6439021 B2 JP 6439021B2 JP 2017186270 A JP2017186270 A JP 2017186270A JP 2017186270 A JP2017186270 A JP 2017186270A JP 6439021 B2 JP6439021 B2 JP 6439021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring device
elevator
monitoring
car
mail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017186270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018065694A (ja
Inventor
壇人 中江
壇人 中江
Original Assignee
セフティアシスト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セフティアシスト株式会社 filed Critical セフティアシスト株式会社
Priority to JP2017186270A priority Critical patent/JP6439021B2/ja
Publication of JP2018065694A publication Critical patent/JP2018065694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6439021B2 publication Critical patent/JP6439021B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法に関する。
近年、新たに建設されるビルのエレベーターには、異常時に最寄りの階に自動停止してドアを開放するような機能が搭載されているものの、既設のエレベーターの中には、例えば地震などの自然災害が起こると、異常検知により、その場で運転を自動的に停止してしまうエレベーターも多く、自動停止したかごの内部に乗客がとじ込められた際には、乗客ができるだけパニックにならないように対応することが重要である。
また、エレベーター内での犯罪や急病などの発生により、第三者に気付かれることなく扉が閉まったままの状態が継続すると、身体、生命などの危険もある。
エレベーターにおいて、人の閉じ込めを自動的に検出する従来の技術としては、例えばかご内に二酸化炭素を検出する二酸化炭素濃度検出器を配置し、二酸化炭素の濃度の前回と今回との上昇具合から乗客の有無を判定する乗客検知装置がある(特許文献1参照)。
特開2013−227104号公報
しかしながら、既存のエレベーターの場合、個々のかごに二酸化炭素濃度検出器を新たに設置するとなると、機器設置工事や配線工事など、大規模なエレベーター(ハードウェア)の改修工事が必要になり、導入コストがかかる。
また、検出器の設置によりかご内で乗客のとじ込めを自動的に検出する機能を実現できた場合に、その検知信号が監視センターへ送られて発報されるものの監視センターからの連絡を受けて出動した対応技術員が該当するエレベーターの設置ビル等を個々に調べて対応するまで、かごの内部の状況は判らない。
このため、監視員はインターホンで、かご内のインターホンに呼びかけ、乗客がインターホンをとって応答して初めてかごの内部の状況が判ることになり、初動が遅くなり、その間、乗客の不安もつのり、またかご内に多数の乗客がとじ込められている状況では個々の感情の違いからパニックなども起こりえる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、エレベーターが停止し、かご内に乗客が閉じ込められた際に、乗客の不安をできるだけ少なくしつつ乗客救出までの時間短縮を図ることができ、また既存のエレベーターにも低コストに導入できるエレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法を提供することにある。
本発明のエレベーター監視システムは、エレベーターの運転状態、および、エレベーターのかごに設置された内扉、防犯カメラ、人感センサ、を監視および制御する、第1監視装置と、前記第1監視装置と通信網を介して接続された、第2監視装置と、エントランスホールまたはエレベーターホールに設置されて訪問者の利用に供する、呼出装置と、を少なくとも有し、前記第1監視装置は、前記エレベーターの安全装置が異常を感知して作動した場合の信号を受信した場合に、前記人感センサを起動し、前記かご内における人の存在の有無を検出し、有人検出した場合、閉込信号を発信すると共に、前記防犯カメラを起動し、起動した前記防犯カメラにより取得された前記かご内の映像を前記第2監視装置および前記呼出装置へ送信する制御部を備え、前記第2監視装置は、前記第1監視装置から受信された閉込信号を基に閉込発生場所に関する情報を含む電子メールを生成し、予め設定された宛先へ配信するメール処理部と、前記第1監視装置から受信された前記かご内の映像を、予め設定された通信網上の宛先へ転送するカメラ映像中継部と、を備え、監視センターに設置され、前記第2監視装置により前記通信網を通じて転送されてきた前記防犯カメラの映像を表示するモニタリング装置と、前記第2監視装置から送信された前記電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれる閉込発生場所に関する情報から特定した閉込発生場所を画面上に表示する携帯端末と、を更に有し、前記呼出装置は、通常時に訪問者とビル内の各部屋との間でインターホン機能を実行するためのカメラおよび表示装置を有し、前記異常の感知時には、前記表示装置は、前記第1監視装置から前記かご内の映像を受信した時に当該かご内の映像を出力し、前記制御部は、前記かごに設置されたインターホンを作動して前記インターホンと前記呼出装置との間で音声のやりとりを可能とすることを特徴とする。
本発明のエレベーター監視方法は、エレベーターの運転状態、および、エレベーターのかごに設置された内扉、防犯カメラ、人感センサ、を監視および制御する、第1監視装置と、前記第1監視装置と通信網を介して接続された、第2監視装置と、エントランスホールまたはエレベーターホールに設置されて訪問者の利用に供する、呼出装置と、監視センターに設置される、モニタリング装置と、携帯端末と、を少なくとも有するエレベーター監視システムにおけるエレベーター監視方法において、前記第1監視装置は、前記エレベーターの安全装置が異常を感知して作動した場合の信号を受信した場合に、前記人感センサを起動し、前記かご内における人の存在の有無を検出し、前記人感センサが有人検出した場合、閉じ込め信号を発信すると共に、前記防犯カメラを起動し、起動した前記防犯カメラにより取得された前記かご内の映像を前記第2監視装置および前記呼出装置へ送信し、前記第2監視装置は、前記第1監視装置から受信された閉じ込め信号を基に閉込発生場所に関する情報を含む電子メールを生成し、予め設定された宛先へ配信し、前記第1監視装置から受信された前記防犯カメラの映像を、予め設定された通信網上の宛先へ転送し、前記モニタリング装置は、前記第2監視装置により前記通信網を通じて転送されてきた前記防犯カメラの映像を表示し、前記携帯端末は、前記第2監視装置から送信された前記電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれる閉込発生場所に関する情報から特定した閉込発生場所を画面上に表示し、前記異常の感知時には、前記呼出装置は、前記第1監視装置から受信した前記かご内の映像を表示し、前記第1監視装置は、前記かごに設置されたインターホンを作動して前記インターホンと前記呼出装置との間で音声のやりとりを可能とすることを特徴とする。
本発明によれば、エレベーターが停止し、かご内に乗客が閉じ込められた際に、乗客の不安をできるだけ少なくしつつ乗客救出までの時間短縮を図ることができ、また遠隔監視の仕組みを既存のエレベーターにも低コストに導入できるエレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法を提供することができる。また、エレベーター内の乗客に何らかの異常があり、通常停止したエレベーターから出ることなくかご内に残留した場合についても監視センターならびにエレベーター内の防犯カメラ映像を建物内の呼出装置の画面に表示することで、かご内の状況を外部の人が把握できるため、速やかな救助活動などが可能となる。
一つの実施の形態のエレベーター監視システムの構成を示す図である。 エレベーター監視システムの動作を示すシーケンスチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一つの実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一つの実施の形態のエレベーター監視システムの構成を示す図である。
図1に示すように、この実施の形態のエレベーター監視システムは、ビル1に設置される機器と、監視センター3に設置される機器と、要員滞在部署4に設置される機器とを、有線または無線の通信網2を介して接続して構成されている。
有線の通信網2には、例えば電話回線などが含まれる。また無線の通信網には、例えば通信キャリアの無線基地局21などが含まれる。監視センター3と要員滞在部署4は同じ場所でもよく別の場所であってもよい。
ビル1に設置される機器は、かご15を上下方向に移動して運転するエレベーター14の外部側壁などに設置される第1監視装置としての監視装置20と、エントランスホール12またはエレベーターホールなどの設置される訪問者用の呼出装置13などである。
かご15の内部には、内扉16、インターホン17、防犯カメラ18、人感センサ19などの機器が設置されている。人感センサ19は例えば赤外線センサなどであり、人を検出できるのであれば、他のセンサであってもよい。インターホン17は監視センター3の電話機32に通信網2を介して接続されており、監視装置20の制御により監視員33と乗客51との間で会話が可能である。
監視装置20は、制御部20aを有する。制御部20aは、エレベーター14の運転状態とエレベーター14のかご15に設置された機器を監視および制御する。
より詳細には、制御部20aは、エレベーター14の運転状況の監視およびかご15内部に設置されている内扉16、インターホン17、防犯カメラ18、人感センサ19などの機器の動作状況の監視を行い、各機器の監視結果の信号を機器毎の出力ポートから監視センター3の監視装置35へ送信する。
例えば内扉16であれば、制御部20aは、ドアスイッチの開閉による内扉の扉開閉状況を監視する。エレベーター14の運転状況であれば、制御部20aは、運転中のエレベーター14の電磁ブレーキの動作状況(ブレーキ開放、閉鎖など)を監視する。
制御部20aは、監視中に内扉16やエレベーター14(かご15)などの監視対象に異常が発生したとき、かご15に設置されたインターホン17を作動し、インターホン17と呼出装置13との間で音声のやりとりを可能にするよう音声出力ポートを切り替える機能を有する。
より詳細には、制御部20aは、運転中のエレベーター14が通常停止した場合の電磁ブレーキの動作信号と内扉16(かご扉)が閉じた場合のドアスイッチ信号を受信した場合、および/またはエレベーター14の安全装置が異常を感知して作動した場合の信号を受信した場合、人感センサ19を起動し、かご15内における人の存在の有無を検出させる。
起動した人感センサ19が有人検出した場合、制御部20aは、閉じ込め信号を発信すると共に、防犯カメラ18を起動し、起動した防犯カメラ18により取得されたかご15内の映像を監視装置35およびエレベーター14の設置場所付近に設置された呼出装置13へ送信する。
呼出装置13には、ビル1内の各部屋への呼び出し用のボタンやインターホンの機能、呼出装置13に設けられたカメラおよび表示装置と、各部屋に設けられたカメラおよび表示装置との映像通信機能(モニタリング機能)を備える。但し通常は各部屋側の許可操作により部屋側のカメラの映像が呼出装置13側の表示装置に表示される。呼出装置13の表示装置には入力された映像を表示するための画面が設けられている。つまり呼出装置13は建物内外部モニタとして機能する。
監視センター3に設置される機器は、第2監視装置としての監視装置35と、モニタリング装置とを有する。モニタリング装置は、異常発報時などに監視員33が対応するためのモニタPC31、エレベーター14のかご15内のインターホン17や緊急連絡先との連絡用機器である電話機32などである。
モニタPC31は、例えばノート型コンピュータなどの情報処理装置であり、電子メール処理機能や監視装置20の各ポートの監視機能などを備える。モニタPC31は、監視装置35により通信網2を通じて転送されてきた防犯カメラ18の映像を画面に表示する。電話機32は呼出装置13やエレベーター14内のかご15のインターホン17との通話機能や外線(公衆網の電話機)との通話機能を有する。
電話機32は、モニタPC31に接続されており、モニタPC31の電子メール処理機能により表示された電子メールの内容に含まれる閉込が発生したかご15のインターホン17の番号へ発信する機能を有する。
監視装置35は、監視装置20と通信網2を介して接続されていれば、必ずしも監視センター3に設置される必要はなく、電源設備や通信環境が整った安全な場所であればいかなる場所に設置してもよい。
監視装置35は、通信部36、データベース37、メール処理部38、カメラ映像中継部39などを有する。監視装置35は例えばWebサーバまたはファイルサーバの機能を有するコンピュータ、いわゆるサーバコンピュータなどで実現される。
通信部36は、ビル1に設置された監視装置20および携帯端末40と通信する。データベース37には、ビル1、エレベーター14に関する物件情報が記憶されている。物件情報は、例えばエレベーター14の識別情報であるエレベーターIDに対応してビル1の所在地(住所)、連絡先(電話番号)、ビル1の地図上の緯度・経度、物件概要(エレベーター14の位置が記載されているビル1の見取図や説明文)などの記憶されている。
また、データベース37には、監視装置20の多数の信号出力ポートに対応する指令情報が記憶されている。例えば受信された信号の信号出力ポートのポート番号が、例えば「#01」などの場合、そのポート番号「#01」から出力される信号は閉じ込め信号のため、信号出力ポート「#01」に対応して緊急連絡の電子メール(以下「閉込発生メール」と称す)を送信する指令情報が記憶されている。
なお、上記エレベーターIDは一例であり、この他、例えば一つのビルに複数のエレベーターが設置され、さらに複数のかごが存在するような場合は、個々のかごを特定するためのかごIDとなる。
メール処理部38は、監視装置20から受信された閉込信号を基に閉込発生場所に関する情報を含む電子メールを生成し、予め設定された宛先へ配信する。
より詳細には、メール処理部38は、監視装置20から送信された閉じ込め信号を受信し、閉込信号の送信元の監視装置20のポート情報をキーに、データベース37を参照して閉込発生メールを生成し、宛先である監視センター3のモニタPC31および携帯端末40へ送信する。
この実施形態では、閉込発生を連絡するための通信手段として閉込発生メール(電子メール)を用いたが、電子メール以外に、例えば文面だけのショートメールやメッセージなどを用いてもよい。
カメラ映像中継部39は、監視装置20から送られてきた防犯カメラ18の映像を中継し、モニタPC31および携帯端末40へ転送する。換言すると、カメラ映像中継部39は、監視装置20から受信された防犯カメラ18の映像を、予め設定された通信網2上の宛先へ転送する。
また、カメラ映像中継部39は、監視装置20から受信された防犯カメラ18の映像を予め設定された記憶場所(この監視装置35のハードディスク装置や他のネットワークサーバ上など)に記憶し、記憶場所へのアクセス権を持つユーザがアクセスしたとき、当該映像をライブ配信する。
要員滞在部署4に設置される機器は、携帯端末40である。携帯端末40は、例えばタブレット端末やスマートホンなどであり、無線通信部41、メモリ42、入出力部としてのタッチパネル43、制御部44などを有する。この他、監視センター3の監視員33と緊急要員46との連絡用の電話機などが備えられている。
携帯端末40の無線通信部41は、監視装置35から送信された閉込発生メールを、無線基地局21を通じて受信する。
タッチパネル43は、画面に情報を表示すると共に、指での情報入力操作が可能なものである。
制御部44は、例えばCPUであり、ユーザによる端末の起動操作に伴いメモリ42のOSおよびアプリを起動し、タッチパネル43にOSおよびアプリの画面を表示し、ユーザ操作に伴いOSおよびアプリに処理を実行させる。
メモリ42には、オペレーティングシステム(以下「OS」と称す)を含む各種アプリケーションソフトウエアがインストールされている。例えばAndroidOSのタブレット端末など場合、電子メールアプリケーションプログラム(以下「メールアプリ」と称す)、地図アプリケーションプログラム(以下「地図アプリ」と称す)などが標準アプリケーションソフトとしてインストールされている。Androidは登録商標である。
この他、メモリ42には、要員派遣アプリケーションプログラム(以下「派遣アプリ」と称す)がインストールされている。派遣アプリは、上記メールアプリ、地図アプリなどと連携して、無線通信部41により受信された閉込発生メールをメールアプリで開き、メールの内容(例えばビル1の位置を示すアドレス情報(リング先)の記載など)から、乗客の閉じ込みが発生しているビル1の位置を地図アプリの画面上にポイント表示する。
上記アプリの連携により、携帯端末40は、監視装置35から送信された閉込発生メール(電子メール)を受信し、受信した閉込発生メール(電子メール)に含まれる閉込発生場所に関する情報から閉込発生場所を特定し、特定した閉込発生場所をタッチパネル43に表示される地図上に目的地としてポイント表示する。
これにより緊急要員46は緊急出動し携帯端末40の画面を確認しつつ現場(目的地)へ駆けつけることができる。
以下、図2のシーケンスチャートを参照してこの実施の形態のエレベーター監視システムの動作を説明する。
この実施の形態のエレベーター監視システムの場合、エレベーター14のかご15の内扉16が閉まると(図2のステップS101)、ドアスイッチが閉じ、これをドアセンサ(図示せず)が感知すると(ステップS102)、ドアセンサは、ドアスイッチ閉を示す信号を監視装置20に送出する。
監視装置20の制御部20aは、エレベーター14のかご15より、ドアスイッチ閉を示す信号が受信されることで、戸閉検出し(ステップS103)、エレベーター14の電磁ブレーキの動作(ブレーキ解放の有無)を確認(起動確認)する(ステップS104)。ここでは、起動前ブレーキ解放(エレベーター起動)か、ブレーキ解放なし(エレベーター起動せず)かが確認される。
この結果、起動前ブレーキ解放(エレベーター起動)であれば(ステップS105のNo)、制御部20aは、通常の動作としてブレーキの確認(監視)を継続する。
一方、ブレーキ解放なし(エレベーター起動せず)の場合(ステップS105のYes)、動作異常のため、制御部20aは、人感センサ19をONし(ステップS106)、かご15内の人の有無をチェックする(ステップS107)。
また、エレベーター14が運転中に、地震の揺れなど生じた場合は、エレベーター14の安全装置が異常を感知して作動する(ステップS108)。この場合もエレベーター14の安全装置から監視装置20へ異常信号が出力されるため、監視装置20の制御部20aは人感センサ19をONし(ステップS106)、かご15内の人の有無をチェックする(ステップS107)。
ONした人感センサ19が人を検出した場合(ステップS107のYes)、制御部20aは閉込信号を監視センター3の監視装置35へ発信する(ステップS108)。
そして、制御部20aは防犯カメラON信号をエレベーター14のかご15の防犯カメラ18および音声システムへ送信し、防犯カメラ18をONすると共に、インターホン17を作動する(ステップS109)。
防犯カメラON信号を受けた防犯カメラ18は作動し、かご15内の映像を撮像し、エントランスホール12またはエレベーターホールに設置されている呼出装置13と監視装置20に、撮像した映像を送信する(ステップS112)。監視装置20では制御部20aが防犯カメラ18から受けた映像を監視装置35へ送信する(ステップS113)。
呼出装置13は、通常は来訪者が各部屋のボタンを押したときに、画面が点灯するようにされているが、異常時には、防犯カメラ18から送られてきた映像が画面から出力されるようになる(ステップS114)。またインターホン17に入る乗客51の音声が出力されるようになる。
この際、呼出装置13の近辺に、これからエレベーター14に乗ろうとする人52やビルの管理人などがいれば、呼出装置13からの映像と音声で、かご内の乗客51に気付き、音声による声かけなどが可能になる(ステップS115)。
監視センター3では、監視装置35の通信部36が、監視装置20からの閉込信号を受信すると(ステップS131)、それをメール処理部38に伝達する。
メール処理部38は、閉込信号のポート番号などからデータベース37を参照して乗客51の閉じ込みが発生しているエレベーター14の物件情報を取得し、その所在情報を書き込んだ閉込発生メールを作成して(ステップS132)、緊急要員46が携帯する携帯端末40のアドレスと監視センター3内のモニタ31のアドレスへ送信する(ステップS133)。
物件情報にはビル1の所在地(住所)、連絡先(電話番号)、ビル1の地図上の緯度・経度、物件概要(エレベーター14の位置が記載されているビル1の見取図や説明文)などが含まれる。
なお、物件情報のデータ量が多くなると、緊急性がなくなるため、物件情報自体は監視装置35の内部の記憶装置またはインターネット上のサーバへ保管し、その物件情報保管場所のアドレス(URL)のリンク付きの閉込発生メールを作成してもよい。
監視センター3内のモニタ31は、監視装置35から受信された閉込発生メールの受信情報(物件情報)を表示する(ステップS134)。
モニタ31を監視していた監視員33は、電話機32にて緊急要員46の携帯端末40または要員滞在部署4の電話機(図示せず)に電話をかけて緊急要員出動の連絡を行う。また乗客51の閉込発生のインターホン17に対して呼びかけを行い、かご15の乗客51の安否確認を行うと共に情報を得る(ステップS135)。これと同時に、例えば警察署などの緊急連絡先へ通報する(ステップS136)。
また、監視装置20からは防犯カメラ18の映像が監視装置35へ送られてくるので、監視装置35では、カメラ映像中継部39が受信した映像を監視員33の場所のモニタ31へ転送する(ステップS137)。
モニタ31を監視していた監視員33は、閉込発生メールの内容とモニタ31に映し出される防犯カメラ18の映像とでかご15内の乗客51の状況を把握し、電話機32にて乗客51への呼びかけを行う(ステップS138)。
ステップS133の処理ステップで、監視装置35から送信された閉込発生メールが、緊急要員46が携帯する携帯端末40に受信されると、携帯端末40の画面には物件情報が表示され(ステップS139)、それを確認した緊急要員46が監視員33からの出動連絡で出動する(ステップS140)。
要員滞在部署4では、緊急要員46の携帯端末40に閉込発生メールがメールアプリにより受信される。すると、メールアプリが開いたメールの内容(位置情報)から連携する地図アプリがビル1の所在地を地図画面にポイント表示するとともに、同時に連携する派遣アプリがメールの物件情報に含まれるビル1の見取り図などを表示するので(ステップS138)、緊急要員46は、携帯端末40の画面を見るだけで閉込発生場所への経路や閉込発生したビル1のエレベーター14(のかご15)の位置を特定し、監視員33からの出動連絡で出動する。
なお、上記の動作例は一例であり、各ステップを入れ替え、また新たなステップを追加したり、一部のステップを削除することで、動作の順序をさまざまに変えることも可能である。
このようにこの実施の形態のエレベーター監視システムによれば、エレベーター14の停止時に、エレベーター14内の人の存在を監視装置20が自動的に検出し、監視センター3へ閉込信号を出力することで、監視センター3の監視員33が「閉じ込め」発生の有無を即時に判断し、インターホン17への呼びかけや防犯カメラ18により撮像ざれるかご15内の映像から乗客51の安否確認を行うことができる。
また、同時にビル1内の呼出装置13に映像や音声を表示出力することで、エレベーター14の乗り場など、そばにいる人に知らせることができる。
さらに、停止したエレベーター14内に人がいることによって発生し得る事故などを防止でき、また「閉じ込め」発生から救出までの乗客51の安全確保と時間短縮を図ることができる。
この結果、エレベーター14が停止し、かご15内に乗客51が閉じ込められた際に、乗客51の不安をできるだけ少なくしつつ乗客救出までの時間短縮を図ることができ、また遠隔監視の仕組みを既存のエレベーターにも低コストに導入できる。
また、エレベーター14内での犯罪や急病などの発生により、第三者に気付かれることなく内扉16が閉まったままの状態が継続すると、身体、生命等の危険もあることから、通常停止状態においても内扉16が閉まったままの状態が継続し、エレベーター14内に人が残留した場合は自動検知し、監視センター3やビル1内の第三者に内部状況を伝達することで、危険回避もしくは速やかな救助活動などが可能となる。
本発明の実施の形態を説明したが、この実施の形態は、例として示したものであり、この他の様々な形態で実施が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の省略、置き換え、変更を行うことができる。
また上記の実施の形態に示した監視装置35や携帯端末40の各構成要素を、コンピュータのハードディスク装置などのストレージにインストールしたプログラムで実現してもよく、また上記プログラムを、コンピュータ読取可能な電子媒体:electronic mediaに記憶しておき、プログラムを電子媒体からコンピュータに読み取らせることで本発明の機能をコンピュータが実現するようにしてもよい。
電子媒体としては、例えばCD−ROM等の記録媒体やフラッシュメモリ、リムーバブルメディア:Removable media等が含まれる。さらに、ネットワークを介して接続した異なるコンピュータに構成要素を分散して記憶し、各構成要素を機能させたコンピュータ間で通信することで実現してもよい。
1…ビル、2…通信網、3…監視センター、4…要員滞在部署、12…エントランスホール、13…呼出装置、14…エレベーター、16…内扉、17…インターホン、18…防犯カメラ、19…人感センサ、20…監視装置、20a…制御部、21…無線基地局、31…モニタ、32…電話機、33…監視員、35…監視装置、36…通信部、37…データベース、38…メール処理部、39…カメラ映像中継部、40…携帯端末、41…無線通信部、42…メモリ、43…タッチパネル、44…制御部、46…緊急要員、51…乗客、52…人。

Claims (5)

  1. エレベーター監視システムにおいて、
    エレベーターの運転状態、および、エレベーターのかごに設置された内扉、防犯カメラ、人感センサ、を監視および制御する、第1監視装置と、
    前記第1監視装置と通信網を介して接続された、第2監視装置と、
    エントランスホールまたはエレベーターホールに設置されて訪問者の利用に供する、呼出装置と、を少なくとも有し、
    前記第1監視装置は、
    前記エレベーターの安全装置が異常を感知して作動した場合の信号を受信した場合に、前記人感センサを起動し、前記かご内における人の存在の有無を検出し、有人検出した場合、閉込信号を発信すると共に、前記防犯カメラを起動し、起動した前記防犯カメラにより取得された前記かご内の映像を前記第2監視装置および前記呼出装置へ送信する制御部を備え、
    前記第2監視装置は、
    前記第1監視装置から受信された閉込信号を基に閉込発生場所に関する情報を含む電子メールを生成し、予め設定された宛先へ配信するメール処理部と、
    前記第1監視装置から受信された前記かご内の映像を、予め設定された通信網上の宛先へ転送するカメラ映像中継部と、を備え、
    監視センターに設置され、前記第2監視装置により前記通信網を通じて転送されてきた前記防犯カメラの映像を表示するモニタリング装置と、
    前記第2監視装置から送信された前記電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれる閉込発生場所に関する情報から特定した閉込発生場所を画面上に表示する携帯端末と、を更に有し、
    前記呼出装置は、
    通常時に訪問者とビル内の各部屋との間でインターホン機能を実行するためのカメラおよび表示装置を有し、
    前記異常の感知時には、
    前記表示装置は、前記第1監視装置から前記かご内の映像を受信した時に当該かご内の映像を出力し、前記制御部は、前記かごに設置されたインターホンを作動して前記インターホンと前記呼出装置との間で音声のやりとりを可能とすることを特徴とする、
    エレベーター監視システム。
  2. 記モニタリング装置は、
    前記第2監視装置から送信された前記電子メールを受信し表示する電子メール処理機能と、
    前記電子メール処理機能により表示された前記電子メールの内容に含まれる閉込が発生したかごのインターホンの番号へ発信する電話機と、を具備することを特徴とする、
    請求項1に記載のエレベーター監視システム。
  3. 前記携帯端末が、緊急要員が保有する端末であることを特徴とする、請求項1または2に記載のエレベーター監視システム。
  4. 前記カメラ映像中継部は、
    前記第1監視装置から受信された前記防犯カメラの映像を予め設定された記憶場所に記憶し、前記記憶場所へのアクセス権を持つユーザがアクセスしたとき、前記映像をライブ配信することを特徴とする、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載のエレベーター監視システム。
  5. エレベーターの運転状態、および、エレベーターのかごに設置された内扉、防犯カメラ、人感センサ、を監視および制御する、第1監視装置と、前記第1監視装置と通信網を介して接続された、第2監視装置と、エントランスホールまたはエレベーターホールに設置されて訪問者の利用に供する、呼出装置と、監視センターに設置される、モニタリング装置と、携帯端末と、を少なくとも有するエレベーター監視システムにおけるエレベーター監視方法において、
    前記第1監視装置は、
    前記エレベーターの安全装置が異常を感知して作動した場合の信号を受信した場合に、前記人感センサを起動し、前記かご内における人の存在の有無を検出し、
    前記人感センサが有人検出した場合、閉じ込め信号を発信すると共に、前記防犯カメラを起動し、起動した前記防犯カメラにより取得された前記かご内の映像を前記第2監視装置および前記呼出装置へ送信し、
    前記第2監視装置は、
    前記第1監視装置から受信された閉じ込め信号を基に閉込発生場所に関する情報を含む電子メールを生成し、予め設定された宛先へ配信し、
    前記第1監視装置から受信された前記防犯カメラの映像を、予め設定された通信網上の宛先へ転送し、
    前記モニタリング装置は、
    前記第2監視装置により前記通信網を通じて転送されてきた前記防犯カメラの映像を表示し、
    前記携帯端末は、
    前記第2監視装置から送信された前記電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれる閉込発生場所に関する情報から特定した閉込発生場所を画面上に表示し、
    前記異常の感知時には、
    前記呼出装置は、
    前記第1監視装置から受信した前記かご内の映像を表示し、
    前記第1監視装置は、
    前記かごに設置されたインターホンを作動して前記インターホンと前記呼出装置との間で音声のやりとりを可能とすることを特徴とする、
    エレベーター監視方法。
JP2017186270A 2017-09-27 2017-09-27 エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法 Active JP6439021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017186270A JP6439021B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017186270A JP6439021B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016203752 Division 2016-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018065694A JP2018065694A (ja) 2018-04-26
JP6439021B2 true JP6439021B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=62085664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017186270A Active JP6439021B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6439021B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024083333A1 (en) * 2022-10-20 2024-04-25 Kone Corporation Delivery of location information of an elevator

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109592527A (zh) * 2019-01-12 2019-04-09 大连光程光电科技有限公司 一种电梯状态监视系统
US11535491B2 (en) * 2019-03-28 2022-12-27 Otis Elevator Company Verification of trapped passenger alarm
CN110697529B (zh) * 2019-09-20 2021-10-01 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯困人检测方法、装置和计算机设备
JP6897825B1 (ja) * 2020-03-12 2021-07-07 フジテック株式会社 エレベータシステム
CN113401761B (zh) * 2021-06-03 2023-03-24 日立楼宇技术(广州)有限公司 电梯停电应急控制方法和设备

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05186149A (ja) * 1992-01-16 1993-07-27 Toshiba Erebeeta Technos Kk エレベータ非常通報監視装置
JP2001257786A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Matsushita Electric Works Ltd 集合住宅用監視通話システム
JP2001335252A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベーターかご内映像監視装置
JP4615299B2 (ja) * 2004-11-25 2011-01-19 アイホン株式会社 集合住宅インターホンシステム
JP2010024024A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Toshiba Elevator Co Ltd 地震管制優先連絡システム
WO2010023735A1 (ja) * 2008-08-27 2010-03-04 三菱電機株式会社 避難支援システム
JP2014028674A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御システムおよび方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024083333A1 (en) * 2022-10-20 2024-04-25 Kone Corporation Delivery of location information of an elevator

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018065694A (ja) 2018-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6439021B2 (ja) エレベーター監視システムおよびエレベーター監視方法
JP6306133B1 (ja) エレベータシステム
US20200118403A1 (en) Building evacuation support tool
US20090096602A1 (en) LIFE SAFETY DEVICE WITH INTEGRATED Wi-Fi AND GPS CAPABILITY
CN107777491B (zh) 与运输系统中的被困乘客的通信
JP2019094206A (ja) エレベーターの遠隔監視装置及びエレベーターの遠隔監視システム
JP2003331364A (ja) 監視方法、監視システム、監視プログラム、および監視プログラムを記録した記録媒体
JP6483214B1 (ja) エレベータシステム及びエレベータの迷子検出方法
JP2007145462A (ja) エレベータ利用支援システム
JP2023162263A (ja) 警備システム、携帯端末及びプログラム
JP2016045646A (ja) 集合住宅居住者の安否確認支援システム
JP6539799B1 (ja) 安否確認システム
JP2009263016A (ja) エレベータの防犯装置及び防犯方法
JP5198101B2 (ja) 警備装置
KR20150093327A (ko) 엘리베이터의 비상상황 감시 시스템
JP2008120581A (ja) エレベータの遠隔監視システム
KR101543993B1 (ko) 무선형 비상신호 가동기능을 구비한 승강기 관리 시스템
JP2009051649A (ja) エレベータ防犯システム
JP6351055B2 (ja) ルームセキュリティシステム及びプログラム
JP6599261B2 (ja) 警備業務支援システムおよび警備装置
JP7107899B2 (ja) エレベータの監視端末装置
JP2015178406A (ja) 昇降機遠隔監視システム
US11388544B2 (en) Portable computing device assisted mustering
WO2024079868A1 (ja) エレベーターの遠隔監視システム
JP2013246784A (ja) プラント設備監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6439021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250