JP6887403B2 - 便器洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便器洗浄装置に関する。
従来、洗浄水を貯留する洗浄タンクと、洗浄タンクの排水口を開閉する開閉弁と、回動軸部材と、開閉弁に接続される玉鎖と、回動軸部材と玉鎖とを接続し、回動軸部材と一体で回動することで玉鎖を引き上げるアーム部材と、を備える便器洗浄装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。アーム部材は、ガイド面を有し、玉鎖を引き上げる場合に、回動軸部材が回動することで回動して、玉鎖をガイド面に沿って引き上げる。ガイド面には、玉鎖を取り付けた部分の一方側から他方側に向けて、玉鎖が配置される。
特許第5625193号公報
特許文献1に記載のアーム部材のガイド面は、平板状に形成されており、玉鎖を引き上げる場合に、アーム部材が回動することで、垂直方向に延びる位置から、水平方向に延びる位置に、約90度回動される。ガイド面の他方側の縁部において、玉鎖が鋭角に曲がった状態で、玉鎖を引き上げる。そのため、ガイド面の縁部において、玉鎖に負荷がかかり、玉鎖の耐久性が低下する可能性がある。
本発明は、玉鎖の耐久性を向上させることができるアーム部材を有する便器洗浄装置を提供すること目的とする。
本発明は、洗浄水を貯留するタンク(例えば、後述の便器洗浄タンク2)と、前記タンクの排水口(例えば、後述の排水口21)を開閉する開閉弁(例えば、後述の排水弁7)と、回動軸部材(例えば、後述の回動軸部材812)と、前記開閉弁に接続される玉鎖(例えば、後述の第1玉鎖71、第2玉鎖72)と、前記玉鎖が取り付けられる玉鎖取付部(例えば、後述の第1引っ掛け部861、第2引っ掛け部871)を有し、前記回動軸部材と前記玉鎖とを接続し、前記回動軸部材と一体で回動することで前記玉鎖を引き上げるアーム部材(例えば、後述の引き上げアーム部材81,91)と、を備え、前記アーム部材は、前記アーム部材が前記玉鎖を引き上げる場合に、前記玉鎖を下方からガイドするガイド面(例えば、後述の第1ガイド面862、第2ガイド面872、大洗浄側円弧ガイド面952、小洗浄側円弧ガイド面962)を有し、前記ガイド面は、前記玉鎖取付部側に位置する基端から先端に向けて延びて形成され、前記アーム部材が前記玉鎖を引き上げる場合において、該ガイド面の基端から横方向に延びる横方向ガイド面(例えば、後述の第1直線状ガイド面863、第2直線状ガイド面873、第1上方側円弧ガイド面952a、第2上方側円弧ガイド面962a)と、下方に向けて延びる下方ガイド面(例えば、後述の第1円弧状ガイド面864、第2円弧状ガイド面874、第1下方側円弧ガイド面952b、第2下方側円弧ガイド面962b)を有し、前記ガイド面の少なくとも一部は、曲面形状及び/又は傾斜面形状に形成される便器洗浄装置(例えば、後述の便器洗浄装置1)に関する。
また、前記ガイド面は、先端側が曲面形状に形成されることが好ましい。
また、前記ガイド面は、全体が曲面形状に形成されることが好ましい。
また、前記ガイド面は、大洗浄用の大洗浄用ガイド面(例えば、後述の第1ガイド面862)と、小洗浄用の小洗浄用ガイド面(例えば、後述の第2ガイド面872)との2つのガイド面を備え、前記大洗浄用ガイド面及び前記小洗浄用ガイド面は、前記回動軸部材の軸方向にずらした位置に配置されることが好ましい。
本発明によれば、玉鎖の耐久性を向上させることができるアーム部材を有する便器洗浄装置を提供することができる。
本実施形態の便器装置の斜視図である。 本実施形態の便器洗浄装置の部分平面図である。 本実施形態の便器洗浄装置の縦断面図である。 電動洗浄機構部8の斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 回動軸部材と引き上げアーム部材との接続状態を示す斜視図である。 引き上げアーム部材の軸方向の位置を変更する場合を説明する図である。 図7の変形形態を示す図であって、引き上げアーム部材の軸方向の位置を変更する場合を説明する図である。 引き上げアーム部材を大洗浄側に回動させた状態を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)はB−B線断面図である。 引き上げアーム部材を小洗浄側に回動させた状態を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)はC−C線断面図である。 引き上げアーム部材の変形形態を示す斜視図である。 変形形態の引き上げアーム部材を大洗浄位置又は小洗浄位置に回動させた状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は便器装置100の斜視図である。便器装置100は、図1に示すように、便器102が壁面f2から突出して配置される壁掛けタイプである。便器装置100は、床面f1と壁面f2とに跨って配置されたライニング110を有する。ライニング110は、壁パネルPを有する。壁パネルPは、前壁面P1と上壁面P2とを備える。便器102は、壁パネルPの前壁面P1の前面に取り付けられている。なお、以下の説明において、便器102の便座103に着座した使用者から見た場合の前後の向きを前後方向とする。また、便器102の便座103に着座した使用者から見た場合の左右の向きを幅方向とする。更に、床面f1に対する鉛直方向に沿う上下の向きを上下方向とする。
便器装置100は、図1に示すように、便器102と、便座103と、ライニング110と、便器102を洗浄するための便器洗浄装置1と、を備えている。便器洗浄装置1は、ライニング110の内部に配置されている。
便器102は、ライニング110の壁パネルPの前壁面P1の背面側に設けられた便器固定スタンド(図示せず)によって支持されている。便器102の上部には、便座103が回動可能に取り付けられている。
便器102の上方の前壁面P1には、図1に示すように、背凭れ板3aが取り付けられ、背凭れ板3aの一方側には、手摺部3bが前方に突出するように取り付けられている。手摺部3bの下方側であって、便器102の一方側の前壁面P1には、停電などの非常時に洗浄動作を実行させるための手動操作部120が設けられている。背凭れ板3aの他方側には、電動洗浄機構部8(後述)における自動の便器洗浄等を操作するための操作スイッチ3cが取り付けられている。
図2は、便器洗浄装置1の部分平面図である。図3は、便器洗浄装置1の縦断面図である。
図2及び図3に示すように、便器洗浄装置1は、便器洗浄タンク2(タンク)と、ボールタップ給水栓3と、フロート4と、吐水管5と、オーバーフロー管6と、を備える。
また、便器洗浄装置1は、便器洗浄タンク2の下部に形成される排水口21に設けられた排水弁7(開閉弁)と、排水弁7から上方へ延びる第1玉鎖71及び第2玉鎖72とを有する。
また、便器洗浄装置1は、排水弁7を操作して便器102に洗浄水を供給する電動洗浄機構部8を有する。本実施形態においては、電動洗浄機構部8により自動で洗浄を行う自動洗浄の便器洗浄装置1について説明する。
便器洗浄タンク2は、タンク本体2aと、タンク蓋部2bと、を有する。タンク本体2aは、上部が開口し、洗浄水を貯留可能な略直方体の容器である。便器洗浄タンク2は、上部において外部の給水管(図示せず)に接続される。また、便器洗浄タンク2は、下部における幅方向の中央に排水口21が形成され、排水口21は便器洗浄タンク2の下方に配置される便器102に連通している。
排水弁7は、排水口21を開閉可能に覆っている略円形の蓋体により構成されている。
第1玉鎖71及び第2玉鎖72は、排水弁7に接続され、第1玉鎖71又は第2玉鎖72が上方に引き上げられると、排水弁7が開き、排水口21から便器洗浄タンク2に貯留された洗浄水を流すように構成されている。
電動洗浄機構部8は、駆動部としての電動式のアクチュエータ811と、アクチュエータ811に接続される回動軸部材812と、引き上げアーム部材81(アーム部材)と、連動軸部材813と、を備える。
回動軸部材812は、便器洗浄タンク2の内部の一方側(右側)の上方において、アクチュエータ811から他方側(左側)に水平方向に延びるように配置される。回動軸部材812は、アクチュエータ811に接続され、アクチュエータ811の駆動力により回動する。
回動軸部材812の他方側(左側)の端部には、引き上げアーム部材81が接続される。引き上げアーム部材81は、第1玉鎖71及び第2玉鎖72の上端から便器洗浄タンク2の上部で略水平方向に延びている。引き上げアーム部材81は、回動軸部材812の回動に伴って、回動軸部材812と一体で回動可能に構成される。引き上げアーム部材81は、第1玉鎖71及び第2玉鎖72と接続されている。引き上げアーム部材81は、回動軸部材812と一体で回動することで、第1玉鎖71及び第2玉鎖72を引き上げる。
本実施形態においては、第1玉鎖71は、大洗浄用の玉鎖である。第1玉鎖71は、回動軸部材812と排水弁7とを接続する。第1玉鎖71の一端は、引き上げアーム部材81に取り付けられている。第1玉鎖71の他端は、排水弁7に接続される。第2玉鎖72は、小洗浄用の玉鎖である。第2玉鎖72は、引き上げアーム部材81と排水弁7とを接続する。第2玉鎖72の一端は、引き上げアーム部材81に接続される。第2玉鎖72の他端は、排水弁7に接続される。引き上げアーム部材81の詳細については後述する。
電動洗浄機構部8は、例えば、操作スイッチ3c(図1参照)を操作することで、大量の洗浄水で便器102の洗浄を行う大洗浄モードと、小量の洗浄水で便器102の洗浄を行う小洗浄モードと、を操作することができる。具体的には、操作スイッチ3cを操作することで、図2に示すように、電動式のアクチュエータ811を動作させて、回動軸部材812を回動させる。回動軸部材812の回動方向の違いにより引き上げられる玉鎖が異なる。例えば、大洗浄モードが実行された場合には、回動軸部材812が第1回動方向C1(図4参照)に回動されて、第1玉鎖71が吊り上げられて、排水弁7が引き上げられる。小洗浄モードが実行された場合には、回動軸部材812が第2回動方向C2(図4参照)に回動されて、第2玉鎖72が吊り上げられて、排水弁7が引き上げられる。
連動軸部材813は、便器洗浄タンク2の内部の一方側(右側)の上方において、アクチュエータ811から一方側(右側)に水平方向に延びるように配置される。連動軸部材813は、アクチュエータ811を挟んで、回動軸部材812と同軸上に配置される。連動軸部材813は、回動軸部材812と一体的に回動可能に構成される。つまり、連動軸部材813を回動させると、回動軸部材812も回動する。連動軸部材813にはワイヤー部材W(図3参照)が接続され、停電などの非常時において手動操作部120を手動で操作することで、ワイヤー部材W(図3参照)を引っ張って、連動軸部材813及び回動軸部材812を回動させる。これにより、停電などの非常時に、第1玉鎖71又は第2玉鎖72を引き上げて、排水弁7を引き上げることにより、手動で洗浄動作を行うことができる。
オーバーフロー管6は、上部に開口部6aを有し、上下方向に延びる略円筒状の管である。オーバーフロー管6は、下端側が、排水口21に連通している。オーバーフロー管6は、便器洗浄タンク2に貯留された洗浄水の水位が所定位置を上回って溢れた際に、洗浄水が開口部6aから流入して排水の際に便器へ流出するようになっている。
フロート4は、便器洗浄タンク2内の洗浄水の水位に伴って上下に移動する。フロート4は、フロート本体41と、フロートアーム42と、アーム軸43と、を有する。
フロート本体41は、水に浮く浮きであり、略円筒状のプラスチック素材で形成される。
アーム軸43は、フロート本体41から上下に移動可能に配置される。アーム軸43の下端はフロート本体41に接続される。
フロートアーム42は、下端がアーム軸43に接続され、フロート本体41の上下移動に伴って縮んだり伸びたりするように屈曲している。フロートアーム42は、フロート本体41の上下移動に伴って、ボールタップ給水栓3の弁を開閉する。
吐水管5は、上下方向に延び、ボールタップ給水栓3から供給された洗浄水を便器洗浄タンク2へ供給する管である。吐水管5は、下端が開放され、便器洗浄タンク2内に貯留された水に浸漬されている。吐水管5は、上端側においてボールタップ給水栓3の側面に接続され、補給水供給口51を有する。
ボールタップ給水栓3は、便器洗浄タンク2の内部に配置され、便器洗浄タンク2に貯留された洗浄水の水位に応じて、給水管(図示せず)から洗浄水を便器洗浄タンク2に供給する。ボールタップ給水栓3は、便器洗浄タンク2の幅方向に沿って延びる略円筒形の形状を有し、一方が給水管(図示せず)に接続され、他方がフロート4に接続される。また、ボールタップ給水栓3は、フロート4近傍の側部が分岐して吐水管5に接続され、給水管(図示せず)から供給された洗浄水を、吐水管5を介して便器洗浄タンク2に供給する。
電動洗浄機構部8の引き上げアーム部材81の詳細について説明する。図4は、電動洗浄機構部8の斜視図である。図5は、図4のA−A線断面図である。図6は、回動軸部材812と引き上げアーム部材81との接続状態を示す斜視図である。図7は、引き上げアーム部材81の軸方向の位置を変更する場合を説明する図である。図8は、図7の変形形態を示す図であって、引き上げアーム部材81Aの軸方向の位置を変更する場合を説明する図である。
図4に示すように、引き上げアーム部材81は、一方側において回動軸部材812に固定されると共に、他方側に第1玉鎖71及び第2玉鎖72が取り付けられる。引き上げアーム部材81は、一方側に形成され回動軸部材812の軸方向に延びる筒状軸部83と、筒状軸部83の他方側の先端から径方向の外側に延びる延出板84と、延出板84の径方向の外側の端部において回動軸部材812の軸方向の外側に突出する玉鎖取付部85と、を有する。玉鎖取付部85は、大洗浄用取付部86と、小洗浄用取付部87と、を有する。
引き上げアーム部材81の一方側に形成される筒状軸部83は、クリップ部材88により回動軸部材812に取り付けられ、回動軸部材812と同軸上に配置される。筒状軸部83は、筒状に形成され、内部には、回動軸部材812が挿入される。
図5に示すように、回動軸部材812の外周面には、軸方向に並んで形成される複数の一対の取付面812aが形成される。一対の取付面812aは、回動軸部材812の周面の一部に平面状に形成され、軸方向に離間して並んで配置される。一対の取付面812aにおいては、クリップ部材88により、引き上げアーム部材81を固定できる。一対の取付面812aが軸方向に並んで複数設けられることにより、引き上げアーム部材81の軸方向の位置を選択して調整できる。
引き上げアーム部材81の筒状軸部83の軸方向の一方側の端部側には、クリップ配置溝831が形成される。クリップ配置溝831には、図6に示すように、筒状軸部83に回動軸部材812を挿入した状態で、クリップ部材88が嵌め込まれ、回動軸部材812に引き上げアーム部材81が固定される。
クリップ配置溝831は、図5及び図6に示すように、上溝831aと、下溝831bと、一対の側方貫通溝831cと、を有する。上溝831a、側方貫通溝831c、下溝831b及び側方貫通溝831cは、筒状軸部83の軸方向の一方側の端部側において、筒状軸部83の周方向に沿って配置される。一対の側方貫通溝831cは、筒状軸部83の幅方向の両側部において、筒状軸部83の側面を側方に貫通して上下方向に延びる溝状に形成される。また、クリップ配置溝831には、上方側において、一対のクリップ係合部832が形成される。一対のクリップ係合部832には、後述するクリップ部材88の一対の係合爪883が係合可能である。
クリップ部材88は、回動軸部材812の一対の取付面812aを挟み込む一対の挟み込み直線部881と、一対の挟み込み直線部881の上端部を接続する接続部882と、を有する。一対の挟み込み直線部881は、それぞれ、下方側の先端に形成される係合爪883を有する。クリップ部材88は、一対の挟み込み直線部881が、互いが離れる側に弾性変形可能に構成される。一対の挟み込み直線部881は、回動軸部材812の一対の取付面812aにおいて互いが近づく側に弾性力を付与して、回動軸部材812を挟み込む。
クリップ部材88は、図6に示すように、筒状軸部83の内部に回動軸部材812を挿入した状態で、クリップ配置溝831に嵌め込まれることで、引き上げアーム部材81を回動軸部材812に固定する。詳細には、クリップ部材88は、一対の係合爪883がクリップ配置溝831の下溝831bに係合することで、側方貫通溝831cにおいて露出された回動軸部材812の一対の取付面812aを一対の挟み込み直線部881により挟み込んで、回動軸部材812を保持する。
引き上げアーム部材81の軸方向の位置を変更する場合には、図7(a)に示すように、クリップ部材88の係合爪883をクリップ配置溝831の下溝831bに係合させることで、一対の挟み込み直線部881が回動軸部材812を挟み込んで引き上げアーム部材81を固定した状態から、図7(b)に示すように、クリップ部材88を上方側に引き上げて、一対の挟み込み直線部881を外側に弾性変形させて撓ませた状態で、一対の係合爪883を筒状軸部83の上方側に形成された一対のクリップ係合部832に係合させる。この状態においては、クリップ部材88が回動軸部材812を挟み込んでいないため、引き上げアーム部材81の軸方向の位置を変更できる。これにより、クリップ部材88を取り外さずに、引き上げアーム部材81の軸方向の位置を変更できる。
なお、本実施形態においては、一対のクリップ係合部832を、引き上げアーム部材81の筒状軸部83の上方側に形成したが、これに限定されない。例えば、図8(a)に示すように、一対のクリップ係合部832Aを、引き上げアーム部材81Aの筒状軸部83Aの下方側に形成してもよい。この場合においても、クリップ部材88の一対の挟み込み直線部881が回動軸部材812を挟み込んで引き上げアーム部材81Aを固定した状態から、図8(b)に示すように、クリップ部材88を上方側に引き上げて、一対の挟み込み直線部881を外側に弾性変形させて撓ませた状態で、一対の係合爪883を筒状軸部83Aの下方側に形成された一対のクリップ係合部832Aに係合させる。この状態においては、クリップ部材88が回動軸部材812を挟み込んでいないため、引き上げアーム部材81Aの軸方向の位置を変更できる。これにより、一対のクリップ係合部832Aを引き上げアーム部材81Aの筒状軸部83Aの下方側に形成した場合においても、クリップ部材88を取り外さずに、引き上げアーム部材81Aの軸方向の位置を変更できる。
次に、引き上げアーム部材81の筒状軸部83の軸方向の他方側に配置される延出板84及び玉鎖取付部85について説明する。図9は、引き上げアーム部材81を大洗浄側に回動させた状態を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)はB−B線断面図である。図10は、引き上げアーム部材81を小洗浄側に回動させた状態を示す図である。図11は、引き上げアーム部材81の変形形態を示す斜視図であり、(a)は斜視図であり、(b)はC−C線断面図である。
引き上げアーム部材81は、前述の通り、図9(a)に示すように、筒状軸部83と、筒状軸部83の先端から径方向の外側に延びる延出板84と、延出板84の径方向の外側の端部において回動軸部材812の軸方向の外側に突出する玉鎖取付部85と、を有する。
延出板84は、筒状軸部83の軸方向の他方側の端部において、筒状軸部83から、筒状軸部83の径方向の外側に延出する板材により形成される。
玉鎖取付部85は、延出板84における筒状軸部83の径方向の端部に配置される。玉鎖取付部85は、延出板84の径方向の外側において回動軸部材812の軸方向の外側に突出して配置される。
玉鎖取付部85は、大洗浄用取付部86と、小洗浄用取付部87と、を有する。大洗浄用取付部86及び小洗浄用取付部87は、玉鎖取付部85において、筒状軸部83の軸方向に並んで配置される。小洗浄用取付部87及び大洗浄用取付部86は、玉鎖取付部85における筒状軸部83の軸方向において、筒状軸部83側に小洗浄用取付部87が配置され、筒状軸部83と反対側に大洗浄用取付部86が配置される。
大洗浄用取付部86及び小洗浄用取付部87は、延出板84に平行に形成される第1仕切板821及び第2仕切板822により、仕切られて配置されている。延出板84、第1仕切板821及び第2仕切板822は、筒状軸部83の径方向に延びる板状に形成され、互いに平行に配置される。第1仕切板821及び第2仕切板822は、延出板84から筒状軸部83と反対側に離間して配置され、延出板84に近い側から遠い側に、この順に並んで配置される。
引き上げアーム部材81は、回動軸部材812が回動軸Jを中心に回動されることで、回動軸部材812と同軸の筒状軸部83が回動軸Jを中心に回動して、第1回動方向C1(図4における時計回り)にα1(例えば90°)回動された大洗浄の場合の大洗浄位置と、第2回動方向C2(図4における反時計回り)にα2(例えば90°)回動される小洗浄位置と、に回動可能に構成される。
図9(a)に示すように、電動洗浄機構部8により大洗浄が実行された場合には、引き上げアーム部材81は、大洗浄位置に配置される。大洗浄位置においては、引き上げアーム部材81は、筒状軸部83の回動軸Jを中心に回動して、第1回動方向C1(図4における時計回り)にα1(例えば90°)回動される。この状態においては、第1仕切板821及び第2仕切板822は、筒状軸部83の一方側(後側)に略水平方向に延びて形成される。この場合に、引き上げアーム部材81の大洗浄用取付部86は、第1玉鎖71を引き上げることができる。
大洗浄用取付部86は、引き上げアーム部材81が大洗浄位置に配置された場合に、第1仕切板821と第2仕切板822との間において、図9(b)に示すように、第1引っ掛け部861(玉鎖取付部)と、第1ガイド面862(ガイド面)と、を有する。
第1引っ掛け部861は、導入スリット861aと、引っ掛け孔861bと、を有する。導入スリット861aは、筒状軸部83から径方向の外側に離間した位置において、上端から下方に延びるスリット状に形成される。導入スリット861aの下端部には、引っ掛け孔861bが形成される。第1引っ掛け部861においては、導入スリット861aには、第1玉鎖71の上部側が導入され、引っ掛け孔861bには、導入スリット861aを導入された第1玉鎖71が引っ掛けられる。
第1ガイド面862は、引き上げアーム部材81が第1玉鎖71を引き上げる場合に、第1玉鎖71を下方からガイドする面であり、回動軸に直交する方向の外側を向く面により形成される。第1ガイド面862は、第1直線状ガイド面863(横方向ガイド面)と、第1円弧状ガイド面864(下方ガイド面)と、を有する。第1ガイド面862は、基端から先端に向けて延びて形成される。第1ガイド面862の基端は、第1ガイド面862において、第1引っ掛け部861側に位置する部分である。第1ガイド面862の先端は、第1ガイド面862において、基端と反対側の端部である。
第1直線状ガイド面863は、引き上げアーム部材81が第1玉鎖71を引き上げる場合に、上方側を向く面であり、第1引っ掛け部861側に位置する第1ガイド面862の基端の位置から、筒状軸部83の径方向の外側(便器装置100の後側)に向けて略水平(横方向)に直線状に延びて形成される。
第1円弧状ガイド面864は、第1直線状ガイド面863の第1引っ掛け部861とは反対側の端部から、第1直線状ガイド面863に連続して下方に延びる。本実施形態においては、第1円弧状ガイド面864は、中心角を略90度とした下方に向かう円弧状に形成される。第1ガイド面862の先端側(一部)は、第1円弧状ガイド面864により曲面形状に形成される。本実施形態においては、第1ガイド面862の先端側とは、より好ましくは、引き上げアーム部材81を回動させない状態では第1玉鎖71に接触しない部分であり、かつ、引き上げアーム部材81を回動させた際に第1玉鎖71が接触する部分である。
以上のように構成される大洗浄用取付部86においては、引き上げアーム部材81が回動された場合において、第1玉鎖71は、下方から第1直線状ガイド面863により直線状にガイドされて、第1円弧状ガイド面864により下方に曲がるようにガイドされる。そのため、第1玉鎖71は、第1円弧状ガイド面864において、カーブ状の曲面において下方からガイドされる。よって、第1玉鎖71が鋭角に曲がることが抑制され、第1玉鎖71の耐久性を向上させることができる。
また、図10(a)に示すように、電動洗浄機構部8により小洗浄が実行された場合には、引き上げアーム部材81は、小洗浄位置に配置される。小洗浄位置においては、引き上げアーム部材81は、引き上げアーム部材81は、筒状軸部83の回動軸Jを中心に回動して、第2回動方向C2(図4における反時計回り)にα2(例えば90°)回動される。この状態においては、第1仕切板821及び第2仕切板822は、筒状軸部83の他方側(前側)に略水平方向に延びて形成される。この場合に、引き上げアーム部材81の小洗浄用取付部87は、第2玉鎖72を引き上げることができる。
小洗浄用取付部87は、引き上げアーム部材81が小洗浄位置に配置された場合に、延出板84と第1仕切板821との間において、図10(b)に示すように、第2引っ掛け部871(玉鎖取付部)と、第2ガイド面872(ガイド面)と、を有する。第2ガイド面872は、第2直線状ガイド面873(横方向ガイド面)と、第2円弧状ガイド面874(下方ガイド面)と、を有する。ここで、小洗浄用取付部87の構成は、前述の大洗浄用取付部86と、便器装置100の前後に対称の構造であるため、対応する符号を付けて、大洗浄用取付部86の説明を援用して、その説明を省略する。
以上説明した本実施形態に係る便器洗浄装置1によれば、例えば、以下のような効果が奏される。
本実施形態の便器洗浄装置1は、洗浄水を貯留する便器洗浄タンク2と、便器洗浄タンク2の排水口21を開閉する排水弁7と、回動軸部材812と、排水弁7に接続される玉鎖71,72と、玉鎖71、72が取り付けられる引っ掛け部861、871を有し、回動軸部材812と玉鎖71,72とを接続し、回動軸部材812と一体で回動することで玉鎖71、72を引き上げる引き上げアーム部材81と、を備え、引き上げアーム部材81は、引き上げアーム部材81が玉鎖71,72を引き上げる場合に、玉鎖71,72を下方からガイドするガイド面862,872を有し、ガイド面862,872は、引っ掛け部861、871側に位置する基端から先端に向けて延びて形成され、引き上げアーム部材81が玉鎖71,72を引き上げる場合において、基端から横方向に延びる直線状ガイド面863,873と、下方に向けて延びる円弧状ガイド面864,874を有し、ガイド面862,872の少なくとも一部は、曲面形状に形成される。そのため、玉鎖71、72は、円弧状ガイド面864,874において、カーブ状の曲面において下方からガイドされる。よって、玉鎖71、72が鋭角に曲がることが抑制され、玉鎖71、72の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、大洗浄用の第1ガイド面862及び小洗浄用の第2ガイド面872は、回動軸部材812の軸方向にずらした位置に配置される。これにより、第1ガイド面862及び第2ガイド面872を回動軸部材812の軸方向にずらした位置に配置することで、引き上げアーム部材81における回動軸部材812の軸方向に直交する方向の大きさをコンパクトに形成できる。よって、薄型の便器洗浄装置1を実現できる。
次に、前記実施形態の変形形態について説明する。図11は、前記実施形態の変形形態の引き上げアーム部材91を示す斜視図である。図12は、変形形態の引き上げアーム部材91を大洗浄位置又は小洗浄位置に回動させた状態を示す図である。
変形形態の引き上げアーム部材91は、図11に示すように、待機位置に位置する場合に、引き上げアーム部材91を軸方向に視た場合に、中心角180°の半円の円弧状に形成され、円弧部分が下方を向くように配置される。引き上げアーム部材91は、半円の中心が、筒状軸部93の回動軸Jと同軸になるように接続されている。引き上げアーム部材91は、筒状軸部93と、玉鎖取付部94と、を有する。なお、筒状軸部93の構成は、前記実施形態の筒状軸部83の構成と同様の構成である。
玉鎖取付部94は、一対の仕切半円板941を有する。一対の仕切半円板941は、筒状軸部93の軸方向に離間して配置される。一対の仕切半円板941の間には、大洗浄用取付部95及び小洗浄用取付部96が配置される。大洗浄用取付部95及び小洗浄用取付部96は、便器装置100の前後に対称の形状に形成される。大洗浄用取付部95及び小洗浄用取付部96は、中心角180°の範囲の半円の円弧状部の周方向に連続して配置される。
引き上げアーム部材91は、回動軸部材812が回動軸Jを中心に回動されることで、回動軸部材812と同軸の筒状軸部93が回動軸Jを中心に回動して、第1回動方向C1(図12(a)における時計回り)にα3(例えば90°)回動された大洗浄の場合の大洗浄位置と、第2回動方向C2(図12(b)における反時計回り)にα4(例えば90°)回動される小洗浄位置と、に回動可能に構成される。
本実施形態においては、引き上げアーム部材91は、待機位置においては、引き上げアーム部材91を軸方向に視た場合に、下方の半分が円弧状になる位置に配置され、大洗浄位置においては、一方側(図12(a)における左側、便器装置100の後側)が円弧状になる位置に配置され、小洗浄位置においては、他方側(図12(b)における右側、便器装置100の前側)が円弧状になる位置に配置される。
大洗浄用取付部95は、引き上げアーム部材91が大洗浄位置に配置された場合に、図12(a)に示すように、大洗浄側引っ掛け部951と、大洗浄側円弧ガイド面952(ガイド面)と、を有する。大洗浄側引っ掛け部951には、第1玉鎖71の上部側が引っ掛けられる。大洗浄側円弧ガイド面952は、第1玉鎖71をガイドする円弧状の面である。
小洗浄用取付部96は、引き上げアーム部材91が小洗浄位置に配置された場合に、図12(b)に示すように、小洗浄側引っ掛け部961と、小洗浄側円弧ガイド面962(ガイド面)と、を有する。小洗浄側引っ掛け部961には、第2玉鎖72の上部側が引っ掛けられる。小洗浄側円弧ガイド面962は、第2玉鎖72をガイドする円弧状の面である。
大洗浄側引っ掛け部951及び小洗浄側引っ掛け部961は、一対の仕切半円板941の周方向の両端部に配置され、大洗浄側円弧ガイド面952及び小洗浄側円弧ガイド面962は、回動軸Jに直交する方向の外側を向く曲面により形成され、半円(180度)の範囲で連続する。
大洗浄側円弧ガイド面952は、引き上げアーム部材91が大洗浄位置に配置されて引き上げアーム部材91が第1玉鎖71を引き上げる場合に、第1玉鎖71を下方からガイドする面である。大洗浄側円弧ガイド面952は、例えば、中心角90°の円弧状に形成される。大洗浄側円弧ガイド面952は、図12(a)に示す大洗浄位置に引き上げアーム部材91が回動した場合において、頂部の基端から横方向に円弧状に延びる第1上方側円弧ガイド面952a(横方向ガイド面)と、第1上方側円弧ガイド面952aに連続して下方に円弧状に延びる第1下方側円弧ガイド面952b(下方ガイド面)と、を有する。
第1上方側円弧ガイド面952a及び第1下方側円弧ガイド面952bは、全体が一体で連続した円弧状に形成され、例えば、中心角90°の円弧状である。なお、大洗浄側円弧ガイド面952の円弧状の部分の中心角は90°に限定されない。また、本実施形態においては、第1上方側円弧ガイド面952a及び第1下方側円弧ガイド面952bの接続部分は特定されるものではなく、第1上方側円弧ガイド面952a及び第1下方側円弧ガイド面952bが円弧状に連続して形成されている。
小洗浄側円弧ガイド面962は、大洗浄側円弧ガイド面952に連続して形成される。小洗浄側円弧ガイド面962は、引き上げアーム部材91が小洗浄位置に配置されて引き上げアーム部材91が第2玉鎖72を引き上げる場合に、第2玉鎖72を下方からガイドする面である。小洗浄側円弧ガイド面962は、中心角90°の円弧状に形成される。小洗浄側円弧ガイド面962は、図12(b)に示す小洗浄位置に引き上げアーム部材91が回動した場合において、第2上方側円弧ガイド面962a(横方向ガイド面)と、第2上方側円弧ガイド面962aに連続して下方に円弧状に延びる第2下方側円弧ガイド面962b(下方ガイド面)と、を有する。小洗浄側円弧ガイド面962は、大洗浄側円弧ガイド面952と便器装置100の前後に対称の形状であるため、小洗浄側円弧ガイド面962の説明は、対応する符号を付けて、大洗浄側円弧ガイド面952の説明を援用して、その説明を省略する。
このように構成される玉鎖取付部94においては、大洗浄用取付部95及び小洗浄用取付部96が筒状軸部93の軸方向において同じ位置に配置され、大洗浄側円弧ガイド面952及び小洗浄側円弧ガイド面962は、周方向に連続して配置される。
以上の変形形態によれば、引き上げアーム部材91が回動された場合において、第1玉鎖71は、大洗浄側円弧ガイド面952において、カーブ状の曲面において下方からガイドされ、第2玉鎖72は、小洗浄側円弧ガイド面962において、カーブ状の曲面において下方からガイドされる。よって、前記実施形態と同様に、第1玉鎖71が鋭角に曲がることが抑制され、第1玉鎖71の耐久性を向上させることができる。また、第2玉鎖72が鋭角に曲がることが抑制され、第2玉鎖72の耐久性を向上させることができる。
また、変形形態によれば、大洗浄側円弧ガイド面952及び小洗浄側円弧ガイド面962が円弧状の面で形成されるため、玉鎖(第1玉鎖71、第2玉鎖72)を円弧の部分に沿って引き上げることができる。これにより、大洗浄側円弧ガイド面952及び小洗浄側円弧ガイド面962が円弧状の面で構成することで、直線状のガイド面で構成した場合と比べて、同じ引き上げ角度で引き上げた場合に、玉鎖(第1玉鎖71、第2玉鎖72)の引き上げ長さを長くすることができる。よって、少ない回動角度で、玉鎖(第1玉鎖71、第2玉鎖72)を引き上げることができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、ガイド面の少なくとも一部を、曲面形状に形成したが、これに限定されない。例えは、ガイド面の少なくとも一部を、傾斜形状に形成してもよいし、曲面形状と傾斜形状との組み合わせで形成してもよい。
また、前記実施形態においては、引き上げアーム部材81,91を、自動洗浄の便器洗浄装置1に適用した例について説明したが、これに限定されず、手動洗浄の便器洗浄装置に適用してもよい。
また、前記実施形態の変形形態では、引き上げアーム部材91を中心角180°の半円の円弧状に形成したが、これに限定されない。引き上げアーム部材91を扇形の円弧状に形成してもよい。
1 便器洗浄装置
2 便器洗浄タンク(タンク)
7 排水弁(開閉弁)
21 排水口
71 第1玉鎖(玉鎖)
72 第2玉鎖(玉鎖)
81、91 引き上げアーム部材(アーム部材)
812 回動軸部材
861 第1引っ掛け部(玉鎖取付部)
871 第2引っ掛け部(玉鎖取付部)
862 第1ガイド面(ガイド面、大洗浄用ガイド面)
863 第1直線状ガイド面(横方向ガイド面)
864 第1円弧状ガイド面(下方ガイド面)
872 第2ガイド面(ガイド面、小洗浄用ガイド面)
873 第2直線状ガイド面(横方向ガイド面)
874 第2円弧状ガイド面(下方ガイド面)
952 大洗浄側円弧ガイド面(ガイド面)
952a 第1上方側円弧ガイド面(横方向ガイド面)
952b 第1下方側円弧ガイド面(下方ガイド面)
962 小洗浄側円弧ガイド面(ガイド面)
962a 第2上方側円弧ガイド面(横方向ガイド面)
962b 第2下方側円弧ガイド面(下方ガイド面)

Claims (3)

  1. 洗浄水を貯留するタンクと、
    前記タンクの排水口を開閉する開閉弁と、
    回動軸部材と、
    前記開閉弁に接続される玉鎖と、
    前記玉鎖が取り付けられる玉鎖取付部を有し、前記回動軸部材と前記玉鎖とを接続し、前記回動軸部材と一体で回動することで前記玉鎖を引き上げるアーム部材と、を備え、
    前記アーム部材は、前記アーム部材が前記玉鎖を引き上げる場合に、前記玉鎖を下方からガイドするガイド面を有し、
    前記ガイド面は、前記玉鎖取付部側に位置する基端から先端に向けて延びて形成され、前記アーム部材が前記玉鎖を引き上げる場合において、該ガイド面の基端から横方向に延びる横方向ガイド面と、下方に向けて延びる下方ガイド面を有し、
    前記ガイド面の少なくとも一部は、曲面形状及び/又は傾斜面形状に形成され
    前記ガイド面は、大洗浄用の大洗浄用ガイド面と、小洗浄用の小洗浄用ガイド面との2つのガイド面を備え、
    前記大洗浄用ガイド面及び前記小洗浄用ガイド面は、前記回動軸部材の軸方向にずらした位置に配置される便器洗浄装置。
  2. 前記ガイド面は、先端側が曲面形状に形成される請求項1に記載の便器洗浄装置。
  3. 前記ガイド面は、全体が曲面形状に形成される請求項1に記載の便器洗浄装置。
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