JP6885600B2 - 解錠装置、エントランス設備及びインターホンシステム - Google Patents

解錠装置、エントランス設備及びインターホンシステム Download PDF

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本開示は、解錠装置、エントランス設備及びインターホンシステムに関する。
特許文献1には、マンション、アパートなどの集合住宅において、設置されるインターホンシステムが記載されている。この種のインターホンシステムでは、エントランスに配置されたエントランス端末と各戸ごとに設置された居室親機とが伝送線により接続されることにより、エントランス端末からの音声信号が映像信号と共に伝送線を介して各戸の居室親機へ伝送される。また、居室親機からの音声信号も同様に伝送線を介してエントランス端末へ伝送される。さらにエントランスから居住者の共用スペースに入る扉であるオートドアに、オートドアを解錠するためのあらかじめ決められた信号である解錠信号を、居室親機からの操作により伝送することで、当該オートドアを解錠する。
特開2010−148074号公報
この種のインターホンシステムは、各戸の居室親機及びエントランス端末を伝送線により接続する必要があり、伝送線の配線に手間及びコストがかかるという問題があった。
そこで、居室親機及びエントランス端末に、それぞれインターネットに接続して通信を行う汎用の通信端末を用いることが考えられる。これにより、居室親機とエントランス端末とがインターネットを通じて通信することにより、居室親機とエントランス端末との間を伝送線により接続する必要がなく、音声信号及び映像信号のやりとりをすることができる。
しかし、汎用の通信端末は、オートドアに対応したあらかじめ決められた信号である解錠信号を出力できない。
本開示は、汎用の通信端末を用いても、インターホンシステムを構築することを可能とする解錠装置の技術を提供する。
本開示の一態様は、解錠装置(30)であって、音声取得部(311)と、音声判定部(S320,S330)と、解錠出力部(S340)とを備える。音声取得部は、音声帯域を含んだアナログ信号である音声信号を取得音声信号として取得する。音声判定部は、音声取得部により取得された取得音声信号があらかじめ決められた音声条件を満たすか否か判定する。解錠出力部は、音声判定部により取得音声信号が音声条件を満たすと判定された場合に、扉(40)の解錠に用いられ、あらかじめ決められた信号である解錠信号を出力する。
本開示の一態様は、エントランス設備であって、エントランス端末(20)と解錠装置(30)とを備える。エントランス端末は、指令取得部(231)と、音声出力部(223)とを備える。指令取得部は、あらかじめ決められた信号である解錠指令信号をあらかじめ設定された通信網を用いて取得する。音声出力部は、指令取得部が解錠指令信号を取得すると、あらかじめ記憶された記憶音声信号を出力音声信号として出力する。解錠装置は、音声取得部(311)と、音声判定部(S320,S330)と、解錠出力部(S3
40)と、を備える。音声取得部は、音声出力部により出力された出力音声信号を取得音声信号として取得する。音声判定部は、音声取得部により取得された取得音声信号があらかじめ決められた音声条件を満たすか否か判定する。解錠出力部は、音声判定部により取得音声信号が音声条件を満たすと判定された場合に、扉(40)の解錠に用いられ、あらかじめ決められた信号である解錠信号を出力する。
本開示の一態様は、インターホンシステム(1)であって、制御装置(10)と、エントランス端末(20)と、解錠装置(30)と、を備え、制御装置は、指令出力部(S250,S280)を備え、エントランス端末は、指令取得部(231)と、音声出力部(223)と、を備え、解錠装置は、音声取得部(311)と、音声判定部(S320,S330)と、解錠出力部(S340)と、を備える。制御生成部は、あらかじめ決められた信号である解錠指令信号を生成する。指令出力部は、あらかじめ設定されたグループに所属するエントランス端末に対して、制御生成部により生成された解錠指令信号を、インターネットを介して出力する。指令取得部は、制御装置により出力される解錠指令信号を、インターネットを介して取得する。音声出力部は、指令取得部が解錠指令信号を取得すると、あらかじめ決められた音声信号である出力音声信号を出力する。音声取得部は、音声出力部により出力された出力音声信号を取得音声信号として取得する。音声判定部は、音声取得部により取得された取得音声信号があらかじめ決められた音声条件を満たすか否か判定する。解錠出力部は、音声判定部により取得音声信号が音声条件を満たすと判定された場合に、扉(40)の解錠に用いられ、あらかじめ決められた信号である解錠信号を出力する。
本開示の一態様は、解錠装置(30)であって、端末信号取得部(311)と、端末判定部(S320,S330)と、解錠出力部(S340)と、を備える。端末信号取得部は、汎用の通信端末(20)から出力されるあらかじめ決められた信号である端末信号を取得端末信号として取得する。端末判定部は、端末信号取得部により取得された取得端末信号があらかじめ決められた端末条件を満たすか否か判定する。解錠出力部は、端末判定部により、取得端末信号が端末条件を満たすと判定された場合に、扉(40)の解錠に用いられ、あらかじめ決められた信号である解錠信号を出力する。
このような構成によれば、汎用の通信端末から出力される信号に基づいて解錠信号を出力することができるため、汎用の通信端末を用いても、インターホンシステムを構築することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
インターホンシステムの構成を表すブロック図である。 居室親機の構成を表すブロック図である。 居室親機の構成の配置を表す図である。 エントランス端末の構成を表す図である。 エントランス端末の構成の配置を表す図である。 解錠装置の構成を表す図である。 呼出処理を表すフローチャートである。 エントランス端末に表示される呼出表示のイメージを表す図である。 エントランス端末に表示される呼出表示の別のイメージを表す図である。 応答処理を表すフローチャートである。 着信表示のイメージの例を表す図である。 通話表示のイメージの例を表す図である。 解錠処理を表すフローチャートである。 取得音声信号、変換信号、照合信号の波形のイメージを表す図である。 登録申請処理を表すフローチャートである。 登録承認処理を表すフローチャートである。 削除処理を表すフローチャートである。 動作例を表すシーケンス図である。 変形例における音声信号の例を表した図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.構成]
図1に示すインターホンシステム1は、複数の居室親機10a〜10c、エントランス端末20、解錠装置30及びエントランスドア40を備える。
居室親機10a〜10cそれぞれとエントランス端末20とは、同一の通信網上で通信を行う。ここで、居室親機10a〜10c及びエントランス端末20が属する通信網は例えば、インターネットである。居室親機10及びエントランス端末20はいずれもインターネットに無線通信によりアクセスする。また、居室親機10a〜10c及びエントランス端末20のやりとりは、共通の通信アプリが実行されることにより行われる。
通信アプリは、居室親機10a〜10c及びエントランス端末20がそれぞれ、例えば、インターネット上からダウンロードすることにより取得され、インストールされる。
ここで、通信アプリは、スマートフォン、タブレット及びパーソナルコンピュータなどの通信端末間で、通信及び通話を実現するためのソフトウェアである。
居室親機10a〜10c及びエントランス端末20はそれぞれ、通信アプリを用いて、通信アプリ上でグループを設定することができる。通信アプリ上で同一のグループに属するように設定された端末同士は、通信アプリを実行することにより通信できるように設定される。
すなわち、エントランス端末20と各居室親機10とが通信アプリ上のグループに属するように設定されることにより、各居室親機10a〜10cとエントランス端末20とは通信アプリを実行することにより通信できるように設定される。なお、グループの設定には、エントランス端末20を用いたグループの管理者の承認が必要となるように構成される。
グループへの登録及びグループからの削除は、後述する登録申請処理、登録承諾処理及び削除処理を実行することにより行われるが、これらの方法に限定されず、種々の方法により実現されてもよい。
居室親機10a〜10cは、エントランス端末20に解錠を指示する解錠指令信号をエントランス端末20に送信する。
エントランス端末20は、集合住宅のエントランスに設置され、居室親機10a〜10cが属する通信網を介して居室親機10a〜10cと通信する。
エントランス端末20は、居室親機10a〜10cから解錠指令信号を取得すると、解錠装置30に音声信号を出力する。ここでいう音声信号とは、音声帯域を含んだアナログ信号である。
解錠装置30は、エントランス端末20から音声信号を取得する。解錠装置30は、取得した音声信号がエントランス端末20から出力されたものであるか否かを判定し、エントランス端末20から出力されたものであると判定した場合には、エントランスドア40に解錠信号を出力する。
ここでいう解錠信号は、解錠装置30が設置されているエントランスドア40の解錠を行うための信号である。また、解錠とはエントランスドア40の鍵を施錠状態から解錠状態にする動作である。
エントランスドア40は、集合住宅のエントランスから居住者が共用するエリアである共用エリアへと立ち入るための扉である。なお、エントランスドア40が自動ドアである場合、解錠装置30から出力される解錠信号が入力された場合、エントランスドア40の鍵を施錠状態から解錠状態にする動作に加え、扉部分を開状態とする動作を行ってもよい。
<居室親機>
居室親機10a〜10cは、各居住者が所有している通信端末である。ここでは、居室親機10a〜10cは、スマートフォンなどの汎用の通信端末を用いた場合について説明するが、同等の機能を有する専用端末であってもよい。なお、居室親機10a〜10cは、各居住者が占有するスペースである居住スペースに設置されるものであってもよく、各居住者が携帯するものであってもよい。
居室親機10a〜10cはそれぞれ同様の構成であるため、代表して居室親機10として説明する。
図2に示すように、居室親機10は、親機タッチパネル111、親機カメラ112、親機マイク113、親機表示画面121、親機スピーカ122、親機通信モジュール131、親機CPU141及び親機メモリ142を備える。
図3に示すように、親機タッチパネル111は、親機表示画面121に重畳して配置され、操作者によるタッチ操作が行えるように構成される。ここでいうタッチ操作とは、操作者の指や指示体などで親機タッチパネル111に触れるもしくは操作者の指や指示体などを近づける入力操作をいう。
親機カメラ112は、居室親機10の親機表示画面121が配置されている側に配置され、居室親機10の使用者を撮像するカメラであって、いわゆるインカメラをいう。
親機マイク113は、居室親機10の使用者が発する声を取得するマイクである。
親機表示画面121は、図3に示すように、居室親機10の表面に配置され、画像や映像を表示する画面である。
親機スピーカ122は、音声を出力するためのスピーカである。
親機通信モジュール131は、インターネットを介して無線通信を行う通信モジュールである。
居室親機10は、親機CPU141と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、親機メモリ142)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。居室親機10の各種機能は、親機CPU141が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、親機メモリ142が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、居室親機10を構成するマイクロコンピュータの数は一つでも複数でもよい。
居室親機10は、親機CPU141がプログラムを実行することにより、後述する応答処理を少なくとも実行する。居室親機10の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
親機CPU141は、少なくとも通信アプリを実行し、当該通信アプリを実行することによりエントランス端末20との通信及び通話を行う。
また、親機CPU141は、親機表示画面121に表示され、タッチ操作により選択されたボタンに対応する機能を実行する。
さらに、親機CPU141は、親機通信モジュール131を用いて、後述する応答処理において出力する解錠指令信号をエントランス端末20に出力する機能を実行する。
なお、居室親機10が制御装置10に相当する。
<エントランス端末>
エントランス端末20は、エントランスに配置される通信端末である。ここでは、エントランス端末20は、タブレット端末などの汎用の通信端末を用いた場合について説明するが、同等の機能を有する専用端末であってもよい。
図4に示すように、エントランス端末20は、エントランスタッチパネル211、エントランスカメラ212、エントランスマイク213及びエントランスセンサ群214を備える。また、エントランス端末20は、エントランス表示画面221、エントランススピーカ222、イヤホンジャック223、エントランス通信モジュール231、音声信号メモリ241、エントランスCPU251及びエントランスメモリ252を備える。
エントランス端末20の各構成は図5に示すように配置される。エントランス端末20及び居室親機10の構成及び各構成の配置は、概ね同様である。
すなわち、エントランスタッチパネル211が親機タッチパネル111と対応し、エントランスカメラ212が親機カメラ112と対応し、エントランスマイク213が親機マイク113と対応する。
また、エントランス表示画面221が親機表示画面121と対応する。
エントランス通信モジュール231が親機通信モジュール131と対応する。
エントランスセンサ群214は、人の接近を検知する人感センサを含んでもよい。
イヤホンジャック223は、挿入されたイヤホン端子に音声信号を出力する。
音声信号メモリ241は、既存の音声信号を表す音声データを記憶するためのメモリである。
なお、エントランスセンサ群214、イヤホンジャック223及び音声信号メモリ241と同様の構成を、居室親機10が備えていてもよい。
エントランス端末20は、エントランスCPU251がプログラムを実行することにより、後述する呼出処理を少なくとも実行する。エントランス端末20を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
エントランスCPU251は、少なくとも通信アプリを実行可能に構成され、当該通信アプリを実行することにより居室親機10との通信及び通話を行う。
また、エントランスCPU251は、エントランス表示画面221に表示され、タッチ操作により選択されたボタンに対応する機能を実行する。
さらに、エントランスCPU251は、親機CPU141より解錠指令信号が受信された場合に、音声信号メモリ241に記憶された音声データが表す音声信号を、イヤホンジャック223を用いて出力する処理を実行する。当該エントランスCPU251により実行される処理が指定取得部及び音声出力部としての処理に相当する。
<解錠装置>
図6に示すように解錠装置30は、イヤホン入力部311、信号出力部321、照合メモリ331、解錠CPU341及び解錠メモリ342を備える。
イヤホン入力部311は、イヤホン端子とイヤホンケーブルからなり、エントランス端末20の当該イヤホン端子をイヤホンジャック223に挿入することによりエントランス端末20が出力する音声信号を、イヤホンケーブルを通じて取得する。
信号出力部321は、解錠信号を出力する。解錠信号の出力は、エントランスドア40に出力できるような端子、ケーブルにより出力される。
照合メモリ331は、あらかじめ決められたエントランス端末20から出力される音声信号そのもの又はエントランス端末20から出力される音声信号に関する情報を保存するためのメモリである。
解錠装置30は、解錠CPU341がプログラムを実行することにより、後述する解錠処理を少なくとも実行する。解錠装置30を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
[2.処理]
<呼出処理>
次にエントランスCPU251が通信アプリを用いて行う呼出処理について、図7を用いて説明する。なお、呼出処理は、エントランス端末20が備えるエントランスタッチパネル211がエントランス端末20を操作する操作者のタッチ操作を検知した場合に開始する。なお、呼出処理は、エントランスタッチパネル211がタッチ操作を検知した場合に限らず、例えば、エントランスセンサ群214に含まれる人感センサなどにより、エントランス端末20に人が近づいたことを検知した場合に開始されてもよい。また、人が近づいたことの検知は、エントランスセンサ群214に含まれる人感センサによるものに限られず、エントランスカメラ212によるものであってもよい。
S110で、エントランスCPU251は、あらかじめ決められた呼出表示をエントランス表示画面221に表示する。
ここでいう呼出表示には、例えば、図8に示すように、部屋の番号を表した複数のボタンである部屋選択ボタン201及び呼出ボタン202の表示が含まれる。
部屋選択ボタン201で部屋番号を選択し、呼出ボタン202を選択することで呼出が実行されるように表示される。また、部屋選択ボタン201及び呼出ボタン202の選択は、エントランスタッチパネル211がタッチ操作を検出した場合に検出される。なお、
呼出ボタン202が選択されるまでは、部屋選択ボタン201のうちのいずれか一つを選択したとしても別の部屋選択ボタン201を選択することにより選択しなおすことができてもよい。
また、呼出表示は、図8に示すような部屋の番号を表した複数のボタンである部屋選択ボタン201を含むものに限定されるものではない。例えば図9に示すような複数の部屋選択ボタン201の代わりに、表示された各数字が選択されることにより部屋番号を入力することができるテンキー203を表示してもよい。
ここで、例えば、エントランス表示画面221への表示の中には、テンキー203により入力された数字を表示する入力表示部206が含まれてもよい。また、テンキー203により入力された数字を取り消すためのボタンである取消ボタン205を表示してもよい。
S120で、エントランスCPU251は呼出ボタン202が選択されたか否かを判定する。
エントランスCPU251は、S120で呼出ボタン202が未選択であると判定した場合には、S110に戻り、呼出表示の表示を継続する。
一方、エントランスCPU251は、S120で呼出ボタン202が選択されたと判定した場合には、S130に処理を移行する。
S130で、エントランスCPU251は、部屋選択ボタン201により選択された部屋番号又はテンキー203により入力された部屋番号の部屋に対応する居室親機10の呼出を行う。呼出は、例えばインターネット通信網を用いて呼出信号を発信することにより行われる。
S140で、エントランスCPU251は、S130で行った居室親機10に対する呼出に対して応答があったか否か判定する。応答が無いと判定した場合には、引き続きS140の処理を実行する。すなわち、居室親機10から応答があるまで応答待ち続ける。ただし、呼出を行っている間に、呼出ボタン202の代わりに呼出中止ボタンが表示され、呼出中止ボタンがタッチ操作により選択された場合に、応答を待ち続ける処理を中止し、呼出処理を終了してもよい。
一方、S140で、エントランスCPU251は、S130で行った居室親機10に対する呼出に対して応答があったと判定した場合、S150に処理を移行する。
S150で、エントランスCPU251は、居室親機10から通話の許可があったか否かを判定する。ここで、通話の許可とは後述する応答処理において、居室親機10の応答ボタン102が選択されることにより、居室親機10とエントランス端末20との通話が許可されたことをいう。
エントランスCPU251は、S150で居室親機10から通話の許可があったと判定した場合には、S160に処理を移行し、通話の許可が無かった場合には、呼出処理を終了する。
S160で、エントランスCPU251は、応答があった居室親機10と通話を開始し、通話が終了すれば、呼出処理は終了する。ここで通話が開始すると、居室親機10から送信される親機マイク113により取得された音声を受信し、エントランススピーカ222を用いて、受信した当該音声を出力する。また、エントランスカメラ212を用いて撮像される映像を、居室親機10に送信する。
すなわちS130からS160までの処理は、インターネットを通じたインターネット電話の機能に相当する処理である。
<応答処理>
次に親機CPU141が通信アプリを用いて行う応答処理について、図10を用いて説明する。
なお、応答処理は、エントランス端末20から発信される呼出信号を受信した際に開始される。
S210で、親機CPU141は、あらかじめ決められた着信表示を親機表示画面121に表示する。
ここでいう着信表示には、例えば、図11に示すように、エントランス映像表示101、応答ボタン102、応答拒否ボタン103及び解錠ボタン104の表示が含まれる。
エントランス映像表示101は、エントランス端末20から送信されるエントランスカメラ212により撮像された映像を表示する部分である。なお、エントランス映像表示101は、エントランスカメラ212により撮像された映像を表示するものに限定されるものではなく、例えばエントランスからの着信であることを表すアイコンなどの表示であってもよい。
応答ボタン102は、居住者のタッチ操作により、エントランス端末20への応答を行い、エントランス端末20との通話を開始するボタンである。
応答拒否ボタン103は、エントランス端末20から送信される通話に対して応答を拒否するボタンである。
解錠ボタン104は、解錠するためのボタンである、具体的にはエントランス端末20に解錠指示を送信するボタンである。
S220で、親機CPU141は、応答ボタン102が選択されたか否か判定する。
親機CPU141は、S220で応答ボタン102が選択されたと判定した場合には、S230に処理を移行する。
S230で、親機CPU141は、エントランス端末20に応答し通話を行う処理である通話処理を開始する。
ここで、通話処理を開始すると、例えば、図12に示すような通話表示に画面表示が遷移してもよい。
ここで通話表示には、エントランス映像表示101、切断ボタン105及び解錠ボタン104の表示が含まれる。
ここで切断ボタン105は、通話を終了し、応答処理を終了するためのボタンである。
エントランス映像表示101及び解錠ボタン104については、応答ボタン102を選択する前と同様であってもよい。
なお、エントランス映像表示101及び解錠ボタン104が表示される大きさや配置は、応答ボタン102を選択する前の表示である着信表示と異なっていてもよい。
S240で、親機CPU141は解錠ボタン104が選択されたか否か判定することにより、解錠が許可されたか否か判定する。
親機CPU141は、S240で解錠が許可されたと判定した場合には、S250に処理を移行する。
S250で、親機CPU141は、エントランス端末20に解錠指令信号を出力する。
解錠指令信号は、エントランス端末20に解錠を行わせるための音声信号を出力させるための信号である。
一方、親機CPU141は、S240で解錠が許可されていないと判定した場合には、S260に処理を移行する。
S260で、親機CPU141は、切断ボタン105が選択されたか否か判定することにより、通話の切断が選択されたか否か判定する。
親機CPU141は、S260で、通話の切断が選択されたと判定した場合、通話を終了し、応答処理を終了する。
一方、S260で、通話の切断が未選択であると判定した場合、S230に処理を戻し、以降の処理を行う。すなわち、切断ボタン105が選択されるまでの間、通話処理は継続する。
S220に戻り、親機CPU141は、S220で応答ボタン102が未選択であると判定した場合には、S270に処理を移行する。
S270で、親機CPU141は、解錠ボタン104が選択されたか否か判定する。なお、解錠ボタン104が選択されたか否かの判定は、S240での判定と同様である。
S240での判定と同様、親機CPU141は解錠ボタン104が選択されたと判定した場合には、S280で、S250と同様、解錠指令信号をエントランス端末20に出力する。そして、親機CPU141は応答処理を終了する。
一方、親機CPU141は解錠ボタン104が未選択であると判定した場合には、S290に処理を移行する。
S290で親機CPU141は、応答拒否ボタン103が選択されたか否か判定する。親機CPU141は、S290で応答拒否ボタン103が選択されたと判定した場合には、応答処理を終了する。
一方、親機CPU141は、S290で応答拒否ボタン103が未選択であると判定した場合には、S220に処理を移行し、以降の処理を行う。
以上示したように、応答処理は、解錠ボタン104が表示され、解錠ボタン104が押された場合に、解錠指令信号を出力する以外は、通信アプリを用いたインターネット電話と同様であってもよい。
なお、S250及びS280が、指令出力部としての処理に相当する。
<解錠処理>
次に、解錠CPU341が行う解錠処理について図13を用いて説明する。
なお、解錠処理は、解錠装置30がイヤホン入力部311を用いて、音声信号をエントランス端末20から取得した際に開始される。
S310で、解錠CPU341は、図14に示すように、取得した音声信号である取得音声信号を、デジタル信号である変換信号に変換する。
S320で、解錠CPU341は、S310で変換された変換信号の照合を行う。ここで、変換信号の照合は、例えば、変換信号の波形とあらかじめ照合メモリ331に記憶された照合信号の波形とが一致するか否かを判定することにより取得音声信号がエントランス端末20により出力された音声信号であるか否かを判定することをいう。
照合信号は、図14に示すように、エントランス端末20により出力される音声信号を
デジタル信号に変換したものがあらかじめ設定される。
S330で、解錠CPU341は、S320での変換信号の照合により、取得音声信号がエントランス端末20により出力された音声信号であるか否かを判定する。
解錠CPU341は、S330で取得音声信号がエントランス端末20により出力された音声信号であると判定した場合には、S340に処理を移行する。
S340で、解錠CPU341は、解錠信号を出力し、解錠処理を終了する。
一方、解錠CPU341は、S330で取得音声信号がエントランス端末20により出力された音声信号でないと判定した場合には、S350に処理を移行する。
S350で、解錠CPU341は、エントランスドア40の解錠拒否を行い、解錠処理を終了する。ここで、解錠拒否とは、例えば、エントランスドア40の解錠を行わず、エントランススピーカ222を用いてエラー音を発するものであってもよい。
なお、解錠処理の開始のトリガーとなるイヤホン入力部311を用いた音声信号の取得が音声取得部としての処理に相当し、S320及びS330が音声判定部としての処理に相当し、S340が解錠出力部としての処理に相当する。
<登録申請処理>
次に親機CPU141が通信アプリを用いて行う登録申請処理について図15を用いて説明する。
登録申請処理は、通信アプリ上にあらかじめ設定された登録申請機能を実行したタイミングで開始される。
S410で、親機CPU141は、居室親機10の使用者による入力にしたがって、IDの検索を行う。ここでIDとはエントランス端末20ごとに割り当てられる通信アプリ上のIDをいう。また、エントランス端末20のIDは、例えば集合住宅の入居時や契約時などに入居者に通知される。
S420で、親機CPU141は、S410で検索されたIDに合致するエントランス端末20の端末情報を表示する。
S430で、居室親機10の使用者がS420で表示されたエントランス端末20の端末情報を選択すると、親機CPU141は登録申請をエントランス端末20に送信する。
<登録承認処理>
次にエントランスCPU251が通信アプリを用いて行う登録承認処理について図16を用いて説明する。
登録承認処理は、通信アプリを実行したタイミングで開始される。
S510で、エントランスCPU251は、登録申請の取得を行う。ここでいう登録申請とは、居室親機10が行う登録申請処理のS430で居室親機10から送信される登録申請をいう。
また、登録申請の取得は、通信アプリを実行したときに限らず、ネットワークに接続されている場合の任意のタイミングで自動的に受け取られても良い。
S520で、エントランスCPU251は、エントランスCPU251の管理者が、S510で取得された登録申請に対して承認したか否かの判断を行う。管理者が承認したか否かは、承諾するボタンと拒否するボタンとをエントランス表示画面221に表示し、エントランスタッチパネル211に対するタッチ操作を読み取ることにより判定しても良い。
S520で、エントランスCPU251は、管理者が承認を拒否したと判定した場合、登録承認処理を終了する。
一方、S520で、エントランスCPU251は、管理者が承認を承諾したと判定した場合には、S530に処理を移行する。
S530で、エントランスCPU251は、承認の申請があった居室親機10をグループに登録し、以降、居室親機10と、通信のやりとりができるようになる。
S540で、送信元である居室親機10に承認した旨を送信し、登録承認処理を終了する。
<削除処理>
次にエントランスCPU251が通信アプリを用いて行う削除処理について図17を用いて説明する。
削除処理は、通信アプリ上にあらかじめ設定された削除機能を実行したタイミングで開始される。
S610で、エントランスCPU251は、グループに属する端末の一覧及び削除ボタンをエントランス表示画面221に表示する。
S620で、エントランスCPU251は、管理者によりグループから削除する居室親機10が選択される削除選択が行われるまで待機する。ここで、削除選択は、例えば、エントランスタッチパネル211に対するタッチ操作により行われる。
S630で、削除ボタンが使用者によりタッチ操作されると、エントランスタッチパネル211は、S620で選択された居室親機10をグループから削除する。
これにより、居室親機10とエントランス端末20との通信アプリを介したやりとりができなくなる。
[3.動作例]
居室親機10、エントランス端末20、解錠装置30及びエントランスドア40の動作例を図18に示す。
居室親機10とエントランス端末20との通話などのやりとりにより居住者が解錠を許可した場合、解錠指示信号がインターネットを介して居室親機10からエントランス端末20へと解錠指示信号が送信される。
次にエントランス端末は、解錠指示信号を受け取るとイヤホンジャック223から音声信号を出力する。
解錠装置30は、イヤホンジャック223に接続されたイヤホン入力部311を用いて音声信号を取得する。
解錠装置30は、音声判定部32にて、取得した音声信号が、エントランス端末20から出力された音声信号であるか判定する。
音声判定部32によりエントランス端末20から出力された音声信号であると判定された場合、解錠装置30は信号出力部33から解錠信号を出力する。
エントランスドア40は、解錠信号を取得すると、エントランスドア40の鍵を解錠する。
[4.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)上述したインターホンシステム1によれば、居室親機10及びエントランス端末20はそれぞれ、無線通信によりインターネットにアクセスする。このため、居室親機10とエントランス端末20との間で配線する必要が無く、インターホンシステムの設置作業を簡略化することができる。
(2)上記実施形態によれば、解錠装置30は、汎用の音声信号に基づいて、解錠信号を出力する。このため、汎用の音声信号を出力可能な汎用の端末をエントランス端末20として使用することができる。
(3)上記実施形態によれば、居室親機10及びエントランス端末20は、インターネットを介して通信できる汎用の通信端末である。汎用の通信端末は、カメラモジュール、表示画面、マイク、スピーカといった、音声及び映像を入出力する構成を有しているため、居室親機10及びエントランス端末20と別に音声及び映像を入出力する構成を設置する必要がない。このため、インターホンシステムの設置を簡略化することができる。なお、居室親機10からの映像をエントランス端末20側に表示する必要がない場合、親機カメラ112から取得される映像はエントランス端末20に送信されなくてもよい。
(4)上述したインターホンシステム1によれば、エントランス端末20を用いてエントランスドア40を解錠することができる端末を管理することができる。インターホンシステム1では、エントランス端末20による登録承認処理により、入居者の端末をグループに属する設定を行うことにより、エントランスドア40を解錠することができる。また、削除処理により、退居者の端末をグループから削除する設定を行うことにより、エントランスドア40を解錠できないようにすることができる。つまり、エントランス端末20を用いてエントランスドア40を解錠することができる端末を管理することができ、入居時及び退居時に鍵の受け渡しを必要としない。
[5.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)上記実施形態では、エントランス端末20のイヤホンジャック223から音声信号が出力されるとしたがエントランス端末20から音声信号が出力される端子は、イヤホンジャック223に限定されるものではない。例えば、USB端子など、汎用の通信端末が備える端子であってもよい。
(2)また、上記実施形態では、エントランス端末20は音声信号を出力するが、汎用の通信端末が備える端子から出力される信号であれば、音声信号でなくてもよい。この場合、解錠装置30は、当該汎用の通信端末が備える端子から出力される信号を判定し、解錠信号を出力するものであってもよい。この場合、解錠装置30において、汎用の通信端末が備える端子から出力される信号を取得する処理が端末信号取得部、取得した端末信号を判定する処理が端末判定部としての処理に相当する。
(3)上記実施形態では、エントランス端末20から出力される音声信号は、汎用の音声データが用いられる。当該汎用の音声データはエントランス端末20ごとに異なる汎用の音声データを用いる構成であってもよい。この場合、仮に他のインターホンシステム1に属するエントランス端末20を解錠装置30に接続しても、解錠装置30が受信する取得音声信号を変換した変換信号が照合信号と異なるため、解錠装置30は、解錠信号を出力せず、エントランスドア40は解錠されない。つまり、他のインターホンシステム1の
エントランス端末20に置き換えても解錠することができず、インターホンシステム1のセキュリティ性を向上させることができる。
(4)また、エントランス端末20から出力される音声信号を表す音声データは、汎用の音声データのみのデータに限られず、図19に示すように、汎用の音声データを表した音声部分に、特定の情報に対応付けられた音声データであるアドレス部分を付加された音声データであってもよい。
さらに、アドレス部分はエントランス端末20ごとに決められた波形を表してもよい。アドレス部分は、エントランス端末20の製造番号などのエントランス端末20ごとに割り当てられた番号や記号をあらかじめ決められたアルゴリズムに従って音声信号に変換したものであってもよい。例えば、アドレス部分は、製造番号それぞれの桁数に対応した周波数を桁ごとに一定時間流すような音声信号に変換された信号でもよい。
また、エントランス端末20から出力される音声信号を表した音声データは、汎用の音声データの代わりに、アドレス部分を用いたものであってもよい。
なお、アドレス部分が識別音声信号に相当する。
(5)上記実施形態によれば、解錠装置30は、取得音声信号がエントランス端末20から出力された音声信号であるか否かを、取得音声信号を変換した変換信号が照合メモリ331に記憶された照合信号の波形と一致するかによって判定する。しかし、取得音声信号がエントランス端末20から出力された音声信号であるか否かを判定する方法は、これに限定されるものではない。例えば、解錠装置30は、エントランス端末20から出力される音声信号の波形を表した条件である音声条件を保存し、その音声条件を満たす場合に、取得音声信号がエントランス端末20から出力された音声信号であると判定してもよい。また、解錠装置30は、エントランス端末20から出力される信号の波形の信号強度、周波数、振幅又はパターンなどを検出する検出部をさらに備え、当該検出部により検出された信号の波形の周波数、振幅又はパターンなどがあらかじめ決められた許容範囲内に収まる場合に、音声条件を満たすとしてもよい。
(6)上記実施形態において、親機通信モジュール131及びエントランス通信モジュール231は、インターネットを介して通信を行うための通信モジュールであるとしたが、親機通信モジュール131及びエントランス通信モジュール231は直接インターネットに接続できる通信モジュールで無くても良い。例えば、いわゆるWi−fi(登録商標)モジュールなどの無線LANモジュールであってもよい。
(7)上記実施形態における一つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、一つの構成要素が有する一つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、一つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される一つの機能を、一つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(8)上述した解錠装置30、解錠装置30を含むエントランス設備及びインターホンシステム1の他、当該解錠装置30、解錠装置30を含むエントランス設備及びインターホンシステム1を構成要素とするシステム、当該解錠装置30、解錠装置30を含むエントランス設備及びインターホンシステム1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、解錠方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…インターホンシステム、10、10a〜10c…居室親機、20…エントランス端末、30…解錠装置、32…音声判定部、33…信号出力部、40…エントランスドア、111…親機タッチパネル、112…親機カメラ、113…親機マイク、121…親機表示画面、122…親機スピーカ、131…親機通信モジュール、141…親機CPU、142…親機メモリ、206…入力表示部、211…エントランスタッチパネル、212…エントランスカメラ、213…エントランスマイク、214…エントランスセンサ群、221…エントランス表示画面、222…エントランススピーカ、223…イヤホンジャック、231…エントランス通信モジュール、241…音声信号メモリ、251…エントランスCPU、252…エントランスメモリ、311…イヤホン入力部、321…信号出力部、331…照合メモリ、341…解錠CPU、342…解錠メモリ。

Claims (6)

  1. あらかじめ決められた信号である解錠指令信号をあらかじめ設定された通信網を用いて取得するように構成された指令取得部(231)と、
    前記指令取得部が前記解錠指令信号を取得すると、あらかじめ記憶された記憶音声信号を出力音声信号として出力するように構成された音声出力部(223)と、を備える、エントランス端末(20)から前記出力音声信号を取得可能な解錠装置であって、
    前記音声出力部により出力され、音声帯域を含んだアナログ信号である前記出力音声信号を取得音声信号として取得するように構成された音声取得部(311)と、
    前記音声取得部により取得された前記取得音声信号があらかじめ決められた音声条件であって前記取得音声信号が前記エントランス端末により出力された音声信号であるか否かを判定するための前記音声条件を満たすか否か判定する音声判定部(S320,S330)と、
    前記音声判定部により、前記取得音声信号が前記音声条件を満たすと判定された場合に、扉(40)の解錠に用いられ、あらかじめ決められた信号である解錠信号を出力するように構成された解錠出力部(S340)と、を備える、解錠装置(30)。
  2. 請求項1に記載の解錠装置であって、
    前記音声条件は、前記取得音声信号の信号強度及び周波数のいずれもがあらかじめ設定された許容範囲内であることである、解錠装置。
  3. あらかじめ決められた信号である解錠指令信号をあらかじめ設定された通信網を用いて取得するように構成された指令取得部(231)と、
    前記指令取得部が前記解錠指令信号を取得すると、あらかじめ記憶された記憶音声信号を出力音声信号として出力するように構成された音声出力部(223)と、を備える、エントランス端末(20)と、
    前記音声出力部により出力された前記出力音声信号を取得音声信号として取得するように構成された音声取得部(311)と、
    前記音声取得部により取得された前記取得音声信号があらかじめ決められた音声条件を満たすか否か判定する音声判定部(S320,S330)と、
    前記音声判定部により、前記取得音声信号が前記音声条件を満たすと判定された場合に、扉(40)の解錠に用いられ、あらかじめ決められた信号である解錠信号を出力するように構成された解錠出力部(S340)と、を備える、解錠装置(30)と、
    を備える、エントランス設備。
  4. 請求項3に記載のエントランス設備であって、
    前記エントランス端末は、音声信号を出力するイヤホンジャック(223)を備え、
    前記音声出力部は、前記イヤホンジャックから前記出力音声信号を出力するように構成された、エントランス設備。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のエントランス設備であって、
    前記記憶音声信号は、既存の音声信号であって、
    前記音声出力部は、前記出力音声信号として、前記記憶音声信号に加えて、前記エントランス端末から出力された音声信号であることを表す識別音声信号を含むように構成され、
    前記音声条件は、前記取得音声信号に前記識別音声信号が含まれることである、エントランス設備。
  6. あらかじめ設定されたグループに所属するエントランス端末(20)に対して、あらかじめ決められた信号である解錠指令信号を、インターネットを介して出力するように構成された指令出力部(S250,S280)を備える制御装置(10)と、
    前記制御装置により出力される前記解錠指令信号を、インターネットを介して取得するように構成された指令取得部(231)と、
    前記指令取得部が前記解錠指令信号を取得すると、あらかじめ決められた音声信号である出力音声信号を出力するように構成された音声出力部(223)と、を備える、前記エントランス端末(20)と、
    前記音声出力部により出力された前記出力音声信号を取得音声信号として取得するように構成された音声取得部(311)と、
    前記音声取得部により取得された前記取得音声信号があらかじめ決められた音声条件を満たすか否か判定する音声判定部(S320,S330)と、
    前記音声判定部により、前記取得音声信号が前記音声条件を満たすと判定された場合に、扉(40)の解錠に用いられ、あらかじめ決められた信号である解錠信号を出力するように構成された解錠出力部(S340)と、を備える、解錠装置(30)と、
    を備えるインターホンシステム(1)。
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