JP6884232B2 - メモリ・セルの時間ベースのアクセス - Google Patents

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Description

クロスリファレンス
本特許出願は、2018年5月30日に出願された、Di Vincenzoによる、「Time−Based Access of a Memory Cell」という名称のPCT出願番号PCT/US2018/035089に対する優先権を主張するものであり、この出願は、2017年6月9日に出願された、Di Vincenzoによる、「Time−Based Access of a Memory Cell」という名称の米国特許出願第15/619,163号に対する優先権を主張するものであり、この出願は、2017年6月9日に出願された、Di Vincenzoによる、「Time−Based Access of a Memory Cell」という名称の、同時係属中の米国特許出願第15/619,158号に関係し、これらの出願の各々は本発明の譲受人に譲渡され、これらの出願の各々は、参照により明白に本明細書に組み込まれる。
以下は、一般に、メモリ・セルの時間ベースのアクセスに関し、より詳細には、メモリ・セルの論理状態の時間ベースの感知に関する。
メモリ・デバイスは、コンピュータ、ワイヤレス通信デバイス、カメラ、デジタル・ディスプレイなどのさまざまな電子デバイス内に情報を記憶するために広く使用されている。情報は、メモリ・デバイスの異なる状態をプログラムすることによって記憶される。たとえば、2値デバイスは、多くの場合は論理「1」または論理「0」によって示される、2つの状態を有する。他のシステムでは、3つ以上の状態が記憶されることがある。記憶された情報にアクセスするために、電子デバイスの構成要素が、メモリ・デバイス内に記憶された状態を読み取るまたは感知することがある。情報を記憶するために、電子デバイスの構成要素は、メモリ・デバイス内に状態を書き込むまたはプログラムすることがある。
磁気ハード・ディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期型ダイナミックRAM(SDRAM)、強誘電体RAM(FeRAM)、磁気RAM(MRAM)、抵抗RAM(RRAM)、フラッシュ・メモリ、相変化メモリ(PCM)などを含むさまざまなタイプのメモリ・デバイスが存在する。メモリ・デバイスは、揮発性であってもよいし、不揮発性であってもよい。不揮発性メモリ、たとえば、FeRAMは、外部電源の非存在下であっても、延長された時間の期間にわたって記憶された論理状態を維持することがある。揮発性メモリ・デバイス、たとえば、DRAMは、外部電源によって周期的にリフレッシュされない限り、経時的に記憶された状態を失うことがある。FeRAMは、揮発性メモリと類似のデバイス・アーキテクチャを使用することがあるが、記憶デバイスとしての強誘電体キャパシタの使用により、不揮発性の性質を有することがある。したがって、FeRAMデバイスは、他の不揮発性メモリ・デバイスおよび揮発性メモリ・デバイスと比較して、改善された性能を有することがある。
メモリ・デバイスを改善することは、一般的に、さまざまなメトリクスの中でもとりわけ、メモリ・セル密度を増加させること、読み取り/書き込み速度を増加させること、信頼性を増加させること、データ保持を増加させること、電力消費を減少させること、または製造コストを減少させることを含むことがある。
本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするメモリ・アレイの一例を示す図である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートする回路の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするヒステリシス曲線の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートする状態図の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートする回路の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図の一例である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするメモリ・コントローラを含むシステムのブロック図である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスのための方法を示す図である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスのための方法を示す図である。 本開示の実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスのための方法を示す図である。
メモリ・デバイスは、一般的に、電圧を使用して、メモリ・セル上に記憶された論理状態を区別する。たとえば、メモリ・セルの読み取り動作中に、メモリ・コントローラは、メモリ・セルに、電荷または電圧をアクセス線上に放電させる。メモリ・コントローラは、アクセス線の電圧と基準電圧との間の比較に基づいて、メモリ・セル上に記憶された論理状態を識別し得る。いくつかの例では、電圧レベルを使用してメモリ・セルの論理状態を区別することによって、どれくらい多くの一意の論理状態がメモリ・セル上に記憶され得るかが制限されることがある。
メモリ・アレイ内のメモリ・セルの時間分解されたアクセスのための技法、システム、およびデバイスが、本明細書において説明される。読み取り動作の感知部分の間に、選択されたメモリ・セルが、所定の電圧レベルに充電されることがある。選択されたメモリ・セル上に記憶された論理状態は、充電の始まりと選択されたメモリ・セルが所定の電圧レベルに到達したときとの間の継続時間に基づいて識別されることがある。いくつかの例では、時間変化する信号が、充電の継続時間に基づいて論理状態を示すために使用されることがある。いくつかの例では、充電の継続時間は、選択されたメモリ・セルの分極状態、選択された状態の誘電電荷状態、または選択されたメモリ・セルの分極状態と誘電電荷状態の両方に基づくことがある。
いくつかの利点は、読み取り動作中に時間ベースの感知技法を使用して実現されてよい。いくつかの例では、電圧ベースの技法を使用して区別可能でない論理状態が、時間ベースの技法を使用して区別可能であることがある。いくつかの例では、既存のメモリ・セル
が、電圧ベースの感知技法を使用して可能であるよりも多くの論理状態を記憶するように構成されることがある。本明細書において説明される技法、システム、およびデバイスのさらなる利点は、以下で説明される特徴に基づいて明らかになるであろう。
上記で紹介された本開示の特徴は、以下で図1〜図12に関して、さらに説明される。本開示のこれらおよび他の特徴は、メモリ・セルの時間ベースのアクセスに関する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに図示され、これらを参照しながら説明される。
図1は、本開示のさまざまな実施形態による例示的なメモリ・アレイ100を図示する。メモリ・アレイ100は、電子的メモリ装置と呼ばれることもある。メモリ・アレイ100は、異なる状態を記憶するようにプログラム可能であるメモリ・セル105を含む。各メモリ・セル105は、論理0および論理1と示される2つの状態を記憶するようにプログラム可能であってよい。場合によっては、メモリ・セル105は、3つ以上の論理状態を記憶するように構成される。メモリ・セル105は、キャパシタ内のプログラム可能な状態を表す電荷を蓄えることがある。たとえば、充電されたキャパシタおよび充電されていないキャパシタはそれぞれ、2つの論理状態を表す。DRAMアーキテクチャは、通例、そのような設計を使用してよく、用いられるキャパシタは、絶縁体として線形電気分極性または常誘電性電気分極性をもつ誘電材料を含むことがある。対照的に、強誘電体メモリ・セルは、絶縁材料として強誘電体をもつキャパシタを含むことがある。強誘電体キャパシタの電荷の異なるレベルは、異なる論理状態を表し得る。強誘電材料は、非線形分極性を有する。強誘電体メモリ・セル105のいくつかの詳細および利点は、以下で説明される。
読み取りおよび書き込みなどの動作は、アクセス線110およびディジット線115を活性化または選択することによって、メモリ・セル105上で実行されてよい。アクセス線110は、ワード線110としても知られることがあり、ビット線115は、ディジット線115としても知られることがある。ワード線およびビット線、またはそれらの類似物への言及は、理解または動作の損失なしに交換可能である。ワード線110またはディジット線115を活性化または選択することは、電圧をそれぞれの線に印加することを含むことがある。ワード線110およびディジット線115は、金属(たとえば、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、金(Au)、タングステン(W)など)、金属合金、炭素、導電的にドープされた半導体、または他の導電材料、合金、化合物などの導電材料から作製されてよい。いくつかの例では、他の線(たとえば、プレート線―図1に図示せず)も存在することがある。
図1の例によれば、メモリ・セル105の各行は単一のワード線110に接続され、メモリ・セル105の各列は単一のディジット線115に接続される。1つのワード線110および1つのディジット線115を活性化する(たとえば、ワード線110またはディジット線115に電圧を印加すること)ことによって、単一のメモリ・セル105は、それらの交差点においてアクセスされ得る。メモリ・セル105にアクセスすることは、メモリ・セル105を読み取るまたは書き込むことを含むことがある。ワード線110とディジット線115の交差点は、メモリ・セルのアドレスと呼ばれることがある。いくつかの事例では、メモリ・セル105の読み取り動作は、時間ベースであることがある。メモリ・セル105の論理状態は、条件または閾値を満たす電圧レベルではなく、条件を満たす継続時間に基づいて決定されることがあることを意味する。たとえば、メモリ・コントローラ140は、ディジット線が所定の電圧に充電されるのにかかる継続時間に基づいてメモリ・セル105の論理状態を決定することがある。いくつかの例では、メモリ・セル105は、揮発性メモリ・セルとして構成されてもよいし、不揮発性メモリ・セルとして構成されてもよいし、一部分は揮発性メモリ・セル、一部分は不揮発性メモリ・セルとし
て構成されてもよい。
いくつかのアーキテクチャでは、セルの論理記憶デバイス、たとえば、キャパシタは、選択構成要素によってディジット線から電気的に絶縁されることがある。ワード線110は、選択構成要素に接続されることがあり、これを制御することがある。たとえば、選択構成要素はトランジスタであってよく、ワード線110はトランジスタのゲートに接続されてよい。ワード線110を活性化すると、メモリ・セル105のキャパシタとその対応するディジット線115との間の電気接続または閉回路という結果になる。次いで、ディジット線が、メモリ・セル105を読み取るまたは書き込むのどちらかのためにアクセスされることがある。
メモリ・セル105にアクセスすることは、行デコーダ120および列デコーダ130を通して制御され得る。たとえば、行デコーダ120は、メモリ・コントローラ140から行アドレスを受け取り、受け取った行アドレスに基づいて、適切なワード線110を活性化することがある。同様に、列デコーダ130は、メモリ・コントローラ140から列アドレスを受け取り、適切なディジット線115を活性化する。たとえば、メモリ・アレイ100は、WL_1〜WL_Mとラベルされた複数のワード線110と、DL_1〜DL_Nとラベルされた複数のディジット線115とを含むことがあり、ここで、MおよびNはアレイ・サイズに依存する。したがって、ワード線110およびディジット線115、たとえば、WL_2およびDL_3を活性化することによって、それらの交差点にあるメモリ・セル105がアクセスされ得る。
アクセスすると、メモリ・セル105が、メモリ・セル105の記憶された状態を決定するために、感知構成要素125によって、読まれることがある、または感知されることがある。たとえば、メモリ・セル105にアクセスした後、メモリ・セル105の強誘電体キャパシタは、その対応するディジット線115の上に放電することがある。強誘電体キャパシタを放電することは、強誘電体キャパシタに電圧をバイアスまたは印加することから生じることがある。放電は、ディジット線115の電圧の変化を引き起こすことがあり、この感知構成要素125は、メモリ・セル105の記憶された状態を決定するために基準電圧(図示せず)と比較し得る。たとえば、ディジット線115が基準電圧よりも高い電圧を有する場合、感知構成要素125は、メモリ・セル105内の記憶された状態が論理1であったことと、その逆も同様であることを決定することがある。感知構成要素125は、信号の差を検出および増幅するためにさまざまなトランジスタまたは増幅器を含むことがあり、これは、ラッチングと呼ばれることがある。次いで、メモリ・セル105の検出された論理状態は、列デコーダ130を通して、出力135として出力されることがある。場合によっては、感知構成要素125は、列デコーダ130または行デコーダ120の一部であることがある。または、感知構成要素125は、列デコーダ130または行デコーダ120に接続されてもよいし、これと電子通信してもよい。いくつかの事例では、感知構成要素125が、ディジット線が所定の電圧に充電される継続時間に基づいて、ラッチを活性化するように構成されることがある。関連づけられたメモリ・セルの論理状態は、ラッチが活性化される時間における時間変化する信号の値に基づいて決定されることがある。いくつかの例では、感知構成要素125は、デコーダ・システム145を含むことがある。アクセス動作(たとえば、読み取り動作または書き込み動作)中に、複数のディジット線115が選択されることがある。デコーダ・システム145は、複数のディジット線115がアクセス動作のが一部として選択されるとき、アクセス動作を協調させるように構成されることがある。いくつかの事例では、復号前システム(図示せず)が、デコーダ・システム145と類似の機能を実行するためにディジット線115と感知構成要素125との間に配置されることがある。
メモリ・セル105は、関連のあるワード線110およびディジット線115を同様に
活性化することによって設定されてもよいし、これによって書き込まれてもよい。すなわち、論理値は、メモリ・セル105内に記憶されてよい。列デコーダ130または行デコーダ120は、メモリ・セル105に書き込まれるために、データ、たとえば入力/出力135を受け入れることがある。強誘電体メモリ・セル105は、強誘電体キャパシタにわたって電圧を印加することによって書き込まれることがある。このプロセスは、以下でより詳細に説明される。いくつかの事例では、メモリ・セル105は、3つ以上の論理状態を記憶するように構成されることがある。たとえば、強誘電体メモリ・セルは、分極状態と誘電電荷状態の両方を記憶することによって少なくとも3つの状態を記憶するように構成されることがある。それらの状態の両方を使用して、強誘電体メモリ・セルの3つの論理状態のうちの少なくとも1つが決定されることがある。場合によっては、強誘電体メモリ・セルの分極状態および誘電電荷状態は、メモリ・セル上に記憶され得る4つ以上の論理状態を識別するために使用されることがある。たとえば、強誘電体メモリ・セルは、複数の分極状態および複数の誘電電荷状態を記憶するように構成されることがある。分極状態および誘電電荷状態のさまざまな組み合わせは、強誘電体メモリ・セルの複数の論理状態を規定することがある。他の例では、誘電体メモリ・セルは、複数の異なる誘電電荷状態を記憶し、それによって、3つ以上の論理状態を規定するように構成されることがある。他の例では、強誘電体メモリ・セルは、複数の異なる分極状態を記憶し、それによって、3つ以上の論理状態を規定するように構成されることがある。
いくつかのメモリ・アーキテクチャでは、メモリ・セル105にアクセスすると、記憶された論理状態が劣化または破壊することがあり、再書き込み動作またはリフレッシュ動作が、元の論理状態をメモリ・セル105に戻すために実行されることがある。DRAMでは、たとえば、キャパシタは、感知動作中に部分的にまたは完全に放電され、記憶された論理状態を損なうことがある。そのため、論理状態は、感知動作後に再度書き込まれることがある。加えて、単一のワード線110を活性化すると、行内のすべてのメモリ・セルの放電という結果になることがある。したがって、行内のいくつかまたはすべてのメモリ・セル105は、再度書き込まれる必要があることがある。いくつかの事例では、強誘電体メモリ・セルは、分極状態と誘電電荷状態の両方を記憶するように構成されることがある。したがって、書き込み動作などのアクセス動作は、強誘電体メモリ・セル上の分極状態と誘電電荷状態の両方を記憶するように修正されることがある。
DRAMを含むいくつかのメモリ・アーキテクチャは、外部電源によって周期的にリフレッシュされない限り、経時的に記憶された状態を失うことがある。たとえば、充電されたキャパシタは、漏れ電流を通して経時的に放電され、記憶された情報の消失という結果になることがある。これらのいわゆる揮発性メモリ・デバイスのリフレッシュ・レートは、比較的高くてよく、たとえば、DRAMアレイの場合は毎秒数十のリフレッシュ動作であってよく、かなりの電力消費という結果になることがある。ますます大きくなるメモリ・アレイがあれば、増加された電力消費は、特にバッテリなどの有限電源に依拠するモバイル・デバイスの場合、メモリ・アレイの展開または動作(たとえば、電力供給、熱生成、材料制限など)を阻害することがある。以下で論じられるように、強誘電体メモリ・セル105は、他のメモリ・アーキテクチャと比較して改善された性能という結果になり得る有益な性質を有することがある。
メモリ・コントローラ140は、さまざまな構成要素、たとえば、行デコーダ120、列デコーダ130、および感知構成要素125を通して、メモリ・セル105の動作(たとえば、読み取り、書き込み、再書き込み、リフレッシュ、放電など)を制御することがある。場合によっては、行デコーダ120、列デコーダ130、および感知構成要素125のうちの1つまたは複数は、メモリ・コントローラ140と同じ場所に設置されることがある。メモリ・コントローラ140は、所望のワード線110およびディジット線115を活性化するために、行アドレス信号および列アドレス信号を生成し得る。メモリ・コ
ントローラ140はまた、メモリ・アレイ100の動作中に使用されるさまざまな電圧または電流を生成および制御し得る。たとえば、メモリ・コントローラ140は、1つまたは複数のメモリ・セル105にアクセスした後、ワード線110またはディジット線115に放電電圧を印加することがある。一般に、本明細書において論じられる印加された電圧または電流の振幅、形状、または継続時間は、調整または変化されてよく、メモリ・アレイ100を動作させる際に論じられるさまざまな動作に対して異なってよい。そのうえ、メモリ・アレイ100内の1つの、複数の、またはすべてのメモリ・セル105は、同時にアクセスされることがある。たとえば、メモリ・アレイ100の複数またはすべてのセルは、すべてのメモリ・セル105、またはメモリ・セル105のグループが単一の論理状態に設定されるリセット動作中に、同時にアクセスされることがある。以下でより詳細に論じられるように、メモリ・コントローラ140によって実行されるアクセス動作(たとえば、読み取り動作または書き込み動作)は、時間ベースの感知および/または複数の論理状態がメモリ・セル105上に記憶されていることを説明するように修正されることがある。
図2は、本開示のさまざまな実施形態による例示的な回路200を図示する。回路200は、メモリ・セル105−aと、ワード線110−aと、ディジット線115−aと、感知構成要素125−aとを含み、これらはそれぞれ、図1を参照しながら説明されるように、メモリ・セル105、ワード線110、ディジット線115、および感知構成要素125の例であってよい。メモリ・セル105−aは、第1のプレートすなわちセル・プレート230と第2のプレートすなわちセル底部215とを有するキャパシタ205などの論理記憶構成要素を含むことがある。セル・プレート230とセル底部215は、それらの間に配置された強誘電材料を通して容量的に結合されることがある。セル・プレート230およびセル底部215の方角は、メモリ・セル105−aの動作を変更することなく反転されることがある。回路200は、選択構成要素220と、基準線225も含む。セル・プレート230は、プレート線210を介してアクセスされることがあり、セル底部215は、ディジット線115−aを介してアクセスされることがある。上記で説明されたように、キャパシタ205を充電または放電することによって、さまざまな状態が記憶され得る。場合によっては、セル底部215(または、場合によってはセル・プレート230)は、中央電極235を形成するために、選択構成要素220と協働することがある。いくつかの事例では、中央電極235は、電荷を蓄えることがある。いくつかの例では、中央電極235上に記憶された電荷は、少なくとも一部は、メモリ・セル105−aの誘電電荷状態に寄与することがある。
キャパシタ205の記憶された状態は、回路200内で表されたさまざまな要素を動作させることによって読み取られるまたは感知されることがある。キャパシタ205は、ディジット線115−aと電子通信し得る。たとえば、キャパシタ205は、選択構成要素220が非活性化されるとき、ディジット線115−aから絶縁可能であり、キャパシタ205は、選択構成要素220が活性化されるとき、ディジット線115−aに接続可能である。選択構成要素220を活性化することは、メモリ・セル105−aを選択することと呼ばれることがある。場合によっては、選択構成要素220はトランジスタであり、その動作は、トランジスタ・ゲートに電圧を印加することによって制御され、この電圧の大きさは、トランジスタの閾値の大きさよりも大きい。ワード線110−aは、選択構成要素220を活性化することがある。たとえば、ワード線110−aに印加された電圧がトランジスタ・ゲートに印加され、キャパシタ205をディジット線115−aと接続する。以下でより詳細に論じられるように、メモリ・セル105−aの論理状態は、メモリ・セル105を充電する時間の継続時間に基づいて決定されてよい。そのような時間分解された感知によって、メモリ・セル105は、電圧分解された感知と比較して、追加の論理状態を記憶することが可能になり得る。
他の例では、選択構成要素220およびキャパシタ205の位置は、選択構成要素220がプレート線210とセル・プレート230との間に接続されるように、およびキャパシタ205がディジット線115−aと選択構成要素220の他の端子との間にあるように、交換されることがある。この実施形態では、選択構成要素220は、キャパシタ205を通してディジット線115−aと電子通信しているままであることがある。この構成は、読み取り動作および書き込み動作のための代替タイミングおよびバイアスと関連づけられることがある。
キャパシタ205のプレート間の強誘電材料により、および以下でより詳細に論じられるように、キャパシタ205は、ディジット線115−aへの接続時に放電しないことがある。1つのスキームでは、強誘電体キャパシタ205によって記憶された論理状態を感知するために、ワード線110−aは、メモリ・セル105−aを選択するようにバイアスされることがあり、電圧は、プレート線210に印加されることがある。場合によっては、ディジット線115−aは仮想的に接地され、次いで、仮想接地から絶縁され、これは「フローティング」と呼ばれることがあり、その後、プレート線210およびワード線110−aはバイアスされる。プレート線210をバイアスすることは、キャパシタ205にわたる電圧差(たとえば、プレート線210電圧マイナスディジット線115−a電圧)引き起こすことがある。電圧差は、キャパシタ205上に記憶された電荷の変化をもたらすことがあり、この記憶された電荷の変化の大きさは、キャパシタ205の初期状態。たとえば、記憶された初期状態が論理1であるか論理0であるかに依存することがある。これは、キャパシタ205上に記憶された電荷に基づいたディジット線115−aの電圧の変化を引き起こすことがある。セル・プレート230への電圧を変化させることによるメモリ・セル105−aの動作は、「セル・プレートの移動」と呼ばれることがある。いくつかの事例では、ディジット線115−aは、読み取り動作中に所定の電圧レベルに充電されることがある。そのような充電を実行する継続時間は、メモリ・セル105−a上に記憶された論理状態に基づくことがある。
ディジット線115−aの電圧の変化は、その固有容量に依存することがある。すなわち、電荷がディジット線115−aを流れると、ある程度の有限電荷は、ディジット線115−a内に記憶されることがあり、結果として生じる電圧は、固有容量に依存する。固有容量は、ディジット線115−aの、寸法を含む物理的特性に依存することがある。ディジット線115−aは、多数のメモリ・セル105を接続することがあり、そのため、ディジット線115−aは、無視できない容量(たとえば、ピコファラド(pF)程度)という結果になる長さを有することがある。次いで、結果として生じるディジット線115−aの電圧は、メモリ・セル105−a内の記憶された論理状態を決定するために、感知構成要素125−aによって基準(たとえば、基準線225の電圧)と比較されることがある。他の感知プロセスも使用されてよい。いくつかの例では、記憶された論理状態の決定は、少なくとも一部は、ディジット線を電圧レベルに充電する時間の継続時間に基づくことがある。
感知構成要素125−aは、信号の差を検出および増幅するためにさまざまなトランジスタまたは増幅器を含むことがあり、これは、ラッチングと呼ばれることがある。感知構成要素125−aは、ディジット線115−aおよび基準線225の電圧を受け取って比較する感知増幅器を含むことがあり、基準線225の電圧は基準電圧であることがある。感知増幅器出力は、比較に基づいて、より高い(たとえば、正)またはより低い(たとえば、負または接地)供給電圧に駆動されることがある。たとえば、ディジット線115−aが、基準線225よりも高い電圧を有する場合、感知増幅器出力は、正の供給電圧に駆動されることがある。場合によっては、感知増幅器は、加えて、ディジット線115−aを供給電圧に駆動することがある。次いで、感知構成要素125−aが、感知増幅器の出力および/またはディジット線115−aの電圧をラッチすることがあり、これは、メモ
リ・セル105−a内の記憶された状態、たとえば、論理1を決定するために使用されることがある。代替的に、ディジット線115−aが、基準線225よりも低い電圧を有する場合、感知増幅器出力は、負の電圧または接地電圧に駆動されることがある。同様に、感知構成要素125−aが、メモリ・セル105−a内の記憶された状態、たとえば、論理0を決定するために、感知増幅器出力をラッチすることがある。いくつかの例では、メモリ・セル内に記憶された状態の決定は、少なくとも一部は、電圧レベルに充電する時間の継続時間に依存することがある。次いで、メモリ・セル105のラッチされた論理状態は、図1を参照すると、列デコーダ130を通して、出力135として出力されることがある。いくつかの事例では、感知構成要素125−aは、ディジット線115−aがいつ所定の電圧レベルに充電されるかを決定するように構成されることがある。いくつかの例では、感知構成要素125−aは、ディジット線が所定の電圧に充電されることを決定することに基づいて、ラッチを活性化することがある。メモリ・セル105−aの論理状態は、ラッチが活性化される時間におけるラッチの時間変化する信号の値に基づくことがある。
メモリ・セル105−aを書き込むために、電圧は、キャパシタ205にわたって印加されることがある。さまざまな方法が使用されてよい。一例では、選択構成要素220が、キャパシタ205をディジット線115−aに電気的に接続するために、ワード線110−aを通して活性化されることがある。電圧は、(プレート線210を通しての)セル・プレート230および(ディジット線115−aを通しての)セル底部215の電圧を制御することによって、キャパシタ205にわたって印加されることがある。論理0を書き込むために、セル・プレート230はハイとみなされることがある、すなわち、正の電圧がプレート線210に印加されることがあり、セル底部215は、ローとみなされることがある、たとえば、ディジット線115−aを仮想的に接地するまたは負の電圧をディジット線115−aに印加することがある。逆のプロセスは、論理1を書き込むために実行され、セル・プレート230はローとみなされ、セル底部215はハイとみなされる。いくつかの例では、書き込み手順は、複数のビットが単一のメモリ・セル内に記憶されることを説明するように修正されることがある。
図3は、本開示のさまざまな実施形態により動作される強誘電体メモリ・セルに対するヒステリシス曲線300−aおよび300−bを有する非線形電気的性質の一例を図示する。ヒステリシス曲線300−aおよび300−bはそれぞれ、例示的な強誘電体メモリ・セルの書き込みプロセスおよび読み取りプロセスを図示する。ヒステリシス曲線300−aおよび300−bは、電圧差Vの関数として強誘電体キャパシタ(たとえば、図2のキャパシタ205)上に記憶される電荷Qを示す。
強誘電材料は、自発電気分極によって特徴づけられる、すなわち、電界の非存在下で非ゼロ電気分極を維持する。例示的な強誘電材料としては、チタン酸バリウム(BaTiO3)、チタン酸鉛(PbTiO3)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、およびタンタル酸ストロンチウム・ビスマス(SBT)がある。本明細書において説明される強誘電体キャパシタは、これらまたは他の強誘電材料を含んでよい。強誘電体キャパシタ内の電気分極は、強誘電材料の表面における正味電荷という結果になり、キャパシタ端子を通して反対の電荷を引きつける。したがって、電荷は、強誘電材料とキャパシタ端子の境界面において記憶される。電気分極は、比較的長い時間にわたって、無期限でさえ、外部から印加された電界の非存在下で維持され得るので、電荷漏洩は、たとえば、DRAMアレイ内で用いられるキャパシタと比較して、著しく減少されることがある。これによって、上記でいくつかのDRAMアーキテクチャに関して説明されたリフレッシュ動作を実行する必要性が減少され得る。
ヒステリシス曲線300−aおよび300−bは、キャパシタの単一の端子の観点から
理解され得る。例として、強誘電材料が負の分極を有する場合、正の電荷が端子に蓄積する。同様に、強誘電材料が正の分極を有する場合、負の電荷が端子に蓄積する。加えて、ヒステリシス曲線300−aおよび300−bにおける電圧は、キャパシタにわたる電圧差を表し、指向性であることが理解されるべきである。たとえば、正の電圧は、正の電圧を問題の端子(たとえば、セル・プレート230)に印加し、第2の端子(たとえば、セル底部215)を接地(または約ゼロ・ボルト(0V))に維持することによって、実現され得る。負の電圧は、問題の端子を接地に維持し、正の電圧を第2の端子に印加することによって印加され得る。すなわち、正の電圧は、問題の端子を負に分極させるために印加され得る。同様に、2つの正の電圧、2つの負の電圧、または正の電圧と負の電圧の任意の組み合わせは、ヒステリシス曲線300−aおよび300−bに示される電圧差を生成するために適切なキャパシタ端子に印加され得る。
ヒステリシス曲線300−aにおいて示されるように、強誘電材料は、電圧差ゼロで正の分極または負の分極を維持し、場合によっては、2つの可能なメモリ状態、すなわち、メモリ状態305(状態B)およびメモリ状態310(状態C)という結果になることがある。図3の例によれば、メモリ状態305(状態B)は論理0を表し、メモリ状態310(状態C)は論理1を表す。いくつかの例では、それぞれのメモリ状態の論理値は、メモリ・セルを動作させるための他のスキームに対応するために逆転されることがある。
論理0または1は、電圧を印加することにより強誘電材料の電気分極を制御することによって、メモリ・セルに書き込まれることがある。たとえば、キャパシタにわたっての正味の正のバイアス電圧315は、メモリ状態340(状態A)が到達されるまでの電荷蓄積という結果になる。バイアス電圧315を除去するとき、メモリ状態340(状態A)は、ゼロ電圧においてメモリ状態305(状態B)に到達するまで、経路320をたどる。同様に、メモリ状態310(状態C)は、正味の負のバイアス電圧325を印加することによって書き込まれ、これは、メモリ状態345(状態D)という結果になる。負の電圧325を除去した後、メモリ状態345(状態D)は、ゼロ電圧においてメモリ状態310(状態C)に到達するまで経路330をたどる。メモリ状態340(状態A)および345(状態D)は、残留分極(Pr)値、すなわち、外部バイアス(たとえば、電圧)を除去するときに残留する分極(または電荷)とも呼ばれることがある。抗電圧とは、電荷(または分極)がゼロである電圧である。
強誘電体キャパシタの記憶された状態を読み取る、またはこれを感知するために、電圧は、キャパシタにわたって印加されることがある。それに応答して、記憶された電荷Qは変化し、変化の程度は、初期電荷状態に依存する。すなわち、最終的な記憶された電荷(Q)は、メモリ状態305−aが最初に記憶されたかメモリ状態310−aが最初に記憶されたかに依存する。たとえば、ヒステリシス曲線300−bは、2つの可能な記憶されたメモリ状態305−aおよび310−aを図示する。バイアス電圧335は、図2を参照して論じられるように、キャパシタにわたって印加されることがある。他の場合では、固定電圧は、セル・プレートに印加されることがあり、正の電圧として示されているが、バイアス電圧335は負であることがある。バイアス電圧335に応答して、メモリ状態305−aは、経路350をたどることがある。同様に、メモリ状態310−aが最初に記憶された場合、メモリ状態310−aは、経路355をたどる。メモリ状態360およびメモリ状態365の最終的な位置は、具体的な感知スキームおよび回路を含むいくつかの要因に依存する。
場合によっては、最終的なメモリ状態は、メモリ・セルに接続されたディジット線の固有容量に依存することがある。たとえば、キャパシタがディジット線に電気的に接続され、電圧335が印加された場合、ディジット線の電圧は、その固有容量により上昇することがある。そのため、感知構成要素において測定される電圧は、電圧335に等しくない
ことがあり、その代わりに、ディジット線の電圧に依存することがある。したがって、ヒステリシス曲線300−b上での最終的なメモリ状態360および365の位置は、ディジット線の容量に依存することがあり、ロードライン解析を通して決定されることがある。すなわち、メモリ状態360および365は、ディジット線容量を参照して規定されることがある。その結果、キャパシタの電圧、電圧370、または電圧375は、異なってよく、キャパシタの初期状態に依存してよい。
ディジット線電圧を基準電圧と比較することによって、キャパシタの初期状態が決定されることがある。ディジット線電圧は、電圧335と、キャパシタにわたっての最終的な電圧、電圧370、または電圧375との差、すなわち(電圧335−電圧370)または(電圧335−電圧375)であってよい。基準電圧は、記憶された論理状態を決定するために、すなわち、ディジット線電圧が基準電圧よりも高いまたは低い場合に、その大きさが2つの可能なディジット線電圧の2つの可能な電圧の間の差であるように生成されることがある。たとえば、基準電圧は、2つの量すなわち(電圧335−電圧370)および(電圧335−電圧375)の平均であることがある。感知構成要素による比較時、感知されるディジット線電圧は、基準電圧よりも高いまたは低いように決定されることがあり、強誘電体メモリ・セルの記憶される論理値(すなわち、論理0または1)が決定され得る。いくつかの例では、メモリ・セルのアクセス手順(たとえば、読み取りまたは書き込みは、複数のビットが単一のメモリ・セル内に記憶されることを説明するように修正されることがある。
上記で論じられたように、強誘電体キャパシタを使用しないメモリ・セルを読み取ることは、記憶された論理状態を劣化または破壊することがある。しかしながら、強誘電体メモリ・セルは、読み取り動作の後で初期論理状態を維持することがある。たとえば、メモリ状態305−aが記憶される場合、メモリ状態は、読み取り動作中にメモリ状態360への経路350をたどることがあり、電圧335を除去した後、電荷状態は、経路350を反対方向にたどることによって、初期メモリ状態305−aに戻ることがある。
いくつかの事例では、強誘電体メモリ・セルは、3つ以上のメモリ状態を維持するように構成されることがある。いくつかの例では、3つ以上のメモリ状態を維持するために、強誘電体メモリ・セルは、分極状態(たとえば、安定状態)および誘電電荷状態(たとえば、揮発状態)を記憶するように構成されることがある。分極状態は、強誘電材料の性質(すなわち、セルの分極)と関連づけられることがあり、誘電電荷状態は、キャパシタ上に記憶される電圧または電荷と関連づけられることがある。メモリ・セルの複数の論理状態は、複数の安定状態、複数の揮発状態、またはそれらの組み合わせを含んでよい。
たとえば、強誘電体メモリ・セルは、4つのメモリ状態、すなわち、メモリ状態305(状態B)、メモリ状態310(状態C)、メモリ状態340(状態A)、およびメモリ状態345(状態D)を記憶するように構成されることがある。いくつかの例では、メモリ・セル内に記憶される論理値は、分極状態(たとえば、安定状態)と誘電電荷(たとえば、揮発状態)の組み合わせに基づくことがある。いくつかの例では、メモリ・セル内に記憶され得る論理値の数は、分極状態と誘電電荷状態の可能な組み合わせの数に基づく。メモリ状態305(状態B)は、正の分極状態と誘電電荷状態のためのゼロ値とを有するメモリ・セルに基づくことがある。メモリ状態310(状態C)は、負の分極状態と誘電電荷状態のためのゼロ値とを有するメモリ・セルに基づくことがある。メモリ状態340(状態A)は、正の分極状態と誘電電荷状態のための正の非ゼロ電圧または電荷とを有するメモリ・セルに基づくことがある。メモリ状態345(状態D)は、負の分極状態と誘電電荷状態のための負の非ゼロ電圧または電荷とを有するメモリ・セルに基づくことがある。
メモリ・セル上に分極状態と誘電電荷状態の両方を記憶するために、メモリ・アレイのさまざまな動作が変えられることがある。たとえば、書き込み動作中、メモリ・コントローラは、メモリ・セルの中央電極を放電しないことがある。そのような例では、メモリ・セルは、非ゼロ誘電電荷状態を維持することがある。
メモリ・セルが2つのメモリ状態を含むとき、論理の単一ビットは、メモリ・セルによって記憶されることがある。しかしながら、メモリ・セルが3つ以上のメモリ状態を含むとき、論理の追加のビットは、メモリ・セルによって記憶されることがある。たとえば、メモリ・セルが4つのメモリ状態を含むとき、論理の2つのビットは、メモリ・セル上に記憶されることがある。追加のメモリ状態は、分極状態値と誘電電荷状態値(たとえば、メモリ状態360とメモリ状態365)の異なる組み合わせに基づいて、メモリ・セル上に記憶されることがあることが理解されるべきである。
図4は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートする状態図400の一例を図示する。時間ベースの感知は、メモリ・セルの複数の異なるタイプのメモリ状態を識別するために使用されることがある。たとえば、状態図400−aに示されるように、メモリ・セルは、分極に基づく3つ以上のメモリ状態を含むことがある。別の例では、状態図400−bに示されるように、メモリ・セルは、誘電電荷に基づいて3つ以上のメモリ状態を含むことがあり、いくつかの例では、メモリ状態は、分極と誘電電荷の両方に基づくことがある。
状態図400−aは、複数の分極メモリ状態405を含むことを含むメモリ・セルのためのメモリ状態を図示する。複数の分極メモリ状態405は、第1のメモリ状態410と、第2のメモリ状態415と、第3のメモリ状態420と、第4のメモリ状態425とを含むことがある。4つのメモリ状態のみが示されているが、メモリ・セルは、2つのメモリ状態、3つのメモリ状態、4つのメモリ状態などを含む任意の数のメモリ状態を含んでよい。メモリ状態410、415、420、425の各々は、強誘電体メモリ・セルの分極に基づくことがある。いくつかの例では、各メモリ状態410、415、420、425は、ゼロ誘電電荷を含むことがある。メモリ状態410、415、420、425は、非ゼロ分極値とゼロ誘電電荷値とを有することによって特徴づけられることがある。
メモリ状態410を取得するために、バイアス電圧は、メモリ・セルをヒステリシス曲線の点430に移動させるために強誘電体メモリ・セルに印加されることがある。バイアス電圧が解放された後、強誘電体メモリ・セルは、メモリ状態410においてゼロ誘電電荷状態に緩和されることがある。同様に、メモリ状態425は、負のバイアス電圧を強誘電体メモリ・セルに印加することによって取得されることがある。メモリ状態415、420を取得するために、バイアス電圧および/または書き込み動作のタイミングが変えられることがある。たとえば、メモリ・セルは、ヒステリシス曲線上の点435とは異なる点にバイアスされることがある、ならびに/または負の電圧および正の電圧のシーケンスが印加されることがある。いくつかの例では、正の電圧および負の電圧の絶対値が、プログラミング・パルスのシーケンス中に減少することがある。図5を参照してより詳細に論じられるように、時間ベースの感知技法は、メモリ状態410、415、420、425を区別するように構成されることがある。
状態図400−bは、複数の誘電電荷メモリ状態440と、複数の組み合わせ分極および誘電電荷メモリ状態445とを含む、メモリ・セルのためのメモリ状態を図示する。誘電電荷メモリ状態440は、第1のメモリ状態450と、第2のメモリ状態455と、第3のメモリ状態460と、第4のメモリ状態465とを含むことがある。4つのメモリ状態のみが示されているが、メモリ・セルは、2つのメモリ状態、3つのメモリ状態、4つのメモリ状態などを含む任意の数のメモリ状態を含んでよい。メモリ状態の各々は、メモ
リ・セルの誘電電荷に基づくことがある。そのような例では、非ゼロ誘電電荷をもつメモリ状態は、キャパシタ上に記憶される対応する電圧を有することがある。場合によっては、線形関係(Q=CV)が、電荷と電圧との間に存在することがある。線490は、誘電電荷状態のための線形関係の一例を表す。いくつかの例では、誘電電荷は、メモリ・セルのキャパシタ上に記憶される。いくつかの例では、誘電電荷は、中央電極メモリ・セル上に記憶される。いくつかの例では、誘電電荷は、メモリ・セルのキャパシタと中央電極の両方の上に記憶される。いくつかの例では、誘電電荷状態は、負の電圧および/または負の電荷と関連づけられることがある。メモリ状態450、455、460、465の各々は、メモリ・セルの誘電電荷に基づくことがある。いくつかの例では、各メモリ状態450、455、460、465が分極されていないことがある。したがって、誘電体キャパシタ(たとえば、DRAM)または強誘電体キャパシタのどちらかが、メモリ状態450、455、460、465を記憶するように構成されることがある。いくつかの例では、強誘電体メモリ・セルは、純DRAMメモリ・セルとして使用されることがある。状態図440−b内に示されている例では、非ゼロ分極状態が存在するので、強誘電体メモリ・セルは純DRAMセルとは異なることがある。しかしながら、この差は、メモリ・セルのマルチ・レベル(揮発性)記憶動作のいくつかの例では、無視されてよい。
メモリ状態450、455、460、465のうちの1つを取得するために、特定のメモリ状態と関連づけられた電圧が、メモリ・セルのキャパシタに印加されることがある。異なる電圧は、異なるメモリ状態を取得するために使用されることがある。いくつかの例では、関連づけられた電圧を特定のメモリ状態に印加した後、メモリ・セルは選択解除されることがある(たとえば、キャパシタは、ディジット線から絶縁されることがある)。
組み合わせメモリ状態445は、第1のメモリ状態470と、第2のメモリ状態475と、第3のメモリ状態480と、第4のメモリ状態485とを含むことがある。4つのメモリ状態のみが示されているが、メモリ・セルは、2つのメモリ状態、3つのメモリ状態、4つのメモリ状態などを含む任意の数のメモリ状態を含んでよい。メモリ状態の各々は、メモリ・セルの分極と誘電電荷の両方に基づくことがある。いくつかのメモリ状態、すなわち、分極または誘電電荷のどちらかは、ゼロ値であることがある。
メモリ状態470、475、480、485のうちの1つを取得するために、特定のメモリ状態と関連づけられた1つまたは複数のバイアス電圧が、メモリ・セルのキャパシタに印加されることがある。異なるバイアス電圧および異なるタイミングが、異なるメモリ状態を取得するために使用されてよい。いくつかの例では、関連づけられた電圧を特定の組み合わされたメモリ状態に印加した後、メモリ・セルは、キャパシタがその上に蓄積された誘電電荷を蓄えるように、選択解除されることがある(たとえば、キャパシタは、ディジット線から絶縁されることがある)。
いくつかの例では、誘電電荷メモリ状態440および組み合わせメモリ状態445は、正のバイアス電圧と関連づけられることがある。そのような例では、単一の電流ジェネレータは、時間ベースの読み取り動作中にディジット線を充電するように構成されることがある。いくつかの例では、誘電電荷メモリ状態440および組み合わせメモリ状態445は、負のバイアス電圧と正のバイアス電圧の両方と関連づけられることがある(たとえば、メモリ状態305、310、340、345)。それらの例のうちのいくつかでは、追加の構成要素が、メモリ・セル上でアクセス動作を実行するために使用されることがある。
本明細書で使用されるとき、メモリ状態は、メモリ・セルの状態を指し得る。たとえば、メモリ状態は、分極電荷と、誘電電荷とを含むことがある。本明細書で使用されるとき、論理状態は、メモリ・セルのメモリ状態と関連づけられたデジタル論理を指し得る。た
とえば、論理状態は、論理的な‘0’、論理的な‘1’、論理的な’00’、論理的な‘01’、論理的な’10’、論理的な‘11’などを含んでよい。論理状態は、メモリ状態にマッピングされ得る。いくつかの例では、1対1マッピングが、論理状態とメモリ状態との間に存在する。本明細書で使用されるとき、メモリ状態という用語は、論理状態という用語と互換的に使用され得る。したがって、いくつかの例では、論理状態は、分極状態、または誘電電荷状態、またはそれらの組み合わせを含むことがある。
図5は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図500の一例を図示する。いくつかの事例では、メモリ・セルの読み取り動作は、時間および継続時間に基づいて論理状態を区別することがある。たとえば、メモリ・セル105および/またはその関連づけられたディジット線115をバイアスした後、感知構成要素は、メモリ・セルのメモリ状態に基づいた異なる応答を検出することがある。メモリ・セル105上に記憶された論理状態(またはメモリ・セル105のメモリ状態)は、バイアスを印加することとメモリ・セルの電圧が電圧閾値505を満たしたときとの間の継続時間を検出することによって、決定されることがある。
タイミング図500は、図3のヒステリシス曲線300−aに関して示され説明されるメモリ状態と関連づけられている。したがって、タイミング図500は、強誘電体メモリ・セルのメモリ状態と関連づけられる。しかしながら、他のタイミング図がメモリ・セルのメモリ状態に基づいて本開示によって包含されることが理解されるべきである。たとえば、異なるタイミング図が、誘電体メモリ・セルと関連づけられることがある。
例示的なタイミング図500は、第1の応答信号510と、第2の応答信号515と、第3の応答信号520と、第4の応答信号525とを含む。各応答信号は、ヒステリシス曲線300−aにおいて示されるメモリ状態のうちの1つと関連づけられることがある。たとえば、第1の応答信号は、メモリ状態A(たとえば、メモリ状態340(状態A))を記憶するメモリ・セルと関連づけられることがある。第2の応答信号515は、メモリ状態B(たとえば、メモリ状態305(状態B))を記憶するメモリ・セルと関連づけられることがある。第3の応答信号520は、メモリ状態C(たとえば、メモリ状態310(状態C))を記憶するメモリ・セルと関連づけられることがある。第4の応答信号525は、メモリ状態D(たとえば、メモリ状態345(状態D))を記憶するメモリ・セルと関連づけられることがある。
読み取り動作中、電源(たとえば、電流ジェネレータ)は、メモリ・セル105を所定の電圧レベルに充電することがある。所定の電圧レベルと関連づけられる電圧閾値505に到達するためにメモリ・セルからかかる時間の量に基づいて、メモリ・コントローラ140は、どのメモリ状態がメモリ・セル105上に記憶されるかを決定するように構成されることがある。いくつかの例では、所定の電圧レベルが、状態を取得するために使用されるバイアス電圧(たとえば、電圧315)であることがある。いくつかの例では、所定の電圧レベルが、メモリ状態Aと関連づけられた誘電電荷電圧であることがある。
読み取り動作中に電圧閾値505を満たすために必要とされる継続時間は、メモリ・セルのメモリ状態に基づくことがある。時間t0では、電圧または電流が、メモリ・セルを所定の電圧レベルに充電するために、メモリ・セルに印加されることがある。時間t1では、メモリ・セルのメモリ状態Aと関連づけられた第1の応答信号510が、電圧閾値505を満たす。時間t0と時間t1との間に規定された継続時間530は、メモリ・セル105がメモリ状態Aであるかどうかを決定するために使用される継続時間であることがある。いくつかの例では、メモリ状態Aは、メモリ状態Aにあるメモリ・セルの誘電電荷のために、正の電圧535で始まる。いくつかの例では、メモリ・セルが充電される所定の電圧レベルは、メモリ状態Aと関連づけられた正の電圧535に基づく。いくつかの例
では、電圧閾値505は、メモリ状態Aと関連づけられた正の電圧535に基づく。そのような例では、継続時間530は、この関係により非常に小さいことがある。いくつかの例では、電圧閾値505が正の電圧535よりも小さいように設定されるので、継続時間530はゼロであることがある。
メモリ・セルが所定の正の電圧レベルに充電されるとき、メモリ・セルのメモリ状態Aは、ヒステリシス曲線300−bに示されるように、経路350をたどってヒステリシス曲線に沿って進むことがある。メモリ状態Aは、所定の正の電圧レベルに非常に近くに配置されるので、継続時間530は小さいことがある。いくつかの例では、継続時間530は、約ゼロ・ナノ秒であることがある。
時間t2では、メモリ・セル105のメモリ状態Bと関連づけられた第2の応答信号515が、電圧閾値505を満たすことがある。時間t0と時間t2との間に規定された継続時間540は、メモリ・セル105がメモリ状態Bであるかどうかを決定するために使用される継続時間であることがある。いくつかの例では、メモリ状態Bは、メモリ状態Bを記憶するメモリ・セルが誘電電荷を含まないので、ゼロ電圧545で始まる。
メモリ・セルが所定の正の電圧レベルに充電されるとき、メモリ・セルのメモリ状態Bは、ヒステリシス曲線300−bに示されるように、経路350をたどってヒステリシス曲線に沿って進むことがある。継続時間540は、少なくとも一部は、メモリ状態Bが所定の正の電圧レベルに到達する前に進み得るヒステリシス曲線の長さに基づくことがある。いくつかの例では、継続時間540は、少なくとも一部は、メモリ・セルを充電するために使用される一定の電流レベルに基づくことがある。
時間t3では、メモリ・セル105のメモリ状態Cと関連づけられた第3の応答信号520が、電圧閾値505を満たすことがある。時間t0と時間t3との間に規定された継続時間550は、メモリ・セル105がメモリ状態Cであるかどうかを決定するために使用される継続時間であることがある。いくつかの例では、メモリ状態Cは、メモリ状態Cを記憶するメモリ・セルが誘電電荷を含まないので、ゼロ電圧545で始まる。
メモリ・セルが所定の正の電圧レベルに充電されるとき、メモリ・セルのメモリ状態Cは、ヒステリシス曲線300−bに示されるように、経路355をたどってヒステリシス曲線に沿って進むことがある。継続時間550は、少なくとも一部は、メモリ状態Cが所定の正の電圧レベルに到達する前に進み得るヒステリシス曲線の長さに基づくことがある。いくつかの例では、継続時間550は、少なくとも一部は、メモリ・セルを充電するために使用される一定の電流レベルに基づくことがある。いくつかの例では、第2の応答信号515と第3の応答信号520の両方に対する開始電圧は同じであるが、継続時間540が継続時間550とは異なる。そのような現象は、異なる分極状態の結果であることがある。メモリ状態Cは、所定の電圧レベルに到達するためにヒステリシス曲線に沿って異なる経路を進むことがあり、したがって、ディジット線115が電圧閾値505を満たすのに、より長くかかることがある(たとえば、継続時間550は、継続時間540よりも長いことがある)。いくつかの例では、メモリ・セルがメモリ状態310(状態C)にある場合、より多くの電荷(または時間)が、メモリ状態305(状態B)にあるメモリ・セルに対応する電圧閾値505を満たすために使用され得るように、メモリ・セル内に注入される電荷のうちのいくらかは、その分極状態を反転させるために使用されることがあり、電荷のうちのいくらかは、メモリ・セルを充電するために使用されることがある。
時間t4では、メモリ・セル105のメモリ状態Dと関連づけられた第4の応答信号525が、電圧閾値505を満たすことがある。時間t0と時間t4との間に規定された継続時間555は、メモリ・セル105がメモリ状態Dであるかどうかを決定するために使
用される継続時間であることがある。いくつかの例では、メモリ状態Dは、メモリ状態Dを記憶するメモリ・セルが負の誘電電荷を含むので、負の電圧560で始まる。
メモリ・セルが所定の正の電圧レベルに充電されるとき、メモリ・セルのメモリ状態Aは、ヒステリシス曲線300−bに示されるように、経路355をたどってヒステリシス曲線に沿って進み、ヒステリシス曲線に沿って所定のメモリ状態まで継続することがある。継続時間555は、少なくとも一部は、メモリ状態Dが所定の正の電圧レベルに到達する前に進み得るヒステリシス曲線の長さに基づくことがある。いくつかの例では、継続時間555は、少なくとも一部は、メモリ・セルを充電するために使用される一定の電流レベルに基づくことがある。
いくつかの事例では、メモリ・コントローラ140は、時間t3の後のメモリ・セル105上に記憶された論理状態を決定するように構成されることがある。たとえば、電圧閾値505が時間t3によって満たされていない場合、メモリ・コントローラ140は、メモリ・セル105がメモリ状態Dにあることを、推論によって決定することがある。そのような推論を行うために、いくつかの例では、メモリ・コントローラ140は、読み取り動作のための時間閾値565を規定する。時間閾値565が満たされるときに電圧閾値505が満たされない場合、メモリ・コントローラ140は、メモリ・セル105が特定のメモリ状態にあることを(推論によって)決定することがある。図5の例示的な例では、時間閾値565は、時間t3の頃または時間t3のすぐ後に設定されることがあり、時間閾値565は、メモリ・セル105がメモリ状態Dにあることを(推論によって)決定するために使用されることがある。時間閾値565の使用によって、読み取り動作を実行するために使用される合計時間の量が減少することがある。たとえば、読み取り動作中、メモリ・コントローラ140は、時間閾値565に基づいて電圧閾値505が満たされるかどうかを検出しようとする時間の量を減少させることがある。
いくつかの例では、応答信号(図5に示されない)が、任意の所与のメモリ状態に対して(たとえば、メモリ・セルの分極状態および誘電電荷状態のすべての可能な組み合わせを表すQ−V図内の任意の所与の点に対して)存在することがある。任意の所与のメモリ状態に対して、応答信号は、メモリ・セルキャパシタを誘電充電(および/または放電)することと関連づけられた1つまたは複数の線形部分と、キャパシタの分極の修正に対応する1つまたは複数の他の部分(典型的には、より緩慢な傾斜をもつ)とを有することがある。継続時間の各部分(誘電電荷または分極)は、少なくとも一部は、初期メモリ状態に(たとえば、キャパシタ上に記憶された分極および誘電電荷の組み合わせに)および/またはメモリ・セルを所定の電圧レベルに充電するために使用される電流に基づくことがある。
図6は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートする回路600の一例である。回路600は、時間ベースのアクセス動作(たとえば、読み取り動作および書き込み動作)を実行するように構成されることがある。
回路600は、ディジット線604およびプレート線606に結合されたメモリ・セル602を含むことがある。メモリ・セル602は、キャパシタ608と、選択構成要素610とを含むことがある。いくつかの例では、中央電極は、キャパシタ608と選択構成要素610との間に規定されることがある。いくつかの例では、キャパシタ608は、強誘電体キャパシタとすることがある。いくつかの例では、キャパシタ608は、誘電体キャパシタとすることがある。選択構成要素610は、メモリ・コントローラから受け取られた命令に基づいて選択構成要素610を活性化するように構成されたアクセス線612(たとえば、ワード線)に結合されることがある。メモリ・セル602は、図1〜図5を参照しながら説明されたメモリ・セルの一例であってよい。ディジット線604は、図1
〜図5を参照しながら説明されたディジット線115の一例であってよい。プレート線606は、図2を参照しながら説明されたプレート線210の一例であってよい。キャパシタ608は、図2を参照して説明されたキャパシタ205の一例であってよい。選択構成要素610は、図2を参照して説明された選択構成要素220の一例であってよい。アクセス線612は、図1および図2を参照して説明されたワード線110の一例であってよい。
第1のノード620では、メモリ・セル602は、ディジット線604に結合することがある。充電構成要素622は、第1のノード620においてディジット線604に結合されることがある。充電構成要素622は、時間ベースの読み取り動作を実行するためにメモリ・セル602および/またはディジット線604を充電するように構成されることがある。充電構成要素622は、制御線624に結合されることがある。制御線624は、メモリ・コントローラ140から、メモリ・セル602を充電するべきかどうか命令を通信することがある。充電構成要素622は、メモリ・コントローラ140から命令に基づいて活性化されることがある。いくつかの例では、充電構成要素622は電流ジェネレータである。いくつかの例では、充電構成要素622はカスコードである。いくつかの例では、充電構成要素622は、1つまたは複数のトランジスタを含むことがある。
絶縁構成要素626は、第2のノード628(ノード)において充電構成要素622に結合されることがある。絶縁構成要素626は、制御線632によってメモリ・コントローラ140から受け取られた命令に基づいて第2のノード628を電圧源630(Vpp)に選択的に結合するように構成されることがある。いくつかの例では、絶縁構成要素626は、トランジスタまたは他のスイッチング構成要素の一例であってよい。
感知構成要素634は、充電構成要素622に結合されることがある。いくつかの例では、感知構成要素634は、第2のノード628に結合されることがある。図7を参照してさらに説明されるように、感知構成要素634は、第1のノード620におけるディジット線604がいつ所定の電圧レベルに充電されるかを検出するように構成されることがある。感知構成要素634は、第2のノード628における電圧レベルがいつ閾値電圧を満たすかを検出するように構成されることがある。いくつかの例では、感知構成要素634は、電圧源630に結合されることがある。いくつかの例では、感知構成要素634はインバータであることがある。いくつかの例では、感知構成要素634は、第2のノード628の電圧レベルを電圧閾値(たとえば、電圧閾値505)と比較するように構成された構成要素または回路であってよい。感知構成要素634は、第2のノードの電圧レベルが閾値を満たしたことに基づいて、第3のノード636に信号を出力することがある。いくつかの例では、感知構成要素634は、第2のノード628における電圧レベルを感知することがある。いくつかの例では、感知構成要素634は、第1のノード620においてディジット線604に結合されることがある。
第1のラッチ640は、感知構成要素634に結合されることがある。いくつかの例では、第1のラッチ640は、第3のノード636に結合されることがある。第1のラッチ640は、選択されたメモリ・セル602上に記憶された論理状態の値を出力するように構成されることがある。第1のラッチ640は、時間ベースの読み取り動作の一部として使用されることがあり、第1のラッチ640によって出力された値が、読み取り動作が始まって以降またはメモリ・セル602が充電され始まって以降の継続時間に基づくことがある。
第1のラッチ640は、アクセス線によって、第1の時間変化する信号642(「F1信号」)に結合されることがある。第1の時間変化する信号642は、メモリ・セル602またはディジット線604を充電し始めることと感知構成要素634から出力された信
号を受け取ることとの間の継続時間に基づいてメモリ・セル602の論理状態を示すように構成されることがある。感知構成要素634から出力されている信号は、電圧レベルが閾値を満たすことに基づくことがある。第1の時間変化する信号642は、少なくとも3つの論理状態を規定するように構成されることがある。いくつかの例では、第1の時間変化する信号642は、少なくとも2つの論理状態を規定するように構成されることがある。いくつかの例では、第1の時間変化する信号642は、少なくとも4つの論理状態、またはいくつかの場合では、5つ以上の論理状態を規定するように構成されることがある。
いくつかの例では、メモリ・コントローラ140は、メモリ・セル602またはディジット線604が充電構成要素622によって充電され始めるとき、第1の時間変化する信号642を第1のラッチ640に印加することがある。第1の時間変化する信号642は、メモリ・セル602の予想論理状態に基づいて、所定の時間変化する信号であることがある。第1の時間変化する信号642は、所定の時間区間にわたって所定の様式で変化することがある。いくつかの例では、第1の時間変化する信号642は、メモリ・コントローラ140から受け取られることがある。
第1の時間変化する信号642は、メモリ・セル602のメモリ状態とメモリ・セル602の論理状態との間のマッピングを規定することがある。読み取り動作中、充電構成要素622は、メモリ・セル602を充電することがある。メモリ・セル602のメモリ状態(たとえば、その分極および/または誘電電荷)に基づいて、メモリ・セル602と関連づけられた電圧が電圧閾値(たとえば、電圧閾値505)を満たすのに、ある時間継続時間がかかることがある。第1の時間変化する信号642は、メモリ・セル602の可能な論理状態を循環するように構成されることがある。メモリ・セル602が第1のメモリ状態Aにある場合、第1の時間変化する信号642は、時間の部分区間にわたって第1のメモリ状態Aと関連づけられた第1の論理状態を表すように構成されることがある。この時間の部分区間が、メモリ状態Aのときにメモリ・セル602が充電する予想継続時間と関連づけられる。第1の時間変化する信号642は、合計の全体的な区間の部分区間にわたってのメモリ・セル602の各メモリ状態に対する論理状態を規定することがある。たとえば、第1の時間変化する信号642は、メモリ状態Aと関連づけられた論理状態を規定する第1の部分区間を含むことがある。第1の部分区間の後、第1の時間変化する信号642は、メモリ状態Bと関連づけられた論理状態を規定する第2の部分区間を含むことがある。そのようなパターンは、メモリ・セル602のメモリ状態/論理状態が第1の時間変化する信号642によって表されるまで継続することがある。いくつかの例では、部分区間は、継続時間内で実質的に等しい。しかしながら、他の例では、部分区間は、メモリ・セル602の予想充電継続時間に基づいて、異なる継続時間であることがある。
いくつかの例では、第2のラッチ644は、第1のラッチ640と協働して、メモリ・セル602の論理状態を規定することがある。第2のラッチ644は、第3のノード636に、および第2の時間変化する信号646(F2信号)に結合されることがある。第2の時間変化する信号646は、第1の時間変化する信号642と協働して、メモリ・セル602の論理状態を規定することがある。そのような例は、図8を参照してより詳細に説明される。いくつかの例では、追加のラッチ(図6に示されない)が存在することがある。追加のラッチは、読み取り時間継続時間をさらに細かい粒度の時間部分区間に分割することによって、第1のラッチおよび第2のラッチと協働してメモリ・セルのより多くの論理状態を規定することがある。
コントローラ660は、データ線648によって第1のラッチ640に、およびデータ線650によって第2のラッチ644に結合されることがある。コントローラ660は、第1のラッチ640から受け取られた第1の時間変化する信号642の値に基づいてメモリ・セル602の論理状態を識別するように構成されることがある。いくつかの例では、
メモリ・セル602の論理状態を識別することは、第1の時間変化する信号642と、第2のラッチ644から受け取られた第2の時間変化する信号646の両方に基づくことがある。コントローラ660は、読み取り動作の一部として書き戻し動作を実行するようにも構成されることがある。いくつかの例では、コントローラ660は、論理状態の第2のビットを識別する前に論理状態の第1のビットを識別するように構成されることがある。たとえば、メモリ・セル602が、4つの論理状態(00、01、10、11)を記憶することが可能である場合、コントローラ660は、他のビットの値を識別する前にメモリ識別子の最上位ビットが論理的な‘1’であるか論理的な‘0’であるかを識別するように構成されることがある。
コントローラ660はまた、読み取り動作の書き戻し部分を実行するようにスイッチング構成要素662、664、666を動作させることがある。いくつかの例では、コントローラ660は、通常の書き込み動作の一部として書き込み動作を実行するように構成されることがある。コントローラ660は、第1の制御線668によってスイッチング構成要素662、664に結合されることがある。コントローラ660は、第2の制御線670によってスイッチング構成要素666に結合されることがある。いくつかの例では、任意の数の制御線が、コントローラ660によって、スイッチング構成要素662、664、666を動作させるために使用されてよい。
スイッチング構成要素662は、電圧源672(Vo)に結合されることがある。スイッチング構成要素662は、書き込み動作または書き戻し動作中にプレート線606をハイに(たとえば、電圧源672に)バイアスするように構成されることがある。スイッチング構成要素662は、トランジスタであってもよいし、他のタイプのスイッチング構成要素であってもよい。
スイッチング構成要素664は、接地674に結合されることがある。スイッチング構成要素664は、書き込み動作または書き戻し動作中にプレート線606をローに(たとえば、接地に)バイアスするように構成されることがある。いくつかの例では、接地674は、Vssにおける電圧源である接地または仮想接地であることがある。
同じ制御線がスイッチング構成要素662とスイッチング構成要素664の両方を制御するために使用される事例(たとえば、第1の制御線668)では、スイッチング構成要素662は、スイッチング構成要素664が非活性化されるとき、活性化されるように構成されることがある。したがって、スイッチング構成要素662は、ロー信号に基づいて活性化されるように構成されることがあり、スイッチング構成要素664は、ハイ信号に基づいて活性化されるように構成されることがある、またはその逆である。
スイッチング構成要素666は、接地674に結合されることがある。スイッチング構成要素664は、書き込み動作または書き戻し動作中にディジット線604をローに(たとえば、接地または仮想接地に)バイアスするように構成されることがある。いくつかの例では、コントローラは、書き込み動作または書き戻し動作中にワード線612を構成されることがある。そのようなワード線612の制御は、メモリ・セル602の誘電電荷の後でワード線612が非活性化されるときに使用されることがある。
いくつかの例では、コントローラ660は、書き込み動作または書き戻し動作中にディジット線604をハイにバイアスするために、別のスイッチング構成要素に結合されることがある。いくつかの例では、充電構成要素622は、書き込み動作または書き戻し動作中にディジット線604をハイにバイアスするように動作されることがある。
いくつかの事例では、コントローラ660が、メモリ・コントローラ140の一例であ
ることがある。いくつかの事例では、コントローラ660は、本明細書において説明される機能を実行するように構成された専用構成要素、専用回路、または専用論理であってよい。いくつかの事例では、コントローラ660は、メモリ・コントローラ140に結合されることがあり、メモリ・コントローラ140と協働して、本明細書において説明されるさまざまな機能を実行するように構成されることがある。たとえば、いくつかの例では、コントローラ660は、本明細書において説明される機能のいくつかの部分を実行することがあり、メモリ・コントローラ140は、本明細書において説明される機能の他の部分を実行することがある。
図7は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図700の一例を図示する。タイミング図700は、第1のノード620におけるディジット線604のディジット線電圧信号705および回路600の第2のノード628におけるノード電圧信号710を図示する。ディジット線電圧信号705およびノード電圧信号710は、メモリ・セル602の読み取り動作中の電圧を表し得る。より具体的には、信号705、710は、読み取り動作の感知部分中の電圧を表すことがある。
メモリ・セル602上で実行される読み取り動作は、前準備部分と、感知部分と、書き戻し動作と、前充電部分とを含むことがある。時間t0では、メモリ・コントローラ140は、読み取り動作の感知部分を開始することがある。メモリ・セル602からの信号を成長させるために、メモリ・コントローラ140は、メモリ・セル602またはディジット線604を、図7ではVdlによって表される所定の電圧レベル715に充電するために、充電構成要素622を活性化することがある。メモリ・セル602の電圧レベルは、開始電圧レベル720(図7ではVstによって表される)から所定の電圧レベル715(Vdl)に上昇する。
ノード電圧信号710によって表される第2のノード628の電圧レベルも、充電されているメモリ・セル602に基づいて、開始電圧レベルから上昇する。第2のノード628の開始電圧レベルは、ディジット線604および/またはメモリ・セル602の開始電圧レベルに基づくことがある。いくつかの例では、第2のノード628の開始電圧レベルは、ディジット線604および/またはメモリ・セル602の開始電圧レベルと同じであることがある。いくつかの例では、第2のノード628の開始電圧レベルは、ディジット線604および/またはメモリ・セル602の開始電圧レベルとは異なることがある。いくつかの例では、開始電圧は、充電されているメモリ・セル602のメモリ状態に基づいて変化する。
電圧閾値725は、第2のノード628の電圧レベル(ノード電圧信号710によって表される)に対して規定されることがある。電圧閾値725は、ディジット線604および/またはメモリ・セル602の電圧レベルがいつ所定の電圧レベル715に到達するかと関連づけられることがある。電圧閾値725は、第2のノード628の電圧レベルと第1のノード620の電圧レベルとの間の識別された関係に基づいて選択されることがある。いくつかの例では、電圧閾値725は、図5を参照して説明された電圧閾値505の一例であることがある。
時間t1では、第2のノード628における電圧レベルは、電圧閾値725を満たすことがある。いくつかの例では、回路600が、感知構成要素634を使用して、この決定を行うことがある。いくつかの事例では、感知構成要素634は、電圧閾値725が満たされていることを用いて識別するために、第2のノード628において検出された電圧レベルを基準電圧と比較することがある。時間t1では、感知構成要素634は、第2のノード628における電圧レベルが電圧閾値725を満たすことに基づいて、信号をラッチ
640に出力することがある。電圧閾値725は、回路動作またはアクセス動作の変更に基づいて、修正されてよいまたは変えられてよい。
継続時間730は、時間t0においてディジット線604および/またはメモリ・セル602を充電することの始まりと、時間t1において電圧レベルが電圧閾値725を満たすときとの間に規定されることがある。継続時間730は、図5を参照して説明された継続時間のうちの1つに対応することがある。継続時間730は、充電が始まる時間t0におけるメモリ・セル602のメモリ状態に基づいて変化することがある。ディジット線604と第2のノード628の両方の開始電圧レベルも、充電が始まる時間t0におけるメモリ・セル602のメモリ状態に基づいて変化することがある。たとえば、メモリ状態Aに対する開始電圧レベル(図3および図5を参照して説明される)は、メモリ状態D(図3および図5を参照して説明される)よりも高いことがある。いくつかの例では、信号705、710は、充電が始まる時間t0におけるメモリ・セル602のメモリ状態に基づいて変化することがある。
いくつかの例では、回路600の感知構成要素634は、第1のノード620においてディジット線604に結合されることがある。それらの例では、電圧閾値725は、ディジット線604および/またはメモリ・セル602が充電されている所定の電圧レベル715またはそのあたりに設定されることがある。感知構成要素634が、本明細書において説明される機能を実行するためにディジット線604に結合されるとき、感知構成要素634の要素が修正されることがあることが理解されるべきである。
いくつかの例では、ディジット線604は、読み取り動作を始める前にバイアスされることがある。ディジット線604をバイアスすることによって、ディジット線604にも結合された選択されていないメモリ・セルの論理状態の混乱が減少されることがある。読み取り動作を実行する前にディジット線604をバイアスすることによって、場合によっては、読み取り動作の感知部分中にディジット線604を充電するためにかかる継続時間が変えられないことがある。
いくつかの事例では、時間ベースの読み取り動作は、ラッチおよび/または時間変化する信号なしにメモリ・セル602上で実行されることがある。いくつかの事例では、コントローラ660またはメモリ・コントローラ140は、メモリ・セル602を充電し始めることと電圧閾値725が満たされるときとの間の継続時間を決定することがある。コントローラ660またはメモリ・コントローラ140は、継続時間をルックアップ・テーブルの値と比較することがある。ルックアップ・テーブルは、継続時間を特定の論理状態にマッピングするように構成されることがある。いくつかの例では、タイマが、メモリ・セル602が充電され始めるときに開始されることがある。読み取り動作の感知部分の継続時間は、電圧閾値が満たされたとき、タイマの値に基づくことがある。
読み取り動作の書き戻し部分は、メモリ・セル602の論理状態が識別された後に始まることがある。コントローラ660は、時間t1の頃または時間t1の後でメモリ・セル602の論理状態を識別することがある。次いで、コントローラ660は、識別された論理状態に基づいて、どのメモリ状態がメモリ・セルに書き込まれるべきかを決定することがある。いくつかの例では、書き戻されることになるメモリ状態は、コントローラ660によって識別された同じメモリ状態である。
時間ベースの読み取り動作の感知部分中、ディジット線604は、高電圧に充電またはバイアスされることになる。メモリ状態をメモリ・セル602に書き込むために、メモリ・セル602は、ディジット線604およびプレート線606によってバイアスされることがある。いくつかのメモリ状態をメモリ・セル602に書き込むために、ディジット線
604はハイであってよく、プレート線606はローであってよい。他のメモリ状態をメモリ・セル602に書き込むために、ディジット線604はローであってよく、プレート線606はハイであってよい。
したがって、いくつかのメモリ状態をメモリ・セル602に書き込むために、コントローラ660は、プレート線606を接地674に結合するためにスイッチング構成要素664を活性化することがある。ディジット線604は、読み取り動作の感知部分中の充電により既にハイであるので、メモリ・セル602は、あるメモリ状態をメモリ・セル602に書き戻すためにバイアスされることがある。
いくつかの事例では、ディジット線604は、書き込み動作または読み取り動作の書き戻し部分の始まりにハイでないことがある。そのような事例では、コントローラ660は、ディジット線604を電圧源に結合するために1つまたは複数のスイッチング構成要素(図示せず)を活性化することがあり、スイッチング構成要素664は、プレート線606を接地に結合するために活性化されることがある。たとえば、通常の書き込み動作中、ディジット線604は、書き込み動作の始まりに低い値であることがある。別の例では、ディジット線604は、感知構成要素が、閾値が満たされたことを検出した後、接地に結合されることがある。読み取り動作の部分の間にメモリ・セル602をオフにすることによって、メモリ・セル602上のストレスが減少されることがある。そのような例では、ディジット線604は、ディジット線604を接地に選択的に結合する1つまたは複数のスイッチング構成要素に結合されることがある。
他のメモリ状態をメモリ・セル602に書き込むために、コントローラ660は、プレート線606を電圧源に結合するためにスイッチング構成要素662を活性化することがあり、ディジット線604を接地674に結合するためにスイッチング構成要素666を活性化することがある。場合によっては、スイッチング構成要素666を活性化する前に、充電構成要素622が非活性化されることがある。
いくつかの例では、コントローラ660は、書き込み動作または書き戻し動作中に選択構成要素610を非活性化することがある。そのような例では、選択構成要素610は、プレート線606またはディジット線604がハイである間、非活性化されることがある。選択構成要素610を非活性化することによって、メモリ・セル602の中央電極が誘電電荷を蓄えることがある。いくつかの例では、選択構成要素610を非活性化することによって、キャパシタ608が誘電電荷を蓄えることがある。いくつかの例では、強誘電体メモリ・セルは、書き込み動作または書き戻し動作の後で中央電極を放電しないことによって分極状態と誘電電荷状態の両方を記憶するように構成されることがある。
いくつかの例では、メモリ・セル602は、複数のメモリ状態を記憶するように構成されることがある。したがって、コントローラ660は、複数の電圧源に結合された複数のスイッチング構成要素に結合されることがある。これらの電圧源のさまざまな組み合わせは、メモリ・セル602にとって適切なバイアスを取得するために使用されることがある。たとえば、メモリ・セル602は、ディジット線604を第1の電圧に結合し、この電圧とは異なる第2の電圧にプレート線606を結合することによって、メモリ状態を用いて書き込まれることがある。第1の電圧および第2の電圧は、任意の電圧であってよい。回路600は、さまざまなメモリ状態をメモリ・セル602に適切に書き込むための任意の数の制御線およびスイッチング構成要素を含んでよい。
図8は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図800の一例を図示する。タイミング図800は、少なくとも1つのラッチ(たとえば、ラッチ640)への時間変化する信号入力の例を図示する。タイ
ミング図800は、第1の時間変化する信号805と、第2の時間変化する信号810とを含む。いくつかの例では、時間変化する信号805、810は、単一のラッチ(たとえば、第1のラッチ640)への入力であることがある。いくつかの例では、時間変化する信号805、810は、2つのラッチ(たとえば、第1のラッチ640および第2のラッチ644)への入力であることがある。第1の時間変化する信号805は、図6を参照して説明された第1の時間変化する信号642の一例であってよい。第2の時間変化する信号810は、図6を参照して説明された第2の時間変化する信号646の一例であってよい。いくつかの例では、信号805、810の振幅は、経時的に変化されることがある。他の例では、信号805、810の他の特性が、経時的に変化されることがある。
第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号805、810は、メモリ・セル602上に記憶される論理状態を規定するように構成されることがある。第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号805、810は、高い電圧値および低い電圧値に基づいて論理的な‘1’および論理的な‘0’を表すように構成されることがある。たとえば、時間変化する信号805、810の高い電圧値が論理的な‘1’を表すことがあり、低い電圧値が論理的な‘0’を表すことがある。
時間ベースの読み取り動作では、メモリ・セル602を所定の電圧レベル(たとえば、電圧レベル715)に充電することの始まりと電圧閾値(たとえば、電圧閾値725)を満たすこととの間の継続時間は、1つまたは複数のラッチ(たとえば、ラッチ640、644)を活性化するために使用されることがある。ラッチが活性化される時間における時間変化する信号805、810の値は、メモリ・セル602の論理状態を識別するために使用されることがある。たとえば、メモリ・セル602の充電が時間t0において始まり、時間t1において電圧閾値が満たされる場合、第1の時間変化する信号805の値は、メモリ・セル602の論理状態の第1のビットが論理的な‘0’であり、第2のビットが論理的な‘0’であることを示すことがある。
第1の時間変化する信号と第2の時間変化する信号805、810は、読み取り動作中にメモリ・セル602を充電する継続時間に基づいてメモリ・セル602の論理状態をメモリ・セル602の関連づけられたメモリ状態にマッピングするために協働することがある。そのような時間ベースの読み取り動作は、他のメモリ・セル内の以前に区別可能でなかったメモリ状態を区別するために使用されることがある。たとえば、時間ベースの読み取り動作は、ゼロ分極および誘電電荷の第1のレベルによって規定された第1のメモリ状態と、第1の分極および誘電電荷の第1のレベルによって規定された第2のメモリ状態を区別することが可能なことがある。いくつかの例では、時間ベースの読み取り動作は、誘電電荷の異なるレベルのみまたは分極の異なるレベルのみを区別するように構成されてもよいし、両方の変更を区別するように構成されてもよい。
第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号805、810は、メモリ・セル602の異なるメモリ状態と関連づけられた充電の予想継続時間基づくことがある。図8で使用されるように、時間t1は、メモリ・セル602がメモリ状態Aを記憶するとき、読み取り動作中に電圧が電圧閾値を満たす時間を表し得る。時間t0と時間t1との間に規定された継続時間815は、図5を参照して説明された継続時間530に対応し得る。図8で使用されるように、時間t2は、メモリ・セル602がメモリ状態Bを記憶するとき、読み取り動作中に電圧が電圧閾値を満たす時間を表し得る。時間t0と時間t2との間に規定された継続時間820は、図5を参照して説明された継続時間540に対応し得る。図8で使用されるように、時間t3は、メモリ・セル602がメモリ状態Cを記憶するとき、読み取り動作中に電圧が電圧閾値を満たす時間を表し得る。時間t0と時間t3との間に規定された継続時間825は、図5を参照して説明された継続時間550に対応し得る。図8で使用されるように、時間t4は、メモリ・セル602がメモリ状態Dを
記憶するとき、読み取り動作中に電圧が電圧閾値を満たす時間を表し得る。時間t0と時間t4との間に規定された継続時間830は、図5を参照して説明された継続時間555に対応し得る。
第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号805、810は、全体的な区間835にわたって延びるように構成されることがある。全体的な区間835は、いくつかの部分区間を含むことがある。各部分区間は、メモリ・セル602の一意の論理状態を規定することがある。たとえば、メモリ・セル602が4つのメモリ状態を記憶するように構成される例では、第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号805−、810は、4つの部分区間を規定することがある。各部分区間は、メモリ・セル602の別個のメモリ状態と関連づけられることがある。各部分区間は、メモリ・セル602の別個のメモリ状態のための充電に関する予想継続時間と関連づけられることがある。
部分区間は、メモリ・セル602の単一の論理状態が1つまたは複数の時間変化する信号によって表される時間期間を表すことがある。例示的な例では、2つの時間変化する信号は、メモリ・セル602の可能な論理的な状態を表すために使用される。しかしながら、他の例では、他の数の時間変化する信号が、メモリ・セル602の可能な論理的な状態を表すために使用されることがある(たとえば、1つの時間変化する信号、3つの時間変化する信号など)。第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号805、810は、第1の部分区間840と、第2の部分区間845と、第3の部分区間850と、第4の部分区間855とを含むことがある。図8の代表的な例では、第1の部分区間840は論理的な‘00’を表すことがあり、第2の部分区間845は論理的な‘01’を表すことがあり、第3の部分区間850は論理的な‘10’を表すことがあり、第4の部分区間855は論理的な‘11’を表すことがある。いくつかの例では、第1の時間変化する信号805は、論理状態識別子の最上位ビットを表すことがあり、第2の時間変化する信号810は、論理状態識別子の最下位ビットを表すことがある。いくつかの例では、単一の時間変化する信号は、論理状態識別子の2つ以上のビットを表すことがある。
各部分区間は、移行によって分離させることがある。移行は、時間変化する信号のうちの1つまたは時間変化する信号の両方の電圧レベルの変化を指し得る。電圧レベルの変化は、1つまたは複数の時間変化する信号によって表される論理状態の変化を表すことがある。第1の部分区間は、時間t0(たとえば、時間変化する信号を印加することの始まり)における初期移行と第1の移行860との間に延びることがある。第2の部分区間845は、第1の移行860と第2の移行865との間に延びることがある。第3の部分区間850は、第2の移行865と第3の移行870との間に延びることがある。第4の部分区間855は、第3の移行870と第4の移行875または終了移行との間に延びることがある。
第1の移行860では、第1の時間変化する信号805は、その電圧値を変えないことがあり、第2の時間変化する信号810は、その電圧値を低い電圧値から高い電圧値に変えることがある。第2の移行865では、第1の時間変化する信号805は、その電圧値を低から高に変えることがあり、第2の時間変化する信号810は、その電圧値を高から低に変えることがある。第3の移行870では、第1の時間変化する信号805は、その電圧値を変えないことがあり、第2の時間変化する信号810は、その電圧値を低から高に変えることがある。第4の移行875では、第1の時間変化する信号805は、その電圧値を高から低に変えることがあり、第2の時間変化する信号810は、その電圧値を高から低に変えることがある。
いくつかの例では、部分区間は、等しい長さの時間に及ぶことがある。しかしながら、他の例では、部分区間は、異なる長さの時間に及ぶことがある。時間変化する信号の、論
理的な状態間の移行は、メモリ・セル602のメモリ状態を区別するために配置されることがある。読み取り動作は、電圧閾値を満たすために等しく離間された継続時間を生み出さないことがあるので、同様に、論理的な状態間の閾値は等しく離隔されないことがある。
第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号805、810は、図3および図5を参照して図示および説明されるメモリ状態A〜Dに関連して使用されることがある。そのような例では、部分区間840は、メモリ状態A(たとえば、メモリ状態340(状態A))と関連づけられることがあり、部分区間845は、メモリ状態B(たとえば、メモリ状態305(状態B))と関連づけられることがあり、部分区間850は、メモリ状態C(たとえば、メモリ状態310(状態C))と関連づけられることがあり、部分区間855は、メモリ状態D(たとえば、メモリ状態345(状態D))と関連づけられることがあり。したがって、この例では、メモリ状態Aは論理的な‘00’にマッピングされることがあり、メモリ状態Bは論理的な‘01’にマッピングされることがあり、メモリ状態Cは論理的な‘10’にマッピングされることがあり、メモリ状態Dは論理的な‘11’にマッピングされることがある。いくつかの例では、時間変化する信号は、メモリ状態を任意の論理状態にマッピングするように構成されることがある。図8に示されるマッピングは、単に例示的な目的で提供されている。
いくつかの例では、時間変化する信号は、論理状態識別子の第2のビットを決定するために第2の継続時間よりも短い第1の継続時間の後で論理状態識別子の第1のビットが識別され得るように構成されることがある。たとえば、移行865では、コントローラ660は、ビットのうちの1つが論理的な‘1’であるか論理的な‘0’であるかを決定することが可能であることがある。電圧閾値が移行865によって満たされていない場合、コントローラ660は、第1のビットが論理的な‘1’であることを決定することがある。このタイプの決定は、推論を介して達成されることがある。いくつかの例では、電圧閾値が移行870によって満たされていない場合、コントローラ660は、論理的な状態識別子が論理的な‘11’であることを決定することがある。そのような決定は、時間ベースの感知中に、タイミング図800内に表される他の3つの論理状態のいずれかがメモリ・セル602によって記憶されることを決定する機能がもはやないので、推論によってなされることがある。いくつかの例では、時間変化する信号の全体的な間隔835が、移行870で終わることがある。したがって、時間変化する信号は、3つの部分区間840、845、850を含み、部分区間855を含まないことがある。しかしながら、他の例では、時間変化する信号が、読み取り動作中にエラーが発生したかどうかを識別するために、移行875まで延びる。電圧閾値が間隔835中に決して満たされない場合、コントローラ660は、読み取り動作中のエラーが発生したことを決定することがある。
図9は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするタイミング図900の一例を図示する。タイミング図900は、メモリ・セル602のさまざまなメモリ状態のための充電に関する予想継続時間を表す。タイミング図900−aは、充電構成要素622が読み取り動作の一部として一定の電流をディジット線604に印加するときの充電に関する予想継続時間を表すことがある。タイミング図900−bは、充電構成要素622が読み取り動作の一部として時間変化する電流をディジット線604に印加するときの充電に関する予想継続時間を表すことがある。
ディジット線604および/またはメモリ・セル602を充電するためにかかる時間の継続時間は、メモリ・デバイスの構成要素の特性に基づくことがある。メモリ・デバイスの構成要素の特性(たとえば、容量)が固定されているので、メモリ・セル602を充電する継続時間は、メモリ・セル602のメモリ状態と、そのメモリ状態が回路の構成要素の他の固定特性とどのように相互作用するかとに基づくことがある。
たとえば、回路と関連づけられた容量が固定されており、充電構成要素が充電中に一定の電流または一定の電力供給を印加する場合、各メモリ状態と関連づけられた継続時間の期待値が決定されることがある。時間t0では、読み取り動作の感知部分の一部としてのメモリ・セル602の充電が始まる。時間t1では、メモリ状態A(たとえば、メモリ状態340(状態A))を有するメモリ・セル602が電圧閾値を満たす。いくつかの例では、時間t0と時間t1との間に規定された継続時間905は、約ゼロ・ナノ秒である。いくつかの事例では、継続時間905は、0.2ナノ秒、0.4ナノ秒、0.6ナノ秒、0.8ナノ秒、1.0ナノ秒など、ゼロ・ナノ秒よりも大きいことがある。頻繁に、電圧閾値および充電のための所定の電圧が、メモリ・セル602のメモリ状態のうちの1つに基づいて設定されることがある。したがって、メモリ・セル602のメモリ状態のうちの1つは、すばやく、時には充電が始まった後で瞬時に、電圧閾値を満たすことがある。時間t1は、単に例示的な目的で、時間t0とは異なるように示されている。いくつかの例では、時間t1は、時間t0に、またはその直後に発生する。
時間t2では、メモリ状態B(たとえば、メモリ状態305(状態B))を有するメモリ・セル602が電圧閾値を満たす。いくつかの例では、時間t0と時間t2との間に規定された継続時間910は、約10ナノ秒である。いくつかの事例では、継続時間910は、7ナノ秒から13ナノ秒、7.5ナノ秒から12.5ナノ秒、8ナノ秒から12ナノ秒、8.5ナノ秒から11.5ナノ秒、9.0ナノ秒から11ナノ秒、または9.5ナノ秒から10.5ナノ秒の範囲に及ぶことがある。
時間t3では、メモリ状態C(たとえば、メモリ状態310(状態C))を有するメモリ・セル602が電圧閾値を満たす。いくつかの例では、時間t0と時間t3との間に規定された継続時間615は、約42ナノ秒である。いくつかの事例では、継続時間915は、35ナノ秒から49ナノ秒、36ナノ秒から48ナノ秒、37ナノ秒から47ナノ秒、38ナノ秒から46ナノ秒、39ナノ秒から45ナノ秒、40ナノ秒から44ナノ秒、41.0ナノ秒から43ナノ秒、または41.5ナノ秒から42.5ナノ秒の範囲に及ぶことがある。
時間t4では、メモリ状態D(たとえば、メモリ状態345(状態D))を有するメモリ・セル602が電圧閾値を満たす。いくつかの例では、時間t0と時間t4との間に規定された継続時間920は、約52ナノ秒である。いくつかの事例では、継続時間920は、45ナノ秒から59ナノ秒、46ナノ秒から58ナノ秒、47ナノ秒から57ナノ秒、48ナノ秒から45ナノ秒、49ナノ秒から55ナノ秒、50ナノ秒から54ナノ秒、51.0ナノ秒から53ナノ秒、または51.5ナノ秒から52.5ナノ秒の範囲に及ぶことがある。
継続時間910、915、920間の関係は、回路の容量に基づくことがある。回路の設計およびそれらの回路構成要素の特性が比較的一定であるので、一定の電流を印加することによって、メモリ状態に基づいてメモリ・セル602を充電するための予測可能な継続時間がもたらされることがある。上記で説明された継続時間および範囲値は、メモリ・セル602および/またはディジット線604を充電するために使用される電流の値に基づくことがある。したがって、場合によっては、高い、より高いは、閾値を満たすためのより少ない時間という結果になることがある(たとえば、電流を2倍にすると、閾値を満たす時間が半分になるという結果になることがある)。
諒解されるべきであるように、タイミング図900−aの継続時間は、他のメモリ状態を区別することよりも困難であることがあるいくつかのメモリ状態を区別することを行うことがある。この例では、メモリ状態A(時間t1)とメモリ状態B(時間t2)との間
の時間に基づいた第1の感知ウィンドウ925は、約10ナノ秒であることがある。メモリ状態B(時間t2)とメモリ状態C(時間t3)との間の時間に基づいた第1の感知ウィンドウ930は、約32ナノ秒であることがある。メモリ状態C(時間t3)とメモリ状態D(時間t4)との間の時間に基づいた第3の感知ウィンドウ935は、約10ナノ秒であることがある。
感知ウィンドウ925、930、935の相対的な継続時間のために、時間ベースの読み取り動作中にメモリ状態を区別することは、より困難なこともあるし、あまり困難でないこともある。たとえば、第1の感知ウィンドウ925が約10ナノ秒であり、第2の感知ウィンドウ930が第1の感知ウィンドウの約3倍のサイズであるので、メモリ状態Bとメモリ状態Cを区別することは、メモリ状態Aとメモリ状態Bを区別することよりも容易であることがある。
いくつかの例では、読み取り動作の感知部分中にメモリ・セル602に印加される電流または電力供給は、経時的に変化されることがある。そのような時間変化する電流は、充電のための継続時間を所定の様式で割り当てるように構成されることがある。たとえば、充電構成要素622によって印加される時間変化する電流は、時間に基づいて、等しいサイズの感知ウィンドウを提供するように構成されることがある。いくつかの例では、電流の振幅は、経時的に変化されることがある。他の例では、電流の他の特性は、経時的に変化されることがある。
タイミング図900−bは、継続時間と、時間ベースの読み取り動作の感知部分と関連づけられた感知ウィンドウを図示する。読み取り動作では、時間変化する電流が印加される。時間変化する電流は、異なるメモリ状態と関連づけられた充電時間を変更するように構成される。たとえば、メモリ状態Bと関連づけられた継続時間950は、継続時間910よりも長いことがある。別の例では、メモリ状態Cと関連づけられた継続時間955は、継続時間915よりも短いことがある。いくつかの例では、メモリ状態Dと関連づけられた継続時間960は、継続時間920とは異なることがある。いくつかの例では、時間変化する電流は、継続時間960を継続時間920よりも短くし、それによって、読み取り動作の感知部分中にかかる全体的な時間を減少させるように構成されることがある。いくつかの例では、時間変化する電流は所定の感知ウィンドウを提供するように構成されることがあり、したがって、継続時間960は、継続時間920よりも長いことがある。
タイミング図900−b内の感知ウィンドウ965、970、975は、時間の長さにおいて、ほとんど等しいことがある。感知ウィンドウ965、970、975の時間の長さは、メモリ・セル602を充電する間に印加される時間変化する電流の構成に基づくことがある。いくつかの例では、継続時間および感知ウィンドウの他の構成は、メモリ・セル602を充電する間に印加される時間変化する電流の異なる電流プロファイルに基づくことがある。
図10は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするメモリ・アレイ1005のブロック図1000を示す。メモリ・アレイ1005は、電子的メモリ装置と呼ばれることがあり、図1を参照して説明されたメモリ・コントローラ140の構成要素の一例であることがある。
メモリ・アレイ1005は、1つまたは複数のメモリ・セル1010と、メモリ・コントローラ1015と、ワード線1020と、プレート線1025と、基準構成要素1030と、感知構成要素1035と、ディジット線1040と、ラッチ1045とを含むことがある。これらの構成要素は、互いと電子通信することがあり、本明細書において説明される機能のうちの1つまたは複数を実行することがある。場合によっては、メモリ・コン
トローラ1015は、バイアス構成要素1050と、タイミング構成要素1055とを含むことがある。いくつかの例では、メモリ・コントローラ1015は、図1を参照して説明されたメモリ・コントローラ140の一例であることがある。いくつかの例では、メモリ・コントローラ1015は、図6を参照して説明されたコントローラ660の一例であることがある。いくつかの例では、メモリ・コントローラ1015は、メモリ・コントローラ140とコントローラ660の両方の一例であることがある。
メモリ・コントローラ1015は、ワード線1020、ディジット線1040、感知構成要素1035、およびプレート線1025と電子通信することがあり、これらは、図1および図2を参照して説明されたワード線110、ディジット線115、感知構成要素125、およびプレート線210の例であることがある。メモリ・アレイ1005は、基準構成要素1030と、ラッチ1045も含むことがある。メモリ・アレイ1005の構成要素は、互いと電子通信することがあり、図1から図9を参照して説明された機能のうちの1つまたは複数を実行することがある。場合によっては、基準構成要素1030、感知構成要素1035、およびラッチ1045は、メモリ・コントローラ1015の構成要素であることがある。
いくつかの例では、ディジット線1040は、感知構成要素1035および強誘電体メモリ・セル1010の強誘電体キャパシタと電子通信する。強誘電体メモリ・セル1010は、論理状態(たとえば、第1の論理状態または第2の論理状態)を用いて書き込み可能であってよい。ワード線1020は、メモリ・コントローラ1015および強誘電体メモリ・セル1010の選択構成要素と電子通信することがある。プレート線1025は、メモリ・コントローラ1015および強誘電体メモリ・セル1010の強誘電体キャパシタのプレートと電子通信することがある。感知構成要素1035は、メモリ・コントローラ1015、ディジット線1040、ラッチ1045、および基準線1060と電子通信することがある。基準構成要素1030は、メモリ・コントローラ1015および基準線1060と電子通信することがある。感知制御線1065は、感知構成要素1035およびメモリ・コントローラ1015と電子通信することがある。これらの構成要素は、他の構成要素、接続、またはバスを介して、上記で列挙されていない構成要素に加えて、メモリ・アレイ1005の内部と外部の両方にある他の構成要素とも電子通信することがある。
メモリ・コントローラ1015は、電圧をそれらのさまざまなノードに印加することによって、ワード線1020、プレート線1025、またはディジット線1040を活性化するように構成されることがある。たとえば、バイアス構成要素1050は、上記で説明されたように、メモリ・セル1010を読み取るまたはこれに書き込むようにメモリ・セル1010を動作させるために、電圧を印加するように構成されることがある。場合によっては、メモリ・コントローラ1015は、図1を参照して説明されるように、行デコーダ、列デコーダ、または両方を含むことがある。これによって、メモリ・コントローラ1015が、1つまたは複数のメモリ・セル105にアクセスすることが可能になることがある。バイアス構成要素1050はまた、感知構成要素1035のための基準信号を生成するために基準構成要素1030に電位を提供することがある。加えて、バイアス構成要素1050は、感知構成要素1035の動作のための電位を提供することがある。
場合によっては、メモリ・コントローラ1015は、その動作を、タイミング構成要素1055を使用して実行することがある。たとえば、タイミング構成要素1055は、本明細書において論じられる、読み取りおよび書き込みなどのメモリ機能を実行するために、スイッチングおよび電圧印加のためのタイミングを含む、さまざまなワード線選択またはプレートバイアスのタイミングを制御する。場合によっては、タイミング構成要素1055は、バイアス構成要素1050の動作を制御することがある。いくつかの例では、タ
イミング構成要素1055は、F1信号および/またはF2信号を生成するために協働することがある。
基準構成要素1030は、感知構成要素1035のための基準信号を生成するためにさまざまな構成要素を含むことがある。基準構成要素1030は、基準信号を生み出すように構成された回路を含むことがある。場合によっては、基準構成要素1030は、他の強誘電体メモリ・セル105を使用して実施されることがある。感知構成要素1035は、メモリ・セル1010からの(ディジット線1040を通しての)信号を基準構成要素1030からの基準信号と比較することがある。論理状態を決定すると、次いで、感知構成要素は、ラッチ1045内の出力を記憶することがあり、それは、メモリ・アレイ1005が一部である電子デバイスの動作に従って使用されることがある。感知構成要素1035は、ラッチおよび強誘電体メモリ・セルと電子通信する感知増幅器を含むことがある。
メモリ・コントローラ1015は、図12を参照して説明されたメモリ・コントローラ1215の一部分の一例であることがある。メモリ・コントローラ1015および/またはそのさまざまな副構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア内で実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェア内で実施されてもよいし、ファームウェア内で実施されてもよいし、それらの任意の組み合わせで実施されてよい。プロセッサによって実行されるソフトウェア内で実施される場合、メモリ・コントローラ1015および/またはそのさまざまな副構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)もしくは他のプログラム可能論理デバイス、個別のゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または本開示において説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせによって実行されてよい。メモリ・コントローラ1015および/またはそのさまざまな副構成要素のうちの少なくともいくつかは、1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的な場所において機能の部分が実施されるように分散されることを含めて、さまざまな位置に物理的に設置されてよい。いくつかの例では、メモリ・コントローラ1015および/またはそのさまざまな副構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示のさまざまな実施形態による別個の異なる構成要素であってよい。他の例では、メモリ・コントローラ1015および/またはそのさまざまな副構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定されるものではないが、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワーク・サーバ、別のコンピューティング・デバイス、本開示において説明される1つもしくは複数の他の構成要素、または本開示のさまざまな実施形態によるそれらの組み合わせを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わされてよい。
メモリ・コントローラ1015は、メモリ・セルに結合されたディジット線を第1の電圧レベルに充電し、ディジット線が第1の電圧レベルに充電される継続時間を決定して、ディジット線が第1の電圧レベルに到達する継続時間に基づいてメモリ・セルの論理状態を識別することがある。メモリ・コントローラ1015は、電流をディジット線に結合された強誘電体メモリ・セルに押し入れることもあり、この強誘電体メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶し、ディジット線とは異なるノードにおける電圧であって、ディジット線の第1の電圧レベルに基づいた電圧を感知し、電圧が電圧閾値を満たしたことに基づいて少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別するように構成される。メモリ・コントローラ1015はまた、メモリ・セル上での読み取り動作を開始した後、時間変化する信号をラッチに印加し、読み取り動作の一部として、メモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに基づいて、このラッチを活性化し、ラッチが活性化されたときにラッチに存在する時間変化する信号の値に基づいてメモリ・セルの論理状態を識別することがある。メモリ・コントローラ1015はまた、強誘電体メモリ・セル内の強誘電体キャパシタの第1の状態を感知し、第
1の状態とは異なる強誘電体キャパシタの第2の状態を感知し、第1の状態および第2の状態に基づいて少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別することがある。メモリ・コントローラ1015はまた、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化し、選択構成要素が活性化されている間に電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されていることに基づいて強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの第1の状態を修正し、選択構成要素を非活性化し、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間に選択構成要素が非活性化されることに基づいて強誘電体キャパシタの第2の状態を修正することがある。
場合によっては、メモリ・アレイ1005は、メモリ・アレイ1005を動作させるためのさまざまな手段を含むことがある。たとえば、メモリ・アレイ1005および/またはメモリ・コントローラ1015は、上記で図13を参照して説明された機能を実行するための手段を含むことがある。
メモリ・アレイ1005は、メモリ・セルに結合されたディジット線を第1の電圧レベルに充電するための手段と、ディジット線が第1の電圧レベルに充電される継続時間を決定するための手段と、ディジット線が第1の電圧レベルに到達する継続時間に少なくとも一部は基づいてメモリ・セルの論理状態を識別するための手段とを含むことがある。
上記で説明されるメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、経時的にディジット線に印加される電流の振幅を変化させるためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、継続時間は、時間変化する電流に少なくとも一部は基づく。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、読み取り動作が開始されたことに少なくとも一部は基づいて複数のメモリ・セルからメモリ・セルを選択するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、メモリ・セル上で読み取り動作を実行することに少なくとも一部は基づいてタイマを開始するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、継続時間は、タイマに少なくとも一部は基づいて決定されることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、継続時間は、タイマを開始したこととディジット線が第1の電圧レベルに充電されることとの間で経過する時間の量に少なくとも一部は基づいて決定されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、ディジット線とは異なるノードにおける第2の電圧レベルが電圧閾値を満たすことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、継続時間は、少なくとも一部は、第2の電圧レベルが電圧閾値を満たすことに基づくことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、ノードにおける第2の電圧レベルを感知構成要素によって感知するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、論理状態は、第2の電圧レベルが閾値を満たすことに少なくとも一部は基づいて識別されることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、電圧閾値は、メモリ・セルの安定状態を生成するために使用されるバイアス電圧よりも小さいことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、継続時間に少なくとも一部は基づいて時間変化する信号の値を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、論理状態は、少なくとも一部は、時間変化する信号の値に基づくことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、第1の電圧レベルを用いてディジット線を充電する前にディジット線をバイアスするためのプロセス
、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、継続時間よりも短い第2の継続時間の後の論理状態の第1のビットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、継続時間の後の論理状態の第2のビットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、ディジット線が充電され得る第1の電圧レベルは、少なくともメモリ・セルの複数の可能な電荷状態のうちの1つに少なくとも一部は基づいて、所定の電圧レベルであることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、ディジット線は、ディジット線および感知構成要素に結合されたカスコードによって充電されることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、継続時間は、少なくとも一部は、メモリ・セルのキャパシタの安定状態およびメモリ・セルのキャパシタの揮発状態に基づくことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、メモリ・セルは強誘電体キャパシタを含む。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、メモリ・セルは誘電体キャパシタを含む。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成されることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、メモリ・セルは、2つの論理状態を記憶するように構成されることがある。
メモリ・アレイ1005は、ディジット線に結合された強誘電体メモリ・セルであって少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成された強誘電体メモリ・セルに電流を印加するための手段と、ディジット線とは異なるノードにおける電であってディジット線の第1の電圧レベルに少なくとも一部は基づく電圧を感知するための手段と、電圧が電圧閾値を満たすことに少なくとも一部は基づいて少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別するための手段とを含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、電圧閾値を満たすためにノード上に存在する第2の電圧レベルのための継続時間を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、論理状態は、継続時間に少なくとも一部は基づいて識別されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、継続時間は、少なくとも一部は、強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタ上に記憶された全電荷に基づくことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、全電荷は、強誘電体キャパシタの揮発性電荷と、強誘電体キャパシタの安定電荷とを含む。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、このプロセス、特徴、手段、または命令は、強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの分極状態および強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの電荷状態に少なくとも一部は基づくことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、電圧が電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて信号を感知構成要素によって出力するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1
005のいくつかの例は、電圧が電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて第1のラッチを活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、電圧が電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて第1のラッチとは異なる第2のラッチを活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、第1の時間変化する信号を第1のラッチに印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、第1の時間変化する信号とは異なる第2のラッチに第2の時間変化する信号を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、強誘電体メモリ・セルの論理状態は、少なくとも一部は、第1のラッチおよび第2のラッチが活性化され得るとき、第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号の値に基づくことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、電流は、選択構成要素が活性化されたことに少なくとも一部は基づいて強制され得る。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線およびディジット線が、接地または仮想的に接地され得る間、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、強誘電体メモリ・セルの論理状態識別されるに少なくとも一部は基づいて強誘電体メモリ・セル上で書き戻し動作を実行するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、電流は、強誘電体メモリ・セル上で読み取り動作を実行することに少なくとも一部は基づいて強制されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、電流を印加することによって少なくとも一部は基づいてディジット線を電流ジェネレータによって第1の電圧レベルに充電するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、電流は、ディジット線およびノードに結合された電流ジェネレータによって強制されることがある。
メモリ・アレイ1005は、メモリ・セル上で読み取り動作を開始した後で時間変化する信号をラッチに印加するための手段と、読み取り動作の一部としてメモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに少なくとも一部は基づいてラッチを活性化するための手段と、ラッチが活性化されるとき、ラッチに存在する時間変化する信号の値に少なくとも一部は基づいてメモリ・セルの論理状態を識別するための手段とを含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、読み取り動作の一部としてディジット線が第1の電圧レベルに充電された後にラッチからメモリ・セルを絶縁することためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成されることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、メモリ・セルの識別された論理状態は、少なくと
も3つの論理状態から選択されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、メモリ・セル上で読み取り動作を実行するに少なくとも一部は基づいて第2のラッチに第2の時間変化する信号を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、第2の時間変化する信号は時間変化する信号と異なり、第2のラッチはラッチとは異なる。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、メモリ・セルに結合されることがあるディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに少なくとも一部は基づいて第2のラッチを活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、メモリ・セルの論理状態を識別することは、少なくとも一部は、ラッチおよび第2のラッチが活性化されることがあるとき、ラッチに存在する時間変化する信号と、第2のラッチに存在する第2の時間変化する信号に基づくことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、第2の時間変化する信号の構成は、少なくとも一部は、時間変化する信号の構成に基づくことがあり、時間変化する信号と第2の時間変化する信号は協働して、少なくとも3つの論理状態を規定する。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、読み取り動作の一部としてメモリ・セルのディジット線を充電するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、時間変化する信号は、ディジット線を充電することが始まるときに印加されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、ディジット線とは異なるノードにおける第2の電圧レベルを感知するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、ラッチは、第2の電圧レベルが電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて活性化されることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、第2の電圧レベルが電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて信号を出力するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、ラッチは、信号に少なくとも一部は基づいて活性化されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、読み取り動作の継続時間が時間閾値を満たしたことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、メモリ・セルの論理状態を識別することは、少なくとも一部は、継続時間が時間閾値を満たす前にラッチが活性化しないことに基づくことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、時間変化する信号の構成は、少なくとも一部は、メモリ・セルの予想電荷および第1の電圧レベルに基づくことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、時間変化する信号の構成は、少なくとも一部は、メモリ・セルが記憶することが可能であり得る論理状態の数に基づくことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、時間変化する信号の構成は、少なくとも一部は、読み取り動作において使用されるラッチの数に基づくことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、時間変化する信号の構成および時間変化する信号の間隔は、所定であることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、時間変化する信号の値は、時間変化する信号の所定の区間にわたって所定の様式で変化する。
メモリ・アレイ1005は、強誘電体メモリ・セル内の強誘電体キャパシタの第1の状態を感知するための手段と、第1の状態とは異なる強誘電体キャパシタの第2の状態を感
知するための手段と、第1の状態および第2の状態に少なくとも一部は基づいて少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別するための手段とを含むことがある。いくつかの例では、強誘電体キャパシタの第1の状態を感知することおよび強誘電体キャパシタの第2の状態を感知することは、感知キャパシタの組み合わされた状態を感知することを含むことがある。場合によっては、組み合わされた状態は、分極された状態と誘電電荷状態の組み合わせ(または重ね合わせ)であることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体キャパシタの第1の状態は、強誘電体キャパシタの分極と関連づけられることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体キャパシタの第2の状態は、強誘電体キャパシタ上に記憶された誘電電荷と関連づけられることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、第1の状態に少なくとも一部は基づいて論理状態の第1のビットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、第2の状態に少なくとも一部は基づいて論理状態の第2のビットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、電圧閾値を満たすディジット線とは異なるノードの電圧レベルに少なくとも一部は基づいて少なくとも2つのラッチを活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、少なくとも2つのラッチのうちの1つに第1の時間変化する信号を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、第1の時間変化する信号とは異なる第2の時間変化する信号を少なくとも2つのラッチのうちのもう一方に印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、論理状態は、少なくとも2つのラッチを活性化するとき、第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号の値に少なくとも一部は基づいて識別することであることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、ディジット線の第1の電圧レベルがアクセス動作中に電圧閾値を満たす継続時間を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、この継続時間は、強誘電体キャパシタの第1の状態、強誘電体キャパシタの第2の状態、およびディジット線に印加される電圧に少なくとも一部は基づく。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、ディジット線とは異なるノードの第2の電圧レベルが電圧閾値を満たす継続時間を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、この継続時間は、強誘電体キャパシタの第1の状態および強誘電体キャパシタの第2の状態に少なくとも一部は基づく。
メモリ・アレイ1005は、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化するための手段と、選択構成要素が活性化される間、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されていることに少なくとも一部は基づいて強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの第1の状態を修正するための手段と、選択構成要素を非活性化するための手段と、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間に選択構成要素が非活性化されていることに少なくとも一部は基づいて強誘電体キャパシタの第2の状態を修正するための手段とを含むことがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線およびディジット線が接地または仮想的に接地され得る間に選択構成要素を活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体キャパシタの第1の状態を修正することは、強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加することを含む。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加することは、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第2の電圧を印加することを含む。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例は、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第3の電圧を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、この第3の電圧は第2の電圧と異なり、第1の電圧は、少なくとも一部は、第2の電圧および第3の電圧に基づくことがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体キャパシタの第2の状態を修正することは、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することを含む。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することは、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第5の電圧を印加することを含み、選択構成要素は、第5の電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間、非活性化されることがあり、選択構成要素は、強誘電体キャパシタと強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線との間に配置されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することは、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第6の電圧を印加することを含み、選択構成要素は、第6の電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間、非活性化されることがあり、選択構成要素は、強誘電体キャパシタと強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線との間に配置されることがある。
上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、強誘電体メモリ・セルは、強誘電体キャパシタの第1の状態および強誘電体キャパシタの第2の状態に少なくとも一部は基づいて、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成されることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、第1の状態は、強誘電体キャパシタの分極状態であることがある。上記で説明されたメモリ・アレイ1005のいくつかの例では、第2の状態は、強誘電体キャパシタの誘電電荷状態であることがある。
図11は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするメモリ・コントローラ1115のブロック図1100を示す。メモリ・コントローラ1115は、図1、図10、および図12を参照して説明されたメモリ・コントローラ1215の部分の一例であることがある。メモリ・コントローラ1115は、バイアス構成要素1120と、タイミング構成要素1125と、充電構成要素1130と、感知マネージャ1135と、論理決定器1140と、信号マネージャ1145と、ラッチマネージャ1150と、セル・マネージャ1155と、タイミング・マネージャ1160と、閾値マネージャ1165とを含むことがある。これらのモジュールの各々は、互いと(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)直接的または間接的に通信することがある。
バイアス構成要素1120は、第1の電圧レベルを用いてディジット線を充電する前にディジット線をバイアスすることがある。
タイミング構成要素1125は、メモリ・セルの読み取り動作と関連づけられた継続時間を決定するように構成されることがある。たとえば、タイミング構成要素は、メモリ・セルのディジット線を充電し始めたこととラッチの作動(firing)との間の継続時
間を決定するように構成されることがある。場合によっては、継続時間は、タイマを開始することとディジット線が第1の電圧レベルに充電されることとの間で経過する時間の量に基づいて決定される。
充電構成要素1130は、メモリ・セルに結合されたディジット線を第1の電圧レベルに充電し、ディジット線を充電するために経時的にディジット線に印加された電流を変化させることがあり、この時間変化する電流はメモリ・セルの特定の論理状態と関連づけられた時間区間を修正するように構成され、さらに、充電構成要素1130は、電流を、ディジット線に結合された強誘電体メモリ・セルに押し込むことがあり、この強誘電体メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成され、さらに、充電構成要素1130は、電流を印加することに基づいて第1の電圧レベルにディジット線を電流ジェネレータによって充電し、読み取り動作の一部としてメモリ・セルのディジット線を充電することがあり、時間変化する信号は、ディジット線を充電することが始まるとき、印加される。場合によっては、ディジット線が充電される第1の電圧レベルは、メモリ・セルの可能な電荷状態のセットのうちの少なくとも1つに基づいた所定の電圧レベルである。場合によっては、ディジット線は、ディジット線および感知構成要素に結合されたカスコードによって充電される。場合によっては、電流は、強誘電体メモリ・セル上で読み取り動作を実行することに基づいて強制される。場合によっては、電流は、ディジット線およびノードに結合された電流ジェネレータによって強制される。
感知マネージャ1135は、ディジット線が第1の電圧レベルに充電される継続時間を決定し、ディジット線とは異なるノードにおける電圧であってディジット線の第1の電圧レベルに基づいた電圧を感知し、電圧が電圧閾値を満たしたことに基づいた信号を感知構成要素によって出力し、ディジット線とは異なるノードにおける第2の電圧レベルを感知することがあり、ラッチは、この第2の電圧レベルが電圧閾値を満たしたことに基づいて活性化され、さらに、感知マネージャ1135は、第2の電圧レベルが電圧閾値を満たしたことに基づいて信号を出力することがあり、ラッチは、信号に基づいて活性化され、さらに、感知マネージャ1135は、強誘電体メモリ・セル内の強誘電体キャパシタの第1の状態を感知し、第1の状態とは異なる強誘電体キャパシタの第2の状態を感知することがある。
論理決定器1140は、ディジット線が第1の電圧レベルに到達する継続時間に基づいてメモリ・セルの論理状態を識別し、継続時間に基づいて時間変化する信号の値を識別することがあり、論理状態は、時間変化する信号の値に基づき、さらに、論理決定器1140は、継続時間よりも短い第2の継続時間の後の論理状態の第1のビットを識別し、継続時間の後の論理状態の第2のビットを識別し、電圧が電圧閾値を満たしたことに基づいて少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別し、強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの分極状態および強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの電荷状態に基づいて強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別し、ラッチが活性化されたときにラッチに存在する時間変化する信号の値に基づいてメモリ・セルの論理状態を識別し、第1の状態および第2の状態に基づいて少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別し、第1の状態に基づいて論理状態の第1のビットを識別し、第2の状態に基づいて論理状態の第2のビットを識別することがある。
信号マネージャ1145は、メモリ・セル上で読み取り動作を開始した後でラッチに時間変化する信号を印加し、メモリ・セル上で読み取り動作を実行したことに基づいて第2のラッチに第2の時間変化する信号を印加することがあり、第2の時間変化する信号は時間変化する信号と異なり、第2のラッチはラッチと異なり、さらに、信号マネージャ1145は、少なくとも2つのラッチのうちの1つに第1の時間変化する信号を印加し、少なくとも2つのラッチのもう一方に第1の時間変化する信号とは異なる第2の時間変化する
信号を印加することがあり、論理状態は、少なくとも2つのラッチを活性化するとき、第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号の値に基づいて識別される。場合によっては、第2の時間変化する信号の構成は、時間変化する信号の構成に基づき、時間変化する信号と第2の時間変化する信号は協働して、少なくとも3つの論理状態を規定する。場合によっては、時間変化する信号の構成は、メモリ・セルの予想電荷および第1の電圧レベルに基づく。場合によっては、時間変化する信号の構成は、メモリ・セルが記憶することが可能である論理状態の数に基づく。場合によっては、時間変化する信号の構成は、読み取り動作において使用されるラッチの数に基づく。場合によっては、時間変化する信号の構成および時間変化する信号の区間は所定である。場合によっては、時間変化する信号の値は、時間変化する信号の所定の区間にわたって所定の様式で変化する。
ラッチマネージャ1150は、電圧が電圧閾値を満たしたことに基づいて第1のラッチを活性化し、電圧が電圧閾値を満たしたことに基づいて第1のラッチとは異なる第2のラッチを活性化し、第1のラッチに第1の時間変化する信号を印加し、第1の時間変化する信号とは異なる第2の時間変化する信号を第2のラッチに印加することがあり、強誘電体メモリ・セルの論理状態は、第1のラッチおよび第2のラッチが活性化されるとき、第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号の値に基づき、さらに、ラッチマネージャ1150は、読み取り動作の一部としてメモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに基づいてラッチを活性化し、メモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに基づいて第2のラッチを活性化することがあり、メモリ・セルの論理状態を識別することは、ラッチおよび第2のラッチが活性化されるとき、ラッチに存在する時間変化する信号および第2のラッチに存在する第2の時間変化する信号に基づき、さらに、ラッチマネージャ1150は、電圧閾値を満たすディジット線とは異なるノードの電圧レベルに基づいて少なくとも2つのラッチを活性化することがある。
セル・マネージャ1155は、読み取り動作が開始されたことに基づいてメモリ・セルのセットからメモリ・セルを選択し、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化することがあり、電流は、選択構成要素が活性化されたことに基づいて強制され、さらに、セル・マネージャ1155は、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線およびディジット線が接地または仮想的に接地されている間、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化し、強誘電体メモリ・セルの識別された論理状態に基づいて強誘電体メモリ・セル上で書き戻し動作を実行し、読み取り動作の一部としてディジット線が第1の電圧に充電した後にラッチからメモリ・セルを絶縁し、選択構成要素が活性化される間、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されていることに基づいて強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの第1の状態を修正し、選択構成要素を非活性化し、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間、選択構成要素が非活性化されていることに基づいて強誘電体キャパシタの第2の状態を修正し、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線およびディジット線が接地または仮想的に接地されている間、選択構成要素を活性化し、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第3の電圧を印加することがあり、この第3の電圧は第2の電圧と異なり、第1の電圧は第2の電圧および第3の電圧に基づき、さらに、セル・マネージャ1155は、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化することがある。場合によっては、第2の状態は、強誘電体キャパシタの誘電電荷状態である。場合によっては、メモリ・セルは、強誘電体キャパシタを含む。場合によっては、メモリ・セルは、誘電体キャパシタを含む。場合によっては、メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される。場合によっては、メモリ・セルは、2つの論理状態を記憶するように構成される。場合によっては、メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される。場合によっては、メモリ・セルの識別された論理状態は、少なくとも3つの論理状態から選択される。場合によっては、強誘電体キャパシタの第1の状態は、強誘電体キャパシタの分極と関連づけられる。場合によっては、強誘電体キャ
パシタの第2の状態は、強誘電体キャパシタ上に記憶された誘電電荷と関連づけられる。場合によっては、継続時間は、メモリ・セルのキャパシタの安定状態およびメモリ・セルのキャパシタの揮発状態に基づく。場合によっては、強誘電体キャパシタの第1の状態を修正することは、強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加することを含む。場合によっては、強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加することは、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第2の電圧を印加することを含む。場合によっては、強誘電体キャパシタの第2の状態を修正することは、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することを含む。場合によっては、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することは、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第5の電圧を印加することを含み、選択構成要素は、第5の電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間、非活性化され、選択構成要素は、強誘電体キャパシタと強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線との間に配置される。場合によっては、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することは、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第6の電圧を印加することを含み、選択構成要素は、第6の電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間、非活性化され、選択構成要素は、強誘電体キャパシタと強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線との間に配置される。場合によっては、強誘電体メモリ・セルは、強誘電体キャパシタの第1の状態および強誘電体キャパシタの第2の状態に基づいて少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される。場合によっては、第1の状態は、強誘電体キャパシタの分極状態である。
タイミング・マネージャ1160は、メモリ・セル上で読み取り動作を実行することに基づいてタイマを開始することがあり、継続時間はタイマに基づいて決定され、さらに、タイミング・マネージャ1160は、ノード上に存在する第2の電圧レベルが電圧閾値を満たす継続時間を識別することがあり、論理状態は、継続時間に基づいて識別され、さらに、タイミング・マネージャ1160は、読み取り動作の継続時間が時間閾値を満たすことを決定することがあり、メモリ・セルの論理状態を識別することは、時間閾値を満たす継続時間の前にラッチが活性化しないことに基づき、さらに、タイミング・マネージャ1160は、アクセス動作中にディジット線の第1の電圧レベルが電圧閾値を満たす継続時間を識別することがあり、この継続時間は、強誘電体キャパシタの第1の状態、強誘電体キャパシタの第2の状態、およびディジット線に印加された電圧に基づき、さらに、タイミング・マネージャ1160は、ディジット線とは異なるノードの第2の電圧レベルが電圧閾値を満たす継続時間を識別することがあり、この継続時間は、強誘電体キャパシタの第1の状態および強誘電体キャパシタの第2の状態に基づく。場合によっては、継続時間は、強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタ上に記憶された全電荷に基づく。場合によっては、この全電荷は、強誘電体キャパシタの揮発性電荷と、強誘電体キャパシタの安定電荷とを含む。
閾値マネージャ1165は、ディジット線とは異なるノードにおける第2の電圧レベルが電圧閾値を満たすことを決定することがあり、継続時間は、第2の電圧レベルが電圧閾値を満たすことに基づき、さらに、閾値マネージャ1165は、ノードにおける第2の電圧レベルを感知構成要素によって感知することがあり、論理状態は、第2の電圧レベルに基づいて識別される。場合によっては、電圧閾値は、メモリ・セルの安定状態を生成するために使用されるバイアス電圧よりも小さい。
図12は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートするデバイス1205を含むシステム1200の図を示す。デバイス1205は、上記でたとえば図10を参照して説明されたメモリ・コントローラ1015の構成要素の一例であってもよいし、これを含んでもよい。デバイス1205は、メモリ・コントローラ1215と、メモリ・セル1220と、基本入力/出力システム(BIOS)構成要素1225と、プロセッサ1230と、I/Oコントローラ1235と、周辺構成要素1
240とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含むことがある。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1210)を介して電子通信することがある。メモリ・セル1220は、本明細書において説明されるように、情報(すなわち、論理的な状態の形で)を記憶することがある。
BIOS構成要素1225は、さまざまなハードウェア構成要素を初期化して走らせ得る、ファームウェアとして動作されるBIOSを含むソフトウェア構成要素であってよい。BIOS構成要素1225はまた、プロセッサとさまざまな他の構成要素、たとえば、周辺構成要素、入力/出力制御構成要素などとの間のデータ・フローを管理することがある。BIOS構成要素1225は、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュ・メモリ、または他の任意の不揮発性メモリ内に記憶されたプログラムまたはソフトウェアを含むことがある。
プロセッサ1230は、インテリジェント・ハードウェア・デバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラム可能論理デバイス、個別のゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別のハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組み合わせ)を含むことがある。場合によっては、プロセッサ1230は、メモリ・コントローラを使用してメモリ・アレイを動作させるように構成されることがある。他の場合には、メモリ・コントローラは、プロセッサ1230に統合されることがある。プロセッサ1230は、さまざまな機能(たとえば、メモリ・セルの時間ベースのアクセスをサポートする機能またはタスク)を実行するためにメモリ内に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成されることがある。
I/Oコントローラ1235は、デバイス1205のための入力信号および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ1235は、デバイス1205に統合されていない周辺機器も管理し得る。場合によっては、I/Oコントローラ1235は、外部周辺機器への物理的接続またはポートを表すことがある。場合によっては、I/Oコントローラ1235は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS−DOS(登録商標)、MS−WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の既知のオペレーティング・システムなどのオペレーティング・システムを利用することがある。他の場合には、I/Oコントローラ1235は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または類似のデバイスを表す、またはこれと相互作用することがある。場合によっては、I/Oコントローラ1235は、プロセッサの一部として実施されることがある。場合によっては、ユーザは、I/Oコントローラ1235を介して、またはI/Oコントローラ1235によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス1205と対話することがある。
周辺構成要素1240は、任意の入力デバイスもしくは出力デバイス、またはそのようなデバイスのためのインタフェースを含んでよい。例としては、ディスク・コントローラ、サウンド・コントローラ、グラフィックス・コントローラ、イーサネット・コントローラ、モデム、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)コントローラ、シリアル・ポートもしくはパラレル・ポート、または周辺構成要素相互接続(PCI)スロットまたはアクセラレーテッド・グラフィックス・ポート(AGP)スロットなどの周辺カード・スロットがあり得る。
図13は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスのための方法1300を図示するフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書において説明されるメモリ・コントローラ1015またはその構成要素によって実施され
ることがある。たとえば、方法1300の動作は、図10から図12を参照して説明されるメモリ・コントローラによって実行されることがある。いくつかの例では、メモリ・コントローラ1015は、以下で説明される機能を実行するデバイスの機能要素を制御するためにコードのセットを実行することがある。加えて、または代替的に、メモリ・コントローラ1015は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の一部分を実行することがある。
ブロック1305では、メモリ・コントローラ1015は、メモリ・セル上で読み取り動作を開始した後、ラッチに時間変化する信号を印加することがある。ブロック1305の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1305の動作の部分は、図10から図12を参照して説明される信号マネージャによって実行されることがある。
ブロック1310では、メモリ・コントローラ1015は、読み取り動作の一部としてメモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに少なくとも一部は基づいてラッチを活性化することがある。ブロック1310の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1310の動作の部分は、図10から図12を参照して説明されるラッチマネージャによって実行されることがある。
ブロック1315では、メモリ・コントローラ1015は、ラッチが活性化されるとき、ラッチに存在する時間変化する信号の値に少なくとも一部は基づいてメモリ・セルの論理状態を識別することがある。ブロック1315の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1315の動作の部分は、図10から図12を参照して説明される論理決定器によって実行されることがある。
場合によっては、時間変化する信号の値は、時間変化する信号の所定の区間にわたって所定の様式で変化する。場合によっては、メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される。場合によっては、メモリ・セルの識別された論理状態は、少なくとも3つの論理状態から選択される。場合によっては、第2の時間変化する信号の構成は、時間変化する信号の構成に少なくとも一部は基づき、時間変化する信号と第2の時間変化する信号は協働して、少なくとも3つの論理状態を規定する。場合によっては、時間変化する信号の構成は、メモリ・セルの予想電荷および第1の電圧レベルに少なくとも一部は基づく。場合によっては、時間変化する信号の構成は、メモリ・セルが記憶することが可能である論理状態の数に少なくとも一部は基づく。場合によっては、時間変化する信号の構成は、読み取り動作において使用されるラッチの数に少なくとも一部は基づく。場合によっては、時間変化する信号の構成および時間変化する信号の区間は所定である。
方法1300を実行するための装置について説明する。この装置は、メモリ・セル上で読み取り動作を開始した後で時間変化する信号をラッチに印加するための手段と、読み取り動作の一部としてメモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに少なくとも一部は基づいてラッチを活性化するための手段と、ラッチが活性化されるとき、ラッチに存在する時間変化する信号の値に少なくとも一部は基づいてメモリ・セルの論理状態を識別するための手段とを含むことがある。
上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例は、読み取り動作の一部としてディジット線が第1の電圧レベルに充電された後にラッチからメモリ・セルを絶縁することためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成され、メモリ・セルの識別された論理状態は、少なくとも3つの論理状態から選択される。
上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、メモリ・セル上で読み取り動作を実行することに少なくとも一部は基づいて第2のラッチに第2の時間変化する信号を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、この第2の時間変化する信号は、時間変化する信号と異なり、第2のラッチは、ラッチとは異なる。上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例は、メモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電されることに少なくとも一部は基づいて第2のラッチを活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。場合によっては、メモリ・セルの論理状態を識別することは、ラッチおよび第2のラッチが活性化されるとき、ラッチに存在する時間変化する信号および第2のラッチに存在する第2の時間変化する信号に少なくとも一部は基づく。
上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、第2の時間変化する信号の構成は、時間変化する信号の構成に少なくとも一部は基づく。場合によっては、時間変化する信号と第2の時間変化する信号は協働して、少なくとも3つの論理状態を規定する。
上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、読み取り動作の一部としてメモリ・セルのディジット線を充電するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。場合によっては、時間変化する信号は、ディジット線を充電することが始まるときに印加される。上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、ディジット線とは異なるノードにおける第2の電圧レベルを感知するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。場合によっては、ラッチは、第2の電圧レベルが電圧閾値を満たすことに少なくとも一部は基づいて、活性化される。
上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、第2の電圧レベルが電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて信号を出力するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。場合によっては、ラッチは、信号に少なくとも一部は基づいて、活性化される。上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、読み取り動作の継続時間が時間閾値を満たすことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。場合によっては、メモリ・セルの論理状態を識別することは、時間閾値を満たす継続時間の前にラッチが活性化しないことに少なくとも一部は基づく。
上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、時間変化する信号の構成は、メモリ・セルの予想電荷および第1の電圧レベルに少なくとも一部は基づく。上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、時間変化する信号の構成は、メモリ・セルが記憶することが可能であり得る論理状態の数に少なくとも一部は基づく。
上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、時間変化する信号の構成は、読み取り動作において使用されるラッチの数に少なくとも一部は基づくことがある。上記で説明された方法1300および装置のいくつかの例では、時間変化する信号の値は、時間変化する信号の所定の区間にわたって所定の様式で変化する。
図14は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスのための方法1400を図示するフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書において説明されるメモリ・コントローラ1015またはその構成要素によって実施されることがある。たとえば、方法1400の動作は、図10から図12を参照して説明されるメモリ・コントローラによって実行されることがある。いくつかの例では、メモリ・コ
ントローラ1015は、以下で説明される機能を実行するデバイスの機能要素を制御するためにコードのセットを実行することがある。加えて、または代替的に、メモリ・コントローラ1015は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の一部分を実行することがある。
ブロック1405では、メモリ・コントローラ1015は、強誘電体メモリ・セル内の強誘電体キャパシタの第1の状態を感知することがある。ブロック1405の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1405の動作の部分は、図10から図12を参照して説明されるラッチマネージャによって実行されることがある。
ブロック1410では、メモリ・コントローラ1015は、第1の状態とは異なる、強誘電体キャパシタの第2の状態を感知することがある。ブロック1410の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1410の動作の部分は、図10から図12を参照して説明される感知マネージャによって実行されることがある。
ブロック1415では、メモリ・コントローラ1015は、第1の状態および第2の状態に少なくとも一部は基づいて、少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別することがある。ブロック1415の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1415の動作の部分は、図10から図12を参照して説明される論理決定器によって実行されることがある。
場合によっては、強誘電体キャパシタの第1の状態は、強誘電体キャパシタの分極と関連づけられる。場合によっては、強誘電体キャパシタの第2の状態は、強誘電体キャパシタ上に記憶された誘電電荷と関連づけられる。いくつかの例では、強誘電体キャパシタの第1の状態を感知することおよび強誘電体キャパシタの第2の状態を感知することは、感知キャパシタの組み合わされた状態を感知することを含むことがある。場合によっては、組み合わされた状態は、分極された状態と弁証法的な電荷状態の組み合わせ(または重ね合わせ)であることがある。
方法1400を実行するための装置について説明する。この装置は、強誘電体メモリ・セル内の強誘電体キャパシタの第1の状態を感知するための手段と、第1の状態とは異なる強誘電体キャパシタの第2の状態を感知するための手段と、第1の状態および第2の状態に少なくとも一部は基づいて少なくとも3つの論理状態から強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別するための手段とを含むことがある。
上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例では、強誘電体キャパシタの第1の状態は、強誘電体キャパシタの分極と関連づけられる。上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例では、強誘電体キャパシタの第2の状態は、強誘電体キャパシタ上に記憶された誘電電荷関連づけられる。
上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例では、第1の状態に少なくとも一部は基づいて論理状態の第1のビットを識別し、第2の状態に少なくとも一部は基づいて論理状態の第2のビットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例は、電圧閾値を満たすディジット線とは異なるノードの電圧レベルに少なくとも一部は基づいて少なくとも2つのラッチを活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例では、少なくとも2つのラッチのうちの1つに第1の時間変化する信号を印加し、少なくとも2つのラッチのもう一方に第1の時間変化する信号とは異なる第2の時間変化する信号を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。場合によっては、論理状態は、少なくとも2つのラッチを活性化するとき、第1の時間変化する信号および第2の時間変化する信号の値に少なくとも一部は基づいて識別される。
上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例では、ディジット線の第1の電圧レベルがアクセス動作中に電圧閾値を満たす継続時間を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、この継続時間は、強誘電体キャパシタの第1の状態、強誘電体キャパシタの第2の状態、およびディジット線に印加される電圧に少なくとも一部は基づく。
上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例では、ディジット線とは異なるノードの第2の電圧レベルが電圧閾値を満たす継続時間を識別するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、この継続時間は、強誘電体キャパシタの第1の状態および強誘電体キャパシタの第2の状態に少なくとも一部は基づく。
図15は、本開示のさまざまな実施形態によるメモリ・セルの時間ベースのアクセスのための方法1500を図示するフローチャートを示す。方法1500の動作は、本明細書において説明されるメモリ・コントローラ1015またはその構成要素によって実施されることがある。たとえば、方法1500の動作は、図10から図12を参照して説明されるメモリ・コントローラによって実行されることがある。いくつかの例では、メモリ・コントローラ1015は、以下で説明される機能を実行するデバイスの機能要素を制御するためにコードのセットを実行することがある。加えて、または代替的に、メモリ・コントローラ1015は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の一部分を実行することがある。
ブロック1505では、メモリ・コントローラ1015は、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化することがある。ブロック1505の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1505の動作の部分は、図10から図12を参照して説明されるセル・マネージャによって実行されることがある。
ブロック1510では、メモリ・コントローラ1015は、選択構成要素が活性化される間、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されていることに少なくとも一部は基づいて強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの第1の状態を修正することがある。ブロック1510の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1510の動作の部分は、図10から図12を参照して説明されるセル・マネージャによって実行されることがある。
ブロック1515では、メモリ・コントローラ1015は、選択構成要素を非活性化することがある。ブロック1515の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック1515の動作の部分は、図10から図12を参照して説明されるセル・マネージャによって実行されることがある。
ブロック1520では、メモリ・コントローラ1015は、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加される間、選択構成要素が非活性化されていることに少なくとも一部は基づいて強誘電体キャパシタの第2の状態を修正することがある。ブロック1520の動作は、図1から図9を参照して説明される方法により実行され得る。いくつかの例では、ブロック
1520の動作の部分は、図10から図12を参照して説明されるセル・マネージャによって実行されることがある。
場合によっては、第2の状態は、強誘電体キャパシタの誘電電荷状態である。場合によっては、強誘電体キャパシタの第1の状態を修正することは、強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加することを含む。場合によっては、強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加することは、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第2の電圧を印加することを含む。場合によっては、強誘電体キャパシタの第2の状態を修正することは、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することを含む。
場合によっては、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することは、選択構成要素が非活性化されている間、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第5の電圧を印加することを含み、選択構成要素は、強誘電体キャパシタと、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線との間に配置される。
場合によっては、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加することは、選択構成要素が非活性化されている間、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第6の電圧を印加することを含み、選択構成要素は、強誘電体キャパシタと、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線との間に配置される。
場合によっては、強誘電体メモリ・セルは、強誘電体キャパシタの第1の状態および強誘電体キャパシタの第2の状態に基づいて少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される。場合によっては、第1の状態は、強誘電体キャパシタの分極状態である。
方法1500を実行するための装置について説明する。この装置は、強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化するための手段と、選択構成要素が活性化される間、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されていることに少なくとも一部は基づいて強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの第1の状態を修正するための手段と、選択構成要素を非活性化するための手段と、電圧が強誘電体メモリ・セルに印加されている間に選択構成要素が非活性化されていることに少なくとも一部は基づいて強誘電体キャパシタの第2の状態を修正するための手段とを含むことがある。
上記で説明された方法1500および装置のいくつかの例では、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線およびディジット線が接地または仮想的に接地される間に選択構成要素を活性化するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明された方法1500および装置のいくつかの例では、強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。
上記で説明された方法1500および装置のいくつかの例では、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第2の電圧を印加し、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第3の電圧を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、第3の電圧は、第2の電圧とは異なる。場合によっては、第1の電圧は、第2の電圧および第3の電圧に少なくとも一部は基づく。
上記で説明された方法1500および装置のいくつかの例では、強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがある。上記で説明された方法1400および装置のいくつかの例は、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第5の電圧を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、選択構成要素は、第5の電圧が強誘電体メモリ・セルに印加される間、非活性化されている。場合によっては、選択構成要素は、強誘電体キャパシタ
と、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線との間に配置される。
上記で説明された方法1500および装置のいくつかの例では、強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第6の電圧を印加するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含むことがあり、選択構成要素は、第6の電圧が強誘電体メモリ・セルに印加される間、非活性化されている。場合によっては、選択構成要素は、強誘電体キャパシタと、強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線との間に配置される。
上記で説明された方法1500および装置のいくつかの例では、強誘電体メモリ・セルは、強誘電体キャパシタの第1の状態および強誘電体キャパシタの第2の状態に少なくとも一部は基づいて、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される。
上記で説明された方法1500および装置のいくつかの例では、第1の状態は強誘電体キャパシタの分極状態であり、第2の状態は強誘電体キャパシタの誘電電荷状態である。
上記で説明された方法は可能な実施例について説明するものであり、動作およびステップは、並べ替えられてもよいし、他の方法で修正されてもよく、他の実施例も可能であることが留意されるべきである。そのうえ、方法のうちの2つ以上からの実施形態が組み合わされてよい。
本明細書において説明される情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して表されてよい。たとえば、上記の説明全体を通じて言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表されることがある。いくつかの図面は、信号を単一の信号として図示することがある。しかしながら、信号が信号のバスを表すことがあり、バスはさまざまなビット幅を有することがあることは、当業者によって理解されよう。
本明細書で使用されるとき、「仮想接地」という用語は、約ゼロ・ボルト(0V)の電圧に保たれるが接地と直接的に接続されていない電気回路のノードを指す。したがって、仮想接地の電圧は、一時的に変動し、定常状態で約0Vに戻ることがある。仮想接地は、演算増幅器および抵抗器からなる電圧分割器などのさまざまな電子回路要素を使用して実施され得る。他の実施例も可能である。「仮想接地すること」または「仮想的に接地される」は、約0Vに接続されることを意味する。
「電子通信」および「結合される」という用語は、構成要素間の電子流をサポートする構成要素間の関係を指す。これは、構成要素間の直接接続を含んでもよいし、中間構成要素を含んでもよい。互いと電子通信するまたは互いに結合された構成要素は、電子もしくは信号を(たとえば、通電された回路内で)能動的に交換することがあり、または、電子もしくは信号を(たとえば、遮断された回路内で)能動的に交換しないことがあるが、回路が通電されると電子もしく信号を交換するように構成および動作可能であることがある。例として、スイッチ(たとえば、トランジスタ)を介して物理的に接続された2つの構成要素は、電子通信をし、または、スイッチの状態(すなわち、開いているまたは閉じられている)にかかわらず結合されることがある。
本明細書で使用されるとき、「実質的に」という用語は、修飾された特性(たとえば、実質的にという用語によって修飾された動詞または形容詞)は、絶対的である必要はないが、特性の利点を達成するとなるように十分に近いことを意味する。
本明細書で使用されるとき、「電極」という用語は、電気導体を指すことがあり、場合
によっては、メモリ・セルまたはメモリ・アレイの他の構成要素への電気接点として用いられることがある。電極は、メモリ・アレイ100の要素または構成要素間の導電性経路を提供する掃引線、ワイヤ、導電ライン、導電層などを含むことがある。
「絶縁された」という用語は、電子がそれらの間を流れることが現在不可能である構成要素間の関係を指す。構成要素は、それらの間に開回路がある場合、互いから絶縁される。たとえば、スイッチによって物理的に接続された2つの構成要素は、スイッチが開いているとき、互いから絶縁されることがある。
本明細書で使用されるとき、「短絡」という用語は、問題の2つの構成要素間の単一の中間構成要素の活性化を介して構成要素間に導電性経路が確立される構成要素間の関係を指す。たとえば、第2の構成要素に短絡された第1の構成要素は、2つの構成要素間のスイッチが閉じられているとき、第2の構成要素と電子を交換し得る。したがって、短絡は、電子通信する構成要素(または線)間の電荷の流れを可能にする動的な動作であることがある。
メモリ・アレイ100を含む、本明細書において論じられるデバイスは、シリコン、ゲルマニウム、シリコン−ゲルマニウム合金、ガリウム砒素、窒化ガリウムなどの半導体基板上に形成されてよい。場合によっては、基板は、半導体ウェハである。他の場合には、基板は、シリコン・オン・ガラス(SOG)またはシリコン・オン・サファイア(SOP)などのシリコン・オン・インシュレータ(SOI)基板であってもよいし、別の基板上の半導体材料のエピタキシャル層であってもよい。基板または基板の副領域の導電性は、限定するものではないが、リン、ホウ素、またはヒ素を含むさまざまな化学種を使用したドーピングを通して制御されることがある。ドーピングは、基板の初期形成または成長中に、イオン注入によって、または他の任意のドーピング手段によって、実行されてよい。
本明細書において論じられる1つまたは複数のトランジスタは、電界効果トランジスタ(FET)を表し、ソース、ドレイン、およびゲートを含む3つの端子デバイスを備えることがある。端子は、導電材料、たとえば金属を通して、他の電子要素に接続されることがある。ソースおよびドレインは、導電性であってよく、多量にドーピングされた、たとえば縮退した、半導体領域を備えることがある。ソースとドレインは、軽度にドーピングされた半導体領域またはチャネルによって分離されることがある。チャネルがn形(すなわち、多数キャリアが電子である)場合、FETは、n形FETと呼ばれることがある。チャネルがp形(すなわち、多数キャリアが正孔である)場合、FETは、p形FETと呼ばれることがある。チャネルは、絶縁性ゲート酸化物によってキャップされることがある。チャネル導電性は、ゲートに電圧を印加することによって制御されることがある。たとえば、n形FETまたはp−タイプ形に正の電圧または負の電圧をそれぞれ印加すると、チャネルが導電性になるという結果になることがある。トランジスタは、トランジスタの閾値電圧よりも大きいまたはこれに等しい電圧がトランジスタ・ゲートに印加されるとき、「オン」であるまたは「活性化される」ことがある。トランジスタは、トランジスタの閾値電圧よりも小さい電圧がトランジスタ・ゲートに印加されるとき、「オフ」であるまたは「非活性化される」ことがある。
本明細書において、添付の図面に関連して記載される説明は、例示的な構成について説明し、実施され得るまたは特許請求の範囲内にあるすべての例を表すとは限らない。本明細書において使用される「例示的」という用語は、「一例、事例、または例示として役立つ」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利である」ことを意味しない。詳細な説明は、説明される技法の理解を提供する目的で具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、よく知られている構造およびデバイスは、説明される例の概念を不明瞭にすることを避け
るためにブロック図形式で示される。
添付の図では、類似の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有することがある。さらに、同じタイプのさまざまな構成要素は、ダッシュおよび類似の構成要素を区別する第2のラベルによって参照ラベルを追跡することによって、区別され得る。ただ第1の参照ラベルが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルには関係なく、同じ第1の参照ラベルを有する類似の構成要素のいずれか1つに適用可能である。
本明細書において説明される情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して表されてよい。たとえば、上記の説明全体を通じて言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組み合わせによって表されることがある。
本明細書における開示に関連して説明されるさまざまな例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラム可能論理デバイス、個別のゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または本明細書において説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせを用いて、実施または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってよい。プロセッサは、コンピューティング・デバイスの組み合わせ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP)とマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成)として実施されてもよい。
本明細書において説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実施されてよい。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実施される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されてもよいし、送信されてもよい。他の例および実施例は、本開示および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組み合わせを使用して実施可能である。機能を実施する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的な場所において実施されるように分散されることを含めて、さまざまな位置に物理的に設置されてよい。また、特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用されるとき、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句が前に置かれる項目のリスト)内で使用される「または」は包括的なリストを示し、したがって、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つというリストは、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。また、本明細書で使用されるとき、「〜に基づく」という句は、条件の閉集合への言及として解釈されるべきでない。たとえば、「A条件に基づく」として説明される例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づいてよい。言い換えれば、本明細書で使用されるとき、「〜に基づく」という句は、「〜に少なくとも一部は基づく」という句と同じ様式で解釈されるべきでない。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的なコンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的な記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータによってアクセス可能である任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく、例として、非一時的
なコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、コンパクト・ディスク(CD)ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラム・コード手段を搬送もしくは記憶するために使用可能であり、汎用コンピュータもしくは特殊目的コンピュータ、または汎用プロセッサもしくは特殊目的プロセッサによってアクセス可能である他の任意の非一時的な媒体を含むことができる。また、あらゆる接続は、コンピュータ可読媒体と呼ばれるのが適切である。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモート・ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用されるとき、CD、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー・ディスク、およびBlu−rayディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本明細書における説明は、当業者が開示を作製または使用することを可能にするために提供される。本開示のさまざまな修正形態は、当業者には容易に明らかであろう。本明細書において定義される一般的原理は、本開示の範囲から逸脱することなく、他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書において説明される例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規な特徴に合致する最も幅広い範囲が与えられるべきである。

Claims (43)

  1. 分極状態および誘電電荷状態を記憶するように構成された強誘電体キャパシタを備え、ディジット線と電子通信するメモリ・セルと、
    前記メモリ・セルに結合された感知構成要素であって、前記感知構成要素に入力される電圧レベルが電圧閾値を満たす時間の継続時間に少なくとも一部は基づく信号を出力するように構成された前記感知構成要素と、
    前記感知構成要素に結合された第1のラッチであって、前記感知構成要素から受け取られた前記信号に少なくとも一部は基づく前記メモリ・セルの論理状態を示す第1の信号の値を出力するように構成された前記第1のラッチと
    を備える装置。
  2. 前記感知構成要素に入力された前記電圧レベルが前記電圧閾値を満たすとき、前記第1の信号の前記値に少なくとも一部は基づいて、前記メモリ・セルの前記論理状態を識別するコントローラ
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  4. 前記感知構成要素に結合された第2のラッチであって、前記メモリ・セルと関連づけられた論理状態識別子の第1のビットを示す第2の信号を受け取るように構成され、前記第1の信号が前記論理状態識別子の第2のビットを示す、前記第2のラッチ
    をさらに備える、請求項3に記載の装置。
  5. 前記論理状態識別子の前記第1のビットおよび前記第2のビットに少なくとも一部に基づいて前記メモリ・セルの前記論理状態を識別するコントローラ
    をさらに備える、請求項4に記載の装置。
  6. 前記ディジット線に結合された第1のノードと、前記感知構成要素に結合された第2のノードとを有するカスコードであって、読み取り動作中に前記ディジット線に電圧を印加するように構成されるカスコード
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記感知構成要素はインバータである、
    請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1のラッチは、前記感知構成要素から出力された前記信号によって活性化される、
    請求項1に記載の装置。
  9. 分極状態および誘電電荷状態を記憶するように構成された強誘電体キャパシタを備えたメモリ・セル上で読み取り動作を開始した後、ラッチに時間変化する信号を印加することと、
    前記読み取り動作の一部として前記メモリ・セルに結合されたディジット線が第1の電圧レベルに充電したことに少なくとも一部は基づいて、前記ラッチを活性化することと、
    前記ラッチが活性化されるとき、前記ラッチに存在する前記時間変化する信号の値に少なくとも一部は基づいて前記メモリ・セルの論理状態を識別することと
    を含む方法。
  10. 前記読み取り動作の一部として前記ディジット線が前記第1の電圧レベルに充電した後、前記ラッチから前記メモリ・セルを絶縁すること
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記メモリ・セルは、少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成され、
    前記メモリ・セルの前記識別された論理状態は、前記少なくとも3つの論理状態から選択される、
    請求項9に記載の方法。
  12. 前記メモリ・セル上で前記読み取り動作を実行したことに少なくとも一部は基づいて第2のラッチに第2の時間変化する信号を印加することであって、前記第2の時間変化する信号は前記時間変化する信号とは異なり、前記第2のラッチは前記ラッチとは異なる、印加すること
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記メモリ・セルに結合された前記ディジット線が前記第1の電圧レベルに充電されることに少なくとも一部は基づいて前記第2のラッチを活性化することであって、前記メモリ・セルの前記論理状態を識別することは、前記ラッチおよび前記第2のラッチが活性化されると前記ラッチに存在する前記時間変化する信号および前記第2のラッチに存在する前記第2の時間変化する信号に少なくとも一部は基づく、活性化すること
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第2の時間変化する信号の構成は、前記時間変化する信号の構成に少なくとも一部は基づき、前記時間変化する信号と前記第2の時間変化する信号が協働して、少なくとも3つの論理状態を規定する、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記読み取り動作の一部として前記メモリ・セルの前記ディジット線を充電することであって、前記ディジット線を充電することが始まるとき、前記時間変化する信号が印加される、充電すること
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  16. 前記ディジット線とは異なるノードにおける第2の電圧レベルを感知することであって、前記ラッチは、前記第2の電圧レベルが電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて活性化される、感知すること
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  17. 前記第2の電圧レベルが前記電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて信号を出力することであって、前記ラッチは、前記信号に少なくとも一部は基づいて活性化される、出力すること
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記読み取り動作の継続時間が時間閾値を満たすことを決定することであって、前記メモリ・セルの前記論理状態を識別することは、前記継続時間が前記時間閾値を満たす前に前記ラッチが活性化しないことに少なくとも一部は基づく、決定すること
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  19. 前記時間変化する信号の構成は、前記メモリ・セルの予想電荷および前記第1の電圧レベルに少なくとも一部は基づく、
    請求項9に記載の方法。
  20. 前記時間変化する信号の前記構成は、前記メモリ・セルが記憶することが可能である論理状態の数に少なくとも一部は基づく、
    請求項19に記載の方法。
  21. 前記時間変化する信号の前記構成は、前記読み取り動作において使用されるラッチの数に少なくとも一部は基づく、
    請求項20に記載の方法。
  22. 前記時間変化する信号の前記値は、前記時間変化する信号の所定の区間にわたって所定の様式で変化する、
    請求項9に記載の方法。
  23. アクセス線と電子通信する選択構成要素と、
    前記選択構成要素に結合された強誘電体キャパシタであって、分極状態と電荷状態を記憶するように構成された前記強誘電体キャパシタと
    を備える強誘電体メモリ・セルと、
    前記分極状態および前記電荷状態に少なくとも一部は基づいて少なくとも3つの論理状態のセットから前記強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別するように動作可能なコントローラと
    ディジット線に結合されたカスコードであって、アクセス動作中に前記ディジット線に第1の電圧を印加するように構成された前記カスコードと、
    前記ディジット線とは異なる前記カスコードのノードに結合された感知構成要素であって、前記ノード上に存在する第2の電圧を検出するように構成され、前記第2の電圧は、前記ディジット線の電圧レベルに少なくとも一部は基づく、前記感知構成要素と、
    前記感知構成要素の出力に結合された第1のラッチであって、
    前記ノード上に存在する前記第2の電圧が電圧閾値を満たしたことを示す信号を受け取り、
    前記強誘電体メモリ・セルの前記論理状態を少なくとも一部は示すために第1の時間変化する信号を受け取り、
    前記第2の電圧が前記電圧閾値を満たしたことを示す前記信号を受け取ったことに少なくとも一部は基づいて前記第1の時間変化する信号の値を出力する
    ように構成された前記第1のラッチと、
    前記感知構成要素の前記出力に結合された第2のラッチであって、
    前記強誘電体メモリ・セルの前記論理状態を少なくとも一部は示すために第2の時間変化する信号を受け取り、前記第2の時間変化する信号は、前記第1の時間変化する信号とは異なり、
    前記第2の電圧が前記電圧閾値を満たしたことを示す前記信号を受け取ったことに少なくとも一部は基づいて前記第2の時間変化する信号の値を出力する
    ように構成された前記第2のラッチと、
    前記第1のラッチおよび前記第2のラッチの出力に結合されたコントローラであって、前記第1のラッチから受け取られた第1の出力信号および前記第2のラッチから受け取られた第2の出力信号に少なくとも一部は基づいて前記強誘電体メモリ・セルの前記論理状態を識別するように動作可能である前記コントローラと
    を備える装置。
  24. 前記アクセス線はプレート線またはディジット線である、
    請求項23に記載の装置。
  25. 前記強誘電体キャパシタは、前記アクセス線とは異なる第2のアクセス線に結合される、
    請求項23に記載の装置。
  26. 前記強誘電体キャパシタ上に記憶された前記分極状態は安定状態にある、
    請求項23に記載の装置。
  27. 前記強誘電体キャパシタ上に記憶された電荷状態は揮発状態にある、
    請求項23に記載の装置。
  28. 分極状態および誘電電荷状態を記憶するように構成された強誘電体メモリ・セル内の強誘電体キャパシタの第1の状態を感知することと、
    アクセス動作中にディジット線の第1の電圧レベルが電圧閾値を満たす継続時間を識別することであって、前記継続時間は、前記強誘電体キャパシタの前記第1の状態、前記強誘電体キャパシタの前記第2の状態、および前記ディジット線に印加された電圧に少なくとも一部は基づく、識別することと、
    前記第1の状態とは異なる前記強誘電体キャパシタの第2の状態を感知することと、
    前記継続時間に少なくとも一部は基づいて少なくとも3つの論理状態から前記強誘電体メモリ・セルの論理状態を識別することと
    を含む方法。
  29. 前記強誘電体キャパシタの前記第1の状態は、前記強誘電体キャパシタの分極と関連づけられる、
    請求項28に記載の方法。
  30. 前記強誘電体キャパシタの前記第2の状態は、前記強誘電体キャパシタ上に記憶された誘電電荷と関連づけられる、
    請求項28に記載の方法。
  31. 前記第1の状態に少なくとも一部は基づいて前記論理状態の第1のビットを識別することと、
    前記第2の状態に少なくとも一部は基づいて前記論理状態の第2のビットを識別することと
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  32. ディジット線とは異なるノードの電圧レベルが電圧閾値を満たしたことに少なくとも一部は基づいて少なくとも2つのラッチを活性化すること
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  33. 前記少なくとも2つのラッチのうちの1つに第1の時間変化する信号を印加することと、
    前記少なくとも2つのラッチのもう一方に前記第1の時間変化する信号とは異なる第2の時間変化する信号を印加することと
    をさらに含み、
    前記論理状態は、前記少なくとも2つのラッチを活性化するとき、前記第1の時間変化する信号および前記第2の時間変化する信号の値に少なくとも一部は基づいて識別される、
    請求項32に記載の方法。
  34. ディジット線とは異なるノードの第2の電圧レベルが電圧閾値を満たす継続時間を識別することであって、前記継続時間は、前記強誘電体キャパシタの前記第1の状態および前記強誘電体キャパシタの前記第2の状態に少なくとも一部は基づく、識別すること
    をさらに含む、請求項28に記載の方法。
  35. 強誘電体メモリ・セルの選択構成要素を活性化することと、
    前記選択構成要素が活性化されている間、電圧が前記強誘電体メモリ・セルに印加されていることに少なくとも一部は基づいて、前記強誘電体メモリ・セルの強誘電体キャパシタの第1の状態を修正することと、
    前記選択構成要素を非活性化することと、
    前記電圧が前記強誘電体メモリ・セルに印加されている間、前記選択構成要素が非活性化されていることに少なくとも一部は基づいて、前記強誘電体キャパシタの第2の状態を修正することと
    を含む方法。
  36. 前記強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線およびディジット線が接地または仮想的に接地されている間、前記選択構成要素を活性化すること
    をさらに含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記強誘電体キャパシタの前記第1の状態を修正することは、
    前記強誘電体キャパシタに第1の電圧を印加すること
    を含む、請求項35に記載の方法。
  38. 前記強誘電体キャパシタに前記第1の電圧を印加することは、
    前記強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第2の電圧を印加することと、
    前記強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第3の電圧を印加することであって、前記第3の電圧は前記第2の電圧とは異なり、前記第1の電圧は前記第2の電圧および前記第3の電圧に少なくとも一部は基づく、印加することと
    を含む、請求項37に記載の方法。
  39. 前記強誘電体キャパシタの前記第2の状態を修正することは、
    前記強誘電体キャパシタに第4の電圧を印加すること
    を含む、請求項35に記載の方法。
  40. 前記強誘電体キャパシタに前記第4の電圧を印加することは、
    前記強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線に第5の電圧を印加することであって、前記選択構成要素は、前記第5の電圧が前記強誘電体メモリ・セルに印加されている間、非活性化されており、前記選択構成要素は、前記強誘電体キャパシタと前記強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線との間に配置される、印加すること
    を含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記強誘電体キャパシタに前記第4の電圧を印加することは、
    前記強誘電体メモリ・セルに結合されたプレート線に第6の電圧を印加することであって、前記選択構成要素は、前記第6の電圧が前記強誘電体メモリ・セルに印加されている間、非活性化されており、前記選択構成要素は、前記強誘電体キャパシタと前記強誘電体メモリ・セルに結合されたディジット線との間に配置される、印加すること
    を含む、請求項39に記載の方法。
  42. 前記強誘電体メモリ・セルは、前記強誘電体キャパシタの前記第1の状態および前記強誘電体キャパシタの前記第2の状態に少なくとも一部は基づいて少なくとも3つの論理状態を記憶するように構成される、
    請求項35に記載の方法。
  43. 前記第1の状態は前記強誘電体キャパシタの分極状態であり、
    前記第2の状態は前記強誘電体キャパシタの誘電電荷状態である、
    請求項35に記載の方法。
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