JP6881921B2 - 除塵機 - Google Patents
除塵機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6881921B2 JP6881921B2 JP2016177254A JP2016177254A JP6881921B2 JP 6881921 B2 JP6881921 B2 JP 6881921B2 JP 2016177254 A JP2016177254 A JP 2016177254A JP 2016177254 A JP2016177254 A JP 2016177254A JP 6881921 B2 JP6881921 B2 JP 6881921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rake
- posture
- rope
- arm
- dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 title claims description 82
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 119
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 105
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 42
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 17
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 9
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 7
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 claims description 2
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 claims description 2
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 3
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
を大きくしなければならない。
図1は本発明を適用した除塵機1のレーキ5で塵を掬い上げる状況を示す側面図である。本例の除塵機1は、水力発電所の発電用水の取り入れ口2に配置されたスクリーンバー3に捕捉された塵をレーキ5によって掬い上げて除去するためのものである。本明細書において、XYZの3方向は互いに直交する方向である。X方向は水平方向、Y方向は前後方向、Z方向は上下方向を示す。また、+Y方向は前方、−Y方向は後方を示し、+Z方向は上方、−Z方向は下方を示す。+X方向はスクリーンバー3の側から除塵機1を見た場合(前方から除塵機1を見た場合)の右側、−X方向は左側を示す。
勢5B(図2、図6(b)参照)に変更する姿勢変更機構9を有する。多段型伸縮アーム6は、図1に示すように、最も縮んだ引き込み状態6Aと、最も伸長した伸長状態6B(図1において一点鎖線で示す状態)との間で伸縮可能である。
図1、図2に示すように、多段型伸縮アーム6は、下段アーム61、中段アーム62および上段アーム63を備えた3段型伸縮アームである。下段アーム61の下端には後述するレーキ支持部材64が取り付けられている。上段アーム63の下端開口から中段アーム62を下方に引き出し可能であり、中段アーム62の下端開口から下段アーム61を下方に引き出し可能である。これら3本のアーム61〜63の引き出し動作が行われるとき、上段アーム63の上下端および中段アーム62の下端に取り付けられたローラ対65、66、67によって引き出される中段アーム62および下段アーム61が案内される。従って、多段型伸縮アーム6は滑らかなアーム伸縮動作を行うことができる。
伸縮機構7は、多段型伸縮アーム6の下端に取り付けられたロープシーブ71と、ロープシーブ71に掛けられる昇降用ロープ72と、昇降用ロープ72の巻き取りおよび繰り出しを行う巻取装置73を備えるロープ巻き取り機構である。図4は巻取装置73を前方(+Y方向)から見た正面図である。巻取装置73は、架台10の下端に設置された巻き取りドラム73aと、減速機構73bを介して巻き取りドラム73aと連結されたモータ73cを備える。巻取装置73は、モータ73cの駆動力によって巻き取りドラム73aを回転させて昇降用ロープ72の巻き取りおよび繰り出しを行う。
アーム開閉機構8は、図1、図2に示すように、上段アーム63の上端位置から後方(−Y方向)に突出するブラケット81と、ブラケット81を介して上段アーム63を支持するアーム支持腕82と、アーム支持腕82に連結された連結ロッド83と、連結ロッド83を駆動するシリンダ85を備える。ブラケット81の後端およびアーム支持腕82の前端は、架台10の上端に設けられた支点ピン11によって回転可能に支持される。支点ピン11は、架台10の上端において前方(+Y方向)に張り出すように設けられた上部フレーム12の前端に設けられている。従って、多段型伸縮アーム6は、ブラケット81を介して、支点ピン11を中心として前後方向Yに旋回可能な状態で架台10に支持される。多段型伸縮アーム6を伸長させた伸長状態6B(図1参照)においては、支点ピン11を中心として、多段型伸縮アーム6がその自重によって下方に旋回する。これにより、レーキ5をスクリーンバー3に押し付けた状態が形成される。
図5はレーキ5および多段型伸縮アーム6の下端部分に設けられた機構を上方から見た平面図(図1の領域Aを上方から見た拡大図)である。また、図6はレーキ5の動作説明図であり、レーキ5および多段型伸縮アーム6の下端部分に設けられた機構を右側から見た側面図(図1の領域Aを右側から見た拡大図)である。図6(a)はレーキ5が掬い上げ姿勢5Aになった状態を示し、図6(b)はレーキ5が放出姿勢5Bになった状態を示す。
図6に示すように、レーキ5は、湾曲した内面31を備えるレーキ本体30と、レーキ本体30の先端に回転可能に取り付けられた爪部材40を備える。レーキ5の姿勢は、レーキ本体30の内面31を上方(+Z方向)に向けた掬い上げ姿勢5A、および、レーキ本体30の内面31を後方(−Y方向)に向けた放出姿勢5Bに変化する。レーキ5が掬い上げ姿勢5Aになったとき、爪部材40はレーキ本体30の後端(−Y方向の端部)に配置される。また、掬い上げ姿勢5Aでは、爪部材40はレーキ本体30の内面31から斜めに立ち上がる方向に傾斜している。従って、スクリーンバー3に沿って掬い上げ姿勢5Aのレーキ5が引き上げられるとき、爪部材40によってスクリーンバー3に捕捉された塵が掬い上げられる。以下、レーキ5が掬い上げ姿勢5Aになった状態でのレーキ本体30の姿勢を上向き姿勢30Aとし、この状態での爪部材40の姿勢を閉姿勢40Aとする(図6(a)参照)。また、レーキ5が放出姿勢5Bとなった状態でのレーキ本体30の姿勢を立ち上がり姿勢30Bとし、このときの爪部材40を開姿勢40Bとする(図6
(b)参照)。
図6(a)に示すように、レーキ5は、スクリーンバー3から塵を掬い上げるときは、レーキ本体30の内面31を上方(+Z方向)に向けるとともに爪部材40の掻き取り爪41の先端を斜め上方に向けた掬い上げ姿勢5Aとなっている。掬い上げ姿勢5Aでは、爪部材40は、掻き取り爪41がレーキ本体30の内面31に対して所定角度傾斜した閉姿勢40Aになっている。一方、レーキ5からバケット4に塵を放出するときは、レーキ5は、レーキ本体30の内面31を後方(−Y方向)に向けるとともに爪部材40の掻き取り爪41の先端を斜め下方に向けた放出姿勢5Bとなっている。放出姿勢5Bでは、爪部材40は、掻き取り爪41がレーキ本体30の内面31と平行な開姿勢40Bになっている。
回転機構9Aは、レーキ本体30に連結された姿勢変更用ロープ91と、姿勢変更用ロープ91を上下方向Zに移動させる昇降機構93を備える。図6(a)、(b)に示すように、レーキ本体30の基端部には、レーキ本体30の内面31と反対側に突出するロープ連結部34が設けられている。ロープ連結部34は連結部材33a、33bに固定され、下段アーム61の水平方向Xの両側に位置する。ロープ連結部34の先端には、フック部材92が取り付けられている。姿勢変更用ロープ91は、フック部材92を介してロープ連結部34に連結されている。上述したリンク機構20の第2リンク部材22は、ロープ連結部34を介してレーキ本体30と連結されている。すなわち、ロープ連結部34に
は、支点ピン37を介して第2リンク部材22の端部が連結されている。
爪開閉機構9Bは、爪部材40とレーキ支持部材64とを連結するリンク部材100を備える。レーキ支持部材64には、レーキ本体30が連結される支点ピン36よりもさらに先端側に支点ピン101が取り付けられている。支点ピン101には、リンク部材100の一端が連結される。一方、リンク部材100の他端は、爪部材40の突出部43に連結されている。より具体的には、爪部材40の突出部43には掻き取り爪41と異なる方向に突出する腕部44が形成され、腕部44の先端に支点ピン102を介してリンク部材100の他端が連結されている。
キ本体30に対する爪部材40の回転動作が行われる。
以上のように、本形態の除塵機1は、レーキ5の姿勢を変更する姿勢変更機構9を有しており、レーキ5は、多段型伸縮アーム6の下端部分に回転可能に取り付けられるレーキ本体30、および、レーキ本体30に回転可能に取り付けられる爪部材40を備える。そして、姿勢変更機構9は、レーキ本体30を回転させる回転機構9A、および、レーキ本体の回転動作に連動してレーキ本体30に対する爪部材40の開閉動作を行わせる爪開閉機構9Bを備える。このように、レーキ本体30の動作に基づいて、爪部材40の動作とレーキ本体30の動作を並行して行う構造であれば、レーキ5を回転させ、且つ、爪部材40を開く動作を2段階に分けて行う必要がない。従って、レーキ5の姿勢を速やかに切り換えることができる。
巻き取りおよび繰り出しを行う巻取装置73を利用して、姿勢変更用ロープ91の巻き取りおよび繰り出しを行う。これにより、姿勢変更用ロープ91と昇降用ロープ72を同期して巻き取ることができる。従って、レーキ5の姿勢を変えることなく多段型伸縮アーム6を伸縮させることができる。
Claims (4)
- 用水路等に設置されているスクリーンバーに沿ってレーキを昇降させ、当該レーキにより前記スクリーンバーに捕捉された塵を掬い上げる除塵機において、
前記レーキが下端部分に取り付けられている伸縮自在な多段型伸縮アームと、
前記多段型伸縮アームを伸縮する伸縮機構と、
前記レーキの姿勢を変更する姿勢変更機構と、を有し、
前記レーキは、前記多段型伸縮アームの下端部分に回転可能に取り付けられるレーキ本体、および、前記レーキ本体に回転可能に取り付けられる爪部材を備え、
前記姿勢変更機構は、
前記レーキ本体を回転させる回転機構、および、前記レーキ本体の回転動作に連動して前記レーキ本体に対する前記爪部材の開閉動作を行わせる爪開閉機構を備え、
前記回転機構は、前記レーキ本体に連結された姿勢変更用ロープと、前記姿勢変更用ロープを上下に移動させる昇降機構を備え、
前記伸縮機構は、前記多段型伸縮アームの下端部分に連結されたロープシーブに掛けられた昇降用ロープの巻き取りおよび繰り出しを行う巻取装置を備え、
前記巻取装置は、前記昇降用ロープの巻き取りおよび繰り出しと同期して前記姿勢変更用ロープの巻き取りおよび繰り出しを行い、
前記ロープシーブは、前記多段型伸縮アームの下端に取り付けられるリンク機構を介して前記レーキ本体と連結されていることを特徴とする除塵機。 - 請求項1に記載の除塵機において、
前記回転機構は、前記レーキ本体の姿勢を、塵を掬い上げ可能な上向き姿勢、および、塵を放出可能な立ち上がり姿勢に変更可能であり、
前記爪開閉機構は、前記レーキ本体の姿勢が前記上向き姿勢から前記立ち上がり姿勢に変更される動作に連動して、前記爪部材の姿勢を前記レーキ本体の内面に対して傾いた閉姿勢から前記内面と平行な開姿勢に変更することを特徴とする除塵機。 - 請求項2に記載の除塵機において、
前記レーキ本体は、前記多段型伸縮アームの下端に取り付けられたレーキ支持部材に回転可能に支持され、
前記爪開閉機構は、前記レーキ支持部材と前記爪部材とを連結するリンク部材を備える
ことを特徴とする除塵機。 - 請求項3に記載の除塵機において、
前記リンク部材の一端は、前記レーキ本体の回転中心と異なる位置で前記レーキ支持部材に連結され、前記リンク部材の他端は、前記爪部材の回転中心と異なる位置で前記爪部材に連結されることを特徴とする除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016177254A JP6881921B2 (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016177254A JP6881921B2 (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 除塵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018044279A JP2018044279A (ja) | 2018-03-22 |
JP6881921B2 true JP6881921B2 (ja) | 2021-06-02 |
Family
ID=61693670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016177254A Active JP6881921B2 (ja) | 2016-09-12 | 2016-09-12 | 除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6881921B2 (ja) |
-
2016
- 2016-09-12 JP JP2016177254A patent/JP6881921B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018044279A (ja) | 2018-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2746122C2 (ru) | Добычной одноковшовый экскаватор, узел дужки и копающий узел для добычного одноковшового экскаватора | |
US20150147146A1 (en) | Shovel having a wristing dipper | |
JP2011037634A5 (ja) | ||
FI126476B (fi) | Kannonnostolaite, järjestelmä ja menetelmä kannon nostamiseksi | |
KR101380160B1 (ko) | 레이크 펼침이 가능한 더블암 제진기 | |
JPH1046620A (ja) | パワーショベル | |
JP6881921B2 (ja) | 除塵機 | |
CN107690416A (zh) | 四缆线操作的剪式抓斗 | |
JP2022097674A (ja) | 集塵ブース | |
WO2018003385A1 (ja) | 建設機械のガントリ | |
US20160230368A1 (en) | Raised counterweight for a mining machine | |
JP4810291B2 (ja) | クレーン | |
JP3550425B2 (ja) | 除塵機 | |
JP5460498B2 (ja) | グラブバケット | |
JP4439420B2 (ja) | 草刈機 | |
JP5683331B2 (ja) | 建設機械のステップ付きキャブフロントガード | |
JP5377176B2 (ja) | クレーン装置 | |
JP2019019529A (ja) | 自在爪ユニット、レーキおよび除塵機 | |
JP2007056472A (ja) | 除塵機 | |
JP2001123432A (ja) | 除塵装置 | |
JP6327670B2 (ja) | クレーン | |
JP2019163645A (ja) | フック付きショベル | |
JP4420487B2 (ja) | 補助ジブ付移動式クレーン装置 | |
JP5532838B2 (ja) | 作業機械 | |
JP4064551B2 (ja) | 除塵機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190820 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210427 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210506 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6881921 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |