JP6880750B2 - 画像形成装置、画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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1又は複数の画質調整用パターンを用紙の片面にのみ形成する画像形成部と、
前記画質調整用パターンを形成した用紙の両面を読み取って、各用紙面の読取画像データを生成する画像読取部と、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから前記画質調整用パターンを含む注目領域を抽出し、抽出した各注目領域内の前記画質調整用パターンの画素値に応じて、前記画像形成部により形成する画像の画質を調整する画質調整部と、
前記各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部と、を備え、
前記画像解析部は、前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから、前記注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像形成装置が提供される。
前記画質調整部は、前記画像解析部により算出したかぶり量が許容値を超えた場合に、前記画像形成部の画像形成条件を調整するプロセス調整を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
前記画像解析部は、前記各注目領域において、前記画質調整用パターンに対する位置及びサイズが同じ下地領域の画素値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置が提供される。
原画像データに基づいて、ジョブ画像を用紙の片面にのみ形成する画像形成部と、
前記ジョブ画像を形成した用紙の両面を読み取って、各用紙面の読取画像データを生成する画像読取部と、
前記原画像データにより又は前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データにより、前記ジョブ画像を形成した用紙面の非画像部を用紙の下地領域として特定して、当該下地領域から少なくとも1つの注目領域を抽出し、抽出した各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部と、を備え、
前記画像解析部は、前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データから注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像形成装置が提供される。
前記画像解析部により算出したかぶり量が許容値を超えた場合に、前記画像形成部の画像形成条件を調整するプロセス調整を実施する画質調整部を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置が提供される。
前記画像解析部は、前記ジョブ画像のコンテンツから一定距離以上離れた下地領域の画素値を取得することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置が提供される。
前記画像解析部は、前記下地領域内の各画素値の統計値か、又は前記下地領域内の各画素値を明度と色度に分離した信号値の統計値を用いて、前記かぶり量を算出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
1又は複数の画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから抽出される、前記画質調整用パターンを含む各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部を備え、
前記画像解析部は、前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから、注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像処理装置が提供される。
ジョブ画像の原画像データにより又はジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データにより、前記ジョブ画像を形成した用紙面の非画像部を用紙の下地領域として特定して、当該下地領域から少なくとも1つの注目領域を抽出し、抽出した各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部を備え、
前記画像解析部は、前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データから注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像処理装置が提供される。
1又は複数の画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから抽出される、前記画質調整用パターンを含む各注目領域のかぶり量を算出するステップを備え、
前記かぶり量を算出するステップは、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから、注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面とその裏面の各読取画像データから取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法が提供される。
ジョブ画像の原画像データにより又はジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データにより、前記ジョブ画像を形成した用紙面の非画像部を用紙の下地領域として特定するステップと、
前記下地領域から少なくとも1つの注目領域を抽出し、抽出した各注目領域のかぶり量を算出するステップと、を含み、
前記かぶり量を算出するステップは、
前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データから注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記ジョブ画像を形成した用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記ジョブ画像を形成した用紙面とその裏面の各読取画像データから取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法が提供される。
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像形成装置Gを示している。
図1に示すように、画像形成装置Gは、用紙上に画像を形成する画像形成部20、当該用紙面を読み取って読取画像データを生成する画像読取部30等を備えている。
図2に示すように、画像形成装置Gは、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部20、画像読取部30、画質調整部40及び画像解析部50を備えている。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部17により生成し、画像メモリー18に保持した原画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の原画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。また、制御部11は、画像を形成した用紙面を画像読取部30により読み取らせて、得られた読取画像データを用いて、画質調整部40により画質の調整を実施させるか、画像解析部50によりかぶり量を算出させることができる。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、ユーザー端末からネットワークを介して、ユーザーの印刷指示の内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(以下、PDLデータという。)を受信する。
濃度補正処理は、画像の濃度特性が目的の濃度特性となるように原画像データの各画素値を補正後の画素値に変換する処理であり、色補正処理は画像の色が目的の色となるように原画像データの各画素値を補正後の画素値に変換する処理である。これらの変換には、入力した画素値に対して補正後の画素値を出力するLUT(Look Up Table)を用いることができる。中間調処理は、ディザマトリクスを用いたスクリーン処理や誤差拡散処理等の疑似的に中間調を再現するための画像処理である。
画像形成部20は、図1に示すように、4つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24、給紙トレイ25等を備えている。
画像読取部30としては、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子が配置されたラインセンサー、エリアセンサー、デジタルカメラ等を用いることができる。
なお、用紙の搬送経路上に用紙を挟んで対向するように2つの画像読取部30を配置し、一方の画像読取部30によって表面を読み取り、他方の画像読取部30によって裏面を読み取るようにしてもよい。
図3は、画像形成装置Gが、画質調整と並行してかぶり量を算出するときの処理手順を示している。
図3に示すように、画像形成装置Gでは、画質調整部40が1又は複数の画質調整用パターンを配置した原画像データを生成し、この原画像データに基づいて、画像形成部20が画質調整用パターンを用紙上に形成する(ステップS1)。裏写り等による画質の調整精度の低下を避けるため、画像形成部20は、用紙の片面にのみ画質調整用パターンを形成する。そして、画質調整用パターンを形成した用紙の両面を、画像読取部30において読み取り、各用紙面の読取画像データを生成する(ステップS2)。
同様の観点から、画像解析部50は、画質調整用パターンからの距離が一定距離以上の下地領域の画素値を取得することが好ましい。一定距離は、フレアによる下地領域の読取精度に問題がないときの距離を実験的に求めて設定すればよい。
図4Aに示すように、用紙面の全面に複数の画質調整用パターン60が一定間隔で形成されている。画質調整用パターン60を含む一定サイズの領域が注目領域R1である。図4A中のa、b、c及びd点は、注目領域R1の四隅の頂点をそれぞれ表している。
図4Bに示すように、注目領域R1は、画質調整用パターン60が形成されていない非画像部を含んでいる。画像解析部50は、注目領域R1内で画素値が一定値以上大きい領域を画質調整用パターン60の画像領域と判断して、この画像領域以外の画像領域を非画像部として特定することができる。また、画像解析部50は、原画像データ中の画質調整用パターン60の位置とサイズ、画質調整部40が読取画像データから抽出した注目領域R1の位置とサイズから、注目領域R1内で画質調整用パターン60が位置しない非画像部の画像領域を特定することもできる。
図5Aに示すように、裏面の各注目領域R2は、図4Aに示す表面の各注目領域R1と位置及びサイズが対応する画像領域である。例えば、図5Aにおいて裏面の用紙のA点に最も近い右上の注目領域R2は、A点からその四隅のa〜d点までの距離が、図4Aに示す表面の用紙のA点に最も近い左上の注目領域R1と一致し、位置及びサイズが表裏で対応している。
図5Bに示すように、裏面の注目領域R2のa点からの距離が、図4Bに示す表面の注目領域R1の下地領域R1bと同じ距離e2の位置にあり、表面の下地領域R1bと同じサイズの画像領域が、裏面の下地領域R2bである。表面の画質調整用パターン60が裏写りしているかもしれないが、表面の下地領域R1bは画質調整用パターン60から一定距離以上離れた用紙の下地領域に位置しているため、裏面の下地領域R2bも裏写りの影響がない位置にある。
裏面の下地領域の画素値は、現像前の非画像部の本来の状態を表し、表面の下地領域の画素値は、現像後の非画像部の状態を表している。かぶり量は、現像前と現像後の非画像部へのトナーの付着量を評価できるのであれば、例えば裏面の下地領域の各画素値と表面の下地領域の各画素値の差分であってもよいし、比率であってもよい。
図6Aに示すように、平均値は黒化面積率と比例しており、正確に非画像部へのトナーの付着量を表していることが分かる。
図6Bに示すように、標準偏差の場合も黒化面積率と比例し、正確に非画像部へのトナーの付着量を表していることが分かる。
上記第1の実施の形態の画像形成装置Gは、画質調整と並行してかぶり量を算出していたが、第2の実施の形態の画像形成装置は、ジョブ画像の形成と並行してかぶり量を算出する。ジョブ画像は、ユーザーの印刷指示にしたがって形成する画像である。この第2の実施の形態の画像形成装置は、第1の実施の形態と同じ画像形成装置Gにおいて、下記処理手順を実行することにより実現することができる。
図7に示すように、画像形成装置Gでは、ユーザーの印刷指示にしたがって画像生成部16又は画像読取部17により生成した原画像データに基づき、画像形成部20においてジョブ画像を用紙上に形成する(ステップS21)。画像読取部30では、ジョブ画像を形成した用紙の両面を読み取って各用紙面の読取画像データを生成する(ステップS22)。
図8に示すように、表面には複数のジョブ画像のコンテンツ70が位置している。複数の注目領域R3は、このジョブ画像のコンテンツ70から一定距離以上離れた非画像部、すなわち用紙の下地領域にそれぞれ位置している。フレアの影響を減らすため、各注目領域R3とベタ画像の図形のコンテンツ70との距離ができるだけ同じであることが好ましい。
図9に示すように、裏面の各注目領域R4は、表面の各注目領域R3と位置及びサイズが対応している。ベタ画像の図形のコンテンツ70は裏写りしているかもしれないが、表面の注目領域R3はコンテンツ70から一定距離以上離れた用紙の下地領域に位置しているため、裏面の注目領域R4も裏写りの影響がない位置にある。
例えば、画像読取部30により搬送中の用紙面を読み取ると、リアルタイムでかぶり量を算出することができ、好ましいが、画像読取部17に手差しでセットした用紙面を読み取って、かぶり量を算出するための読取画像データを得てもよい。外部のスキャナー等によって読み取った読取画像データによりかぶり量を算出してもよい。
プログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
11 制御部
12 記憶部
20 画像形成部
30 画像読取部
40 画質調整部
50 画像解析部
Claims (11)
- 1又は複数の画質調整用パターンを用紙の片面にのみ形成する画像形成部と、
前記画質調整用パターンを形成した用紙の両面を読み取って、各用紙面の読取画像データを生成する画像読取部と、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから前記画質調整用パターンを含む注目領域を抽出し、抽出した各注目領域内の前記画質調整用パターンの画素値に応じて、前記画像形成部により形成する画像の画質を調整する画質調整部と、
前記各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部と、を備え、
前記画像解析部は、前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから、前記注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画質調整部は、前記画像解析部により算出したかぶり量が許容値を超えた場合に、前記画像形成部の画像形成条件を調整するプロセス調整を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像解析部は、前記各注目領域において、前記画質調整用パターンに対する位置及びサイズが同じ下地領域の画素値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 原画像データに基づいて、ジョブ画像を用紙の片面にのみ形成する画像形成部と、
前記ジョブ画像を形成した用紙の両面を読み取って、各用紙面の読取画像データを生成する画像読取部と、
前記原画像データにより又は前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データにより、前記ジョブ画像を形成した用紙面の非画像部を用紙の下地領域として特定して、当該下地領域から少なくとも1つの注目領域を抽出し、抽出した各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部と、を備え、
前記画像解析部は、前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データから注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像解析部により算出したかぶり量が許容値を超えた場合に、前記画像形成部の画像形成条件を調整するプロセス調整を実施する画質調整部を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記画像解析部は、前記ジョブ画像のコンテンツから一定距離以上離れた下地領域の画素値を取得することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
- 前記画像解析部は、前記下地領域内の各画素値の統計値か、又は前記下地領域内の各画素値を明度と色度に分離した信号値の統計値を用いて、前記かぶり量を算出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 1又は複数の画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから抽出される、前記画質調整用パターンを含む各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部を備え、
前記画像解析部は、前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから、注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像処理装置。 - ジョブ画像の原画像データにより又はジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データにより、前記ジョブ画像を形成した用紙面の非画像部を用紙の下地領域として特定して、当該下地領域から少なくとも1つの注目領域を抽出し、抽出した各注目領域のかぶり量を算出する画像解析部を備え、
前記画像解析部は、前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データから注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得し、当該用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得し、取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出することを特徴とする画像処理装置。 - 1又は複数の画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから抽出される、前記画質調整用パターンを含む各注目領域のかぶり量を算出するステップを備え、
前記かぶり量を算出するステップは、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面の読取画像データから、注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記画質調整用パターンを形成した用紙面とその裏面の各読取画像データから取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - ジョブ画像の原画像データにより又はジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データにより、前記ジョブ画像を形成した用紙面の非画像部を用紙の下地領域として特定するステップと、
前記下地領域から少なくとも1つの注目領域を抽出し、抽出した各注目領域のかぶり量を算出するステップと、を含み、
前記かぶり量を算出するステップは、
前記ジョブ画像を形成した用紙面の読取画像データから注目領域内の用紙の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記ジョブ画像を形成した用紙面の裏面の読取画像データから前記注目領域に用紙上での位置が対応する裏面の注目領域を抽出し、当該抽出された裏面の注目領域内の下地領域の画素値を取得するステップと、
前記ジョブ画像を形成した用紙面とその裏面の各読取画像データから取得した各画素値を用いて、前記注目領域のかぶり量を算出するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
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