JP6582724B2 - 画像形成システム及びテストパターンの形成方法 - Google Patents
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色が異なる複数のテストパターンを用紙上に形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記複数のテストパターンが形成された用紙面を読み取る画像読取部と、
前記画像形成部により前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンの測色を行う測色器と、
前記画像読取部の読取結果に基づいて、前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンのうち、前記測色器の測色領域から位置がずれる1又は複数のテストパターンを検出する検出部と、を備え、
前記画像形成部は、前記検出部により検出された1又は複数のテストパターンを用紙上に再形成することを特徴とする画像形成システムが提供される。
前記測色器により得られた各テストパターンの測色値を用いて、色校正を実施する色校正部を備え、
前記色校正部は、前記検出部により検出された1又は複数のテストパターンの測色値を破棄し、前記画像形成部により再形成され、前記測色器により測定されたテストパターンの測色値を用いて、前記色校正を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システムが提供される。
前記画像形成部は、基準位置を示す複数の第1パターンを前記複数のテストパターンとともに用紙上に形成し、
前記検出部は、前記複数の第1パターンが示す基準位置に基づいて前記用紙の位置ずれ量を算出し、算出した位置ずれ量で各テストパターンの位置がずれたときに前記測色領域から各テストパターンの位置がずれるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システムが提供される。
前記画像形成部は、基準位置を示す複数の第1パターンを前記複数のテストパターンとともに用紙上に形成し、
前記検出部は、前記複数の第1パターンが示す基準位置に基づいて前記用紙のサイズの変倍率を算出し、算出した変倍率で各テストパターンのサイズが拡大又は縮小したときに前記測色領域から各テストパターンの位置がずれるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システムが提供される。
前記検出部は、前記テストパターンの端部の位置を検出し、検出した各テストパターンの端部と前記測色領域の端部の位置を比較して、前記測色領域から各テストパターンの位置がずれるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システムが提供される。
前記画像形成部は、前記テストパターンの端部の位置を示す複数の第2パターンを前記複数のテストパターンとともに用紙上に形成し、
前記検出部は、前記第2パターンが示す前記テストパターンの端部の位置を検出することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システムが提供される。
前記画像形成部は、前記検出部により検出されたテストパターンを、当該テストパターンと同じグループの他のテストパターンとともに再形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成システムが提供される。
画像形成部により、色が異なる複数のテストパターンを用紙上に形成するステップと、
画像読取部により、前記画像形成部により前記複数のテストパターンが形成された用紙面を読み取るステップと、
前記画像形成部により前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンの測色を、測色器を用いて行うステップと、
検出部により、前記画像読取部の読取結果に基づいて、前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンのうち、前記測色器の測色領域から位置がずれる1又は複数のテストパターンを検出するステップと、
前記画像形成部により、前記検出部により検出された1又は複数のテストパターンを用紙上に再形成するステップと、
を含むことを特徴とするテストパターンの形成方法が提供される。
図1に示すように、画像形成システムGは、用紙上に画像を形成するユニット1と、当該画像が形成された用紙面を読み取るユニット2と、を備えている。
画像形成システムGは、ユニット1において形成した画像を、ユニット2において読み取って解析することにより、色校正、画像不良の検出等を行うことができる。
図2に示すように、ユニット1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部20、パターン生成部41及び色校正部42を備えている。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部17により生成され、画像メモリー18に保持されたビットマップ形式の原画像を、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の原画像に基づき、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、ユーザー端末からネットワークを介して、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(以下、PDLデータという)を受信する。
いずれの色補正処理の場合も、原画像の各画素が有するC、M、Y及びKの色値を、用紙上に形成された画像の色が目標色と一致するように補正したC、M、Y及びKの色値に変換する。色校正部42により、C、M、Y及びKの色値に対して補正後の色値が定められた色変換テーブルが作成されるので、画像処理部19は、この色変換テーブルから原画像の各画素の色値に対応する補正後の色値を取得することができる。
画像形成部20は、図1に示すように、4つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24及び給紙トレイ25を備えている。
画像形成時、各書込みユニット21では、帯電部2dにより感光体2bに電圧を印加して帯電させた後、光走査装置2aにより原画像に基づいて発光させた光束で感光体2b上を走査して静電潜像を形成する。現像部2cによりトナー等の色材を供給して、感光体2b上の静電潜像を現像すると、像担持体である感光体2b上に画像が形成される。
中間転写ベルト22は、複数のローラーにより巻き回されて回転する像担持体である。複数のローラーのなかには、1次転写ローラー2f及び2次転写ローラー23が含まれる。2次転写ローラー23及び定着装置24は、給紙トレイ25から搬送される用紙の搬送経路上に配置されている。
テストパターンの形状は特に限定されず、パッチ状、帯状等の形状とすることができる。テストパターンのサイズは、測色器32の測色領域より大きいのであれば、任意のサイズとすることができるが、サイズが小さいほど、トナー等の色材量や用紙の消費量を減らすことができ、色校正のコストを下げることができる。
色校正部42は、パターン生成部41により生成され、画像形成部20により用紙上に形成された複数のテストパターンの測色値を測色器32から取得し、各テストパターンの測色値と目標色の色値とのずれに応じて色変換テーブルを作成する。色校正部42は、単色のテストパターンの測色値を用いて単色の色補正処理用の色変換テーブル(1次元LUT)を作成し、多次色のテストパターンを用いて多次色の色補正処理用の色変換テーブル(多次元LUT)を作成することができる。既存の色変換テーブルがある場合、色校正部42は、新たに作成した色変換テーブルに更新する。
図1に示すように、画像読取部31、測色器32及び用紙センサー34は、用紙の搬送経路上に配置され、用紙の搬送方向の最上流に用紙センサー34が配置されている。
画像読取部31としては、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いたラインセンサー、エリアセンサー等を用いることができる。
測色器32としては、光源から照射された光の反射光の波長ごとの強度を解析して色を測定する分光測色計、色彩計等を用いることができる。
図3に示す測色領域40は、測色対象となる領域であり、その大きさは測色のために測色器32が照射する光のスポット領域と同じである。この測色領域40上を通過するように、用紙上に形成される複数のテストパターン50は、測色領域40とテストパターン50の中心位置が用紙の幅方向xにおいて一致するように配置されている。用紙の幅方向xは、用紙の搬送方向yと用紙面上で直交する方向である。
また、画像読取部31は、読取画像と測色領域40のそれぞれの中心位置が用紙の幅方向xにおいて一致するように、幅方向xの配置位置が調整されている。
より正確な測色を行う場合、1つのテストパターンにつき、搬送方向yの位置をずらした複数の測色地点を設けて複数回の測色を行うことが好ましい。
用紙センサー34としては、光学センサーを用いることもできるし、搬送される用紙の押圧により倒れるスイッチ機構等であってもよい。
図4に示すように、画像形成システムGでは、パターン生成部41が複数のテストパターンを生成し、測色領域40の中心と各テストパターンの中心の位置が用紙の幅方向において一致するように順次配置して、1又は複数ページの画像を生成する。
基準位置に基づいて用紙の傾斜角度を算出する場合、パターン生成部41は、少なくとも2つの第1パターンを、各第1パターンが示す基準位置が用紙の幅方向又は搬送方向において一致するように配置することにより、算出が容易になる。
また、基準位置に基づいて用紙の幅方向における片寄り量を算出する場合、パターン生成部41は、少なくとも2つの第1パターンを、各第1パターンが示す基準位置が用紙の搬送方向において一致し、かつ各基準位置から測色器32の測色領域40の中心までの距離が同じとなるように配置することにより、算出が容易になる。
画像読取部31は、画像形成部20により複数のテストパターン及び第1パターンが形成された用紙面を順次読み取る(ステップS2)。
エラー検出部33は、検出した基準位置に基づいて、用紙の傾斜や片寄りに起因して生じた、用紙の幅方向における位置ずれ量を計算する(ステップS4)。
図6に示すように、読取画像中の2つの第1パターン60が示す基準位置の幅方向x及び搬送方向yの位置座標をそれぞれ(x1,y1)及び(x2,y2)と表すと、2つの基準位置の中点の位置座標を((x1+x2)/2,(y1+y2)/2)と表すことができる。
なお、読取画像の搬送方向yの位置座標は位置が下側(搬送方向y下流側)にあるほど座標値が大きく、幅方向xの位置座標は位置が右側にあるほど座標値が大きい。
d1=(x1+x2)/2−xc
d2=yci×tanθ
tanθ=(y2−y1)/(x2−x1)
用紙の位置ずれが生じた場合、各テストパターン50も本来の位置から幅方向xに位置ずれ量(d1+d2)だけずれる。この位置ずれ量(d1+d2)が、|d1+d2|<(R/2−r)の条件式を満たす場合、用紙の位置ずれによってテストパターン50の位置がずれたときも測色領域40の全領域にテストパターン50が位置しているため、テストパターン50の測色を正常に行うことができる。
正常に測色できないと判定した場合(ステップS5:N)、エラー検出部33は、i番目の測色地点において正常に測色できないと判定したテストパターンの測色エラーを検出する(ステップS6)。エラー検出部33は、測色エラーを検出したテストパターンの通知情報を生成して、パターン生成部41及び色校正部42に出力する。
一方、正常に測色できると判定した場合(ステップS5:Y)、測色エラーの検出及び通知は行わず、次の処理に移行する。
そして、すべての測色地点について測色エラーを確認後(ステップS7:Y)、本処理を終了する。
画像形成システムGでは、上述したテストパターンの測色エラーの検出と並行して、図7に示すように、測色器32が各測色地点において測色を行う(ステップS21)。
すべての測色地点の測色が終了すると(ステップS23:Y)、パターン生成部41が、エラー検出部33により測色エラーが検出されたテストパターンの有無を判断する(ステップS24)。
図8Aに示すように、パターン生成部41は、全部で1000個のテストパターンのNo.1〜1000をエンキューしている。
このNo.1〜1000のテストパターンを形成中に、No.80〜82のテストパターンの測色エラーが検出された場合、No.80〜82のテストパターンを再生成するため、パターン生成部41は、図8Bに示すように最後のテストパターンのNo.1000の後にNo.80〜82をエンキューする。
いずれの場合も、パターン生成部41が測色エラーの通知を受けて、測色エラーが検出されたテストパターンを再生成するため、オペレーターの操作がなくともテストパターンを再形成することができる。図10に示すように、測色エラーをリアルタイムで通知する場合は、最後のNo.1000のテストパターンの形成後すぐに、測色エラーが検出されたNo.2及び3のテストパターンの再形成を開始でき、時間と用紙のロスを減らすことができる。
このような他のテストパターンと組み合わせて形成すべき複数のテストパターンをグループ化して1つのテストパターンとして再形成するため、パターン生成部41は、測色エラーが検出されたテストパターンと、当該テストパターンと同じグループの他のテストパターンをともに再生成することが好ましい。グループ内の各テストパターンの配置位置及び順序を固定して、再形成時には一定の位置及び順序で1グループの各テストパターンを再生成してもよい。
図11A中、一点破線で示す領域内の一部のテストパターン50の測色エラーが検出された場合、図11Bに示すようにこの一部のテストパターン50のみを再形成すると、再形成した位置や順序が、図11Aに示す本来の位置や順序と異なってしまう。その結果、濃度ムラ等の影響によって測定値が変動し、正確な色校正ができない場合がある。
図12に示すように、テーブルにはNo.1〜1000の各テストパターンの測色値が保存されていくが、測色エラーが検出されたNo.80〜82のテストパターンの測色値は破棄されるため、保存領域が空き領域となっている。この空き領域には、No.80〜82のテストパターンの再形成後、測色エラーが検出されなかったときの測色値が保存される。
テストパターンは、用紙の傾斜や片寄りだけでなく、用紙のサイズの拡大又は縮小によっても、測色器32の測色領域40から位置がずれることもある。よって、用紙のサイズの変倍率から、テストパターンの測色エラーを検出することができる。
具体的には、図4に示すステップS4の計算内容とステップS5の測色エラーの判定方法を次のように変更することにより、測色エラーを検出することができる。
図13において、先頭からi番目の測色地点における測色領域40の中心の位置座標を(xc,yci)(iは、測色地点の順番を表す1以上の整数を表す。)と表し、測色領域40の半径をrと表している。また、各テストパターン50は正方形のパターンであり、その一辺の長さをR(R/2>r)と表している。
また、パターン生成部41が1番目のテストパターン50を配置したときの上端の搬送方向yの位置座標(すなわち、読取画像から検出した位置座標ではなく、1番目のテストパターン50の理想的な位置座標)がyp1であった場合、i番目のテストパターン50の上端及び下端の搬送方向yの位置座標を、それぞれ{(i−1)×R+yp1}及び(i×R+yp1)と表すことができる。
図13に示すように、2つの第1パターン60が示す基準位置の位置座標をそれぞれ(x2,y2)及び(x3,y3)と表すと、下記式により変倍率Zを算出することができる。
Z=|y3−y2|/dy
上記式において、dyは、用紙のサイズの拡大又は縮小がないときの各基準位置間の本来の距離を表している。
上述の例では、1番目のテストパターン50がパターン生成部41によって配置されたときの理想的な位置座標ypiを使用して、読取画像中の他のテストパターン50の上端と下端の位置座標を計算していたが、読取画像中の各テストパターン50の上端及び下端を検出してその位置座標を決定してもよい。
読取画像中の各テストパターン50の端部の位置を検出する場合、第1パターン60を使用せずに、検出した各テストパターン50の端部の位置座標により用紙のサイズの変倍率Zを算出してもよい。具体的には、検出した各テストパターン50の端部の位置座標間の距離を、各テストパターン50の端部間の本来の距離で除算して、変倍率Zを得る。
また、テストパターン50はそれぞれ色値が異なるので、搬送方向yにおいて隣接する画素間の色値の大きさの差が閾値以上のエッジを各テストパターン50の上端及び下端として検出することもできる。
この場合、テストパターン50の上端及び下端の位置検出を容易にするため、パターン生成部41は、互いの色値差が大きいテストパターン50をそれぞれ隣接させて配置することができる。
隣接するテストパターン50の色値差が小さいと、色値差によって各テストパターン50の上端及び下端を検出することが難しいが、第2パターンを検出することにより上端及び下端の位置を容易に特定することができる。
図14に示すように、1〜J(Jは1以上の整数)番目の各テストパターン50の境界に、第2パターン70が形成されている。第2パターン70は、境界線を延長した直線のパターンである。読取画像中のこれら第2パターン70を先端から順に検出し、その搬送方向yの位置座標を、それぞれj番目のテストパターン50の上端の位置座標ypj(jは、1〜Jのテストパターンの順番を表す。)として決定することができる。j番目のテストパターン50の上端の位置座標ypjは、j−1番目のテストパターン50の下端の位置座標でもある。最後の第2パターン70の位置座標は、最後のJ番目のテストパターン50の下端の位置座標ypJeとして決定することができる。
Z=|ypj−yp1|/{R×(j−1)}
エラー検出部33は、計算によってテストパターンの位置を予測するのではなく、読取画像からテストパターンの輪郭を検出し、検出した輪郭の位置を測色領域40の位置と比較することによって、テストパターンの測色エラーを検出することができる。
具体的には、図4に示すステップS4の計算内容とステップS5の測色エラーの判定方法を次のように変更することにより、測色エラーを検出することができる。
図15において、先頭からi番目の測色地点における測色領域40の中心の位置座標を(xc,yci)(iは、測色地点の順番を表す1以上の整数を表す。)と表し、測色領域40の半径をrと表している。また、各テストパターン50は正方形のパターンであり、その一辺の長さをR(R/2>r)と表している。
例えば、図15に示すように、j番目のテストパターン50の頂点Q1〜Q4の位置座標を求め、Q1−Q2間、Q2−Q3間、Q3−Q4間及びQ4−Q1間をそれぞれ線形補間して得られる1次直線をj番目の各テストパターン50の輪郭として、輪郭上の各位置座標(xc,yu)、(xr,yci)、(xc,yd)及び(xl,yci)を求めることができる。
11 制御部
12 記憶部
20 画像形成部
41 パターン生成部
42 色校正部
31 画像読取部
32 測色器
33 エラー検出部
Claims (8)
- 色が異なる複数のテストパターンを用紙上に形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記複数のテストパターンが形成された用紙面を読み取る画像読取部と、
前記画像形成部により前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンの測色を行う測色器と、
前記画像読取部の読取結果に基づいて、前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンのうち、前記測色器の測色領域から位置がずれる1又は複数のテストパターンを検出する検出部と、を備え、
前記画像形成部は、前記検出部により検出された1又は複数のテストパターンを用紙上に再形成することを特徴とする画像形成システム。 - 前記測色器により得られた各テストパターンの測色値を用いて、色校正を実施する色校正部を備え、
前記色校正部は、前記検出部により検出された1又は複数のテストパターンの測色値を破棄し、前記画像形成部により再形成され、前記測色器により測定されたテストパターンの測色値を用いて、前記色校正を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成部は、基準位置を示す複数の第1パターンを前記複数のテストパターンとともに用紙上に形成し、
前記検出部は、前記複数の第1パターンが示す基準位置に基づいて前記用紙の位置ずれ量を算出し、算出した位置ずれ量で各テストパターンの位置がずれたときに前記測色領域から各テストパターンの位置がずれるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成部は、基準位置を示す複数の第1パターンを前記複数のテストパターンとともに用紙上に形成し、
前記検出部は、前記複数の第1パターンが示す基準位置に基づいて前記用紙のサイズの変倍率を算出し、算出した変倍率で各テストパターンのサイズが拡大又は縮小したときに前記測色領域から各テストパターンの位置がずれるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。 - 前記検出部は、前記テストパターンの端部の位置を検出し、検出した各テストパターンの端部と前記測色領域の端部の位置を比較して、前記測色領域から各テストパターンの位置がずれるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
- 前記画像形成部は、前記テストパターンの端部の位置を示す複数の第2パターンを前記複数のテストパターンとともに用紙上に形成し、
前記検出部は、前記第2パターンが示す前記テストパターンの端部の位置を検出することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成部は、前記検出部により検出されたテストパターンを、当該テストパターンと同じグループの他のテストパターンとともに再形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成システム。
- 画像形成部により、色が異なる複数のテストパターンを用紙上に形成するステップと、
画像読取部により、前記画像形成部により前記複数のテストパターンが形成された用紙面を読み取るステップと、
前記画像形成部により前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンの測色を、測色器を用いて行うステップと、
検出部により、前記画像読取部の読取結果に基づいて、前記用紙上に形成された前記複数のテストパターンのうち、前記測色器の測色領域から位置がずれる1又は複数のテストパターンを検出するステップと、
前記画像形成部により、前記検出部により検出された1又は複数のテストパターンを用紙上に再形成するステップと、
を含むことを特徴とするテストパターンの形成方法。
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