JP2017152889A - 画像形成装置及び画像の最適化方法 - Google Patents
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また、用紙上に形成した線幅の測定値と目標値との差又は比率に応じて、細線化処理における線幅の調整値を変更することも行われている(例えば、特許文献2参照)。
原画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により画像が形成された用紙面を読み取って、読取画像データを生成する画像読取部と、
前記読取画像データを解析して、前記画像形成部により形成する画像の最適化を実行する制御部と、
各文字のリファレンスの文字画素率及びフォント情報を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
前記原画像データに付加された文字の属性情報及びフォント情報に基づいて、1文字ごとに文字領域の位置を決定し、1文字以上の文字領域とその背景領域を含むように1又は複数の矩形領域を前記読取画像データから抽出して、各矩形領域内に形成された文字画素率を算出し、
前記算出した各矩形領域の文字画素率を前記フォント情報が一致する前記リファレンスの文字画素率と比較したときの差が許容範囲外にある場合に文字の劣化を検出し、前記画像の最適化を実行することを特徴とする画像形成装置が提供される。
前記制御部は、画像の最適化を実行した直後に前記画像形成部により画像が形成された1〜nページ目の用紙の読取画像データにおいて算出した各矩形領域の文字画素率を、前記リファレンスの文字画素率として各矩形領域が含む文字領域のフォント情報とともに前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置が提供される。
前記制御部は、n+1ページ目以降の用紙の読取画像データを文字の劣化の検出対象として、当該読取画像データにおいて算出した各矩形領域の文字画素率との比較に、前記1〜nページ目の用紙の読取画像データにおいて算出し、前記記憶部に保存した前記リファレンスの文字画素率を使用することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置が提供される。
前記制御部は、
前記画像形成部により複数ページの用紙に同一の画像を形成する場合、前記1〜nページのいずれか1ページ又は全ページの読取画像データからすべての矩形領域を抽出して、前記リファレンスの文字画素率の算出対象とし、
前記画像形成部により複数ページの用紙に異なる画像を形成する場合、前記1〜nページの読取画像データから、各ページにおいて前記フォント情報が共通する1又は複数の矩形領域を抽出して、前記リファレンスの文字画素率の算出対象とすることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置が提供される。
前記制御部は、各矩形領域において、前記文字領域の代表画素値とその背景領域の代表画素値と、各代表画素値間に位置する閾値とを決定し、前記矩形領域内の各画素の画素値を決定した閾値と比較することにより前記矩形領域内に形成された文字の画素を決定し、前記矩形領域内の全画素中の前記文字の画素の数の割合を前記文字画素率として算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
前記制御部は、前記文字の劣化の検出対象とするページの原画像データに付加された属性情報及びフォント情報を取得し、前記属性情報が文字の属性を示す文字領域であって、前記リファレンスの文字画素率と前記フォント情報が一致する文字領域を検索し、該当する文字領域がある場合、当該文字領域を含むように前記読取画像データから文字画素率を算出する各矩形領域を抽出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
前記制御部は、前記矩形領域のサイズを、前記属性情報が文字の属性を示す文字領域のサイズか、又は前記フォント情報が示すフォントタイプ及びフォントサイズに応じて、決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
前記制御部は、1ページの読取画像データにおいて、前記リファレンスの文字画素率との差が許容範囲外にある前記矩形領域の数が一定数以上ある場合に、前記画像の最適化を実行することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
前記画像の最適化は、画像の線幅、濃度特性及び最高濃度のうちの少なくとも1つの最適化であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置が提供される。
画像形成部により原画像データに基づいて、用紙上に画像を形成するステップと、
画像読取部により、前記画像が形成された用紙面を読み取って、読取画像データを生成するステップと、
制御部により、前記読取画像データを解析して、前記画像形成部により形成する画像の最適化を実行するステップと、を含み、
前記画像の最適化を実行するステップは、
前記原画像データに付加された文字の属性情報及びフォント情報に基づいて、1文字ごとに文字領域の位置を決定し、1文字以上の文字領域とその背景領域を含むように1又は複数の矩形領域を前記読取画像データから抽出するステップと、
前記抽出した各矩形領域内に形成された文字画素率を算出するステップと、
各文字のリファレンスの文字画素率及びフォント情報を記憶する記憶部から、前記抽出した各矩形領域とフォント情報が一致するリファレンスの文字画素率を取得するステップと、
前記算出した各矩形領域の文字画素率を前記取得したリファレンスの文字画素率と比較したときの差が許容範囲外にある場合に文字の劣化を検出し、前記画像の最適化を実行するステップと、
を含むことを特徴とする画像の最適化方法が提供される。
図1に示すように、画像形成装置Gは、用紙上に画像を形成する画像形成部20と、当該用紙面を読み取る画像読取部30と、を備えている。
図2に示すように、画像形成装置Gは、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19、画像形成部20及び画像読取部30を備えている。
例えば、制御部11は、画像生成部16又は画像読取部17により生成され、画像メモリー18に保持された原画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の原画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
画像の最適化とは、画像を正確かつ安定して再現するための調整を行うことをいう。このような調整としては、例えば線幅、濃度特性、最高濃度等の調整がある。
例えば、記憶部12は、ひらがな、アルファベット等の各文字のリファレンスの文字画素率及びフォント情報を記憶している。
通信部15は、ユーザー端末からネットワークを介して、画像を形成する指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたベクトルデータを受信する。
例えば、画像生成部16は、ベクトルデータに記述された文字コードにしたがって描画した、かな、アルファベット、数字等の画像の各画素の属性を文字(Text)と決定し、DXF、SVG、WMF等のベクトル形式の記述にしたがって描画した罫線、多角形、円等の画像の各画素の属性を図形(Graphics)と決定する。また、画像生成部16は、JPEG等のファイル形式にしたがって描画した写真等の画像の属性を写真(Image)と決定する。
例えば、画像生成部16は、ベクトルデータに記述された文字の文字コード、フォントタイプ、フォントサイズ、色、濃度等の情報を、フォント情報として生成する。なお、文字コードは、Unicode、JISコード等の各文字に個別に付与される識別コードである。
画像形成部20は、図1に示すように、4つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24及び給紙トレイ25を備えている。
4つの書込みユニット21の感光体2b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2fにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2eにより感光体2b上に残留する色材を除去する。
用紙の両面に画像を形成する場合は、搬送経路26に用紙を搬送してその表裏を反転した後、再度2次転写ローラー23へ用紙を搬送する。
画像読取部30としては、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いたラインセンサー、エリアセンサー等を用いることができる。
図3に示すように、画像形成装置Gにおいて、制御部11が、画像形成部20により形成する画像の最適化を実行する(ステップS1)。
実行する画像の最適化は、画像の線幅、濃度特性及び最高濃度のうちの少なくとも1つの最適化であると、文字の再現性が高まり、好ましい。
制御部11は、画像形成部20により線幅の設定が異なる複数の線画像をテストパターンとして用紙上に形成させ、画像読取部30により当該用紙面を読み取らせる。制御部11は、得られた読取画像データを解析して、各線画像の線幅を測定し、線幅の測定値と目標値との差に応じて、画像形成部20により形成する線幅が目標値となるように細線化強度を決定する。制御部11は、画像処理部19が使用する細線化強度を決定した細線化強度に更新することにより、画像の線幅を最適化する。
制御部11は、画像形成部20により濃度が段階的に異なる複数のパッチをテストパターンとして用紙上に形成させ、画像読取部30により当該用紙面を読み取らせる。制御部11は、得られた読取画像データを解析して、各パッチの濃度とその目標値との差に応じて、画像形成部20により形成する画像の濃度特性が目標の濃度特性となるように入力値と出力値を定めた変換テーブルを作成する。制御部11は、画像処理部19が使用する変換テーブルを新たに作成した変換テーブルに更新することにより、画像の濃度特性を最適化する。
制御部11は、テストパターンとして最大濃度のパッチを現像スリーブの電位等の設定値を変えて画像形成部20により形成させ、画像読取部30により当該用紙面を読み取らせる。制御部11は、得られた読取画像データを解析して、各パッチのうち、パッチの濃度が目標の最大濃度と一致するときのパッチを特定する。なお、用紙上ではなく感光体2bや中間転写ベルト22上に形成した各パッチの濃度を濃度センサー等によって測定してもよい。制御部11は、画像形成部20の現像スリーブの電位等の設定値を特定したパッチを形成したときの設定値に更新することにより、画像の最大濃度を最適化する。
読み取った用紙が、画像を最適化した直後の1〜nページ目の用紙である場合(ステップS4:N)、制御部11は、得られた読取画像データを解析して、リファレンスの文字画素率を算出する(ステップS5)。リファレンスの文字画素率を得るページ数nは正数であれば、画質が劣化しない範囲内で任意に決定することができる。
図4に示すように、原画像データ50には、属性情報51と文字のフォント情報52が付加されている。なお、属性情報51中の斜線部分は属性が文字の領域を表している。
制御部11は、属性情報51が文字の属性を示し、かつフォント情報52が同じ文字コードを示す画素群に外接する領域を1文字の文字領域61として決定する。制御部11は、決定した各文字の文字領域61の位置に応じて、各文字の文字領域61とその背景領域を含むように矩形領域62を読取画像データ60から抽出する。
制御部11は、矩形領域62のM×N画素のサイズを、属性情報51が文字の属性を示す文字領域61のサイズか、又はフォント情報が示すフォントタイプ及びフォントサイズに応じて決定することができる。
例えば、制御部11は、矩形領域62のサイズを、属性情報が文字の属性を示す文字領域61よりも10画素大きいサイズに決定することができる。また、フォント情報が示すフォントタイプがゴシック、フォントサイズが14ptであった場合、制御部11は、矩形領域62のサイズを、1pt大きい15ptの文字に外接する矩形領域と同じサイズに決定することができる。
図5は、図4に示す読取画像データ60において、3文字の文字領域61を含むように、M×N画素のサイズを決定して抽出した1つの矩形領域63の例を示している。
ヒストグラムにより決定する場合、制御部11は、矩形領域において文字領域内の各画素の画素値のヒストグラムを作成し、このヒストグラムにおけるピーク値を文字の代表画素値として決定する。同様にして、制御部11は、背景領域内の各画素の画素値のヒストグラムを作成し、このヒストグラムにおけるピーク値を背景の代表画素値として決定し、決定した文字と背景の各代表画素値間で閾値を決定する。
1ページの読取画像データから、フォント情報が一致する同じ文字について複数のリファレンスの文字画素率を算出した場合、制御部11は、各文字画素率の平均値をそのフォント情報とともに記憶部12に保存してもよい。
使用する1色は、例えば抽出した矩形領域において各色の最大画素値と最小画素値を決定し、その差が最も大きい1色に決定してもよいし、フォント情報に含まれる文字の色と補色関係にある1色に決定してもよい。このような1色に決定することにより、文字の劣化の検出精度が向上する。
例えば、4色の画素値を単純に足し合わせて1色の画素値に変換してもよいし、各色の視覚感度に応じて各色の画素値をそれぞれ重み付けした後、足し合わせて1色の画素値に変換してもよい。
これにより、文字の劣化を効率的に検出することができる。
異なる画像を形成する場合も同様に、1〜nページの各ページ内で又はページ間でフォント情報が一致するリファレンスの文字画素率を平均し、得られた平均値をそのフォント情報のリファレンスの文字画素率として保存することができる。
これにより、リファレンスの文字画素率が用意されている文字のみを対象として文字画素率を算出することができ、文字の劣化を効率的に検出することができる。
許容範囲外の矩形領域が少なくとも1つあることを最適化の実行条件とする場合は常に高い画像の再現性を維持することができ、一定数以上あることを実行条件とする場合は最適化の頻度を抑えて生産性を優先することができる。
制御部11は、原画像データに付加された文字の属性情報及びフォント情報に基づいて、1文字ごとに文字領域の位置を決定し、1文字以上の文字領域とその背景領域を含むように1又は複数の矩形領域を読取画像データから抽出して、各矩形領域内に形成された文字画素率を算出する。また、制御部11は、算出した各矩形領域の文字画素率をフォント情報が一致するリファレンスの文字画素率と比較したときの差が許容範囲外にある場合に文字の劣化を検出し、画像の最適化を実行する。
リファレンスとの文字画素率の差が許容範囲外に至った時点で文字の劣化を検出するため、劣化が生じたタイミングで画像の最適化を実行することができる。
例えば、上述した実施の形態では、画像の最適化を実行した直後の1〜nページの読取画像データを、リファレンスの文字画素率の算出対象とし、n+1ページ以降の読取画像データを、文字の劣化の検出対象としている。
これに限らず、あらかじめ各文字のリファレンスの文字画素率をその文字のフォント情報と対応付けて記憶部12に保存し、画像の最適化の実行直後か否かによらず、すべてのページの読取画像データを文字の劣化の検出対象としてもよい。
11 制御部
12 記憶部
16 画像生成部
17 画像読取部
19 画像処理部
20 画像形成部
30 画像読取部
Claims (10)
- 原画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により画像が形成された用紙面を読み取って、読取画像データを生成する画像読取部と、
前記読取画像データを解析して、前記画像形成部により形成する画像の最適化を実行する制御部と、
各文字のリファレンスの文字画素率及びフォント情報を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、
前記原画像データに付加された文字の属性情報及びフォント情報に基づいて、1文字ごとに文字領域の位置を決定し、1文字以上の文字領域とその背景領域を含むように1又は複数の矩形領域を前記読取画像データから抽出して、各矩形領域内に形成された文字画素率を算出し、
前記算出した各矩形領域の文字画素率を前記フォント情報が一致する前記リファレンスの文字画素率と比較したときの差が許容範囲外にある場合に文字の劣化を検出し、前記画像の最適化を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、画像の最適化を実行した直後に前記画像形成部により画像が形成された1〜nページ目の用紙の読取画像データにおいて算出した各矩形領域の文字画素率を、前記リファレンスの文字画素率として各矩形領域が含む文字領域のフォント情報とともに前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、n+1ページ目以降の用紙の読取画像データを文字の劣化の検出対象として、当該読取画像データにおいて算出した各矩形領域の文字画素率との比較に、前記1〜nページ目の用紙の読取画像データにおいて算出し、前記記憶部に保存した前記リファレンスの文字画素率を使用することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、
前記画像形成部により複数ページの用紙に同一の画像を形成する場合、前記1〜nページのいずれか1ページ又は全ページの読取画像データからすべての矩形領域を抽出して、前記リファレンスの文字画素率の算出対象とし、
前記画像形成部により複数ページの用紙に異なる画像を形成する場合、前記1〜nページの読取画像データから、各ページにおいて前記フォント情報が共通する1又は複数の矩形領域を抽出して、前記リファレンスの文字画素率の算出対象とすることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、各矩形領域において、前記文字領域の代表画素値とその背景領域の代表画素値と、各代表画素値間に位置する閾値とを決定し、前記矩形領域内の各画素の画素値を決定した閾値と比較することにより前記矩形領域内に形成された文字の画素を決定し、前記矩形領域内の全画素中の前記文字の画素の数の割合を前記文字画素率として算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記文字の劣化の検出対象とするページの原画像データに付加された属性情報及びフォント情報を取得し、前記属性情報が文字の属性を示す文字領域であって、前記リファレンスの文字画素率と前記フォント情報が一致する文字領域を検索し、該当する文字領域がある場合、当該文字領域を含むように前記読取画像データから文字画素率を算出する各矩形領域を抽出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記矩形領域のサイズを、前記属性情報が文字の属性を示す文字領域のサイズか、又は前記フォント情報が示すフォントタイプ及びフォントサイズに応じて、決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、1ページの読取画像データにおいて、前記リファレンスの文字画素率との差が許容範囲外にある前記矩形領域の数が一定数以上ある場合に、前記画像の最適化を実行することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記画像の最適化は、画像の線幅、濃度特性及び最高濃度のうちの少なくとも1つの最適化であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 画像形成部により原画像データに基づいて、用紙上に画像を形成するステップと、
画像読取部により、前記画像が形成された用紙面を読み取って、読取画像データを生成するステップと、
制御部により、前記読取画像データを解析して、前記画像形成部により形成する画像の最適化を実行するステップと、を含み、
前記画像の最適化を実行するステップは、
前記原画像データに付加された文字の属性情報及びフォント情報に基づいて、1文字ごとに文字領域の位置を決定し、1文字以上の文字領域とその背景領域を含むように1又は複数の矩形領域を前記読取画像データから抽出するステップと、
前記抽出した各矩形領域内に形成された文字画素率を算出するステップと、
各文字のリファレンスの文字画素率及びフォント情報を記憶する記憶部から、前記抽出した各矩形領域とフォント情報が一致するリファレンスの文字画素率を取得するステップと、
前記算出した各矩形領域の文字画素率を前記取得したリファレンスの文字画素率と比較したときの差が許容範囲外にある場合に文字の劣化を検出し、前記画像の最適化を実行するステップと、
を含むことを特徴とする画像の最適化方法。
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