JP6776514B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システムに関する。
従来、画像形成装置により画像を形成した用紙面を読み取って、得られた読取画像データを基準画像データと比較することにより、汚れやスジ等の欠陥や色又は濃度の誤差等の異常を検出することが行われている。
なかでも、欠陥の異常は、異常を検出した用紙だけでなく後続の用紙もヤレ紙として排紙するため、用紙の無駄をなくすべく、欠陥を迅速に検出してすぐに画像の形成を停止する必要がある。
しかしながら、欠陥の検出と色又は濃度の誤差の検出等、異なる異常の検出を並行して行うと処理負荷が大きいため、検出までの処理時間が長引いてしまう。
1ページ内に、各ページで画像が共通の定形領域とページによって画像が異なる不定形領域が混在する場合、不定形領域は定形領域と比べて重要性が低く、高い検出精度は必要ない。よって、不定形領域の欠陥等の検出条件を定形領域よりも緩い条件とすることにより、検出の処理負荷を減らし、処理時間を短縮することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−217931号公報
しかしながら、1ページの全部又は大部分が不定形領域である場合、検出条件の厳しさを調整する方法では、処理負荷の軽減は望めない。また、一部でも不定形領域があれば、全ページの用紙について異常の検出を実施しなければならない。検出の処理負荷は依然として大きく、検出に要する処理時間を短縮することは難しい。
本発明の課題は、画像の異常の検出に要する処理時間を短縮することである。
請求項1に記載の発明によれば、
原画像データに基づいて、1又は複数ページの用紙上に画像を形成する第1ユニットと、
前記第1ユニットにより画像が形成された各用紙面を読み取って、読取画像データを生成する第2ユニットと、
前記第2ユニットにより生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第1の異常を検出する第1検出部と、
前記第2ユニットにより生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の前記第1の異常と異なる第2の異常を検出する第2検出部と、を備え、
前記第1ユニット又は前記第2ユニットに配置された1つの演算資源によって、前記第1検出部と前記第2検出部の両方が実現され、
前記第1検出部と前記第2検出部は、共通の読取画像データに対してそれぞれの検出を実施し、それぞれの検出を実施する時間が異なっており、
前記第1の異常は、画像の欠陥であり、
前記第2の異常は、画像の色又は濃度の誤差であり、
前記第1検出部により前記第1の異常を検出した場合に、前記第2検出部により前記第2の異常を検出する前に前記第1ユニットにおける画像形成を停止させることを特徴とする画像形成システムが提供される。
請求項に記載の発明によれば、
前記基準画像データのデータ量を減らす第1画像処理部と、
前記読取画像データのデータ量を減らす第2画像処理部と、を備え、
前記第1検出部及び前記第2検出部は、前記第1画像処理部及び前記第2画像処理部のそれぞれによりデータ量を減らした前記基準画像データ及び前記読取画像データを比較に用いることを特徴とする請求項に記載の画像形成システムが提供される。
請求項に記載の発明によれば、
記第1画像処理部は、前記第1検出部が比較に使用する前記基準画像データに、画像の階調数を減らす階調変換か、画像の色数を減らす色変換か又はその両方を施し、前記第2検出部が比較に使用する前記基準画像データに解像度を減らす解像度変換を施し、
前記第2画像処理部は、前記第1検出部が比較に使用する前記読取画像データに、画像の階調数を減らす階調変換か、画像の色数を減らす色変換か又はその両方を施し、前記第2検出部が比較に使用する前記読取画像データに解像度を減らす解像度変換を施すことを特徴とする請求項に記載の画像形成システムが提供される。
請求項に記載の発明によれば、
前記第2検出部が検出を実施する用紙のページ数は、前記第1検出部よりも少ないことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成システムが提供される。
請求項に記載の発明によれば、
前記基準画像データは、前記原画像データであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成システムが提供される。
請求項に記載の発明によれば、
前記読取画像データを、画像形成を実施した履歴を表す画像データとして保存する記憶部を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成システムが提供される。
本発明によれば、画像の異常の検出に要する処理時間を短縮することができる。
本発明の第1の実施の形態の画像形成システムの主な構成を示す正面図である。 図1中の第1ユニットの主な構成を機能ごとに示すブロック図である。 図1中の第2ユニットの主な構成を機能ごとに示すブロック図である。 第1の実施の画像形成システムが、画像の異常を検出するときの第1ユニット及び第2ユニットの処理手順を示すフローチャートである。 全ページの原画像データを転送する場合の第1ユニット及び第2ユニットの構成例を示すブロック図である。 第1検出部と第2検出部が第1ユニットに配置された場合の第1ユニット及び第2ユニットの構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態の画像形成システムが備える、第1ユニット及び第2ユニットの主な構成を機能ごとに示すブロック図である。 第2の実施の形態の画像形成システムが、画像の異常を検出するときの第1ユニット及び第2ユニットの処理手順を示すフローチャートである。 第1検出部が第1ユニットに配置され、第2検出部が第2ユニットに配置された場合の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の画像形成システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像形成システム100の概略構成を示している。
図1に示すように、画像形成システム100は、原画像データに基づいて1又は複数ページの用紙上に画像を形成する第1ユニットG1と、第1ユニットG1により画像が形成された各用紙面を読み取って読取画像データを生成する第2ユニットG2と、を備えて構成されている。
図2は、第1ユニットG1の構成を機能ごとに表すブロック図である。
図2に示すように、第1ユニットG1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像読取部17、画像メモリー18、画像処理部19及び画像形成部20を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、記憶部12から各種プログラムを読み出して実行することにより、第1ユニットG1の各構成部を制御する。
例えば、制御部11は、画像生成部16により生成され、画像メモリー18に保持された原画像データを、画像処理部19により画像処理させて、画像処理後の原画像データに基づいて、画像形成部20により用紙上に画像を形成させる。
また、制御部11は、用紙上の画像の色が目的の色と一致するように、色調整処理を実行することができる。色調整処理は、画像データの各画素の色の階調値を、目的の色を再現できる階調値に補正する際に使用するLUT(Look Up Table)を作成する処理である。
記憶部12は、制御部11により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
操作部13及び表示部14は、図1に示すようにユーザーインターフェイスとして第1ユニットG1の上部に設けられている。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、キーパッド、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等を用いることができる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。
通信部15は、ネットワーク上の外部装置、例えばユーザー端末、サーバー、他の画像形成システム等と通信する。
通信部15は、ユーザー端末からネットワークを介して、画像形成の指示内容がページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(以下、PDLデータという)を受信する。
画像生成部16は、通信部15により受信したPDLデータをラスタライズ処理し、画素ごとに階調値を有するビットマップ形式の原画像データを生成する。原画像データは、各画素がC(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の4色の階調値を有する。階調値は画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8bitのデータ値は0〜255段階の濃淡を表す。
画像読取部17は、図1に示すように自動原稿送り装置、スキャナー等からなり、原稿台上にセットされた原稿面を読み取って、ビットマップ形式の原画像データを生成する。この原画像データは、各画素がR(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の階調値を有する。
画像メモリー18は、画像生成部16又は画像読取部17により生成された原画像データを一時的に保持するバッファーメモリーである。画像メモリー18としては、DRAM(Dynamic RAM)等を用いることができる。
画像処理部19は、画像読取部17により生成されたR、G及びBの色からなる原画像データを色変換し、C、M、Y及びKの色からなる原画像データを出力する。
また、画像処理部19は、C、M、Y及びKの色からなる原画像データに、色補正処理、中間調処理等の画像処理を施す。色補正処理は、色調整処理により作成されたLUTを使用して、原画像データの各画素の色の階調値を、用紙上に形成された画像の色が目標の色と一致するように補正した階調値に変換する処理である。中間調処理は、中間調を疑似的に再現するための処理であり、誤差拡散処理、組織的ディザ法を用いたスクリーン処理等である。
画像形成部20は、画像処理部19により画像処理された原画像データの各画素の階調値に応じて、C、M、Y及びKの4色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部20は、図1に示すように、4つの書込みユニット21、中間転写ベルト22、2次転写ローラー23、定着装置24及び給紙トレイ25を備えている。
4つの書込みユニット21は、中間転写ベルト22のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの各色の画像を形成する。各書込みユニット21は形成する画像の色が異なるだけで構成は同じであり、図1に示すように、光走査装置2a、感光体2b、現像部2c、帯電部2d、クリーニング部2e及び1次転写ローラー2fを備えている。
画像形成時、各書込みユニット21では、帯電部2dにより感光体2bを帯電させた後、原画像データに基づいて光走査装置2aにより出射した光束で感光体2b上を走査し、静電潜像を形成する。現像部2cによりトナー等の色材を供給して現像すると、感光体2b上に画像が形成される。
4つの書込みユニット21の感光体2b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー2fにより、中間転写ベルト22上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト22上には各色からなる画像が形成される。1次転写後、クリーニング部2eにより感光体2b上に残留する色材を除去する。
画像形成部20では、回動する中間転写ベルト22上の画像が2次転写ローラー23の位置に至るタイミングに合わせて、給紙トレイ25により用紙を給紙し、2次転写ローラー23により中間転写ベルト22から用紙上に画像を転写(2次転写)する。2次転写後、定着装置24により用紙を加熱及び加圧して画像を用紙に定着させる。用紙の両面に画像を形成する場合、用紙を搬送経路26に搬送して用紙面を反転させた後、2次転写ローラー23の位置へ再度用紙を給紙する。
図3は、第2ユニットG2の主な構成を機能ごとに表すブロック図である。
第2ユニットG2は、図3に示すように画像読取部31及び記憶部32を備えている。
画像読取部31は、図1に示すように用紙の搬送経路上に配置され、画像形成部20により画像が形成された各用紙面を読み取って、ビットマップ形式の読取画像データを生成する。
画像読取部31としては、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いたラインセンサーやエリアセンサー等を用いることができる。
記憶部32は、画像読取部31により生成された読取画像データ、読取画像データとの比較に用いる基準画像データ等を記憶する。
記憶部32としては、ハードディスク等を使用することができる。
また、第2ユニットG2には、図3に示すように第1検出部41と第2検出部42の両方が配置されている。
第1検出部41と第2検出部42は、検出対象である画像の異常が異なるが、1つの基板40上に配置され、それぞれの異常の検出処理を基板40に搭載されたCPU等の1つの演算資源を用いて実現する。このように、演算資源を共用する場合であっても、第1検出部41による異常検出と第2検出部42による異常検出の処理速度を高速化するため、第1検出部41と第2検出部42のそれぞれ異常の検出の実施時間が異なっている。
第1検出部41は、画像読取部31により生成された読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第1の異常を検出する。
第1検出部41は、急激な画像の変化を第1の異常として検出する。第1の異常としては、例えばスジ、白抜け等の画像の形状を崩す欠陥や、トナー散り、汚れ等の欠陥、用紙の搬送不良が原因で生じた画像の位置ずれ等が挙げられる。このような第1の異常は突発的に生じ、画像が大きく変化する。画質劣化として目立ちやすいため、第1の異常が検出された用紙は商品として使用できないヤレ紙として排紙する必要がある。
画像の欠陥を検出する場合、第1検出部41は、読取画像データと基準画像データの位置が同じ画素同士の階調値を比較して、その差が閾値を超えると欠陥を検出する。
欠陥による画質劣化が目立つのは、文字、図形、写真等のなかでは文字であるため、1ページのなかでも文字の領域を欠陥の検出対象として、処理速度の高速化を図ってもよい。文字の領域かどうかは、原画像データの生成時にPDLデータに基づいて各画素の属性が文字、図形、写真等のうちのいずれであるかを示す属性データを生成し、この属性データと照合することにより、判別することができる。
第2検出部42は、画像読取部31により生成された読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第2の異常を検出する。
第2検出部42は、第1の異常と異なり、緩やかな画像の変化を第2の異常として検出する。第2の異常としては、例えば画像の色又は濃度の誤差、温度変化に起因する画像形成位置のずれ等が挙げられる。これらの変化は急激に生じるのではなく、ページごとに徐々に変化が生じることが一般的である。徐々に変化するため、1つのジョブのなかでは画質劣化として目立ちにくいが、変化が大きいときは色調整を実施する必要がある。
色又は濃度の誤差を検出する場合、第2検出部42は、読取画像データと基準画像データの位置が同じ画素同士の各色の階調値を比較して、その差が閾値を超えると色又は濃度の誤差を検出する。
色又は濃度の誤差による画質劣化が目立つのは、文字、図形、写真等のなかでは図形及び写真であるため、1ページのなかでも図形及び写真の領域を欠陥の検出対象として、処理速度の高速化を図ってもよい。図形及び写真の領域の判別は、上述した文字の領域の判別と同様にして行うことができる。
上記画像形成システム100は、第2ユニットG2により生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較することにより、各用紙上の画像の異常を検出することができる。
1つのジョブにおいて複数ページの用紙上に形成する画像が全ページで共通する場合、第2ユニットG2においてその共通する1つの画像データを基準画像データとして保持し、比較に使用することができる。
基準画像データとしては、検品済みの画像が形成された用紙面を読み取って生成した読取画像データを使用することができる。
また、基準画像データとしては、画像形成のために画像生成部16において生成された原画像データを使用することもできる。原画像データを基準画像データとして使用する場合、1ページ目の原画像データを第1ユニットG1から第2ユニットG2に転送すれば、第2ユニットG2において当該原画像データを各ページの基準画像データとして使用することができる。
図4は、画像形成システム100において、1つのジョブにおいて全ページに共通する画像を形成し、その画像の欠陥と色又は濃度の誤差の各異常を検出するときの処理手順を示している。画像形成システム100は、1ページの用紙に画像を形成するごとにこの処理手順を繰り返す。
なお、以下の処理手順では、検品済みの画像が形成された用紙面を画像読取部31により読み取って生成した読取画像データを、基準画像データとして記憶部32にあらかじめ保持している。
図4に示すように、第1ユニットG1において画像形成部20が用紙上に画像を形成すると(ステップS11)、画像形成を実施中であるため (ステップS21:Y)、第2ユニットG2では画像読取部31が用紙面を読み取って読取画像データを生成し、記憶部32に保存する(ステップS22)。
次いで、第1検出部41が、記憶部32から読取画像データと基準画像データを読み出して比較する。なお、読取画像データと基準画像データの色空間が異なる場合、第1検出部41は両者の色空間を統一した後に比較する。
比較の結果、第1検出部41が画像の欠陥を検出しなかった場合(ステップS23:N)、本処理を終了する。一方、画像の欠陥を検出すると(ステップS23:Y)、第1検出部41は第1ユニットG1へ欠陥の検出信号を送信する(ステップS24)。
第1ユニットG1では、欠陥の検出信号を受信すると(ステップS12:Y)、画像形成部20が画像形成を停止する(ステップS13)。
第1ユニットG1において画像形成を終えると、画像形成を停止中であるため(ステップS21:N)、第2ユニットG2では、第2検出部42が記憶部32から読取画像データと基準画像データを読み出して比較する。なお、読取画像データと基準画像データの色空間が異なる場合、第2検出部42は両者の色空間を統一した後に比較する。
比較の結果、第2検出部42が画像の色又は濃度の誤差を検出しなかった場合(ステップS25:N)、本処理を終了する。一方、画像の色又は濃度の誤差を検出した場合(ステップS25:Y)、第2検出部42は第1ユニットG1へ色又は濃度の誤差の検出信号を送信する(ステップS26)。
第1ユニットG1では、色又は濃度の誤差の検出信号を受信すると(ステップS14:Y)、制御部11が色調整処理を実施し(ステップS15)、本処理を終了する。
以上のように、本実施の形態の画像形成システム100は、 原画像データに基づいて、1又は複数ページの用紙上に画像を形成する第1ユニットG1と、第1ユニットG1により画像が形成された各用紙面を読み取って、読取画像データを生成する第2ユニットG2と、第2ユニットG2により生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第1の異常を検出する第1検出部41と、第2ユニットG2により生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第2の異常を検出する第2検出部42と、を備えている。第1検出部41と第2検出部42は、第2ユニットG2に配置され、それぞれの検出を実施する時間が異なっている。具体的には、第1検出部41は第1ユニットG1において画像形成を実施している間、第1の異常を検出し、第2検出部42は第1ユニットG2において画像形成を停止している間に第2の異常を検出する。
このような画像形成システム100によれば、第1検出部41による第1の異常の検出と、第2検出部42による第2の異常の検出とを、同じ演算資源により実施する場合であっても、異なる時間に実施することができる。演算資源をいずれか一方の検出に集中させることができ、処理速度の高速化が可能である。処理速度の高速化により、画像の異常の検出に要する時間を短縮することができ、第1の異常の検出後、すぐに画像形成を停止させて用紙の無駄を減らすことができる。
〔変形例1〕
第1検出部41と第2検出部42の検出の実施時間が異なるのであれば、それぞれの検出を実施する時間帯は上述した時間帯に限定されない。
例えば、第2検出部42は、第1ユニットG1による画像形成が終了した後、一定時間経過すると、検出を実施することもできる。この場合も、第1検出部41と第2検出部42の検出の実施時間を異ならせることができる。
〔変形例2〕
第2検出部42は、色又は濃度の誤差のように緩やかに生じる変化を第2の異常として検出するため、すべてのページではなく、複数ページに1回という一定間隔で検出を行っても、十分に第2の異常を検出することができる。よって、第2検出部42が検出を実施する用紙のページ数が、第1検出部41よりも少なくてもよい。
〔変形例3〕
1つのジョブにおいて複数ページの用紙上に形成する画像が、全ページ共通の画像と、各ページで異なる画像とからなる場合、全ページの原画像データを基準画像データとして、第1ユニットG1から第2ユニットG2へ転送する必要がある。
このように、転送するデータ量が多くなる場合は、転送元が画像処理部を備えて転送する画像データのデータ量を削減することが好ましい。
第1検出部41が画像の欠陥を検出する場合、画像の解像度が高いほど欠陥の検出精度が高まるが、画像の色や階調が欠陥の検出精度に及ぼす影響は小さい。よって、第1検出部41が比較に用いる読取画像データ及び基準画像データに対しては、色数を減らす色変換処理か、階調数を減らす階調変換処理か、又はその両方を施すことが好ましい。
一方、第2検出部42が画像の色又は濃度の誤差を検出する場合、色数や階調数が多いほど色又は濃度の誤差の検出精度が高まるが、画像の解像度が色又は濃度の誤差の検出精度に及ぼす影響は小さい。よって、第2検出部42が比較に用いる基準画像データ及び読取画像データに対しては、解像度をより低解像度に変換する解像度変換処理を施すことが好ましい。
図5は、全ページの原画像データを転送する場合の第1ユニットG1と第2ユニットG2の構成例を示している。
図5に示すように、第1ユニットG1は、基準画像データのデータ量を減らす第1画像処理部51を備えている。なお、第1ユニットG1は図2に示す構成部を備えているが、図5においては画像の異常の検出に関わる構成部のみを示している。
第1ユニットG1は、第1画像処理部51により、画像生成部16により生成された原画像データのデータ量を減らした後、基準画像データとして第1ユニットG1へ転送する。
第1画像処理部51は、図5に示すように階調変換部5a及び解像度変換部5bを備えている。
第1画像処理部51は、階調変換部5aにより、第1検出部41が比較に使用する基準画像データに画像の階調数を減らす階調変換を施す。また、解像度変換部5bにより、第2検出部42が比較に使用する基準画像データに解像度を減らす解像度変換を施す。
階調変換部5aは、各画素の階調値を閾値と比較してn値化(nは2以上の整数)することにより、階調数をnに調整することができる。例えば、各画素の階調値が8ビットのデータ値を閾値と比較して、最大値か最小値のいずれかに2値化すると、階調数を256から2に減らすことができ、データ量を元のデータ量の1/8にすることができる。
階調数だけでなく、色数を減らすことによってもデータ量を削減できるので、階調変換部5aに代えて色変換部を備えて、色変換部により基準画像データの色数を減らすようにしてもよい。例えば、色変換部は、C、M、Y及びKの各階調値を、Kの階調値に変換して色数を4から1に減らすことより、データ量を元のデータ量の1/4にすることができる。
なお、階調変換部5a及び色変換部の両方を備えて、両方の画像処理を実施し、よりデータ量を削減してもよい。
解像度変換部5bは、画像データの解像度を目的の解像度に変換することができる。例えば、元の解像度が600dpiである場合、2×2画素単位で1画素に変換し、2×2画素の各階調値の平均値を変換後の1画素に割り当てることにより、解像度を300dpiに減らすことができる。この低解像度への変換により、データ量を元のデータ量の1/4に減らすことができる。
第2ユニットG2は、画像読取部31により生成された読取画像データのデータ量を減らす第2画像処理部52を備えている。
第2画像処理部52は、第1画像処理部51と同じく、階調変換部5a及び解像度変換部5bを備えている。
第2画像処理部52は、基準画像データと同じ階調数となるように、階調変換部5aにより、第1検出部41が比較に使用する読取画像データに画像の階調数を減らす階調変換を施す。また、解像度変換部5bにより、基準画像データと同じ解像度となるように、第2検出部42が比較に使用する読取画像データに解像度を減らす解像度変換を施す。
第1検出部41は、第1画像処理部51及び第2画像処理部52によりそれぞれ階調変換された読取画像データと基準画像データを比較して、画像の欠陥を検出する。階調変換によってデータ量が削減されているため、第1検出部41の検出の処理速度を高速化することができる。階調数が欠陥の検出精度に及ぼす影響が小さいため、階調変換しない場合と変わらない検出精度で欠陥を検出することができる。
第2検出部42は、第1画像処理部51及び第2画像処理部52によりそれぞれ解像度変換された読取画像データと基準画像データを比較して、画像の色又は濃度の誤差を検出する。解像度変換によってデータ量が削減されているため、第2検出部42の処理速度も高速化することができる。解像度が色又は濃度の誤差の検出精度に及ぼす影響が小さいため、解像度変換しない場合と変わらない検出精度で色又は濃度の誤差を検出することができる。
各ページの原画像データを基準画像データとして第1ユニットG1から第2ユニットG2へ転送する場合、画像形成と同じ速度で基準画像データを転送する必要があり、第1ユニットG1と第2ユニットG2間に必要な転送帯域が大きくなる。しかしながら、図5に示すように、第1ユニットG1から転送する基準画像データのデータ量を減らすことによって、必要な転送帯域を減らすことができ、通信コストの削減を図ることができる。
また、基準画像データを転送する場合、転送が完了してから検出を開始するため、転送しない場合に比べてタイムラグが生じることがあるが、転送する基準画像データのデータ量を減らすことによって、転送時間ひいてはタイムラグを短縮することもできる。
なお、データ量の削減による処理速度の高速化を目的として、図3に示すように画像データの転送が必要ない場合の構成例においても第2画像処理部52を設けることが可能である。
〔変形例4〕
図6に示すように、第1ユニットG1に第1検出部41と第2検出部42の両方を配置することもできる。この場合もそれぞれの検出の実施時間をずらすことにより、処理速度の高速化ひいては画像の異常の検出に要する時間の短縮化が可能である。
第1ユニットG1に第1検出部41及び第2検出部42を配置する場合、第2ユニットG2から第1ユニットG1へ読取画像データを転送する必要がある。読取画像データを転送する場合も、第1ユニットG1が、第2画像処理部52により読取画像データのデータ量を減らした後、第1ユニットG1へ転送することが好ましい。これにより、必要な転送帯域を減らすことができ、通信コストも削減することができる。
第1検出部41により画像の欠陥が検出されると、そのページ以降の用紙は画像が正常か否かによらずすべてヤレ紙として扱われるため、欠陥の検出後、迅速に画像形成を停止することにより、ヤレ紙を減らすことができる。第1検出部41が第1ユニットG1に配置された場合、読取画像データが生成された時点で検出を開始できるが、第2ユニットG2に配置された場合はさらに読取画像データを第1ユニットG1へ転送するまでのタイムラグが生じる。このタイムラグを生じさせずにヤレ紙をより減らす観点からは、第1検出部41は、第1ユニットG1よりも図3に示す構成例のように第2ユニットG2に配置されていることが好ましい。
〔第2の実施の形態〕
第1検出部41及び第2検出部42のいずれか一方を第1ユニットG1に配置し、他方を第2ユニットG2に配置して、それぞれの検出を異なる演算資源で行うことにより、検出の処理負荷を分散して処理速度を高速化することができる。
図7は、第2の実施の形態の画像形成システム200の主な構成を示している。
画像形成システム200は、第1検出部41が第2ユニットG2に配置され、第2検出部42が第1ユニットG1に配置されていること以外は、図5に示す画像形成システム100の変形例3と同じ構成である。図7においては、図5に示す構成部と同じ構成部には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、画像形成システム200では、第1検出部41が第2ユニットG2に配置され、第2検出部42が第1ユニットG1に配置されている。
第1検出部41と第2検出部42を異なるユニットに配置する場合、第1ユニットG1と第2ユニットG2間で基準画像データ及び読取画像データを互いに転送する必要がある。転送時間の短縮化及び転送帯域を減らすためには、上述した第1の実施の形態の変形例3と同様に、第1ユニットG1及び第2ユニットG2がそれぞれ第1画像処理部51及び第2画像処理部52を備えることが好ましい。
また、図7に示すように、第2ユニットG2から第1ユニットG1へ読取画像データを転送する場合、第1ユニットG1において、転送された読取画像データを、画像形成を実施した履歴を表す画像データとして記憶部12に保存することができる。
履歴を表す画像データは、画像形成を実施した証拠(エビデンス)として利用することができる。読取画像データは、実際に画像が形成された用紙面を読み取って生成されているため、画像形成を実施した履歴を正確に表すことができる。また、データを減らした読取画像データを用いることにより、履歴の保存に必要な記憶容量を減らすことができる。
図8は、画像形成システム200において画像の異常を検出するときの第1ユニットG1及び第2ユニットG2の処理手順を示している。画像形成システム200は、1ページの用紙に画像を形成するごとにこの処理手順を繰り返す。
この処理手順では、各ページの原画像データを基準画像データとして比較に用いている。
図8に示すように、第1ユニットG1において画像形成部20が用紙上に画像を形成すると(ステップS31)、画像生成部16により生成された原画像データを、第1画像処理部51が階調変換した後、基準画像データとして第2ユニットG2へ転送する(ステップS32)。また、第1画像処理部51が原画像データを解像度変換する(ステップS33)。
第2ユニットG2では、画像読取部31が用紙面を読み取って読取画像データを生成する(ステップS41)。生成後、記憶部32に保存された読取画像データを、第2画像処理部52が階調変換する(ステップS42)。
また、第2ユニットG2では、第1ユニットG1から転送された基準画像データを受信すると(ステップS43)、第1検出部41が受信した基準画像データを、第2画像処理部52により階調変換された読取画像データと比較する。なお、第1の実施の形態の変形例2と同様に、第2検出部42が検出を実施する用紙のページ数が、第1検出部41よりも少なくてもよい。比較の結果、画像の欠陥を検出すると(ステップS44:Y)、第1検出部41は欠陥の検出信号を第1ユニットG1に送信する(ステップS45)。
検出信号の送信後、第2画像処理部52が読取画像データを解像度変換して、第1ユニットG1へ転送する(ステップS46)。欠陥を検出しない場合も同様である。
第1ユニットG1では、第2ユニットG2から欠陥の検出信号を受信すると(ステップS34:Y)、画像形成部20による画像形成を停止する(ステップS35)。
欠陥の検出信号を受信していないが(ステップS34:N)、第1ユニットG1から転送された読取画像データを受信した場合(ステップS36:Y)、第2検出部42は第1画像処理部51により解像度変換された原画像データを基準画像データとして、受信した読取画像データと比較する。比較の結果、色又は濃度の誤差を検出すると(ステップS37:Y)、制御部11が色調整処理を実施する(ステップS38)。色又は濃度の誤差を検出しなければ(ステップS37:N)、本処理を終了する。
以上のように、第2の実施の形態の画像形成システム200は、原画像データに基づいて、1又は複数ページの用紙上に画像を形成する第1ユニットG1と、第1ユニットG1により画像が形成された各用紙面を読み取って、読取画像データを生成する第2ユニットG2と、第2ユニットG2により生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第1の異常を検出する第1検出部41と、第2ユニットG2により生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第2の異常を検出する第2検出部42と、を備え、第2検出部42が第1ユニットG1に配置され、第1検出部41が第2ユニットG2に配置されている。
画像形成システム200によれば、第1検出部41による第1の異常の検出と、第2検出部42による第2の異常の検出とを、異なる演算資源により実施することができる。処理負荷を分散させることができるとともに、演算資源をそれぞれの検出に集中させることができ、処理速度の高速化が可能である。処理速度の高速化により、画像の異常の検出に要する処理時間を短縮することができ、第1の異常の検出後、すぐに画像形成を停止させてヤレ紙の無駄を減らすことができる。
〔変形例1〕
図9に示すように、第1検出部41が第1ユニットG1に配置され、第2検出部42が第2ユニットG2に配置されていてもよい。この場合も、異なる演算資源でそれぞれの検出を行うことができ、検出の処理速度を高速化できる。
また、図9に示す構成例においても、第2ユニットG2から転送された読取画像データを、履歴を表す画像データとして記憶部12に保存することが可能である。
上述のように、第1検出部41が第2ユニットG2に配置された場合、読取画像データが生成された時点で検出を開始できるが、第1ユニットG1に配置された場合は、読取画像データを生成してから第1ユニットG1への転送を完了するまで検出を開始できないため、タイムラグが生じる。このタイムラグを生じさせずにヤレ紙をより減らす観点からは、第1検出部41は、図7に示す構成例のように第1ユニットG1よりも第2ユニットG2に配置されていることが好ましい。
上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記処理手順で各構成部が動作するように制御するためのプログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用できる。
100、200 画像形成システム
G1 第1ユニット
12 記憶部
16 画像生成部
20 画像形成部
G2 第2ユニット
31 画像読取部
32 記憶部
41 第1検出部
42 第2検出部
51 第1画像処理部
52 第2画像処理部
5a 階調変換部
5b 解像度変換部

Claims (6)

  1. 原画像データに基づいて、1又は複数ページの用紙上に画像を形成する第1ユニットと、
    前記第1ユニットにより画像が形成された各用紙面を読み取って、読取画像データを生成する第2ユニットと、
    前記第2ユニットにより生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の第1の異常を検出する第1検出部と、
    前記第2ユニットにより生成された各用紙の読取画像データを基準画像データと比較して、各用紙上に形成された画像の前記第1の異常と異なる第2の異常を検出する第2検出部と、を備え、
    前記第1ユニット又は前記第2ユニットに配置された1つの演算資源によって、前記第1検出部と前記第2検出部の両方が実現され、
    前記第1検出部と前記第2検出部は、共通の読取画像データに対してそれぞれの検出を実施し、それぞれの検出を実施する時間が異なっており、
    前記第1の異常は、画像の欠陥であり、
    前記第2の異常は、画像の色又は濃度の誤差であり、
    前記第1検出部により前記第1の異常を検出した場合に、前記第2検出部により前記第2の異常を検出する前に前記第1ユニットにおける画像形成を停止させることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記基準画像データのデータ量を減らす第1画像処理部と、
    前記読取画像データのデータ量を減らす第2画像処理部と、を備え、
    前記第1検出部及び前記第2検出部は、前記第1画像処理部及び前記第2画像処理部のそれぞれによりデータ量を減らした前記基準画像データ及び前記読取画像データを比較に用いることを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  3. 記第1画像処理部は、前記第1検出部が比較に使用する前記基準画像データに、画像の階調数を減らす階調変換か、画像の色数を減らす色変換か又はその両方を施し、前記第2検出部が比較に使用する前記基準画像データに解像度を減らす解像度変換を施し、
    前記第2画像処理部は、前記第1検出部が比較に使用する前記読取画像データに、画像の階調数を減らす階調変換か、画像の色数を減らす色変換か又はその両方を施し、前記第
    2検出部が比較に使用する前記読取画像データに解像度を減らす解像度変換を施すことを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  4. 前記第2検出部が検出を実施する用紙のページ数は、前記第1検出部よりも少ないことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  5. 前記基準画像データは、前記原画像データであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  6. 前記読取画像データを、画像形成を実施した履歴を表す画像データとして保存する記憶部を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成システム。
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