JP6032849B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子の光量補正を行うことによって印刷濃度ムラを軽減する画像形成装置及びプログラムに関する。
画像形成装置として、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を印字ヘッドとして使用する場合、発光素子から印刷データに従った露光が感光体に対して行われ、例えばライン状に画像が書き込まれる。このような画像形成装置では、発光素子の光量バラツキにより濃度ムラが発生する場合が多く、補正処理が行われている。
例えば、特許文献1は印刷ヘッドの光量補正方法の発明であり、複数の発光素子を点灯させ、光量センサによって各発光素子の発光強度分布を測定し、この発光強度分布における特徴点を測定し、この特徴点に基づいて発光素子にエネルギーを供給するための光量補正を行い、印刷濃度むらの発生を防止する。
特開平11−227254号公報
上記のように、従来例では発光素子の光量バラツキを光量エネルギーや発光強度分布の測定によって補正している。しかし、視覚上の周波数特性、及び補正データの周波数特性により逆に印刷結果に濃度ムラが目立つ問題が発生する。この濃度ムラは感光体の帯電バラツキ等によるプロセスストロークスに起因するものであり、画像品質の低下の起因となる。
そこで、本発明はプロセスストリークスに起因する濃度ムラを発光素子の光量補正によって調整し、画像品質の低下を防止した画像形成装置及びプログラムを提供するものである。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成データに基づく発光素子からの発光により感光体に静電潜像を形成し、記録媒体に画像形成を行う画像形成装置において、
前記発光素子の発光ムラに基づく光量補正データを記憶する記憶手段と、
互いに隣接する転写領域の間隔前記転写領域の幅と等しくなるように非転写領域が正方格子状に並べられた網点画像データに基づいた画像判定用テストパターンを静電潜像として前記感光体に形成する静電潜像形成手段と、
トナーにより現像された前記画像判定用テストパターンを前記記録媒体に転写する転写手段と、
前記転写手段により前記記録媒体に転写された前記画像判定用テストパターンを読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段により読み取られた前記画像判定用テストパターンに基づいて前記網点画像データにはないスジ状または帯状のムラを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたスジ状または帯状のムラの濃度レベルに基づいて調整値のデータを生成する調整値作成手段と、
前記調整値作成手段により生成された調整値のデータによって前記光量補正データの調整を行う補正データ演算手段と、
前記補正データ演算手段により調整された光量補正データに基づいて前記画像形成データの光量補正を行う補正処理手段と、
を有し、
前記検出手段は、前記画像読取手段により読み取られた前記画像判定用テストパターンの主走査方向の濃度において、前記正方格子の間隔の整数倍の長さの第1領域の濃度の移動平均の値と、前記第1領域より長く前記正方格子の間隔の整数倍の長さを有し、前記第1領域の両側に隣接する第2領域の濃度の移動平均の値と、の差に対応して検出することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、画像形成データに基づく発光素子からの発光により感光体に静電潜像を形成し、記録媒体に画像形成を行う画像形成装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記発光素子の発光ムラに基づく光量補正データを記憶する記憶手段、
互いに隣接する転写領域の間隔前記転写領域の幅と等しくなるように非転写領域が正方格子状に並べられた網点画像データに基づいた画像判定用テストパターンを静電潜像として前記感光体に形成する静電潜像形成手段、
トナーにより現像された前記画像判定用テストパターンを前記記録媒体に転写する転写手段、
前記転写手段により前記記録媒体に転写された前記画像判定用テストパターンを読み取る画像読取手段、
前記画像読取手段により読み取られた前記画像判定用テストパターンの主走査方向の濃度において、前記正方格子の間隔の整数倍の長さの第1領域の濃度の移動平均の値と、前記第1領域より長く前記正方格子の間隔の整数倍の長さを有し、前記第1領域の両側に隣接する第2領域の濃度の移動平均の値と、の差に対応して前記網点画像データにはないスジ状または帯状のムラを検出する検出手段、
前記検出手段により検出されたスジ状または帯状のムラの濃度レベルに基づいて調整値のデータを生成する調整値作成手段、
前記調整値作成手段により生成された調整値のデータによって前記光量補正データの調整を行う補正データ演算手段、
前記補正データ演算手段により調整された光量補正データに基づいて前記画像形成データの光量補正を行う補正処理手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、プロセスストリークスに起因する濃度ムラを発光素子の光量補正によって調整し、画像品質の低下を防止した画像形成装置及びプログラムを提供することができる。
ヘッド制御部の構成、及びビデオI/F制御部の構成を具体的に説明する図である。 実施形態1を説明する印刷装置のシステム構成図である。 光量補正データ変換テーブルに記憶される補正データを特性図として示す図である。 実施形態1の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態2を説明する印刷装置の概略断面図である。 印刷装置のシステム構成を説明する図である。 ヘッド制御部のシステム構成を示す図である。 検査用テストチャートの例を示す図である。 画像判定用テストパターン(ストリークス判定用テストパターン)の構成例を示す図である。 CCDセンサで検出した原稿画像の処理を説明するフローチャートである。 ストリークス判定方法を説明する図であり、(a)は、網点25%の600DPIの画素に対してストリークス判定を行う構成であり、(b)は、計算式を示す図であり、(c)は、白又は黒帯の判定例を示す図であり、(d)は、白又は黒スジの判定例を示す図である。 ストリークスが存在する画像に対する白又は黒帯を画像データより抽出した解析例を示す図であり、(a)は、閾値に従って白又は黒帯の判定結果を示す図であり、(b)は、解析結果を示す。 ストリークスが存在する画像に対する白又は黒スジを画像データより抽出した解析例を示す図であり、(a)は、閾値に従って白又は黒スジの判定結果を示す図であり、(b)は、解析結果を示す。 画像位置検出用テストパターンの構成を示す図である。 (a)は、画像位置検出用テストパターンを読み取った後、濃度を解析した結果を示す図であり、(b)はストリークスの解析結果を示す図であり、横軸の印字位置が対応する図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本実施形態を説明する印刷装置のシステム構成図である。同図において、印刷装置1はインターフェイスコントローラ(以下、I/Fコントローラで示す)2、エンジン制御部3で構成され、I/Fコントローラ2は受信制御部4、ROM5、フォントROM6、表示制御部7、ビデオI/F制御部8、メモリ9(標準RAM9a、拡張RAM9b)、DMA制御部10、MPU11で構成されている。また、表示制御部7にはオペレーションパネル7aが接続され、後述するストリークスの判定指示等が行われる。
一方、エンジン制御部3は印字ヘッド制御部(以下、単にヘッド制御部で示す)12、モータ制御部13、MPU14、定着制御部15、高圧制御部16、印字ヘッド17、メインモータ18、各種負荷19、各種センサ20、定着サーミスタ21、定着ヒータ22、高圧部23で構成されている。
また、上記構成の印刷装置1には、セントロニクスインターフェイス、及びLAN(local area network)を介してパーソナルコンピュータ(PC)やプリンタサーバ等のホスト機器25から印刷データが供給される。ホスト機器25から供給された印刷データは、上記受信制御部4に転送され、所定量の印刷データが受信制御部4に転送されると、印刷データはメモリ9(標準RAM9a)に転送される。メモリ9に転送された印刷データは、以後MPU11の制御に従って解析処理が行われ、DMA制御部10によって圧縮、伸張処理が行われた後、ビデオI/F制御部8からエンジン制御部3(ヘッド制御部12)に出力される。
ヘッド制御部12に出力されたビデオデータには、後述する処理が施され、印字ヘッド17に出力される。尚、モータ制御部13は、メインモータ18の駆動制御を行い、MPU14はヘッド制御部12やモータ制御部13の制御を行うと共に、定着制御部15や高圧制御部16の駆動制御を行う。
図1は、上記ヘッド制御部12の構成、及びビデオI/F制御部8の構成を具体的に説明する図である。尚、同図において、ビデオI/F制御部8は説明上ヘッド制御部12に含ませて説明する。
ヘッド制御部12はヘッドI/F制御部30、ヘッド補正データ制御部31、基本タイミング生成部32、CPUI/F部33で構成されている。尚、ビデオI/F制御部8にはI/Fコントローラ2によって生成されたビデオデータを格納するビデオRAM8aが接続されている。
ヘッドI/F制御部30はドットパターン生成部34、ヘッドデータ送信部35、ヘッド制御信号生成部36、ストローブ信号生成部37で構成され、ドットパターン生成部34はビデオI/F制御部8から供給されたビデオデータの1画素を各階調値に基づき、不図示のパターン登録レジスタを参照してN個の微画素に展開したデータを生成する。
ヘッドデータ送信部35はドットパターン生成部34によって生成したデータをヘッド制御信号生成部36から出力されるドットクロック(DCLK)に同期して印字ヘッド17に転送する。尚、ヘッド制御信号生成部36は上記ドットクロック(DCLK)の他、水平同期信号(HSYNC)の出力も行う。
また、ストローブ信号生成部37はCPUI/F部33によって設定された階調情報に従って副走査方向をn分割し、対応するストローブ信号を印字ヘッド17に送信する。例えば、副走査方向が3分割の場合、サブライン(1/3)、(2/3)、(3/3)の3種類のストローブ信号を出力し、副走査方向が4分割の場合、サブライン(1/4)、(2/4)、(3/4)、(4/4)の4種類のストローブ信号を出力する。
基本タイミング生成部32はCPUI/F部33によって設定される階調情報に従って、副走査方向をn分割した際の対応するタイミング信号を生成し、各部に出力する。CPUI/F部33は上記の階調情報を出力すると共に、アドレスデコード処理、及び各モジュールのレジスト処理等を行う。
一方、ヘッド補正データ制御部31は補正データ演算部40、及び補正RAM41で構成され、印字ヘッド17内のヘッド情報ROM42から光量補正データの供給を受ける。尚、ヘッド情報ROM42に記憶される光量補正データは、印字ヘッドを構成する各発光素子の光量バラツキを予め測定し、この補正データが光量補正データとして記憶されている。
補正データ演算部40は上記ヘッド情報ROM42から供給される光量補正データと後述する光量補正データ変換テーブルに記憶された補正データとの演算処理を行い、演算結果を記憶する。
上記構成において、以下に本例の処理動作を説明する。
図3は、上記光量補正データ変換テーブルに記憶される補正データを特性図として示す図である。同図において、光量γの値に対応して補正値が設定されている。尚、オリジナルデータは、入力値Eに対する出力値Dは同じ値である。
この補正データは、例えばセルフォックレンズ等に起因する補正データであり、例えば入力値E、出力値D、補正範囲Pとしたとき、
E≦0では
出力値D=−P×(|E−P|/P)(1/γ)
E≧0では
出力値D=P×(|E−P|/P)(1/γ)
となるデータであり、γ値(例えば、γ=0.67)によって、γ補正a〜dの特性が記憶されており、それぞれに対応する変換テーブルを有する。例えば、最も補正量が大きいγ補正aの場合、上記特性から入力値Eが“−10”のとき、出力値Dは“−5”であり、入力値Eが“10”のとき、出力値Dは“5”である補正値が記憶されている。またた、γ補正bの場合、入力値Eが“−10”のとき、出力値Dは“−7”であり、入力値Eが“10”のとき、出力値Dは“7”である補正値が記憶されている。以下、他のγ補正c、dについても同様であり、同図に示す特性に対応する変換テーブルが設けられている。
したがって、図4に示すフローチャートに従って、先ずヘッド補正データ制御部31は印字ヘッド17内のヘッド情報ROM42より光量補正データを読み込む(ステップ(以下、Sで示す)1)。次に、補正データ演算部40は補正RAM41の上記光量補正データ変換テーブルから光量補正データを取得して、上記光量補正データの演算処理を行う(S2)。すなわち、補正RAM41に登録されたプロセスストリークスを含む補正データと発光素子の補正データを演算し、補正RAM41の光量補正データを書き換える(S3)。
したがって、この光量補正データはセルフォックレンズ等に起因するストリークスの補正も含んだデータであり、前述のドットクロック(DCLK)に同期して上記印字ヘッド17に転送され(S4)、ドットパターンデータの補正に使用する。
以上のように、本例によればプロセスストリークスを含む新たな光量補正データを生成し、発光素子の光量バラツキのみならず、プロセスストリークスに起因する補正も光量補正データによって補正し、印字濃度ムラを無くした画像形成装置を提供することができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
図5は、本発明の実施形態を説明する印刷装置の概略断面図である。尚、本例で使用する印刷装置1には、画像読み取り装置52が設けられている。
同図において、印刷装置51は、画像読み取り装置52、画像形成部53、中間転写媒体54、給紙部55、及び定着部56で構成され、上記画像読み取り装置52が上部に配設されている。画像形成部53は4個の画像形成ユニットを並設した構成であり、同図の紙面右側から左側に向かって画像形成ユニット53M(マゼンダ用画像形成ユニット)、53C(シアン用画像形成ユニット)、53Y(イエロー用画像形成ユニット)、53K(ブラック用画像形成ユニット)の順に配設されている。尚、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の画像形成ユニット53M〜53Yは減法混色によりカラー印刷に使用し、ブラック(K)の画像形成ユニット53Kはモノクロ印刷に使用する。
ここで、上記各画像形成ユニット53M〜53Kは、現像容器に収納されたトナー(の色)を除き同じ構成であり、感光体ドラム58と、この感光体ドラム58の周面近傍に配設された帯電器59、印字ヘッド17、現像ロール61が順次配設され、感光体ドラム58を矢印方向に回動し、帯電器59から電荷を付与し、印字ヘッド17からの印字情報に基づく光書き込みにより、感光体ドラム58の周面に静電潜像を形成し、現像ロール61による現像処理によってトナー像を形成する。
中間転写媒体54は転写ベルト62、及び転写ベルト62を回動させる駆動ロール63、従動ロール64等で構成され、感光体ドラム58に形成されたトナー像は転写ベルト62に転写され、駆動ロール63の駆動によって転写部65に送られる。転写部65には給紙部(給紙カセット)55から搬出された用紙が搬送ローラ66によって供給され、転写ベルト62上のトナー画像は用紙に転写され、定着部56によって用紙に熱定着される。
一方、画像読み取り装置52には原稿読み取りユニット70、及びADF(オートドキュメントフィーダ)71が設けられている。原稿読み取りユニット70には光源72、ミラー73、原稿台モータ74、及びCCDユニット75が設けられ、原稿台モータ74を駆動することによって原稿台ガラス77上に載置された原稿画像が読み取られる。
図6は本例の印刷装置51のシステム構成を説明する図であり、画像読み取り装置52が前述の図2のI/Fコントローラ2に接続される構成である。画像読み取り装置52は原稿台モータ74、上記のADF71を駆動するモータ80、及び前述のCCDユニット75内に設けられたCCDセンサ81、A/D(アナログ/デジタル変換器)82、MCU83で構成され、後述する原稿を原稿台ガラス77に載置した後、原稿台モータ74を駆動することによってCCDセンサ81によって原稿画像が読み取られ、A/D変換器82によって原稿画像がデジタルデータに変換された後、MCU83の制御によってI/Fコントローラ2に転送される。
I/Fコントローラ2の構成は前述の図2と同様であり、ホスト機器25から供給された印刷データをビデオデータに変換し、ビデオI/F制御部8を介してヘッド制御部12に転送する。したがって、図6においては、前述の図2において説明した回路の説明は省略している。
図7は本例のヘッド制御部12のシステム構成を示す図であり、前述の図1と同じ回路には同じ番号を付して説明する。
前述と同様、ヘッド制御部12はヘッドI/F制御部30、ヘッド補正データ制御部31、基本タイミング生成部32、CPUI/F部33で構成され、ビデオI/F制御部8にはI/Fコントローラ2によって生成されたビデオデータ格納するビデオRAM8aが接続されている。
ヘッドI/F制御部30はドットパターン生成部34、ヘッドデータ送信部35、ヘッド制御信号生成部36、ストローブ信号生成部37で構成され、ドットパターン生成部34はビデオI/F制御部8から供給されたビデオデータの1画素を各階調値に基づき、N個の微画素に展開したドットパターンデータを生成する。
ヘッドデータ送信部35はドットパターン生成部34によって生成したドットパターンデータをヘッド制御信号生成部36から出力されるドットクロック(DCLK)に同期して印字ヘッド17に転送する。また、ストローブ信号生成部37はCPUI/F部33によって設定された階調情報に従って副走査方向をn分割し、対応するストローブ信号を印字ヘッド17に送信する。
また、基本タイミング生成部32はCPUI/F部33によって設定される階調情報に従って、副走査方向をn分割した際の対応するタイミング信号を生成し、CPUI/F部33は上記の階調情報を出力すると共に、アドレスデコード処理、及び各モジュールのレジスト処理等を行う。
一方、ヘッド補正データ制御部31は補正データ演算部40、及び補正RAM41で構成され、印字ヘッド17のヘッド情報ROM42に格納された印字ヘッドを構成する各素子の光量バラツキを補正する光量補正データを入力する。
補正RAM85は光量補正データ、ストリークスデータ、位置検出用データで構成され、各データについては後述する。
以上の構成において、以下に本例の処理動作を説明する。
図8は、例えばホスト機器25から出力される検査用テストチャートの例を示す。尚、同図の例は、各テストチャートが用紙のどの位置に印刷されるかを示す図である。この検査用テストチャートは、画像判定用テストパターン、及び画像位置検出用テストパターンであり、領域Aに上記画像判定用テストパターンが印刷され、領域Bに画像位置検出用テストパターンが印刷される。
例えば、領域Aに印刷される画像判定用テストパターンは、100〜200LPIの網点画像のデータである。また、領域Bに印刷される画像位置検出用テストパターンはチップ位置判定画像であり、詳しくは後述する。
図9は、上記画像判定用テストパターン(ストリークス判定用テストパターン)、及び画像位置検出用テストパターンの印刷処理を説明するフローチャートである。
先ず、前述のオペレーションパネル7aに配設された不図示の「テストパターン印字」の操作キーを押下すると、先ず画像判定用テストパターン(ストリークス判定用テストパターン)がホスト機器25から印刷装置1に転送される(ステップ(以下、STで示す)1)。このパターンデータは、I/Fコントローラ2に入力し、メモリ部9に格納される。
次に、画像位置検出用ヘッド補正データの切り換え処理を行い(ST2)、ホスト機器25から画像位置検出用テストパターンを転送する(ST3)この画像判定用テストパターンも、一旦I/Fコントローラ2のメモリ部9に格納される。
MPU11は上記テストパターンの入力を判断すると、コマンド解析を行い、ビデオI/F制御部8、ヘッドI/F制御部30を介して印字ヘッド17によって用紙に印刷処理を行う。上記処理によって、前述の図8に示す画像判定用テストパターン(ストリークス判定用テストパターン)、及び画像位置検出用テストパターンの印刷結果が出力される。
次に、上記処理によって両テストパターンが印刷された用紙を前述の原稿台ガラス77上に載置し、オペレーションパネル7aに設けられた不図示の「画像判定」操作キーを押下すると、画像読み取り装置52が駆動する。すなわち、原稿台モータ74が駆動し、光源72からの発光をミラー73を介して上記用紙に照射し、その反射光をCCDセンサ81で検出する。
図10は上記CCDセンサ81で検出した原稿画像の処理を説明するフローチャートであり、CCDセンサ81で検出した原稿画像のデータは、MCU83の制御によって、I/Fコントローラ2に転送される(ステップ(以下、STPで示す)1)。その後、一旦メモリ部9に格納される。
次に、メモリ部9に格納された画像の検査処理を開始する(STP2)。先ず、画像判定用テストパターン(ストリークス判定用テストパターン)の検査を実行する(STP2)。この処理は、前述の図8に示す領域Aに印字されたストリークス判定用テストパターンの画像データに基づいてストリークスの判定を行う。
このストリークスは印刷画像上にレンズムラや感光体ドラム58等の配設誤差によって生じるスジ状、又は帯状のカスレが生じる現象である。図11はストリークス判定方法を説明する図であり、150DPIのスクリーン角0度の網点例を示す。本例の処理は、注目画素に隣接する周辺画素の濃度段差を抽出することによってストリークス判定を行う。
例えば、同図(a)に示す例は、網点25%の600DPIの画素に対してストリークス判定を行う構成であり、注目画素を4画素とし、周辺画素を例えば32画素としてストリークス判定を行う例である。この場合、注目画素を主走査方向(矢印方向)に1ドット毎にシフトし、同図(b)に示す計算式に従って注目画素に対する周辺画素の移動平均の差を計算する。
尚、上記計算式において、Xiは注目画素の画素データを示し、nは注目画素のデータ
数を示し、Yiは周辺画素の画素データを示し、mは周辺画素のデータ数を示す。また、
上記例では網点25%の例について説明したが、網点12%、33%、48%等についても同様に計算することができる。
同図(c)は、白又は黒帯の判定例を示す図である。白又は黒帯のストリークスを判定するためには、注目画素の画素数として、比較的大きな8画素を使用し、周辺画素として192画素を使用する。この場合、大きな濃度段差が存在すると、同図(c)に示すように、スキャンデータの振幅が大きくなり、閾値を越えるか否かによってストリークスの判定を行う。
また、同図(d)は、白又は黒スジの判定例を示す図であり、白又は黒スジのストリークスを判定するためには、注目画素の画素数として、例えば比較的小さな4画素を使用し、周辺画素として32画素を使用する。この場合も、大きな濃度段差が存在すると、同図(d)に示すように、スキャンデータの振幅が大きくなり、同様に所定の閾値を越えるか否かによってストリークスの判定を行う。
図12は、ストリークスが存在する画像に対する白又は黒帯を画像データより抽出した解析例を示す図である。同図(b)は上記計算結果を示す図であり、例えばストリークスの閾値を±5とし、それ以上の濃度差の位置をNGとしている。同図(a)は上記閾値に従って白又は黒帯の判定結果を示すものである。尚、同図(a)に示す白帯は−(マイナス)5以下の閾値を越える場合であり、黒帯は+(プラス)5以上の閾値を越える場合である。
一方、図13は、ストリークスが存在する画像に対する白又は黒スジを画像データより抽出した解析例を示す図であり、同図(b)は上記計算結果を示す図であり、同様にストリークスの閾値を±5とし、それ以上の濃度差の位置をNGとしている。この場合も、同図(a)は上記閾値に従って白又は黒スジの判定結果を示すものである。尚、同図(a)に示す白スジは−(マイナス)5以下の閾値を越える場合であり、黒スジは+(プラス)5以上の閾値を越える場合である。
以上のように、網点画像の画像データを解析することによって、白又は黒帯、白又は黒スジを数値化し、ストリークスが許容範囲にあるか否かを判定することによって、ストリークスの判定結果を得ることができる(STP3)。したがって、上記ストリークス判定の結果に基づいて、ヘッド補正値データに対する調整値を生成する(STP4)。
次に、ヘッド補正データ制御部31の補正データ演算部40はこの調整値に従って、ヘッド補正データRAMの書き換え処理を行う(STP5)。この処理は、LEi をオリジナルの光量補正データ(ヘッド情報ROM42からの光量補正データ)とし、STi を上記ストリークス判定によって調整したデータとし、ストリークス調整後の光量補正値データをLDiとした場合、LDi=LEi−STi×kの計算式に基づいて計算することができる。尚、kは係数であり、印字ヘッドの発光素子が、例えば7680の場合i=0〜76
79である。
その後、印字ヘッド17にドットクロック(DCLK)に従って光量補正値データを転送し(STP6)、印字濃度ムラの調整を行う。
一方、画像位置検出用テストパターンの読み取り結果については、以下のように使用する。図14は上記テストパターンの例であり、本例では192個(ドット)の発光素子を1チップとして、40個のチップを一列に配設した構成の印字ヘッドを使用しており、全体で7680ドットの発光素子を使用する。この40個のチップそれぞれの第1ドットの光量補正データに最大値“63”の設定を行い、他のドットに対しては中心値“31”の設定を行い、このデータを上記画像位置検出用テストパターンに実現している。したがって、各ドットに対して同一の階調データが付与された時、各チップの第1ドットは他のドットに比べて高濃度の印字が行われる。
図15(a)は、上記画像位置検出用テストパターンを読み取った後、濃度を解析した結果を示す。192ドット毎に各チップの第1ドットが高濃度で示されていることが分かる。一方、同図(b)は前述のストリークスの解析結果を示す図であり、両結果は横軸の印字位置が対応する。
したがって、各チップの第1ドット位置を重ね合わせることによって、ストリークス情報と印字ヘッドの各発光素子の位置関係を知ることができる。すなわち、上記ストリークス判定を行う際、画像位置検出用テストパターンによって得た発光素子の位置を正確に知ることによって、白又は黒スジ、白又は黒帯の発生位置を正確に知ることができる。
1・・・印刷装置
2・・・I/Fコントローラ
3・・・エンジン制御部
4・・・受信制御部
5・・・ROM
6・・・フォントROM
7・・・表示制御部
7a・・オペレーションパネル
8・・・ビデオI/F制御部
9・・・メモリ
10・・DMA制御部
11・・MPU
12・・ヘッド制御部
13・・モータ制御部
14・・MPU
15・・定着制御部
16・・高圧制御部
17・・印字ヘッド
18・・メインモータ
19・・負荷
20・・各種センサ
21・・定着サーミスタ
22・・定着ヒータ
23・・高圧部
25・・ホスト機器
30・・ヘッドI/F制御部
31・・ヘッド補正データ制御部
32・・基本タイミング生成部
33・・CPUI/F部
34・・ドットパターン生成部
35・・ヘッドデータ送信部
36・・ヘッド制御信号生成部
37・・ストローブ信号生成部
40・・補正データ演算部
41・・補正RAM
42・・ヘッド情報ROM
51・・印刷装置
52・・画像読み取り装置
53・・画像形成部
54・・中間転写媒体
55・・給紙部
56・・定着部
58・・感光体ドラム
59・・帯電器
61・・現像ロール
62・・転写ベルト
63・・駆動ロール
64・・従動ロール
65・・転写部
66・・搬送ローラ
70・・原稿読み取りユニッ
71・・ADF
72・・光源
73・・ミラー
74・・原稿台モータ
75・・CCDユニット
77・・原稿台ガラス
80・・モータ
81・・CCDセンサ
82・・A/D変換器
83・・MCU
85・・補正RAM

Claims (2)

  1. 画像形成データに基づく発光素子からの発光により感光体に静電潜像を形成し、記録媒体に画像形成を行う画像形成装置において、
    前記発光素子の発光ムラに基づく光量補正データを記憶する記憶手段と、
    互いに隣接する転写領域の間隔前記転写領域の幅と等しくなるように非転写領域が正方格子状に並べられた網点画像データに基づいた画像判定用テストパターンを静電潜像として前記感光体に形成する静電潜像形成手段と、
    トナーにより現像された前記画像判定用テストパターンを前記記録媒体に転写する転写手段と、
    前記転写手段により前記記録媒体に転写された前記画像判定用テストパターンを読み取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段により読み取られた前記画像判定用テストパターンに基づいて前記網点画像データにはないスジ状または帯状のムラを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出されたスジ状または帯状のムラの濃度レベルに基づいて調整値のデータを生成する調整値作成手段と、
    前記調整値作成手段により生成された調整値のデータによって前記光量補正データの調整を行う補正データ演算手段と、
    前記補正データ演算手段により調整された光量補正データに基づいて前記画像形成データの光量補正を行う補正処理手段と、
    を有し、
    前記検出手段は、前記画像読取手段により読み取られた前記画像判定用テストパターンの主走査方向の濃度において、前記正方格子の間隔の整数倍の長さの第1領域の濃度の移動平均の値と、前記第1領域より長く前記正方格子の間隔の整数倍の長さを有し、前記第1領域の両側に隣接する第2領域の濃度の移動平均の値と、の差に対応して検出する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成データに基づく発光素子からの発光により感光体に静電潜像を形成し、記録媒体に画像形成を行う画像形成装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記発光素子の発光ムラに基づく光量補正データを記憶する記憶手段、
    互いに隣接する転写領域の間隔前記転写領域の幅と等しくなるように非転写領域が正方格子状に並べられた網点画像データに基づいた画像判定用テストパターンを静電潜像として前記感光体に形成する静電潜像形成手段、
    トナーにより現像された前記画像判定用テストパターンを前記記録媒体に転写する転写手段、
    前記転写手段により前記記録媒体に転写された前記画像判定用テストパターンを読み取る画像読取手段、
    前記画像読取手段により読み取られた前記画像判定用テストパターンの主走査方向の濃度において、前記正方格子の間隔の整数倍の長さの第1領域の濃度の移動平均の値と、前記第1領域より長く前記正方格子の間隔の整数倍の長さを有し、前記第1領域の両側に隣接する第2領域の濃度の移動平均の値と、の差に対応して前記網点画像データにはないスジ状または帯状のムラを検出する検出手段、
    前記検出手段により検出されたスジ状または帯状のムラの濃度レベルに基づいて調整値のデータを生成する調整値作成手段、
    前記調整値作成手段により生成された調整値のデータによって前記光量補正データの調整を行う補正データ演算手段、
    前記補正データ演算手段により調整された光量補正データに基づいて前記画像形成データの光量補正を行う補正処理手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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